newひとり言

ひとり言−記事−

H21.12.25.

さようなら仙台ホテル

“止まり木”で七十歳だという隣の九十九髪がささやき。
「仙台ホテルにあったバーによく行っていたんだ。6〜7年前に閉めてしまったけれども…。そうか、ホテルも終わるんだ」

さようなら仙台ホテル

「はい、今月30日宿泊分を最後に…。創業159年だそうです」
「駅からすぐでよかったのに…。二階のあの店は?」

さようなら仙台ホテル 「先月末に閉店しました」
「あの店もよく行ったなぁ」
「気のきいたいい店でした」
「パチンコ屋が入っている角の建物も含めて、あの一帯の建物を解体してしまうんだね」
「他のシティホテルも閉める予定のところがいくつかあるようです」
「ビジネスホテルで充分という客が増えて、シティホテル受難の時代だな」

ハワイのシェラトン系ホテルに勤務したことがある、あるホテルのコンシェルジュが電話でアメリカ人の宿泊予約をうけたときに、 あいにく満室だったそうですが、アメリカの話などで盛り上がって、他のホテルを紹介したのだそうです。
そのアメリカ人は来日してそこを訪れるたびにそのホテルに寄って、彼女に挨拶していくのだとか。
アメ横商店街とすぐ近くの上野のデパートが連携して年末商戦に突入したそうです。
目先の利益を求めるのではなく、あちらこちらで連携して共に生きようとしているんですね。

長話の後、別れ際、
「ヨイオトシヲオムカエクダサイ!」
(握手)

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H21.12.24.

ホテル暮らし

学生の頃によく利用した上野のカプセルホテルは一泊三千円(今でも安く、当時よりもさらに安いくらい。 テレビ付きの部屋で、三千円で数十円のおつりがきます)。寝床は狭いですし、風呂、トイレは共同ですが、バスタブはシティホテルやビジネスホテルのそれより大きく、 ちょっとした温泉気分で、山手線や京浜東北線を見下ろすようにして、優越感にも浸ることができます。
ある会社の営業マンがこのカプセルホテルで暮らしていると、十年くらい前にあるテレビ番組で紹介していました。 一ヵ月九万円ほどですから、食事や洗濯、スーツなどのクリーニングなどを含めた生活費や掃除をしなくていいことを含めて考えても、 アパートなどで一人暮らしするより合理的かもしれません。
十年ほど前はそれでテレビ番組になったのですが、今では当たり前になりすぎて…。 定員の三分の一ほどが一ヵ月以上の長期滞在者が占めるカプセルホテルが、稀ではなくなっています。 長期滞在の場合は一ヵ月六万円ほどに割引したり、就職活動に便宜をはかるために、自治体の了承を得てカプセルホテルを住所にしているケースや、 生活保護を受けている方の住居が足りず、その住居がわりとして使用されることも多いそうです。 ホテル暮らしというと優雅に聞こえますが、切実な面もあるようです。

ハイパーインフレ待望論を説いても、資産家はそうはさせじとするでしょうし、人々を導く流れをつくるために、 暗殺覚悟で暮らすべき政治家は集票、資金集めに傾倒して、政策はのらりくらり。

さて、首都圏の駅だけではなく、仙台駅でも、自転車をそのまま列車内に持ち込まないように呼びかけるポスターなどが見られます。 いちご歯科クリニックの花壇 南三陸リアス線では例外的に自転車をそのまま列車内に持ち込んでもいいそうです。 地域住民は便利でしょうし、起伏が多い国道45号線を自転車旅行していた人が、 あきらめてルート変更するようなときもありがたいサービスです(私は自転車で走りきりましたが)。 その沿線の方がJR線などでもそれが常識だろうと、自転車持ち込みをしているわけではないと思うのですが…。 選挙に備えて活動している人やホテル暮らしの方々が、移動の経費や自転車をたたんだり組んだりする時間を惜しんでそうしているわけでもないはず。 自転車好きには気になる掲示物です。

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H21.12.22.

ショートケーキの日

ケーキ屋さんで毎月22日はショートケーキの日なのだとか。ソノココロハ…。
カレンダーで22は必ず15(いちご)の下になるから。ちょっと苦しいですが、初めて知ったときは、‘なるほど!’と、膝をポン!
ショートケーキの日として何かイベントをするケーキ屋さんよりも、しない店のほうが多いかもしれません。それに、12月22日よりも、23、24日のほうが一大事!

さて、ホンダの創業者はポリシーがあって別荘をもたなかったそうです。さらに、自分の姓を冠した会社名にしたことを悔いていたと聞いたことがあります。

いちご歯科クリニックの花壇

歯科医院を開業するにあたって、廣田歯科クリニックではなく、(所在地)歯科医院でもなく…。もやもやした頭の中に‘!’が浮かんだのは、写真の光景を見た時。

仙台方面から国道45号線を通って石巻市内に入り、日産とダイハツのディーラーが向かい合っている角(この角は石巻駅方面からは普通車右折禁止? いちご歯科クリニックの花壇 思わず目を疑う標識があります)を左折、仙石線の踏切手前から、さくらんぼ歯科クリニック入口まで左手に見えるフェンスです。
本邦初公開(…というには大袈裟すぎ)!
かれこれ12年前の話ですが、この光景を見た瞬間、頭の中で“いちご”と“一期”が結び付き、‘これしかない!’と思ったのでした。

もっとも、大阪では廣田歯科医院とか大橋歯科クリニックといった診療所名しか認められないそうです。 神戸のいちご歯科クリニックも“市後”先生の歯科医院だから認められたのであって、廣田が届け出ても診療所名の修正を求められたかもしれません。 わけのわからない“地域性”があるのです。

ありがたいことです。

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H21.12.21.

2012年問題

いちご歯科クリニックの花壇

寒波襲来。日本だけではなく、欧米でも大寒波がきているのだとか。 もっとも、日本では寒いのは今日までで、明日以降は平年よりもあたたかい予報が出ています。

18日にはあの膨らみかけたつぼみを雪が覆っていましたが、今朝はその雪も溶けています。 風は肌を刺すように冷たかったですが、写真ではあたたかそうに見えるかもしれません。 明日からは本当にあたたかくなるのだそうです。

いちご歯科クリニックの花壇

さて、2兆円産業と言われた出版業界。今年の売り上げは2兆円を割り込み、1兆9千億円代になるそうです。 その出版業界で今、期待されているのは2012年問題。2012年の12月21日…。2012という映画も公開されています。
いちご歯科クリニックの由来にもなる“いちご”農家では、授粉に役立つミツバチが消え去ることに悩まされているそうです。 このことは国の内外で報告されていて、しかも原因がよくわからないとのこと。 ミツバチが消えた数年後には人類も消え失せると不気味な予言めいたことを残しのはアインシュタインだったでしょうか?
もし、そのようなことが起こるとして、ノアの方舟のような舟が、種をつなぐために救ってくれるでしょうか?
あの大きくて潜水艦のように頑丈な舟が。

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H21.12.18.

教育論

法律・制度は俗に“シバリ”と言われますが、“シバリ”が強すぎると機能不全を起こします。 昔の中国の悪習“てん足”を例に、以前ひとり言をつぶやきました。
教育も同様で“常識”と思われた知識が、実は非常識であることがある旨を、皆が“常識”としておくべきでしょう。 教育は過去にとらわれるだけではなく、未来を見据えたものであるべきです。 未来を担うべき若人だけではなく、まだまだ生きる高齢者の方々も、皆が内にある能力を引き出して、ささやかながら幸せに暮らせますように!
明日、死んでしまうかもしれないけれども、今日も目が覚めました。生きていられることの有り難さ。 九十九の悔しい思いの先に一つの喜びがあると思えば。 何かを感じられる喜び。障害学習ですね。

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H21.12.17.

A(エース)はどこに?

サッカーのW杯などで試合中、選手達が水分補給します。その容器から‘中にはスポーツドリンクか何かが入っているのだろう’と思いますが、 中に入っているのは“水”です。雑草駆除には塩を盛れば充分。 芝も塩に弱く、塩分などを含むスポーツドリンクを飲みこぼすと、芝が枯れてしまうからです。選手達は皆、“共に生きる”術を知っているのです。
スポーツドリンクう蝕を誘発するからと、スポーツドリンクの頻回摂取を咎めても、への字口が帰ってきます。 皆が笑えるように、グラウンドを芝生化したい理由の一つは、スポーツドリンクう蝕を少なくする流れを作ることです。
ヨーロッパの多くの有名サッカー選手がサッカーを始めたきっかけとして挙げる“キャプテン翼”の原作者・高橋陽一さんは高校時代までは野球をしていて、 “A(エース)”という野球漫画も世に出しています。エースピッチャーが帽子を飛ばして、“下を向くような”豪快なフォームで投げるのです。 これを見たあの選手は‘これでいいんだ!’と悟り、後に海を渡って大活躍したわけです。 高橋さんほどの影響力はなくても、ささやかながらA(エース)発掘育成に貢献したいと思っています。

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H21.12.16.

ティフトン0419

東京オリンピック招致に成功したら、都内の小学校庭を芝生化すると報じられていました。 招致が夢と消え、芝生化の案も廃案になったのでしょうか?
いちご歯科クリニック開院10周年を記念して発案した芝生化計画は、ささやかながら11年目になる来年、石巻市内某所で実行される予定です。 どのように進めるか、コストを抑えるなどの大問題解決策も含めて、私の頭の中では(ようやく)既に具体的になっています。
芝生はティフトン0419をベースに使います。 ただ、これは夏芝なので冬の期間は
黄土色になってしまいます。そこで、イタリアンライグラスなど冬芝をオーバーシード。 昭和の国立競技場などの芝は冬の時期黄土色で、一流のプレイヤーが試合前に「ウォーミングアップは終わった。 さて、試合会場はどこだい?」と皮肉を言ったほどだったそうです。 平成になって冬でも芝が緑色なのは、オーバーシードのおかげ。 昭和の国立競技場や競馬場の映像が色あせて見えるのは、アナログ映像とデジタル映像の違いによるわけではありません。

コストを抑えるために、種ではなく株で増やす、繁殖力の旺盛なティフトン0419を5cm角くらいに切って、 “ある工夫”をして子供達に育ててもらってから校庭に敷き詰めます。冬を前に冬芝を種蒔きしておいて。
テーマは“共に生きる”です。関係者の同意が得られれば実行できます。 子供達が健やかに成長するために、適切な流れを作る一つのささやかな試み。 「甲子園球場と同じ芝だよ」と言えば、野球少年の目はキラキラ輝くでしょう。

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H21.12.15.

乳幼児死亡率

いちご歯科クリニックの花壇

むか〜し昔、あるところに、乳幼児の死者が多いことに首を傾げていた人々がいました。 昨日まで元気だったのに、今朝になったら激しく咳をして、ぐったり…、夕方には死んでしまうようなことの繰り返し。
‘いったい、なぜ?’
人々はあることに気がつきました。
‘そうか手を洗えばいいんだ’
それまで出産に立ち会っていた人々は手洗いをしていなかったのです。 手洗いをはじめとして、衛生環境を整備することによって、乳幼児の死者は激減しました。
現在の日本で、1歳未満の乳幼児の死亡率は世界一低いそうです。衛生環境が良いためです。 ところが皮肉なことに、1歳を越えて4歳までになると、日本の死亡率は先進国の中で最悪になります。 細菌などに対する体の抵抗性で大切な、免疫の役割分担は1歳までに行われるのだそうです。 免疫の役割分担が行われず未熟なままに、杉花粉などに過剰な反応を示したりすることも問題視されています。
完全に無菌状態で育てられれば、自然界に解き放たれたら、すぐに死んでしまうでしょう。 細菌をゼロにした環境のもとでは、ヒトも生きてはいられないのです。
1歳未満の乳児を牛舎に連れていくような試みもされています。 細菌や細菌の一部だったものが舞っているような環境で、直接その空気を吸うだけではなく、 一旦、服などに付着した物が寝具など部屋の中の物を介して、徐々に取り込まれて抵抗力を高めることが期待されているようです。 ただ、そのようなことをあまりやり過ぎると、逆効果になるでしょう。 バランスをとるようにコントロールすることは、言うは易く、行うは難いようです。
何が免疫を高めるのか研究され、薬も開発されつつあるそうです。 ただ、薬も薬の面だけではなく毒の面も持つことを忘れないようにしたいものです。100%はありえないのです。

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H21.12.14.

子育てと孫育て

冬将軍到来。今週はずっと平年より寒い予報、降れば雪?

いちご歯科クリニックの花壇

一度咲いた花は萎れてしまうでしょうけれども、芽吹いた若葉は?

さて、母(父)に代わって祖母(父)が乳幼児の世話をするので、“子育て”ではなく“孫育て”が多くなっています。 今の母子健康手帳には、歯磨きは1歳くらいに始めて、断乳は18ヵ月くらいまでにすればいいと、祖母の世代のそれには、 歯磨きは4歳になってからで、断乳は1歳までにと、それぞれ記載されています。
母(父)が、嫌がる乳幼児をおさえつけるようにしながら歯磨きをしようとする様は、祖母(父)はとても見ていられないかもしれません。 ただ、そのような祖母(父)の満足が得られるように孫を甘やかせてばかりでは、虫歯になってしまうでしょう。 宮城県で3歳児の虫歯の本数が全国ワースト1を争っていることの改善のためには、祖母(父)の世代が不愉快に感じないようなマニュアルを作り、 勉強会のようなことを重ねる必要があります。
次の世代の母子健康手帳には、また別の記載がされるかもしれないのです。 芽吹きや花が咲く時期を誤らないようにするためには、常識は必ずしも常識ではないことを理解し合わなければならないでしょう。

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H21.12.11.

病院のタクシー乗り場

日赤(石巻赤十字病院)が湊地区から蛇田地区に移転して、病院のタクシー乗り場には2社(事実上1社の独占状態)のタクシーだったのが、 十社以上のタクシーがそれぞれ月何千円かの“場所代”を支払って待機しています。 湊地区の頃と違って、石巻駅が遠く、駐車場も広く整備されたため、タクシーの需要は少なく、2〜3時間待って、杖をついて現れた乗客の行く先は隣の整形外科。 思わず怒鳴ってしまうタクシー運転手がいたり、そのトラウマにおびえながら、杖をついて現れたその方に、別のタクシー運転手は優しく接したり。 また、ある運転手は、寿司が食べたいので、塩竃の寿司屋に行ってほしいという勤務医を乗せたと不満顔。 私がタクシー運転手ならば、‘ロングの客(^^)v、ミズアゲ1万円一丁上がり!’と喜ぶと思うのですが…。 どんな客ならいいというのでしょうか。

さて、明日、12日からは仙台で光のページェントが始まりますね。 定禅寺通りのイルミネーションとブロンズ像を同じフレームの中におさめた写真を撮るコツは、スローシャッターで何度もストロボをたくことです。 ただそれでは像が冷たい骨っぽく見えてしまうので、ストロボの前に半透明なオレンジ色の板のようなものをかざすと良いでしょう。

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H21.12.10.

花が咲くか

いちご歯科クリニックの花壇

石巻地方は一昨日は寒く、昨日はあたたかく、今日は少し寒く…まだ雪は一面に白くなるほどは降っていない、 この季節よりも“三寒四温”の春先のような天気です。 いちご歯科クリニックの花壇でも季節外れの花が咲いたり、紫陽花が芽吹きそうになったりしています。

今日からタクシーの初乗り料金が590円から650円に値上げされます。 7〜8年の間にタクシー会社の収入は半減してしまったのだとか。 年末年始の需要から、当面は売り上げ(ミズアゲ)が“ベア”から“ブル”に転じるかもしれませんが、問題はその先ですね。 良い芽吹きになって花が咲くようになればいいのですが。

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H21.12.9.

0が1個I

東京で生まれ、満州(現在の中国東北部)で終戦を迎えたある女性作家は、軍の上官が部下を置き去りにして、いちもくさんに逃げたことを目の当たりにしたり、 ロシア兵にレイプされそうになったことを吐露していました。 日本政府は満州に渡った日本人が戻るために特に何もせず、むしろ、そのまま留まらせようとして、中国は頭脳、労働力として利用しようとしただけ。 アメリカが強引に推し進めなければ、その女性作家も戦争体験を書物に著すことに使命を感じ、実行することが出来なかったかもしれません。

悲惨な戦争が……なぜ?

実は“組織”の中で起こったことは、今の“組織”、これからの“組織”にも通じるようです。 過去のことを調べて、それを批判するだけでは、世代間連鎖で同じような愚を繰り返してしまうでしょう。 これからのために、次の世代につなぐために、何が問題でどのようにするべきか。 逆に視点を変えて、未来はどのような世の中か、そのために今、何をなすべきか、歯医者的にちょっと考えてみます。

ワイヤーを使った歯科矯正治療は、歯に付けるブラケットにちなんでブラケットシステムと言われます。 アメリカでは、金属性のブラケットなどギラギラした目立つ治療装置が好まれます。 他の人に「私はこのような治療が出来るのよ。お金持ちなのよ」と、言わんばかりに見せびらかすほどです。 このような国柄ならば、強烈な個性や強力な指導者が輝きを放っても不思議ではありません。

一方、日本では、目立たない装置が好まれます。ブラケットが透明なものや白い物だけではなく、ワイヤーまで白くコーティングしたものもあります。 ブラケットとワイヤーを目立たないように歯の内側につける舌側矯正という方法もあります。 “出る杭は打たれる”と、集団の中に埋没したがる国民性が働いているのかもしれません。 強力な指導者は現れにくく、ワールドカップベスト4を目標にしているサッカーでも、目標達成の可否以前に、決定力不足が嘆かれています。

“赤信号みんなで渡ればこわくない”

勇気をもってそれに異を唱える人がいたら、足を引っ張ったり、その人を前に押し出して見殺しにしてしまう国民性。 先の戦争でも、昨今の日本でも、同じ国民性が“ベアの状態”を強いているように思います。

行政について“縦割り行政”とか“足引っ張り行政”と、批判されることがありますが、“縦割り”、“足引っ張り”は、行政だけではありません。 医療の分野でも、“連携”の必要性が叫ばれていますが、その二つが立ちはだかります。

“何か相談事があったら相談に来なさい”という某歯科医師会長に相談を持ち掛けたら、ニヤッと笑って足を引っ張るようなことばかり。 もう相手にするつもりはないです。2年間会費を払わなければ除籍になるはずですが、払わなくても除籍になりません。なぜでしょう?

一般的な歯科治療では保険診療の窓口は1回あたり3割負担で6〜7万円が上限です。ありえない治療をした場合でそれです。
「保険治療で歯を何本かかぶせたら数十万円かかった。 1年ももたなかったので文句を言いに行ったら、“休診です。 息子の歯科医院に行って下さい”と貼紙がしてあったので、行ったら『親父がみた人は見られません』と言われた(;`皿´)」
そもそも、保険診療の窓口負担で数十万円ということ自体、0が1個違って詐欺行為です。そのようなことを繰り返して高額納税者になり、あとはトンズラ!
馬鹿息子は学校歯科医の担当、ある時「某小学校の学校歯科医に空席が出て、先生の順番なので引き受けてもらえますか? 先生が引き受ければ、先生で決まりです」と電話があり、1日考えてから引き受ける旨の電話をすると、 次の日に「ある先生が是非やりたいというので、今回はその先生にお願いします。先生は辞退して下さい」と、電話がありました。 翌年また電話で「ある僻地の学校歯科医に空席が出て、誰もやろうとしないので先生にお願いしたいのですが?」。 どなたかこの馬鹿親子を相手にして下さいな。私は批判も何も、ひたすら無視します。関わりませんよ。

“Begin with the end in mind.”

1日考えたのは、学校歯科医制度が日本人の歯の本数をベアにする制度になってしまっているからです。 現行の保険制度も同様で、治療すればするほど歯の本数が少なくなることを助長しているのです。 それを目指して歯医者に通っている人はいないでしょうし、そうするために歯医者をやっているのでもないはずです。

アメリカ人の歯科医師ならば、鼻で笑って“ッザケンナ”とばかりに帰ってしまうほど安すぎる診療報酬。 その中で治療することを強要されている異常な状態が何十年も続き、制限は“ブル”、報酬は“ベア”。 メタルボンドや金属床義歯など認められている混合診療以外の混合診療を公然とやったり、必要のない治療を数多くこなした輩が高額納税者として踏ん反り返り、 税収が減少している世の中では半ば黙認。

国債発行額が税収を上回るのは確実で、64年ぶり(終戦時以来)。 数年後には国家予算は組めなくなります。そうなってからのハイパーインフレでは、日本だけが永遠にベアになりかねないのです。 日本が世界経済のリーダーたるべき“一工夫”をして、年金、医療など社会保障は、消費税、社会福祉税から賄うように制度で手当。 歯科では歯の本数がベアにならないように、わけのわからない混合診療を強要させないように、予防処置も(矯正治療も)保険適用にして、 未成年ならば窓口負担金は0という制度改定が求められます。 そのようなことはこの国では、強力な指導者が現れた時ではなく、みんながそうしなければならないと意識を改めた時に、初めて可能になるのでしょう。

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H21.12.8.

0が1個H

68年前の今日。日本はアメリカと戦争に突入しました。開戦前から第一委員会なるところで書かれていたシナリオ通りに。 アメリカからの石油供給が途絶えたら開戦と。

“軍馬よりも兵隊のほうが安い”とされた世の中で、日本の軍人、軍属だけで230万人(今の宮城県民が消えてなくなるほどの数)、 民間人は80万人、合わせて310万人が亡くなったそうです。アジア各国、世界各国ではさらにその何倍の犠牲者が出たことでしょう。 今の年間自殺者数が3万数千人も大問題ですが、かけがえのない命が失われる様は、0が1個や2個の問題ではありません。

景気が悪いと熊のぬいぐるみなどの売上が伸びるのだそうです。 不思議なことに、投資で相場が右肩下がりのときは、熊が爪を引っかく動作にちなんでベア(逆に上がる場合は、牛が角を突き上げることからブル)といいます。

テディベア

テディベアのテディはルーズベルト大統領の愛称だったのだとか。経済危機を乗り切るために様々な施策をして、究極の選択として戦争へ。

実際に経済危機を脱することが出来たのです。想像を超える犠牲を払って。ちょっと切なくなりますね。

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H21.12.7.

0が1個G

東北大学の総長もされた細菌学の権威、石田名香雄先生が4日、お亡くなりになりました。ヘビースモーカーで歯磨きをされない先生でした。 歯磨きをされなかったのは、‘細菌をそっとしておいて近親相姦の状態にしたほうが、 下手に歯磨きをして細菌が強くなるよりましだ’といった細菌学の権威なりのお考えからとお伺い致しておりました。 当然、‘オハグロ?’と思うほどに歯が黒かったのですが、その歯はいつの間にか白くなっていました。 なぜそうなったのか、先生の名誉のために申し上げませんが、歯医者ではなくてもわかりますよね。86歳。ご冥福をお祈り申し上げます。

パーフェクトペリオ

さて、報道特集では、差額ベッド問題と週を前後して、パーフェクトペリオが紹介されていました。 歯科医師・野口先生が中心になって研究開発された洗口液です。 口腔乾燥症、口内炎・口臭予防などに推奨しているAP水とパーフェクトペリオは、どちらも次亜塩素酸電解水で、洗口液として使用します。

AP水は今年の3月末で製造販売が中止されましたから、器械に何かトラブルがあった場合が心配です。 ちょっとした部品の交換などで済めばいいのですが、それでは済まない器械を買い替えなければならないような場合にどうするか、 考えておかなければなりません。AP水に替わる次なる候補はパーフェクトペリオが第一ですが、問題はコストです。

いちご歯科クリニックに出入りしている歯科器械・歯科材料のディーラー、いわゆる“材料屋”のある営業社員との会話。

「パーフェクトペリオはシロクス(城楠歯科商会)で扱っているんですよ」
「シロクスか…。0が1個違いそうだね」
「そう思います。今度、資料をお持ちします。」

実際に、AP水は器械本体が30万円ほどでしたが、パーフェクトペリオは0が1個違い、268万円くらいします。 おまけにランニングコストも、比べものにならないほどにパーフェクトペリオのほうが高いのです。 AP水は洗口液として無料で配ることは可能ですし、販売する場合でも廉価で済みますが、 パーフェクトペリオはボトル1本4,000円と、超高級洗口液といった趣です。 AP水よりもパーフェクトペリオのほうが細菌に対する作用が優れているかもしれませんし、 何より、長く歯に作用させると歯が溶ける脱灰(だっかい)が起こりかねない酸性ではなく、 アルカリ性であることは、‘次亜塩素酸電解水もついにここまできたか’と、感慨を抱くほどです。

次亜塩素酸電解水が医科歯科の世界で使用され始めて20年余、当初は強酸性水でしたから、洗口液としては不向きで、 主に、手術室、診療室の水拭き、モップ掛け、器具の洗浄などに用いられました。 弱酸性、ほぼ中性に改善された電解水が開発され、口内炎や口臭予防に有効な洗口液として使用可能になっていましたが、 金属に長く作用させると錆びてしまうことと、酸性のものは口の中に長く含むと歯が溶ける脱灰が起こることが問題でした。
“材料屋”の営業社員が持ってきたパーフェクトペリオの資料は、報道特集でも紹介されていた東京医科歯科大学の研究者らによる論文などでした。 パーフェクトペリオの殺菌力はリステリンに匹敵することなどが記されていました。

ここで、全国のコンビニなどでも手に入るリステリンを、私なりにご紹介します。 リステリンの使用感は、“辛い”、“苦い”、“刺激が強い”…といったものでしょう。 それもそのはず、アルコールが40%も含まれているのです。 「子供にはリステリンを薄めて使わせて下さい」と奨める歯科医師がいたら、 「お前は、私の子に『ウイスキーの水割りでうがいしなさい』と言っているようなものですよ。 どういう了見でそんなことを言っているんですか?」と詰問してみて下さい。 不勉強な歯科医師は、まともな返答が出来ないかもしれません。。

40%まで高くなくても、薬用成分の溶剤としてアルコールを含むうがい薬は多く市販されています。 最近では“刺激が弱い”ノンアルコールタイプも多くなっていますが、細菌だけでなく、健全な粘膜などもいためてしまうおそれがあります。 以前、NHKの“ためしてガッテン”なる番組で、口内炎には、うがい薬でうがいした後、(粘膜をいためる“刺激”を和らげる意味で)水でうがいすると、 治るまで7〜10日かかる口内炎が3〜5日で治ると紹介されていました。 いちご歯科クリニックホームページのQ&Aコーナーで紹介しているようにレーザー治療で、 あのヒリヒリする感覚からあっという間に解放されます(レーザーによる口内炎治療の健康保険適用が認められれば、 歯科医院のレーザー治療器普及率は現状の4分の1程度から跳ね上がるはずなのですが…。 現状ではレーザー治療器は知覚過敏の治療に健康保険適用が認められている程度、効果は口内炎のそれのように感動するほど劇的なものではありません)。 そのあとであの番組で紹介されていたようにうがいすればいいのですが、AP水やパーフェクトペリオならば、うがい薬と水を交互に使用する必要はなく、 それだけで済みます。 携帯用スプレー 外出先では、100円ショップなどで売っている携帯用スプレーに洗口液を入れて使用すると便利です。

パーフェクトペリオは非常に優れていて、体にやさしい洗口液であることは確かです。今、手に入る洗口液の中でもベストだと思います。

ただし、野口先生は‘2015年までに日本から虫歯(う蝕)と歯槽のうろう(歯周病)の原因となる細菌をなくす’というような崇高な目標を掲げていると、 番組の最後に紹介されていましたが、残念ながらパーフェクトペリオは、それを可能にするほど画期的なものではありません。 研究開発に多額の費用がかかったことはお察しいたしますが、まず、コストの問題をクリアしなければ、普及はありえないでしょう。 さらに、“細菌”はそんなに甘くないです。

“虫歯箘”とか“歯周病箘”という言い方はイケナイと、大学時代の恩師が講演なさっていました。 口の中に定着する細菌は300種類ほどですが、それらの実に8割ほどが、糖(炭水化物)を取り込んで、 歯を溶かす酸を出すのです(一種類ニ種類の細菌ならば“虫歯箘”と称してもいいかもしれませんが)。 これらの細菌が生きていられないような環境では、ヒトも生きてはいられません。共に生きるように、バランスをとる必要があるのです。 誰が勝つとか負けるという問題ではありません。

検診で虫歯ナシと言われた人でも、食事した直後に、日本で数台しかない精密な診断器械を使用すると、 必ず虫歯になりかけている部分が見つかります(これを、早期発見早期治療と称して、削って詰める虫歯治療しますか?)。 それを元に戻してくれるのが唾液です。 溶けた歯の成分を元に戻すというよりも、唾液そのものに歯の成分が含まれていて、歯の表面に充分に唾液が行き渡ることによって、 歯が溶け(脱灰し)た後、歯の成分が元に戻る(再石灰化する)のです。

(出来ればもっとコストが抑えられた)パーフェクトペリオのような電解水は、そのバランスをとる一助にはなると思います。 唾液分泌が少なく、口腔乾燥症や口内炎、口臭でお悩みの方には、有り難いものになるでしょう。 さらには、この8月からの死者が疑いを含めて100人に達した新型インフルエンザを含めた、インフルエンザ予防のためのうがい薬としても有効だと思います。

さて、唾液には一つだけ厄介者のような作用があります。 歯の表面をいくら理想的にピカピカに磨いたとしても、その次の瞬間、唾液が歯の表面を濡らすと、 細菌が歯の表面に付く土台のようなものが出来てしまうのです。 では、唾液のこの厄介者のような作用だけを取り除く薬が開発されれば、日本だけではなく、世界中の人々が虫歯や歯周病を患わなくても済むでしょうか?

答えは否です。かなり少なくすることは出来るでしょうし、ノーベル賞に値する研究・開発ではありますが。

たとえば、ダイエットの反動で過食症になり、食べては吐き、食べては吐きを繰り返し(強酸である胃酸で)歯が超時間酸にさらされていれば、虫歯になってしまいます。 いわゆる“アンパン遊び”にハマっている輩の口の中も、 (歯が溶けるほど酸性のシンナーなどを吸引することを繰り返しているわけですから)歯が溶けてボロボロになってしまいます。 これらの例は、厳密には酸蝕症と言って、う蝕症とは区別されますが、臨床上、どちらも虫歯として処置されます。

細菌感染も炎症ですが、筋肉痛も炎症です。 歯ぎしり・食いしばりなど、歯に必要以上に力がかかりすぎると、細菌感染が起こらなくても歯周病のように歯がグラグラして、歯を失ってしまうでしょう。 歯を失うような歯ぎしりや食いしばりは、かむ力の制御が脳で出来なくなっている場合に起こります。

心理的な病因は、精神科・心療内科の領域とされ、歯科は排除されてしまいます。 歯科医としては、思わず、“アホくせっ”と、悪態をついてしまいますが、脳については(特に遺族の了解を得て死後脳を)もっともっと研究して、 病理学的な疾患概念を構築しなおす必要があります。 新型インフルエンザ感染者の死亡例が100を越えたといっても、1年で3万人余、1日あたり90〜100人になる自殺者数と比較すると、 単純に数の面から、問題の深刻さは明らかです。 テレビや新聞などのマスコミでも取り上げられ、役所、医療機関などの連携が必要で、そのために情報を共有するためにどうするかなどについて取り組みが始まりつつあり、 政策としても具体的な動きになりつつあります。 ‘精神科、心療内科でただ薬を処方するだけの現行医療制度では、うつによる自殺者は減らないでしょうし、 では、どうしたら?’と、みんなが共に生きる術を模索し始めているのです。

そのためにも、わけのわからない仕分け作業で、科学技術の研究開発費を削ることや健康保険適用の制限を増すことは、 趣旨は理解したいですが、現状では愚策としか言いようありません。

世界の国々の中で、ジンバブエに次ぐ経済状況に置かれているといわれるこの国は、ハイパーインフレにして、 その後、必要に応じてデノミ(denomination)にするしかないのです。 もちろん、多少では済まない混乱があるでしょうけれども、そうしない限り、野口先生のおっしゃる“2015年”もないのです。 そのための方法論は、大まかですが、既に説きました。創造的破壊、破壊の先に新たな創造が必要なことは、本当の有識者ならば、とっくに承知しているはずのことです。 多くの国民も気がついているはずでしょう。

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H21.12.4.

0が1個F

先日TBS系の報道特集なる番組で、差額ベッドの問題を取り上げていました。 厚生労働省から医療機関に、差額ベッドの部屋に入院させる際に、文書を伴う説明と患者側の同意・署名を求める通達があるにも関わらず、 同意・署名はおろか、口頭での説明さえないケースが横行しているというのです。 退院の時に十数万円の請求書を示され、0が1個違う、勝手にそんな高い部屋に入院させられて…といったような話。 払わなければいいのでしょうけれども、既に支払ってしまった場合に、患者側の返金要求に対して、“騒ぎ立てないことを前提に”返金されたり、 返金要求に応じないトラブルが、全国各地で相次いでいると報じられていました。

いくつかの病院を名指しして批判もしていました。 たとえば、某(ここでは匿名にします)市民病院では、市議会で取り上げられたほどで、 なぜ口頭での説明さえなく差額ベッドの部屋に入院させたのか病院側の釈明は、“その患者が臭かったから”と、呆れ返るような、 患者側の怒りを逆なでするようなものだったと紹介されていました。同様のことをしていた聖〇△病院には、取材申し込みを拒否されたそうです。

聖〇△病院のトップは、マスコミへの露出が多い、あと数年で百歳になる“あの方”です。 循環器がご専門で、がんで亡くなるのは胃がんが1位だった頃に、“いずれ肺がんが1位になる”と予言して、その通りになった“あの方”です。 アメリカにジョン万次郎記念館を建てようと億単位の募金を呼びかけ、除幕式で白い布を、 まるで子供のように跳びはねながら笑顔で取り払っていた(もうすぐ百歳ですよ。渡米されただけでもすごいのに…)“あの方”です。 拙著“かけがえのない宝物”と同日に同じ出版社からある耳鼻科医の(私の父親といってもいい年齢の)先生が著したものの中にも、 ほめたたえるような記載がある(その先生の父親といってもいい年齢の)“あの方”です。

“あの方”の著書に“治療の前に面談が出来ます。 面談は保険が適用されず自費になります”という記載が見られますが、 これは禁止されている(前述の耳鼻科医の先生も批判している)混合診療にあたるはずです。 全国各地の病院・診療所に同調するような流れがありますが、本来は面談料が自費ならば、その流れで治療する場合の治療費も自費になるはずです。 最近では一部のマスコミに、“あの方”を“老害”と評するケースが見聞きされます。

“医療崩壊”といわれる世の中。“赤信号みんなで渡ればこわくない”?

TBSはじめマスコミ各社には“犯罪者”をほめたたえるようなことや個人批判ではなく、問題をこじれさせるように騒ぎ立てるだけでもなく、 なぜそのような問題が生じるのか、どのようにすれば解決できるのか、大局に立った、大きな流れを作るような報道を求めたいものです。

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H21.12.3.

0が1個E(東急ハンズとLOFT)

数カ月前に大学の同期会がありました。 大学の同期の中ではタッチの差で私が最初に開業したのですが、二番目に開業した先生や歯医者さんじゃないみたいなご活躍をされている方、 教授職を目指して頑張っている先生…。懐かしい顔触れ。

学生の頃はトライアスロンをしていた“先生”とも会えました。残念ながら“トライアスロンはもうやっていない”そうです。

拙著“かけがえのない宝物”の中に箸休め的に入れた“輪行日記”にあるように、私は鹿児島から北海道まで自転車で旅をしたのですが、 その私に対して彼は学生の頃に言っていました。 “1日200キロ走ったり、土湯峠を越えたりするのは驚かない。仙台から新潟の実家まで200キロくらいあると思うけど、行ってくら〜!ってなもんだ。 自転車で楽勝、1日で。でも、あんたのあの軽装は真似出来ない。”

実際、仙台・石巻以南ではテントを使いませんでした。 “男一人、タオル一丁あれば何とかなるよね。夏だし…”、やる気にさえなれば、彼にも出来たと思います。 もっとも、当時と今では世の中が変わっていて、当時“宿泊”した所で、今一夜を明かそうとしても、サッカーボールのように蹴飛ばされて、 ボロ雑巾のようにつまみ出される所もあります。

仙台・石巻以北ではテントを積みましたが、それでも“ずいぶん軽装だね”と言われるほどでした。 そんな私が‘上には上がいるものだ’と思った人に北海道で会いました。

“テントはないの?テントは使わずに、ミツバチハウスとかライダーハウスに泊まるの?”
“テントはありますよ。東急ハンズで買いました”

どこにそんなにスマートに収まるのか。そんなテントがあるか?’と目を疑うほどに荷物はコンパクトにまとまっていました。 ‘東急ハンズ恐るべし’とも思いました。当時は仙台に東急ハンズもロフトもありませんでした(今ではロフトはありますが)。 彼と出会うまでは東急ハンズにもロフトにも興味・関心を示さなかったのです。 “超魔術で知られるマジシャンも、ネタ(タネ?)を求めて東急ハンズによく来るらしいよ”などと言って、よく行っているのが嘘のようです。

今年の夏、ある焼肉屋さんで2日連続で夕食。1日目はカウンター席、料理と一緒に扇子も配られ(?_?)、ナニコレ?

意味はすぐわかりました。とにかく暑い(汗)!エアコンが効いていないわけではないのですが、扇がずにはいられないのです。 カウンターの中、厨房で仕事をしている方も、朦朧としているような有様。思わず扇いであげました。 風は届かなかったでしょうけれども、気持ちは届いたかもしれません。“そこまでしてくれるお客さんはいません”と、笑顔が帰ってきました。 ただ、あまりの暑さに店員さんが、会計の手順を間違えたりして苦笑い。

その晩、いろいろな考え事でなかなか寝付けなかったのですが、焼肉屋さんの店員さんが、体調を崩さないように涼を求める方法もその一つでした。

‘首を冷やせばいい。ケーキ屋さんで使う保冷剤をストッキングに詰めて、首に巻くとかして…。 名案だけれども、それでは客の食欲が失せるにちがいない。ある程度のかっこよさも要求されるから。 店員さんが頭に巻いている手ぬぐいかバンダナのようなもので覆うか。う〜ん。東急ハンズかロフトならば、そういう何かが売っているかもしれない。 でも、この近くにあったかな?……まぁ、いいやって、もう4時!…寝て起きてからだ(-_-)zzz’

朝食をとって、東急ハンズやロフトがどこにあるか聞くのを忘れたと気がついた時には、既に移動のバスの中。 幸い、すぐ近くにいた人が会話をしていたのが聞こえてきました。

“東急ハンズまで行くには歩かなきゃいけないし、こう暑いと荷物をコインロッカーに預けないと…。 でも、ロフトならバスを降りてすぐだから、ロフトに行こう。”‘そうそう、あそこにロフトがあった。 あそこなら、ロフト仙台店と同じように、冷房が効いている地下を通って入れるな。’

で、地下からロフトの店内に入って真っ先に目に飛び込んできたのが、まさに求めていたもの。 考えていた以上にオシャレでデザイン種類も豊富。しかも、大幅値引き、子供の小遣いでも買えそうなこれくらいの値段ならば…と、購入してプレゼント。 喜んでいました。店員さんの一人は、“ネットで購入して、家にあります。今度使ってみます。”

お盆休みを利用して改装すると、後から聞いた話。プロ野球選手なども足しげく通う名店。 結局余計なお世話だったかどうかは、それ以来、行っていないので定かではありません。

年商6億円を誇るある歯科技工所の社長がいます。年商は、いちご歯科クリニックと0が1個違います。銀座にオフィスを構え、中国、ハワイなど海外にも進出。

“中国で日本円換算で数円、数十円の小物を大量に購入して、アメリカでの学会でブースを訪れた方に無料で配ったら、 長蛇の列が出来たので、名刺を置いていくか、メールアドレスなど連絡先を記した人にだけプレゼントしました。 でも、その商品が東急ハンズで数百円で売っていました。”

そうなんです。いちご歯科クリニックの待合室に使用しているある小物も、東急ハンズで求めたのですが、値段は予想したよりも0が1個多かったのです。 ビルが何個も建つわけですね。。

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H21.12.2.

0が1個D(ハイパーインフレ待望論B)

ある人が座椅子を求めてIKEAに行きました。「外資系の家具屋に座椅子があるわけがないのに…」と、 こぼしていた連れが正しく、座椅子はなかったそうです。
「座椅子?あるよ。カエルの…」
「…子供だましじゃないの!」

既に、船橋(千葉県船橋市)、港北(横浜市)、新三郷(埼玉県三郷市)、鶴浜(大阪市)、ポートアイランド(神戸市)と関東、関西で店舗展開しているIKEA。 仙台空港近くに出店の打診をして、地元の不動産業者が動いたのですが、採算が合わないと断念。 不動産業者は地元で信用を失い、損害を被ったと憤り、IKEA側は本国に連絡せず日本法人が非公式に出店を計画していたとのこと。 大塚家具屋さんが来たから、家具屋さんは充分でしょう。

家族連れで買い物をしても、特に家具を買わず暇つぶしに家具を歩きながら眺め飲食するだけでも、幸せなひと時を過ごせるIKEA。 トップは、ビルゲイツ氏と並び称されるほどの資産家です。 しかし、ハイパーインフレの世の中では、資産が何兆円あろうと、あっという間に、家具はおろか、食事の代金も払えなくなるかもしれません。

世界の経済をリードしつつあると言われる中華人民共和国は、政府系金融機関が国家的インサイダー取引を繰り返し、 大富豪に成り上がった人も同様で、「ガッハッハ、あまりやり過ぎると逮捕されてしまうからな!」と高笑い。 貧富の差は拡大、民族間対立、広大な国土、容易に移動しにくい地形…。 世界経済のリーダーになるというよりも、その前に分裂してしまうのでは?

ハイパーインフレによって、モノの価値が上がります。ヒトが労働によって提供するサービスの価値・料金も上がります。 時給一千万円、二千万円、月給三十億円にすることも可能です。0が1個とか2個どころではありません。

働かざるもの食う可からず。お金を動かすだけで儲けていた金持ちの収入は途絶えます。 労働者は働けども、働けども…と、格差社会を嘆かなくてもいいのです。悶々とした生活よ、サヨウナラ!

一部の金持ちが、大多数の貧乏人を支配している歪んだ社会構造を変えるためには、日本が円を無限に刷って、 世界的なハイパーインフレを起こすだけでいいのです。 国債の問題を解決するために、日本だけがハイパーインフレに突入するのではなく、世界を巻き込んでしまいましょう。 あまのじゃく的な意見だと一蹴する人がいるかもしれませんが、世界経済のリーダーに相応しいのは日本です。

百年に一度の不況と言われますが、世界恐慌からまだ百年経っていません。 アメリカは世界恐慌から立ち直るために、日本をカモにした戦争をしかけたといっても過言ではありません。筆舌につくしがたい犠牲を払って。 ハイシャがショウシャになろうと大それたことは考えませんが、70年を経て、カモがネギを背負ってアメリカの前に現れればいいのです。 “アメリカの国債をじゃんじゃん買いますよ。円建てならば”と言って。アメリカは小躍りして喜ぶでしょう。 ハイシャなりに武器を使わずに、戦争とまではいいませんが、そのような“恩返し”のようなことくらいはしてもいいでしょう。 指導者はハトでもタカでもなく、カモのように一見弱々しいけれども、したたかな、己を犠牲にしても未来のためにつくす人かもしれませんね。

“全世界にハイパーインフレを起こすこと”は、“武器を使わない革命・戦争”のようなものです。 貧富の差をなくし、世界の人々をお金の面で平等にする起死回生の策です。 もちろん、高齢者、障害者、寝たきり、病気などで働けない人、年金生活者は、社会保障・福祉で支えられる施策が必要なことは大前提です。. 消費税や細川さんがやりかけた社会福祉税を担保に、 IKEAの本国で実施されているような社会保障制度(以前、数回ご紹介しました)のような仕組みが求められます。 治療に保険適用、不適用という手かせ足かせして、財政難を理由に診療報酬を下げ保険不適用を増やし、混合診療の原則禁止と首を絞めるような愚策ばかり。 皆が国を支えるために税金を払い、皆がその中から僅かながらの還付を受けて、納税の重要性を実感出来るようなシステム。

本当の意味でリーダーたるべき、日銀や政府の指導者はそのような認識をもつべきですし、実際にそれが出来る魅力的な立場にあるのです。 国債を担保にした十兆円規模の量的緩和などセコい策に留めたり、己の資産を気にしてばかりの輩はリーダーに相応しくないと思います。

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H21.12.1.

0が1個C(ハイパーインフレ待望論A)

17世紀から19世紀にかけて、イギリス・アジア間の貿易を支配したイギリス東インド会社は、ポンドを基軸通貨としました。 たとえば、インドから香辛料を買うとき、2倍3倍の値段をふっかけられても、ポンドをどんどん刷って、相手のいうがままの値段で買い上げることが出来ました。 ポンドを基軸通貨とすることによって、アジア経済のリーダーとなっていったのです。

ところで、円が世界の基軸通貨のような勢いがあった時代があります。バブルの頃です。 1980年代バブルのときに、日本は円を刷るだけ刷って、世界の土地、会社…を買い漁りました。 そんな日本に危機感を抱いたアメリカやイギリスなどは、 “貸付金に対して8%以上の自己資金を積むこと”をかす“BIS(国際決済銀行)規制”をかけました (国家間合意1988年、施行1992年)。BIS規制によって、日本は円を自由に刷ることが出来なくなり、バブル崩壊に至りました。

この規制は今なら外せるのではないでしょうか。現在の世界で、基軸通貨は、ユーロとポンド、ドルです。完全に独立してお金を刷ることが出来るのです。
これに円も仲間入りさせてもらうのです。方法は簡単です。アメリカの国債をどんどん買いまくるのです。 ただし、“今までのようにドル建てではなく、円建てで”と条件を一つだけつけて。
現在、日銀はアメリカ国債に百数十兆円ものお金を出していますが、“ドルを円で買っていいならば、 二百兆円でも三百兆円でも出しましょう”と提案するのです。アメリカ側はこの提案を、歓迎することはあっても、反対することはないでしょう。 ドルを円で買うことによって、日本は通貨発行権を持つことが出来ます。通貨発行権とは、通貨を究極的には無限に発行することが出来る権限です。
今こそ円を世界の基軸通貨にして、日本が世界経済のリーダーになるべきだと思います。

“どんどん円を刷ったらインフレになって困る。経済が死んでしまう”と言う人はいるでしょう。しかし、インフレのどこが悪いのですか?
むしろ、日本はこれから世界的なハイパーインフレを引き起こすべきだと思っています。なぜそう思うのかって?待て次号!

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H21.11.24.

0が1個B(ハイパーインフレ待望論@)

いちご歯科クリニック恒例のクリスマスツリー

クリスマスシーズンに入ってきました。いちご歯科クリニックにも、恒例のクリスマスツリーが登場しています。そのような時期に…。

日本国政府が3年5ヵ月ぶりにデフレ認定。

ファーストリテイリング社が展開するユニクロが21日、創業60周年記念セールを開催、東京の銀座店には2000人以上の行列。

数百円の低価格ジーンズ戦争に拍車をかけたファーストリテイリング会長兼社長が、“最終的には無料になるんじゃないか”と、 冗談のように言っていたことが現実になっています。この10月下旬に、某衣料品チェーンが4日間、大阪と広島で毎日100着を無料にしたのです。 しかも、通常数百円で売っているものをではなく、1万円以上はするようなブランド品をです。経営にプラスな面はほとんどなく、当然、社長は苦悶しています。 螺旋階段をグルグル回って降りていくように、デフレスパイラルに陥っている一例です。

ファーストリテイリング社は一人勝ちと言われていて、病院・診療所経営を指南するコンサルタントの多くが、 “一勝九敗”などの会長兼社長の著書を読んで参考にすることを提案しています。 しかし、“ユニクロ栄えて国滅ぶ”とやゆされるようなやり方は、あまり見習いたくありません。 実際に、その会長兼社長は“みんなが低価格に集中すると、価値がなくなり、価値がないものは売れなくなる”と、悪循環を憂慮しています。

“夕張市の借金と人口を1万倍すると、日本のそれとほぼ同じになると言われるこの国の財政状況を、一家庭に置き換えれば、 年収500万円の家庭が毎年800万円使っていて、借金が8000万円ある状態。何年か前の状態がそうですから、今はさらに悪くなっているでしょう。 当然、破産してしかるべきですが、国が破産するということはまずないのです。あるとすれば、ハイパーインフレです。 実際に、アフリカのある国(明言しませんでしたが、おそらくジンバブエ)がハイパーインフレに陥っています。 経済規模からして世界に与える影響は、この国と日本では比較にならないでしょうから、参考になるかどうかは別ですが、日本国が破産することはありません。 ただし、インフレの下で、物の値段が上がれば、給料も上がりますから、この点は問題ないのですが、年金など社会保障はそうもいかないのです。 そのことをどうするかといったことについて、議論が始まっています。でも、カックッジッツに良い世の中になりますから、皆さん安心して下さい”と、 ある参議院議員の“先生”が講演していました。

“この国の財政状況は、会社や家庭ならば破産している状態”と、現職の閣僚も、テレビなどのメディアを通じて公言しています(国民の混乱を避けるためか、 “日本国が破産することはないけれども、ハイパーインフレは避けられない”とまでは言いませんでしたが…)。

わかりやすく言えば、ハイパーインフレの下で、タマゴ1個10円が10万円になるならば、サラリーマンの月給30万円は30億円になるわけです。 1万円が今の1円かそれ以下の価値になってしまうのです。1万円は硬貨になり、1億円札が登場するでしょう。 子供の頃から夢に見ていながら、神に見放されたかのように、いまだ実現していない1億円を超える財を得たいという願望は、はからずも、 私だけではなく、子供を含めた日本国民の多くが実感することになるのです。さらに、タマゴ1個が100万円になったら、月給は300億円になります。 0が1個とか2個の次元ではなく、ひょっとしたらアフリカのかの国のように10の十何乗とか二十何乗というような、 億とか兆といった通貨単位の呼び名がなくなるほどのハイパーインフレになるかもしれません。

多少の混乱はあるでしょうし、振り込め詐欺のような“悪”も暗躍するにちがいないでしょう。 自殺者は今以上に増える可能性があり、私自身もその波を乗り越えて生きのびられるかどうか定かではないと思います。 しかし、経済活動は止まらないのです。問題は、タマゴ1個10円が10万円になった時に、年金10万円が10億円になるかと言えば、 法律・制度を抜本的に変えなければ、そのようにはならないことです。 何もしない限り、年金生活者はタマゴ1個買っただけで、1ヵ月の生活費が吹き飛んでしまいます。 “先生”の講演は、“その時”に備えてどうするべきかについて、公ではないですが、議論されているので安心して下さいということです。

仕分け作業云々など、今までやっていなかったことが不思議なことは当たり前にするべきですが、“焼け石に水というよりも、 坂道を転げ落ちているのをさらに後押ししているような、愚策の一つに過ぎない”と言う人がいます。 今となっては、さらにデフレを助長する要素の一つですから。一方で、一旦インフレに転じれば、数%のインフレで…などとコントロールすることは出来ず、 逆にブレーキがきかなくて、インフレはとどまることを知らないようになるかもしれません。 しかし、国庫を破壊するとか国を弱くすると言われる深刻なデフレの流れを作っている根本的な原因に目をそむけずに、 本当に日本を強くしたいとか日本再生などと願うならば、日銀資金を大量に創出してインフレの流れを作らなければならないのです。 それがデフレスパイラルの連鎖を断ち切る処方箋です。インフレの妄想的恐怖感におびえて、デフレの恐怖を嫌というほど味わう必要はありません。

このようになったのは誰が悪いとか責任のなすり合いや足の引っ張り合いばかり繰り返しても、仕方がないのです。 この国の近い将来を見据えたならば、当然見えてくる現実なのです。 デフレ不況が深刻な時に、インフレをケシカランと批判したり心配することがいかにナンセンスか知るべきで、未来のために備え、 その未来は皆が幸せになれるような流れを作っておくことは、後世への義務です。 “先生”方、政治とカネの問題など、いつまでもセコい犯罪行為に執着して、大局を見据えずグズグズするばかりの流れを変えて、そろそろビシッとして下さい。

我々歯科医師は、日本国破産とかハイパーインフレが近い将来の現実として囁かれ出した頃に起こった、あの“2003年の事件”以来、 アナタガタをずっと嘲笑しているのですよ(あれ以来、歯科医師会関係者は厚生労働省に出入り禁止のようになって、気がついたら、 今後必要不可欠な在宅医療において“連携”が叫ばれる中、歯科はなおざり、法律・制度上その“連携”が非常にとりずらくなっていました。 国ではなく、都道府県単位の努力によって“連携”されているありさまで、県境を越えた格差が明らかになってきています)。 呆れて鼻で笑ってしまいます。そろそろ尊敬の意味を込めて、“先生”と呼ばせて下さいよ!

尊敬されることはなかったとしても、仮にも日本歯科医師会の会長をしていた輩が逮捕されて、同じ事件にかかわっていた、 ポマードじゃなくてクリームをべったり塗りたくっていた総理大臣経験者が、何の罪にも問われない滑稽さ。 本州の西のハズレから総理大臣になった輩が、お相撲さんにイチャモンをつけて結局敗訴になった週刊誌に、数億円の脱税をスクープされて、 それがきっかけで退陣に追い込まれたはずなのに、報道統制がしかれているかのように誰も何も言いません。 議員仲間は“小便に頻回行っていたとかお粥しか喉を通らなかったほどの健康問題が退陣理由ですが、何故そうなったのかわかりません”と、とぼけてみせます。 取り締まる立場にあった元警察トップは、“史上最低の総理”と酷評される輩の下で内閣官房副長官を勤め、 “オフレコの記者会見”なる笑い話を演じてみせました。“メモも録画も録音も禁止された記者会見”に臨む馬鹿ども (私が警察関係者に直接何か言おうものならば、基本的には間違ったことは言わないとしても、‘つかみ掛かって公務執行妨害などになりかねない’ と配慮されるのか、面談にいらした警察関係者は“今日は休暇をとって手帳を置いてきました”と、おっしゃるほど。 当然、私も恐縮して気を使います。相手のほうが一枚上。所詮、私はハイシャ)。さらに、“史上最低の総理”が退陣表明した日に、 内閣官房機密費から数億円引き出されていた事実が発覚。政権交代して後を引き継いだ総理も“数億円の問題”で退陣は時間の問題。 大きな流れをつくる決定力をもつ輩が、それを行使せず、私利私欲ばかり求めて、その罪に問われることがない世の中。 働けども働けども…という石川啄木の短歌を胸にしまい込むようにしながら、諦めたり命を絶ったりする大衆。実に1日あたりの自殺者数90〜100人。

日本人が忘れたものを取り戻しましょう。ハイシャがショウシャになろうといった大それたことや、下剋上とか、 ゲームのリセットのようなことを考えているわけではありません。 しかし、私腹を肥やし高笑いしている悪人と、地味に働きながら報われることがないかのような大衆との格差を縮める起死回生の策は求められていますし、 実現可能というよりも、そうせざるを得ない現実問題なのです。格差社会となげき、あの世に旅立とうとしている人々や肩を丸くして諦めている人々に、 ‘この世もまだ捨てたものではないな’と、思わせる希望の光を投げかけましょう。“利益”、“私利私欲”ばかりを追い求めずに、 世代を超えて“義”をつなぎ、共に生きる“共生”を求めるべきです。 “時の流れ”は既に、それを求めているのですよ。資本主義が行き詰まり、共産主義でもない。しかしながら、社会保障は必要。 ならば、勝ち組も負け組もない、誰も踏ん反り返ったりひれ伏すこともない、共産主義とはちょっと違う“共生主義”といった社会はいかがか、 ハイシャからの提案です。いずれにしても、下を向いて溜め息をつくばかりの悶々とした日々から開放されて、 毎日がワクワクドキドキルンルンするような世の中は、日本国がハイパーインフレに突入するその先に待っているのです。 そのことに皆、うすうす気がついているはずです。歯を食いしばって立ち上がるまでもありません。 大笑いしながら難題を吹き飛ばして、一歩一歩進みましょう。

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H21.11.5.

0が1個A

数年前に、JR山手線の某駅近くを会場とした口臭、口腔乾燥症(ドライマウス)の講習会がありました。 初めて下車した小さな駅、住宅街の狭い路地をとぼとぼ歩いて到着。
口臭に関しては、「犬はおろかヒトの嗅覚に匹敵する装置を作ろうとすれば、ビル一つに一杯になるほどのコンピューターが必要です」と、ある講演者。 ガスクロマトグラフィーという大掛かりな測定装置が知られますが、これとてそれには及ばないので、 カンノウ検査という被験者の息を直接嗅ぐようなことは重要です。 ただ、それだけではどのような口臭かプレゼンテーションしにくいので、ハリメーターという卓上型の装置が開発されました。

ハリメーターという卓上型の装置

ただ、これでは治療に伴い口臭が改善されたか否かといったことは示しにくく、どのような口臭かわからないので、 口臭の元と言われる三種類の物質の多少を調べて示すような、第二世代の卓上装置が開発販売されていることが紹介されました。
講演者が「口臭で開業しようと思っています」と、言い切ったところで、会場のあちこちから小さい声でヤジがとびました。

北海道歯科医師会傘下支部の某歯科医師会長は、歯科医師会単位で口臭に取り組んだことを講演されました。 北海道歯科医師会から金銭的支援を受けて早朝深夜などの料金が安い時間帯にテレビコマーシャルも流したそうです。
「ポスターを作るのに、週刊誌で活躍している幼なじみのイラストレーターに依頼しようと、50万円包んで持っていったら、 『お前な、0が1個足りないんだよ』と、言われました」と。体格がいいのですが、似合わないような、か細い声で。「女性の顔を思わせるポスターは、 貼っていたものが剥がされて盗まれる被害に遭うほどの出来でしたが、私は唇の厚さがちょっと…」とか、 「東京などでは、口臭測定料などとして1,000円とか3,000円請求するかもしれませんが、 私共の地域ではそうもいかない(口臭外来とかドライマウス外来といったやり方で治療を保険医がやるのが東京など大都市を中心に増えてきていますが、 本来は保険医をお辞めになって、自費で…というのが法律・制度に厳密に従うところ。現状では大都市ほど、赤信号みんなで渡れば怖くないといった傾向。 もっとも、取り締まりなどしない警察。まともな治療が出来ない、機能不全を起こさせるような厳しいシバリ・法律規制を課しておいて、 平然としている医系技官をはじめとした厚生労働省の馬鹿ども。奴らを適切に導くことをしない大臣以下政治家どもの無能。 11月4日付け河北新報17面の記事に見られるように、全体を見据えた視点から報じないマスコミの愚かさ。国民の無知・無関心。 ストレス社会とストレス緩和に歯科医が関わろうとすると、それは心療内科医や精神科医の分野で…と屁理屈を言い出す法律の専門家。 高価な診断治療器械を購入しても、保険診療のもとではどのように対処するべきか曖昧なままで、 むしろブラックジャック的に診療したほうがまともな治療が出来ます。 法治国家なのに何もせず、もはや焼け石に水の状態まで放っておく放置国家。)」といった皮肉(括弧の中は彼が直接言ったわけではないですが、 まともな歯科医、良心ある歯科関連の有識者なら誰でも思うこと)を言ったり、泣き出しそうな声で、 「受診率が低下する一方なので、少しでも、口臭に関心をもってもらって、その主な原因の歯周病治療に来てもらいたくて、 このようなことに取り組みました」とか、「歯科医師会で会議をしようにも、 過半数に満たない三分の一の先生方しか出席してくれない」と、愚痴をこぼしていました。

ドライマウスの治療に漢方薬を使用することを提案した講演者もいました。 問題は(講演者は具体的に説明しませんでしたが、実際の治療現場で)有効と思われる薬の一覧の中で保険適用されない薬がいくつか見られること。 片っ端から処方してみてヒットする薬が見つかればOKというやり方は異論ありませんが、ストレスに起因して発症しているケースが多いのに、 保険が効く効かないといった説明を強いられるのは、治療の流れを絶ってしまいます。

口腔乾燥症(ドライマウス)は、今まで服用してきた(今は服用していない薬も含めた)薬の相互作用(いわゆる飲み合わせ)が原因の場合もあるのですが、 薬の詳細な化学式等を分析して、患者本人はおろか薬を処方し続けてきた医師・薬剤師でさえも気がつかなかったような、 気が遠くなるような作業の末に原因にたどり着き、それを取り除いて、「お前!スゲーな!!」とほめられても、見合った報酬も誇りも得られず、 鼻で笑って、「ふんっ、だから何だっつ〜の!」と、悪態をつくだけ。

はたして、この国の社会保障、医療福祉は…。悶々とする日々が続いています。
 

政権交代前の大臣は医系技官が支配していた地位を文官に任せるなど画期的な仕事をなさったりしていましたが、 参議院議員で当選回数も少ないにも関わらず、いまだに将来の首相候補と言われる理由の一つでしょう。
ミスター年金と言われた新大臣は厚生労働省の役人からそっぽを向かれることが多く、力を発揮出来ず、 診療報酬を上下させたりする姑息な手段に終始しようとしています。
近未来の日本の医療、介護福祉、社会保障はこのような策によってこうなりますと、過去ばかりを顧みるのではなく、 未来を見据えた大きな流れを作る仕事をしてもらいたいですね。それとも、質問書を乱発するパフォーマンスだけがお得意ですか?

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H21.11.2.

0が1個@

国産の義歯維持装置(アタッチメント)製造のため、1925年4月創業した井上アタッチメント株式会社という老舗企業が消えてから間もなく1年になります。 石巻市の隣、東松島市(旧鳴瀬町)に東北工場をもち、歯科材料の輸入販売も手掛けていた会社でした。
井上アタッチメントは口腔乾燥症などに用いるオーラルバランスという商品も扱っていました。 石巻日日新聞を購読している家庭に毎月届けられる雑誌“いしのまきらいふ”に掲載されていたある店の広告に、 この商品の井上アタッチメントからの仕入れ値よりもはるかに安い販売価格が掲載されていて、担当の方にそれを見せると、血相を変えて飛び出して行きました。 そのようなことから不信感が募り、請求に対する支払いが数ヵ月滞って、担当の方から「いくらでもいいから振り込んで!」と、電話がありました。 これに対して、1,000円だけ振り込んだのですが、担当の方は当然「0が1個2個…」と。 私としては100円(振り込み手数料のほうが高い)でもよかったのですが、きちんと清算してから“出入り禁止”にしました。 そうしているうちにある時、数十万円の請求書が郵送されてきました。問い合わせると、 「何年か前に先生が購入されたものが、当時、薬事法で認可されていなかったのですが、最近認可されたので、その請求です」との返答。 あってはいけない、振り込め詐欺よりもひどい請求です。‘歯科界の老舗企業が…’と
、開いた口がふさがらない思いでした。担当の方は私より3歳上でしたが、二度と立ち入りを許さなかったのです。 “余罪”は他にもあったかもしれない老舗企業が、理由はどうあれ、消えてなくなるのは時間の問題でした。 社員全員解雇となり、あの方はどこでどうしているのやら…。
“安く仕入れて高く売る”のは商売の基本だと思いますが、売る側と買う側の間に必要なものを欠くと…、逆にこの“もの ”があれば、 0が1個2個多くても成り立つものか?
単純に商売だけならばそれでいいかもしれませんが、社会保障、医療福祉は…。悶々とする日々が続いています。

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H21.10.30.

さようなら!鳩山首相

三つの難題
 
@政治献金
A経済危機
B日米問題

@については週刊誌が取り上げるくらいで、新聞やテレビのニュースでは扱いが小さかったのですが、 25日付全国紙の1面トップで扱われたのを皮切りに、所信表明、代表質問と、避けては通れない項目。 悪質な違法行為が周知の事実となると、首相退陣に追い込まれるのは時間の問題。年明け早々にも…といった空気が漂いはじめています。
“歴史的な選挙”を前にして、小沢さんに続いて鳩山さんも…ということでは、 現実になるはずの政権交代が夢と消えてしまうという“空気”が支配的だったために、言わば“執行猶予”の状態が続いているだけ。
Aについては、欧米各国では、実際はともかく、株価など数字の上では“底を打った”といわれている中で、日本は株価が下げ止まらず、 有効な策もなく、閣僚の発言にも、“分かっていない”と不満の声が聞こえてくる現状。
Bは、“今、最も厄介なのは中国ではなくて、日本だ”と、合衆国政府高官が述べたということが新聞記事として掲載されるなど異例なことが起こっています。 “政権が変わったから…”は通らない認められないという合衆国側の主張を受け止めて…という前提がないと、誰も納得してくれないでしょう。

三つの難題のうち、後の二つはそれ以前の政権に責任転嫁して、その分は逃れられるかもしれませんが、最初の一つで撃沈。 大破炎上では済まないでしょう。もっとも、鳩山政権は1年もたなくても、自民党がそうしたように首相交代を繰り返して、 鳩山さんが大切にしたがっている“政治に対する国民の信頼”を失いつつ、短くても次の総選挙まで4年くらいは民主党政権は続くでしょうし、 世界の前例からすれば、以前ひとり言をつぶやいたように8年は続くはずです。

寄せ集めのマニフェストも、全部実現しようとせず、どこかで開き直りが必要なことは明らかです。 “政権与党となる前はこれでいいと思っていましたが、実際にはこれではダメな点がいくつかあって、 それらに関しては別の政策にするべきだと実感しました。 マニフェストの評価については減点されることになりますが、反省して今後に活かしたい”といった起死回生の発言、施策が期待されます。 そのほうがかえって国民の評価を高めて、実際に国民のためになり、政権も長続きすることでしょう。

そのためにも、ちょっと気が早いですが、お別れの言葉を。さようなら!鳩山首相。

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H21.10.23.

中山の大観音

仙台駅から愛宕橋とは逆方向、東北大学医学部歯学部がある星陵地区のさらに北に中山の大観音が見えます。 何のついでだったか、今93歳の祖母を車に乗せて、仙台市内あちこちを案内したのは、かれこれ20年前。 若い女性とのデートだったら、“一番印象的だったのは?”と聞かれて、「景色の素敵なあのレストラン」と、答えたかもしれません。 祖母にその質問はしませんでした。聞くまでもなかったから。思わずふきだしてしまいました。 その晩、満面の笑みをたたえて大声で寝言。「いやあ〜、観音さんを見せられるとは思わなかったな〜(^O^)」
大学病院に入院していて、余命が僅かという人がいて、「中山の大観音が見たい」と、ハッキリ言ったら。 その人があなたの親や祖父母だったら。一分一秒でも延命を望みますか? それとも一日二日命を縮めることになっても、望みを叶えてあげますか? 果たしてそうすることは、致死の罪に問われるような愚行ですか?
20年前は祖父が呆気なく逝った年でした。祖父と祖母はカワリバンコに体調を崩して、 ‘先に逝くのは祖父よりも祖母だろう’と、思ったこともあったほどでした。
おばあちゃんっ子と言われた孫の最後の祖母孝行のつもりでした。もっとも、あれから20年経って祖母はまだ元気ですが…。 さすがに、足腰は弱っていますし、無理に長い時間歩くことは許されません。 それでも、歯はかろうじて20本維持していますし、まだまだ祖母孝行出来る余地はありそうです。

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H21.10.22.

志のぶ支店

仙台市の広瀬川にかかる宮沢橋の上流側1本目の橋が愛宕橋。2本目が国道旧4号線の通る愛宕大橋。
愛宕橋と愛宕大橋を通る道路が合流する交差点の先に“一休”というトンカツ屋さんがありました(残念ながら、今はありません)。
川向かいのショッピングセンターに入っていた大友精肉店が前身のトンカツ屋でした(…と書くと「あんたは何歳?何十年前から仙台で暮らしているの?」と、 質問されかねませんが…)。カウンターに座ると、目の前に油まみれの茶色に変色したビニールで包まれたハウンド・ドッグのサイン色紙が掲げられていました。
「あのボーカルの方のご両親かご親戚の方?」と、お伺いしたことなど一度もなく、そんなことはどうでもいいとばかりに、 ただ黙々と巨大なトンカツと火山のように盛りつけられたキャベツとドレッシングが特徴的な定食と向き合っていました。
仙台市営地下鉄愛宕橋駅の向かいには大衆食堂“めしのはんだや”(今は“半田屋”)があり、ここで夕飯を軽く済ませたはずなのに、 ‘アレ?何しにこっちまで来たんだっけ?…そうだ!思い出した!!’と、橋を渡って一休まで行って、 当時一番ボリュームがあったトンカツA定食を平らげたり(アルツ?)、「昼一休、夜一休」とか、「気持ち悪くなるくらいに食べてたよね」と、 友人に言われるような日々は、大学に入る前から学生時代を通じて卒後数年続きました。 百回以上訪れた“イッキュウ”は“キュウ”と店の名を変えた後、過去の存在になりました。
志のぶ支店 一休の向かいを愛宕橋の方に進んでいくと、志のぶ(しのぶ)支店が見えてきます。支店があれば、本店があるわけで、本店は東九番丁にあります。 仙台駅方面から学生の頃はバスだけが双方通行で一般車両は一方通行だった暴れん坊小路(連坊小路)から、東九番丁に入ってすぐ左側にあります。 車の場合は、荒町商店街側から一方通行の東九番丁に入って右側です。 本店のメニューは中華そばとチャーシューメン、冷し中華の3種類それぞれ普通盛りと大盛りがあるだけでしたが、 客席が少ないこともあって、いつも混雑していました。日曜日は定休日でしたが、大晦日が日曜日の時は営業して、年越し(中華)そばを振る舞う粋な店です。 同じものを注文しているはずですが、客によって、「おそばちょうだい!」、「ラーメン!」、「中華そば下さい!」、 「あったかいの!」と、様々な声が聞こえます。
支店は丼物を含めて、いろいろなメニューがそろっています。本店にもある3つのメニューも、味はもちろん見た目から明らかに違います。 “本店の冷し中華はちょっと…”という人は、支店の冷し中華ならば受け入れられるかもしれません。 逆に一般的な冷し中華は苦手で、志のぶ本店の冷し中華ならば食べられるという人がいても、不思議ではありません。
連坊小路は拡幅されて、両側に広い歩道までついています。愛宕橋の崩れかけていたコンクリートの欄干も、金属性で綺麗なものに変わっています。 志のぶ支店とその先にある角の八百屋さん(通り掛かるといつも挨拶してくれますが、無愛想ですみません)など、 変わっていないように見えるところは少なくなってきました(当たり前ですが…)。
「志のぶ本店は綺麗に新しくなったんですよ! 知ってました? でも、志のぶ支店を知っているとは思わなかったな。 じゃあ、今はないけど、タコ焼き屋のおばちゃんも知ってる?」
向山出身だというある人と話が弾み…。
「歯医者よりも、喫茶店のマスターのほうが似合っていると思っていたのにな」
自分でもそう思うけれども、本にも書いたように“神のお告げ”のようなものがあって…。
仙台で老舗の喫茶店というと…向山を登って降りて、愛宕大橋のさらに上流にかかる霊屋(おたまや)橋を渡って東北大の正門の方に進んで右側にある“茶茶”か。
「十字屋(今はヤマダ電機)の隣にある“とーもん”さんかな」
“とーもん”さんは老舗という雰囲気ではないし、“茶茶”もあーなっちゃうとね…。
「時代。いや〜、でも、志のぶ支店が出てくるとは思わなかったな」
来年は夫婦で仙台に引っ越すのだそうで…。
どうでもいい話ばかりのようで肝心(肝腎)な話は省略していますが、軽〜く下ネタをふりながら、他診療科との交流、情報交換をしているのでした。

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H21.10.21.

ありがとう!103系

ありがとう!103系

なんだかんだといっても、お世話になることが多い仙石線。
仙石線の車両は現在、埼京線などで運行している205系が主です。 改装しているため、外観は異なりますが、シートなどの内装は‘確かに’と、思わせます。
外観は青いラインが入った編成が一番多い車両と、4両すべてに異なるラインが配色された車両(個人的には石巻寄りの赤いラインの車両は、 シートのアイディアは認めますが、実用的ではないように思います)と、2種類のマンガッタンライナーと、 鉄道オタクが喜びそうな色鮮やかな車両があります。
そのなかでパステルカラーに配色されて、SENSEKI LINEの文字がおごられた103系が残っていました。 さて、その103系。石巻〜仙台・あおば通間はこの17、18日で運行終了。仙台寄りの短い区間の運行も今日で終了となりました。 ありがとう!103系。お疲れ様でした!。

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H21.10.20.

定額給付金申請締切日

今日は(石巻では?)定額給付金申請締切日なのだそうです。明日以降に申請しようとしても、給付されません。
はたして、すべての国民に給付となったのでしょうか?
国民一人一人が社会保障のあり方を考え、理解しようとするためには、 以前にもひとり言をつぶやいたように‘北欧スエーデンのように20%以上の消費税から2年毎に還付されるようならば…’と、思うのですが…。
給付の事務処理などの問題点を整理して、“今後”に活かしてほしいものです。

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H21.10.19.

19年ぶりの…

貸しボート

学生の頃、仙台市の宮沢橋近くに貸しボートが営業していました。 ボートが水害の被害に遭った時にはボランティアの人々が復旧作業に協力するなど、市民に愛されたボートでしたが、 利用者の減少、制度規制の問題などから過去の存在になって久しかったのです。
その貸しボートが、規制緩和もあって、19年ぶりに営業を再開しています。 宮沢橋の向こうには、SS30の(国道旧4号線をはさんで)道路向かい、郊外に移転した東北学院中学・高校の跡地に、 ウェスティンホテルが入居するビルが建設中です。
「20年くらい前にはSS30はあったけれども、あのビルはなかったよね」などといった会話をしながら、 デートに利用していたというご夫婦が昔を懐かしみながらゆっくりオールを漕いだり、 親子さらに幼児の3代がそれぞれの思いを抱いてボートに乗ったり、のんびりした光景が見られるかもしれません。
広瀬川の貸しボート乗り場は、仙台市営地下鉄仙台駅から(仙台市体育館最寄りの)富沢駅方面3駅目の河原町駅下車徒歩数分です。
石巻にも中瀬に貸しボートがありましたが、白波がたつことがある所でした。 穏やかに見える日でも下流側に流されると、腕に覚えがある人でもそのまま河口方面に流されかねないような、 見た目以上に流れが急な所ですから、復活は望めそうにありません。

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H21.10.16.

歩く食い道楽大百科事典B
最期の一皿候補?

和牛リブロース

いちご歯科クリニックから2番目に近い焼肉屋さん、幸楽 石巻店のイチ押しメニューです。 ハサミがついていますが、必要がないほどにやわらかいので、切らずにそのまま頬張るのがオススメ! 「このまま死んでしまっても悔いはない」と、思わず言ってしまうほどの一皿。
以前は昼も営業していたので、ランチのセットにこれを追加すれば、リーズナブルに幸せな気分になれましたが、 今は17時からの夜の部のみの営業です。ボランティア企画など粋なこともする名店です。 有名なドラマに登場する幸楽は店の名前は一緒ですが、焼肉屋ではありませんね。
女川にある幸楽とは姉妹店(文字通りならぱ兄弟店)です。 石巻・女川というと海の幸を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、幸はそれだけではないのです。

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H21.10.15.

今さら今年の初夢の話

14日からシリーズの第8弾が始まったドラマ相棒。 警視庁特命係の杉下警部(水谷豊さん)の相棒役・寺脇康文さんが降板して、及川光博さんに代わったのは、寺脇さんが“がん”になったから。
すごくよく出来ていたけれども、事実とは異なる今年の1月中旬頃に見た初夢です。2日ではなく。 なぜこんな初夢?しかも1月中旬になって?初夢の意図はミステリー小説でも書けということか、意味などないのか、それとも…?
ドラマを見ていて思い出してしまいました。 鮮やかな展開、よく出来ていますが、細かい所をツッコムと、 「なるほど、事実としては成り立ちえないんですね」というところが見られることが多いドラマ。 14日放送分にも、思わず苦笑いしてしまうところが…。まぁ、細かすぎることは気にせず、ドラマとして楽しみましょう。

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H21.10.14.

鉄道の日

鉄道の日

一昨年10月、33年ぶりにJR石巻線をSLが走りました。‘次はまた30年後か40年後か’と、汽笛が寂しげに聞こえた人は少なくなかったと思います。 その寂しさを打ち消すように、“汽笛”は、昨年も、今年も帰ってきました。 10月14日は鉄道の日ですが、今年は10月10〜12日の連休3日間に、小牛田〜女川間を一日一往復。 女川駅に転車台がないので上りの復路はバックで、3両の冷房装置がついていないレトロな客車を牽引しました。
写真は往路の11日・水明南を通過時、12日・水明と稲井間の鉄橋を通過時です。 私はいずれも現地に徒歩で行きましたが、鉄橋の“ポイント”付近では、県外ナンバーの車が多く見られました。 路上駐車、無断駐車や無用なトラブルがなければいいのですが…。 列車に乗る人も、それを見送る人も、写真を撮る人も、ささやかな幸せなひとときをまた過ごせますように。

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H21.10.13.

サルナシ

サルナシ

濃厚な“キウイの元祖”、“幻の果実”と称される山の幸。「今年はあまり採れなかったんですよ」というある方から、サルナシをいただきました。 歯ブラシと比べて、そのかわいらしさ、小ささがお分かりいただけるでしょう。 石巻地方でも、自生しているのだそうです。見た目は小さい青りんごですが、実がなるためには、キウイと同じように雌株と雄株が必要です。
ある方が自宅にサルナシの雌株と雄株を植えているにも関わらず、毎年サルナシ採りに出かけるのは、 釣り好きが魚を食べるためよりも、釣るために出かけるのと同じなのでしょう。
サルナシ採りの直後、心臓病で身動き出来なくなり、救急車で運ばれたことがあるそうですから、無理することなくお体ご自愛を。 どうしても、お出かけになる時は、万一の時にすぐに対処出来るように、どなたかと一緒にいってらっしゃい!

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H21.10.9.

巨人の15番

昨年まで巨人で背番号15をつけていた選手がいます。今年は背番号39になり、今シーズンの巨人で15は欠番でした。
その彼がアリゾナのウインターリーグに参加するために、原監督に渡米の挨拶をしたそうです。
「監督から『来年、1軍に上がれるように、取り込めるものを取り込んでこい』と、言われました。頑張ってきます」と、コメント。 2005年のアジアAAA選挙権優勝に貢献。田中マー君(現・楽天)が頼りなくボコボコに打たれたのに、彼はビシッと抑えて、 1998年に松坂大輔投手を擁して以来の優勝でした。 甲子園ではマー君からホームランを打ったほどで、ピッチングだけではなく、バッティングにも非凡さを見せつけていました。 肘の故障などがあったにしても、いつまでも2軍でくすぶっている器ではないはず。 出身高校のある大阪や神戸の方に話しても、「そんなピッチャーは知らんな!」。 そういう人達に、「おった。おった。凄いピッチャーやな!!」と、言わせるような活躍が出来るように、陰ながら応援しています。 巨人の15番を取り戻すほどに。

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H21.10.8.

最高裁判所裁判官国民審査

先月の選挙では、最高裁判所裁判官国民審査も行われました。
小学生の頃のある担任が、「過半数の人が×を書くと、その裁判官は辞めさせられます。 もっとも、今までそのようになって辞めさせられた裁判官はいませんが、私は毎回、全部×を書いています」と、おっしゃっていたことを思い出します。 子供心に‘何言ってんだ!?この人は!’と、思っていましたが、選挙権を得てからは“教え”を守っています。 もっとも、あれから30年たっても、過半数の人に×を書かれて辞めさせられた裁判官はいません。
「この制度はいらない」という意見に対して、「イヤイヤイヤイヤ…」と、異をとなえる方がいますが、 形骸化している制度で、少なくとも見直しが必要です。
「『こんな世の中だから…』と嘆く前に、その原因の3分の1は国会議員に、3分の1は官僚に、あとの3分の1は国民にあるのだから…」と、 ある人が言っていました。たしかに、3分の1の責任をそれぞれその人数で割ると、国民は実感することがないかもしれません。 しかし、忘れてはならないのが、司法関係者です。 ヘンテコリンな法律や制度を改めさせる本来の役割を担っていると思えなければ、最高裁判所裁判官国民審査で×を書き続けるでしょう。

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H21.10.6.

霞ヶ関文学・

いちご歯科クリニック開業前に仙台で勤務医をしていました。 その2ヵ所はいずれも、近くにコンビニがあって、小さい郵便局があって…と、似たような環境でした。
もう一つ、いずれも部落差別があった地域が近かったことがあります。多くの市営住宅の他、マンションなども林立しつつある地域でした。 が、学生の頃にそれらの地域の知人がいると言うと、「オラ、アイヅ嫌だ。百姓クセ〜クッテ」と、 言われるほど、‘差別意識は根強く残っている’と、感じさせました。
ある時、その部落差別を戒める法案が通りました。多数の票に結び付くとは思えないのに、国会議員の方々の信念が結実したものと、 感服したのもつかの間。
出来上がった法律は、似ても似つかないものだったそうです。 法案に句読点やひらがなを足したり削ったりするだけでも、微妙に意味合いの異なる代物に仕上がった法律が出来てしまうそうです。 霞ヶ関文学といわれる官僚の暴走的な作文。脱官僚を掲げる政府がこれをチェックするには官僚、元官僚の力に頼らざるをえないはずです。 官僚排斥ではなく、官僚の意識を改めさせて(視点や立場を変えさせて)、制度や仕組みを改めていただきたいものです。

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H21.10.5.

It's like so whatever!

自民党総裁は当選10回以上の者に限るという不文律があったのだそうです。従ってこの国の総理大臣は、長い間当選10回以上の議員でした。 テレビのニュースや新聞記事で耳障り目障りなほどに名前の後に当選〇回と続くのはそのためです。 政治部の記者ならば知らなきゃモグリですが、一般的には「言われてみれば…、そうだったんだ」程度。
誰からこれが守られなくなったか、ご興味のあるかたはお調べになればよろしい。 もっとも、向こうの若者言葉で“It's like so whatever!”(そんなのチョーどうでもいい!)。 今回の総裁選は3人が立候補しましたが、事実上、眼鏡二人の争い。結局、総裁になったのは当選10回の眼鏡。 当選回数の浅いほうは、‘あれでは多数の支持は得られまい。もったいない(≧ω≦)’と思う発言が多く、結果は案の定。
政権交代して総理大臣になった方の当選回数は一桁です。 政権は短命で終わるとか、次の選挙ですぐまた政権交代だとか言われていましたが、世界的に長い間政権を担当していた政党が下野して、 与党として復活した例は2つあって、いずれも8年かかっているそうです。難題山積み、今回の日本のケースはどうなることか。お手並み拝見。

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H21.10.2.

振り込め詐欺がなくならないのは?A

毎年8月に電話帳が更新されてから、全国の病院診療所に写真のような郵便物が届きます。

振り込め詐欺

電話帳広告の広告料は電話料金と一緒に引き落とされますから、いわれのない請求です。

振り込め詐欺

ご丁寧に綺麗に切り抜いて貼付けてあります。もう何十年も続いている詐欺行為。一味が一掃されるでもなく。 天下り団体の一つなのでしょうか?騙されて振り込む人はそういないでしょうし、 人件費や郵便料金などを何十年もどのように資金繰りしているのか。薄気味悪いですね。

振り込め詐欺

NTTのインターネット広告は、電話帳広告同様に規制が厳しすぎ。携帯版も出していましたが、それに掲載されていた地図は20年近く前のもので、 道路が整備されていない荒れ地の中にポツンといちご歯科クリニック。 地図の更新を依頼すると、「何ヵ月もかかるが、更新料をいただきいてから」との返答。
「ッザケンナ!ボケ〜P」と、悪態をついても、会社の上層部に声が届くことはなく、青い顔をした担当者が上司とともに面談に来ただけ。

電話帳広告自体も無料掲載分だけでいいのですが、「それでは私の顔がたたなくなるので…」と、開業以来1〜2年のブランクがあった以外は、 ほぼ毎年担当しているT氏。仕方なく4倍角だけ掲載。 もちろん、大きな広告を出したほうが費用対効果は高いですし、不快な郵便物を見たくなければ4倍角も止めればいいのです。 図体ばかりでかくて、破綻させて解体して出直しさせてもいい会社は、今話題のあの航空会社だけではないようです。

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H21.10.1.

今日も生きていられるありがたさ

宮城県地方は梅雨明けがなかった8月が嘘のように、9月に入ると平年の降水量の1割にも満たなかったのだそうで。 月末になって、28日、29日と雨はふりましたが、月間最低降水量の観測記録を更新? 異常気象と一言で片付ければそれまでですが…。 「この夏はずっと雨ばっかりで、9月と8月が入れ代わればよかったのに。 梅雨がないと言われていた北海道でも、じゃがいもの収穫時期に、長雨で湿ったままで大変でしたよね」 「いたみやすいからね。そうなっと、何とも言えねんだよね。あの臭い。くっせ〜くって」

恐竜絶滅のきっかけになったといわれる地球への巨大隕石接近を観測していたNASAが、その体制を維持出来なくなったと発表。 ただ、巨大隕石の接近を早期に予知出来たとして、大震災同様お手上げかもしれません。
新型インフルエンザ感染に起因する死者が国内で20人に迫っています。 うがい、手洗いといいますが、新型インフルエンザに感染した人が口の中をいじった手でどこかを触り、 あるいは、咳、くしゃみをして(数メートルはとびます)、そこを他の誰かが触って、無意識のうちに口に手をやれば感染の可能性は高くなります。 口の中を衛生的にすることはインフルエンザ予防に効果的。鼻で息をすることもそうです。 マスクをすると鼻を圧迫してしまいますから、感染した人や咳をする人がエチケットとしてマスクをするのは有効ですが、 予防のためにマスクをするのならば口だけ覆ったほうがいいのでは?
1日何十回手洗いすれば? 完璧な予防方法? 新型インフルエンザ罹患者の8割以上が未成年。親が医者でも、社会生活を営みながら、感染、発症を完璧に止める方法はないかもしれません。
数だけで言えば、年間の自殺者が国内3万数千人、1日あたり90〜100人で、 新型インフルエンザの比ではない大問題なのに(皆それは承知しているはずなのに)、ニュースとして報じられるのは忌み嫌われてか控えられる傾向。
ウイルスは生物ではない? じゃあ、命って何? むなしいもの? “健康優良児”でも、いつどうなることか。人ってあっけなく死んじゃうんですね。
‘嫌だ。不快だ。つらい’と感じることばかりでも、そのように感じることが出来るのは生きている証。 今日も生きていられるありがたさ。それを笑顔にかえる力を!

青不動様、お守り下さい!

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H21.9.30.

Walker

42km余のマラソンの記録で、6時間以上かかるとWalker(歩行者)といわれます。完走というより完歩です。 時速7kmは早足から軽いジョギングに相当する微妙なスピードです。 もっとも、競歩のアスリートレベルでは、時速14〜15kmになりますから、歩くことの定義からすると、 サブスリーでなければ(3時間をきらなければ)、Walkerです。

「トレッドミル(ルームランナー)でトレーニングする場合は、走らないで歩くくらいのほうがいい」と、ある人が言っていました。 Walkerでいいじゃないですか。 肩甲骨の間など背中と丹田(へその下あたり)、お尻を意識しながら時速7km前後でゆっくり走るような速く歩くような微妙な感じで。 恥ずかしがる必要も、馬鹿にされるいわれもありません。ダイエットにも効果的です。

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H21.9.29.

飛脚の腕の振り方は?

飛脚の腕の振り方はなんば風だったのでしょうか?今風だったのでしょうか?

何年も前ですが、本上まなみさんと小澤征悦さん、柳沢慎吾さんが共演していた飛脚の時代劇の番宣に、小澤さんと柳沢さんが出ていました。 その中で飛脚の腕の振り方を、柳沢さんがあの軽妙な語り口で、「研究している方からご指導いただきまして、こんな感じで…」と、 身振り手振りを交えて紹介していました。 “飛脚は特殊な技術で今風の腕の振りを身につけていた”という研究者もいるようですが、だとしても、腕を前後に激しく振るのではなく、 柳沢さんがやっていたように、体の前で上下させるだけだったのかもしれません。

肘を出来るだけ後ろに引くと逆に脚が前に出やすいといわれますが、長い距離を走るときは、腕はバランスをとる役割を担いますが、 必ずしも大きく振らなくてもいいように思います。 走るときは(歩くときもそうですが)、案外、背中の筋(肉)の働きが重要です。肩甲骨の間あたりを意識すると、楽に走れるようです。 腕をのばして手の平を後ろに向けるように指を組んで、 出来るだけ腰から離すようにしながらジョギングすると(万一、転倒したときの受け身には注意しなければなりませんが)、 肩甲骨の間を意識する感覚や楽なことがわかると思います。

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H21.9.28.

なんば歩き

江戸時代の歩き方は今風の歩き方と異なり、左足が前に出る時は左手も前に、逆に右足が前に出る時は右手も前にといった、なんば歩きだったそうです。 少し格好悪く見えるかもしれませんが、ゆっくり歩くには何の問題もないだけではなく、かえって合理的なのです。 和服を着て腕を大きく振って今風に歩くと、腰の部分にひねり、ねじりが加わるので、だらしない着こなしになってしまいます。 なんば歩きか両手で小物を持つなどしてほとんど腕を振らずに歩くと、そうならずに済みます。

なんば歩きは歌舞伎や相撲など日本の伝統的な所作に垣間見ることが出来るといわれています。これを疑問視する人もいるようですが…。

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H21.9.25.

飛脚のわらじ

富士登山など静かな登山ブーム。あるアウトドア用品の専門店に、「わらじが売っていて、びっくりした」と、ある人が言っていました。

わらじは登山ではなく、渓流釣りなどで使われるもの。地下足袋にわらじを履くと、滑り止めに役立つのだそうです。 濡れた岩場では、地下足袋だけよりも滑べりにくいようです。

わらじは耐久性に問題があるので、ほとんど使い捨てに近いかもしれません。 履物として一般的に使われていた江戸時代には旅人の荷物の多くを占めていたでしょうし、道々でわらじを売り買いするような光景が見られたはずです。 旧東海道の沿道で、藁の代わりにビニール紐のようなもので作ったわらじを、道行く旅人に配っている高齢者の方がいらっしゃるのは、 その名残かもしれません。

擦り減りやすいために、道中、何度も新しいわらじに履きかえることを強いられた江戸時代。 飛脚はそれでは仕事に支障があるために、特殊なわらじを履いていたようです。 分厚くて、踵の部分がないものです。踵をつかずに走っていたのでしょうか。今風に言えば踵のない健康サンダルのような感覚ですね。

多少擦り減ってもすぐ交換しなくても済むように分厚くして、そのままでは重くなって困るので、踵の部分をなくしたのでしょう。 踵をつかずに走るとふくらはぎの部分に負担がかかりますが、脚半が今のサポーターのような役割を担っていたと思います。

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H21.9.24.

黙祷

朝、隣人が一瞬娘さんかどなたか別人に見えました。目の回りと鼻を赤くして。その意味合いはすぐわかりました。 声をしぼりだすように、愛犬が亡くなったことを告げてくれる前に。
「寂しくなりましたね」
「先週の水曜日でした。火曜日に病院へ行って、次の日にそのまま病院で…。もう1週間になります」
「気がつかず、失礼しました。いずれホームページのひとり言で“隣の犬”と題して紹介しようと思っていたのですが…」
まだ生まれて10年に満たない小型犬。通用口に誰かが近づくと番犬のように吠えてくれるので、居ながらにして、時間帯的に誰かと察しがつきました。 心臓に治しようがない持病があるとかで、吠えては咳き込み…。食欲がなくなって、声も出なくなり、「一時はもう駄目かと思ったんですけど…」、 元気を取り戻して、「少なくともあと数年は生きてくれるよね」と、一安心していたのですが。
「この子が死んだら、もう他の犬を飼う気にはなれません」と、話していたことが、早くも現実になってしまいました。 隣人とともに散歩しているときなどは、視界に入り次第、100m向こうからでも隣人が手を振るのに合わせて、 尻尾を振りながら吠えたりしていたあの子には、もう会えません。

「大学に入るまでは、犬猫に触ったことさえなかったんですよ。いろいろな人や犬猫に鍛えられましたから…」と、 近づけばじゃれついてきて、「覚えたかな」と、言っても離れるとまた吠えだす。咳き込みながら。 お馬鹿さんというわけではなく、「見てて下さいね。芸をしますから。“バ〜ン!”」と、拳銃を撃つ真似をすると、死んだふりをしてみせました。 でも、もうあの子には会えないのです。あの芸を見せてくれることもありません。

連休前には、悲しい知らせがありました。 某ケアマネージャーをして、「悔しいけど、この方の信頼性の絶大さは先生にかなわない」(私はハイシャなのでショウシャにはなれないのです。 勝とうとしてやっているのではありません)と言わせたSさんの突然の訃報。

連休中には、誰もが“好人物”と口を揃え、地元・埼玉県春日部市に記念館建設を提案しても、 “PTAが…”と、丁寧に断り、しんちゃんの出版社もその写真を持っていなかったという、臼井義人さんが。

パソコンの不調にたたられつつ、19日夜の大学同級会から始まった連休は、青不動参りというより、逃避行のような、傷心旅行のような様相を呈して…。 帰ってきても、小さい命の灯が消えたことを知らされ…。寂しくなりましたね。ご愁傷様というより、“I miss you.”。 遠距離恋愛の相手に会えないのとはわけが違う寂しさですね。人前で(風邪でもないのに)鼻をすすると、ドイツ人は「お前は無礼なことをしているんだぞ。 鼻をかめばいいだろう」と、怒るのだそうですが、こういう日でも許されないのでしょうか。ドイツじゃなくて、日本でよかったです。 寂しさは皆で分かち合えば小さくなってくれるでしょう。ご冥福を心からお祈り申し上げます。

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H21.8.31.

It's like soooooooooo whatever!

RSVP asap.

総額5億円以上と予想される損害賠償等を事務所で肩代わりすることを申し出ているほどに、 業界でお人よしで知られている会長社長親子の願いは届かず、悪意に踏みにじられ。 もっとも、最悪の事態はさけられたようですが。

「10歳の子が一番かわいそう」
「うちでは子供に『覚醒剤って何?』って聞かれて困ってしまった」
「NHKの週間こどもニュースでわかりやすく説明してくれないかな。微妙なネタだから取り上げないか」
待合室診療室だけではなく、いろいろなところから聞こえてきそうな会話。

コロモガエって9月1日からでしたっけ?

道草

末日とはいえまだ8月なのに、最高気温が20度に満たない。日中でも長袖でちょうどいい。10月かと勘違いするほど。
「コロモガエって9月1日からでしたっけ?」
写真はあのかわいそうな大橋中央公園。根付かなかったソメイヨシノにとまるトンボ、消防署の塔を背景に。8月の写真じゃありませんね。

今年の東北地方は結局、梅雨明けが特定できないということで、“夏がなかった”感覚。それにしても、熱帯夜は0。昨年もそう。 一昨年は終戦記念日あたりに一度ありましたが、全国的に記録的な猛暑の年でしたからね。

今年は梅雨明けした地方でも、“夏”になってからも梅雨を思わせる天気が続き。 梅雨がないと言われる北海道でも梅雨のような長雨と日照不足。 真っ先に梅雨明けした関東地方も、「梅雨明け宣言があってから10日くらいは暑かったけどな…」。 例年、「連続何十何日熱帯夜が続いています」と報じられる大阪も、今年の夏は最低気温が25℃を何度も下回り…。

夏は来ませんでした。花巻東はあんな形で準決勝敗退。日本文理は決勝戦9回2アウトから5得点して1点差にせまる奇跡を見せてくれました。 優勝チームが泣き顔、エースで4番バッターの選手が「本当に苦しくて苦しくて…」と言葉を詰まらせた一方で、負けたはずの準優勝チームが、 すがすがしい笑顔に包まれる不思議な光景。たしかに夏は来なかったけれども…。

単一政党で過去最多308議席

花巻東のある岩手県では、昨日投開票された衆議院選挙小選挙区で、民主党が議席を独占。 全国の議席数は新聞や週刊誌で事前に報じられていたように300を超え、単一政党で過去最多308議席になりました。

自民党関係者の中からさえ、「麻生さんのあのテレビコマーシャルは今すぐ止めさせろ。票が減る!」という声がとんだり、 怪文書といわれても文句のつけようがない民主党を誹謗中傷したチラシが、自民党本部から各都道府県事務所に大量に配られ、 ところによっては撒き、ところによっては破棄。そんなことは、超ド級スーパーウルトラまるっとマンモスどうでもいい!

選挙結果を受けて、「衆愚政治の極みだ」という意見があります。 たしかに、郵政民営化のワンフレーズに票はあっちに流れ、政権交代のワンフレーズに票がこっちに流れました。 「将来のこの国をどのようにしたいのかビジョンが見えない」と吐き捨てる人もいます。 1年先だって誰にもどうなるかわからない昨今の世の中なのに。批評批判、言うだけだったら誰にでもできます。

今回投票を終えた多くの人がすがすがしい気分になったはずです。 自分の1票が政治を変えたと感じられる、真の民主主義を実感できた初めての選挙といっていいのではないでしょうか。 まずはその声にならない自分たちの声が、思いが、もっと大きな流れを起こしてくれることを信じて、見守りましょう。

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H21.8.9.

東北三大祭の人出

青森ねぶた祭(2〜7日)310万人(11万人増)、秋田竿燈まつり(3〜6日)124万人(10万人減)、 仙台七夕まつり(6〜8日)208万人(3万人増)(人出のかっこ内増減は前年比)。ねぶた祭は、不況とインフルエンザの影響で外出を控える傾向が強く、 過去最悪の人出が予想されましたが、仙台七夕とともに開催日程が土日にかかり、ETC効果からか予想はいい意味で裏切られました。 平日開催だった秋田竿燈はその恩恵を受けられなかったようです。

仙台七夕はその前夜祭の花火1万6千発を打ち上げるのに4000万円かかるのですが、1ヵ月前で2000万円しか集まっていなかったそうです。 街頭募金で150万円、足りない分は、これまで資金提供を依頼することがなかった商店などを1件1件まわって協賛金を集めて、何とか開催にこぎつけたようです。

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H21.8.7.

誕生日に互恵

学生の頃のとある年末、「日本人が年越しそばを食べるのはなぜか」と、ある英国人に問われて、 「そばのように長く生きるため」と答えればいいのに、「より長く生きるため」と言ってしまいました。 当然、“Live longer than what?(何より長く生きるため?)”と問い返してきましたが、これには聞こえないふりをして答えませんでした。 “what”が何かははっきり言えないけれども、なぜか、自分は間違っていないと思っていたのでした。

さて、100歳になったあの方にささやかな贈り物。喜んで受け取って笑顔で、「モットイチタクナル(もっと生きたくなる)」。

「ンデ、イキタライッチャ(じゃあ、生きたらいい)」。七夕の短冊に早くお迎えが…何て書いちゃって、もう(≧ε≦)!

長生きするなら、100歳になるなら、あなたのような100歳になりたいという人がいるのです。 有り難い、幸せなことです。贈り物をしたはずの側が、大切な物をいただいた気分です。 この場に立ち会って、その一言をいただいただけで救われました。

なぜ“…to live long”ではなく、“…to live longer”と答え、“than what?”には答えられなかったにもかかわらず、 “what”が何かも明確に言えないままに、なぜか自分は間違っていないと思うのか、 かれこれ20年も悶々としてきたのが嘘のようにスッキリしたのだから。やっぱり、間違っていないと確信出来たのだから。 クオリティー・オブ・ライフを高めると偉そうに言うのも、そういうことなのだと悟ることが出来たのだから。

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H21.8.5.

タクシーの日

8月5日はタクシーの日なのだそうです。日本でタクシーが走りはじめた日が8月5日だったのだとか。 だからといって、料金割引も何かプレゼントがあるということもありません。

タクシーの日

そのタクシーの日に合わせて、宮城県内のタクシーは全面禁煙になるそうですが、周知はほとんどされず、 灰皿を撤去していないタクシーが多く、写真のシールをはっていないタクシーも見られます。 タクシードライバーがヘビースモーカーなことも多いわけで…。妙なトラブルが起こらなければいいのですが。

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H21.8.4.

後片付け

道草

いちご歯科クリニックの前を、道路清掃車が通っていきました。 花火大会の見物席、仮設トイレなどの後片付けがすすめられています。 川開き祭が終わると、お盆、秋…。今年は梅雨明けがないまま、本当の夏が来ないうちに、夏が終わってしまいそうです。

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H21.8.3.

道草

道草

かわいそうな大橋中央公園は、草刈りされてから、まだ1ヵ月経っていないのに、また草茫々になりつつあります。 NHKや民放で道草と言えばこの人というばかりにご活躍の、あの俳優さんが喜んで食べちゃいそうな、フキもまた生えてきました。

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H21.8.2.

リバーサイドホテルと孫兵衛船競漕

孫兵衛船競漕。今年の優勝チームは10年振りの栄冠だそうです。おめでとうございます。

リバーサイドホテルと孫兵衛船競漕

背景は閉館したリバーサイドホテル。 ホテル側は川岸ぎりぎりに建てたかったと聞いていますが、堤防をつくる予定があるからと、川から距離を置いた位置で営業して数十年。 結局ここには堤防のての字も出来ないまま、ホテルは閉館してしまいました。 チャペルだけは結婚式に使用されて(雨の時はちょっとかわいそう)、披露宴は系列の石巻グランドホテルに移動するそうです。

海外では中心に人々が集まる“広場”がある街が多いように思います。この街ではこの川が中心、広場のようなものだったのです。 水運で繁栄を築いた孫兵衛翁の偉大な功績でした。 すいうんを変換すると、皮肉にも、衰運になりますが、国内の物資輸送が陸運に移行して、石巻は中心を失ったようになり衰退する一方?

中心を失ったのはこの街に限らず、この国全体に共通する問題かもしれません。 毎年8月になると、少しは考えずにいられなくなりますね。失われた10年どころか、 半世紀以上、60年以上経過しても、トラウマを引きずっているようです。

今年の川開き祭は何とか天気がもちましたが、明けそうにない梅雨空。 何かこのどんよりした空気を嫌って、人一倍汗かきなのに、夏空を求めて旅に出たくなるのです。 今年に限らず毎年のことですが。

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H21.8.1.

ブルーインパルスと水中スターマイン

石巻川開き祭花火大会は何とか天気がもちました。 石巻市の西隣・東松島市にある自衛隊松島基地に拠点を置く、ブルーインパルスの展示飛行の後、花火大会が開催されました。 7月31日付のひとり言で、堤防北側斜面にコンクリートで階段状に整備されたところが花火見物にオススメと紹介しましたが、 手足を伸ばせば水面に届きそうな川岸ぎりぎりに陣取るのも一興です。 この川開き祭花火大会が発祥といわれる水中スターマインなど、火の粉や燃えかすが降りかかってくるほどの迫力が味わえるからです。 わかりにくい写真かもしれませんが、下のほうに見える黒い影は見物客の頭です。

ブルーインパルスと水中スターマイン

今年も例年通り1万5千発の花火が打ち上げられ、主催者発表では21万人ほどの見物客が出たそうです。 全国各地で必要な資金が足りず、中止に追い込まれている花火大会が相次ぐ中、今年も花火が見られて有り難いことです。 来年は石巻専修大学の近くを通る橋とその取り付け道路が開通して、仙台方面からの見物客は川向こうからならば見物しやすく、行き帰りも楽になるでしょう。 来年(2010年)の8月1日は日曜日。来年も花火が見られますように!

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H21.7.31.

花火大会の見物会場

明日予定の石巻川開き祭花火大会の見物会場。 当日6時より前に敷物をしくなどして場所取りしても撤去する旨の、立て札に効果があったのは一昨年まで。 ここでも、赤信号みんなで渡ればこわくない。昨年は皆が前日から公然と場所取りしていました。 添付したのは今朝の写真ですが、今日の昼頃には敷物が敷き詰められていることでしょう。

花火大会の見物会場

足場を組んでベニア板を敷いた有料の桟敷席よりも、 堤防の北側斜面の一部をコンクリートで階段状に整備した所のほうがいい(有料化が検討されたようですが、今年は見送りなようです)。 皆それを知っているのです。

平成の合併前は8月の第一土・日曜日だった祭が、従来の8月1、2日に改められて久々に週末の開催となりました。天気がもてばいいのですが…。

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H21.7.26.

第8回北上川一斉清掃活動

第8回北上川一斉清掃活動。朝6時50分に消防本部わきに集合(大橋1、3丁目の方は20人くらい。ボーイスカウト、 カブスカウトを含めた他の団体の方も含めると100人以上)、7時から北上川河川敷の清掃。 この辺は川開き祭花火大会の見物する場所という意味で、重要な清掃活動。

代表の方が挨拶。「昨年までは国土交通省から軍手とタオルが支給されていましたが、今年は予算の都合でないそうです」。

1時間くらいの予定は30分余で解散。孫兵衛船の練習をしている人々を眺めながら。

第8回北上川一斉清掃活動

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H21.7.24.

医事紛争解決策

7月22日付ひとり言を意見広告として地元の夕刊紙・石巻某々新聞に掲載しようと思っていましたが、仲介した広告会社担当によると、 「これは意見広告とは言わない。裁判で解決すればいいだろう」と、シャッターを閉めるような扱いだったそうです。 もっとも、私が新聞社側の人だったとしても、同じように相手にしなかったと思いますが…。納得がいかないのは裁判に訴えればいいだろうという点。 被害者が自殺して、遺族が悪徳弁護士を訴えればいいだろうということなのか、意味不明。

いずれにしても、ここ数年、地元紙には一切広告を出していません。 新聞社の営業社員が来ても逆もまた真で、門前払いです。今後は名刺を差し出されても破り捨てて返すでしょう。

さて、件のひとり言を読んだある方の感想をご紹介します。

7月22日付分を読ませていただきました。
批評や批判はできませんが、私のひとり言を少し・・・。

いるんですね。このような悪徳弁護士が。
我々庶民は、弁護士はみんな頭がよくて優秀で、正義の味方だと思っているのに・・・。
原告の方は、当然自分の味方だと信じていたでしょうに、このように自分の信じている味方からずるをされるとは思っていなかったでしょうね。
気の毒だと思います。
もしからくりがわかったら非常に腹が立つでしょうね。

しかし、悪徳弁護士の話はたまに耳にします。
自己破産のお手伝いを専門にしている弁護士などは、同じようなずるをしているという話なんですが・・・。
数年前、ある知人が自己破産をしたんですが、その時にお世話になった弁護士もずるをしていたとのことでした。
簡単に説明をしますと、自分の土地と家を所有していたんですが、どうせ自己破産をすればなくなってしまうので、 売却して、そのお金で弁護士費用や経費、またどうしても返済をしておかなければならないところへの費用として当てましょうということで、 弁護士の知り合いの不動産屋にお願いをして買い取ってもらったそうです。
しかし3000万くらいで売れると思っていた土地と家が1000万ちょっとにしかならなかったそうです。(いろいろな理由をつけて)
案の定、不動産屋から弁護士がキックバックをもらっていたらしいとのことでした。
合法なのか非合法なのかは、よくわかりませんが、なんかずるいですよね。
本人は、たとえ高く売れたとしても破産をするわけですからそのお金はなくなってしまいますので、同じなのかもしれませんが・・・
しかし、そこで弁護士が破産依頼者の不動産の売却で、大金を儲けることにはどうも納得はいきません。

また、その対極の弁護士もいます。
私の知り合いで、正義の味方になるために弁護士になったのだから、大したお金にならなくても結構という方です。
(決してお金が嫌いだとか、大金持ちというわけではありません)
その弁護士の先生は、とくに医療過誤の問題で仕事をしたいとおっしゃってます。
医療の様々な知識がなければできない仕事なので、大変だとおっしゃてました。
また、お金のない依頼者がほとんどなんで儲かることはないとも言っていました。
それだけに患者側の弁護を受けてくれる弁護士は少ないそうです。

弁護士もいろいろな人がいると思いますが、きっとこのようなずるいことをしている人も弁護士を志していた時には、
「正義の味方になろう、困っている人を助けよう」と思って一生懸命に頑張って勉強して、試験に受かったはずなのに・・・。
いつ、どこで悪徳弁護士に変わっちゃったんですかね・・・

私のひとり言は以上です。

今回の原稿最高です。
河北新報の職員人員に読んでもらいたいと思います。
また、司法関係者(とくに弁護士)にも読んでもらいたいですね。

判例があるわけだから、それに基づく当事者が納得出来る判断がくだされる場が求められますね。 それは現行の法律・制度のもとでは不可能なのだと思います。 “対極の弁護士”は、それを承知しているはずですが…。このような弁護士ならば、紹介してほしいですね。 東北にはいないんでしょうか。

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H21.7.22.

某弁護士会役員Aの良識を問う

宮城県石巻市の40代男性が、歯科治療で麻酔し、抜歯されたことが原因で脳梗塞になったと、 同市の歯科医に約3400万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、仙台地裁は2009年3月12日に歯科医師に500万円の支払いを命じた。
訴えによると、男性は2005年10月20日に、奥歯の痛みで受診した歯科医に抜歯を勧められたが、歯がなかなか抜けず、 治療中に不穏な状態になった。 帰宅後もふらつきやろれつが回らないなどの症状が続き、翌21日未明に同市の総合病院を受診。 脳底の動脈の内側がはがれる動脈解離や脳幹梗塞などが判明し、右半身の感覚が鈍るなどの後遺症となった。
「抜歯の強行で血圧が上がり、動脈解離を招いて脳梗塞となった」と主張している。
歯科医側は「来院時点で歯の状態がひどく、治療の限界を超えていた。治療自体に不手際があったわけではない」と話している。
裁判長は「麻酔による意識障害が疑われる症状があり、脳疾患の予見が可能だった。 速やかに判断せず、専門医に転医しなかった過失がある」と判断。 過失と後遺症との因果関係は否定したが、「精神的苦痛を被った」と慰謝料を認容した。

医師賠償に詳しいある方がいちご歯科クリニックにいらしたので、この件について根掘り葉掘り聞いてみました。

「今回の件、一番損をしたのは原告(抜歯治療を受けた患者)、次に被告(歯医者)、得をして笑いが止まらないのが弁護士」
「えっ、(一番損をしたのは)歯医者じゃないんですか?」
「損害賠償の弁護士報酬は、500万円なら10万円程度、1000万円ならば40万円ですが、3000万円以上だと5%に跳ね上がるんですよ。 今回は3400万円の賠償請求した時点で、その5%だから170万円の着手金という弁護士報酬が生じます。 賠償請求金額は1000万円程でも充分なのに、もっともらしい計算式を並べ立てて賠償金額を3000万円以上に吊り上げたのはそのためです。 原告はそれなりの金額が手に入ると思ったかもしれませんが…。判決が慰謝料500万円ですからその8%の40万円が弁護士の成功報酬になります。 さらに、最初の調停を一蹴して、着手金30万円程が弁護士の懐に入ります。 今回500万円のうち、240万円は弁護士の取り分で、原告側は260万円を手にするだけです。 歯医者側は1000万円の示談金を申し入れていましたが、これを受け入れ調停成立させていれば、弁護士報酬は60〜80万円だけで、 最初の着手金170万円はなくなります。原告側は残り900万円余を受け取ることが出来たのです。そうさせなかったのは…。
そもそも、歯医者側はきちんと弁護士をたてて争えば医賠はせいぜい200万円。ひょっとしたら0だったわけです。 私はこのようなことを仕事にしていますし、複数の専門家に確認しましたから。実際に、過失・後遺症との因果関係については否定されています。 麻酔の量は問題なし。治療を受ける前まであった歯の痛みも、治療後なくなっているわけで。 不穏な状態になったことに関しては、脳梗塞になったか否かを歯医者が診断する必要はないわけですし(もしそれをしたら医師法違反になる?)、 脳疾患の予見が云々といっても、不穏な状態になったところで救急車を手配すれば、歯医者側には何の責任も生じない。 それでは、歯の痛みもどうにもならなくて、脳梗塞にもなったかもしれないし、ならなかったかもしれない。 それは誰にもわからない。ただ、原告は歯医者が抜歯中止して救急車を呼ぶことを提案しても、 診療台を蹴って態度が悪いところを見せたりしていますから、そういう気持ちは萎えてしまいますよね。
医賠に強い弁護士がこの点を突けば、どうなったか…。仮に慰謝料200万円だったとして、弁護士報酬は170万円に30万円、 さらに成功報酬の十数万円を加えて、原告は金銭的に得をしない。0だったら原告は200万円を支払わなければならなかったわけです。 どっちにしても原告側は損をします。原告はともかく、弁護士はそうなることを最初から分かっていたはずです」
「弁護士が私利私欲のために裁判を強行したようなものですね」
「そうです」
「歯医者側はそれを見据えて、1000万円なんて法外な示談金を申し入れたり、争わなかったわけですか? だとしたら、 相当な人物か単なるおバカのどちらかですね。 今回のケースは裁判に関しては素人の私でも、200万円か300万円くらいの医賠で落ち着くものだと思っていました」
「今回の医賠はせいぜい200万円です。歯医者側が医賠に強い弁護士に依頼して争えば、0になったかもしれません。 この歯医者の治療を受ける前に、別の歯医者で何度か治療を受けても痛みがひかず、薬だけ処方されて、 相当量の薬を飲んでいたようですし、薬の副作用が…」
「薬が云々は現在の日本では因果関係について否定されるでしょう。 実際に歯医者側は、どれだけの薬が処方されていたか把握していたでしょうけれども、その点を指摘して争うようなこともしなかったわけでしょう」
「…ですね」
「たしかにアメリカ合衆国では、亡くなったマイケルジャクソンさんの専属医が鎮静剤を処方しすぎていて、 これを殺人罪に問う動きがありますし、ハリウッドスターなどへの過剰な薬の投与が問題視されています。 将来的には日本もアメリカナイズされて、それに近くなるかもしれませんが…。 患者側は『痛いので痛み止めだけでも…』と医者にすがって、まともな治療をせずに薬の処方を受けるだけ…といったことは現状ではよくあります。 今のアメリカでも、薬を処方する側だけではなく、痛みに過敏になりすぎて必要以上に薬を求める側も自己責任を負うべきなのに、 法律・制度が妙に偏っています。でも、なぜ200万円が500万円になったんですか?」
「普通だったら200万円ですが、歯医者側も理由はどうあれ全く出廷しなかったとか、弁護士など代理人をたてることもなく、 ただ相手の言いなり。一言でいえば態度が悪いので、300万円がプラスされたんでしょう。表向きは原告の精神的苦痛が云々という理由をつけて。 慰謝料500万円というのは、現在の日本では妥当な判断だったと思いますよ。だから、この裁判官は比較的まともだったかと…。 変なのにあたっていたら、もっと大変なことになっていたかも」
「所詮、時代劇で見る大岡裁きのような、ペテン的な判断でしかないですが、諸事情を考慮すれば、私が今回の裁判官だったとしても、 同じような判決を下したかもしれませんね」
「ただ、この弁護士は………」
「医賠に詳しい、このような仕事をしている貴方でも、言葉につまりますか?」
「原告側は当然不満だったでしょうから、控訴すればいいのですが、そうすると、さすがに、歯医者側も弁護士をたてて争うでしょう。 それでは、医賠200万円になって、弁護士報酬は着手金170万円がさらに加算されるから300万円以上になってしまう。 原告は裁判に勝っても損をする。少なくとも100万円以上支払わなければならない。だから、控訴させなかった」
「私がこの原告に依頼された弁護士ならば、歯医者側が1000万円の示談金を申し入れた時点で、これを受け入れますよ」
「普通そうですよ。自分自身の収入は減ることにはなりますが…」
「医療従事者側からすれば、当然まず患者のためと思う。自分自身の経済的な問題や立場が云々といったことは二義的問題です。 治療自体は良くなくてもその後何の問題もないことがあれば、治療は完璧だったのに治療以外の要素のためか結果が伴わないこともあります。 皮肉なことに、前者より後者のほうが多い。もちろん、よかれと思ってやったことが思わぬ結果を招くこともある。 医療行為はそのように100%ではないのです。いい加減な虫歯治療を受けていても、その後の食生活習慣がよければ結果オーライ。 食生活習慣に問題があるから虫歯になるわけで、完璧な虫歯治療を受けても、ダラダラ飲み食いしたり、ろくに歯磨きもしていなかったら、 近い将来必ず虫歯が再発して、「歯医者の治療が悪かったから虫歯になった」と、口をへの字にする。 虫歯治療の実に8割が再治療なんだよ。 医療保険制度も学校歯科医制度も、削って詰めてを繰り返して、抜いて入れ歯をいれて量・数こなしてナンボを助長するだけ。 歯医者を儲けさせるためにそうしているのならば文句を言うな。 虫歯の治療費は車のスピード違反のような罰金みたいなものにしないと、おバカがおバカのままになる。 法律・制度にこそ問題があるんだし、それを改める立場の司法関係者は金盗りばかりで不作為。…申し訳ない。声をあらげてしまいました」
「いえいえ」
「歯医者の側だって、関わった患者のために、何とかしようとしたわけで、その思いも、原告の思いも、 弁護士があざ笑うように踏みにじったということですか?」
「1000万円なんて出す必要がない金額ですが、それが一蹴されて500万円になったのだからと考えれば、歯医者の側は損がそれで済んだことになるわけ。 原告は900万円余を手に入れることが出来たのに、信頼するべき人を見誤ったか、260万円しか得られなかった」
「だから、一番損をしたのが原告で、次に被告というのですか?」
「そうです」
「まともに争っていたら、原告は騒ぎ損でかえって大金を支払いかねなかったから、期待した額には遠く及ばなかったでしょうけれども、 200万円以上を手にすることが出来て怒りをおさめるべきところ。でも、出来るならばこの弁護士を訴えたいでしょうね。 本来、金の問題じゃないですが…。バカバカしくなってきました。今回の件は歯医者だけではなく、医者もモチベーションが下がっちゃうかもしれない。 唯一の救いは、最近ようやく石巻地域に救急救命センターが設置されたことでしょうか。 この件がきっかけになったわけではないでしょうけれども、宮城県内の他の医療圏には整備されていたのに、 この地域だけなかったのですから。それにしても、司法制度改革で弁護士が増えて、質の低下は免れないからという反対意見は、 弁護士会からもあがっていましたよね。結局、押し切られちゃいましたけど」
「裁判員制度はイソ弁(居候弁護士の略、医師でいう勤務医、ちなみに医師でいう開業医は、弁護士ではボス弁)にもなれない、 人間としての品格が疑われる弁護士を溢れさせる一連の司法制度改革とセットです。 わけのわからない弁護士ならともかく、まともな弁護士ならば、判例を検索すれば医賠はせいぜい200万円程度にしかならない、 ひょっとしたら0になるかもしれないことは分かっていたはずです。この弁護士はちょっと…………。金盗りです。」
「えっ、何て弁護士ですか?AとMの協同法律事務所。 A! …私は河北新報は買って読むに値しない(宮城県内では圧倒的なシェアを誇っていますが、通夜や葬式をすっぽかさないように、 死亡広告に目を通すだけの新聞)と思っていますから、この裁判の記事は恥ずかしながら見ていないのですが、 衰えたとはいえ恐怖の記憶力と言われた私の記憶が確かならば、数ヵ月前の河北新報に、顔写真入りで載ってましたよ。 石巻市出身、中央大学卒の弁護士Aが某弁護士会役員に就任と。裁判員制度を推進したいと抱負を述べたとか。 なぜか目についたあの記事、切り抜いて五寸釘でも打っておけばよかったな」
「実名で名指し批判をしたら名誉棄損になるかもしれませんが、某弁護士会役員として批判するのはいいと思います。 イソ弁にもなれないどうしようもない弁護士ならばともかく、責任ある立場の弁護士がこれでは、弁護士の信頼が失われます」
「そんな輩を某弁護士会役員にした東北の弁護士は皆、軽蔑するべきですね。歯医者はともかく、原告の男性が可哀相すぎますよ。 惨めだ。いくらなんでも、相手の弁護士ではなく、自分が依頼した弁護士に騙されたようなものですから。 この弁護士二人は何らかの社会的制裁を受けるべきです。 今回の弁護士報酬の相当額を原告に返上するように進言したとしても、大きなお世話かもしれませんが、 AとMは役員辞任に追い込まれるだけではなく、何かペナルティーを受けるべきではないでしょうか?」

河北新報某記者へ

医療従事者も医事紛争に訴える人も、金盗り弁護士を肥やすために仕事をしたり提訴しているのではない。 真面目に取材をして、新聞を買って読むに値する、もっとまともな記事を書け!

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H21.7.18.

長閑な風景

刈り込まれた牧草のような草を、運び出す前にまとめています。 牧場と勘違いするような光景。昨年の同じような写真を見た誰かが、「素敵」と言っていましたが、 私もこの風景は何となくのどかに感じます。 長閑な風景。ずっと見ていたいですね。

長閑な風景

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H21.7.15.

牧草地?

8月1日の川開き花火大会に向けて、合同庁舎予定地といわれている草茫々の地の草刈りがされました。 もっとも、石巻の花火は打ち上げ花火だけではなく、半球状の水中スターマイン(その発祥ともいわれる?)とのコラボなので、 それを楽しむためには堤防の上、一部階段状に整備された堤防の北側、河川敷で見物するのですが、 花より団子派はここで充分満足するのかもしれません。

牧草地?

市役所予定地でもあったはずですが、庁舎はさくら野百貨店跡を改装して使用することとなり、 市長がかわったため庁舎移転時期も遅れるようで。

いちご歯科クリニックの東隣の敷地は建物をたてる場合、 そのガラスの中にワイヤーが入った強化ガラスを使用しなければならないなどの建築条件の規制がありましたが、 条件は状況の変化に応じて若干変更されたはずです。 どのように変わったかは知りませんが。

“牧草地”に合同庁舎が移転するかといえば、エレベーターがない庁舎にそれを設置しようにも、 耐震性が損なわれる可能性が高いし、予算もない現状で移転は夢のまた夢。 いっそ本当の牧草地にしてしまえばいいのに。

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H21.7.14.

選挙の行方

「都議選で自民党が歴史的大敗。民主党が躍進。 そのままの勢いで国政選挙となって、民主党政権が誕生したとして何が変わるかって? 自由民主党政権から民主党政権に変わるのだから、 自由がなくなって、窮屈な政権になるだけだよ」 誰かが言っていました。 某元県知事に「あれはテロだ」と、言わせておいて、テロリストが総理大臣をやって、勝手に政権をほうり出して、代議士職にすがっている国。 また選挙に出るつもり? 2億5千万円の脱税が云々という某週刊誌の記事は、その後報道統制がしかれているかのごとくに、 一切取り沙汰されることがなく、元警察庁長官が内閣官房副長官に。 癒着をにおわせつつ、オフレコの記者会見というまったく意味のないことをやらかすおバカぶりを露呈。 警察官の自殺が絶えないのも当然か。

住宅街で公然と大規模な軍事演習をしているのに無茶苦茶な言い訳。 日本からの取材者がマイクを向けても、「アメリカや日本とは違うから、この国では何も言えないんだ」と、 力無く答えるロシア人(ソビエト時代はカメラやマイクを向けると、黙って手の平で押し出すように取材に応じなかった人々が少しは進歩しているようですが)。 「ロシア人さん、日本もあんまり変わりませんよ。赤信号、みんなで渡ればこわくない。 全体がおかしくなっていて、まともなことを言うと袋だたきにあってしまいますから」

新潟にパテントがあって資金的には潤沢だったはずの小沢さん(安倍さんの政権ほうり出しをせめていましたよね)が叩かれて、 ドラマのロケでも使われることがあるお城のような屋敷をもつ鳩山さんも叩かれつつある状況で選挙戦に突入。 民主党が勝っても微妙。小沢さん、鳩山さんが説明責任を果たす前に、順番から言って、 せめていい加減な安倍さん、福田さんの説明責任を果たさせてから、 場合によってはお隣り韓国の歴代大統領がそういう傾向にあるように“逮捕→死”という流れになっても、 もはや国民は驚かず、‘ザマァ見ろ! あ〜スッキリした’と思うのでしょうか。 仮に民主党政権が実現したとして、歯科を含めて医療介護は甘くなるといわれています。 その他の分野でも、財源の裏打ちに乏しい甘い言葉に票がなびいて、民主党政権が実現しても、短命とか一回だけともいわれます。 現状でも火の車の財政は、さらに悪化に拍車がかかり、国家の破産をさけるためハイパーインフレとか預金封鎖に。 世界恐慌を招きかねないような、それがさけられたとしても、以前ひとり言をつぶやいたように、 現状でも大変な社会保障がさらにズタズタになって、無法状態、姥捨山に?

自由がなくなって窮屈になるというのは、当たってほしくない冗談のはずですよね。 選挙の行方…8月の投票のはずなのに寒そう。

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H21.7.8.

都市鉱山

日本は“老舗”の数は圧倒的に世界一。 貴金属の分野で老舗中の老舗といえば、ここという会社の営業社員がいわゆる材料屋といわれる歯科材料を扱う会社の営業社員と一緒にやってきました。 老舗といわれるこの会社の功績は金をきわめて細い糸状に加工して、携帯電話などの配線などに使用する技術を開発して普及させたことにあります。 世界的にみて、日本の携帯電話が高級になりすぎた一因がそこにあるともいえるかもしれませんが。

レアメタル

さて、世界中から金をかき集めても、水泳のプール数杯分しかないのだそうです(だからレアメタル、稀少金属といわれるのです)が、 日本国内に存在する金は、金の産出国・南アフリカ国内のそれをしのぐといわれています。 携帯電話やテレビの中などに使われている金をそれらが捨てられたときや他国に大量に流出する前に資源として有効活用しなければなりません。 これらの中に存在する金は一般的な鉱山で採掘された鉱石中よりもはるかに高い割合で存在するので、都市鉱山といわれています。

医療保険が適用される歯科用金属で一般的な金パラは、銀色ですが金を12%も含んでいます。 「銀歯が取れたけれども、使えないと思って投げた(捨てた)」という方はもったいないことをしました。 貧乏人の金失いとならないように、貴重な資源回収にご協力下さい。

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H21.7.7

かわいそうな公園

某小学校脇にある歩道の植え込みは、あの校長先生が刈り込まれなかったところも、昨日きれいに刈られました。 しかも、小学校向かい側の歩道のそれも含めて、雑草も取り払われています。

きれいに刈られました。

いちご歯科クリニック東側にある大橋中央公園も、誰も立ち入らないほどに生い茂っていた雑草が昨日刈り込まれました。 以前紹介した欅は、枯れてはいませんが、樹勢は弱く、痛々しく見えます。 南側にソメイヨシノが7本植樹されましたが、根付いて葉が茂っているのはわずかに2本だけ。 あとの5本は枯れてしまったのかもしれません。 1年のうち大多数の時間は誰も立ち入らないようなかわいそうな公園。

かわいそうな公園。

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H21.7.3.

誰の誕生日?

7月3日は、7月4日に云々という映画に主演した、あの俳優の誕生日なのだそうです。

さて、七夕飾りがあちこちで見られるようになりました。高齢者の方々は短冊に何をお書きになったか。 “入院した○△さんが早く元気に戻ってくるように”というのがあります。 “宝くじ高額当選”これは金銭的にご家族に迷惑をかけたくないという気持ちからだと思います。 もうすぐ100歳になるあの方は、“早くお迎えがきますように”。 お世話している方は、「短冊にそれを書くかよ!」と吐き捨てながら、「でも、わかります。もう、いいって…」と、 しみじみとおっしゃっていました。

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H21.7.2.

息苦しくなるのは?

吸った息に比べて、はいた息のほうに多く含まれる気体を2種類挙げなさい。 雑学クイズの問題。正解は二酸化炭素と水蒸気だそうです。

長距離走が得意な人は肺活量が多いかと言えば、必ずしもそうではないようです。 相撲の取組を終えたばかりの力士がインタビューに答えるのに窮しますが、マラソンランナーの優勝インタビューは息を切らすことがありません。 限界まで力を発揮しようとする場合は息をとめなければなりません。 誰かを抱きかかえるなどのように、息を止めた状態で重い物を簡単に持ち上げられるからといって、 息をはきながら同じことが出来るかというと、意外に無理だったりします。

無呼吸運動の限界は1分くらいと言われています。中学高校レベルの400m走では、ゴール前の選手がかわいそうに見えます。 オリンピックや世界陸上に600m走があったら、競技中に死者が出るかもしれません。60秒前後のスポーツ競技は、陸上に限らず過酷です。

素潜り、息こらえをしていて息苦しくなるのは、酸素が減るからというよりも、二酸化炭素が増えるからなのだそうです。 1分以上、2〜3分も息をこらえていられるのは牛が反芻するように、はこうとする息をまた吸ってその中の酸素を取り込むようなイメージでいいと思います。 はく息の中の酸素濃度はもちろんゼロではなく、意外に高いのです。 ただ、それを繰り返していると、二酸化炭素濃度がどんどん上昇しますから、潜水競技では水面に顔を出した後で、ある言葉を発するようにして、 意識がしっかりしているか否かを確認するのです。

マラソンランナーが細く長くと、文字通り持久力を発揮出来る秘訣は、まず、その呼吸法にあります。 はくほうを吸うよりも強く意識する感覚です。吸ってはくではなく、“はいて吸う”です。 脈をはかりながら深呼吸すると、息をはいているときは脈拍数が下がり、吸っているときは脈拍数が上がることに気づきます。 吸うことに意識が集中すると、過換気症になりかねません。脈拍数も上昇しっぱなしで危険です。

地球温暖化の悪玉とされる二酸化炭素。 地球全体でみると、排出される量が、森林や海で吸収される量よりも圧倒的に多く、 排出量を10%や20%削減したところで、今更手遅れなのかもしれません(吸収される量が森林よりも海のほうが多いのは不思議ですね)。 数字をはじきだした人の、計算が間違っていることを祈りたいですが…。 人だけではなく、地球の息苦しさを改めるのも、まず、その中の二酸化炭素を減らすことなのですね。

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H21.7.1.

バイオトイレ

したのどうぶつえん

いちご歯科クリニックの待合室に置いてある絵本の一つ。 イチゴ〜リラ、リンゴ〜リラ…、下野動物園。 上野動物園があるのだから、“したのどうぶつえん”があってもいいですよね。 年齢を重ねても持ち合わせていたい、素朴で純粋なキラキラした発想。

さて、年間集客数が上野動物園を抜いて、今や日本一の旭川にあるあの動物園。 寒冷地で高台にあるあの動物園のトイレは、普通の水洗トイレでは凍結したり問題が多く、 汲み取り式では異臭が…ということで白羽の矢がたったのがバイオトイレ。便をおが屑と撹拌して処理するのです。 不思議なことに、処理された後のおが屑は、手で触れても臭いを嗅いでみても気になりません。 おが屑の中に宿った細菌のおかげです。細菌で細菌を抑えているわけです。

今日山開きの富士山の登山道や山小屋に設置されているトイレも、バイオトイレが見られます。 富士登山ブームはいいかもしれませんが、環境破壊が懸念されていて、入山規制や有料化が検討されているのだとか。

入山規制といえば、屋久島もその対象になるそうです。 バイオトイレが設置されていなかったわけではないのですが、2台設置されたバイオトイレが処理の限界を越え、 ずっと調整中で使用不能のままなのだそうです。 ポリタンクを背負った人が登り下りして汲み取る人海戦術は限界を超え、環境破壊が深刻化しているようです。

縄文杉はピラミッドよりも前からあったことになります。根元が踏み荒らされて弱ったことから、それを防ぐように周囲に歩道が整備されました。 数年前に雪の重みで枝が折れ、折れた部分から木の中に雨水が流れ込み、腐ったり枯れてしまう可能性が取り沙汰されているそうですが、 樹医は人為的なことで枯れるのならばともかく、自然の摂理でそうなるならばやむを得ないと、折れた枝を処理せずにそのままにしているそうです。

虫歯や歯槽のうろうも、自然の摂理でそのままにしていれば悪くなる一方です。 ただ、削って詰める治療をしても、虫歯の治療は実にその80%は再治療だと言われています。 治療することがかえって悪くなることを助長しかねません。実際には、治療して悪くなっている場合のほうがはるかに多いのです。 にもかかわらず、医療保険の治療や学校歯科医制度は旧態依然とした削って詰めて抜いて入れ歯をいれて量数こなしてナンボに傾倒。 治療する側だけではなく治療を受ける側も、野蛮で愚かな輩はともかく、賢明な方はそのことに気づきはじめています。 治療自体は理想的に出来ても、治療を受けた本人の心がけが悪ければ結果は悪いものになります。 逆に、「申し訳ない。私は一生懸命治療したけれども、これしかできませんでした」というような治療が、結果オーライということがあります。 皮肉なことに、前者よりも後者のほうが多いようです。 真面目に取り組んでいる医師が医療崩壊と言われる中で次々と現場を去り、憎まれっ子世にはばかるといった輩が闊歩する世の中はうらめしいですが、 そもそも世の中はそういうでたらめなものであり、あきらめるしかありません。 スウェーデンのような一連の流れで社会保障が語られる日が、日本にも訪れることを願ってやみません。 それでは袋だたきにされるだけですが、それで果てるならば本望です。

さて、富士山や屋久島の問題は、入山規制したり、有料化したり、輸送費や“箱”の建設費などを含めないで、 一台90万円以上するバイオトイレを多数設置することでは、根本的な解決にならないことは、誰もが何となく分かっているはずです。 意識の流れが整えられることはなく、坂道を転げ落ちるだけだとは思いたくないですよね?

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H21.6.30.

さよならS2K!

'95年の東京モーターショーで、HONDAがあるコンセプトカーを展示していました。 …といっても、実際に見に行ったわけではなく、雑誌かカタログを見ただけでしたが、何となくその車に目がとまりました。 ノーズがサーキットを走っていた往年のポルシェを彷彿とさせる車でありながら、なぜかオープンカー。 フロントライトの位置が低すぎて、そのままでは公道を走れないが、ライトの位置を高めて、 大まかな形はこのまま市販予定という記事が載っていました。

その車はS2000でした。開業直後に冷やかし半分で訪れた当時のディーラー・ホンダベルノ石巻店で、 いつの間にか商談になり、ハンコをついていました。

HONDA S2000

開業直後で経済的に余裕があるはずがなく、支払いは後から考えるというドタバタも何とかなり、 金融機関の担当者が父と談笑していたときのヒトコマ。
「…で、色は何色だ?」「あぁ、黄色だそうですよ。」
「KIIRODAAAAA!」
その後も和やかな雰囲気で話が続いたのですが、その一瞬だけ、緊張感が…と、当時の金融機関の担当者がこぼしていました。

キーを回しただけではエンジンがかからず、今では珍しくなくなったスタートボタンを押してエンジン始動。 S800、ビート以来のオープンカー。しかも、ホンダ久々のFR。リッターあたり125馬力が理論上の限界といわれていたのに、量産車で2L250馬力を達成。 そのかわりトルクはカスのようなものでしたが、ボディ剛性は優秀。カチンカチン。 前後重量配分が50:50とバランスがいいかと思えば、オシリの行儀が悪く、腕でねじふせようにも、妙なところでトラクションコントロールが介入。 シートのお尻の位置が何ともしっくりこない。 もう少し低いといいのだけれど、レカロのシートとかに変えればいいというような単純な問題ではなく、何かイズイ(違和感がある)。 カージャーナリストの評価も渋いものが目立ちました。

S2000。切ない思い出のほうが多かった車。「ホンダの車は窓が…」といわれますが、洗車して納得。 思わず、お涙ポロリン。やはりS2000のオーナーだった伏木というカージャーナリストも、何かの雑誌にそのようなことを掲載していました。 オープンにして走れば、かわいくない小学生が親指を下にしてブーイング。 どこぞの薬局の人が黄色のS2000を購入したと聞くと、あまのじゃくは興ざめ。 私がオープンカーに乗っているのを見て、自分もオープンカーのオーナーになったという人がいるのは事実ですが、否定したいです。

それでも、休日に蔵王に紅葉見物に行き、渋滞の中マニュアルでひたすら坂道発進を繰り返し、 帰ってきた後の燃費の良さに驚いたというか感動しました。 髪を振りほどいてオープンで走れば、やっぱり黄色い車に乗る奴は…と言われても仕方がないでしょう。 頭がおかしい輩に絡まれてのストレス発散…法律でも医療行為でもどうにもならない…誰に相談しても無駄なだけではなく、 逆に足を引っ張られたり…世の中全体が狂っているならば、自分も狂ったほうがいい?

エフポン(フォーミュラ日本)のレース当日、招待されたスポーツランドSUGOに移動中、料金所のおじさんが、「これ外車かい?日本車!?へ〜!」と感心。 S2000のオーナーが20人くらい招待されたのは、レース直前にエフポンのドライバーを、 S2000の助手席のシートを前に倒した状態でその後ろに膝立ちにさせて、観客の前でお披露目する目論みから。 現場でそれを聞かされて、「そんなヒトヨセパンダのようなことが出来るか!」と、怒る人もいました。 結局、時間がおして“お披露目”はナシになり、その代わりにレース前のコースを一周させてもらったり、 普通は入れないところに立ち入りを許されました。

東京に出張した際に、スピード違反で覆面パトカーの中へ。目に飛び込んできた120の数字。 ‘120キロオーバーか、もう少し出していたかな?’と思っていると、「100キロ制限のところを20キロオーバーしたということだ。 減速したところでとったんだからな!」と、優しい警官が呆れて言っていました。警官のプライドが、「追いつけなかった」とは言わせない。 振り切ろうと思えば出来たかもしれませんが、(当然ですが)そうせずにキップを切られることになり、おかげさまで事故にあわずに済みましたと解釈。 実際に、新幹線で行くはずだったのに、寝不足からか寝坊して乗り遅れたので車で…という悪循環が、何をもたらすかわかりません。 それなのに、無難に東京に着き、仕事も終え、帰り道はランボルギーニとカーチェイスのようなことをしてみたり…。 ‘ダメだコリャ!反省が足りない!自分自身にペナルティーを課さねば…’と、あっさり手放すことに決定。 写真はS2000を手放す直前に、いちご歯科クリニックの前でハードトップを装着して、撮影したもの。 もう、かれこれ6〜7年くらい前の写真です。

2.2L242馬力にしてトルクをあげたり、足回りをみがくなどして、何度かマイナーチェンジを重ねて、カージャーナリストの評価も良くなってきていました。 タイプSに興味を示しはじめましたが、購入するほどには思いは高まらず…、そんな矢先に発表がありました。 S2000は2009年6月末をもって生産終了。 時代の要請に合わせて、なおかつ、車が備えていてほしいワクワクドキドキの供給源として、エコと感動、官能をあわせ持つ車として、 近い将来必ず復活して下さい。さよならS2K!

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H21.6.23.

歩く食い道楽大百科事典A
究極のたまごかけご飯

宇和島流ぶっかけ鯛めしのたれ(たまご1個と混ぜるだけ)。 いちご歯科クリニック近くにある、みやぎ生協大橋店でお造りを買ったらおまけでついていたのだとか。

宇和島流ぶっかけ鯛めしのたれ(たまご1個と混ぜるだけ)

宇和島。この辺とは伊達藩つながり(こちらの伊達藩は、今なぜか若い女性に大人気!なぜって大ヒットしているゲームのため。 しかも、伊達政宗よりも家臣の片倉小十郎のほうが人気。彼が居城としていた白石は若い女性観光客で賑わっているとか…。大脱線!)。 宇和島は輪行で立ち寄って以来、かれこれ20年ほどのご無沙汰。 立ち寄った当時、宇和島が闘牛で有名なことは知っていましたし、闘牛場も遠くに見えましたが、それには興味を示さず観光案内所へ。 眼鏡をかけた初老の男性が“ガンスイの鯛めし”を、「もう、ほっぺが落ちそうなくらい…」と、舌なめずりしながら教えてくれました。

大きな道路から小さな通りに入ったところにあるガンスイは、 岩水と記憶していましたが、丸水の誤りだったようです。ちょっとした料亭のたたずまい。

さて、その時の私は、毎日風呂にも入っていましたし、着ている物も洗濯していましたが、 ホームレスと思われても不思議ではないイデタチ(当時、髭はありませんでしたが…)。なのに、普通に接客されて拍子抜け。 ‘お遍路さんのおかげ?’と思ったと、拙著“かけがえのない宝物”に記しました。

鯛めしというと、せいろめしを思い浮かべますが、この地方は独特で、鯛の刺身をたまごをまぜたたれにつけて、ご飯にぶっかけて食すもの。 尾頭付きの鯛の刺身は表情が穏やかで、ひれの先は比較的丸い、 一見して養殖物とわかりました(四国の反対側や関西に行けば、鯛は激しい流れに揉まれた天然ものの明石の鯛ですが、宇和島周辺は鯛の養殖が盛ん)。 しかも、値段も抑えられ、大きさ形もほぼ一定の鯛をある程度さばいているらしく、注文してから料理が出てくるまで早かったです。

いちごクリニックと紫陽花

さて、究極のたまごかけご飯のたまごは、黄身だけを使います。某高級料亭の料理長もそう言っていました。 彼はご飯の炊き方にもこだわりがあるようで、‘はじめチョロチョロあとパッパ、○△泣いても蓋とるな!’ という常識をあざ笑うように、炊いてむらしている釜の蓋をとって、かき混ぜるのです。 「中にまんべんなく空気が入ったほうがいいんだ」と。

最近の炊飯ジャーはよく出来ていますし、むらしている時に蓋を取って混ぜたりすると、かえってまずくなるかもしれませんから、 そこまではしなくていいと思います。が、ちょっとだけこだわりたい部分があるのです。 炊く前に、大根おろしの汁かハチミツを一垂らしするのも良いですが、出来れば“米油”を少々使いましょう。 大根おろしもハチミツもそれなりに理屈があって、美味しく炊けると思います。 それよりも、白米を炊く時に、もとあったところにおかえしするように、精米の過程で出てきた物から作った米油を使うと、最高においしいです。

そうして炊いたご飯に凹みをつけて黄身を置き、お好みで醤油を数滴。 「こんなの、料理というか。しかも、究極のたまごかけご飯だと!?せいぜい料亭のまかない飯だろう」と、文句を言った美食にうるさいある人がそれを一口。 「あん♪」と、言ったっきり黙ってしまいました。思わず食欲だけでなく、ありとあらゆる欲望が一瞬満たされるような恍惚が…って大袈裟か。

ある永遠の愛を誓った二人。彼が不幸な事故に遭い障害を負う羽目になってしまいましたが、愛は覚めず、彼女は献身的に介助して仲睦まじい限り。 彼がお礼にと必死に作ったのが、その究極のたまごかけご飯。私が教えました。

私にも食べて行けって?
「そんなの野暮ってもんですよ」。
もう、お腹一杯胸いっぱい、1週間くらい何も食べなくても平気なくらい。お涙ポロリン。お邪魔虫は失礼しますよ。
「君だけに!」って、二人っきりで召し上がれ(^з^)Chu!

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H21.6.20.

PlayとFeel

ひろさちや氏によると、生きていることは“Play”に例えられるそうです。 昨日、ある所でその話をしたのですが…、失敗しました。

PlayとFeel

“生きていることはむなしいこと、無意味なことなので、何のために生きているのかなど考えるだけ無駄”という一方で、 生きていることは天から与えられた役割を演じる(Play)ようなものだというのでは、矛盾するように思います。 天から与えられたシナリオの全体がわからないことは、自分が演じている役の意味がわからないということで、 ひたすら頼まれた配役を演じればよい、プレイすれば、遊びをすればいいというのですが…。

脳死状態になった家族を前に、泣き叫んでいる人がいます。
「これで死んでるって?あったかいんだよ!冷たくなってるわけじゃない。 機械の助けを借りているけれど、息もしてるし、心臓も動いてるんだよ!」

私は生きていることは“Feel”に例えられると思います。 あなたはその人があたたかいと感じる(Feel)かもしれませんが、その人はもうあなたの体温を感じることはないのです。 楽しいとか、辛い、苦しい、痛いと感じるのも生きているからこそ。 死ぬことを楽になるというけれども、何も感じられなくなることは、悲しいことではあっても、楽になることではないでしょう 。…また失敗?

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H21.6.19.

42

ある旧家に蔵があるのですが、そこに立ち入ることが許されるのは、42歳以上の者に限られるのだそうです。 なぜ、42歳以上かは定かではありませんが(厄年の関係?)、それに満たない年齢の者は“ひよこ”とみなし 、蔵に立ち入るべからずと家訓に定められていて、ずっと守られているようです。

さて、私は昭和42年生まれの42歳なのですが、「私も42年生まれ」と、言う方がいました。 42という数字に過敏に反応したのですが、どう見ても高齢者。 実は、明治42年生まれなので、今年、誕生日がくれば100歳になるのです。

今日6月19日は、ペンネーム太宰治さんの誕生日で、亡くなっているのが見つかった日でもあるそうです。 生誕100年を記念して、明日(2009/06/20)、第一回太宰治検定が(生まれ故郷・青森と最期を過ごした東京で)あるのだとか。 ずっと昔の人だと思っていましたが、生きていれば100歳だと考えると、祖父だとしても不思議ではない年齢になります。

太宰が玉川上水に身を投じ、見つかったのが皮肉にも39歳の誕生日。 何度も愛人と心中未遂を繰り返し、そのうち1回は相手を死なせてしまうような、はちゃめちゃで天真爛漫な人生を、 「人間失格」に投影するように著した直後です。 愛人と身を投じたにもかかわらず、妻への愛は深く、それまでのはちゃめちゃな生き方に逆戻りするような暮らしぶりの中で、 「人間失格」を著した太宰の思いを、妻はしっかり受け止めるように理解していたようです。

もうすぐ100歳になるあの方は、「子供達に『いつまで生きてんの?』と怒られるんだけれども…」とか、 「ただ、生きているだけですから…」と、おっしゃる目がいつも笑っています。 孫?ひ孫?やしゃご?にもらったと、パンダの根付けのようなものをいくつも、 着ている服にセロテープてつけているのを、やはり笑顔で見せてくれました。 ‘彼はこの方と同級生ということになるか’と思うと、ちょっと複雑ですが、天真爛漫な面に共通点があるような感じがします。

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H21.6.13.

あと2ブロック

某小学校脇の歩道。
刈り込まれた植え込みは校門に近い3ブロックだけだったのですが、6月8日には、さらに南側の1ブロックが、今朝はもう2ブロックが刈り込まれました。 この街区の植え込みはあと2ブロックあります。

刈り込まれた植え込み

写真手前の1ブロックは小学校の敷地に面していますが、南端の1ブロックは小学校に隣接するコンビニ駐車場に面しています。 校長先生、ご苦労様です。 川開き祭が近づくと、石巻市から依頼された人々が、植え込みを刈りますし、歩道の雑草取りもしますから、もうよろしいのではないでしょうか?

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H21.6.6.

交通安全

ラベンダーが咲いています。紫陽花も開花しました。

ラベンダーが咲いています。紫陽花も開花しました。

タクシーのルームミラー脇についている装置はカメラです。

タクシーのルームミラー脇についている装置はカメラです。 相次ぐタクシー運転手殺傷事件の予防策として、ルームミラーの付け根の部分に防犯カメラが装着してあるタクシーに乗ったことがありますが、 このカメラは正面と左右の3方向を撮影して、万一交通事故が起こった時の証拠映像を残すためのものだそうです。 クルッと向きを変えれば、防犯カメラにもなりますが…。

何年か前に石巻地方で毎週のように、タクシー運転手が犠牲になった時期がありました。 このタクシー会社からも犠牲者がでました。カメラは事故の客観的記録を残すだけ、それ以前に交通安全が大切です。

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H21.6.5.

ハイパーインフレの中で

本日の産経新聞1面は足利事件無罪濃厚、その左のコラムでは、医療を「産業」と捉えよ。

先日、ある政治家も同じことを言っていました。 “小選挙区・比例代表制に移行した際の目的がいくつかあったけれども、何一つ達成されないままの膠着状態を打破するために、 二大政党制ではなく三つ巴のような三大政党制を目指すような選挙制度に改めるべきだ”と熱弁をふるい、 国の財政状態を一家庭に置き換えて、“破産していても不思議ではない状態が、もう何年も続いている”と前置きした上で、 “日本国が破産することはないけれども、ハイパーインフレはさけられないかもしれない。 卵1個10円が10万円になるならば、月給30万円が30億円になるだけなので、混乱はあるかもしれないが、この点では大きな問題はない。 ただ、年金など社会保障はそういうわけにはいかないので、対策を議論しておかなければならない。 ”と聴衆が聴き入る立派な講演。 その一方で、歯科医療を産業とみなして…といったことや、我々は選挙で落選すれば人間のクズなので…といった発言があり、ちんぷんかんぷん。 彼の幼なじみが、「内情を知っちゃうと…」と、講演会を欠席していたのは、クズの前兆でしょうか?

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H21.6.3.

校長先生?

いちご歯科クリニックの近くにある小学校の校門付近。 通学してくる児童たちを、校長先生がハイタッチで出迎えています。
ある朝、校門に面した歩道の植え込みのところで雑草取りをしている人がいて、誰かと見ればその校長先生。 今朝は、小型のチェーンソーで植え込みの刈り込みまでなさっていました。

校長先生?

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H21.5.22.

インフルエンザよりインフルエンサー

時には昼休みもほとんどないような状態で、「朝から晩までマスクをして、苦しくないの?私は真似できないよ」と、ある人があざ笑っていました。 一言で“慣れ”といってしまえばそれまでですが、人一倍頭が大きいためか、耳にかけたゴムが食い込んで痛くて仕方がないことがあるので、 頭の後ろでひもで結ぶタイプのマスクにしたいとは思っています。

口の中を清潔に保つことは意外に知られていないインフルエンザ予防策です。口呼吸ではなく、鼻呼吸にすることも有効です。 これは、手洗い、うがい以上に有効だと思います。激しい練習をしているスポーツ選手などは、鼻だけで呼吸するわけにはいきません。 スポーツ選手のコーチや監督が、「なぜ、うがい、手洗いを徹底していたのに、皆インフルエンザに罹ってしまったんだ?」と嘆くことがあります。 小学校では、ポカンと口を開けて呼吸している学童が多ければ、学級閉鎖、学校閉鎖に通じてしまいます。 このようなことは、何の不思議もないのです。

あるテレビ番組で、某医師が次のように力説しているのを、拍手して見ていました。
「インフルエンザに罹患した人がマスクをすることは、エチケットとして当然ですが、予防のためにマスクをするのでは、 鼻がおさえられて鼻呼吸しにくくなるので、むしろ逆効果です。マスクを通した空気だけではなく、脇から紛れこんだ空気も吸ってしまいます。 鼻からだけではなく、口からも。鼻の奥の方にフィルターのようなものがあるのですが、 口で吸い込んだのではこのフィルターを通さないようになってしまいます。」

政府のインフルエンザ対策会議に出ていたある輩は、“予防のためにマスクを!”と、テレビのニュース番組を通じて呼びかけていました。 この輩と某医師の影響力はどちらが大きいか。薬局の店頭からマスクが消え、我々もマスクの在庫確保が心配になっている状況から明らかでしょう。 人々がパニックに陥らないように、意識の流れを導くことが大切です。 その流れを導く役割を担うのは?問題はインフルエンザよりも、インフルエンサーのほうにあるようです。

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H21.5.21.

空気清浄器

新型インフルエンザ対策というわけではありませんが、いちご歯科クリニックに設置している空気清浄器が2種類あります。 丸いほうは神田うのさんの結婚式の引き出物として知られるマジックボール。 箱型のほうは某メーカーのプラズマクラスターが云々という空気清浄器。どちらも“本当に効いているか?”と問われれば、首を傾げてしまいます。 プラシーボは、間違いなく期待できますが、花粉症ならばともかく、 インフルエンザにプラシーボはありえないので、ないよりは…といったところでしょうか。

空気清浄器

室内のインフルエンザ対策として、加湿が挙げられますが、それ以前に換気が大切だと言われています。 ただ、30階以上の高層ホテルなどで、窓が閉めきりになっているところでは、空気清浄器に頼らざるをえません。

以前はバルコニーに出て夜景を楽しむことができた某高層ホテルでも、今はバルコニーに出られないように窓が閉められたままです。 バルコニーに出てずっと下を見ていると、怪しげな気分になってしまいます。 投身自殺を防ぐためには賢明な措置ですが、感染、防臭などの対策にも気を配ってほしいものです。

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H21.5.10.

緞帳の裏から

アメリカハナミズキ、牡丹、ボタン、ぼたん、ツツジ、咲き誇れ!

あなたはスポットライトを浴びて輝く役。私は緞帳(舞台袖)の裏から見守る役。

アメリカハナミズキ、牡丹、ボタン、ぼたん、ツツジ、咲き誇れ!

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H21.5.5.

本当の動物好きは・・・

毎年、子供の日の朝にテレビで見るインタビュー。
「将来、何になりたい?」
「動物が好きだから獣医さん!」

ペットショップに行って動物を見るのが好きというくらいの子ならば、それでいいでしょう。 けれども、ペットショップで、「動物が檻に入れられていてかわいそうだ」と、嘆くほどの動物好きは、獣医になってはいけません。 万一、獣医になったとして、毎日のように自責の念に悩まされ、あげくのはてに自殺しかねないからです。

あるクレジットカードの個人向けは水色、法人向けは金色でゴールドカード、さらにランクが上のセンチュリオンカードを所有するためには、 預貯金残高が億単位必要で、年会費が数十万円かかるのだとか。 黒いので通称ブラックカードと言われるこのカードの所有者が、山で遭難した場合にはヘリコプターで助けに来てくれるのだそうです。 “そんな特典は要りません”と、思わず苦笑い。 そういえば一時期(かれこれ20年くらい前)、「何でもかなうカードがあなたのものになりました」という電話の誘いにのって指定された所に出向くと、 コワモテ連中に取り囲まれて…ということが流行った時期がありましたね。 私は電話はかかってきましたが、無視しましたから、被害にはあいませんでした。

話が大きくそれてしまいました。ブラックカードを所有して、一生遊んで暮らせるようなある方がいました。 猫が好きで、田舎の一軒家に猫と暮らしはじめたのですが、避妊手術がかわいそうで受けさせずにいるうちに…。 猫や餌代は増え続け、資産は減る一方で、ついには生活保護を受けるまでになってしまったそうです。 それでもその人は、猫独特の糞尿の臭いも生活苦もものともせず、幸せに暮らしたようです。

ある街で、月20〜30万円を投じて、家のまわりにいる猫に、餌をやり続けている人がいます。 困ったことに、猫が食べ残した餌に群がった鳥が、大量の糞を周囲に撒き散らすことになりました。 糞害に憤慨したその近所の人々の言い分が認められて、その人を名指し批判するかのような条例が可決されたのだそうです。 「昔は猫が増えて困ったりすると、橋の上から投げたりしたものだよ」と、高齢者の方から聞かされました。 今では、野良猫やカラスでも、虐待するようなことをすると罪になるようです。 環境省から発せられたこの法律と市町村の条例では、どちらが上かといえば前者なのですが…。

地域猫という言葉があります。野良猫を一旦捕らえて、避妊手術を受けさせてから元に戻したり…。 「そこまでされるのならば、お飼いになったらいかがですか?」という声も一理ありますが、難しい問題ですね。

動物虐待が禁じられている一方で、殺処分される動物の数は、思わず目を覆い耳を塞いでしまうほど。 その数を減らすために、処分の有料化が検討されるなどしているようですが、金銭的な解決策で果たしてどうなることやら。

人の営みには、補助と規制をバランスよくしないといけません。規制(シバリ)が強すぎては、機能不全をまねきます。 このケースでは、シバリが強すぎるわけではありませんが、法規制が迷走して、現場が機能不全を起こしているだけではなく、 行政も既に機能不全状態なのでしょうか。 補助と規制のバランスを保ち、無駄な犠牲を食い止めるような意識の流れを整えるために、いろいろなところから提案されるべきです。

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H21.5.3.

歩く食い道楽大百科事典@
王さんの勝負パスタ

地下鉄大濠公園駅2番出口を出て、一つ角を曲がって後は真っすぐ、ライオンズマンションの1階。 らるきい。営業時間内ならば、店の前に行列が出来ているでしょうから、すぐわかります。

ホークスや第1回WBC日本代表監督をされた王さんがよくいらっしゃるそうで。 パスタの1番人気は、「王さんが大事な試合の前は必ずこれを食べて…」と、店の人が教えてくれたペペタマ。 カルボナーラとはちょっと違う独特の味わい。カルボナーラはカルボナーラでおいしいけれども、ペペタマはここでしか味わえません。

王さんの勝負パスタ

王さんがホークスの監督に就任直後は成績が低迷。 激高したファンが、試合が終わって王さんや選手が乗ったバスに、生卵を投げつけるということがありました。 …それで卵をアレンジしたペペタマが勝負パスタに?…考えすぎか。

ユニークなものを含めてメニューはとにかく豊富で、ウニボナーラというのもあります。 完熟トマトニンニク。2番人気のパスタ。店内に山のように積み上げられている完熟トマトが目に入ると、思わず注文したくなります。 特製タバスコ(らるきいオリジナル唐辛子オイル)をかけて、辛みを調節して召し上がれ(ニンニクの口臭予防には牛乳を食事中か食事直後に飲むのが効果的です。 ニンニクの量が多いとどうしようもありませんが…。 ニンニクのにおいが胃から逆流するのではなく、消化吸収されたニンニクのにおいのもとになる成分が血液にのって肺に届き、はく息と一緒に口の外に出てくる理屈。 牛乳にはこのにおいのもとになる成分を抑える働きがあるそうです)。
(写真手前からペペタマ、完熟トマトニンニク、カルボナーラ)

ショートケーキといえば苺のショートケーキ。 しかもムースではなくてスポンジのしか食べないというタイプの方は、カルボナーラを選ぶかもしれません。 実際に、そういうタイプの連れが、ペペタマとカルボナーラ「どれがおいしかった?」と、店の人に問われて、 カルボナーラを指さしました(それを見た店の人はちょっとがっかりしたように見えました。空気が読めない人で、ゴメンネゴメンネ〜!)。 ただ実際に、3皿のうち、どれがおいしかったと問われても甲乙つけがたく、どれがおもしろかったかと問われれば(そういう形容の仕方ならば)、 ペペタマが1番というのが正直な感想です。最初の一口で、「!」という感覚を味わったのは、パスタでは久々でした。

ソースを味わうフランス料理をいただくときにパンでそうするように、トーストをちぎってソースを拭き取るようにからめていただきます。 混雑していて追加注文が出来ないようで、「(最初の)この注文がラストオーダーになります」と言われますから、 パスタを注文するときはトーストも添えるようにオーダーしましょう。 ‘サラダやスープとパンとでセットメニューがあればいいのに’と、ちょっと思いましたが、無理かな。

こういう店の人は話し好きが多いと思いますが、客が多すぎて流されるようになってしまいがち。 客もちょっと恐縮しながら食事させられるような…、王さんでさえも。 そんな中でも、気さくに話しかけていただいて、ありがとうございました。

通過するだけではつまらないと、いつもの気まぐれで2時間ほど寄り道できるようにしたものの、待ち時間と食事の時間で予定オーバー。 帰り際に「(福岡で)ゆっくりしていって下さい」と、ありがたいお言葉を頂戴しましたが、そうもしていられず、ごきげんよう。 どんたくの日にバタバタと。

特製タバスコのお土産ありがとうございました。感謝感激。ありがたいしあわせなひと時。
(写真)

特製タバスコのお土産

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H21.4.26.

ボートの桜

ボートの桜

弘前の桜。既に満開から散りかけているところに降雪。“ボート乗り場付近の桜が良いんだ”と、何年か前にある人に教わりました。 でも、寒いです。とにかく、寒いです。

河津の桜といい、この青森県地方の桜といい、今年は満開の桜に雪というシーンが珍しくなかったようです。

春の雪、宮城県では私が高校生の頃だから25年前くらいに4月19日に雪が降ったのを覚えています。 15年くらい前には4月29日さらに5月始め…というように観雪記録を塗り替えていましたが、いずれも積もりはしませんでした。 タクシーの運転手さんはゴールデンウイークに雪?とびっくりしていましたが、今回の青森は積もりましたよ。

「普通のときでも、夜桜見物はアノラックとか着ないと寒くて仕方がないけれども、今日は寒すぎてそれどころじゃないな」相変わらず、 普通に日本語が通じることに不思議な感覚を味わいながら…。 「車でETC1000円で来たのかい?電車?この雪だったら、電車のほうが正解だな。 今から帰って、何時くらいに着く?(@▽@;)…そんなに早く着くか(◎o◎)!!」

実際には、運転手さんがびっくりした時間では着きませんでした。 ポイント故障か何かで、大釈迦駅で2時間以上足止め。JR東は故障が多すぎます(≧ヘ≦)。

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H21.4.19.

おかげさまで10周年

いちご歯科クリニックは、おかげさまで開業10周年をむかえました(*^o^*)。
ありがとうございますm(_ _)m。

開業5周年の時は水道水フッ化物添加署名運動をしましたが、それに比べると静かな10周年です。 何もしないつもりではなく、校庭芝生化を考えています。 コストとメンテナンスが問題で、いずれ詳しくひとり言をつぶやくことになると思います。

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H21.3.19.

カフェロワイエ

カフェロワイエに使います。

一期香という線香を買った店は、以前にも来たことがありました。 その時は、この店にならば必ずあるはずと確信をもって、あるスプーンを求めました。 写真のスプーンです。カフェロワイエに使います。

先のフックをコーヒーカップの縁に引っかけるようにして、ブランデーと角砂糖をのせて、マッチで火をつける演出を楽しんだ後に、いただきます。

ある人が言っていました。「仙台のコーヒー屋さんは、十数席の小さい店ばかりだね。 ただ、京都のイノダや神戸の西村屋のように、大きくて店の外まで行列が出来るところはないけれども、個性的な店が多いよな。」

以前、石巻市内のある小さな喫茶店で、メニューにカフェロワイエを見つけて感動したことを覚えています。 ‘普通のかわいらしい喫茶店’と思って何気なく入ったのですが、‘前言撤回!恐れ入りました’と、以来、何度か訪れました。 カフェロワイエはイノダさんでも西村屋さんでもないと思います。 個性派が多いといわれる仙台市内の喫茶店でも、私が知る限りメニューにそれがある店はないです。

山形市にあった、東北で最も紅茶が美味しいといわれた喫茶店ジョンブルでは、カフェロワイエのミルクティー版のようなロイヤルティーがありました。 が、このスプーンを使った演出はありませんでしたし、残念ながらジョンブルは閉店したようです。

カフェロワイエは自分で作ればいいのですが、それでは、誕生日のケーキに自分でロウソクに火をともして、 自分で消すというような、何とも味気ないものになってしまいます。 実際に、カフェロワイエ用のスプーンは、何年もしまったままになっていましたから(´Д`;)。

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H21.3.15.

一期香

一期香

上野浅草かっぱ橋商店街で、あるものを探しましたが、売っていませんでした。 その代わりというわけではありませんが、見つけたのがこの線香。苺の香りは言われてみればというほどですが、ちょっとお涙ポロリン。

これがなぜあの店で売っているのか不思議。喫茶店用品を扱っている店ですよ。香りの延長線上に線香もある?

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H21.3.6.

はるか

はるか

はるか。柑橘系特有の酸味が少なく、種があります。特に美味しいというわけでも、 まずいわけでもなく…といった感想を抱きつつ、何の抵抗もなく、普通に食べられる有り難さ。 やっぱり素朴で美味しいです。

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H21.3.1.

河津桜

河津桜

毎年2月頃には満開になる河津桜。最初に見つかってから数十年という歴史の浅い桜で、 ソメイヨシノに比べれば長く咲いているようですが、毎年開花の時期は一定しないそうです。 今年は満開の時期に雪が降ったとか。桜が云々よりも、気象の変動が激しくなっているのでしょうか。

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H21.2.1.

馬っこ山

馬っこ山

旧北上川は、いちご歯科クリニックの北側から東側さらに南側に迂回するように流れています。 その川向かいには、ちょうど取り囲むように標高数百メートルの山々が連なっていますから、 そこだけ見ると、‘ここは盆地か?’と勘違いしそうになります。北側にあるのがこの山。 正式名称は“トヤケ森山”と言いますが、通称の“馬っこ山”のほうが馴染みやすいです。 標高は173メートル余で頂上付近が草地になっています。冬はパラグライダーのメッカなのだそうです。 遠景が馬の背に似ているように見えるので、馬っこ山と呼ばれているようです。

写真のように白馬(というか芦毛馬)のような姿になるのは、年に数日しかありません。この辺は雪が降ってもすぐとけてしまいます。

北西方向にはこの地域でもっとも高い山、上品山があります。“じょうひん”と書いて“じょうぼん”と読みます。標高は466メートル余です。

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H21.1.20.

鼎の信頼関係

スウェーデンでは、教育も義務教育の9年間は教科書代が無料なだけではなく、給食費も無料なのだそうです。

医療と教育は国の財産です。景気後退が叫ばれるなかで、これらを充実させることは経済を押し上げることには結び付きにくいかもしれません。 しかし、これらの崩壊は国が貧しくなることを意味します。 医療・教育現場に従事する方々だけではなく、法律・制度をつくったり、改めたりすることに関わっている方々、 広く国民一人一人が胸に手をあててちょっと考え、大きな流れを作るようにしたいものです。

かの国で未成年者の医療が無料だからと無駄使いすれば、財源の消費税に跳ね返ってきますから、 近い将来に税率を50%、100%と上げなければならなくなります。当たり前のように、みんながどこまで使っていいか考えるようになるでしょう。

寝たきりの高齢者に対する介護、訪問診療などについては、スウェーデンよりも日本のほうが、経験的に勝っているかもしれません。 しかし、医師に治療の説明を求めると、「何であんたに説明しなきゃならないの(`Δ´)」と、 叱られたとある有能なケアマネージャーが愚痴っていました。 認知症の患者と医者との二者間だけの医療行為は危険。家族やケアマネージャーなどの介護者の信頼を得てこそです。 鼎の信頼関係が求められます。社会保障はボランティアが何もしなくても、社会全体で包みこむような流れが出来てほしいですね。 医療をはじめ、社会保障を経済的、金銭的な観点から、産業として扱うべきだという意見が多くなっているように感じますが、 これはむしろ逆の流れに通じるでしょう。

詐欺がなくならないのは?

150万円の振り込め詐欺にあった方が、振り込んだ直後に詐欺に気づき、着信履歴に残った電話番号に電話すると、 先方は慌てふためいたか40万円だけ引き落として、110万円はその口座に残ったままだったそうです。

さて、その口座に自分が振り込んだ110万円が残っていることは分かっていて、返金の手続きをしようとしても、容易ではなかったのです。 ある弁護士に相談しましたが、無理だと断られました。 他の弁護士に相談したところ、手数料やら何やら30万円取られて、ようやく80万円戻ってきたそうです。

法律制度に詳しいある人は「問題改善のためには法改正しかない」と、言うのですが、 その人こそ法改正を働き掛ける立場にある一人。問題があってもそのまま。 言うだけで実行が伴わない、日本は法治国家というより、放置国家というべき国ですね。 詐欺師が40万の罪に問われるならば、司法関係者や法改正にかかわる輩は30万の罪に問われなければならないでしょう。 50歩100歩ならぬ30万40万です。

裁判員制度?暗黒裁判の幕開けです。弁護士の数を増やすことなどとともに、一連の司法制度改革とセットです。 イソ弁(居候弁護士の略、医師でいう勤務医、ちなみに医師でいう開業医は、ボス弁)にもなれない弁護士があふれ、 金盗り弁護士が暗躍する世の中が待ちうけています。 ある裁判官が裁判員制度に異を唱えたら、失職する羽目にあったとか。 法律・制度の誤りを指摘して、修正させる権限を持つはずの司法が、骨抜きにされて金盗りに終始。 あざ笑うように、詐欺は続くよどこまでも。

病院、診療所に、電話帳広告を丁寧に切り抜いて、ありえない請求書を送付する電話料金詐欺。 はたして何十年続いているやら。 人件費や郵便料金などの経費は、だまされて振り込まれた金だけでは間に合わないと思うのですが…。

レーザー治療機器が普及しないのは?

「親にも『あんたいい加減にしなさいよ』と叱られたんだけど…」と、ある人が言っていました。 入れ墨を消すレーザー治療を受けているのだとか。 1平方センチあたり1万円が治療費の相場なのだそうですが、安くしてもらっていると。
「私はちょこちょこっとだし、安くしてもらっているけれども…。 背中一面にいれている入れ墨を消すとなると、何百万円にもなるから、レーザー治療器を買ったほうが安くなるので、 簡単な講習を受けた人にレーザー治療器を売る業者もいるらしい。 でも、入れ墨をいれる時は痛いけれども、消すのも痛いので、そういう人は中途半端な、みっともないままになることが多いかもしれない。」

「美容外科かどこかでレーザー治療を受けているらしい患者が、 うちで治療中にふと横を見たらそこと同じレーザー治療器が置いてあるのに気づいて、 その治療もしてもらえないかと頼まれたことがある」と、レーザー治療機器を導入しているある歯科医が苦笑い。

いちご歯科クリニックに、レーザー治療器を導入してから7年程になります。 導入当初、レーザー治療機器がある歯科医院は全体の四分の一程度だと聞いていましたが、この割合は現在もほとんど変わりません。

歯科の保険診療の中でレーザー治療は、知覚過敏の治療に認められるくらいしか思い浮かびません。 口内炎の治療(あのヒリヒリする感覚をわずか1分程で除く)などには特に有効ですが・・・。 厚顔無恥な輩は「数百万円もする機械を使って治療しているのだから、1回何千円という治療費をとってもいいと思うけどな」と言います。 が、それでは混合診療という脱法行為になります。 かといって、治療費をとらずボランティアばかりでは病院経営は成り立ちません。 社会保障費削減のもとに、多くの公立病院が赤字にしかならないという理由で閉院。 “健全な経営”をしている病院は、むしろ不要な検査、治療、投薬で潤っているか、実際の治療とカルテ記載に大きな乖離がある作文上手、 あるいはあたかも医療を産業とみなしているかのごとくに平然と混合診療をしているかのいずれかです。 赤信号、みんなで渡ればこわくない。医療崩壊という言葉に帰結します。 医療を産業とみなすべきだという意見があちらこちらから聞こえてきますが、はたして・・・。

30歳、40歳前後がそれぞれアラサー、アラフォー、60歳前後は還暦にちなんでアラカン、 50歳前後は半世紀にちなんでかアラハンと言われるようですが、‘アラハンは100歳前後で、50歳前後はアラフィフでいいのでは?’と思います。 さて、某病院の“アラハン”医師の著書に、「“面談料”は保険診療とは別で、自費になります」と、あります。 ‘面談料?儲かりまっか?ぼちぼちでんな!’面倒臭い、うさん臭いことには関わらないほうがいいと、 レーザー治療器を導入していない開業歯科医のほうが多い(全体の四分の三くらい)のは、むしろ当然と言えます。

レーザー治療機器を最初に導入した直後に、ディーラーの社長が数人の社員を引き連れて、メンテナンスと称して来院しました。 当時の某県歯科医師会長の親戚なんだとか。 確かに苗字は一緒でしたが、登場の仕方に受付嬢が“まともな社会人とは思えない”と、呆れかえっていました。 どのような登場の仕方だったのか、私は見ていなかったのでわかりませんでした。 が、何となく察しがつきました。 その社長と相談室で話しているときに、社員が“メンテナンス”をしていたわけですが、彼らが帰ってから不具合が判明したのです。 導入時に“メンテナンスでは、数万円の消耗品を交換しなければならなくなりますから、 これをこうしてはいけませんよ”と注意されていたことを、彼らは平然とやっていたのです。 彼らが来る前は問題なく使えていた、半年から1年くらいはもつその消耗品が、彼らが帰った後は使い物にならず、交換せざるを得なくなっていました。

別のディーラーからレーザー治療機器を買い替えた時に、その社長が亡くなったことを知らされました。 おまけに当時の社員は“機械は社長が勝手に売りつけたものだ”と…。
‘あれは、死ぬわな。’
レーザー治療機器は歯科治療で有用ですが、普及しないのは現状では当たり前なのです。

働き蟻が皆働くか?

ある人が「石巻市役所職員の〇△さんて、どんな人?」と、聞いてきました。 「真面目がスーツを着ているような人」と、答えたら、噂をすれば・・・で、目の前にその〇△さん。

「この人が〇△さんで…」と紹介する前から、ある人は合点したらしく、クックックッと笑いをこらえていたのですが、 ついに腹を抱えて大声で笑いだしてしまいました。 「だって、本当に真面目がスーツを着ているようなんだもん。すぐわかった!」

高齢者で寝たきり、歩行困難の方に往診、訪問診療をする際に、その方が生活保護を受けている場合があり、 生活保護を受けている方にも診療できるように手続きするべく石巻市役所に電話。最初に電話対応した輩の言葉を一字一句違わず記すと、 「ナニイッテンダガ、ワゲワガンネ(濁点は全て濁音、何言ってんだか訳わかんね)」。 代わった担当者の電話対応は問題ありませんでしたが、その後の事務処理の緩慢さは、苦笑いして流さなければ、精神衛生上よろしくないです。

昼下がりに石巻市役所を訪れた方は、店屋物臭さに閉口すると不満をもらし、 何かの手続きに時間がかかりイライラした方は、「あの奥のほうで、ただ座っているだけのような輩は何? 赤字だとか、財政再建団体になる可能性が高いとかいう前に、職員半減してもいいんじゃないの?」と怒りをぶちまけます。
「貴方の上司が先日こぼしていましたよ。 貴方が働かないので、『自分で動いて、私がやりますから…という一言を期待したのだけれども、 結局上司がやってくれるから・・・と思ったか、ボーッとしてただ突っ立っているだけだった』って。 お互い様と笑いながら改めないと・・・」と、軽く説教。
「そういえば、上司に笑顔で叱られました。彼は叱るときも褒めるときも、いつでも笑顔なんです。 褒めるときはともかく、叱るときも笑顔だとモチベーションを高く保ちやすくていいですね。」
「私も彼を見習おうと思っているんです。簡単そうでなかなか難しいんですが・・・。」

官僚主導がよろしくないと、官僚叩きばかりに明け暮れれば、官僚は仕事の意欲を失うでしょう。 役人や民間会社組織でも同様のはずです。

働き者の集団を働き蟻に例えることがありますが、働き蟻のうち2割はあまり働かないのだそうです。 働かない2割の蟻を除外して働く蟻だけの集団を作っても、やはりそのうち2割程が働かなくなると言われています。 人にしても、蟻にしても働きたくないのが、本質なのかもしれません。

シバリがもたらすものは?

中国で古くからあった風習、てん足。 現在では法律で禁止されているので、高齢者で稀にてん足した人にお目にかかれるかもしれません。 楊貴妃の時代にもあった風習で、足首から先をグルグル縛りつけるので、足はちょうど握りこぶしのようになります。 当然走ることはおろか、歩くことも困難で、フラフラ、ヒョコヒョコと…といった具合。 そのようにフラフラ歩くのが美人の条件だと称して、女性に逃げられないようにしていただけ。

拡大、引き出したりすることと異なり、縛ることは、それが強いと機能障害をもたらします。 法律・制度なども、俗に“シバリ”といわれますが、このシバリが強い場合も同様です。 かといって、人間社会を構成するためにはある程度のシバリが必要です。 では、ある程度って、どの程度?

秩序ある混沌

日本を訪れた外国人観光客にとって、京都はともかく、東京の築地も魅力的なようです。 ただ、マグロのせりの最中にストロボをたいて写真を撮ったり (指でサインを送り数百万円の取引をしている最中に、ストロボで目がくらみ、サインを見落とすことになると取引に重大な支障をきたす)、 くわえタバコで魚に手を触れたりと、マナーが問題視されて、この1月17日まで今まで立ち入りが許されていたところが立入禁止になったそうです。

世界最大の魚の市場、築地。ある人が、Organized Chaos(オーガナイズド・ケイオス)、秩序ある混沌と形容していました。 まるでオーケストラのような秩序ある混沌、世界的に有名な音楽家も愛した場所。 そこに多くの方が立ち会って、何かを感じようとしていることには、それなりの意味があるはずです。 外国人よりもむしろ日本人のほうが、それを感じるべきなのかもしれません。

電車は石巻駅に到着。巻石よりも河口側の川岸一帯は、かつて漁港と市場の役割も担っていました。

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H21.1.1.

1.石巻の由来

石巻の由来

旧北上川沿いをゆっくり歩き、住吉公園前。巻石の上で、数羽の鳥が休んでいました。 巻石は文字通り、石巻の地名に通じています。もっと大きかったこの石のまわりを、水がうずを巻いて流れていたことに由来します。 イシノマキという音の由来は諸説あり、なぜイシマキではなくてイシノマキなのかも定かではありません。 苗字で石巻と書くイシマキさんがいるので、石巻市をイシノマキシではなくイシマキシと読んでしまう人がいても無理はないかもしれません。

住吉公園の一角に下馬石があります

住吉公園の一角に下馬石があります。 下馬は宮城県多賀城市や東京都世田谷区のように、地名になっている所もあり、文字通り、「高貴な人でも馬から下りよ」といった意味です。 もっとも、誰も車や自転車から下りずに、平然と通過しているようです。高校時代の私は、下馬石の所で自転車から下りることがよくありました。 家から丘の上にある高校まで、タクシーで行ったら7分15秒かかった道のりを、自転車で7分30秒で走ったことがあるという愚か者が、‘ そんなことをするはずがない’と、思われるかもしれません。 住吉公園は激しく動き回る小さい子供達が大勢遊んでいることが多かったので、事故を起こさないようにそうしていたのです。 F1マシンを操っていた人が、学校周囲では時速20`くらいで車を走らせるという噂があるのも、子供達の安全に配慮してのこと。 その子供達の姿は…?本当に元旦かなと思いながら、人影まばらな住吉神社にお参り。

2.勝手に今年の漢字

岸に着けた舟に乗り降りしやすいようにするためか、川岸の石垣が階段状に組んである部分が所々にありました。 一帯のうちなぜかこの公園の周囲だけが護岸工事が改修されないままだったのですが、いつの間にかその階段はなくなっています。

ある冬の夕暮れ時、その階段にしゃがみ込んでいた老女が、不意に立ち上がり、通りかかった私にすがってきました。
「死のうと思ったんだけど…」
「そんなに着込んで、お尻までしか水に浸かってなくて、死ぬわけがないでしょう。頭、おかしいんじゃないの?って、本当におかしいんだね。 失礼!風邪ひくよ。帰りましょう。送っていくから。家はどこ?」
「〇△□」
「な〜んだ。私でよかったね。家まで送りますよ」
ある知人のお姉さんだったのです。家はカーテンがいつも閉めきったままだったようでした。
「このことは誰にも言わないでくれ」
老女の家族に約束されたことは守っていたのですが、かれこれ15年程経って、拙著“互恵革命”のなかで、 校正の過程で削除したはずだった文章の一部が、なぜだか前後との繋がりがないまま残ってしまっていました。 人物は特定できないと思いますのでお許し下さい。もっとも、老女は亡くなり、そのご家族とも関わることはもうありませんが…。

抱きつかれるのが老女ではなく、若い女性だったらいいかといえば、かえって厄介。 仮に抱きつかれるようなことはなく触れてもいないのに、「あの人、私のおしりを触った!」などと騒ぎ立てられれば、 普通に電車に乗っていただけでも、痴漢扱いされてしまいます。 そのようなことから、人生を棒に振ったり、そうなりかけたりするケースがありがちな世の中。

実際に、頭がおかしい輩が訳のわからないことを訴えて、そやつの言い分が通り、私の主張は一切認められないということが開業直後にありました。 詳しくは、拙著“互恵革命”、“かけがえのない宝物”に記してありますし、以前のひとり言にもこぼしています。 思い出したくないトラウマは、仕事や生活に重大な支障をきたすほどに、まだ引きずっています。 裁判官、弁護士は人間扱いしないというかできませんし、小児の歯科治療などで押さえ付けて治療することがありますが、 押さえ付けることが精神に支障をきたすとの思いが萎縮を招きます。

“未払いの年金が数百万円に達することが明らかになったにもかかわらず、その支払いまでに1年もかかってしまう。 その年金を受け取る前に亡くなる方もいる。”ある報道番組で放送されていました。 このことについて、古舘某という人が、「臓が煮えくりかえります」と、コメントしていました。

これに対して、やはり数百万円の未払い年金があって、その支払いが先延ばしされている、ある方が言っていました。
「それならば、古舘さんは臓で湯を沸かせてみせてほしい。 世の中全体が何かおかしくなっているわけで、そこでまともなことを言っても、袋だたきにあうだけ。 食わねど高楊枝。食べていけなきゃ、死にゃ〜いい!」

ひろさちや氏の「狂い」のすすめという本が気になっていました。 続編的な「世逃げ」のすすめという本もあります(いずれも集英社新書)。 それらの中に、似たようなことが書いてあったような…。「狂い」のすすめの帯には、“人生に意味なんてありません。 「生き甲斐」なんてペテンです。”とあります。人生はむなしいもの、何のために生きるのかなど考えるだけ無駄。 では、なぜ生きる?生まれたついでに生きているだけ。それでも、生きているからは、楽しんで生きたい。

‘痛い痛い。苦しい’と感じることも、生きているからこそ感じられるわけで、また楽しきかな。 たしかに、英語でも、“I was born.”であり、誰もが自分の意志で生まれたわけではありません。

元旦から勝手に今年の漢字。やっぱり、“狂”かな。おかしな流れや混沌とした気持ちを何とかしたい意味で、“整”かな。それとも…。

3.愛子(あやし)駅の入場券

シャッター通りとなった立町のアーケード。拙著“かけがえのない宝物”に登場する書店があったところは、今や駐車場。 それを横目に通り過ぎると、目の前に行列。元旦から初売り。石巻の初売りは正月二日から、仙台は三日からが定番だったのは昔の話。 仙台でも二日からの店が増え、大型店などで初売りを元日からする例が珍しくなくなると、元気な店はそれに対抗して元日から初売り。 シャッター通りの商店街で、開店前のシャッターが閉まっているその店の前だけ行列。

石巻駅から仙石線に乗り、特に目的があるわけではなく、仙台駅で改札を抜けてブラブラ。 ある漢字が目にとまったからなのか、何となく、仙山線に乗り換えて愛子(あやし)まで。 ‘何かが得られれば、何かを感じられれば、それでいい。’

そういえば、仙台の下町で開業されている、ある歯科医も、「愛子まで電車に乗ってみた。Suicaが愛子まで使えるから」と。 よく行っていたラーメン屋の斜向かい。 大学に入る前からそこに歯科医院があることは知っていましたが、中に入ったことはありませんし、 歯医者になってからも数年は、院長がどのような方か存じませんでした。 10年来、年に数回懇談することになるとは、当時は想像できませんでした。 その先生は笑顔が仙台市内で一番の歯医者さんだと思います。お世辞ではなく、実際にそのようにほめるから笑顔が帰ってくるだけではないはずです。

殺しては笑顔は決して得られない。ほめごろしかえった笑顔をほめちぎり。 自分自身だけではなく、周囲も笑顔にすることは、ほめることからはじまり、ほめることに終るのでしょう。 どうしてもほめられないことは、かかわらずに距離を置き、逃げればいい。 さて、逃げきれない場合の究極の逃避は本当に狂うことか、死ぬことか…。また、考えすぎ?

下町の商店街は解散に追いこまれているところもありますが、七夕の時期には中央通り、 一番丁といった歩行者専用のアーケード街とは違った昔ながらの趣があります。 中央通りで向かい合って営業していたパチンコ屋が閉店して、七夕飾りに空白地帯が生じそうになったときに、 大学生の有志がその部分の吹き流しを担当して埋めたそうですが、下町の商店街のように、吹き流しが途切れても、 それにこめた思いが途切れることはないはずです。 せっかく大金を投じて吹き流しを作り、店の前に飾っても、数え切れない多くの人々が、前を素通りするだけ。 売り上げは通常よりもむしろ減少する店が増えて、店の人は愚痴るだけ。 折り鶴など吹き流しの製作に少しでもかかわって、祭に参加するならともかく、見物だけしても人込みを見に行くようなもの。 人込みの中で、松葉杖をついている人が、杖を蹴り飛ばされて、「ギャーッ」と、叫んで倒れる様を目にしたり…。 前夜祭の花火大会も、企業からの協賛金が集まらずに規模縮小の流れが待つでしょう。 吹き流しが途切れたら途切れたで、七夕飾りや祭そのものが、自然に問い直されるきっかけになるのかもしれません。

とりとめのないことを考えながら、電車は愛子に到着。小さい売店があるだけのかわいらしい駅。 “あやし”であって“あいこ”ではないにもかかわらず、愛子様がお生まれになった直後は、全国からこの駅の入場券を求める人で賑わったそうです。 売店の片隅に愛子様グッズが置いてありました。

‘え〜っと、何しに来たんだっけ?’今年のNHKの大河ドラマを連想させるあの兜がここまで導いてくれたのですが…。

4.笑うかどには・・・

繰り返しになりますが、北欧の国スウェーデンは、歯科に関しては、19歳までは虫歯の治療だけではなく、 予防、矯正等を含めた全ての歯科治療について無料、治療費の全額を国が負担するのだそうです。 20歳以上は、歯科治療費の減額制度があり、(日本円換算で、以下同じ)6万円までは100%患者負担、 それを越えて30万円までは患者50%国50%、さらに30万円以上の歯科治療費は患者15%国85%の負担といったように高額医療費について助成されます。

このような手厚い社会保障費の財源は、ご存じの方もいらっしゃるように、二十数%の消費税なのですが、 20歳から29歳までと75歳以上の人には、それぞれ1万2千円、30歳から74歳まではそれぞれ6千円が、2年毎に金券の形で国から補助されるそうです。 支払っている消費税の額からすれば、補助される金額は微々たるものですが、多額の消費税を納得して支払い、 みんなが社会を構成している自覚を促し、国を形成する意識の流れを整えることに通じる制度だと思います。 社会保障のための税金とは、そのような物であるべきです。

日本では、役人によると、矯正科と虫歯治療の歯科、小児歯科は入り口を別にすることが望ましいとされます

日本では、役人によると、矯正科と虫歯治療の歯科、小児歯科は入り口を別にすることが望ましいとされます。 予防歯科に一生懸命に取り組んでいらっしゃる先生は、「予防処置は別棟で。1回3000円です」と、平然とおっしゃいます。 手続き上は問題ないかもしれませんし、それで納得する患者層を取り込めば経営面でもプラスです。 ただこれは、パチンコ屋の換金所が別棟にあるのと同様にうさん臭いです。 横浜で目にしたサラリーマンのように、文句を言うほうがまともです。自然な流れの治療など出来るわけがありません。 「本来はこうするべきなのだけれども…」と、お茶を濁すような説明をして善後策ばかり。

各地方自治体は財政難で苦しむ中で、小児の医療保険分の窓口負担をゼロにして、 さらにその年齢制限を6歳未満から小中学生程度まで引き上げようと努力しています。 それをあざ笑うように、「1ヵ月に1回、3000円のこの予防処置をしていれば大丈夫ですよ」と言ってしまうと、 家に帰ってからダラダラ飲み食いして歯磨きしないといった生活習慣を助長することになって、 「だって、あんたが1ヵ月に1回来れば大丈夫って言ったじゃないの!」と、笑えない現実が待つことになります。 そのような処置をする前に、意識の流れを整える必要があるのです。

歯垢(歯の表面につく垢のような細菌のかたまり)単位容積中の細菌数は、ウンコと変わりません。 虫歯治療は野蛮人のケツ拭いです。意識が洗練されないままでは、治療すればするほど歯を失い、不健康を後押しするだけです。 治療した側も治療を受けた側も、笑顔が消える結果が待っています。逆の流れをつくりましょう。

不況だから(震災から)、歯を食いしばってがんばろう。ある新聞記事。 グイグイ食いしばって歯にかみ合わせの力がかかりすぎると、歯槽膿漏や顎関節症を招きます。 不景気の時にはお笑い産業が流行ると言われるように、皆、対処の仕方を心得ているのに、間違った方向へ導いてはいけません。 不況だったり、震災だったり、苦しい現実を笑い飛ばすように楽しく生きましょう。 そのために頑張るならば、大賛成です。

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