顎関節症

顎関節症

※閉院済み
顎に痛みを感じたり、動かすと音がしたりしませんか?顎関節症の患者数は年々増加しています。顎に違和感がある方は、早めの受診をお勧めしておられました。

顎関節症(Temporomandibular Joint Disorder、略称: TMD)は、顎関節とその周囲の筋肉に関連する一連の疾患や症状を指します。顎関節は、下顎を頭蓋骨に接続する関節で、話したり、噛んだり、あくびをしたりする際に使われます。
そのため、顎関節症はいくつもの原因が複雑に絡み合って起こることも多く、治療が難しい病気です。

いちご歯科クリニックでは「Beam On」という機械を使った近赤外線治療を行っていました。

●顎関節症のおもな症状
痛みと不快感:顎、耳の周囲、顔、首、肩に痛みや不快感が生じることがあります。
顎の動きの制限:口を開ける際の制限や、口を大きく開けるときの痛み。
顎関節の音:口を開け閉めする際にクリック音やポップ音、または摩擦音がすることがあります。
顎のずれや噛み合わせの変化:顎の位置がずれたり、噛み合わせがおかしくなることがあります。
筋肉の硬直:顎関節周囲の筋肉が硬くなり、しばしば頭痛を引き起こすこともあります。

【Beam On】凝り固まった筋肉を和らげて痛みを解消!

「Beam On」は、オーラルトリートメントやリップエステのために開発された医療機器のことです。
いちご歯科クリニックではリップエステ用に導入しておりましたが、顔面疲労を回復する効果に着目し、顎関節症の治療にも使用しておりました。

「Beam On」を30分程度照射していると、近赤外線の効果で顎関節周辺の血流が良くなり、硬くなった筋肉がほぐれる効果がありました。
対症療法となりますが、一度の照射で顎関節の痛みを軽減することができました。まずは痛みを抑え、その後根本的な原因を解決していくことを心がけておりました。