newひとり言

−過去の記事−

−記事INDEX−

ひとり言 −2011 記事−

H23.12.27.

くやしさと希望の間で
自転車が届きました

23日にようやく自転車が届きました。
「フロントサスペンションフォークが2012年モデルです。サンツアーですが……。ショーワだともっと高い。」
充分です。
リアサスペンションもあり、前後ディスクブレーキ。乗り味、安定感抜群。
「ディスプレイ(にするの)? 昔を思い出して……。」
「女の子の目から見ても、カッコイイし見ていて飽きないというか、ずっと見ていたい。先生はこれで旅立つんですね。」

“これを使っていなければ自転車じゃない!”とまで言われるシマノのパーツは当然使用。
フレームにPanasonicと記されていますが、実はGiant製で、Panasonic仕様。Giantの名はどこにもなく、小さい中国製という文字が見えるだけ。

ん? 中国??

Panasonicのゴパン

Panasonicのゴパン。上が白くなっているのは、米100%のパンの時。傘下に入れたSANYOの大ヒット商品を若干改善。 SANYOのゴパンは発売当初、予約申し込みを中断するほどの人気商品でしたが、中国工場の増産を進め、初期不良などにも適切に迅速に対応してくれました。 この年末、企業としてのSANYOの名が外されるそうで……。水を使わないあの洗濯機も、SANYOからPanasonicに? 技術者、研究者の無念やいかに?
仕事が続けられれば、SANYOだろうとPanasonicだろうと変わらないかもしれません。
何年も前のひとり言で、“○中△□よに喰われちまえ!”と吐き捨てた企業ではありますが……。

さて、石巻市広渕(ひろぶち)は、地震そのものの被害だけならば、東日本大震災のほうが旭山地震よりも少なかった地区です。 旭山地震の時は、石巻市に合併する前でした。旭山地震で大きく損壊した家を頑丈に建て直し、地震に対する意識や備えが高く、 地震そのものの被害は少なかったのです。内陸部で、津波の被害もありませんでした。 さすがに、食器棚を微妙に奥に向かって傾斜するように細工していても、日常使いの食器などは壊れたりしましたが……。
ただ、放射線の測定値が、4月初めよりも12月のほうが高くなっている所があるようです。 12月になって、宮城県で除染などの対策チームを発足させましたが、「あの校庭で子供たちに運動会をさせていたと思うと……」。

校庭の除染は、以前ひとり言したように表面の土をすき取るように除いて、隅に穴を掘って埋めればいいと思います。 気になるならば、その穴を深く深〜く掘ればいいのです。
しかし、雑木林などは……、大量の落ち葉は ……?

人が生きているのは、くやしさと希望の間。どん底だと思ったら、くやしい思いを胸に、底を蹴って希望に向かって、跳び上がればいい。 金銭的な支援など信じられないくらいなかった旭山地震の時はそうだったかもしれませんが、 東日本大震災は多くの人が、うつむいて、黙々と生きているようです。わけのわからないことを言い続ける輩どもに、不信感を募らせつつ。

2012年は希望に向かって一歩踏み出せる年になることを祈って!

いちご歯科クリニック 院長 廣田 和好

↑このページのトップに戻る

H23.12.22.

寒波襲来
Merry X'mas      2011

明日から3〜4日は全国的に寒くなるとか……。
クリスマス寒波襲来。
アオイ鼻のトナカイさんは、マスクをして……。

さて、うがいはのどの奥のほうを意識するだけではなく、口の中もお忘れなく。
口の中を衛生的に保つことはインフルエンザ予防などにも有効です。

Merry X'mas 2011

↑このページのトップに戻る

H23.12.12.

線路は続くよ
線路は続くよ

「USDメモリじゃなくて、USBメモリでしょ!」
更新してから気づいたんですがね……。

さて、仙石線野蒜‐陸前小野間に9ヵ月近く放置されていた列車が、先週、撤去されました。

代行バス区間のうち、仙石線の陸前小野‐矢本間、石巻線の石巻‐渡波間は、あと1〜2ヵ月のうちに再開するべく、工事が進んでいます。
いちご歯科クリニックから近い、JR袋谷地第一踏切は、9ヵ月間列車が通過しませんでしたが、もうすぐ……。

今日は大江戸線が開通した日。平成12年12月12日12時12分に始発列車が発車。
帰宅難民が多く出た中で、都庁など要所を結ぶ大江戸線は復旧が早かったとか。 ただ、水害では……? 六本木駅など、地上に出るためには、14〜15階のビルをのぼりきるような深さにあります。 水害、停電で非常階段を……、そんな日は来ないことを祈ります。“想定”はしておかなければなりませんが……。
来年2012年12月12日は大江戸線開業12周年。
イチ、ニッ、イチ、ニッ! 線路は続くよ!!

↑このページのトップに戻る

H23.12.9.

HDDからSSDへ

パソコンやDVDレコーダーなどの記録ツールとして、HDD(ハードディスクドライブ)が圧倒的なシェアを誇ってきましたが、 近い将来、SSDが主流になるのはほぼ確実だとか。
SSDは、デジカメなどに使うSDカードやUSDメモリの延長上にあるメディアで、HDDよりも高速でデータの読み書きが出来る利点があります。 現状ではコストが高いのがネックですが、HDD工場が多く集まるタイの洪水被害によって、 問題のコスト抑制と世代交代の流れが進むのではないかと言われています。

DVDレコーダーなどにHDDの文字を見かけると……。‘うつか?’と思うほど、手が出ません。 あの“鉄屑”の“ハードディスクなので……”が、よほどこたえているのでしょうか。 業務に微妙な支障が生じているだけではなく、周囲に迷惑をかけ続けているような始末。

学生時代にクルマの後ろのスペアタイヤにセットしたスキーキャリアに、明日洗車予定と指で書き、 信号待ちなどで後ろに着いた車内で笑っているのをルームミラーで見てニヤリ。
友人のいるSSに行くと、車から離れた隙に、問答無用で洗車機に入れられました。
“明日○△予定”。
明日になれば、明日はその次の日で、結局、いつまで経っても“明日”は来ないのです。
うつ云々よりも、だらしなくて、そのだらしなさを他人に補ってもらわなければどうしようもない、性格の欠落なのでは? 周囲のフォローに感謝。

HDDがSSDに置き換われば……。はたして、数年後には、HDDのトラウマから解放されるでしょうか?
その頃には、いちご歯科クリニックからモリタの器械は一つ残らず消えているでしょうけれども、日々供給される歯科材料の箱からも、 あのマークが消えていてほしいものです。HDDとともにモリタが消える日を……。

↑このページのトップに戻る

H23.12.8.

70

世界の人口が70億人に達したと言われる今年。

あれから70年。

東京府、東京市が東京都に転換した動乱の時期へ。
 

神風の
翼がかすめた
あの傷に
業と生問う
しわすりあわせ
 

東日本大震災は、青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉それぞれの県沿岸部にとっては3.11ですが、長野・新潟県境地域では3.12、 福島県を中心とした放射線の被害がある地域では3月中旬からの悪夢が続いていて、これから何十年も何百年も世代を超えて背負わされるサダメ。

「もう……、ダメじゃねぇ。でも、まぁ、いいさ!」

よくはないけれども……。

東日本大震災の犠牲者数は2万人弱、そのうち県別では最多の宮城県が約1万1千人、市町村別で最多の石巻市が約4千人。
年間の自殺者数が毎年3万人を超え、交通事故死者数を上回っています。
地震・津波、原発事故後の放射線の難を逃れようと県外に避難した人は6万人以上と言われています。
“おだづなよ!”は、“おだづなよ語圏”では受け入れられましたが、福島県ではさっぱり。

「失礼ながら、生き地獄を味わうくらいなら、津波に殺されたほうがよかった!」

悲鳴に似た嘆き声。

怒声と不信感は国に向けられ、自らの心も蝕み、身も心も懐もボロボロになって、それでも生きていかなければならないか?
 

ストレスを
涙が消すと
いうならば
流して得よう
心の糧を
 

死んじゃうのは簡単。
一番楽なのは入浴死。
42℃以上の熱い湯加減を好む人は、入浴死しないのは奇跡と言ってもいいほどなのだとか。
半身浴やバスタブが小さくて、鼻や口を塞ぐように体全部が湯の中にズルッと浸かることがなければ幸いですが、 42℃以上の熱い湯加減では、血圧が低下して、眠るように逝ってしまうのだそうです。

入浴死は、分類的にはその多くが溺死なのですが、通常の溺死と違って水はほとんど誤飲・誤嚥しない不思議な溺死なのです。
誰もが痛いのとか苦しいのは嫌でしょうから、自分が死んだこともわからないままに死ねるならば……と願うのは、自然な考え方でしょう。

“百(歳)まで生きて大往生!”は突然死?

自殺にしても、入浴死にしても、逝っちゃう人は勝手ですが、残された人は……。特に、第一発見者のトラウマたるや……。 彼氏が自殺して、彼女が第一発見者……なんて罪つくりな……。以後、うつ病に悩む彼女……。 生きるのが辛いからって、変な考えおこすのは止しなさいよ。辛いのは自分自身よりも……。
 

カッコ悪くても、生き恥をさらしてでも、はいつくばってでも、生きなきゃ!

これから70年。科学技術の進歩などによる明るい未来よりも、人口爆発に起因する飲料水不足、食糧難、貧困、格差、汚職、腐敗……、 信頼が崩壊して、無秩序な殺伐とした、震災直後を彷彿とさせるような、陰鬱な世界が大きな口を開けて待ち構えているように思います。

起死回生の“3×20+10”は見いだされるか。
 

昨日、いちご歯科クリニック内の一部のコンセントが使用不能になり、一部のブレーカーがOFFになり、それをONにしたら、 全体のブレーカーがOFFになりました。一応、復旧はしましたが、原因は、‘震災による浸水に伴うものか? 実際に完全復旧というわけではなく、今週末に電気工事をしてもらうくらいだから……。’と思ったものではなく、出入り禁止にしているモリタの器械。 またしても、モリタ。(怒)云々といったレベルの問題ではなく、もうウンザリ。
今日になって何かとバタバタする朝まで、余計なパソコンの立ち上げ作業などが……。スタッフが頑張ってくれたので助かりました。
富士通?何が京だ! バ〜カ!! ウチヤマ倒産祈願! モリタ空中分解、日本の歯科医療の創造的破壊のために、ひたすら祈る。
 

「企業への不信感から国に対しても不信を抱くことになり……なんて震災前は他人事に感じていたけれど……。 ただ、そういう思いを抱きつつ生きているのは幸せなことではないよね。」

↑このページのトップに戻る

H23.12.7.

実地踏査

先日、全(38)品目から人気10品目を当てる人気バラエティー番組で取り上げられていたフレッシュネスバーガーは、 注文を受けてから作るので、文字通り新鮮で、‘おいしい。マクドナルドやモスバーガーなどと比べても、こっちのほうがいいかもしれない。 ’と思いますが、印象は必ずしもよくありません。店員が無愛想に感じることがあるからです。
マクドナルドでアルバイトをしたことがある人は、その理由を明確に教えてくれました。
「店員が少なすぎる!」

駅のすぐ近くの店でも、店員が二人だけのことがあります。一人が客から注文を受けて会計をして、もう一人がハンバーガーを作ります。 さらに商品を客のもとに運ぶ作業が二人に襲いかかりますが、駅のすぐ近くだけあって客は次々にやってきます。当然、待たされます。 郊外で時間を気にせずくつろぎたい客には最適ですが、時間に追われるような客が大半の駅近くでは……。 同じような大きさの店で、店員が少ない時間帯でも二人だけということは、マクドナルドではありえないそうです。

無愛想に見えたのは、忙しすぎて、あたふたしていたのがそう見えただけのようです。

いつの間にか、外食産業ではマクドナルドをしのぐ存在になっていた牛丼のすき家は、強盗被害に遭うことが多いようです。. 闇金からの取り立てに窮した人が電話口からの“すき家から……”というささやきに折れて……。

すき家も店の大きさのわりに店員が少ないように思います。 フレッシュネスバーガー同様、経営面では人件費を抑えることが大きな課題ですが、店員が少なく、レジが出入口のすぐ近くで、 「襲って下さい!」と言わんばかりの構造上の問題は、食券制にするなどして、改善しなければならないでしょう。
 

福島県内中通りから浜通り23市町村全住民賠償?
(会津は?)
自主避難、滞在、一律。妊婦と18歳以下の子どもは1人当たり40万円、それ以外は8万円。たったそれだけのお金をばらまくだけ?
郡山市や福島市も含めて福島県の人口の4分の3ほどを対象としていますが……。額や地区、根拠が曖昧。
本来、福島県は全県では?
宮城県や茨城県、千葉県は?
そんな結論に至るならば、4月の時点で出せたのでは? なぜ、9ヵ月もかかった?
岩手県や宮城県への支援物資の輸送を、福島県で阻むようにしていた規制解除の根拠も曖昧でしたが……。

フレッシュネスバーガーやすき家のように、人が足りなかった?

福島市や郡山市から「俺達はモルモットだ」と嘆き声が聞こえてきます。

東京都区内で、海外からの外交官やその家族などを主な患者層としていた歯科医院は、 原発騒ぎで彼らに国外や近畿以西への待避命令が出たために、閉めざるをえなくなりました。 このようなケースは、東京電力に対して、個別に損害賠償を訴えることになるでしょうけれども、 同様のケースが何千件何万件それ以上に増えると難航して、ただでさえのらりくらりとした愚か者の餌食にされるだけですね。
 

あれから70年……ただでさえ複雑な時期に、ため息を増やしてくれます。

開戦の日と終戦の日は大きく取り上げられますが、戦艦ミズーリの甲板上で署名がされた日を、日本で報じられることは少ないですね。

ミズーリ甲板後方のスペースは、今では“ホノルルのホテルのホールを借りるくらいのお金”で借りられるそうです。

先週末、連日の大阪ライブをしたL'Arc-en-Ciel(来年5月の東京・大阪公演までごきげんよう)のあの方も、そのスペースで公演したそうです。 L'Arc-en-Cielとしてではないですが……。hydeさんとしてではなくHYDEさんとして。VAMPSとして?

あそこでライブ……。

ハワイで挙式は多いですが、あそこで披露宴をしようとしたら、異論噴出するでしょうね。
 

宮城県の教育長が各校にマニュアル作成を指示?

マニュアルなんかつくろうとするから、“想定”外が生じるのに。まだわかりませんか?
それとも、それに対処出来るようなマニュアルを作れとおっしゃいますか?(苦笑)
マニュアルがしっかりしているマクドナルドなどで、マニュアルに記載されていないことをして、 店員が対処出来ない様を見て苦笑いしたことがあるのは私だけではないはず。
座学だけではなく、実習も大事。実地踏査の大切さはおバカさんにはわかるまい。

↑このページのトップに戻る

H23.12.1.

チワプー

‘お歯黒?’
ある細菌学の権威がテレビに出ているのを初めて見た時の印象。
数十年前のことで、正確にいつのことだったかは忘れてしまいましたが、強烈な第一印象は残っています。
その先生とは、いまだに直接面識はありませんが、強烈な第一印象の後何年(十数年?)か経って、学生の時に、なぜ“お歯黒”だったのかがわかりました。
ある大学病院の歯科にその大先生が来院した時のことを、当時の助教授(今風に言えば、准教授)が聞かせてくれたのです。
医学部出身で、細菌学の世界的な権威でありながら、彼は歯を磨かないのだそうです。 おまけにヘビースモーカーなので、歯石とヤニで私がテレビ画面を通じて‘お歯黒?’と思うような状態になっていたのです。
「細菌は、そっとそのままにしていたほうが、近親相姦のようになって弱るから、歯磨きをしないほうがいいのだ!」
一応、細菌学の権威らしいもっともな理屈を披露したそうで、歯石を取り除くなどして、 歯周病を防ぐ必要性を、弁舌に秀でる助教授が説いても、納得されなかったようです。

最近、その先生をテレビ画面を通じて見かけたのは、これも何年前のことか忘れてしまいましたが、歯が真っ白になっていて、びっくりしました。 その先生の名誉のために、詳細は推して知るべし(苦笑)。

チワワとプードルの雑種はチワプー。血統書付きの純粋なチワワやプードルより、チワプーのほうが病気になりにくく、 いいとこどりになる(可能性がある)と言われます。 理屈の上ではたしかにそうですし、“細菌を近親相姦状態にさせて弱らせるために歯磨きしない”理屈と、相対する意味で通じる点がありますが、 細菌は微動だにしないわけではありませんし……。

特に学問の権威というわけではない方も、妙な理屈を披露したりします。一言でインフォームドコンセントといっても、ため息をつくほどに大変ですね。

お互いに笑えるような、和むような“結び”を求めて。
 

いちご歯科クリニックに、レターパックが届きました。
 

先日、全国大会で御一緒させて頂きました。

帰りの新幹線の中で、先生から頂いた本を読ませて頂きました。

10月の初めに仙台に行ったのですが、仙台空港の周辺は心がキュッと痛くしめつけられるような光景が広がっていました。

石巻でおられる先生は、心身共に平静ではない状況、お察しします。
そのような大変な状況下の先生が、東京まで重い本やお菓子を持って来て頂き、私達にまでお気遣い頂き、 場を和ませて下さり、恐縮と共に感謝の気持ちでいっぱいです。

今後共、御指導、御鞭撻の程よろしくお願い致します。
 
 

こちらこそ、お心遣いありがとうございます。今後とも、よろしくお願い申し上げます。

↑このページのトップに戻る

H23.11.30.

お疲れ様
お疲れ様

あるオフシーズンに、上田桃子さんが田中将大君にテレビをプレゼントして……という番組が収録されたのは、この店。
奥のあの明るい場所で、談笑していた二人。

今シーズン
上田桃子さんは、涙の勝利インタビューがありました。
「‘もう勝てないんじゃないか’って、思ったこともありました。」
田中将大君は7冠!! “底力?”、不振の球団にあって、大車輪の活躍でした。昨年の“魔の8回”も何のその、終盤の連続完封は凄みがありました。

プロ野球選手がガムを噛んだりマウスピースをするのは……と説明すると、「マー君も黄色いマウスピースをしていますものね!」と、 納得される方がいましたが、個人的には、‘彼にはマウスピースは要らないのに、誰が余計なことをしたんだろう(?_?)’と思っていました。

シーズン後半はそのマウスピースを外していた?

本当にそうなら、“凄み”も納得できます。

二人とも、来年はさらに活躍してくれるでしょう。
 

君は涙を流せるか?
そんな努力をしているか?

‘疲労感に悩まされるのは、震災疲れが云々よりも、トレーニング疲れだ’と思います。いわば自業自得。
それにしても、妙に疲れやすいのはトシのせい? 3.11前のように、寒気や吐き気もするような……。

関節などをいためないように負荷を軽くしても、連日10km、20kmと走るほどの運動量があれば?

気持ちの問題?

マー君や上田さんを見習わねば。

ひとり言更新してホームページ訪問数が増えても、ひとり言ファンは必ずしもあなたのようにいちご歯科クリニックの患者じゃないし……。

「お腹いっぱいになっちゃいますからね。」

「先生が吠えてくれないと……。」

仙石線の石巻‐矢本間の列車でトイレが使用可能になったり、石巻線の発車時刻がまた改められたり……といったことはありますが、 最大の問題“医療の創造的破壊”を含めて、‘別にひとり言の社会的影響力が云々ということではない’と思うのですが……。
 

福島第一原発の吉田所長が入院、所長退任。お疲れ様でした。
 

君は涙を流せるか?
そんな努力をしているか?

まだまだ甘いんですね。

努力が足りない。

今年も残り一ヵ月。来年に向けて一歩一歩。

一昨日、昨日とあたたかかったのが一変して、今日から寒くなるとか、雨は夜には初雪に変わるかもしれません。

日本航空と提携関係にあるアメリカン航空破綻。業界再編へ。日本航空再建にも影響必至。

寒〜い{{(>_<;)}}!

↑このページのトップに戻る

H23.11.25.

下顎骨

23日に飯田橋で、第10回日本顎態調和法研究会全国大会があり、話すことと最後の講演の座長を仰せつかりましたので、出席してきました。 日帰り出来ないことはないのですが、移動時間に余裕を持ちたかったので、前後の22日、24日は休診とさせていただきました。 いちご歯科クリニックでは、派手に咳込んでいたスタッフがいたので、ちょうどよかったかもしれません。

「ゴホンゴホン、先生に移って、休診になればいいんだ!」

‘コラコラ!!’

当初は‘自転車で移動’と思っていたのですが……。

幽霊坂近くのホテル

タクシードライバー役の俳優・渡瀬恒彦さんが、ドラマの中で、客に「このホテルは清潔で、値段もリーズナブル!」 (‘タクシードライバーがそんなことを言うか?’)と紹介して、宿泊をすすめていた幽霊坂近くのホテルは、 チェックイン・チェックアウトは、人が相手をしてくれません。

さすが、幽霊坂のホテル!

ここから飯田橋まではJRの駅2つ分で、‘会場まで歩こう’と思えば、歩けないことはない距離ですから、宿泊先はここでもよかったのですが……。

会場まで徒歩数分の神楽坂のホテルも、その便利さは魅力的なのですが……。

今回の宿泊先は、都合により品川のホテルでした。

‘横断歩道一つ渡れば品川駅ですから、非常に便利だった、 (ホテル単体では黒字だったのに、リーマンショック後の会社全体の問題から閉鎖させられた) あのホテル跡地はこんなになっちゃったんだ!’と思いつつ。

今回の宿泊先も、駅から徒歩数分ではありますが……。

新幹線の運行は騒音などに配慮して、“午前6時から深夜0時まで”と決まっています。 東京、品川、新横浜の3駅から、ヨーイドンで午前6時にそれぞれ始発の新幹線が出ます。

‘横断歩道一つ渡れば品川駅でも、そこから新幹線ホームまでたどり着くまでが遠いんだよな。 朝6時の新幹線に乗ろうとしても、時間に余裕をもって出ないと大変だったな。’

「なにニヤニヤしながら歩いているの?」

‘もともと口が大きいから、そう見えるだけでは?

「でも、声をかけにくいほど、コワイ顔をして歩いているよりはいいですね。」

ちなみに、ミニ新幹線と言われる山形新幹線や秋田新幹線は、法律上、新幹線ではないので、新庄からの始発列車は、午前6時前に動き出します。

さて、今回は品川駅から新幹線を利用したわけではありませんが、在来線のホームにある自動販売機に、思わず、ありがとうございます。

ずっと‘髪を切ろう’と思っていたのですが、“予約で一杯で……”と断られて、そのままボサボサ。 ‘20日の日曜日ならば……’と思っても、第三日曜日で休み。22日に東京で‘あの床屋さんで……’と思って行っても、景色が変わっていました。 仕方がないので、‘髪はあきらめて、別の買い物を’と歩きだすと……。

アシックスの直営店

“犬も歩けば棒に当たる!”

アシックスの直営店!!

「歯では泣かされているんです(ToT)」と言う人がいますが、私は「靴では泣かされているんです(;_;)」。

ある靴屋の一角で見かけて、気になっていたのです。アシックスのRunwalk。ちょうど、‘その靴屋に買い求めに行こう’と思っていたのでした。
ちょっと高めな革靴ですが、オーダーメードのビスポーク靴に比べれば十分の一程度、 光学印象して左右の足のサイズを計測すれば、ほとんど遜色ありません。
右足より左足のほうが0.5cmほど大きいことはわかっていましたし、何より幅があるので靴選びは難儀だったのですが……。
初めての利用なので、登録して、裸足になりシールをいくつか貼られて、光学印象のような形で足のサイズが詳細に出てきます。 左足は264.8mm、右足は261.2mm、幅は左足が何とF(5E)、右が4E。
的確なアドバイス。靴底の修理についても、実に丁寧に説明してもらいました。 さらに、“スポーツシューズなら……”と教えていただき、ありがとうございます。恐れ入りました。 あの靴屋で買っていたら、詳細な計測をせず、ただ何となく合わせてみて、首を傾げていたかもしれません。 靴屋さんで、今までなかった感動を味わった気がしました。

宿に戻って、明日(23日)の準備。おかげさまで順調!

パソコンを利用して発表される先生が多い中、あえてパソコンを使わずに……。皆様が思わず微笑む、和をもって……、意を得たり。

宮城県石巻市のいちご歯科クリニックで、顎態調和法の治療症例は、出っ歯よりも受け口のほうが多いほどですが、 九州では受け口が少ないようです。ほとんどないといった報告もありました。
「上下の前歯が真っすぐ噛み合う切端(せったん)咬合や受け口が多かった縄文は北に、弥生は南に分布していたから」と言うと、 皆、笑顔で頷くのですが、沖縄は受け口が多い?
年代は縄文や弥生と異なるけれども、骨格も違う港川人が?
骨を東京大学が持って行ったまま情報を開示してくれない?
人文科学など他の分野に歯科が遅れをとっているようではいけないとの思いから研究に……。素晴らしい! 見習わなければ。
スポーツで活躍している人は受け口や下顎が立派な人が多い?

機能と審美。

“かめない”と来た人に治療して、かめるように
なると、今度は“見た目が……”。
逆に、“見た目を何とかしたい”と来た人に治療して、満足が得られたかと思いきや、“かみにくくなった”と、 あらたな不満が生じることがあります。自己満足で済めばいいのですが、見た目の満足は、《客観的一言》でボロボロになるほどに、 一転してしまうので厄介です。
ワイヤー矯正は技術を要し、確かに見た目を整えられるかもしれませんが、歯を並べるだけで、 微妙な噛み合わせに関しては、その後の挺出などに依存します。 にもかかわらず、そのまま保定しようとすれば、“見た目は良くなったけれども、噛みにくい”と言われても不思議ではないのです。 ただ、保定しなければ、後戻りを起こし、“せっかくきれいに並んだのに(;`皿´)……”。
下顎骨骨折の治療後に“何となくズレた噛み合わせを治療したい”と来た人に、ワイヤー矯正を勧めるのはおバカさんです。 この場合は、顎態調和法もいいかもしれませんが、スタディモデルからマウスピースを用いて、噛みこむ力を矯正力にするような方法が効果的です。 それ以前に、骨折の治療をしている時点から、オクルーザルスプリントを提供するような医療連携が最善なのですが……。 “タテワリギョーセイ、アシノヒッパリアイ”と文句を言う前に、‘最善だ’と思った通りに動けばいいのです。 歯医者はしゃべってナンボではなく、動いてナンボ。他人の文句を言っても、いつの間にか、その他人と同じ愚を託つのみ。 “患者のため”と最善をつくして、それでも行政が動かなかったら、その時はその時で、暴走機関車ヨロシクこてんぱんにすればいいでしょう。 逆に、こてんぱんにされる? そういう問題ではないのです。

七人の小人が守っている(隠している?)のは、ロバの下顎骨

いちご歯科クリニックの相談室。七人の小人が守っている(隠している?)のは、ロバの下顎骨。
フォルクローレって、ご存知ですか?
ケーナと呼ばれる笛は、もともと大腿骨を、チャランゴと呼ばれる弦楽器は、もともとアルマジロの……。
この下顎骨も、もともと振動板をつけて叩くと、“カ〜”と鳴る、パーカッションの一種です。

下顎骨。一生かかっても、ゴールに達することは出来ないような研究対象です。
 

24日、早めに帰ってきて、ようやく髪を切りました。

えっ? あそこって焼肉屋さんになるんですか? どうりで煙突が……。 あそこは、この街区でいちご歯科クリニックができる前から建物があったところで、もともとは……。 でも、私よりも、この辺、詳しくなっていますよね(笑)。
 

マーベラスクラウンとロイスアンドロイス。日本馬のワンツーと予想して、「絶対に来るわけがない!」と言われましたが、1着、3着。 「惜しい!」と言われても、ハズレは外れ。あの時ワイド馬券があれば……。タラレバ言ったら、誰もが勝者、私はハイシャ。 はてさて、今年のジャパンカップやいかに!

競馬を見ていても、もはや、オッズ云々よりも、馬そのものよりも、ロバの下顎骨に似た、馬の下顎骨が気になるのは職業病でしょうか。

「うん、重症だね(笑)!」

↑このページのトップに戻る

H23.11.18.

みんなのタクシー
みんなのタクシー

ワゴン車のタクシー。
「車椅子用のタクシーが流されて、これも支援物資なんです。」
後部に座ったままの状態で車椅子一台が載せられますが、それ以外の乗車定員は普通のタクシーと同じ。 色は落ち着いた黒ですが、車両が車両だけに空車ランプをつけていても、スルーされることが多く、不評だとか。
車椅子に座ったままタクシーに乗りたいという需要はあるはずなので、文字通り“みんなのタクシー”となるように、今後の浸透に期待しましょう。
2回乗りましたが、2回とも乗車時に、頭頂部をぶつけてしまいました。学習能力が……。

この“みんなのタクシー”の会社ではありませんが、昨日、いちご歯科クリニックの受付窓口で、営業をやめていた某タクシー会社の運転手の声がしました。 声が聞こえただけで、姿は見えませんでしたが、ご自宅があそこの食堂で、ご本人も料理が上手な白バンパー(無事故車)に乗っていたあの人でしょう。名前は……。
「△□さん!」
そう。
タオルと来年のカレンダーを置いて、営業再開のお知らせに忙しいようです。仙台の親会社から離れ、地元のタクシー会社と連携する形式ながら、会社名も電話番号も同じです。 時間はかかりましたが、落ち着くべきところに落ち着いたようです。 犠牲者に報いるためにも、運転手、社員の雇用を確保して、生活を成り立たせるためにも、タクシー会社の利用客にとっても、喜ばしいことです。 これも“みんなのタクシー”ですね。

↑このページのトップに戻る

H23.11.15.

納期は
納期は

「人気車種のバイクは注文をいただいても納期が出せません!」

タイの洪水被害の影響で。
 

自転車を発注して、そろそろ1ヵ月半経ち、納期が近いかと思いきや……。

「年末になりそうです。洪水の影響というわけではないと思いますが、自転車業界は……。 納期1ヵ月半といって、それ以内ということはありません。バイクや自動車と違います。今回だって、2ヵ月半以上。3ヵ月ほどになるでしょう。」
 

一日で石巻‐東京間400kmほどを走破して、一日休んで戻ってくるような無茶は、もうトシナンダカラ止しなさい!

諭されているような……。

昨日、今日と朝から重苦しく体がだるいです。ある人が、「震災の疲れが今頃出てきている(-.-;)」と言っていましたが……。
疲労を感じつつ無理を重ねても事故につながりかねませんから、“おだづなよツアー”は年末年始にのらりくらりとやってみようと思います。 大雪が降らないことを祈りつつ、年末に間に合うかなぁ。

↑このページのトップに戻る

H23.11.14.

復興って?

11日に、いちご歯科クリニックから一番近い本屋さんが再開しました。 隣接するイトーヨーカ堂跡地には系列のスーパー・ヨークベニマルが建物を新築して出店しましたが、ホームセンター・ホーマックとヨークタウン、 ヤマト屋書店とTSUTAYA、ドトール。駐車場をコの字型に囲んで……。以前よりも駐車場が入りにくく出にくい構造に感じるのは私だけでしょうか。
一足先に再開していたホーマックも、動線の変化に対応するように、入口を改装したり、商品配置を換えたりしましたが……。

津波で甚大な被害があったヨークベニマル鹿妻店は、来年1月の再開を目標にしているそうです。

地震・津波、浸水被害の経験が、現状では、ほとんど活かされていないように感じます。

石巻復興号

10月の連休にSLホエール号として運行されていた機関車が、今年は1ヵ月ほど遅れて、石巻復興号として登場しました。
石巻線の石巻‐女川間は不通のため、石巻止まりでしたが、有り難いことです。

13日に宮城県議会議員選挙が行われましたが、投票率は初めて50%を割り込みました。 本当の民意 は多数の方々のつぶやきやひとり言にありといった様相を呈しています。

復興って?

↑このページのトップに戻る

H23.11.11.

111111

東京から客人。
震災後は初めての来石。
「ちょうど8ヵ月ということで……。」
東京駅のエキナカで人気の、あのかりんとうを土産に1111!

ごちそうさまです。

日本製紙石巻工場の煙突から、9月に煙がのぼり始め、1本、2本、3本と煙の本数が増えていますが……。
石巻工場は……。
大王製紙は……。
王子製紙は……。
北越製紙は……。

ひとり言というより、内緒話。

「あのキャラクターの写真の場所は?」

時間のゆるす限り、見ていって下さい。
 

さて、阪神淡路大震災があった時は、地下鉄サリン事件があったために、 節目の時以外は風化と言っていいほど、多くの国民の記憶が薄れてしまいました。
3.11も同様かもしれません。

泥臭いどじょうでも、きれいな金魚でもなく、“政治”が感じられず、官僚の言いなりになって、前首相同様に政権を担当したいだけの首相?

TPP問題は、確かな戦略も何の手立てもないままに、軍隊をただ戦場に送り込もうとしているまさにその時に“慎重に”時間稼ぎしているような愚。

消費税は社会保障政策の中で打ち出さなければならないのに、その政策をどうするか示さないまま、財務大臣にしても首相にしても、 政治家というより、財務省官僚よろしく、国際会議で消費税増税を公言してしまい、本末転倒。 たしかに、財政健全化が国際的必要性に迫られていますが、“余計な発言”のために、国民の合意が得られにくくなったように思います。
 

ポッキーの日?

“ちゃんとやるんです”って何を??

↑このページのトップに戻る

H23.11.7.

人たる所以

ある白血病患者を見舞いに行った時に、彼は大声で叫んでいました。

「ウォ〜!俺は、死ぬんだー。最近、このベッドに移動させられたんだけど、前にこのベッドにいた人はすぐに死んだんだ。ウォ〜!!」

某病院が移転する前のことです。10年ほど前だったかもしれません。 何年前か覚えていませんが、‘「患者というか、人間として扱ってもらえないから、この病院に入院したくない」と言う人がいるのは、 こういうことか’と思ったことは、昨日のことのように感じます。 ‘そこまでひどくない’と思うのですが、あれを見せつけられると、反論できません。

まず、正確な診断が大事。どんなに治療技術が優れていても、誤った診断に基づく治療では……。
では、正確な診断ができても、それに対する治療の術がなければ……?

白血病は歯科を受診した際に、‘これは……’と疑われて、病院を紹介されて、診断されるケースが少なくないです。 歯が浮く感じや歯茎からの出血が止まらないといった、歯槽のうろうの症状に似た主訴で歯科を受診した患者が実は……。

最善を尽くして治療しても、結果が伴わないと、傷つき、トラウマが残ります。 “結果よりも過程が大事だ”と励まされても、逆の言葉を投げかけられたように感じるかもしれません。

毎日、逃げ出したくもなるでしょう。それでもなお、なぜ、立ち向かおうとするのでしょうか。 楽なほうに楽なほうにと動くのが、動物の常のはずなのに。

人の人たる所以の一つですね。

できることを尽くした今は、ただ、ひたすら祈るのみ。

↑このページのトップに戻る

H23.11.4.

もみじ重ね

エキナカ流行り。東京駅のエキナカでは、KINOKUNIYAさんの百万円以上するロマネコンティが最も高価ですが、まだ1本も売れていないとか。 私の所望は、その隣においている(であろう)KRUG。これについては、機会があればひとり言。

さて、先週末の収穫ですが、講演会、懇親会の後、国分町へ移動しました。 私は別件のために乾杯もせずに、すぐまた移動してしまいましたが、‘8倍忙しい? 週末なのに……’と首をかしげつつ。

「もう皆さん去ってしまって、さめたようにピークは過ぎたのでは?」

そうかもしれません。

えっ? “収穫”はそれではなく……?

そうそう、阪神・淡路の時もそうですが、大震災の記憶が薄れていくことは問題なので、出席された方々に“地震・津波め、 おだづなよ!”を無料で差し上げたのですが、用意していた50冊ほどでは10冊以上足りず……。

えっ? そのことでもなく……?

あ〜ぁ、講演会のことですね。TPPなど、だいたい、どのようなことが話題になるかはわかりきっていたので、 ひとり言でオリエンテーションしていたつもりでしたが……。
個々の事柄について正確な資料を提示しつつ、大局を見据える論調はお見事で感服いたしました。
 

日本の個人資産1500兆円のうち、1000兆円が60歳以上のそれ。若い世代は収入が少ないほど未婚率が高く、少子高齢社会を助長……。
ソルベンシー・マージン比率(200%)規制云々、中堅以下の保険会社が結果的に外資に買われまくり、 保険第三分野(がん保険、医療保険)自由化の流れの中で、“不平等条約”を結ばされ、メディカル・ロスは80%を下回る程度ならばまだしも、 テレビコマーシャルなどを派手にやっている某社、某々社のそれは50%に達しない。TPP24分野、経済的なダメージよりも、 日本人の魂を失うことになることが心配。医療だけではなく、司法も。現状でさえ、弁護士が増えすぎているのに……。 日本の裁判に時間がかかるのは、弁護士が少ないからというよりは、むしろ裁判官が少ないからなのに。 “和をもって貴しとなす”という“競争すれば幸せになる”と対局となる考え方を抱き続けるべきでしょう。
 

拝聴した講演の終盤部分を抜粋しただけも、注釈が必要でしょうか。
医療保険では、加入者から集めた保険料全てが、医療費として支払われるわけではありません。 保険を運営していくために経費がかかりますし、民間保険の場合には、そこから利益を生み出す必要があります。
保険料のうちどれくらいが実際の医療費給付に使われているかを、メディカル・ロス(医療損失)と呼んでいます。 保険会社にとって、医療費給付は損失なのです。メディカル・ロスは、加入者から集めた保険料100のうち、 どれだけの割合を実際の医療費に使うかという数字で、アメリカ合衆国の民間保険会社では、80前後から80をやや下回ることが多いようです。 公的医療保険のメディカル・ロスは98ほどのこともありますから、民間保険は、高い保険料を払わされる割りには、 支払い・医療に使う金をケチられるような非効率的な制度といっても過言ではないのです。
保険会社は保険料収入を最大にしようとすると同時に、保険金の支払いを最小限にとどめて、利益を最大にしようとします。 アメリカ合衆国では、医師は利益を上げ、最小限の治療しかしないということが、民間保険会社が求めるままに実行されているようです。
まともな医療行為の一端が見られるのは、災害時等のボランティア的なそれくらいかもしれません。
 

85を超えるとウォール街で“経営が下手”と評価され株価が下がってしまうので、アメリカ合衆国の民間保険会社にとって、 メディカル・ロスを下げることが経営の一大目標となります。 まず、保険金の支払いをケチるのです。さらに、株価を維持するために常に高収益をあげ続けなければならないので、 保険料値上げ等で加入者の負担増を強いることも平然とやってしまいます。
それにしても、“メディカル・ロスが50を下回る”というのは、笑ってしまいます。 テレビコマーシャルなどにおどらされて、愚かな契約はしないことです。 大企業の労組でも、まとまってその保険会社の医療保険に加入することが話し合われ、あげくにその組合長は保険会社関連企業に天下り……。
50を下回るメディカル・ロスでは、がん保険の支払いはどうなるか、ゾッとします。
「自分は歯科の医療保険も入っているから、自費治療でも何でも受けられるよ(^O^)!」と鼻高々でやってきた人が、治療前に、 自分が入っている医療保険では、保険診療の自己負担金に見合う保険金も支払われない事実を知らされ、 肩を丸めて帰る(ToT)……といったことが起こっても不思議ではありません。 この程度ならば笑って流せるかもしれませんが、怒りまくった加入者は、即解約を申し出るでしょう。

ソルベンシー・マージン比率(Solvency Margin Ratio)とは、保険会社の健全性を示す指標で、200%が健全性の基準とされています。 200%を超えて数値が高いほど、支払余力があるとみなされ、逆に、200%を下回ると……。
ソルベンシー・マージン比率200%規制により、カタカナの保険会社に買い取られた日本の保険会社が相次ぎました。 事実上、乗っ取りです。本当にソルベンシー・マージン比率200%規制が正しいならば、引き継いだカタカナの保険会社が成り立つはずがないのです。
裁判員制度が殺人などの重い刑事裁判だけで、民事裁判を扱わないのも、TPPによる司法制度の云々といったことに通じます。
裁判員制度施行前にどんなに批判してもどうにもなりませんでしたが……。
売国奴と罵られるべき輩は、その後“後押し(支持?)”した国の企業に天下り。日本売り、買い叩きが進められ、骨までしゃぶりつくされポイッ!
 

“四半世紀計画”とか“三十年計画”といえるような、非常に頭がいい人(々)が書いた、巧妙なシナリオ通りに進められています。

まず、外堀を埋められ、次に、内堀を埋められ、攻め込まれるようなものです。

嫌でも数年後には皆が現実問題として直面するでしょう。 今、アメリカ合衆国などで起こっている騒ぎは、地球の裏側のことに感じるかもしれませんが、“数年後には我が身”です。
 

大きな流れも小さな一滴から。
 

自由の国アメリカ合衆国で今、不平等、貧困と格差が問題になっています。 1%の金持ちも99%の人々を無視し続けるわけにはいかないでしょう。「こんな国だとは思わなかった」と悲鳴をあげて逃げ戻ってきた人は、 「日本もか」と泣き叫ぶのは時間の問題?

経済学の側の人は、アメリカナイズされてか、“競争すれば幸せになる”考え方が支配的なのかもしれません。
ただ、先週末の講師の先生がおっしゃるように、“和をもって貴しとなす”でも事態が打開できるか微妙なように思います。 何より方策が曖昧で、具体性に欠けています。“ただ単にTPPに反対すればいい”というわけでもないでしょう。
仮にTPP参加せざるをえなくなっても、大きな流れを作るリーダーシップ、相手の思惑を把握して交渉に臨む総責任者が不在では、ボロ負けです。 総理大臣はそれくらい充分承知しているはずですよね。なぜ、泥臭く動かないのか理解できません。役人に丸め込まれたのでしょうか。
 

私の手の内は“もみじ重ね”です。“和をもって貴しとなす”よりも、さらにわかりにくいかもしれませんが。

言っていることが‘ちんぷんかんぷんでわからない’と思う人は、アメリカ大使館ホームページの“日本への興味”でも、 のぞいてみてはいかがでしょうか。
未来のことは突然起こるわけではありません。現在のことが必然の流れで未来へと通じているのです。 このことを冷静に分析すると、どのような未来になろうとも、あらかじめ予測していたかのように動けます。もちろん、動ける範囲には限界がありますが。

未来を射ぬく手の内は、“もみじ重ね”です。

↑このページのトップに戻る

H23.11.2.

こびとの世界のような
学生時代から通うこの店

本屋でおじいちゃんとかおばあちゃんと呼ばれる人が絵本売場の前に。
店員が「お孫さんにですか?」と声をかけると、「いや、自分用です」と答える。

‘次に本を出すとしたら、絵本だな’と思っていたら、“おだづなよ!”でした。

どんな絵本を?

菊田まりこさんのあの絵本のように、思わず涙ぐむようなものではなく……。
 

おじいちゃんやおばあちゃんに?
それはいかがなものかと……。

ところで、先週末の収穫は?

待て、次号。休み明け。

↑このページのトップに戻る

H23.11.1.

日本橋から
学生時代から通うこの店

赤貝の握りの他に、さんまの握りもいただきました。学生時代から通うこの店。
「なぜここに?」と問われたら、「この“さんまの握り”が好きだから」と答えるかもしれません。理由の一つです。 いかにも‘さんまを食べた’気分になれます。 4かんで1匹分 4かんで1匹分。写真左から背、腹、背、腹です。 以前は、“アブラガノリスギタラダサナインダ”と、職人気質がかいま見え、さんま漁が始まって出し始め、漁の最盛期には出さなくなっていましたが……。
3.11で被災した店は、4月29日には再開、大将も変わらず何よりです。

石巻信用金庫の2011年カレンダー

さて、石巻信用金庫の2011年カレンダー9月はその秋刀魚でしたが、10月はコノシロでした。
“江戸前握り寿司の原点、そして光りものと言えばこの魚。 シンコ〜コハダ〜ナカズミ〜コノシロと成長するに従って名前が変わる出世魚だが若い方こそ高価なので「逆出世魚」かもしれない。 新潟以南、宮城以南の沿岸に生息し、夏の間に栄養をたっぷり取った秋が旬といわれる。……。”

石巻信用金庫の2011年カレンダー

前出カレンダーの7月は穴子でした。“石巻地方で呼ぶハモとは、マアナゴの地方名で、夏の夜のハモ漁・ハモ釣りは牡鹿半島の夏の風物詩でもある。 江戸前寿司の東京湾産も有名だが昔から仙台湾のものも人気がある。……。”

コハダや穴子はともかく、マグロは江戸時代までは「あんな下魚、食えるか!」と一蹴される存在だったそうです。

大トロはアブラがのりすぎて、なおさら“アブ”などと呼ばれ、むしろ軽蔑され、捨てられるほどだったようです。 その握りは、日本橋にある寿司屋が提供しはじめて、その店は今でも続いているとか……。

架橋100周年

明治44年(1911年)にそれまでの木造から現在の石造二重アーチ橋となった 日本橋は、今年の4月3日に架橋100周年を迎えました。 今では上を通る首都高のほうが目立ってしまいますが、一昨日の日曜日にパレードなどのイベントが行われました。

↑このページのトップに戻る

H23.10.31.

閖上(ゆりあげ)の赤貝
閖上(ゆりあげ)の赤貝

閖上の赤貝が上がるようになりました。 正確には、仙台市深沼(荒浜地区)から出た一艘の船が名取市閖上沖で……ということから再開して、少しずつ……ですが。
これからの旬を前に再開。関係者の思いを……。
三陸の鮑も、もうすぐ“解禁”です。

↑このページのトップに戻る

H23.10.28.

ボルタレンとロキソニン

明29日は、仙台で3月12日に予定されていた会合があります。 7ヵ月以上遅れての開催ですが、当初、“今年は無理かもしれない”と伺っていましたから、喜ぶべきことです。

ところで、今日は人類滅亡と預言された日?
会合を明日に控えての大震災でした。延期されたその会合を明日に控えて……。
何事もないことを祈りつつ。

さて、歯科で処方される痛み止めは、ボルタレンとロキソニンが定番だと思います。 ただ、ボルタレンは脳に、ロキソニンは肝臓に重い副作用をもたらす可能性があるからと、一時期、保険適用での処方が禁じられました。
患者が「痛い!」と言ってきたら、何を処方すれば?
副作用の問題は解決されないまま(?)、ボルタレンもロキソニンも処方出来るようになりました。いわゆる“政治決着”ですね。
今では、薬局などでも普通に手に入る?
あの薬は処方出来て、この薬はダメ? その根拠は?
バカバカしい。

いちご歯科クリニックでは、‘作用はボルタレンやロキソニンよりも弱いですが、その分、副作用も弱いかな’と、別の痛み止めに変えています。 やはり、‘ボルタレンやロキソニンのほうが効くな’と思いますが……。

明日の会合では、医師でもある某国会議員の講演を拝聴することになっています。
彼は“ボルタレンとロキソニンを保険適用して処方可能にしたのは自分の実績だ。 治療済み!”と自慢していますが、同じように“自分が……”と言う人は数えきれないほどにいます。
その件はともかくとして、楽しみにしていた講演なので、7ヵ月以上オアズケをくらっていた分、期待が高まります。

楽しみなのは、その後でしょう?
何のことやら。そういうことはありません。
 

会場向かいのホテル?
泊まりません。予約していません。

何かあったら困るから?
そういうわけでもありませんが。

何事も起こらないことを祈りつつ。

↑このページのトップに戻る

H23.10.27.

アリとキリギリス

“アリとキリギリスの国”で起きた財政危機は、その国を事実上破産状態にしただけではなく、ヨーロッパ全体の金融危機から財政危機に、 結論を先送りした会議がまとまらずに失望感が広がれば、世界恐慌に発展するでしょう。
かの国では、「“お金がある国”が出せばいい」と言い放ち、名指しされた国では「働けよ」と言い返す。
“お金がある国”が脱退したら、EU崩壊?
大衆に迎合しすぎてもいけません。
南ヨーロッパと北ヨーロッパの民族、気質の違いもあります。
これについて、日本に何ができるか?
愚かな質問です。もともとヨーロッパの構造上の問題であって、日本は手出し無用です。世界恐慌になったらなったで、その時はその時です。
アメリカ合衆国で“ウォール街を占拠せよ!”とデモがありましたが、これについて、日本は何をすれば?
またまた愚かな質問です。これも、かの国の構造上の問題です。 以前、ひとり言をつぶやいたように、リーマンショックがあったにもかかわらず、その構造上の問題を放置し続けているわけですから、 かの国の民がそれを黙って見過ごしているほうがおかしいのです。おおいに思う存分騒いで下さい。日本は、その件に関しては、傍観するのみです。

多くの人々が満足した医療を受けられず、入院患者が「費用を払えない!」と言った瞬間に、寝間着のまま、外につまみ出された画像が、 全米に流れるようなことが相次いでいます。

TPP参加により、外国の病院が日本に参入すると、悪夢というべきあの画像のような光景が、日本でも現実のものになるかもしれません。

TPP云々に関しては、賛成、反対以前に、何より議論するために必要な情報資料が少なすぎることが問題です。 最初から参加ありきで、議論の場に情報を示さず、隠しさえするナンセンス。これでは、信頼が得られず、話になりません。
仮に交渉参加することになったとして、日本の対外交渉では毎度のことですが、交渉のための総責任者が明確化されないので、 ‘うまくいくはずがない’と思います。TPPの経済産業省の担当者は誰で、農林水産省の担当者は誰其で……。 外国側の相手があきれてしまうでしょう。タテワリギョーセイと苦笑い。誰と話せばいいかわかりません。

情報開示と交渉の責任者を明確化する首相の強いリーダーシップが求められます。

アリとキリギリスの話が入った絵本

さて、目にした人は少ないと思いますが、いちご歯科クリニックの待合室に、アリとキリギリスの話が入った絵本を置いています。

治療前後に待合室でお菓子を食らわせたり、ジュースを飲ませたりする保護者には、保護責任者云々といった刑事罰を与えなければ、 治療してもさらに事態の悪化を招くだけです。
軽くため息をつき、「腫れてる?痛い?つける薬も、治す術もないね!」と吐き捨て、つまみ出したほうがお互いのためだと思います。
そうするわけにはいかないので、アリとキリギリス。
 

小児の虫歯の治療を強いられるのは、はっきり言って億劫です。少なくとも、“小中学校を卒業するまでは虫歯ゼロ”は常識とするべきです。
“ウチノオトウサンは麻酔が上手だから、虫歯の治療するときに痛くなかったよ”と自慢する子がいたら、馬鹿親子でしょう。

「えっ? 虫歯? ないよ! あるわけないでしょう。あなたのような野蛮人じゃないんだから」と言われて、黙るしかない悔しさを味わい、 孫を授かることがあるならば、「おじいちゃんは無駄な仕事をやっていたんだね!」と、一蹴されるようでなければ困ります。 そういう思いで歯医者をやっています。

ただ、日本の健康保険診療は病気に対して病名をつけて、それに見合ったように体系づけられているために、理想実現は不可能です。
‘痛くなったら治せばいい。腫れたら薬を飲んで、腫れがひいたら治るんだろう。’
多くの方々が、そんな意識でいるでしょうから、理想実現はなおさら不可能です。
健康もスマートライフも“絵に描いた餅”になるでしょう。

TPP参加から日本の健康保険が崩壊するならば、“日本の歯科医療にとって、創造的破壊への大きなきっかけになる”と、前向きに捉らえることにします。
 

虫歯予防のためには、歯磨きよりも何よりも、まず、食生活習慣をととのえることが大切です。
歯の表面についた細菌は380種類くらいいますが、その8割ほどが糖をもとにして、酸を出すと言われています。 “糖=炭水化物”なので、甘い物を口にしなければ大丈夫ということはなく、残念ながら、毎食毎に歯の表面から、脱灰(だっかい)といって、 歯の成分がとけ出してしまいます。再石灰化といって、唾液がそれを補ってくれるのですが、それには1時間くらいかかるので、 “食べたらすぐ磨く!”は、いかがなものかと思います。
眠っている時は、唾液の分泌が減って、作用も弱まるので、“就寝前1時間以内に炭水化物を摂取するような食生活習慣”は厳禁です。 “虫歯は夜出来る”といっても過言ではないのです。
虫歯予防のためには、脱灰と再石灰化のバランスを保つように食生活習慣をととのえることが何より重要なのです。
そのために歯磨きしたりするのです。歯と歯の間に食物残渣がはさまったままだったら、ダラダラ飲み食いしているつもりではなくても、 部分的に“四六時中食事中状態”になりますから、手入れが大切です。
その数は何百億とも、それ以上とも言われる口腔内細菌は理想的な手入れが出来たとしても、24時間後には理論上、 元の数に戻ってしまうと言われていますから、毎日の手入れが必要です。
 

震災後、避難所では水が不足して、歯磨きがしにくかったのに加えて、食料支援は炭水化物が中心でしたから、 “どうぞ虫歯になって下さい!”と言われているようなものでしたね。ありがたいことでしたが。
 

野蛮人を洗練された文化人に!

文化不毛の地から、ひとり言。
 

「飴屋で、物心ついた頃から飴を煮詰めているから、気がついたら、歯がとけて一本もないんだ。」
「杜氏は米の発酵具合をチェックするために、夜中に何度も起き出して、口に含む必要があるから、気がついたら、歯がとけて、 自分の歯でかめなくなっていた。」

例外といえる方々です。立派な文化人です。彼らが「入れ歯を作ってくれ!」と来院したら、感動して泣きながら治療するかもしれませんね。 さぞかし美味しい飴や酒でしょう。
“クオリティー・オブ・ライフを高める!!”とは、そのようなことですよね。

笑顔を求めて。

さて、3.11後、東京に行く時によく立ち寄る本屋には、入りにくくなりました。“おだづなよ!”が3階に10冊、4階にも10冊並んでいたからです。 仕方がなく、地下から1階、2階までをウロウロしたり、“おだづなよ!”をせいぜい1〜2冊しか置いていなかった、少し離れた別の本屋に行っていました。 出版から3〜4ヵ月経って、在庫している“おだづなよ!”が少なくなると、ちょっと寂しさを感じつつ落ち着いて本を眺められるようになりました。
イオン石巻蛇田店に入っている本屋さんには、“おだづなよ!”出版当初は1冊も置いていなかったようなので、 逆に、少し寂しさを感じつつ居心地がよかったのですが、数ヵ月経って、入り口付近に数十冊平積みされているのを見た瞬間に、ふき出して回れ右。 最近、ようやくほとんど在庫しなくなったようなので、先日、半年ぶりにその本屋さんの中を覗いてみました。
‘だったら、何で本を出版するんだよ!’と怒られるかもしれません。
売れる売れないよりも、世に出すことが大事なのは確かです。そういう機会を与えて下さった方々に、改めて感謝したいです。ありがとうございます。
通常ならば片手間でも、10日あれば50,000字の原稿をあげることは簡単ですが、あの状況下では……。手が止まってしまいます。 今でも、津波の甚大な被害があった地域を通ることは、出来るだけ避けています。多くの方が、‘私もそうだ’と思うことでしょう。
どんなに願っても、二度と出来ない貴重な体験をさせていただきましたし、今、改めて原稿を書けと言われても、“おだづなよ!”は出来ないと思います。

さて、本屋をウロウロしていて一番気になったのは、“おだづなよ!”ではなくて、働かないアリが云々という本でした。 研究者によって、その割合が異なるのですが、数割のアリが働かないのだそうです。
働けるのに働こうとせず、生活保護を受けて……という人が、地域によっては何割にも達していたり、震災で職を失った方が多い、人の世の現実が、 アリの世界とダブるように感じたのです。もっとも、100%の人々が忙しく働いているとしたら、統制の厳しい軍隊か奴隷労働ですよね。
宮城県内では、特に、石巻市、女川町、東松島市の二市一町が、職を失い、雇用の場を求めている人が多いようです。 その本を読んだからといって、雇用を増やすために参考になることはないと思いますが……。

歯科訪問診療で仮設住宅へ。二人暮らしでしたが、‘一人暮らしだったら、一日中一言も話さない日が何日も続くかもしれないな’と、 改めてしみじみ思いました。公民館のような役割を担う集会所、談話室は設置されていますが……。
‘人々の笑顔のために、スマートフォンを配って、健康チェックに活用したり、何のアプリが云々と頻繁に茶話会を開くことは、やはり必要だな。’
お金の問題は一先ず棚にあげ、以前から考えていたことを、移動の車内で思い巡らせたのでした。

スマホ片手にオヂャッコ飲み。石巻の高齢者は粋でオシャレ?

	菊田まりこさんの絵本

菊田まりこさんの絵本も、いちご歯科クリニックの待合室に置いています。
親を亡くした子どもへの接し方、心の傷の癒し方……糸口は……?

“食の炊き出しから心の炊き出しへの転換が必要”と、粋なことを言う人がいました。 炊き出しをして下さった方々が、子どもたちのために、わたあめも作ってくれましたが、“心の炊き出し”そのものでしょう。 子どもたちだけではなく、喜ぶ姿に大人も元気をもらいました。
“餅つきを!”と言ったのも、そのためで、あの時点では、それが理解出来ずに頭から反対する輩が多かったですが、論より証拠、 参加してそれを実感した人は多かったのではないでしょうか。

私は一部の避難所にしか?
何、言ってんの?
仮に1500万円を石巻市民にばらまいたとしても、一人百円ほどにしかならないじゃないですか。
あれを石巻に引っ張ってきたのはヒロタのおかげ? これもそうって? シュークリームの話ですか? はて、何のことでしょう。
責任者の方が“髭のヒロタさんによろしく!”って言っていた?
あの会社の方と、あるBarのカウンターで一度ご一緒したことがあったのです。 名刺交換はお互い持ち合わせていなかったのでしませんでしたが、強烈な印象が残っています。私は何もしていませんが、縁ですね。

基本的に、定位置は緞帳の裏です。最も光り輝くのは、舞台に穴があきそうな時に、スッと出ていってひとり芝居のようなことをするときだろうって?
スポットライトを浴びるべきはあなたで、私ではありません。

私は、仮にテレビ番組ならば、カットされて放映されることは絶対にない役回り。

闇に隠れて生きる、妖怪人間みたいに生きなさい?
“ヨ〜カイ(了解)しました!”って、テレビの見すぎでは?

神出鬼没。“呼ばれて飛び出てジャジャジャジャ〜ン!” “オ〜ホッホ!!”と笑っているうちはいいけれども、“ド〜ン!!”はダメでしょう。

「だから、あまり表に出ないって? それにしても、いつ寝ているの(-_-)zzz? あの声優さんと声が似ているから、キャラもカブるね。 改めて不思議な人だと思う。」

「ちゃんと寝てますよ。」

キリギリスはうたっていますか?
もう、冬が近いですね。

駐車場の一角に蝉が……

今朝、いちご歯科クリニック駐車場の一角に蝉が……。
‘死んでいるのかな’と思ったら、ピクピクと動いていました。日中は暑いくらいでも、朝晩は寒いと感じる日が続いていたのに、 この時期に生きていたんですね。まさに息絶えようとしているわけで、どうしてあげることも出来ませんが……。

昼には消えていました。アリに持っていかれたかもしれません。
ひょっとしたら、キリギリスも冬を越せるかもしれませんね。

↑このページのトップに戻る

H23.10.26.

スタディモデル

仙台駅の通路を歩いていて、ある病院の広告が視界の端のほうに入りました。‘前は歯科があったんだけどな。’

20年以上前の総合病院の会議でも、歯科部長が吊るし上げられることがあったそうです。

“診療科に歯科が追加される前までは、黒字だった病院経営が赤字に転落したのは、お前たちのせいだ!”と。

今では、さらに厳しい状況になっているということになります。

基本となる初診料、再診料から、医科と歯科との間に格差があります。
総合病院では、同じ日のうちに、最初に受診した診療科では初診料、再診料は通常通り、二番目は半額、三番目は……。
東北大学医学部附属病院が東北大学病院になっても、診療科の垣根を取り払うどころかさらに細分化されて、 当初うたわれたであろう理念が隅に追いやられた背景には、そのようなこともあると思います。 特区、特例といったことが適用されなければ、シバリが強い法治国家では身動きできません。 東北大学病院医科部門用の診療予約申込書の受診希望診療科枠を見ただけで、具合が悪くなりそうです。
‘どこに○すれば?’
その数の多さに目がチラチラします。
縦割り行政、アシノヒッパリアイ。縦割り診療科目、連携とは有名無実。
本当に医療を創造的破壊するためには、この辺から?
ただし、法律・制度の裏打ちがなければ、ブラックジャック、無資格診療にも似たり。そういえば、被災地・石巻でありましたね。
 

基本となる初診料、再診料から、医科と歯科との間に格差があります。
のどや口の中に魚の骨をさした患者が、その骨を除去してもらったとして、耳鼻科と歯科では負担金が違います。歯科のほうが安いのです。
ようこそ!歯科へ!!
 

顎が外れた患者を徒手整復できなかった某整形外科のケツ拭いをいちご歯科クリニックで。
「なぜ、治療できなかった整形外科よりも、しっかり治療してくれた歯科のほうが負担金が少ないんですか?」
その説明までしなければなりませんか?
だいたい、整形外科も治療できなかったならば、何も請求しなければいいのに、恥の上塗り。津波をくらってさようなら。
天罰? 都知事め、よく言ったものですね。

お隣り・韓国では、“ソウル大学の歯学部に入る!”というと、日本で、“東大の医学部に入る!”というようなものです。超エリートが進む道です。
アメリカ合衆国では、歯科医師、薬剤師が聖職者と社会的地位上位3位までを争っています。
およそ先進国の中で、日本ほど歯科が虐げられている国はありません。
東大・京大に、医学部はあっても歯学部はありませんよね。
子供の頃、“お前は、東北大学歯学部に入るのだ!”というような天のお告げに、大きく落胆したものでした。 結局、抵抗むなしく……。‘人生の意味を考えること自体がむなしいことだ’と思いますが、‘あの時死んでいても……という修羅場をいくつも乗り越え、 生き恥をさらし続けるからには何か……’と考えることは、やはり愚かか。

日本では歯科医の社会的地位は、パチンコ屋さんと争っています。すごい!スゴ〜イ!!
“お金持ち”という目で見られがちなのに、その視線は尊敬の念よりも、どこか軽蔑のそれが含まれているような……。

研究用模型

初診時に型を採ってスタディモデル(研究用模型)を作り、治療計画を立案提示するかかりつけ歯科初診料、 かかりつけ歯科再診料(ナツカシイヒビキ)を算定すれば、従来の歯科初診料・再診料よりも……。
条件を緩和してもらって、医科との初診料・再診料格差を是正する方向に?
期待はむなしく、日本の歯科保険医を二階に押し上げておいて、平然と、はしごを外すようなことをされました。
ただでさえ、患者さん毎に器具を滅菌して対峙しなければならないのに、患者さんと向き合いもせず、 ただパソコンやカルテに向かって作文して薬を処方すればすむ診療科(あえて何科とは言いませんが)とわけが違うんですよ。
スタディモデルだって、作るだけでどれだけ手間ひまがかかるか。 写真のような形の(上は七角形、下は前の角を丸めた)台をつけなくても、それなりの手間ひまがかかります。 以前は50点(全額負担で500円相当)の報酬があったスタディモデルのそれは、今や“0”です。

歯科医師会

会員数だけは多い歯科医師会の政治的な影響力は、医師会はおろか、耳鼻科医会のそれにも及ばないでしょう。

アメリカ合衆国では、かつて、歯科医師会をあげて、本気で虫歯予防に取り組みました。
それでは、虫歯が減って歯科医師の仕事が減るでしょう。その通りになりました。 すると、今度は歯科医師会をあげて、本気で歯科矯正治療に取り組みました。審美歯科も推し進め、国民の笑顔が増えました。 “それが医療行為か?”と問われれば、疑問な点もありますし、そのまま日本にあてはめようとしても、 多くの国民の支持は得られないかもしれませんが、かの国では、そのようにして、歯科医師が社会的地位を飛躍的に向上させました。

コッパヤクニンに包んで渡している場合ではないですよ。論破しましょう。
一億円の献金問題云々と、公になっている以上に腐りきっているにもかかわらず、政治家も官僚も罪には問われない?
“アシノヒッパリアイ”が表面化した時だけ、罪に問われる。
国益は何処に。

“官僚主導から政治主導への転換”を掲げて、政権交代したら、公約は投げ捨てるは、結局、官僚の言いなりになるは……。末路はアワレ。

“数”を利して、政治的な影響力よりも、社会的な影響力に訴える術があるはずです。この国なりに。
 

1000年に一度の地震・津波? おだづなよ!! 東海・東南海・南海の三連動地震・津波をはるかに上回る規模の津波が、2000年ほど前にあったようです。スパンをもっとひろげて検索したら……。

石巻市は市町村別で3.11の犠牲者数が最多でしたが、隣町の女川町は人口に占める犠牲者の率では最大でした。実に1割近い1000人に迫る犠牲者です。 女川から来院する患者さんは多いですから、「ウチノオトウサン、マダアガッテコナイノ!」……相次ぐ悲鳴に、感覚が麻痺しそうです。
その女川はチリ地震津波では、一人の犠牲者もなかったそうです。“妙な神話のような安心感が、悲劇のもとになった”と言われても否定しきれません。

ご先祖さんを敬ったり、お墓参りをするのは形だけではないはずです。
明日は我が身?
 

“愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ。”

有形のスタディモデルは、患者さんの口腔内から印象採得して製作します。
無形のスタディモデルは、歴史の中にあり?

「しっかし、相変わらず毒舌ですね!(苦笑)」

↑このページのトップに戻る

H23.10.25.

地域医療連携

「東北大学の病院が高層化して、診療科目の垣根が取り払われるかもしれない。」
ある方からそう聞かされたのは、かれこれ20年以上前のことでした。 (「なんでそんなに情報を得るのが早いの?」と問われても、「人脈です!」としか答えないことにして、)どなたから伺ったかは覚えていますが、 正確にいつだったかは忘れてしまいました。大学に入る前のことだったかもしれませんし、入学後だったかもしれません。 信頼できる情報筋からのネタでしたが、当時は、‘ウッソでしょー!’と思っていました。内心‘無理!ムリ!!’と苦笑いしていたのです。
「第一○科、第二○科……と、同じ診療科目の第一、第二の違いって何?」と、問われても、 その医局にいる医師も首を傾げるほどですから、患者はさらに迷うでしょう。
高層化して、例えば10階が“胃”のフロアだったら、11階は胃の上だから“食道”ということになれば、非常にわかりやすいわけです。

ただ、それでは教授回診はどうなるのか? 理念は隅に押しやられてしまうのでは?

医局がたくさんあるのは、ぶっちゃけ、“教授職を増やして、食いぶちを確保するため”と言って、誤りではないでしょう。 「言い方が汚らしい」と、お叱りを受けるかもしれませんが……。

高層化が実現したとしても、医局の力の大小などが災いして、結局、壁を取り払っても、見えない壁がさらに強く立ちはだかるに違いない。

実際に、高層化は実現しましたが、予想はアタラズトイエドモトオカラズだったと思います。
予想した以上に“連携”が形骸化していることに、“がっかりと落胆した”と言っていいでしょう。 専門化、細分化が進む一方で、“連携”といっても、“絵に描いた餅”のようなものです。

診療予約申込書

歯科に関しては、いちご歯科クリニック開業当初の頃までは、診断科が窓口になっていたのです。 “移行期間”を経て、今でも歯科部門に関しては、診療科が不明の場合は、診療予約申込書の受診希望診療科枠は口腔診断科に○をつければいいのですが、 医科部門に関しては、そのような役割を担うべき“総合診療科”がないのです。
ですから、大学病院に患者を紹介する際は、‘以前よりも、めんどくさい’と感じます。 地域医療連携センターなるところが一応の窓口なのですが、‘さて、困ったぞ。 この患者は一度大きな病院で診てもらって、何の病気かはっきり診断してもらわないと’と思った時に、 医科部門の診療予約申込書受診希望診療科枠に○をつけられないわけです。
患者さんに「診てほしい診療科に○をつけて!」などと言ったら、「ふさけんなっ!てめぇ、この!! おだづなよ!!!」 などと怒られてしまうかもしれません。
苦肉の策として、歯科部門の口腔診断科に○をつけて、回り道を覚悟で、正確な病名にたどりつかなければならなくなります。

治療技術がいかに優れていても、診断が誤っていてはどうにもならないのに、その最初の一歩が踏み出しにくい体系なのです。
患者側も、“ベルトコンベアに載せられるような感覚”が、より強くなっているようです。

「他に競合する病院がないかあるかの差が出るから、日赤(石巻赤十字病院)に紹介してもらうよりは、大学病院のほうがよかったんだけれども……。 第一、“患者さん”としての扱いが、まるで違うもの。ただ、入院して手術となると、何ヵ月も仕事を休まなければならなくなるので、 現実的ではないでしょう。手術すれば必ず治るわけではないし、後遺症も少なからず残るはずなのに、 それが復帰にどの程度支障になるか説明がないままに……。 何ヵ月もリハビリして、職場復帰できるかどうかもわからないままでは、手術を希望するわけがないでしょう。 俺、3回、抵抗したもん。外科手術以外の方法はないかって、インターネットで調べて……。 3回目でようやく……。あるクリニックで“セカンドオピニオンとしてなら……”という条件で診てもらえることになって、 “根本的には治らないけれども、今以上に進行しないようにはできるかもしれない”ということで、その治療を受けられるようになったんだ。 もともと大学病院にいて准教授までいった先生だから、あとは、その先生が大学病院側とやり取りして……。おかげさまで、 最近は悩まされていた症状は自覚しないね。副作用も思ったほどは……。髪の毛はもっと抜けると思っていたのに、ほとんど変わらない。 本当に治療の効果が出ているのか疑問に思うほど。この間、車を運転していて、急に吐き気がした。 これが副作用かと先生に聞いても、何も答えてはくれなかった。」
「その□○×△クリニックは、10億円ほどの治療器械を導入しているんでしたっけ?」
「ちょっと待って、何で□○×△クリニックって分かるの?」
「だいたい、話の内容から。そこの先生とは面識ありませんが……。結果論ですが、最初からそこに紹介状を書ければよかったですね。」
「いや、最初は耳鼻科に行ったんだけれども、何ともなんなくて、いちご歯科さんに行って、大学病院を紹介されて、 病名がわかったことは感謝しているよ。いちご歯科さんに行っていなかったら今頃どうなっていたか……ぞっとするね。 そもそも、最初の耳鼻科で紹介されていてもよかったはずなのに。」
「私は結局お役に立てたかどうか……。病気を無理に治すのではなく、病気と共存する道を選んだわけですね。 それにしても、“地域医療連携”と掲げているんだから、もう少しすんなり連携できないものですかねぇ。」
「まったくその通り!」
「石巻赤十字病院も、地域医療連携室なるところが、患者紹介の窓口なのですが……。」
「いや、紹介先は日赤ではなくて、大学病院でよかったと思っているよ。 ただ、一度、病院にかかるとベルトコンベアに載せられるような、一連の流れ作業の中に放り込まれるような感じがする。 全幅の信頼をおいて、“おまかせします!”という患者ならば問題ないけれども、診断や治療にちょっとでも疑問を感じると……。 実際、俺、3回抵抗したもん。最初は‘抵抗しても聞き入れられないんだな’と、無力さを感じた。 大学病院でそのまま手術していたら、今、ここでこうして話していられないと思う。 リハビリしている最中で、日常生活もままならず、職場復帰もできていなかったかも。」
「震災がありましたから、日程はどうなっていたかわかりませんが……。 震災と言えば、お隣り福島県のある病院に、100億円する器械があって、治療費が300万円かかるんですが、それを維持するためには、 海外から治療希望してやって来るような患者も取り込まないと成り立たないと、テレビ番組でも紹介されていた矢先の震災でしたから、 その海外からの患者が見込まれなくなって、その後どうなったか気になるんです。見学したいのですが、迷惑でしょうし……。」
「あれは■●▼で×△じゃないよね。」
「よくご存知で。ネットで調べたんですね。日本国内にはたしか5台か7台くらいしか設置されていなくて、東北では、宮城県内にはなくて、 お隣り福島県だけだと思います。巨大な器械ですから“箱”におさまりきらなくて、建物の外から見ただけで、 その器械が設置してある病院かそうではないかすぐわかるようです。 それにしても、100億円の器械を使った治療が1回300万円で維持できるとは思えないし、100億円とか10億円とか、個人投資ではちょっと考えられないですね。 大学教授レベルで、年収数千万円あった医師が開業して云々といっても、到底まかないきれないでしょう。」
「建築業界がからむだろうね。」
「でしょうね。建築業界だけではなく、それこそいろいろな業界と“連携”しなければならないでしょうけれども……。」
 

地域医療連携と言いますが、事故で顎の骨を骨折した場合、石巻地域では全身麻酔下で手術できる病院に歯科や口腔外科はありませんから、 整形外科・形成外科が手術をするのですが、骨がくっついても、微妙にズレたかみ合わせを治すのに、骨折が治ってから骨が折れることになります。 そうならないためには、手術の時に、スプリントといわれるマウスピースを使うといいのです。 骨折前に歯並び全体の型を採って、スタディモデルといわれる模型があったら完璧。その模型からスプリントを作ればいいのです。 材料費とか製作のための人件費、交通費とかセコいことは言わずに、その患者のかかりつけ歯科医院が連携して協力すれば、 理想的ですが、実際には……。協力するとしても、“無償で”ということになりますから、それを喜んでやる歯医者はいないでしょう。 一方で、患者の骨折が治って、かみ合わせの違和感を感じてから治すためには、ちょっと特殊な矯正治療方法を選択することになります。 治療期間や治療費もそれなりにかかりますから、どっちにしても、‘何かおかしくないか?’と首を傾げることになります。

石巻で、震災によって破壊された医療を創造しようとする動きが生じつつあります。 皆が高い気概をもって事に当たっているうちはいいですが、“無償協力”は長く続けられませんし、ボランティアなどかかわる方々に、 均一な支援がなされているうちは問題ないかもしれませんが、利益の大小、思惑の違い、かかわる人々の間に横たわる問題は、 連携を模索しようとする多種の業界の間にも、より大きく存在するわけで……。破壊からの創造。道のりは遠いですが一歩ずつ。少しずつ。
 

ヒトの病気を治すのは“生命の力”です。治療で良好な結果が得られたのは“治した”のではなく、“治ってくれた”のです。 当たり前のことではなく、有り難いことです。医療は、患者に生命があってこそ成り立つのであり、医師は案内役に過ぎません。 ‘私の技術で病気を治す’と考える医師は自惚れが甚だしく、それを期待する患者は己の思い違いを知るべきです。
生命がなければ、その力を借りなければ、医療は成り立ちません。このことを、みんなが自覚してほしいものです。 医療は“ともに生きる”ためにあるはずです。
豊島謙一が末期がんを克服したのは、当時の東北大学医学部附属病院第二外科の精鋭による技術や健康食品などの恩恵よりも、 彼自身のゾンビのような生命力によるところが大きいでしょう。 彼の“がん友達”が何度再発して、手術を繰り返してもくだばらなかったのも、やはり、生命力でしょう。 「憎まれっ子、世にはばかる!」と、公言して胸を張って見せていたくらいですから。

“チーム医療”と言われますが、医師、看護師など医療者がチームとして医療にあたるだけではなく、医療者はもちろん、 患者も共同で(対立するのではなく)、司法関係者、報道関係者、政策立案者も交えて、侃々諤々(かんかんがくがく)と意見を言い合い、 信頼関係を築いてこそ、真の“チーム医療”があるはずです。医療の世話には誰もがなるはずですし、そのようなこともわかっているはずなのですが…
 

高度経済成長時代には他人任せにしていても、医療の問題が大きく取り上げられることは、ほとんどなく、放置されてきましたが、 それなりに満足できる医療を享受できていたかもしれません。
しかし、経済成長が鈍化し、超高齢社会をむかえ 、真の“チーム医療”は不可避のものとなりました。

目の青い人には「おまかせします」という、日本的な文化は理解しにくいらしく、訳するのに苦労します。 最近では、“おまかせ文化の崩壊”といってもいい傾向が進んでいて、「強烈な文句を言ってくるのは、 最初に『先生におまかせします!』と言っていた患者に多い。文句を言うならまかせるな。こうしてほしい。ああしてほしい。そうしてほしくはない。 はっきり自己主張すればいいのに……。」といった医師の愚痴を聞くことは多いですし、私自身も‘かかわりたくない’と思う例は増えています。

病んでいる人に、強すぎず、弱すぎず、適切にそっと手をさしのべることを目指して、問題点を一つずつ改善する(しているつもりの)日々。

「“歯医者失格!”とレッテルを貼られて、早く引退したい!!」とひとり言をいうと、それを聞いた皆から、「何言ってんの!(;`皿´)」と怒られます。

あ〜、今日のコーヒーも、昨日と微妙に味が違う。

一期一会。

↑このページのトップに戻る

H23.10.24.

顎関節科

昨日、第72回菊花賞は1番人気で左後一白(左後脚先が白い)のオルフェーブルが優勝、ディープインパクト以来、6年ぶり7頭目の3冠馬となりました。 おめでとうございます。今後も上の世代との対決や来年の凱旋門賞挑戦など期待されます。 日本ダービー、菊花賞の前哨戦・神戸新聞杯と連続して2着だったウインバリアシオン(2番人気)がまたしても2着。 菊花賞と同じ京都競馬場外回りコース2戦2勝、きさらぎ賞ではオルフェーブル(3着)、 ウインバリアシオン(4着)に先着して勝っていたトーセンラー(3番人気)が3着と、3着までは人気通りのかたい決着となりました。

勝利騎手インタビューで、重圧から解放された最年少三冠ジョッキー・池添騎手が「ホッとしています!」と笑顔。
優等生に例えられたディープインパクトに比べて、オルフェーブルは暴れん坊。 デビュー戦以来となる、ゴール後に騎手を振り落とす“パフォーマンス”も披露しました。 それでも、「オルフェーブルに“ありがとう”と言いたい」と、池添騎手は愛馬に感謝の言葉をかけていました。

競馬に賭けていたわけではなく、静かにテレビ観戦していたのですが、レースそのものよりも、私が気になったのは、池添騎手の微妙な顎位と開口時下顎左偏。

‘顎関節症に悩まされているかも……。’

……と思うこと自体が職業病?

ちなみに、ディープインパクトの主戦ジョッキーだった武豊騎手は“(上顎)2番(側切歯)”が気になって仕方がなかったのですが、 今では審美的に治療しています。案外、‘職業病?’と自嘲気味に苦笑いを浮かべる歯医者だけではなく、 ご本人やファンなど周囲の人も、気にしていたから、治療したに違いないですよね。

さて、「顎が痛くて、口が開かないんです(T_T)」という方が来院しました。最大開口1横指。下顎角下部に疼痛。

通常、口を大きく開くと、5cmくらい開きます。人差し指、中指、薬指と三本指を揃えたくらいで、三横指(さんおうし)と言います。 正確に計測するためにはノギスなどを使いますが、大まかには、一横指、二横指、三横指でいいでしょう。 指一本あたり1.5cmとみるのですが、実際に口が開く大きさよりも1cmほど小さいものならば、‘口に入る’と思うので、一横指しか開かないと、 満足に食事できないことになります。顎関節はヒトの関節の中では最も複雑な動きをします。 通常の関節は、蝶番をイメージしてもらえばいいですが、顎関節は、大きく開くと関節が外れたようになります。 口を閉じる時には元に戻りますが、戻りきらないと、「顎が外れた!」と大騒ぎになります。 徒手整復術で治しますが、このようなことを何度も繰り返しているうちに、顎が外れても、軽く触れただけで元に戻ったり、 何もしていなくても元に戻るようになります。 顎関節症は関節を構成する骨の間に介在する関節円板と言われる軟骨が変形したり、その位置がズレたり、骨自体が変形、癒着してしまう病気です。 原因は主にストレスと言われています。

説明しても、耳には入らないでしょうし、「原因はストレス」と聞いて、「失礼な! 私はストレスとは無縁な生活をしているわよ!!」 と怒鳴ってくるようなおめでたい方には、かかわらないほうがお互いのためです。顎関節症は、不思議なことに、若い女性に圧倒的に多いのです。
 

論より……。
 

問診、X線診査、触診、……。
痛むところにレーザーを当てて……。
「痛みはどうですか?」
「ちょっと和らいだくらいです。」
「ちょっと痛むかもしれませんよ。失礼しますね。……。」
「あっ、アレ? 今、何したんですか? 顎の痛みが……。口も普通に開く!」
「ハッハッハ! “秘孔を突きました”って冗談ですよ。“魔法をかけました”と言っても、信じるかもしれませんね。 こんなことも出来なけりゃ、歯医者なんて、やっていられません。本当は、マニュピレーションということをしました。」
「スゴ〜イ!!(-^〇^-)」

「炎症は細菌感染による場合もあるけれども、筋肉痛も炎症なので、力がかかり過ぎることもよくないのです。 実際に、歯槽のうろうは歯の周りの炎症ですが、その予防のためには、歯磨きが大切なだけではなく、かむ力がかかり過ぎないようにすることも大切です。 歯槽のうろうで歯が抜けてきたら、残っている歯にかむ力のしわ寄せがかかるので、負担増に耐えかねた歯が重度の歯槽のうろうになって、 抜け落ちて……といったことが、将棋倒し的に繰り返されて、次々に歯を失うことになるわけです。 歯が揃っていても、必要以上のかむ力がかかり過ぎることが続けば、毎日どんなに丁寧に歯磨きをしていても、 無意識のうちに歯槽のうろうが進んでしまいます。ところで、顎関節症の原因はストレスと言われます。 悔しい思いをすることを歯ぎしりすると言いますが、歯ぎしり・食いしばりなどかむ力がかかり過ぎることは、顎関節症の原因にもなるのです。 鉄アレイを使って一日5〜10分運動するのはいいでしょう。 1時間、2時間も許容範囲かもしれませんが、肘を曲げたまま6時間も8時間も持っているのは、拷問であって、運動とは言わないでしょう。 『はい、終わりました。鉄アレイを置いて、肘を伸ばして下さい』と言っても、『……できません。肘が伸びません。筋肉も痛みがひどくて……』(笑)。 通常、上の歯と下の歯がかみ合う時間は、24時間のうち5〜10分くらいでしかないといわれています。 それでは短すぎるかもしれません。ただ、1時間、2時間は許容範囲かもしれませんが、夜寝ている間、ずっとかみ締めているとしたら……。」
「朝起きたら、口が開かなくなったり、歯のまわりや顎が痛くなったり……。 なるほど! だから、ストレスや食いしばり過ぎることが原因で、顎関節症になるんですね。」

「そうです。ストレスを消すためには、笑うことよりも、感動の涙を流すことが有効だそうです。ただ、毎晩毎晩大泣きしていられませんから……。 リズム運動も有効なようです。ウォーキングとかガムをかむとか。 マラソンのコーチの多くが『着地は踵から!』と言うんですが、特に中高年の方には、踵から着地するランニングは、負荷が大きすぎて、すすめられません。 膝を高く上げ、着地は足の指の付け根あたりからと意識して、談笑しながら呼吸も楽な感じで、一日30分くらいずつ、ゆっくりウォーキングするといいでしょう。」
「スロートレーニングの一種の有酸素運動ですね。それなら、中高年だけではなく、若い世代でも、特に女性のダイエットなどに有効でしょう。 歯科的には、ストレス軽減のためにどうすれば?」

「2〜3mm程度の厚さのマウスピースを使うことが一案です。ストレスのはけ口というわけではなくても、 寝ている間は誰でも大なり小なり歯ぎしり・食いしばりはするものなのですが、度が過ぎる場合は、 ナイトガードといわれるマウスピースを装着して就寝してもらうといいですね。 安静時空隙といって、通常、口を閉じているときは、上の歯と下の歯がかみ合っているわけではなく、2〜3mmの隙間があいています。 ナイトガードは違和感がない程度の厚さにします。」

「ガムをかむこととは?」

「プロ野球選手がガムをかみながらプレイしていると、‘みっともない’と思う人が多いかもしれませんが、 リラックスして本来の力を発揮するために、理にかなっているんです。」

「カッコつけているわけではなく、プロなりの理由があるんですね。」

「そうです。ただ、力み過ぎてはいけないけれども、ちょっと力んだほうがいいらしいです。 力むというか、集中力を引き出して、いい緊張感の中でプレイすることが、彼らにとって幸せでしょうし、それを歯科的にバックアップ出来るのは、 我々にとっても幸せなことです。最近では、マウスピースを付けてプレイしている選手も増えていますよね。 むしろマウスピースをしないほうがいい選手もいるかもしれませんが。 ガチガチにかみしめるのではなく、口の中で軽くもてあそぶような感覚でガムをかむことは、ストレスを軽減して顎関節症予防のためだけではなく、 歯槽のうろう予防のためにも、“歯の修理屋さん”のような役割のある唾液分泌を促すので、虫歯予防のためにも有効です。 ただ、『ストレス軽減が云々』というと、『お前は“歯医者”で、心療内科医でも、精神科医でもないのだから、お前の言うことは通らない!』 と言われる世の中なので……。私にとっては、耐え難いトラウマが付きまといます。 実際に、“頭がおかしい親子”に訴訟騒ぎを起こされたあげくにそのようなことを言われたので、日本の法曹界には信頼など微塵もないです。 『私は裁判官だ!』とか
『俺は弁護士だ!!』とか踏ん反り返る輩が来院したら、問答無用で息の根を止め、切り刻んでコンクリートに詰めて海に沈めても、 誰にも文句を言われる筋合いはありません。血痕一つ残さず処理しますから、殺人事件とはならず無罪。 ただ、そんなことをしても、ウラミを晴らすというよりも、“ゴミ掃除”以外に何の意味もないでしょうね。○▽□×の顧問弁護士は恩師の友人ですが、 ▽□×の顧問弁護士としては勉強不足と断言して失礼だと思いません。では、どうしても弁護士に頼らなければならないことになったら、 他の有能な弁護士に依頼する? そんなことをするくらいなら、死んだほうがマシです。 ……話が大きくそれてしまいましたが、私個人の問題だけではなく、一般的にも、顎関節症の扱いは大問題なのです。 首都圏の私立の歯科大学附属病院では、“かみ合わせ外来”で顎関節症の患者に対処するところもあるようです。 本当は“心療歯科”で診たいのですが、標榜の問題があります。重度の口臭症例の中にも“口腔心身症”というくくりに入れるべき例があります。 従来の“歯科”のくくりでは、根本的な問題解決をせずに、無難に表面を撫でつけるだけです。 肩肘張らずに、そうやって一生を終えたほうが、儲かるでしょうし、歯医者としても幸せだと思いますが……。」
「そこを何とか、頑張って下さいよ!」
「阪神・淡路の時もそうでしたが、大震災後に“頑張ろう!”とか“頑張れ!!”と言われて、さらに歯を食いしばったら、どうなるか、 長々と説明したのに、なぜ、平然と“頑張って下さいよ!”なんて言えるかな?」
「申し訳ない。」
「顎関節症で悩んでいる方、その可能性がある方は、全国民の二人に一人以上と言われています。 婦人科という診療科目があるのですから、“顎関節科”もあるべきです。そうでなければ、顎関節症にまともに対処しきれません。 私の場合は、ストレスから特に前歯にかむ力がかかり過ぎて、一時期、患者さんに説明するために話す時に、舌先が前歯に当たるだけでも痛くて、 表情が曇ったことがありました。不幸中の幸いか、“かけがえのない宝物”に著したように、かむ力が歯並び・かみ合わせの改善に役立ちはしましたが……。 多くの場合は、顎関節症が悪化してしまうでしょう。」
「私の場合は?」
「顎関節に負荷がかかりすぎる根本的な原因を取り除くことです。 今回はたまたま、マニュピレーションで応急処置ができましたが、それではどうにもならない例があります。 歯科治療や歯科矯正でかみ合わせ、歯並びを治せば顎関節症も治ると言い切れるわけではなく、 “心療歯科”的なアプローチがベストの場合があるでしょうし、口腔外科、整形外科、整体が適応例の場合もあれば、 鍼灸が推奨される例もあるでしょうし、逆に改善しないどころか症状が悪化してしまうケースもあるかもしれません。 法律・制度を作る輩が不作為ならば、現場の連携から打開策を見いだすしかないでしょう。 そのためには、顎関節症で悩んでいる方、その可能性がある方、顎関節症患者に対処することがある術者が、 冷静に大きな流れを作るように動く必要があるのです。言うは易く行うは……ですが。3.11で傷んだ護岸工事などを巡って、 現場で意見がまとまらないために、身動きがとれない状態のところが多いようです。 現場では、それを棚にあげて、“机の上だけでは何も決まらない!”と愚痴るだけ。 一方、“机の上”のほうでは、“現場からのまとまった要望が上がってこない限り、
作業のしようがない!!”……これでは、いつまで経っても何も進まないでしょう。」

↑このページのトップに戻る

H23.10.21.

誕生日には……

いちご歯科クリニック開業当初、スタッフの誕生日にはフラワーアレンジメントをそれぞれ贈っていたのですが、 スタッフ側からの「経費節減!」の提案を受けて、しばらく何もしていませんでした。
それを復活させることを提案すると、「現金支給のほうがいい!!」

特別手当?

誕生月手当?

↑このページのトップに戻る

H23.10.20.

あと2区画
あと2区画

いちご歯科クリニック開業当時は、石巻市大橋三丁目2番街区には、1区画おいて西側に薬局の建物があっただけでした。

今では、いちご歯科クリニック東側の2区画(両方とも200坪近くあり、広いです)が空いているだけになりました。

あの薬局は改装して店も変わってしまったので、石巻市大橋三丁目2番街区では、いちご歯科クリニックが最も古いことになります。

↑このページのトップに戻る

H23.10.19.

折り返し点

いちご歯科クリニック開業から今日でちょうど12年半です。開業時は25年というスパンを念頭においていましたから、それに従えば折り返し点です。

ささやかなお祝いも何もありませんが……。

おかげさまで、開業から12年半経ちました。ありがとうございます。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

↑このページのトップに戻る

H23.10.18.

コヤマ菓子店のオヤマさん

昨夜のNHKニュースウォッチ9。‘3.11の被災地を訪れてみたいけれども、迷惑になっては……’と、 躊躇っている方は多いと思いますが、そのような方のために、気仙沼でツアーを企画実施していることが報じられていました。
 

企画を担っている小山(オヤマ)さんは、経営していた菓子店を津波で失い、2千万円かけて、別の場所で仮設店舗で営業再開して……。 オヤマさんが……。オヤマさんは……。
 
 

彼の店はコヤマ菓子店のはずです。自分の店があった場所を案内していたときに、 掲げた震災前の店の写真が一瞬映りましたが、“コヤマ”とありました。

報道の趣旨は、感服するものでした。どうでもいいことかもしれませんが、なぜ、オヤマさんの店がコヤマ菓子店なのか、 さりげなく触れていれば、完璧だったと思います。 このことが気になる方は、現地に行って、ご本人からそれを聞き、また、ガレキは片づきましたが、目を覆うような光景を目の当たりにして、 “何か”を感じるといいでしょう。

前国王が、国民総幸福量(Gross National Happiness)を提唱した、ブータン国王の結婚報道を先週していた時も、ニュースウォッチ9では、 “貧富の格差が拡大していて、はたして幸福とは……?”といった趣旨の報道をしていましたが、 なぜ、同じような時間帯にテレビ朝日系の報道ステーションで伝えたような、“これだけの人口でこれだけの平均収入しかない国から、 東日本大震災に、こんなにも巨額の義援金をいただきました。”ということが伝えられなかったのか? 一方の報道ステーションでは、貧富の格差が云々は伝えられませんでしたが……。

国王の新婚旅行先は日本だそうです。

そのニュース、核心はどこだ?

↑このページのトップに戻る

H23.10.17.

Smart Life

問題です。

“彼はできる。”
の英訳として、
“He is ( ).”
の、括弧の中に入る単語は?
 

(able)とか(sharp)とか(smart)とか……。
 

さて、津波で壊滅的な被害を受けた石巻市立病院が業務縮小を余儀なくされ、通院していた患者は近医を紹介されているようです。 その“近医”は、今まで以上に忙しくなり……。
「あれじゃあ、何も診れないな。忙しくて、先生が走り回っているんだもん。 市立病院で、“もうこの薬はいらないね!”って言われていた薬も普通に処方されていたから、そのことを告げたら、 “じゃあ、そうなんじゃないですか?”だって。」

某総合病院小児科に子どもを受診させた母親が、「“あまりにも頼りなくて、もう二度と来ない!”と、怒鳴ってきたんだ!!!」と、顔を紅潮させていました。
では、お子さんが病気になったらどうしますか?

「某病院勤務を経て、石巻市内に開業した某小児科医院の院長は、高齢で、聴診器をあてていても聞こえないらしい。」
 

3.11で全半壊の被害を受けた方は、免除証明を出せば、保険診療分の窓口負担が来年2月まで無料になります。
小児科勤務の方が、「ただだから……と、子どものアレルギー検査をしたがる例が増えていて、忙しい。」とこぼしています。
ちょっと待って下さい。
仮に何かのアレルギーが見つかったからといって、どうしますか?
例えば、食物アレルギーの子どもを診てくれる小児科は、石巻市内にはどこもないじゃないですか?

じゃあ仙台の小児科を受診すればいいかって、「触診も聴診も形だけやっているだけだ。 カルテなんてテキトーに書いていれば、あとは事務がやってくれる。」と踏ん反り返る“豊島謙一レベル”だったら……。

某医師会の会長をつとめていた人物が脳梗塞で倒れ、夫人が「やりくりして厚生労働省の官僚に包んで渡したりと大変だったので……」と愚痴。 目の前にいる医師が、役人に賄賂をわたして、威張っているような医者だったら……。

官尊民卑?

バカバカしい!

「子どもをおばあちゃんに預けて某小児科医院を受診させていたら、職場に呼び出しがかかって、何事かと子ども同伴で行ったら、 ただ踏ん反り返るだけで、‘何のために呼び出されたんだろう?’と思った。おまけに誤診。 熱があるから解熱剤を、腫れているから抗生剤を、痛がっているから鎮痛剤を処方すればいいという問題ではないことは、素人でもわかるけれども、 あれはあまりにもひどかった。まともに診断もムンテラも出来ないくせに、威張りくさっていたんだから。 おまけに石巻駅からタクシーに乗って帰るときには、ほとんどその前を通るので、精神衛生上よくなかった。 息子はいても医者じゃないし、高齢でアトトリはいないから、‘くたばるまで、しばらく我慢すれば……’と自分に言い聞かせていた。 そこは、3.11のはるか前に、さら地になってスッキリしているけれども、石巻でまた子どもを産み育てるつもりはないね。 文句があるなら、自分が小児科医になればいいかもしれないけれども、事はそれだけですむほど簡単じゃないこともわかっている。」
 

充分に働ける能力があるのに、精神科を受診して、「自分は頭がおかしいから」と自己申告だけで薬を処方され、手続きを経て生活保護を受ける。 役所に並び、金を受け取ると、それはすぐにギャンブルや酒に消え、金に困り、薬を売りさばこうとする。 このような輩が、地域によっては全住民の3〜4割と増えています。 精神科医に診断の術はありません。少なくとも「自分は頭がおかしい」と自己申告されても、それを否定しきれません。 体温計や血圧計のようなものがありませんから。

働く情熱があるけれども、そのために投資が必要なのに、その金がないと嘆き続けていると冷めてしまうでしょう。 ただ、むやみに金をばらまくだけでは、働く意欲が失せてしまい、社会保障は成り立たなくなります。

医療に関しても同じです。医療費をただにすれば、あるいは医療費負担を減らせばいいという問題ではないことは、多くの方はわかっているはずです。
 

賢くスマートに生きましょう。
 

厚生労働省では、国民の生活習慣を改善し、健康寿命を延ばすための運動、「Smart Life Project」(スマート ライフ プロジェクト)を広く啓発しようとしています。
これは、国民の健康寿命延伸のため、主に生活習慣病の予防を目的とした「すこやか生活習慣国民運動」を実施し、 「適度な運動」「適切な食生活」「禁煙」を促進することとされています。
 この活動を広げるために、幅広い企業や団体との連携を主体とした「Smart Life Project」をスタートし、 「適度な運動:Smart Walk(スマートウォーク)」「適切な食生活:Smart Eat(スマートイート)」「禁煙:Smart Breath(スマートブレス)」という3つのテーマで、 具体的アクションへの認知と理解向上をはかり、さらなる普及をはかっています。
 

医療崩壊といわれています。医療再生のためには、創造的破壊が必要ともいわれますが、破壊は少なくとも石巻では既に起こっているように思います。
では、復興と称して元に戻すようなことは愚かでしょうけれども、混沌としたままでもいけません。
創造のためには、患者側も医療機関側も行政も納得するような、スマートライフを軸とした指標が必要なのです。

賢くスマートに生きましょう。

↑このページのトップに戻る

H23.10.14.

3つのスマート

「最近、ミスタッチが多いね。昨日も、“でで”って何よ。“いいより”じゃなくて、“いうより”でしょってのもあったし……。」
「キーのタッチが、どうもしっくりこなくて……。」
「スマートフォンにしたら? もともと、電話はあまり使わないんだから……。 東京・銀座のアップルストアでは、予約受付をしていなかったiPhone 4Sを今朝8時から売り出したときには、京橋の駅のほうまで、長い列が出来ていたって!!」
「スマートフォンは、確かにこれから必要になるだろうね。パソコンと携帯電話をいずれ取り込んでしまう勢い。」
「横浜で電気自動車などの展示会をやっているけれども、貴方が言っていたように、スマートグリッドは電気自動車から風穴があいてくるんだね。 最新式の電気自動車のバッテリーは一般家庭2日分の使用電力を蓄電できるらしいし、各家庭と電力会社間で容易に電力売買なんて、現状では不可能だから。 高層マンションなどでは、やはり電気自動車エリーカから派生したエリーパワーのパワーイレが使えるけれども、200万円ほどの高額なことと、 容量が1000Wしかないことがネック。電子レンジは必ずしも使えなくていいと思うけれども、貴方が言うように、余裕をもって1500W欲しい。」
「スマートフォン(Smartphone)、スマートグリッド(Smart Grid)にもう一つ スマートライフ(Smart Life)がこれからの社会に必須になると思うんだ。」
「スマートライフ?」
「そう!」
「何それ?」
「詳しくは来週からのひとり言で。」

↑このページのトップに戻る

H23.10.13.

キャラメルのような……

仙台の歓楽街・国分町は「以前の8倍くらい忙しい」と言われるほどですが、石巻の歓楽街は……。 以前よりは忙しいと思いますが、建物の損壊が地震によるものだけだった国分町と、津波、浸水被害も伴った街との差は出ているかもしれません。 建物を壊して更地にしているところや廃業した店が……。それでも、小柳町と呼ばれるあたりは、‘この時点で?’と驚くほどに、再開が早かった店があります。 そういう光景を目にしただけで、何となくうれしくなるというか、生きる力がわいてくるように感じたのは私だけではないでしょう。
小柳町あたりは大丈夫だと思いますが、旧北上川近くで、微妙に低い位置にある店は、今でも大潮の満潮時期には冠水しかねません。 今日も大潮ですが、満潮は午後3〜4時で、夜の店の営業には大きな支障がないかもしれませんが……。

ただ、下校時間帯なので……。

冠水している道路を、自転車に乗って、無邪気な笑顔で駆け抜ける、高校生に励まされた方はいらっしゃるでしょう。
ただ、それでは、よく手入れしても、自転車の傷みが進んででしまいます。
震災直後、ガソリンの調達が困難だった頃には、自転車が重宝しました。

自転車屋さんでは、しばらくの間、自転車がトブヨウニ売れたのですが、パッタリ売れなくなったそうです。

支援物資として、大量の自転車が供給されたからです。

ただ、GiantとかPanasonicとかBridgestoneならば、メンテナンスなどで持ち込まれても、「これ、支援物資なの? ありがたいね!」と、 笑顔で作業ができるでしょうけれども、「キャラメルのような自転車が増えていて困る(;´Д`)」。

“互恵革命”という本を著した時に、「全体の内容に関係ないから」と、ボツ原稿にされた“輪行日記”は、 “かけがえのない宝物”では、「“箸休め”的に、ちょうどいい」と、むしろ歓迎されました。

学生時代に、鹿児島市内の自転車屋さんで購入した自転車に乗ってそのまま石巻まで来(て、翌年、北海道まで行っ)たように、 東京都内の自転車屋さんで購入した自転車に乗って、“おだづなよツアー”と称して、石巻までの輪行を予定していたのですが、 そのような事情から、被災地・石巻市の自転車屋さんの営業協力もかねて、予定変更した次第です。
自転車をたたむのは大嫌いなので、石巻−東京間を往復するかもしれません。

↑このページのトップに戻る

H23.10.12.

サッカーW杯予選は8得点の快勝!
“細かいミスがなければ……”と、タラレバを愚痴る力を次回以降に活かして下さい。

さて、最低気温が8℃を下回ると紅葉が一気に進むそうですが、今朝の石巻市はまさにその気温でした。
さらに、4℃以下の気温では、降れば雪になる可能性が高くなります。
「(仙台市)国分町は、震災バブルと言っていいくらい。震災前の8倍くらい忙しい」と教えてくれた方は、 「今月下旬に、人生初、青森・十和田に行く」と言っていました。「どれくらい寒いか?」と気にしていましたが、十和田市の今朝の最低気温はその4℃。 最高気温は東京の最低気温くらいの感覚になるでしょう。今月下旬には、ひょっとしたら雪が降るかもしれませんね。

その十和田では、電鉄の廃線決定。東北新幹線の開通で表玄関が微妙にズレたことと3.11が、右肩下がりだった乗客数に拍車をかけた格好。

私はまだ長袖のシャツ1枚で、上着を羽織ってはいませんが……。冬の気配は感じています。

歯科治療で型を採るためには、材料が急にかたまったりしないように、一定の気温、水温が求められます。 冷房も暖房もなくても、その状態が得られるこの時期は快適ですが、年2回しかなく、つかの間で、春に比べて秋はどこか寂しげです。今年は春もでしたが……。

↑このページのトップに戻る

H23.10.11.

机上の空論

あれから7ヵ月。石巻市では今日、全ての避難所が閉鎖されます。今日いっせいにではなく、連休中に徐々に閉所式が行われていたわけですが……。
家の修繕待ちなどの70人余が、市内4ヵ所に設けられる待機所に移ります。

宮城県内の仮設住宅は、二重サッシが“0”など、岩手、福島のそれと比べて、寒さ対策がオサムイ状況であることが県議会で取り上げられ、 新聞、テレビでも報じられています。
交通不便な地区の仮設住宅が敬遠されたり、用地不足が言われる中で、石巻市の隣町・女川町に2階・3階建ての仮設住宅が建築中ですが、 これは県内初で、他は全て平屋建てだそうです。仮設校舎では2階建てが普通に見られますが……。
‘高床式にすればいいのに。エアコンの室外機があの位置でいいか?いいわけないよな?先日の大雨で……’とか、 震災直後から多くの人が提言しているはずですが、何の工夫もなく、机上の空論だけが空回り。

さて、震災直後、支援物資輸送などを阻んだのは“フクシマ”でした。 鹿児島大学の医療支援チームが山形ナンバーのレンタカーで石巻入りするなど、大変な工夫とご苦労があったのです。
あの原発から50〜60km程度しか離れていない福島市、郡山市などは、今でも避難区域になっていても不思議ではないのです。
「可愛がっていた犬が、突然、死んでしまった。散歩のときに、公園などでクンクンクンクンやっていたからな……。俺達はモルモットだ!」
郡山市からの嘆き声。

“除染作業をして、これだけ線量が減ったから……”といったことは、何も示さずに、避難区域を解除しようとしたり、小学生でも嘲笑する有様。

サッカーの試合で、“日本の大地震をお祝います”なる字幕を掲げた輩の顔がそのまま報じられたと、日本のメディアが批難されたことには苦笑い。 そんなことを気にするならば、仮面をかぶってサッカー観戦するか、最初から変な字幕を掲げなければいいのに。

地震の備えがまるでない国に大地震があったら……。

“それこそ机上の空論だろうっ”て? “ない”と言いきれますか? 朝鮮半島から中国にかけて、地図をよ〜く見て下さい。

地震の備えがまるでないかの国に大地震があったら、復興のために手を差しのべる日本との友好関係が深まり、有りがちだった感情論は沈められるでしょう。

↑このページのトップに戻る

H23.10.7.

連休は

9日に松島マラソンが開催されますが、今年はハーフマラソンの部はありません。 仙石線高城町駅付近から野蒜(のびる)駅付近までを往復するのですが、東名(とうな)から野蒜あたりは……。
松島マラソンのコースは松島海岸−矢本間の仙石線代行バス路線と重複するので、当日は一部バスの運休などがありますから、 仙石線バス区間を利用予定の方はご注意下さい。
仙石線は東名−野蒜を内陸側に数百メートル移設して再開することになりそうですが、設計、用地取得、工事……と5〜6年はかかりそうです。 右に左へと、地下鉄を思わせる急カーブが続いていた路線はすっきりするかもしれませんし、経ってみれば、 ‘6年なんて、あっという間だったな’と思うでしょうけれども……。

連休中は、松島マラソンには出ませんし、紅葉見物もなく、自らの片づけ作業におわれると思います。

↑このページのトップに戻る

H23.10.6.

Dolce Gusto
Dolce Gusto

先週スタッフ全員に「欲しい!欲しい!!」と言われ続け、「色は何がいいかな」などと、既に購入するのが当然のような雰囲気が漂っていたドルチェ グスト。

月曜朝のサプライズは喜んでもらえたようです。

豆を挽いてペーパードリップなり、モカエキスプレスを使うなりしてコーヒーを楽しむと、片づけも含めて30分くらいの余裕が欲しいですが、 これならば10分程度で済みます。片づけも楽です。
ただ、コストがちょっと……。

日本では放映されていないですが、高周波に犬が食いつくようなテレビコマーシャルがあります。これも、ドルチェ グストも、ネスレさんですよね。

↑このページのトップに戻る

H23.10.5.

相棒

横断歩道の信号待ちをしていると、目の前に“BIANCHI”の自転車がとまりました。

‘オシャレな自転車にお乗りで……。サスペンションが折れて、重傷を負う事故が発生して訴訟問題に……と、 TBS系の番組で取り上げられたのは、去年の4月だったでしょうか。 100歳になった“あの大先生”が率いる某病院が、患者に説明もなく、署名もしてもらわないままに差額ベッドの部屋に入院させて、 高額な費用を請求し、抗議されると“大騒ぎしないことを前提として返金します!”と、 わけのわからない詐欺行為を何度も働いていたのに、“取材拒否”。病院名は公表していましたが、“大先生”を名指しすることはなく……。 これも、同じ番組でしたね。あの問題はどうなったんでしょうか。 差額ベッドの問題にしても、あの番組で取り上げられたからといって、何も変わらないように感じるのは、気のせいでしょうか。’

10年ほど前までは、雨が降ると、動けなくなったフェラーリが、路肩に止まっている光景をよく見かけました。

「乾燥している国の車だから、日本の湿気には弱いんだよね!」

最近はそのようなことはなく、信頼性が高くなっているように思います。

“BIANCHI”もサスペンションの部分に水が入り、腐食して折れたことが事故原因でしたが……。

2週間後に、人気ドラマ“相棒”の新しいシーズンが始まります。

「あなたの“相棒”は1ヵ月半以内にくることはありません。自転車業界はそんな業界です。バイクや車は違いますが……。」

トホホ。

さて、仕事。

かわいいんだな!!

「はい、X線写真を撮りますね。」
「う〜ん、メガネをとると、何ともかわいいんだな〜!」
「ん? 今、何か変なこと聞いた。気のせい?」
「う〜ん、何ともかわいいんだな〜!!」

イイトシシタオネーサン(失礼ながら、一般的にはおばあさんと呼ばれる人)にそう言われることはありますが……。

「う〜ん、やっぱり、かわいいんだな!!」

3回言った! 言葉の使い方、間違っていませんか?
6歳ですよね(?_?)

↑このページのトップに戻る

H23.10.4.

頼れる歯医者さん
頼れる歯医者さん

「最近、マスコミ露出が増えてますね。」
「……。」
「相変わらず、肩書きをならべないし……。」
「……。」

↑このページのトップに戻る

H23.10.3.

台風の影響?
看板灯もシート等を交換しました

ご心配をおかけしました電話は、おかげさまで、先週の金曜日には復旧しました。
「原因は、台風の影響で、外の線に何かがぶつかって断線したんだと思います。光回線はガラスみたいにもろくて……」
「それはわかりますが、あのタイミングで? 業者さんが間違って切ったのでは?」
「それは違います。今回、外の断線なので、修理代もかかりません。」

「仙台−岩沼間の電車にも台風の影響が……」と言われても、それは人為的ミスだったわけですし……。

土曜日には、待合室と診察室のブラインドをロールスクリーンに交換しました。 下の方にはシート(UVカットだったらよかったのに……)を貼って。特診室のシートは、全面くもりガラス様です。 ロールスクリーンを全部下げると、どピンクのいやらしい部屋のようになるので、半開きでいかかでしょうか?
 

「明るくなりましたね(o^∀^o)」

看板灯もシート等を交換しました。
 

凱旋門賞。ヒルノダムール、ナカヤマフェスタは残念賞でした。

↑このページのトップに戻る

H23.9.30.

ディープインパクトとアドマイヤフジ

競走馬のディープインパクトは、競馬に興味がない人でも、名前は聞いたことがあるでしょう。 ディープインパクトと同じ世代の馬で、アドマイヤフジという馬がいました。
“私は馬をみる目には自信がある”と胸を張る人が、現役時代のディープインパクトとアドマイヤフジを馬名やゼッケンを外して見せられたならば、 ディープインパクトは“線が細すぎる”などと酷評し、アドマイヤフジは“走らないはずがない”と大絶賛したかもしれません。 ところが、ディープインパクトはご存知のように最高級重賞のGTをいくつも勝ちましたが、その一方でアドマイヤフジは重賞は勝っても、 GTのタイトルまではついに届きませんでした。

ちなみに、私が好きだった馬は、ゼンノロブロイです。あの毛色の馬は良く見えるのですが、それ以上に馬っぷりがよかったです。

ディープインパクトは“とぶ”と言われましたが、蝶がヒラヒラと飛んでいるところにスーッと風が吹いて、その力で進められているように、私には見えました。 特に若駒の頃。目をこすりながら、思わず“ズルイ!”とつぶやいたほどでした。あの馬のところにだけ、良い風が吹いているように見えたのです。 ゼンノロブロイは、身を乗り出した後“ナンジャソリャ!”とひっくり返るほどでした。 長くきつい東京競馬場の最後の直線を、ムチをいれられることなく、楽々と走りきって勝ってしまうのですから。

降雪のため、芝からダートに変更になり、重賞扱いがされなくなった共同通信杯を勝ち上がったエルコンドルパサーという馬は、そのイメージが強く、 ダート馬の印象が拭えなかったのですが、蛯名騎手を背に意外な逃げをうった凱旋門賞で、本当に惜しい2着でした。 その後、ディープインパクト(武豊騎手)も凱旋門賞に出ました。‘エルコンドルパサーが惜しい2着だったのだから……’と期待したのですが、残念な結果でした。 昨年、蛯名騎手はナカヤマフェスタで再び凱旋門賞2着。
24、25日の競馬で5勝を挙げ、ノッテイル蛯名騎手が10月2日、再びナカヤマフェスタで凱旋門賞に挑戦します。三度目の正直なるか。
凱旋門賞は、いまだにヨーロッパ以外の馬が優勝したことがありません。前哨戦の結果では、ナカヤマフェスタよりもヒルノダムールに期待がかかりますが……。

25日には菊花賞(10月23日)の前哨戦・神戸新聞杯が行われ、オルフェーブルが優勝しました。オルフェーブルは皐月賞、日本ダービーの二冠馬です。 最後の一冠・菊花賞は神戸新聞杯を経た馬が勝つことが多いのですが、神戸新聞杯を勝った馬が菊花賞も制覇したケースは、この10年に限ると、 意外にもディープインパクトただ一頭なのです。オルフェーブルが5連勝でディープインパクト以来の三冠馬となりますか。可能性は高いと思いますが……。

“競馬で日本に元気を!”などという言葉は、「ナンノコッチャ」ですが、凱旋門賞を日本馬が制したら、そうなるかもしれません。
阪神・淡路の時もそうですし、3.11の時もそうですが、“地震”で失った“自信”を取り戻すことが、復興のために何より大切なのです。 それを維持するために、お金も必要ですが。 “眠れる獅子”と呼ばれたかの国を、今、そう呼ぶ人はいないでしょう。“羊”にたとえられる国の人々が、それを払拭して実力を発揮する日は来るはずです。
“未歳のおひつじ座の人”を、誰も“羊”にたとえないように。

単独行動?

羊にしても、狼にしても、基本的に群れで動くのです。ひとりで動いているわけではありません。

「アレも出来てコレも出来て、イロイロな分野に通じていて、でも何かが欠けているような……。でも、だから親しみやすいのかもしれませんね。」

欠けている“何か”が補われたら、どうなっちゃうんでしょうね。

皆、心の奥底では気づいているのです。本当の力を見せつけるためには、どうすればいいのかも分かっているはずです。 だから、“おだづなよ!”を世に出したのです。歯車が一つ足りないならば、補いましょう。

↑このページのトップに戻る

H23.9.29.

ケニア勢の連覇?

軽〜く走る時の一歩は約120cm、1分間に200歩のテンポで走りますから、単純計算で時速14.4kmです。

さて、先日、第38回ベルリン・マラソンがベルリンの市街地コースで行われ、男子のパトリック・マカウ選手(ケニア)が2時間3分38秒の世界新記録で優勝し、 2連覇を達成しました。従来の世界記録は08年に同じベルリン・マラソンでハイレ・ゲブレシラシエ選手(エチオピア)が出した2時間3分59秒でした。

サムエル・ワンジル選手(ケニア)は、北京オリンピック男子マラソン金メダリストで、ハーフマラソンの元世界記録保持者でもあります。 仙台育英へ留学し、日本における陸上競技選手としても活躍しました。
高校時代は来日後、ホームシックになりそうな時などに、何かと世話になった同じケニア出身の先輩が風土病(?)にかかり、日本での治療ではなく、 ケニアでの療養を選んだそうですが、その先輩が亡くなった知らせを聞くと、大雨で一面沼のようになった遠征先の陸上競技場で、 ひとり立ち尽くして泣いていたそうです。マラソンではスプリントの切れ味で勝負するのではなく、高校時代の恩師から教わった“我慢、ガマン!”の言葉通り、 長いスパートを自ら仕掛けてレースを動かし、主導権を握るタイプでした。

意外にも、ケニアの選手はそれまでオリンピック男子マラソンで金メダルがありませんでした。 身体能力に優れるあまりに、1万メートルでは実力が発揮出来ても、それとは別物のフルマラソンになると、肝心なところで失速してしまっていたわけですが、 “我慢、ガマン!”マジックが、その壁を打ち破り、さらに新たな才能が脚光を浴びています。

ハイレ・ゲブレシラシエ選手が去り、サムエル・ワンジル選手が亡くなり、 一騎打ちになると思われたロンドンオリンピック男子マラソンの優勝争いは混沌となることが予想されていましたが、 パトリック・マカウ選手が大本命に踊り出ました。ケニア勢の連覇となりますか。

軽〜く走る時の一歩は約120cm、1分間に200歩のテンポで走りますから、単純計算で時速14.4kmです。
そのままのペースで走れば、フルマラソンを3時間ちょうどくらいで走ります。サムエル・ワンジル選手のマラソン最高記録はたしか2時間5分10秒ですが、 仮にフルマラソンを2時間5分ちょうどで、1分間に200歩のペースで走りきるとすれば1歩は約170cm。 パトリック・マカウ選手の記録に肉薄するためには歩幅をさらに数cmずつのばさなければなりません。120cmを少しずつ広げて170cmにするためには、 まず、太ももをもっと高くあげ続けなければなりません。丹田(へその下あたり)を意識して、体幹をしっかり保ち、腕を振って、 脚(特に高く前にあげた太もも)を飛ばし続けるためには、ただ走るだけではなく、どこをどのようにすればいいのかわかっているならば、しっかり準備しましょう。

運動会シーズン。春に運動会をした小学校では徒競走で転倒する子が相次ぎ、保健室は大にぎわいだったそうです。 体育館が避難所として使われていたり、校庭の使用に制約があったためでしょうか。
世界レベルまで高める必要はありませんが、転ばないように準備しましょう。お子さんだけではなく、 親御さんも、活躍の場が思わぬ怪我をする場にならないように。
“そんなことは、よくずっこけるあんたに言われなくても、わかっているよ!”と言われれば、それまでですが……。

↑このページのトップに戻る

H23.9.28.

石巻地方の気質

子どもの頃に石巻の隣町・女川町に引っ越した担任の先生が自己紹介の後で、腹をかかえて笑いながら新居の印象をお話ししました。 近所の人が来るときに、“ごめんください”などの挨拶がなく、いきなりガラッと玄関を開けて、“イダノ(いたの)〜?”と入って来て、 家の中に上がり込み漬物などを貪ろうとすると。
石巻で生まれ育った身からすれば、ごく普通のことなのでした。むしろ、きちんと“ごめんください”などと挨拶すると、“立派ね〜!”とほめられるより、 “何、気取ってんの!”と言われかねないくらい。
商店などに入って誰もいなかったら?
“も〜しー!”と、言っていました。
「これは、“申し”、“申す”に由来する言葉で、江戸時代から続いていると思う」と言っていたのは、あの先生だったかもしれません。 なんだかんだ言っても、女川が気に入って、その後ずっと暮らしていたようですから。
オヂャッコノミ(お茶っこ飲み)と言って、近所の家に気さくに上がり込み、漬物やお菓子を持ち寄ったりしながら、 茶飲み話をするこの地方独特の習慣は、他から移り住む人が少ないごく一部の地区に細々と受け継がれています。 3.11後の避難所生活では、プライバシーが確保しにくいですが、“古きよき石巻地方の風習を思い出して”と慰めあったのです。
道端で人に会っても、目があったのが、挨拶がわりのように、挨拶の言葉がなく、話の本題から入ることがあります。 (予約の)電話でもそうです。自分の名を名乗りもせず、相手を確かめるでもなく、いきなり本題から入る人は少なくないです。 間違い電話だったら、恥ずかしいですね。

私が電話で、“はい”しか言わないのは、探偵物語というドラマを見てからです。 松田優作さんが電話番号の宛名を確かめるために、その電話番号をかけて、相手が“はい、○○です”と出たのを聞いて、無言で電話を切るシーンを見てから。 気味悪くて、意識的にそうするようにしています。“もともと、無愛想だろう!”と言われれば否定しませんが、“何、言ってんの? 優しいでしょう!”と言われてもそうですね。石巻地方独特の気質そのものかもしれません。
 

さて、昨日の

さらには……。

……

は、

“連絡先の電話番号を……と言うので、伝えた後、そちらに番号がディスプレイされているのではないのか問うと、 「番号が表示されない電話なんです!」。ビックリしました。”

です。

直接いらっしゃる方が多いので、忙しさはほとんど変わりませんが、“電話をかけても通じない”と、皆様にはご迷惑をおかけして、申し訳なく思います。

↑このページのトップに戻る

H23.9.27.

3日間も?

昨日昼頃から、いちご歯科クリニックの電話・FAXが通じなくなりました。6月18日以来のことですね。あの時は日曜日をはさんで20日に復旧しましたが……。
午前中に電柱のところに作業車が出ていたので、誤って電話線を切るなどしたか、あるいは意図的犯行か。
「電気・水道・ガスとライフラインが復旧しても、まだ電話が復旧していないので、携帯電話だけが頼りです。」となげく方が、いまだにいらっしゃる石巻市内。
問い合わせると、作業の手配に3日ほどかかるそうです。おとぼけか本当にそうなのか、どこの業者が作業していたか特定できないとも。 さらには……。何とも昭和な。怒りを通り越して、笑うしかありません。

「料金は無料ですが、機器の損傷・交換の必要によって料金がかかるかもしれません。」って、大馬鹿者! 損害賠償ものだし、3日使えないなら、少なくとも基本料金1割引とかするべきでしょう。

ますます電話が嫌いに、NTTは大嫌いになりました。

「いちご歯医者に電話をかけても通じない!」

皆様にはご迷惑をおかけして、申し訳なく思います。

↑このページのトップに戻る

H23.9.26.

復活

台風が去って、この連休中に一気に秋めいてきました。寝るときにお腹を冷やしたりして体調を崩すことがないように気をつけねば……。

さて、台風が去った直後の水面を見て唖然としました。 地盤沈下に伴う冠水が云々と言われますが、3.11以前から大潮の満潮時には漁港岸壁と海面がほぼ同じ高さになることが指摘されていたわけで、 震災後に地盤沈下が見られるならば、その前に隆起があるはずですから、プレート理論も専門家の見解も、何か違うように感じます。 温暖化による海面上昇? そんなんじゃ……。
放射能に関しても、“専門家”の見解はバラバラ。泥鰌内閣には土壌除染が求められますが、その方法論、方向性が定められない情けなさ。 何が“専門家”だ! 被災地の人々は、モルモットにされているようなものですね。

東京駅の土産物売場では、“どじょうかりんとう”が大人気!!

3.11後、石巻専修大学体育館を仮庁舎としていた県石巻合同庁舎が、今日から従来の建物で業務を再開します。 業務時間は午前8時30分から午後5時15分までですが、以前、酷評したパスポート申請は午後4時45分までだそうです。

一部速度を落として運転していた東北新幹線が、9月23日から3.11以前の状態に“復活”しました。 “復活”の文字を配したはやぶさのポスターが見られます。はやぶさは404号とか暫定営業でしたが、1号、2号…と本来の形に戻りました。

「グランクラスは乗りましたか?」
「はい。でも、棒(読書灯)が邪魔だし、“ファーストクラス”をうたう電動シートも、無駄にしか思えない動きが多いし、 フルフラットにならないから、せいぜい“ビジネスクラス”止まりだと思います。個人的には新幹線の食堂車が懐かしいです。 あの雰囲気だけでなく椅子も。もっとも、東北新幹線には最初から食堂車がありませんでしたが……。」
「椅子のメーカーなどの思惑に乗らされている面はありますからね。」
「復活するなら食堂車に復活してほしいです。東京駅で50・60切り替えて、新青森−鹿児島中央間の運転も可能でしょう。」
「それはいかがなものかと……。」
「はやぶさや“マイナーチェンジした”はやてにはN700系のように普通車の壁側とグリーン車(グランクラスも)には各席にコンセントがつくので、 携帯の充電やパソコンの使用に便利ですが、グリーン車(グランクラスも)の足元はフットレストではなくレッグレストなので、ラップトップが使いにくいです。 4席対面にして、移動中に談笑するならいいでしょうけれども……。ノートパソコンをテーブルに置いて使っていたら、 車酔いのようになってしまったことがあって、膝を組んでその上にノートパソコンをのせて使うようにしていました。 フットレストならば快適なポジションが得られますが、レッグレストでは……。それならば、フットレストやレッグレストがなくても、壁側の普通車で充分です。 それに、グランクラスでは‘何か物足りないな’と思っていたんですが……。」
「何ですか?」
「それが何なのか思いつかなかったんですが、先日、“トランスフォーマー”っていう映画をテレビでやっていてヒットしました。 映画などが楽しめるモニターです。地上波初登場のはずだったのですが、映画館ではなくDVDを借りてきたわけでもなく、どこかで見たなと……。」
「どこですか?」
「バスです。仙台−東京間の。モニターがついているタイプに乗ったことがあって、その時に見ました。 東北新幹線は震災から半年余で復活しましたが、路面が微妙に波打っている東北自動車道などの補修作業は来年末まではかかるそうです。 快適な乗り心地を求めて、少し速度を落とした高速バスの慎重な運転は続きます。“スピード狂”は必ずしも速さばかりを求めません。」
「仮にグランクラスにモニターがついていても、仙台−東京間は1時間半くらいだから、映画も見られませんね。」
「そうですね。無用に贅沢なようで……。はやぶさのグリーン車に空席があってもグランクラスは満席かもしれませんが、私は‘また乗りたい’とは思いません。」

↑このページのトップに戻る

H23.9.22.

仮設住宅の鍵
石巻大橋&マンホールの蓋

台風15号は予想進路の東側を通り、石巻は最接近時に中心の西側だったので、東側の場合に比べれば、 雨はともかく風の被害が少なかったかもしれません(東側だった関東は帰宅時間に重なったこともあって大変でしたね)。 それでも、ただでさえ毎日冠水被害に悩まされている地域が広がっていますから……。
昨日午後、石巻大橋を渡って、訪問診療先に右折……と思った道路が冠水。何とか裏道を迂回して診療できましたが、今日はその石巻大橋は通行止め。 砂利を積んだダンプカーだけが通っています。 マンホールの蓋 今朝は雨はあがっていますが、いちご歯科クリニックから歩いて数分のマンホールの蓋から、チョロチョロと水があふれ出ていました。
 
 
 

さて、ある人が、避難所を出て仮設住宅の入居が決まり、今日ようやく鍵がわたされるそうです。
「どこの仮設住宅? 桃生などは入居率が1割ほどで空きが目立つそうですが……」
「“旧市内”の希望は通っているから、少なくとも桃生ではないけれども、どこかは今日鍵を渡される時に知らされるらしい。」
「自衛隊臨時風呂があったところに建った仮設住宅はそろそろ完成だから、大橋だったらご近所さんですね。」

↑このページのトップに戻る

H23.9.21.

特攻隊の思い

和歌山県、奈良県に水害をもたらした台風12号に続いて15号が猛威を振るっています。宮城県内でもJR在来線が今朝から運転を見合わせています。

3.11の被災地と言われる各漁港で少しずつ水揚げが再開されつつありますが、福島沖でとれたにも関わらずそれを隠しているケースがあると囁かれています。 真面目に取り組んでいる方々は、自分が取り引きした魚の放射線計測をしてから、胸を張って出荷していますが……。

子どもたちが集うべき公園や校庭の除染方法は、12日に紹介しました。 本来は、失言から大臣を辞した輩とか東京電力の元社長や幹部が、死ぬまでその任務にあたるべきだと思います。
東京電力“本店”は一時は原発を放置しようとしたなどということが公になったり……。 ‘こんな国、なくなってしまえばいいのに’と不謹慎なことを考えてしまいますが……。 その考えにストップをかけるのは、戦艦ミズーリに翼をかすめた岡山県出身(?)19歳の特攻隊員の思いやいかに……。
福島原発でも、特攻隊と呼ばれる方々が奮闘しています。 「原発で働いている人はプライドがなくて、原子炉の中にネジ1本落としても何とも思わない」と、ある人が言っていましたが、 特攻隊の存在とその思いを知るべきでしょう。国のためといいよりむしろ愛する○○のために働いている誇り高き人々。

自分と子どもを放射能から守るには

除染の問題は田畑や森林にも及びます。農産物やキノコなどです。 少なくとも宮城県以南から関東全域にかけては、放射能に汚染されたものと考えるべきで、自家菜園で採れた野菜などが心配だという人もいるでしょう。 自分や子どもたちを守るために、どうしたら……?

一つの案として、一冊の本を紹介します。

自分と子どもを放射能から守るには

↑このページのトップに戻る

H23.9.20.

1ヵ月半後

秋雨前線の南下に伴い、一昨日までの夏の天気が嘘のように、昨日からは秋の涼しさ。今日は10月のようです。 一方で、前線の南側にあたる東京などは、今日も夏の暑さが続いているようですね。

さて、“おだづなよツアー”は、空模様を見ながら、当初の“東京→石巻”の予定を“石巻→東京”に変更しようと思っていると、 “相棒”を1ヵ月半待たなければならなくなりました。
最善と思っていた策がとれないならば、次善策でつなぐのですが、結果的に次善策と思っていたほうが当初の策よりもよかったことは、何度もありました。
“おだづなよツアー”は、10月の連休でもなく、11月のあの日にからめることになりそうです。そうすると、走行距離が倍になるので、じっくりと準備します。

↑このページのトップに戻る

H23.9.16.

おだづなよツアー
おだづなよツアー

連休を利用して、石巻−東京間を“おだづなよツアー”と称して、輪行予定です。 休憩を含めて、1時間あたり20〜25km走るので、単純に8〜10時間走ると1日200km走破します。
決めているのは18日の宿泊先と、鳴瀬大橋の西側は国道45号線ではなく、県道を通り、 線路上に取り残されたままの仙石線列車(3.11の地震発生時刻に野蒜駅を出発した下り列車。 同時刻に出発して津波で“くの字型に”流された上り列車は既に撤去)を横目に見ながら、野蒜駅の前を通ることだけで、 石巻→東京にするか、その逆にするかは未定です。
出立前に多少不安になるのはいつものことですが、10月の連休に延期するかもしれません。 この連休中に行ってきたら、20日からのひとり言は輪行日記になります。

↑このページのトップに戻る

H23.9.15.

ピロティ
京都のホテル

1ヵ月ほど前に宿泊した京都のホテルでは、このような天井のある広間で夕食をいただきました。 段々になっている天井の構造が云々と、ある建築家が教えてくれました。初めて入ったつもりの由緒ある広間でしたが、中庭に見覚えがあり……。 わがままなヒロタが、以前宿泊した時に顔パスで入ったわけではなく、披露宴に招待されたわけでもなく、 何かの展覧会のような時だったと思いますが、何だったか忘れてしまいました。

さて、1階部分に壁がなく、柱だけで2階を支える建築様式をピロティといいます。
ピロティ式の建築物は3.11の津波被害が少なかったとされますが、柱とともに建物を支え、耐震性としての機能が期待される壁がないのです。
1978年の宮城県沖地震でも、1995年の阪神大震災でも、ピロティ式建築物の耐震性が問題視されました。 柱だけの1階部分が押しつぶされた建物が、多く見られたからです。
当然、3.11でも、そうなのに、床上浸水や1階部分だけ津波被害があった地域で、たまたま押しつぶされなかったピロティ式建築物を見た一般の人が、 「ピロティ式の建築物は3.11の津波被害が少なかった」と言ったのならばともかく、学会などで建築の専門家が発言したならば失笑ものでしょう。
鉄筋コンクリート3〜4階の建物が引き波で倒された女川では、地震による液状化で、建物の基礎部分が浮いたも同然の状態になったところに、 建物の高さを超える津波が、押し寄せては引いてを何度も繰り返したわけで、ピロティ式建物が云々はナンセンスです。

↑このページのトップに戻る

H23.9.14.

もしかして……
世界貿易センタービル

3.11の半年後が9.11。世界貿易センタービルというと浜松町のこれが思い浮かびます。
ニューヨークでも、日本ほどではないですが、建物の耐震基準があるそうです。ただ、それをみたしていない建物が9割以上あるらしく、 震度5〜6の地震があったら、9.11どころの騒ぎではなくなります。あくまで、タラレバの話ですが。
建築工学の専門家が、マンハッタンのビル群を見上げて、ゾッとしたそうです。「ここには暮らせない」と。

ニューヨークと言えば、お笑いのU字工事さんのネタに、仙台が東北のニューヨーク……というのがありますが、何をおっしゃいますやら。 40代以上の東北で生まれ育った者にとって、首都圏は宇都宮以南なので、栃木県宇都宮市は北関東のニューヨークと言っていいでしょう。
その根拠は東北新幹線が開通する前は、宇都宮以南が特急列車のトイレが使用禁止だったことにあります。
当時の列車のトイレは汚物をそのまま投下する形式だったので、走行中は霧のように蒸散(」゜□゜)」。 “田舎”はそれでいいけれども(?そういう問題??)、“都会”はそれではイロイロと不具合があります。 では、東北本線上で田舎と都会の境界はどこにするかということで、宇都宮。
以前、大学の先輩・M先生にそのことを話したら、「そんなことは保健所が許可しないだろう!」と真面目に応じてくださいましたが、 ご存知ではなかったことに驚きつつ、「残念ながら、事実でした」。

仙石線電車

さて、高城町−あおば通間で運転している仙石線電車には東側の車両にトイレがついていて、使用可能です。 最上川ラインのディーゼル車両を仙石線仕様にして4両連ねて、1編成だけで運行している石巻−矢本間では、各車両にトイレがついていますが、 使用禁止になっています。これが意味するところは、もしかして……。石巻は最上川ライン沿線からすればニューヨーク?

「あ〜、また、やってしまったウンコネタ!」
「そんなだから、女性にモテないんですよ!! だいたい、ウンコネタを治療中に話す歯医者なんて、他にいないでしょう。」

お食事中の方、申し訳ないです。

↑このページのトップに戻る

H23.9.13.

歩く食い道楽大百科事典F

生うにぶっかけめし

くろ君

昨日の朝、“いちごちゃん”がとうとう“くろ君”に持っていかれました。左右前足にはさんで、もう絶対に渡さないという顔。
いいよ。少し壊れていたし、あげるよ。紙袋に入ったままの新しいの(佐野S.A.で売っています)あるから。

さて、3月17日のことだったと思いますが、三宅歯科医院の院長と診療所の前で会って、「もうしばらく歯医者は出来ない」と肩を落とす姿を見て、 気の利いた一言が出ない己に腹がたったものでした。向かいの友福丸に比べて、川岸から駐車場のスペースの有無が建物の損壊の差に現れていました。 友福丸は明らかにしばらく再開できないように見えましたが、三宅歯科医院は診療室が2階だし、手を加えれば何とかなりそうに見えました。 それなのに、「しばらく歯医者はできない。器械は水をかぶったし、建物の基礎もやられているし……」と落ち込む姿に、 「学校歯科医は辞めさせられるわけではないし……」とか、「法歯科医的な仕事のオファーがくるだろうし、こういう時にしかできない仕事をすることは、 歯医者にとって幸せなことだろう?」といった言葉が出てきませんでした。 もちろん、三宅先生はそんなにやわじゃないですから、貴重な経験をたくさん積んで、既にたくましく診療再開しています。
生うにぶっかけめし 一方、道路向かいの友福丸は、移動販売車で一時的ながら復活したりしていましたが、9月10日(土)から石巻中里交番西隣で仮設店舗ながら営業再開しています。
この時期の定番、生うにぶっかけめしの元祖は北海道かもしれませんが、石巻市長経験者の某氏が“メニューに加えたらどうか”と提案したと伺っています。 以来、夏の時期の定番メニューになっています。
生うにぶっかけめしは9月末日まで。‘今シーズンは生うにぶっかけめしは食べられない’と思っていましたから、なおさら幸せなひとときでした。
来月からは夜の部も営業するそうですが、今月中は、午後3時までの昼の部だけの営業です。
オープンカフェ 石巻にはオープンカフェのようなつくりの喫茶店がありませんから、喫茶店ではありませんが、仮設店舗とはいえ、おしゃれに見えます。 ただ、冬を乗り切るためには、ウッドデッキに簡易式の屋根が必要でしょう。
なにぶん仮設店舗なものですから、料金前払いだったり、電源が落ちて、レジからお釣りがなかなか出て来なかったりしますが、あたたかく見守ってあげましょう。
友福丸は焼き魚の焼き塩梅も絶妙で大好きです。以前、感動したのは、吉次の焼き魚定食をいただいた時。 塩梅よく焼けていただけではなく、その値段。‘魚屋さんで普通に買ったらこれくらいだよな’という金額で、絶妙に焼いてあって、 しかも、ご飯、味噌汁、香の物がついてきたのですから。

焼肉・牛正さんは10月中旬、いちご歯科クリニックから一番近い本屋さんは11月中旬に再開予定だそうです。 亀のように歩みは遅くても、少しずつ。確実に一歩ずつ。

↑このページのトップに戻る

H23.9.12.

んで、行んか!
凍天(しみてん)

“秘密の県民SHOW”でも紹介された福島名物“凍天(しみてん)”。本社・工場は原発近くで身動きできませんが、郡山の店などが力強く営業再開しています。 通常1個120円ですが、大手ドーナツチェーン店に対抗して(?)、100円のこともあります。 素朴な味わい。あの臼と杵でついた餅はいただきませんでした(復興祭は盛会だったと推察しております)が、昨日は凍天をいただきました。
ただ、郡山も原発から直線距離で55kmほど。今後の展開次第では避難しなければならなくなるかもしれません。

さて、普段から放射線を少しずつ浴びせたハエと、放射線を浴びせなかったハエに、ある時一気に死ぬほどの線量を浴びせると、 前者のほうが生存率が高いという実験結果があります。 放射線を浴びているとDNAが傷つき修復しようとする働きが活発になるので、普段からそのような準備ができているほうが、 いざという時に対応しやすいというわけです。
日常生活の中で、我々は無意識のうちに微量ながら放射線を浴びてしまいますが、浴びないに越したことはないでしょう。
放射線を浴びない基本は放射線源の除去です。放射線の外部被曝を防ぐためには、線源と体の間に遮蔽を置くこと、放射性物質からの距離をとること、 被曝時間を短くすることの三原則を守り、内部被曝を防ぐためには、経口摂取(飲む、食べる)、経気道摂取(吸う)、経皮吸収を防ぐことが大切です。
今、問題になっているのは、セシウム137(半減期30年)やストロンチウム90(半減期28年)などの放射性物質から放出されるガンマ線です。 ただ、その多くは毎日新たに降ってきているのではなく、3月中旬に降り積もった放射性物質から放出されるガンマ線がほとんどです。 だから、子どもたちが安心して遊べる環境を提供するためには、放射線源除去の基本に忠実に、校庭や公園などの汚染表層土を削り取れば効果があるのです。 土を削り取るのは重機でなくても、人力でも可能です。削った土は片隅に穴を掘ってそこに埋め、表面をビニールシートなどで覆って立入禁止にすればいいでしょう。 産業廃棄物処理場に云々と言い出すと、その地元住民の反発にあうだけです。
削り取った土を埋める穴の大きさは、表面積×削り取る深さの体積で決まりますから、子どもにもできる簡単な計算です。 小学校などで、子どもたちに計算してもらって、PTAなどが主体となって、みんなが心を一つにして、子や孫が笑顔で暮らせる環境をつくるように努めましょう。

逃げ出すのは簡単かもしれませんが、そうもいかない。 困難に立ち向かうというほど大げさではないかもしれませんが、大変そうに見えることを涼しげな笑顔でやり遂げる。

角スコたがいで、んで、行んか!

万が一、体内に取り込んだら?
胃洗浄や下剤の使用、必要に応じて、肺洗浄やキレート剤の使用などの対策があります。

国側や東京電力側ののらりくらりとした対応や説明に子どもたちから、「あの人たちは子どものころに勉強していなかったのかな?」 とつぶやき声が聞こえてきます。子どもたちの未来のために、今後、妙な展開にならないことを祈りつつ、んで、行んか!

↑このページのトップに戻る

H23.9.9.

ご自由に!

“お母さん”が昨日の朝、「先生……。」と話しかけてきました。‘何事か?’と思ったら、「実家の近所の方が“娘さん、被災されて大変だろうから”と、 食器などをたくさん持ってきたので、宅配で送ってきたけれども、家では間に合っているし、 仮設住宅からも患者さんがいらっしゃるから、そういう人に使ってもらったらと思うんですが…」。

早速、待合室の一角に置いてみました。

「誰も持っていかないのでは?」
「ダンボール毎持ってっちゃう人がいるのでは?」

スタッフがそれぞれ予想していましたが、治療に来た方だけではなく、予約をとりに来ただけの方も、「これ、持っていっていいですか?」と、好評でした。

9月1日からは、水明、大橋、南境などの仮設住宅と石巻赤十字病院、石巻駅を巡回するバスが運行されています。 朝昼夕と内回り外回りそれぞれ3便ずつです。運賃は乗車1回100円です。停留所は25ヵ所もあるそうです。

3.11から半年。延長された失業手当の給付もそろそろ……。 再就職出来ずにいるのは過半数。本社機能を石巻に移して100人の雇用を…とありがたいアナウンスが聞こえますが……。

明後日の日曜日には、某所で震災復興祭。
歯医者をやっている以外、“闇に隠れて生きる”私の定位置は、緞帳の裏(Sらんぼの木村先生に言わせれば“神出鬼没”)。 具体的な役回りは、大道具・小道具の一員のようなもの。
見に来て下さいと言われても、舞台設定が整えばお役御免。あとはご自由に!
……というよりも、“神出鬼没”の役割が求められているようで、カゲナガラ盛会を祈っています!

↑このページのトップに戻る

H23.9.8.

Visual MAX
Eggs Benedict

石巻地方初登場の器械です。治療を受けた本人だけではなく、付き添いの方、仕事や家事で一緒に来院できなかったご家族の方にも、 どのような説明・治療を受けたのか、わかりやすい歯科医療に貢献してくれることを期待しています。
 

操作マニュアルに以下のように掲げているほどですから。

来院された患者さんが笑顔で治療を受けられ、また予防のために再来院される。
Visual Maxはそんな歯科医院を応援します。

↑このページのトップに戻る

H23.9.7.

歩く食い道楽大百科事典E
Eggs Benedict

Eggs Benedict

久々の歩く食い道楽大百科事典は、エッグベネディクトです。
いろいろな種類があり、発祥も諸説あり定かではない卵料理。
写真のエッグベネディクトも、エッグフロレンティーン(Eggs florentine)というべきかもしれないですね。

「エッグベネディクトなんて、聞いたことがない」という人は、マクドナルドのエッグマックマフィンもこの一種といえば、 何となくイメージがわくと思います。エッグベネディクトのなかでは、エッグマックマフィンがおそらく一番有名でしょう。

昨日のひとり言に登場したMホテルと称するべき仙台のホテルとKホテルと称するべき京都のホテルは同系列のはずですが、 仙台のほうはエッグベネディクトがルームサービスにありますが、京都のほうはありません。ホテル自体の趣もまるで違います。 仙台のオープン時は、京都のスタッフも応援に来ていたはずなのですが……。 ホテルの冠名は異なりますが、Mの建物を利用している、東京の某ホテルのエッグベネディクトは美味しいですね。

仙台では今回はルームサービスではなく、わがままないただき方をしました。 震災前のエッグベネディクトと形などが微妙に違っていましたが、美味しかったです(震災前のほうが好きでしたが……)。 ぽんちゃんは口に合わなかったか、首を傾げていました。東京のあのエッグベネディクトは唸って食べていたのに……。

朝食バイキングでエッグベネディクトを提供してくれるホテルや旅館はありますが、選ばなければよかったと思うことばかりです。 つくった努力は認めますが……。
オムレツならば自分で美味しくつくれる自信がありますが、エッグベネディクトは……。難しいです。
手間ひまかかりますが、美味しいエッグベネディクトをつくる方は心から尊敬します。シェフではなく、ごく一般的な家庭の主婦だったりしたら、 毎日の食卓は楽しいでしょうね。

↑このページのトップに戻る

H23.9.6.

Serruria florida

どこかに出かけるときはともかく、普段使いの荷物入れには鞄は使わず、紙の手提げ袋を使います。 壊れたらまた別の手提げ袋に変えるのです。よく使う手提げ袋がコレ。白地に花の写真があしらわれています。
 

セルリア・フロリダ

「この花の名前は?」
「セルリア・フロリダ。」
「ん?」
「セルリア・フロリダ!」

Serruria florida は学名で、英名は Blushing bride ですよね。Serruria florida は初耳ですが、 Blushing bride という花の名前は以前どこか(どこだったか忘れてしまいましたが)で聞いたことがあります。
 

手提げ袋は一泊程度の小旅行にも、カバンがわりに使うことがあります。

「あの“女物の”カバンは誰のだ?」
「私のです。カバンじゃなくて、紙の手提げ袋です。」

実はコレ、仙台の某ホテルの手提げ袋で、花の脇にホテル名が記されていますから、「そこに泊まったことがあるんですか?」と聞かれたことがあります。

あるんですかも何も、大のお得意様と言われてもいいくらい。昨年11月までは、泊数はともかく、チェックインなどの回数は、私がトップだったかもしれないです。
3月12日(土)には、その向かいのホテルを会場に某参議院議員の講演会などが予定されていたので、宿泊予約をしていたのですが、 嫌な予感が止まらなかったので(というよりも、お金がなかったので)、早々とキャンセルをして、 講演会の後の懇親会は最初だけ出て、その日のうちに帰ってこようと思っていた矢先の大震災でした。

震災後は2回目の宿泊。前回は、一部営業という感じでしたが、今回は完全復活というより、震災前よりも改善していました。
系列のホテルが好きです。その理由は、24時間使用可能な○○があるから。眠れないなら、眠らなきゃいいのです。 そのうち眠れます。薬に頼ってばかりでは、精神をさらに病んでしまいます。
もっとも、‘経営形態などの違いから、同系列の名を冠していながら、仙台のそれはMホテル、京都のそれはKホテルと改称するべきでは? ’といった不満も抱きつつ。京都の系列ホテルは行く度に‘それはないでしょう(¬з¬)’とがっかりすることが多く、 ‘もう二度と泊まらない!!’と思っていますが、仙台のほうは、震災前に感じていた不満がほぼ消えていました。 眠れない夜にホスピタリティーをありがとうございます!
 

さて、ホテル内でふと手にしたフリーペーパーに、児玉清さんの仙台・松島取材記がありました。以下、その一部。

仙台に、さらにぐんと心を傾ける出来事が出来(しゅったい)したのは、松島に面した円通院を訪ねたことにあった。 出迎えてくださったのは、女子大生か、と思わせる実に可愛らしくも爽やかな尼僧の方であった。 なんと円通院の副住職であるとのこと。余りにも初々しくも可憐さに、つい失礼を省みず、年齢を尋ねてしまったほどだ。 とにもかくにも驚きが先に立ってしまったための失敬であった。お許しあれ。

“重版出来”という言葉を、出版物の広告で見かけることがあるでしょう。正しい読みは“じゅうはんしゅったい”です。 アナウンサーとか、ひょっとしたら文筆家でも、若手は“じゅうはんでき”とか読んでしまうかもしれないですね。 意味も“でき”で通るからいいような気がしますが……。 “出来事が出来”と読みが異なる“出来”を重ね、若い女性に年齢を尋ねるという、私でも出来ない“離れ業”を操る児玉さんが、 (あの方にその失敬はわからないでもないなと思いつつ)身近に感じられ、お亡くなりになったのが信じられないくらいに、 含み笑いを浮かべながら読みすすめました。

現住職の一人娘。養子縁組でもして門跡を継がなくてはならない、というプレッシャーの中で、まさに彼女が打って出た積極策が、 自らが尼僧となって円通院を継ぐことだった。
彼女の積極果敢なサクリファイス案は見事に巧し、現在は厳しい修業を終えて副住職に!! しかもなんと素敵な伴侶となる男性と結婚し、 ともに円通院の門跡を継ぐべく、御主人となられた方も自ら出家を希望され、只今、鋭意仏の道につき修業中であるとのこと。 なんとも心を洗われる微笑ましい成行きに、じわっと心が温まったのだ。

児玉清さんは1月下旬に仙台・松島を取材。原稿を書き上げて間もなくの大震災でした。 取材に協力いただいた被災地の皆様を気遣いながら、5月16日に逝去されました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
 

円通院では、以前ひとり言で取り上げました(H22/6/22)が、数珠つくりの体験教室もあります。
 

ホテルからの帰り道、仙台駅近くのホテルでは入り口で結婚式の記念撮影。震災から半年ほど経って、結婚式関連の需要が高まっているとか。

おめでとうございます。お幸せに!

Serruria florida

↑このページのトップに戻る

H23.9.5.

曼荼羅人生論

一重瞼に
二重顎
三段腹の
四十代から
五日に電話。
六道さんは
七日でも
八月で
九月では……。

連絡先を知らせてくれればいいのに。待ち合わせのしようがないのです。

さて、空海と密教美術展が東京国立博物館 平成館にて、9月25日(日)まで開催されています。

空海と密教美術展

京都の東寺に行っても見られないものだけではなく、大阪、奈良、和歌山などに存在する文化財を東京で見られる不思議なありがたさ。 それにしても、相当な混雑のようですね。北大路欣也さんの音声解説よりも、廣田のしゃべりのほうがおもしろいとおだてられても、そんなことはないでしょう。 残念ながら、25日まで上野辺りは、平日はもちろん行けませんし、日曜日・祝日も通過することはあっても、何時間もゆっくりしている余裕はないと思います。

自転車なみのノロノロ台風。私にとっては自転車のスピードというと、毎時20〜25kmですが、時速15kmでした。 一般的には、自転車なみのスピードって、そうなんですね。
豪雨と思ったら止んだり、灰色と白い雲、それに青空が入り混じった台風特有の空模様。 むしろ、中心から微妙に離れていたほうが何日間も雨が降り続き、被害が大きかったり……。ノンビリしていたわけではないのでしょうけれども……。
3.11から半年が経とうとしている時に、“水”の威力をまたしても、思い知らされつつ。
 

人生論

曼荼羅

↑このページのトップに戻る

H23.9.2.

抑えられる震災

「話してみたら、気さくな先生だと思っていたんですが、いや〜、ひとり言、全部、読ませていただきました。 病院で付き添いしなければならない時間が長かったので、それを利用して。それにしても、すんごい量ですね。 いつ寝てるんですか?ここ最近、一番面白かったです。でも、先生、口悪いですね〜!」
ほめられているのか、けなされているのか。文章の書き方の基本は心得ていても、あえてそれを外したりしますし…… (大学入学前にその手ほどきを受けた先生から“おだづなよ”出版後に電話があり、低い声だったのでお叱りを受けるかと思ったら、 意外にも、「感動したんだ」)。いずれにしても、書きなぐると表現してもいいような(言葉の暴力とはよく言ったものですね)、 私にしか書けない言葉を散りばめて、“一番面白かった”とか“感動したんだ”とか“痛快でした”と言っていただけるのは、ありがたいことです。

関東大震災から昨日で88年だったわけですが、南海、東南海、東海と、近く起こることが予想される大地震が、 さらに新たな関東大震災と連動して起こる場合を想定してシミュレーション、対策を講じる動きがあります。 3.11でこれでもかとばかりに見せつけられて、他の地域で同様のことが起こらないと断言する“専門家”がいたら、潔く辞めたほうがいいでしょう。 大地震は抑えることはできませんが、震災は抑えることができます。想定外などとふざけたことを言わないように、 想定を見直すべきです。震災が起こってからゾッとするのではなく、起こる前にゾッとして、震災を抑えるための対策を練る必要があります。

「それにしても、ノンビリしてましたな。」
津波が迫っていて、車で逃れようとしているところをとらえたヘリコプターからの映像を見た感想ですか?‘もっと、スピードを出せばいいのに’と、 映像をみた人が思うのはもっともですが、迫る津波のスピードが速いのと、路面は地震で凸凹になり、はるか上空からの映像ではわからないほど、 慎重な運転が求められる状態だったわけで、けっしてノンビリしていたわけではありません。 地震直後の津波予報が2〜3mだったために、‘避難する必要がない’と感じて、自宅で被災した方は多かったかもしれませんが、 自分自身に置き換えれば‘ノンビリしていたわけではない!’と反論するでしょう。 南三陸町でも、「自宅にいたんだけれども、あのアナウンスがあったから逃げた。逃げなかったら危なかった。」と言う方が多いのです。 わけのわからないタレントがテレビ番組で「人が直接アナウンスするのではなく、あらかじめ録音しておいた声を流せば……。」と、 もっともそうなことを言っていましたが、それで危機迫る緊迫感が伝わるか疑問です。

和歌山県白浜町

和歌山県白浜町は海岸から高台が比較的近いので、万一、5mどころか、10mを超える津波が来ても避難しやすいですが、 隣接する田辺市は平地が広がっているところがあり、津波に対する備え、心構えをもっとしっかりするべきだと思います。
「ノンビリしているのは、貴方がたのほうです。」
「……そうかもしれませんね。」
 

さて、話題を変えて石巻。
「石巻商業高校隣接の震災ゴミ仮置場は震災ゴミを早急に処理して、跡地を市立病院、急患センターにします。 トンネルと橋を隔ててすぐの石巻赤十字病院との連携を深め、病院機能を補完するように促します。 現在地に再建ではないと国からの補助がおりないというシバリは解いて、“市立”病院ですが、建設のための予算は国からブンドッテキマス!」
こんなアナウンスが聞こえてきたら、拍手喝采するのですが……。

野田さんと海江田さんの決戦投票前のスピーチを見て、‘勝負あったな’と思った通り、財務省と親密な“増税マニア”の勝利でした。 ただ、財源確保のために増税するのでは、可処分所得が減り、経済は失速し、企業、人材、技術の海外流出を加速させてしまいます。 国がコンパクトになっていいだろうと開き直るならば、それまでですが。 3.11の市町村別犠牲者が最多の石巻市からも声があがっているように、国民の預貯金を活用する起死回生的な案も検討していただきたいものです。

↑このページのトップに戻る

H23.9.1.

マザコンと自称する身にとって、母と呼ぶ人物は全国各地にいます。京都の母は嵐山にいます。嵐山の母は優しいのですが、甘やかしはしません。

さて、石巻市の新橋が云々と話していると、スタッフの一人が、「私にとって、新橋と言ったら、東京なので……」。
そんなことを言ったら、新橋、巽橋……。

上も下も風神・雷神の服を着ていると、「それは買ったんですか?売っているものなんですか?自分で作ったんですか?」と話しかけられ……。
花見小路から入った店が云々と聞かされれば、‘とりあえず行ってみるか’。
翌日、浴衣を着て、封を解かないままの和傘を持って歩いていると、中国人と思われる人物が、頭の先からつま先までジロジロと見て行きました。
風神・雷神に花見小路と言えば、南側を連想しますが、巽橋の近くだから、北側じゃないですか!
ジロジロと見られたことをこぼすと、巽橋の人は「堂々と傘をさして歩けばいい」。
持ち歩くのに風呂敷か何かないかと問うと、「ないので、社長に言っておきます」。
三条の人は、「それは財布ですか?」
「いいえ、手ぬぐいです。痩せていると格好悪く見えるので、お腹にタオルを巻いたりするくらいですから、 財布がわりの手ぬぐいをお腹に仕込んでおくわけです。もちろん、本来の用途に使えるように別の手ぬぐいも持っています。 見えないところのお洒落も大事ですよね。」
 

和傘

人生の機敏

お洒落は大事。

かっこよく堂々と生きよう!
 

嵐山では、渡月橋近くの川辺で鷺をボ〜ッと眺めているのもいいですが、母に会うのが何より第一です。母に会って和んだら、それだけでいいほどです。
和傘を持ち歩くのに風呂敷か何かと問うと、最初はこの風呂敷かあの風呂敷かと言っていたのに、奥のほうから15mもある朱い紐を持ってきて、 「これを使いなさい。結び方は歩きながら考えなさい」。いくらなんでも15mは(歩きながらって、外は30℃以上なのに)…と思っていると、 これくらいならいいだろうと、6mほどに切ってくれました。 「88歳の歯医者が来て、点数がどうとかで大変だって言ってましたけど……。」

京都の母は嵐山にいます。実の母より2歳上です。嵐山の母は優しいのですが、甘やかしはしません。 防災の日のきっかけになった震災の時には、母は生まれていませんでした。3.11も実感はしていません。京都にも断層帯はあるようですが。
「子供の頃に食べ物が少なかったくらいで、震災も火災も経験がないのは幸せなことや。」
 

和傘

嵐山の母へ

紐はこんな感じに使ってみましたが、いかがでしょうか。
 

京都 衣笠 龍安寺の知足のつくばい、「吾唯足知」の禅の教えになぞらえ、「吾和品叶」という考え方。
ワレナゴミノシナヲカナエル
そういう考え方も、いいですよね。

↑このページのトップに戻る

H23.8.10.

Not to be a quiter.

農業用水路などに箱型水力発電ユニットを設置しようとすると、“水利権”が問題になります。
船舶が通行しない証明書の提出を求められたりするのです。
「跨げるくらいに狭い農業用水路ですよ! 船なんか通りますか? だから、こっぱ役人を相手にするのは……。」

旧北上川河口近くで、3.11で甚大な被害があった石巻市立病院を、津波被害のなかったところに移転再建という案が覆され、 現地に……ということで大騒ぎになるのは、“現地に”でなければ国からの補助金が出ないという“シバリ”があるから。 このシバリは復興の手かせ足かせで、特例を認めてもらうか、法律の改変が必要でしょう。

石巻専修大学5号館をボランティアセンターとして使用し続けて5ヵ月になろうとしていますが、5号館から高額な品物の盗難被害が出ています。 外部から大勢の方が出入りするので、被害を防ぐことは困難です。 石巻保健所など合同庁舎の業務は、石巻専修大学の体育館(正面から入って5号館と反対の西側)で行っていますが、体育館の使用は9月までのはずです。 そろそろそれ以降のアナウンスがあっていいはずですが……。役人があまりの居心地の良さに居着いてしまう気持ちはわかります。 合同庁舎が職場ならば嫌だと思いますが、この体育館は快適ですから。
しかし、このままでは、専修大学の学生は、体育の授業が出来ません。教員免許取得のためなど、体育が必修科目の場合に、重大な支障をきたします。

石巻市長と専修大学のパイプはありがたいですが、市長=専修大学ではない以上、いつまでも“おんぶにだっこ”では、 専修大学に迷惑がかかるばかりです。ヒトノフンドシデスモウヲトルナ!

仙石線野蒜駅に、8月7日付けで現状の路線での早期再開を望む、沿線住民会の手書きの横断幕が掲げられました。
3月11日午後2時46分野蒜駅を発車した仙石線上下線車両のうち、上り線の車両は津波でくの字に流され、撤去されました。 下り線の車両は線路上にポツンと取り残されたままです。明日であれから5ヵ月なのに。
あれから……といえば、明後日12日は、あれから26年。6日は、9日は、15日は、あれから……。日本人にとって、何ともセンチな8月です。

さて、ある方に出されていた宿題。三日坊主にならないためには、何よりも、“その時”のために準備し続けることが大切でしょう。 そのための力、意識の流れを生み出すために、モチベーション(動機づけ)も必要です。効果的なモチベーションのためには、否定の暗示は禁句かもしれません。 例えば、“三日坊主にナラナイために”は、否定の言葉の前に、嫌悪するべき言葉があるために、磁石で吸い寄せるられるように、そうなってしまいます。 昔話で“この戸を開けてはいけませんよ”と言いつけられて、最初はそれを守っていたけれども、……チャンチャンという落ちが待っているのと同じです。

宿題はもともと、“プロとして何が必要か”ということでしたが、“その時のために準備し続けること”は、学生などにも通じることだと思います。

宮城県の人口は、2万人ほど減ったとか……。‘もっと減っても不思議ではない’と思っていましたし、逃げ出すのは簡単ですが……。

Not to be a quiter.

……といいつつ、眠いです。ひとり言は夏休みに入ります。“夏眠”明けは来月の予定です。

↑このページのトップに戻る

H23.8.9.

Can you speak Japanese?

検索の仕方が下手だったのでしょう。
‘天神店って福岡だべ。’
宿泊先でネット検索してもらって、都内に新宿ともう1店舗あることがわかった居酒屋チェーン。本部が福岡って、どうりで天神店がヒットしたわけですね。
「新宿店なら、大江戸線で1本です。」
そんなの言われなくたってわかってますよ。3.11から1ヵ月後に泊まったホテルの地下にある居酒屋。何となく思い出しました。 地下道からの入口を入って右側奥にあったような……。
駅から地下道を通って5分くらいですが、その地下道は時間帯によって通れないところがあったり、地震のため工事中のところがあって、 迂回しなければならなかったり、めんどくさいんだよね。
「行かないんですか?」
「行きます。せっかく調べていただいて……。」

‘石巻にこのような居酒屋があれば流行るだろうな’と思うような店。テーブルにつくなり、 “Can you speak Japanese? Can you speak Japanese?”二度も聞かなくても聞こえています。そういう貴方こそ、その英語なまりはシナ系ですね。
“ファンキー”なためか、都内で日本人に見られないことが多く、最初は軽いショックを受けましたが、もう慣れっこになりつつあります。 もっとも、日本人に見てくれないのは、海外から来た方です。都内では、日本語が通じるのが不思議に感じることが多いのです。 この居酒屋もそうでした。人件費の抑制のためでしょう。

Birthday

さて、軽いショックを受けたと言えば、石巻信用金庫のカレンダー。
2011年分をもらい損ねていましたが、7月になって、ATM脇に“ご自由にお持ち下さい”と置いてありました。
去年まで10年ほど続いていた毛利コレクションシリーズが終わり、おさかなシリーズの第一弾。 石巻新漁港や魚市場は甚大な被害を受け、魚町は、ようやく、ごく一部が再開しつつある状況で、“お魚シリーズ”……、思わず、涙ぐんでしまいました。
各月毎に旬の魚が紹介されていて、1月は“めろうど”でした。軽いショックは“めろうど=いかなご”についてです。
 

石巻地方ではメロウドと呼ばれる「春告げ魚」の標準和名はイカナゴ(?神戸など関西の呼び名じゃないの??)。 成長するに従って名前の変わる出世魚で稚魚はチリメン、幼魚はシラス、コウナゴと呼ぶ。 エサをとらない時は海底の砂に突き刺さるように潜り、砂の中で反転し、いつでも飛び出せるような格好で身を隠す。 夏は潜りっぱなしで「夏眠」する珍しい習性を持つ。
 

‘恐れ入りました’と思いつつ、何か違うような……。

↑このページのトップに戻る

H23.8.8.

Birthday
Birthday

誕生日にピンクの毛糸。ラメの入っているものも含めて二十数玉を、 ポリプロピレンのソフビバッグ(いずれも石巻市内某ショップで購入)に入れて。

笑顔で手を合わせ、「モッタイナイ!」と、喜んでいただいて何よりです。

100歳以上の方が珍しくなくなってきた今日この頃。
「今、日本で最高齢の方は何歳でしたっけ?」
「114歳ですね。」

ヒトの寿命は130歳くらいに限界があるだろうと言われています。肉体的には。
永遠の命が云々というのは、多少SF的な世界観が必要になってきますが、脳の中の情報を“チップ ”に詰めれば可能なのかもしれません。 ただ、それでは、文字通り、ヒトの体を成していません。

↑このページのトップに戻る

H23.8.4.

くたばってしまえ!

開北小校庭に湊二小の仮設校舎建設に伴い、遊具一式が撤去処分され、“予算がないので新設は出来ない”と、 教育委員会より打診されたので提供者を探したところ、“新設する仮設校舎を撤去するまでは遊具を設置は出来ない”とのこと。
何年間、子供達に遊具の無い学校生活をさせる気なのかわかりません。
まさに…おだずなよ。

メールがありました。

某教育評論家が言っているように、日本の教育を改善するためには、教育委員会の解体が必須なのかもしれません。
開北小に限らず、3.11後に避難所として使用された、小中学校、高校の先生方のご活躍には最敬礼いたします。
一方で、何とか新学期のめどがついたと思ったら、“始業式後、当面休業にします”とか、“ゴールデンウイーク明けには、 津波で流された分の教科書を確保しなさい”とか、現場を見ずに、まるで地球の裏側からFAX1本で命令を下すような教育委員会に、 現場からは“教育委員会に裏切られた!”と、悲鳴が聞こえました。 教育長が震災直前に脳梗塞でお亡くなりになっていたとしても、No.2、No.3がしっかりしていれば、問題なかったはずです。 “ショッカーの首領よりも正体が謎の人物”が引っかきまわしたのか、はたまた、教育委員会の根本的な体質に問題があるからか。 被災地から、教育の“創造的破壊”をはかるために、周知していただきたい事実です。

市役所職員も頑張っています。市役所で何か手続きのために訪れた方は、‘職員が疲れているな’と感じる場合が多いようです。 ただ、頑張っているのは下のほうで、上のほうは、かたい頭をやわらかくする努力が必要だと思います。
新学期直前、避難所になっていたある小学校体育館で、避難者を前にマイクを持って避難所移動の説明をしていた□◇課のチンチクリンは、 平職員で□◇課長ではありません。彼が罵声を浴びせられ、テレビを通じて全国に報道され(特に日テレは事実を歪曲したヒドイ報道があったようです)、 自殺したりしないかとヒヤヒヤしたり、「上のほうの奴はガレキの中に突っ込んでやればいいんだ。 津波で流されてしまえばよかったんだ」と、おだやかではないことを言う職員も少なくないようです。
 

さて、東北大学医学部卒、仙台の元小児科医院開業医、専門は皮膚なのに、ハゲで水虫持ちの大馬鹿者が、友人の弁護士・小野由可理と結託して、 私に訴訟を起こしたのは、いちご歯科クリニック開業直後のことでした。誰が大学の先輩だって?

頭がおかしい元小児科医の子が主張することだけが受け入れられ、私の言うことは、“支離滅裂だ”と、一切認められませんでした。 精神疾患に伴う発作を繰り返す度に輸液をして、ついには手の指先から足先まで、 「針を刺すところがない」と嘆くほど血管の瘢痕(石巻の方言でいうバガニグ)が著しくなっても (対処療法のやり過ぎは、医療行為ではなく、もはや犯罪行為では?)、自分の子の精神疾患に気づかず(本当に?)、平然としていただけではなく、責任転嫁。 地下鉄・バスの高齢者向け無料パスには喜び、敬老の日のプレゼントには怒る、バカにつける薬はありません。 おかげさまで、この国の司法制度だけではなく、精神医療も含めた医療制度、この国自体への信頼のカケラもなくなってしまい、 十数年、悶々とする日々を過ごしてまいりました。金銭的な問題はともかく、当時の裁判長と小野由可理(女性かと思いましたが、九十九髪のじじいでした)、 豊島謙一には謝罪してほしかったのですが、一切ありませんでした。厚顔無知な輩には、何を言っても、馬耳東風、のれんに腕押し、豆腐にかすがい、糠に釘。
豊島謙一が末期がんからゾンビのように延命できたのは、生き恥をさらすためだったのでしょう。小野や豊島が故人になろうとも、許すことはありません。合掌。

3.11前に、同じような訴訟問題を抱えたある方が相談しに来ていました。震災後、現れた彼は開口一番「相手が死んでしまった」。 十数メートルの津波に向かって、車でまっしぐら……。

さてさて、“何か相談ごとがあったら遠慮なく相談しに来なさい”と言っていた当時の石巻歯科医師会会長に相談したら、 あろうことか嫌がらせ・やっかみばかり。ご親族が、いちご歯科クリニック近くに、開業直前のことでしたからね(移転するんですか?あっ、そう!)。 そのタヌキじじいが叙勲。最大の功績は会長職を退いたことでしょう。3.11後も何の役にもたちませんでしたからね。長い間、お疲れ様でした。

石巻歯科医師会では、会費を2年滞納すると除籍処分の規定があります。 抗議の意味合いでかれこれ、6年以上払っていませんでしたが、除籍されなかったのはなぜでしょう。すればよかったのに。 “会長が謝れば”(前に誰かにそう言われたっけな)という問題ではありません。失った信頼の回復などありえないのです。 会費は、会長交代を期に、全額振込みました。

歯科の保険診療窓口負担金はせいぜい数万円。前会長ではありませんが、保険診療と称して数十万円の治療費を騙し取り続けて、 高額納税者に名を連ねた輩がいました。困ったことに、この輩にも、この国は……。
「そういう税金が警察官らの給料になっているんだもんね」と、苦笑いを誘うまで。
この輩の御曹司から電話がかかってきたことがありました。
「某小学校の学校歯科医に空きが出て、順番で先生が優先されることになる。先生が受けてくれれば、先生がその学校歯科医になるし、 断れば他の先生にお願いするんだが、どうだろう。」
翌日、受ける旨の電話をしたのですが、後日、「いや〜、どうしても、その学校歯科医になりたいという先生がいてね。 今回、先生には辞退してもらいたいんだよね」と電話がありました。 さらに翌年、「☆◎地区は石巻からも女川からも遠くて、学校歯科医のなり手がいなくてね。先生なってくれないかな」と、電話がありました。
歯医者の仕事自体は、非の打ち所がなく、しっかりこなす先生だと思っていたのですが……。
3.11から10日ほど後、避難所になっていた某小学校を訪れ、「特に何も問題がない」ということだったので、立ち去ろうとすると、 聞き覚えのある教頭先生の声がして、引き止められました。
わかれの歯ブラシと液体ハミガキ 「まあまあ、コーヒーをどうぞ。歯医者さんだということで、お願いがある。数十名の児童が避難していて、水も充分にない。 歯磨きをどうしたらいいものか。対処の仕方によっては学校歯科医などに…」。
‘先生にそんな権限はないんだよ!’と不快に思いつつ、迅速に対処。高いコーヒーでしたね。 あとで“ノッツォこいで”まわっていた歯科医師会の連中と違って、自腹だったんですからね。 まあ、もう二度と会うことはないだろうから、わかれの水杯ならぬ、わかれの歯ブラシと液体ハミガキ(最後の“ki”しか合わない)ということで、お許し下さい。
 

いちご歯科クリニックのX線室にある鉄屑

さてさて、いちご歯科クリニックのX線室にある鉄屑。個人では全国で2番目、大学を含めても7番目に導入したコーンビームCTです。
2000万円以上する器械がまるで使い物にならず、「さらに800万円出せば、二度とこんなことはない」と言われて払う奴がいるか?
「個人で最初に買った先生はお坊ちゃまで、親にポンって払ってもらった。先生とは違うんだよ。」
失礼極まりないし、わけがわかりません。
ハードディスクを入れ替えて、ソフトウェアをインストールすれば済むだけの話で、なぜ800万円もかけなければならないのか意味不明。 “2000万円以上かけて家を新築したのに、電気関係のトラブルがあって、文句を言ったら、新たに電柱をたてれば大丈夫だけれども、 そのためには800万円かかるから払ってくれ”と言われているようなものです。
株式会社モリタ社員、および、子会社のディーラー・ウチヤマ、修理等担当のJMエンジニアリングの社員は、いちご歯科クリニック出入り禁止のままです。 目ざわりで邪魔な鉄屑を処理してほしいのですが……。 東北地方の歯科の発展のためにはモリタ・ウチヤマラインの断絶が不可欠です。たしか、新潟もカタカナのディーラーでしたよね。

東日本大震災で数千万円の被害? おだづなよ! こっちは日本国、歯科医師会、株式会社モリタに、 引っくるめて1億円以上の賠償を求めなければ、気がすまないのに。

ヒトノフリミテワガフリナオセ!

自嘲気味に。

二葉亭 四迷?

くたばってしまえ!

生き恥をさらし続けているのは、他ならぬ自分自身では?
 

臨床現場の医療従事者は政策を知らず、世論に訴える手段も知りません。
患者は目の前の愁訴がマジックのように消え去ることを夢見て、医療の限界と医療改革への道筋を知りません。
マスコミ関係者は医療を構築する全体像を知りません。不勉強なまま、極めて断片的な劣悪な報道に終始しています。
政策にかかわる役人、政治家は保身にご執心。
誰もが不平不満を持ち、身近な敵を作りだし、傷つけ合い、そして未来が見えなくなりつつある日本の医療。
学問のための学問でもなく、告発に告発を繰り返す現場報告でもなく、医療に対する過剰期待の裏切られ物語でもなく、 創造的破壊をして、世界に誇れる医療を提示することができるでしょうか。

創造的破壊。言うだけならば、簡単なんですが。忙殺されて終わるだけかもしれません。

↑このページのトップに戻る

H23.8.3.

“おだづなよ”か“おだずなよ”か

宮城県名物の枝豆をつぶした餡がかかった餅。枝豆を器械にかけてつぶしますが、もともと、“すりつぶす”か“打つことによってつぶす”かの違いで、 “ずんだ餅”か“づんだ餅”と併記されます。

“ふざけるなよ”とか“調子にのるなよ”といった意味の“おだづなよ”か“おだずなよ”は、 “づ”か“ず”のどちらが正しいか多く使われるか、よくわかりませんが、個人的には“づ”のほうが好きです。何となくですが。

通常は“なんでやねん”程度の意味合いですが、私がこの言葉を口にすると“どないやねん”以上の迫力があり、 あっち系の人に見られるからと、禁句になっていました。

さて、Sらんぼ歯科クリニックの木村先生が先日、「ヒロちゃんが書いた本が、震災関係の本の中では一番いいと思う。 書きたいことの百分の一も書いていないと思うけれども、さっそく買って読んだよ。よくあの状況で書いたね。」と言っていましたが、本当ですね。 周りから見られるほど売れているわけではないのですが……。もっともっと多くの方が読んでいい本だと思っています。

被災者はおとなしすぎます。誹謗中傷はいかがなものかと思いますが、理屈に基づいた主張ならば、「おだづなよっコノ!こっぱ役人!!」云々と、 大声を出していいのです。それこそ、“ショッカーの首領よりも正体が謎の人物”が潜んでいるであろう、石巻市役所4階を、屁で吹き飛ばすような勢いで。

さてさて、“次に輪行するときは教えて下さいね!”とおっしゃっていた方の、ご無事が確認できて少しホッとしています。 “おだづなよツアー”とでも題して、9月の連休に東京から石巻への輪行予定です。お知らせまで。

↑このページのトップに戻る

H23.8.2.

拝啓 伊藤 元重 様

暑中お見舞い申し上げます。

さて、ちょうど1ヵ月前、7月2日付け産経新聞の貴方様のコラム“日本の未来を考える”を拝読いたしました。悶々と、1ヵ月間、考え続けました。
“破壊から創造への転換”と題して、“沖縄を本土なみにするのではなく、 沖縄は本土とは違った独自の発展を続けるべきだ”といったことが前半に記されていました。
後半は、東日本大震災に関連して、“東北地方の農業や漁業だけではなく、医療も、 「本土なみ」の形に戻してはいけない”と記されていました(東北地方も本土なのですが?)。

最後の段落を以下に掲げます。

大胆な再編と自由化によって、日本のフロンティアとなるような農業や漁業を創りあげてほしい。 地震と津波で破壊されてしまった医療でも同じだ。日本の医療は既得権益と前例に縛られて、身動きが取れなくなっている。 東北地方の医療は、そんな不自由な「本土並み」の医療に戻してはいけない。 大胆な医療の地域再編を行い、情報化などの分野で最先端の仕組みを導入し、地域医療の先進事例を創りあげてほしい。 創造的破壊という言葉があるが、破壊を素晴らしい創造に結びつけたいものだ。

経済学者の貴方様らしく、海外のように、「日本の医療を産業化するべきだ」という発言は、理解しつつも、 “被災地での医療をはじめ、日本の医療には適応しにくい面が多い”と、一蹴せざるを得ません。

創造的破壊は、“歯科医者”と書いて“破壊者”と読むとジョークを言う、私がやらかしていいならばやりますが、 そのためには貴方様が、東京大・大学院教授職をなげうつ覚悟で、既得権益と前例を破壊していただけると幸いです。 貴方様がおっしゃるように、“日本の経済や政治が音を立てて劣化している現在のような状況”を創造的破壊する旗手は、 他でもない貴方様ご自身だと拝察いたしておりますが、いかがでしょうか。
猛暑が続きます。お体ご自愛下さい。

      敬具

  いちご歯科クリニック    廣田 和好

↑このページのトップに戻る

H23.8.1.

Mirror Makers
石巻川開き祭の前夜祭

昨日、石巻川開き祭の前夜祭がありました。

燈籠流し会場の住吉公園付近に向かう途中、石巻大橋下の冠水しているところ。‘水はどこから?’って、この隙間から漏れ出ていました。 満ち引きを繰り返すうちに、中に巨大な空洞が出来て、堤防崩落? ありえない話ではないかもしれません。

石巻川開き祭の前夜祭

さらに進み、会場近く。
「お疲れ様です。」
「アノセツはお世話になりました。」
「いえいえ、こちらこそ。ありがとうございます。」

石巻(いしのまき)の地名に関連がある巻石(まきいし)は、松の向こう側にあるのですが、冠水。

大潮の時期。‘福島・新潟であった記録的豪雨が、北上川上流の岩手県や宮城県にもあれば、燈籠流し会場どころか、 1日の花火大会会場となる中瀬(なかぜ)も水没するのでは?’

石巻川開き祭の前夜祭

何とか天気は持ちそうですが、落ち着かず、乱れたままの心。仕事にも支障が生じるほど。
何なんでしょう。嫌がらせ・やっかみにも屈せず、地震・津波にもびくともしない(…つもりの)心だったはず。
 
 

燈籠流し

“さよなら”はわかれの言葉じゃなくて…

“そばに居なくても、時間がたっても、心はずっとつながっている。”

そうですね。
 
 
 
 
 
 
 

Reversal Mirror

さて、写真の鏡。ケータイを持っているのは右手ですが、普通の鏡ならば左手に持っているようにうつっているでしょう。 いちご歯科クリニックのスタッフが並んで前に立ち、クルクル、クルクルと…。「EXILEみたいだ」。そうしたくなる気持ちはわかります。
商品名はReversal Mirrorで、東急ハンズなどで売っています。もっとも、東急ハンズはよく行きますが、そこで売っているものは、 ‘高い(0が1つ多い)!’と感じることが多いので、商品は別口で仕入れたり、アイディアだけもらって帰ってくることがほとんどです。

いつものごとく、話が横にそれましたが、筋金入りのひとり言ファンならば、‘あ〜ぁ、あの鏡のことね’と、思い出していただけるでしょう。
鏡を直角に“ねっぱせ”ばいいので、材料代は数百円で済みます。お子さんの夏休み工作にいかがでしょうか。
お子さんだけではなく、大人にもオススメしたいです。あなたの見ている常識は非常識。 息詰まるような現状を打破するためには、この鏡のような発想が必要です。

いでよMirror Makers!

↑このページのトップに戻る

H23.7.29.

暑中見舞い申し上げます
暑中見舞い申し上げます

「先日、和柄のハンカチを購入しました。大判なので、いろいろ活用できそうです。」
 

「“和柄”というよりも“和”そのものですが、この夏をこれで乗り切ろうという浴衣と手ぬぐい、和傘(羽二重の蛇の目傘)です。 梅雨に入った気も、梅雨が明けた気もしないまま、変な天気が続きます。もっとも、暑い夏は、“和”だけではなく、“氷”も活用して乗り切りましょう。」

↑このページのトップに戻る

H23.7.28.

LIVESTRONG
LIVESTRONG

尻に届く髪を振りほどいて、オープンカーで、高速道路をぶっとばす。髪の長さが1mあった時は、10cm切っても誰も気がつかなかったのですが、 短髪にすると、ちょっと切っただけで、「先生、髪切ってきたんですね!」。
昨日、‘坊主頭にしてラインを入れよう’と思っていたのですが、「上はちょっと残したほうが……」で、「おまかせします」。
おまかせしたからには文句は言いませんが、正直なところ、ラインに不満。やはり近々……。

カット中に盟友から電話。出られませんで申し訳ない。メールで失礼。

「あれっ、この前の(サングラス)と違いますね。」
この前のはLIVESTRONG
自転車乗り御用達。

さて、いちご歯科クリニック近くの大橋臨時風呂を含めて、石巻市内の自衛隊臨時風呂は、昨日で終了しました。 今日から、避難所にいる方は、営業再開した既存の入浴施設を利用することになります。
自衛隊の方々、お疲れ様です。本当にありがとうございました。 数ヵ月間、テント暮らしを続けて、酒を飲まずに、家族とあうこともなく、入浴は数十km離れた駐屯地の風呂を利用しつつ、 活動を続けて下さったことを、被災者は一生忘れることがないでしょう。 その姿に多くの子供達が‘自衛隊に入りたい!’と夢を抱くことになったかもしれません。

さてさて、近所の小学生に親指を下に向けられようと、家族が反対しようと、“あの車”を復活させたい思いが、日に日に強くなってきて、仕方がありません。 私が“あの車”に乗っているのを真似て、同じ車に乗る人がいたり、予算の関係とかでマツダ・ロードスターに乗っている人を見て、 ‘頭、おかしいんじゃないの?’と思っていたくせに。“あの車”よりも、マツダ・ロードスターのほうが車自体の完成度は高いと思いますし、 マツダ・ロードスターに乗っている人が、逆に‘うらやましい’のですが、では、「マツダ・ロードスターに乗りたいか?」と問われれば、 首を大きく横に振るあまのじゃく。

「色は?」
「黄色でしょ。」

なぜ、黄色にこだわるかって?
わかりませんか?
別にわかってほしくもありませんが、少なくとも、いかれているからではないと思います。

眠れない夜
弱虫の
心に響け
LIVESTRONG

↑このページのトップに戻る

H23.7.27.

DIAGNOdent
DIAGNOdent

東日本大震災で破損したDIAGNOdent。

修理依頼を受けておりましたが、先端の部分の破損は見られましたが、プローブもはめることが出来まして、特に問題はございませんでした。 無料で点検させていただきましたのでご確認下さい。

株式会社ジーシー様、ありがとうございます。

DIAGNOdentは、歯科検診で使用しても役立つと思いますが、小児の中には抵抗して、あるいはふざけて、先端部分をガリッてかんでしまうかもしれません。 そうすると、修理代は1万円では到底足りません。

↑このページのトップに戻る

H23.7.26.

あれから8年

6月1日のひとり言で触れましたが、宮城県北部地震から今日で8年です。地元の人は『旭山地震』とも言います。 連続してあった地震の最大マグニチュードは6.2で、地震の規模だけならば、昨日3時51分、最大震度5弱M6.2と同等ですが、直下型だったので、 震度6強を記録しました。ごく一部の人に限られますが、「今回の震災よりも、8年前の地震のほうがひどかった」という人はいます。 地元の新聞が“あれから8年”などと伝えないことが、震災対策準備、復興への意識の流れを鈍らせているように思えてなりません。 昨日、仙台空港国内線が再開したことは、一面で伝えていますが。

『旭山地震』は、石巻市から、当時の矢本町に入った瞬間に風景が変わる、不思議な局所的地震でした。 石巻の建物は何ともないのに、矢本町では屋根瓦が傷んで、ブルーシートがかけられている建物が……といった具合。

いちご歯科クリニックでは、相談室の液晶モニタが倒れただけで、破損はありませんでした。 当然、その後、そのようなことがないように、対策準備をしました。

「もっと大きい地震が来たら……とか、去年2月のチリ地震津波の時に、日和山が大渋滞したのが、避難したためではなくて、 見物のためだったことに危機感をもって、対策準備を重ねていれば、今回の震災なんて屁でもねがったべ。おめ、おだづなよ!」

一番トグロを巻いてやりたい奴は、話しかけても返事をすることはなく……。

「待ってろ!あとせいぜい10年か20年くらいで、そっちに行ってとっちめてやっから!!」

↑このページのトップに戻る

H23.7.25.

悪い予感?

23日13時34分、宮城県沖で地震、最大震度5強。悪い予感?……地震の影響で電車が遅れ、予定の新幹線に乗れず……。
‘イライラするな。慌てるな。電話一本入れて後続の新幹線に乗ればいいだけじゃないか。遅れたら遅れたでゆっくり行けばいい。
幸い、出発時間は18分、到着時間が16分遅れるだけだ’
……悪い予感が止まらない。中国版新幹線脱線。これじゃない。じゃあ、何だ?
ビールの飲み過ぎ?
それは否定しないけれども、この変な吐き気がするような、フワフワした感覚は違う。
25日に、また大きい地震が?……微妙に違うような。 

「せ〜んせい!!……って、何で逃げるかな?」

‘ガハハの支店長が、両手をふって満面の笑みを浮かべながら、人前で抱き着いてきそうな勢いで迫ってくれば、当たり前にひくでしょう。’

「今日はまたファンキーで……」

‘女性用かと思うような肌触りの、目立たないベージュの下着の上に、 真っ白いポロシャツをまとったこの格好のどこがファンキー?……あっ、サングラスね。’

秋葉原。いつもより人出は少なめ。

「東京へは…?」
「毎週+αです。」
「私と逆ですね。」

‘暗いな。ガハハの支店長のように、“ガハハ”と笑いとばせればいいのだけれど……。’

大学の大先輩のご講演を拝聴。わかりやすい歯科医療を目指して。

代行バス

帰りは、電車、代行バス、ディーゼル車を乗り継いで仙石線ルートで。‘こっちだったら、もう一本後の新幹線でもよかったんだ。 “仙台駅まで車で行けば?”って、それならば、車でそのまま東京まで行きますよ。安く済むし。ただ、料金所の渋滞はちょっと……。’

矢本駅。上り側の駅の表示が消えていることに寂しさを感じつつ。

矢本駅近くの自衛隊松島基地に配置されていたブルーインバルスは、3.11当時、九州新幹線の開業祝いのために九州にいて難を逃れたとか。 矢本駅 “さんたく”なる番組で、明石家さんまさんと木村拓哉さんが松島基地に来ていたことが、もう何年も前に感じられます。

……ん? 悪い予感はコレか。いかれとるからな。

25日3時51分、最大震度5弱M6.2。
もっと、大きいのが来る? そうならないことを、ひたすら祈りつつ。

風や地震、津波には逆らえない。

急がば廻れ瀬田の唐橋

↑このページのトップに戻る

H23.7.22.

歩みが遅くとも
亀岩

富士山には、動物の名が冠されている岩が、3つあります。
写真の亀岩がその一つ。他に虎岩、獅子岩がありますが、二つは崩落していて、その形をなしていません。

「あれは何ですか?」
「土留めです。」
「土留めはわかりますが、中はコンクリートか何かですか?」
「富士山のガレキとかです。」
「たしかに、あそこに見える壊れた土留めの中はガレキのような……。」
「あれは去年作ったばかりなんです。富士山も男体山のようになってしまうかも。」
「男体山は……。」

バイオトイレがおが屑ではなく、かき殻のものも見ました。
「登山者が多くて、処理能力以上になってパンクしてしまうんですね。 上のほうでは、今の法律では、ちょっと問題がある方法で、処理しているところもあります。」
「正和電工の橘井社長推奨のバキュームカー一台でも処理できるバイオトイレでは?」
「スペースの問題があって、設置できません。」
 

「どこの山にいるの?」とか聞かれるわけですね。

鉄女、歴女、山ガール。今や‘富士登山者の過半数が女性では?’と思われるほど。 季刊誌が月刊誌になったり、原宿駅近くに登山関連の店が5〜6店あったり……。
 

この時期、マイカーで富士山に登ろうとすると、五合目の駐車場で3〜4時間待ちを強いられます。 それならば、4〜5時間かけて、一合目から登ったほうがいいのでは?
8月にはマイカー規制がかかりますし、ゆっくり登るので、高山病予防にも効果的です。「高尾山のほうがきつい」なんて言う人もいなくなるでしょう。
 

標高600mにみたない山と五合目からでも、頂上まで1000m以上の標高差がある富士山と、登山のきつさを比較するのは、登り方によりますが……。
 

「ビールを飲んだら高山病になりやすく……。……って、貴方には、無用な心配ですね。元気そうだし、筋肉痛も無縁そうだし……。 普段、何かやっているんですか?」
「準備はしています。」
 

前後にガイドがついて、脱落者が出ないように、ゆっくりゆっくり登るならば、それはそれでいいじゃないですか。 列の後ろのほうで、レディーファーストで。当初は下山もそのような予定だったのですが、自由下山に。ただ、下山者名簿にチェックだけはお忘れなく。

五合目まで下りてきて、ガイドさんは、すぐまた別の団体を案内して登っていきました。

うらやましい。もう一本登りた〜い!

山あり谷あり、浮き沈みが激しくとも、歩みが遅くとも、ゆっくりゆっくり、一歩一歩、一日一日、生きるのみ。

↑このページのトップに戻る

H23.7.21.

協力、感謝します。

台風の影響で、新潟などではフェーン現象による猛暑、石巻あたりでは半袖では肌寒いくらいの昨日、今日。
雨は多くなかったのですが、風が強かったです。特に、昨日は、‘台風はあんなに離れているのに何故? 30mくらい?’と思うような暴風で、石巻商業高校周囲の震災ゴミ仮置場のフェンスが倒れました。
さて、このガレキ。“地震・津波め、おだづなよ!”にも著したように、出版前から、都道府県境を越えて処理することを働きかけ、 実際に国からのゴーサインも出ているのですが、一つも動きません。
3.11以後、雨にさらされた稲わらを食べた肉牛の放射性物質が云々と言われるならば、当然、雨にさらされ続けたガレキにも放射性物質が……。 一旦は受け入れを表明した各都道府県市区町村が、住民からの強い反対意見を受けて、動くに動けないわけです。

沖縄県は、距離的な問題から、震災ゴミの受け入れは表明していませんが、沖縄県警のパトカーを見かけることはありました。

Mogami-gawa Line

ガレキで塞がれていた道路は、だいぶ綺麗になりました。ただ、電気がきていない信号機が目立ち、いまだに警察官が手信号で誘導している交差点があります。 ちなみに、写真の警察官は警視庁の方です。石巻商工会議所前の交差点です。石巻は複雑な交差点が多く、土地勘がないと交通誘導は大変で、 かえって渋滞を招きかねません(この十字路も、警察官の背中側だけ一方通行です)。見た目以上に、大変な仕事です。
 

お疲れ様です。協力、感謝します。ありがとうございます。

↑このページのトップに戻る

H23.7.20.

Skyrocket and Yamato Nadeshiko
Mogami-gawa Line

「今日、何でそんなファンキーなん?」
「何でて言われても……、何でやろ(連れが山小屋オヤジ風よりもこっちと言ったから)。」

和柄の服では一番お気に入りのアロハシャツ。打ち上げ花火と大和撫子。今年はもう着ないかも。
 

なでしこJapan 優勝おめでとうございます。

「監督として、今まで4回負け続けていたから、そろそろ勝つ番だ」と、試合前から笑みをたたえ、試合中は、 はじけるような笑顔で選手を支えていた監督。その笑顔に笑顔でこたえた選手達。

体調管理のために、試合前には口にすることを禁止されていた、寿司などの生ものを思う存分召し上がれ。温泉もゆっくり楽しんで下さい
 

さて、台風接近中。風神様、雷神様がちょっと……。嫌な予感。風雨の被害が少ないことを祈りましょう。 8月1日の石巻川開き祭も、大雨、川の増水とは無縁でありますように。

「私、不謹慎にも、あの時、あの方とアリゾナにいたんです。『お前、もう帰れ!』と言われて3日ほど早く帰ってきたんですが……」
「“地震・津波め、おだづなよ!”は、三宮のジュンク堂にも置いていますが、石巻のいちご歯科クリニックに一番近い本屋さんは、 いまだに再開していないんです。」
「……」
 

曼荼羅(まんだら)
曼茶羅じゃないよ!!

↑このページのトップに戻る

H23.7.19.

Mogami-gawa Line
Mogami-gawa Line

仙石線の石巻‐矢本間が16日に運転再開しました。赤井の変電所が津波でやられているので、通常の電車ではありません。 奥の細道 最上川ライン(陸羽西線)の車を4両連ねて、仙石線用に化粧して使っています。1日19往復の暫定的ダイヤです。
関係者の努力に感謝します。
仙台‐石巻の公共交通機関は、小牛田で東北線と石巻線を乗り継ぐか、仙石線の電車区間と代行バス区間とディーゼル区間を乗り継ぐか、 バスを使うかです。乗り継ぎが1回か2回か、乗り継ぎナシかで、無難にバスを選ぶ方がいますが、定期券が使えないので、通勤・通学にはJRを利用します。
首都圏‐石巻の切符を券売機で求めようとすると、仙石線経由の場合と東北線・石巻線乗り継ぎ(小牛田で乗り換え)の2通りが表示されます。 後者の方が割高なのですが、仙石線経由の場合の料金でいいそうです。石巻‐仙台・あおば通間のW切符も同様で、実際には小牛田経由で乗っていても使用可能です。 JR東日本パスとかウイークエンド切符などのお得な切符が利用できる時は、細かい運賃のことは気にしなくていいですが……。
最新の時刻表では、不通区間も通常の時刻通りに掲載されていて、隅に断りが書いてあります。一方で、代行バスの時刻表などは掲載されていません。
石巻線“15時17分発”小牛田行きが、いつの間にか“15時13分発”になっているなど、再開している区間でも微妙な時刻変更が充分に周知されていなかったり……。
「駅の電光表示が13分になっていて、配られているプリントが17分のまま」?
駅で配られている“7月1日(金)からの石巻線「小牛田〜石巻」列車運転時刻”では、15:13になっていますし、ネットで検索してもそうかもしれませんが……。 10日ほど前に仙台駅で問い合わせた時、窓口の人は“15時17分発”と言っていました。

「仙石線再開の都合があるんじゃないですか」?

ならば、7月1日(金)からではなく、7月16日(土)からにするべきでしょう。

↑このページのトップに戻る

H23.7.15.

日本の絆
日本の絆

御来光に 祈りを!

富士山から
新しい日本の
日の出を祈ろう!!
 

富士山に登ってきました。

東日本大震災慰霊富士登山の様相を呈してしまいました。
私の写真は恥ずかしいので掲載しませんが、ガイドの○△さんが、「どこの山にいるの?」と、問いかけてくるほどの“山男”。 その問いには答えず、「〇△さんは、どこかでお見かけしたことがあるような気がするんですが、テレビや雑誌か何か……」。
はぐらかしには、「メディアへの露出は控えているんですがね」とおとぼけ。

日本の絆

天に召された方々のおかげさまか、富士登山としては、完璧な天候となりました。 登山下山中はモヤがかかったような比較的涼しい環境で、頂上付近では晴れ渡り、御来光に祈り、影富士を見ることもできました。
登りはみんなでゆっくり。帰りは本八合目から五合目まで自由下山でしたので、1時間で下りてきました(下りは登りに比べて苦手なのですが……)。 一緒に登山下山したある人が、「追いつこうと思ったけれども、見る見る離されるんだもん」。

やめなさいってば、怪我するから。

あの方は「高山病対策に“酸素”を」と言っていましたが、ご心配ありがとうございます。 “酸素”は携帯せず、無事、下山してきました。富士山は今日から大渋滞です。
 

悶々としていたのが、多少、心洗われました。

患者さんには、電話連絡も出来ないような状態にしてしまい、申し訳ないです。
明日の診療に間に合うように帰ります。

↑このページのトップに戻る

H23.7.14.

Enter Monster.
Enter Monster.

Enter Monster.
Not Lady Gaga.

モンスター登場。
レディーガガにあらず。

↑このページのトップに戻る

H23.7.13.

「24日に東京に来ませんか?」

お誘いはありがたいのですが、それでは1ヵ月間、毎週+α東京方面に行くことになりますので、ちょっと考えさせてください。
今日、夕方には、“無”を目指して、2泊の旅に出立します。 15日夜まで、いちご歯科クリニックに電話しても、転送されず、通じない状態になります。申し訳ないです。

↑このページのトップに戻る

H23.7.12.

蝉の声
和柄のサンダル

「和柄の服いいですね!
 
私も先日、和柄のサンダル(畳敷き)を購入しました。」
 

「涼しいサンダルです。」
 
 

「いいですね〜!
下駄を買った時に、店の人がおつりに手間取っているのを見かねて、雪駄も買ったのですが……。 和柄のサンダル 鼻緒が和柄の雪駄(◎o◎)うらやましいです。」

さて、昨日、東北地方南部も北部も梅雨明け。一昨日は、猛暑日を記録した石巻周辺では降らなかったようですが、仙台周辺では“南国系の雨”が降ったそうです。 今日も夕方には雨予報です。短かった梅雨は空梅雨のようで、梅雨らしからぬ雨が多かったためか、降水量は少なくなかったようです。 梅雨明けの実感はないですが、ヅヤヅヤッツイ(蒸し暑い)日が続きます。
石巻地方は、最高気温が30℃を越えても、35℃を超えても、幸い最低気温が22〜24℃程度におさまることが多く、熱帯夜は年に一度あるかないかです。 24℃と25℃以上の差は大きく、夜寝るときにエアコンがなくても何とかなります。

和柄のサンダル

朝起きたら、くろ君が、いちごのストラップに、猫パンチしたりかんだりしていました。
「好きなのはわかるけど、やめなさいってば。壊れちゃうじゃないの!」
ε=ε=┏( ・_・)┛

「東京ではあぶらぜみが鳴きはじめました」

えっ(・_・)エッ..?、蝉の声? テレビから?

違うチガウ。すぐそこから。石巻でも蝉が鳴きはじめました。

↑このページのトップに戻る

H23.7.11.

スマートグリッド

3.11から4ヵ月です。先週末、石巻地方の同窓の歯科医が集まって、震災の報告会があり、8割ほどの先生が出席しました。
「個人批判はしませんが、私自身やいちご歯科クリニックにとっては、東日本大震災の被害など屁でもないし、 むしろ石巻歯科医師会自体やモリタ由来の被害の方が大きいので……」。

ドー、ド〜、どー!

クロックスもどき

会合の前に、会場の隣の店で、患者さんのスリッパがわりに使ってもらおうと、クロックスもどきを購入。 会合は3時間の予定だったそうですが、2時間で退席。日曜日は、イライラを抑える日になりました。

スマートグリッドが云々とある人に話しかけたら、「そう、腰まわりがやばくて…」とちんぷんかんぷんな返答。 スマートだけが聞こえたらしく、「ああ、スマートグリッド(次世代送電網)ね」。

ダイエットに関しては、カーウ゛ィーダンスが云々とかスロトレが云々といった本が売れているようですが、 レディーガガやジェニファーハドソンが取り入れた、5の方法も注目され、広く紹介される日は近いでしょう。 無理な食事制限はリバウンドを招くので、その方法のように、1日5食は理にかなっているかもしれません。
以前、「ダイエットに取り組んでいるときは、便通を助ける意味でも、栄養の面からもデーツが有効だ」と言ったら、 「女心をわかっていない」と受付嬢に一蹴されました。男性に比べて女性は、ホルモン分泌の関係などで、月の半分は体重制限がしにくいですからね〜。

話が横にそれすぎましたが、スマートグリッドを具現化するためには、まだ課題が大きく立ちはだかっているようです。 風穴を開けてくるのは、やはり、自動車業界でしょうか。
この数ヵ月中に、200万円を切るような廉価版の電気自動車が発売されるようですが、容量を小さくしたものなので、見向きもしません。 電子レンジも歯科のポータブルユニットも使用可能な、1500Wの容量を誇る車を、コンパクトカーの分野にも、この年末くらいに各社が出してくると言われています。

往診車は年末までおあづけかな〜?

ガスを使った自家発電システムなどもありますが、3.11直後のように、そのガス供給が絶たれると……。太陽光発電や風力発電は安定供給に課題。 ソラ・ウナギ ネオは満充電まで14時間かかります。

スマートグリッドで一番大きな課題は、簡単便利に、あっちでもこっちでもそっちでも、電気が売買できる組織体系が、 今の技術では不可能ではないかと思われることです。まだまだスマートにはなれないようです。

↑このページのトップに戻る

H23.7.8.

震災バエ
ハエ叩き

開業13年目にして、いちご歯科クリニックに、“ハエ叩き”が初登場しました。ターゲットは“震災バエ”です。
6月16日付け河北新報で紹介されていたペットボトルを使う方法をアレンジして、仕掛けている人々。
「魚町で殺虫剤をまいたそうですよ」。

……

先週より、ハエは少なくなっているように感じます。

もっとも、私が子供の頃に東京であった“ゴミ戦争”当時の有様に比べれば、マシかもしれません。 ゴミ処理場がない杉並区などから、江東区にゴミが持ち込まれ、「ひどいときには、食事時に白いご飯をよそったら、 胡麻でもふりかけたようにハエが群がった」とか。杉並区からゴミを積んだトラックが入れないように、江東区の人々が人間バリケードのように抵抗。 原則として、各市区町村でゴミを処理するように決着したようです。

宮城北部地震の際は、現在の東松島市で、当時の矢本町と鳴瀬町で、震災ゴミを分別して回収したか否かで、その後に大きな差が生じたそうですが、 3.11の震災ゴミの量ははるかに桁が違います。

ゴミ戦争後の法律制度が手かせ足かせになり、大手の業者に依頼して早く処理するよりも、 地元の業者を優先して雇用を確保したい思いが重なり、遅々として進まず。
市長や知事が、地元業者の雇用維持にも配慮しつつ、国や各市町村、各都道府県に、それぞれゴミを分別して回収してくれるように、 土下座をしてでも要請してしかるべきなのですが……。
福島では放射線の問題もあり、さらに処理が困難。
震災ゴミは、ようやく3割ほどが回収できたそうです。ただ、あくまで震災ゴミ仮置場におかれているだけで、 その仮置場の一つに囲まれたような格好の石巻商業高校周辺は、異臭、ハエ……。マスクをしても肺炎に悩まされ、学校活動に重大な支障が生じています。
震災ゴミ仮置場と道路一本はさんで、仮設住宅もあります。南側の窓を開ければ、ゴミの山が見える……。
いちご歯科クリニックから開北橋を渡って、その道を通って、まだカーナビに載っていないトンネルと橋を渡って、. 石巻赤十字病院前……普段のランニングコースです。高地トレーニングがわりにマスクをしてランニング。う〜ん。

この辺が江東区のゴミ処理場だったところのようになるには20年かかるか、30年かかるか……。

ひたすら、ハエと格闘する日々。

↑このページのトップに戻る

H23.7.7.

車いす車いす

下駄履きの理由は、歩き方(走り方、右足の接地の仕方)の矯正のためでもありました。 右足の鼻緒の右側に擦過傷が出来たのも、以前いためたところを、無意識のうちにかばって歩いていたためと思われます。 妙にかばうようなことをしなくなったようなので、結局、鼻緒の調整はせずに、このまま経過をみることにしました。 ランニングのトレーニングを重ねても、トップスピードを長く維持できなかっただけではなく、腰まわりの体形にまで大きな左右差が生じていました。 走るだけではなく、一日5〜6万歩、歩く際にも支障がありました。これで何とかなりそうです。

車いす車いす

写真左側の箱には普通の車いすが、右側には車載に便利な小さく折りたためる車いすが入っています。どちらもノーパンクタイヤです。
自動車、列車を乗り継ぐ旅行に便利な、小さく折りたためる車いすでも、普段使いに問題はないと思います。 ただ、車輪が小さいことや、車輪止めのレバーの位置が少し遠いなど、介助者が常にいないと不満な点があるかもしれません。。

↑このページのトップに戻る

H23.7.6.

和をもって

暑い夏を乗り切るには、“和”だな。

この夏を、和柄の服(風神様、雷神様、お守りください)とか浴衣でしのごうと思っています。

似合う?

たぶん。

下駄

下駄は、たまたま通りかかった住吉の履物店で手に入れました。3.11被害を受けた店ですが、力強く営業再開しています。

NHKのあの番組で鶴瓶さんが来店した?そうだったんですか。気がつきませんで、申し訳ないです。

洋服や浴衣などはネット通販でも事足りるかもしれませんが、下駄はそうはいきません。 案の定、10分ほど履いただけで、右の鼻緒の部分が痛くなってきました。左は何ともないのですが……。

早速、鼻緒の調整をしてもらおうっと!

↑このページのトップに戻る

H23.7.5.

臼と杵は

日曜日、新幹線に乗っていて、ちょうど後ろの席にA先生がいらっしゃいました。仙台到着間近まで、気がつかずに失礼いたしました。 短い間でしたが、3.11後の情報交換。津波で歯科医院が甚大な被害を受けたM先生のご自宅がA歯科医院の近くなので、 診療室をシェアするようにしているんだとのことでした。‘M歯科医院に通院していたけれども……と不安を抱いている患者さんに伝えたら喜ぶだろうなぁ〜!’

A先生、ありがとうございます。こういう情報は新聞に載らないし、歯科医師会に問い合わせてもわからないと思うので、助かります。

臼と杵は、9月11日のあるイベントで、使用したいとの申し出がありました。 当初の使用目的の流れをくむ企画なので、快諾しました。そのまま寄付する予定です。
でも、重〜いですよー!
台車に載せたまま運べるかな?

3.11後のボランティアの数は阪神淡路の時と比べて4割ほどだという報告もありますが、「今月、会社で仙台(名取?)のほうにボランティアに行くらしい。 (私が差し上げた)アレを使おうかな〜!」と、ありがたいことをおっしゃる方はいます。

大臣がスッペッタのコッペッタのカッペッタのと騒々しい今日この頃。
日本のためとか、宮城のためとか、石巻のためとか、大きなことは言えませんが、あなたのためにと、いつも祈っています。 小さなことしか出来なくて恐縮ですが……。

↑このページのトップに戻る

H23.7.4.

若く見える色
モバイル・デンティストリー

この週末に臼と杵を届けていただきました。
かっぱ橋に注文して、4月中旬に使用する予定だったのですが……。 宅配便で届けてもらうつもりが、当時の状態では途中でストップがかかるか、集配所に取りに行かなければならなくなるだろうからと、 某ボランティア団体代表の方のご厚意で、物資輸送と合わせてトラックで……ということになっていたのでした。
餅つき会をしないことになったので、そのままになっていたのですが、着払いの宅配でいいのに、わざわざ代表の方が届けに来てくださいました。 重〜いです。ありがとうございます。活用する機会はきっとあると思います。

さて、話は変わりますが、来月102歳になる方に、3年連続で、誕生日プレゼントに毛糸を差し上げようと思って、何色がいいか、聞きました。

「ワッカックッ、ミエルイロ〜!」

それって何色? 意外に難題!?

ある人に相談したら、即答でした。「ピンク」。

問題の一つめはクリアー!

もう一つの問題は、過去2回、毛糸を買い求めていた橋通りの店が、津波の被害を受けていて、営業再開していないこと。 毛糸は地元から買い求めたいのです。

R.S.V.P.92-8215

ピンクの毛糸売っています”というお店がありましたら、ご連絡下さい。よろしくお願い申しあげます。

↑このページのトップに戻る

H23.7.1.

電源は?
モバイル・デンティストリー

このポータブル・ユニットは600Wほどの電力を消費しますが、自家発電器や家庭用蓄電池などから電源をとる際は1500Wの容量が必要です。

私が“ウナギを干す”というと、食べるウナギを干すのではなく、ソーラー式ポータブル発電器“ソラ・ウナギ ネオ”の充電をすることですが、 この器械の容量は400Wほどで、ポータブル・ユニットの電源としては不充分です。

カセット・コンロ用のボンベ2本を使うホンダの発電器も容量不足。
1500Wの容量がある自家発電器となると高価で音や燃料の問題もあります。

往診にあると便利な自動車では、車載バッテリーの電力を、車の走行以外の用途でも活用するという発想は、 2001年にエスティマ・ハイブリッドで提案されました。100Vコンセントを室内と荷室に設け、容量も1500Wあります。 必要に応じて、建物の外でアイドリングしながら、ドラムを使って建物の中でスマートに歯科治療が可能です。
エスティマは普段の歯科訪問診療に使用するには車のサイズが大きいので、1500Wの容量がある100V電源が、 プリウスなどに拡大されることを期待しています。

↑このページのトップに戻る

H23.6.27.

モバイル・デンティストリー
モバイル・デンティストリー

モバイル・デンティストリー(歯科の往診、歯科訪問診療)に必要なポータブル・ユニット(持ち運びができる歯科治療器械)。
日本国内で最良と思われるのはK工業のこれ。16kgほどと重く、デザイン的には苦笑いするほどゴツいのを黄緑、黄色、桃色といったパステルカラーでごまかしているように見えますが、 故障が少なく信頼性は高いです。いちご歯科クリニックにはこの器械が2台(黄緑と黄色)あります。 今年に入ってからマイナーチェンジがあり、口腔ケアに使用する(かもしれない)際の一部機能の使い勝手が改良されています。

3.11後の歯科巡回診療でも、この器械と同じあるいは派生機種が活躍中です。

個人的にはK社の某器械(日本国内ではその存在を知らない歯科医がほとんどでしょう)を使いたいのですが……。 日常の治療にも充分使用できるのはよしとして、大きく、何より薬事法の認可がおりていないことが問題です。 欧米ではその器械が使われていても、日本国内では……。

抗がん剤についてドラッグ・ラグという言葉が周知されるようになってきましたが、ラグは抗がん剤に限ったことではないのです。 承認に直接かかわる方々だけではなく、多くの人々が関心をもち、改善してほしい問題です。

↑このページのトップに戻る

H23.6.21.

平年よりも9日遅れて梅雨入り。明日は、梅雨の晴れ間どころか、30℃超え?

雷はなるは余震はあるは……。

昨日も一昨日も東京方面よりも最高気温が1〜2℃程高かったです。暑くても……。願わくば空梅雨に!

石巻川開きが行われる頃には、会場に指定されている中瀬が水没するのでは?と懸念する声が聞かれます。 潮位変化に大雨が重なれば、有り得ないことではありません。

被害が大きかったのは、地震よりも津波。地盤沈下により、沿岸部は冠水被害にさらされ続け。 原発事故も水冷できなくなったため。西日本の大雨。‘ガスが使えないことが他人事のように思っていた’京都でも、 水道管の破裂に伴い、隣接するガス管に水が流入して、復旧まで4〜5日かかるところもあるとか。

今年の漢字候補は“水”ですね。下半期になっても、変わらないかもしれません。

流行語は大賞までいかなくても、“おだづなよ!”が入ってほしいと思います。 “米沢の奇跡”のようなことが、石巻で、あるいは気仙沼、女川で、起こらないかな。

↑このページのトップに戻る

H23.6.20.

ルーターの不具合?

18日土曜日の朝から、突然、いちご歯科クリニックの電話やFAXが通じなくなってしまいました。 原因は、見かけ上は問題なさそうな、ルーターの不具合か、今日調べて直してもらうことになっています。
携帯以外の通信手段が閉ざされて、電話の呼び出し音が鳴らない静かな環境。 3.11直後以来で、しみじみしつつ、これがずっと続くようでは仕事にならないのですが、大の電話嫌いは‘たまにはいいよね’と思いつつ、 「いちご歯科に電話やFAXをしても通じない!」とおっしゃっている方が大勢いらっしゃるはずで、‘申し訳ない’と恐縮いたしております。

↑このページのトップに戻る

H23.6.17.

慟哭
七ヶ浜産のがぜうに

七ヶ浜産のがぜうに、金華山沖のぶどうえび。ブランド化していた三陸産のアワビや閖上産の赤貝はまだ……。 それぞれ北海道や日本海側から取り寄せ。まずくはないけれども、小粒で、あの美味しさには及ばないでしょう。
金華山沖でとれたぶどうえびは、通常ならば石巻の漁港に水揚げされるところですが、塩竃港に。 漁港や加工場が地震・津波でイタメツケラレタノヲあざ笑うように、三陸沖には様々な魚が大漁豊漁を待つように群れているとか……。

さて、3.11の義援金が日本赤十字社に2000億円以上集まっているのに、被災者に数百億円しか渡っていないそうです。 “この商品の売上の一部は日本赤十字社を通じて被災地に……”というと聞こえはいいですが、十万円でも二十万円でもみんなで集めたお金を、 知人友人を介すなどして、あるいは自ら被災者に直接渡すほうが懸命なようです。手渡すべき方々があまりにも多くて愕然とするかもしれませんが……。 まずは、仲間、友人・知人を……から始めましょう。助けるというより、相手が喜んでくれるそのこと自体が、自分自身の生きる力になる“互恵関係”ですね。 人は誰も一人で生きられるわけではありません。あなたの幸せは、私の幸せでもあります。離れていても“ぬくもり”が届きますように!

被災者支援のチャリティーコンサートと称して、どう考えても‘落ち目のアーティストの懐に入るだけで、 被災者にはお金が届かないだろうな’といったイベントが各地であったとか……。 お金を集めて被災者に届けるふりをして……という輩も中にはいるかもしれませんが。

仮設住宅での生活は始まったけれども、今日一日はともかく、今月・来月をどうしのぐか。 水産関係の仕事をはじめとして失職したために、就職活動しつつ懸命に暮らす人々。

診療再開した歯科医院の中には、スタッフ全員解雇したところもあるとか……。

「(・_・)エッ..? 診療再開したのに、なぜスタッフ全員解雇?」
「わかりませんが、全員解雇されて、別に新規採用したスタッフだけで再開したんです。 引き継ぎをしてくれるように言われても、『そんなの知ったこっちゃないわ! 勝手にどうぞ!』ですよね。 歯科医院自体を閉めてしまうならば、全員解雇もわかりますが……(>_<)」

それじゃあ、つながんないでしょう。
 

つなげよう日本

阪神淡路大震災で、大勢の方々が、家を失い、財産を失い、家のローンが残り……。 生活費にあてる義援金や支援は足りず、それを10代から60代の女性が、春をひさいで日々の糧を得て支えていました。

それは暗黙の了解とばかりに国も承知していて、公にはなっていないけれども、かなしい事実です。 大勢の方々が辛い思いに耐えながら、一生懸命に生きていたんです。

今回はあの時以上に辛い思いに耐えながら、懸命に生きる人々が増える?
 

3.11後、ただでさえ多かった自殺者がさらに増えているとか……。心の支えも生活の基盤も失ったある人が、“地震・津波め、おだづなよ! 激震地・石巻からのドキュメント”を手にとって癒されたそうです。 ならば、苦しい思いをされている多くの方々に、この本をたくさん配れば、心の底から沸き上がるような“生きる力”が出て、自殺者も減少するでしょうか。
 

つなげよう日本

“生きろ! 頑張れ!!”

……何と残酷な……
 

“おだづなよ!”

生きるために必要な、心の底から沸き上がるような、怒りにも似た闘志のような力。

地にひざまづき、これ以上ないほどに泣き叫び、その力を得て生きようと……。

人は毎日悩みながら、苦楽を乗り越えながら、生きていかなくちゃ。

↑このページのトップに戻る

H23.6.16.

解決法?

「玄関の脇がブルーシートでおおわれているのは、車で突っ込んだ人がいたからで、まだ直していないんだね〜」。
某整形外科医院前の通りを走っていた時に、タクシーの運転手が話しかけてきました。3.11前のことでした。
「‘治療に納得できなくて……’ってことですか? まあ、弁護士を通じて何かしようとしても、 すぐ“埼玉医科大が云々”と言う金盗り弁護士のカモにされるかもしれませんが……。医者側も悪いのでしょうけれども、逆上した患者側も問題。 何か解決法はなかったんですかね〜」。
某整形外科医院は3.11の津波で、車1台どころか……という、甚大な被害を受けました。
 

昨晩、1分違いで配信された情報。
 

弁護士の平均所得、10年で230万円減 日弁連調査
6月15日(水) 21時07分
 弁護士の平均所得は1471万円で、10年前から230万円の減少――。日本弁護士連合会が昨年、全国の弁護士を対象に実施した抽出調査で、こんな結果が出た。 15日に公表した。若手の弁護士が増えたことや、競争の激化が背景にあるようだ。

情報提供:朝日新聞
 

抜歯ミスで障害、歯科医に4千万円賠償命令 名古屋地裁
6月15日(水) 21時08分
 親知らずの抜歯手術後の治療ミスであごに重い障害を負ったとして、名古屋市の40代の男性が同市港区で開業する歯科医師に約1億8千万円の損害賠償を求めた訴訟で、 名古屋地裁(永野圧彦裁判長)は15日、歯科医に約4千万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

情報提供:朝日新聞
 

高額な損害賠償を求める訴訟を起こした時点で、結果がどうなろうと弁護士側の高い報酬は確定。 勝訴となればさらに上積み。原告側も被告側も、平均所得が減っている弁護士の餌食にされるだけ。 勝訴しても、原告側に入って来る金額以上を弁護士側に支払うことになることさえあります。 しかも、悪徳金盗り弁護士はそうなることは、訴訟前から想定しています。原告側に詳しい説明をせずに、ほくそ笑んでいるわけです。
不満を募らせつつ泣き寝入り? 「こんなのやってられっか! バカバカしい!!」とふて腐れ?
歯科医師は弁護士以上に平均所得が減っています。リスクが高い治療を拒むケースは増えるでしょう。 歯科に限らず、どんなに名医でも医事紛争に巻き込まれることはあると思いますが、 現状は金盗り弁護士を肥やすだけで、あるべき解決法とは掛け離れているようです。

↑このページのトップに戻る

H23.6.15.

クソの処理法

拙著“地震・津波め、おだづなよ! 激震地・石巻からのドキュメント”の中で、水が使えない状況下でのトイレを紹介しています。
一つは、紙おむつの吸収体主成分としても用いられるポリプロピレンをビニールでラップしてしまうもの。 電源さえ確保できれば、商品名通りに“ラップポン”!
問題は、50回分が1セットになっているので、セットを交換せずに51回目をしてしまうと……(゜∀゜;ノ)ノ。 臭いは抑えられるかもしれませんが、ゴミは大量に出ます。

さて、もう一つはバイオトイレです。 3.11前に仙台港近くの夢メッセ宮城でバイオトイレを含めた展示会があったのですが、日程の問題で見に行けませんでした。
いちご歯科クリニックの研修旅行先として、以前スタッフに“旭川”を提案したところ、“寒い!”と一蹴されましたが、 意図はバイオトイレの見学といっても過言ではありませんでした。あの人気動物園のトイレは全てバイオトイレなのです。 開発したのも、地元・旭川の正和電工株式会社です。‘ウンコもトイレットペーパーもどこ行っちゃったの?’と思いつつ、おが屑を年に数回土に返すだけ。 画期的なトイレです。
バキュームカーで吸引するような大量の糞尿でも、家畜用に開発されたバイオトイレを活用すれば処理できるそうです。

石巻市の隣町・南三陸町の某ホテルは2次避難所として、いまだに500人余の方々が生活しています。 しかも、ここは水道の復旧見込みが7月末。仮設トイレは既に設置されていますが……。

↑このページのトップに戻る

H23.6.14.

二人のアンブレラ
二人のアンブレラ

岩手・宮城内陸地震から3年。復興はまだ道半ば。

‘6.14で犠牲になった方のために’と思ってやっていたことが、はからずも、3.11被災者支援に役立ちました。 ‘助けるように!’と後押しされたような……。ご冥福をお祈り申し上げます。

雨、大潮、午後4時前後には満潮になり、海辺、川辺の地区で冠水被害が拡大……。

陰鬱な雰囲気を晴らすような……。二人のアンブレラ♪

↑このページのトップに戻る

H23.6.3.

プロローグ

「知覚過敏か、歯がしみて困っていて、助けてほしい。頼む!」

「知覚過敏はかむ力がかかり過ぎたり、歯磨きし過ぎで歯がしみる場合と、歯磨きがおろそかでしみる場合と二通りに分けられます。 虫歯と同じようにしみる場合と、歯槽のうろうと同じようにしみる場合と言ってもいいかもしれません。」

「なぜ、歯がしみるの?」

「ぶっちゃけていえば、歯に穴があいているからです。象牙細管といって、直径が1/1000mmくらいの穴が1cuあたり2万個ほどの密度であいています。 …と言っても、イメージがわかないかもしれないけれども。 通常、歯茎から出ている部分は、エナメル質という人の体の中では一番硬くて細胞もない組織でおおわれていますが、 このエナメル質が削れて中の象牙質が露出して、象牙細管があいた状態になるとしみるんです。歯の中の神経といわれる歯髄を刺激する状態になって」

「じゃあ、その象牙細管がふさがれば、しみなくなるんだ。知覚過敏の治療法も象牙細管をふさぐことが基本だね。」

「その通り!」

「なぜ象牙細管が露出してしまうの?」

「一つには、“食べたらすぐ磨く”という間違い。もう一つは、食いしばりなどかむ力のかかり過ぎ。」

「?」

「歯磨き剤の中には研磨剤とか清掃剤と称される“歯を白くする”成分が入っていて、これが歯を削ることを助長することになっています。 歯を白くするといっても、歯の地の色を出しているだけだし、歯は硬いからそう簡単には削れません。 例えば、治療のために抜いた歯をきれいにして、そのエナメル質を研磨剤入りの歯磨き剤を使って、 口の外でこれでもかというくらいに磨いてもほとんど削れません。ただ、歯は酸に弱くて、酸にさらされると溶けてやわらかくなってしまうんです。 人の体の中では一番硬いエナメル質もそうです。」

「酸にさらされて溶けているエナメル質ならば、歯磨き剤を使ってこれでもかと磨けば、削れてしまう?」

「おっしゃる通り。ただ、歯磨きで削れるのは、主にエナメル質におおわれていない根の部分です。 エナメル質が歯磨きで目に見えて削れるとすれば、よほど虫歯が進んだ状態です。 歯ブラシの力に負けて、あるいはかむ力がかかり過ぎて、歯茎がやせて歯根露出すると、象牙質をおおっているのは薄いセメント質で、 この“壁”が破れてしまえば……」

「きゃ〜!想像しただけでしみる!!」

「人の口の中には何百種類もの細菌がいて、その数は何億とも何十億とも、とにかく数えきれないくらい。 そのうちの約8割が虫歯の原因となる酸を出すらしいのです。何を元にして酸を出すかといえば、ご存知のように“糖”ですが、糖=炭水化物なので、 甘いと感じないものでも、ご飯とか、うどん、パン、パスタ、ポテトチップス…そういったものを取り込んで酸を出すので、 食事中から食後はどうしても歯が溶けてしまうのです。検診でずっと虫歯ナシだった人でも、食後という条件ならば、 日本に数台しかない診断器械を使うと、『ここは歯が溶けて、虫歯になりかかっていますよ』という画像をモニターで見せることができます。」

「食べたらすぐ磨くと、歯が削れやすくなる」

「そう」

「でも、そのままにしていたら、もっと歯が溶けて虫歯になってしまうのでは?」

「早期発見早期治療と称して、長年“虫歯ナシ”を自慢している人をつかまえて精密な検査をして、虫歯治療をすすめることはナンセンス。 歯がなくなることを助長するだけで、治療に名を借りた破壊行為です。 脱灰(だっかい)といって、歯が溶けたところを再石灰化といって、唾液が元に戻す役割を担っています。 唾液は液体ですが、歯と同じ成分が含まれているので液状エナメル質という異名があるほど。脱灰と再石灰化のバランスがとれていれば問題ないのです。 再石灰化には食後1時間くらいかかります。食べた後は誰だって、“おいしかったな”と満足感に浸りたいでしょう。 歯磨きは、食後少なくとも1時間以上経ってからするべきなのです。食事は楽しい幸せなものであるべきだし、味気ないものであってほしくない。 他の生き物などの犠牲の上に成り立っているありがたいことでもあり、感謝して“再石灰化を促してからおもむろに歯磨きする”で充分だと思います。」

「食いしばりなど、かむ力のかかり過ぎとは?」

「かむ力がかかるとエナメル質の歯茎に近いところに歪みが生じるらしいんです。 チリで起こった大地震や大津波がなぜか、地球の反対側にあるこの辺に影響したり、3.11のように、その逆のことが起こるのと同じ理屈。 このたとえは、かえってわかりにくくなる?」

「(笑)いや、何となくわかったような……」

「それで、エナメル質がボロボロになって、象牙質が露出してしまう。歯茎に近い部分がくの字型に削れることをくさび状欠損といいます。 けれども、乱暴な歯磨き、食べたらすぐ磨くことが原因でくさび状欠損になる場合は歯の根の部分で、エナメル質が削れるというか欠けるのは、 ほとんどの場合は、歯ぎしり、食いしばりといった、かむ力のかかり過ぎが原因です。」

「そうならないためにはどうすれば?」

「2〜3mm程度の厚さのマウスピースを使うことが一案。悔しい思いをすることを歯ぎしりすると言いかえるように、 歯ぎしり・食いしばりはストレスのはけ口でもあります。寝ている間は誰でも大なり小なり歯ぎしり・食いしばりはするものなのですが、 度が過ぎる場合は、ナイトガードといわれるマウスピースを装着して就寝してもらうといいですね。 安静時空隙といって、通常、口を閉じているときは、上の歯と下の歯がかみ合っているわけではなく、2〜3mmの隙間があいています。 ナイトガードは違和感を感じない程度の厚さにします。」

「他には?」

「ガムをかむこととか」

「ガム?」

「プロ野球選手がガムをかみながらプレイしていると、‘みっともない’と思う人が多いかもしれませんが、 あれはストレス軽減とかリラックスして本来の力を発揮するために理にかなっているんです。」

「ピッチャーも力み過ぎたら伸びのあるいいボールが投げられなくなるか。」

「ある程度、力んだほうがいいらしいけれども。力むというか、集中力を引き出して、いい緊張感の中でプレイ出来ることが、 彼らにとって何よりも幸せなことでしょうし、それを歯科的にバックアップ出来るのは、我々にとっても幸せなことです。 最近では、マウスピースを付けてプレイしている選手も多いですよね。」

「ガムはガチガチにかみしめるのではなく、口の中で軽くもてあそぶような感覚でかまないと、かえってストレスを助長することになるかもね。」

「唾液分泌を促して再石灰化することは、あいてしまった象牙細管をふさぐことにもなります。 いわゆる神経の中でも、この象牙細管をふさごうとする働きがあってしみなくなるのです。 くさび状欠損の場合は、歯が削れていく方向と象牙細管の方向にズレがあるので、大きくなると、 いわゆる神経まで達したりします(参考:廣田和好著“かけがえのない宝物”26ページ楔状欠損)。」

「木を切り倒す時の切れ込みに似て、そこから折れることも?」

「人のかむ力は50kgくらいといわれていますが、歯が割れたり折れたりすることはあり得ます。 再石灰化は歯の表面だけではなく、そこに着いた垢のようにやわらかい細菌の塊、歯垢にも起こるので、少なくとも1週間以上歯ブラシが当たっていない、 磨けていない状態が続くと、歯垢が硬くなって歯磨きでは取りきれない歯石になってしまいます。 逆に言えば、1週間に1回磨ければ歯石にはならないことになるので、歯磨きは1日何回磨くといった回数よりも質を重要視してほしいですね。」

「歯石が着くと?」

「歯と歯茎の境目付近から裾野を伸ばすように歯茎の中のほうに沈着して、歯槽のうろうを助長することになります。 歯石をきれいに取り除いても象牙細管が開いた状態になれば、知覚過敏でしみることになるし、 樹脂などでそれをふさいでも歯石と同じように歯槽のうろうを惹起する要素となってかえってしみることもあります。 長年しみることを繰り返していると、ボクサーが何発ジャブをくらっても、『効かねー!キカネ〜!!』と言っているうちにガクッと膝をついてしまうように、 歯髄炎といって、虫歯がひどくなった時と同様に、いわゆる神経の治療をしなければ痛みやしみがひかなくなることもあります。」

「ルート・カナル・トリートメント(RCT)っていうやつね。」

「そう。炎症は細菌感染による場合もあるけれども、筋肉痛も炎症なので、力がかかり過ぎることもよくないのです。 歯磨きがおろそかなことだけではなく、歯ぎしり・食いしばりなどかむ力がかかり過ぎることも、歯槽のうろうの原因になるのです。 鉄アレイを使って一日5〜10分運動するのはいいでしょう。1時間、2時間も許容範囲かもしれませんが、肘を曲げたまま6時間も8時間も持っているのは、 拷問であって、運動とは言わないでしょう。『はい、終わりました。鉄アレイを置いて、肘を伸ばして下さい』と言っても、『……できません。 肘が伸びません。筋肉も痛みがひどくて……』(笑)。通常、上の歯と下の歯がかみ合う時間は、24時間のうち5〜10分くらいでしかないといわれています。 それでは短すぎるかもしれません。ただ、1時間、2時間は許容範囲かもしれませんが、夜寝ている間、ずっとかみ締めているとしたら……」

「朝起きたら口が開かなくなったり、歯のまわりや顎が痛くなったり……。 そうか! ストレスや食いしばり過ぎることは、歯槽のうろうだけではなく、顎関節症の原因でもあるんだな。」

「そうです。ストレスを消すためには、笑うことよりも、感動の涙を流すことが有効だそうです。ただ、毎晩毎晩大泣きしていられませんから……。 リズム運動も有効なようです。ウォーキングとかガムをかむとか。夜寝ている間は唾液の分泌が減って、作用も弱まるので、 “虫歯は夜出来る”と言ってもいいほどなんです。寝る前にリカルデントなどのように、 それをかんでいて歯が溶けるほど酸性(臨界pH5.5以下)にならないように工夫されたガムをかむことは、歯槽のうろう予防のためだけではなく、 虫歯予防のためにも、ストレスを軽減して顎関節症予防のためにも有効です。」

「虫歯は甘い物を控えれば、食べたら磨けば予防出来るわけではなくて、歯が溶ける酸にさらされ続けないように、食生活習慣を整えることが大切なんだね。」

「その通り! ただ、食後、歯に青海苔がついていたら、『あら、焼きそばでも食べたの?』とか言われるかもしれないから、 エチケットのために歯磨きするとか、ダラダラ飲み食いしているつもりではなくても、歯と歯の間などに物が詰まったまま、滞ったままになっていたら、 そこが部分的にダラダラ飲み食いしているのと同じことになるので、それを防ぐための歯磨きはいいかもしれないですね。」

「歯磨きに対する考え方が変わるね。」

「日本の歯科医療保険制度や学校歯科医制度は、残念ながら“治療”に傾倒していて、削って詰めてを繰り返して、あげくの果てに抜いて入れ歯を入れて、 量数こなしてナンボ。予防処置や歯科矯正治療は、基本的には健康保険制度が適用されず、一部には適用されるかもしれないけれども、 宙ぶらりんな位置づけなんです。」

「子供の窓口の負担がゼロとか数百円ですむはずなのに、『○△はしますか?』と聞かれて『はい』と答えたら、 レントゲン写真を撮られて何かされただけで何千円も取られて、『もうあんな歯医者は二度と行かない』と、怒っている友人がいた。」

「‘本来はフッ素塗布も含めて予防処置や歯科矯正治療も全て保険が適用されて、一連のスムーズな流れで予防や治療がされるべきだ’と、私も思います。 スウェーデンでは、未成年の場合、予防処置も、虫歯の治療も、歯科矯正治療も全て窓口の負担は、ゼロ。 成人は年代によって負担割合が異なっていて、財源は20%を超える消費税で賄われています。 負担金がゼロだからといって、無駄な治療を繰り返すようなことをすれば、消費税増税の形で跳ね返ってくるから、自然に抑えられるでしょうし、 2年に1回1〜2万円程度の給付金のようなものがあるらしいので、社会保障が自然に育まれることが期待されます。 もっとも、制度がそのように整備されてから数年しか経っていないから、10年、20年と経つうちにどうなるか定かではないですが……。 消費税率50%とか100%とか、上限を知らないようになるかもしれませんし。 日本の歯科の場合は、日本歯科医師会の会長をした輩などが1億円献金したと逮捕されて、同じ事件に関わった政治家は結局、全員無罪。あげくの果てに、 検察で陣頭指揮をとった輩が、その後、検察トップ。バカバカしくて鼻で笑ってしまいます。」

「その検察の信頼が揺らぐようなことが続いていたね。」

「国家の存亡は経済的破綻よりも、信頼を失うことにかかっていると思います。 さっき言っていたような、信頼を失ったからその歯医者に行かなくなるどころの話ではないのです。 敗戦から高度経済成長を経て世界有数の経済大国となったことは、“日本のミラクル”と言っていいと思います。 やることなすことすべてがうまくいったわけではないけれども、政治・経済が連動して国民を導く意識の流れを作り、それがミラクルを起こしました。 最近の中国経済がどれだけ目覚ましい成長を遂げているといえども、当時の日本のそれには及びません。」

「生活保護の受給者が戦後の混乱期に匹敵するほどになり、さらに増加している。どん底を蹴って飛び立つのはもう無理。経済的破綻と世界大恐慌を待つだけ。」

「本当にそうですか? 仮に日本国経済が破綻状態になって、国内では大増税かハイパーインフレを、世界的には空前の大恐慌をもたらすとしても、 それが“日はまた昇る”ミラクルのきっかけにはならないものでしょうか。」

「無理ムリ、夢を見るのは諦めろ!」

「3.11は戦場のような惨状を呈していますが、津波で何もかも流されたところからタクシーでワンメーター行くと何事もなかったような日常生活が見られ、 さらにワンメーター行くと、冠水被害にあって復旧作業をしているところ、またさらにワンメーター行くと、別の世界が広がるといった有様。 有名なカメラマンが『初めて無力感に悩まされた』とこぼしていましたが、ニュージーランドの地震のように‘あの建物を撮れば……’というものがありません。 復興のためには、首相の指導力が云々と言う前に、大統領制のような、もっと強権発動出来るようた制度体系でないと……という意見もありますが、 戦後の復興の際に国民意識の根底にあったであろう共通する感覚が乏しいことが、何よりのネックだと思います。 みんなが痛い苦しいと嘆いているのではなく、痛い苦しいと嘆いている人がいるかと思えば、痛みや苦しさを感じないような人もいるような……。 被災地と言われるところや東京、九州の多くの人が感じている“温度差”が大きいようです。 ただ、そういう人も、ボクサーがジャブを何発くらっても、『効かねー!キカネ〜!!』と言っているうちにガクッと膝をつくように、 ジワリジワリと蝕まれていることを自覚するようになるでしょう。 言葉だけ上辺だけ“心をひとつに!”と唱えられていて、実際はバラバラのように感じますが、本当に心をひとつに出来たら、 “日本のミラクル”を再び世界に示すことになるでしょう。意識の根底にある怒りのような……。 “おだづなよ語圏”では、‘おだづなよ津波!おだづなよ放射線!!’という気持ちはわかると頷く人は多いでしょうけれども、それ以外では‘?’(笑)。 わかるまで時間がかかるということか、シラけているだけかよくわかりませんが。歴史の転換期には混沌がつきもの。 その混沌に秩序を与えるために、どん底を蹴って跳び上がるために、おだづなよ!」

↑このページのトップに戻る

H23.6.2.

雨に唄えば……
仙石線で一番心に残る車窓の風景

JR仙石線は、あおば通‐東塩釜間に加えて、5月28日に東塩釜‐高城町間で営業運転再開しました。 仙石線に初めて乗る客は、東塩釜までの複線から単線に移行して、陸前浜田駅で表情が強張り、松島海岸、高城町と通過して、 次の手樽に到着すると、「えっ…駅か?」と、ため息のような声をもらすのでした。 それでも、さらに陸前大塚付近を通る時には、思わず写メる人がいました。南側の窓一面に、手を伸ばせば届きそうな海面が広がるからです。

もう見られないかもしれない、仙石線で一番心に残る車窓の風景。ここを通るときはいつも一抹の不安がありました。

‘万が一、津波が来たら……’という悪い予感は、現実のものとなったのです。

3.11の発生時刻午後2時46分は野蒜駅を仙石線上下線電車が発車した時刻でした。 堤防と橋を渡るために、比較的高い位置に停車した下り列車と低い位置に停車せざるをえず東名(とうな)駅付近で津波に流された上り列車で明暗がわかれました。 もちろん、上り列車の乗客は近くの学校体育館に避難しましたが、津波はそこにも押し寄せ、乗客の犠牲者数は定かではないそうです。

さて、某業界。「このままにしていたほうが……」と、泣き言をこぼしていた人々が立ち上がるようにボールを投げかけていましたが、 1ヵ月半ほど経ってやっと立ち上がりはじめました。

オッセ〜ゾ! 遅すぎる!! でも、よかった。他人に頼りっぱなしじゃダメだ。

私は“緞帳の裏にいる人”がお似合いなので……。あの映画のラストシーンのようなことはご勘弁を!

えっ? 陰鬱な雨が“楽しくなる”ようなグッズですか? これなどはいかがでしょうか。

「嬉しい!」

気に入っていただいて光栄です。昨晩は一睡もできませんでしたが、おかげさまで、今日一日乗り切れそうです。

↑このページのトップに戻る

H23.6.1.

一番震災太りしたのは?
横断歩道に補修跡

昨日営業再開したばかりのセブンイレブン石巻水明町店前の横断歩道に補修跡があります。 これは3.11で凹んだのではなく、全国的には知られていない宮城県北部地震の後に雨が降ってから、 ちょうど砲丸を落としたような凹みが生じていたのです。3.11後にようやく補修されました。
交差点内には3.11後に凹んだ道路の補修跡、さらにそこに追い打ちをかけるように、雨が降ってから生じた凹みが連なっています。
横断歩道に補修跡 宮城県北部地震は、2003年7月26日、宮城県北部(当時の鳴瀬町、矢本町、河南町周辺)を震源として連続的に発生した地震で、 最大震度6弱を超える地震が1日に3回発生しました。『宮城県連続地震』とも『宮城県中部地震』とも言われていますが、 気象庁では特に命名はしていません。

発生時刻最大震度M深度
26日午前0時13分 6弱 M5.5 12km 前震
26日午前7時13分 6強 M6.2 12km 本震
26日午前10時22分 5弱 M4.8 13km
26日午後4時56分 6弱 M5.3 12km 最大余震
28日午前4時08分 5弱 M5.0 14km

本震と思われた強い前震の後に、さらに強い揺れの本震が発生したのですが、被害は、負傷者649人、建物全壊489棟、 半壊1231棟(仙台管区気象台資料より)と、死者は出ませんでした。 被害の多くは本震によるもので、死者が出なかったのは前震で警戒感が高まっていたからだとも推測されています。 そのために気象庁で命名されず、全国的に知られていないのですが、下水道を埋設したところが陥没して、復旧までにかなりの時間を要しました。 地震自体の被害は大きくなかったいちご歯科クリニック周辺も、その後、雨が降ってから‘アレッ?’と思うような道路の凹みがあちらこちらに……。

2005年4月の自治体合併で鳴瀬町と矢本町は東松島市となり、河南町は石巻市の一部となりました。

岩手・宮城内陸地震は記憶に新しいところですね。

2008年6月14日8時43分 震源の深さ 8km マグニチュード(M)7.2 最大震度 震度6強: 岩手県奥州市、宮城県栗原市

宮城県内では地域によって3.11よりも、7.26や6.14のほうが被害が大きかったかもしれません。 ただ、地震だけならともかく、津波は……、放射線は……。

おだづなよ津波!おだづなよ放射線!!

福島県だけではなく、岩手、宮城、茨城県に水揚げされる魚は見向きもされず……。 “被災地”と言われないところでも、輸出しようとした物を突き返されたり……。

一番震災太りしたのは……、かもめ?

「津波で流された冷凍庫からあふれた魚に群がるかもめ。陸に上がったままで、飛ばなくても食べ物に不自由しないから……。 太って飛べなくなったかもめは初めて見た」

メタボのかもめなんか、見たくないですね。

↑このページのトップに戻る

H23.5.31.

雨降って地……

昨日の朝、天気予報では“17〜18mの風が……”。外に出て苦笑い。そんなもんじゃないでしょう。 最大瞬間風速は5月としては記録更新の34.5mだったそうです。雨は大潮満潮とあわせて冠水被害を助長しました。 電柱が倒れるなどして停電、冠水地域で水をかぶった車が動けなくなったり……。 石巻赤十字病院が移転する前の地、湊地区を走る国道は、今日になっても、車で通れないほどだったそうです。雨降って地……。

「地震・津波で建物が全壊したら、持ち家でも借家でも100万円もらえる。ただ、一人暮らしだと75万円。 借家の場合は大家さんが直してくれるから、震災太りしている人が多い。 石巻市でパチンコ屋は5〜6軒しか再開していないけれども、何処も座るところがないほどに混んでいる。 二人以上で暮らしていれば100万円で、一人暮らしだと75万円と区別する意味もわからない。 借家の畳に水をまいて、“床上浸水した”と避難所で食料などの支援物資をもらい続けている人もいる。 もらい慣れして、自立できなくなるかもしれない。生活保護の見直しが云々と言われているが……」ある人が言っていました。 同じようなことを、何人も言っています。

風神様、雷神様

さて、“地震・津波め、おだづなよ! 激震地・石巻からのドキュメント”の記事が本日31日付河北新報19面に載っています。 みやぎ版なので、東京で手に入る河北新報では別の記事に差し替えられているかもしれません。
問題は1200円は税抜き価格であって、税込み1260円を誤って掲載している点です。「河北新報だから……」と、いつものように苦笑いします。

29日付河北新報11面
週間ベストセラーズ
仙台(ブックスミヤギ調べ)
@巨大津波が襲った 3.11大震災 河北新報社
……
F地震・津波め、おだづなよ! 激震地・石巻からのドキュメント

5月11日に河北新報社石巻総局の記者が“おだづなよ!”の取材に来たとき、その風貌から社屋の状態を察しました。 あの状況であのタイミングで“@”を出版したのですから恐れ入ります。

‘次に本を出すならば絵本だな’と思っていたのですが、“おだづなよ!”でした。
 

この国の報道自由度は、中国人に「日本のほうがひどい」と言われても返す言葉がない有様なのに、国民のほとんどはそれを知らず、 世界の平和な国第三位。政府の批判以外は、日本よりも中国のほうがまともに報道できるようです。
一部の週刊誌でその名が伝えられるだけだった吉田所長は、最近では新聞テレビなど多くのメディアで、その姿とともにほうじられるようになりました。 政府も東電本社も頼りなく、おバカばっかり。そう吐き捨てて、失礼だとは思いません。 東電幹部が「こんなところに来たくて来てるんじゃね〜!」と逆ギレしていたことは、以前ひとり言しましたが、 それ以外にも、3.11以前にもまして吐き気がすることが多々あります。ここでは控えますが、いずれ明らかになるでしょう。 原発事故は吉田所長がいなかったら、もっとゾッとする大惨事になっていたに違いないのです。

↑このページのトップに戻る

H23.5.30.

産経新聞よ、お前もか?

5月28日付の産経新聞23面(宮城版社会面)に気になる記事がありました。
3.11の津波で石巻市内のアパート2階の自宅が流され、仙台市に避難した知人が借りていたアパートに仮住まいしている人の窮状。 気になったのは、“震災で無料だった医療費も6月からは有料になる。高血圧の治療費、月約6千円が重くのしかかる。”の部分。

5月18日付の厚生労働省保険局国民健康保険課、厚生労働省保険局高齢者医療課の事務連絡と異なるからです。

“3.11被災者の保険診療窓口負担は6月以降も無料なので、記事に掲載された本人だけではなく、それを読んだ多くの方々も勘違いしないように、 正確な記事の記載をお願い申し上げます。
3.11で「被災した」と窓口で言えば、保険証がなくても6月30日までは保険診療は無料で受けられますが、7月以降は被災(罹災)証明が必要です。 3.11以降、被災していたにもかかわらず保険診療の負担金を支払っていた場合は、市町村に申請すれば 還付されますが、 そのためには還付申請書を提出する必要があります。 還付申請書を提出する際には、免除証明書(免除証明書の交付が済んでいない場合は免除申請書)と医療機関等が発行した領収書 (紛失した場合は再発行してもらえば可)を併せて提示する必要があります。
このことは医療機関従事者にも充分に周知されていないかもしれませんので、正確な情報提供をお願い申し上げます。”

厚生労働省保険局からの事務連絡(7枚)とあわせてFAXしました。

産経新聞よ、お前もか?

正確な情報提供をお願い申し上げます。
 

風神様、雷神様

ところで、今日は語呂合わせでゴミゼロの日?

台風から低気圧に変わってもヤマジは止まじ。雷鳴が轟き、雨風が強く、冠水被害を助長したり、電柱が倒れるなどの被害も出ているようです。

風神様、雷神様、お手柔らかに!

↑このページのトップに戻る

H23.5.27.

再開

歯科クリニック、歯科医院、歯科診療所は石巻地方に80以上ありましたが、現時点で診療再開しているのは40に満たないようです。
この週末から来週にかけて再開するところはいくつかあるようですが……。半数を超えるかどうか。

「どの業界も同じようなところですね」

いちご歯科クリニック近くの、みやぎ生協石巻大橋店は店頭販売を続けていましたが、29日に再開するそうです。

バイパス沿いに数百メートル間隔で回転寿司が3軒並んでいましたが、3.11前に真ん中の店が讃岐うどん店に変わり、 震災浸水被害からいち早く再開。西側のかっぱ寿司石巻中里店は閉店、既に更地になっています。 平禄寿司東中里店は6月1日に再開するそうです。

いちご歯科クリニックは3月31日から診療再開していましたが、読むに値しない石巻日日新聞で再開情報が伝えられたのはゴールデンウイーク明けでした。

↑このページのトップに戻る

H23.5.25.

ガレージの片隅で
ガレージの片隅で

石巻市は道が狭く、一方通行が多いです。この先を右折すれば目的地なのに、右折禁止。迂回すると遠回りになる。 困ったことがある方は多いでしょう。普通車ならば問題なくても、バスなどの大型車になるとそのようなことに悩まされるので、 知っているはずの道が煩わしく感じられる地区が散在します。石原軍団が炊き出しをしていたところの周辺もそうです。
歯科訪問診療に行くときはタクシーを利用していました。今でもそうですが、タクシー会社は3.11以前とは違います。 今日のタクシー会社のほうが3.11の数字的な被害は大きかったと思います。 1〜2台を残して水没か津波で流され、会社も床上浸水か津波で目茶苦茶にされ……。
では、なぜ、あのタクシー会社は撤退したか? いちご歯科クリニック近隣の水押・開北・大橋・水明地区の乗合タクシーを運行する一翼を担っていた会社です (4月以降の乗合タクシー運行のために協力金を支払いましたが、運行する気配はありません)。 4月初めくらいまでは営業していたのに。あの坂を上りきった日和山神社のところで、たまたまお会いした運転手さんに、 被害状況をお伺いして、「仙台の本社を通じて車を補充して……」と聞いていたのに。
察するに、メンテナンスの問題だと思います。 その時に、日和山から見下ろせる津波の甚大な被害に遭ったところに暮らしていた「整備士さんがお亡くなりになった」と聞きました。 このことが一番の原因だと思います。「うちのほうが被害が大きかったのに、なぜ営業していないんだろう」と不思議がる運転手さんに、 そのことを話すと、大きく頷いていました。
走行距離50万〜70万キロ以上(!)という車のメンテナンスを一人で担い、“腕がいい” と運転手さんが口を揃えて絶賛していた方がお亡くなりになったのです。車の代わりは手配出来ても、その整備士さんの代わりはいません。 誰かメカニックを採用しても、法外な部品代を請求されたあげくにすぐに動かなくなり、“新車を買ったほうが早い”などと吐き捨て、 クビになるのがオチでしょう。第一そんなタクシーに安心して乗れないし、運転も出来ません。
あのガレージのすみで、その仕事ぶりを拝見するささやかな幸せをいつか……3.11の津波で消えました。ご冥福をお祈り申し上げます。

未来を切り開く発想は、きっと、ガレージの片隅から生まれます。

↑このページのトップに戻る

H23.5.24.

仮設住宅と50万円
仮設住宅と50万円

仮設住宅建設が進んでいます。バリアフリー型もあります。仮設住宅入居者には一家族に50万円が支給されるそうです。 ただし、数年後の退去時に。退去時には、テレビや冷蔵庫などの備え付け家電の類も、エアコンを除いて一家族5点まで持ち出し自由なのだそうです。
入居するときは資金的な援助はなく、家賃が無料とは言え、むしろ、「そのまま避難所にいたほうが楽だった」という声が多く聞かれます。 仮設住宅と50万円 家も仕事も失った人は、家だけではなく仕事もなければ、生活が成り立たないのに。 支援物資が次々に届く避難所暮らしに、自ら立ち上がる気力をなくしたかのようにもらい慣れ、行政側は数年後、 数ヵ月後のことは言うけれども、今日一日、今月一ヵ月をどうしのぐかについては口ごもる悪循環。

さて、御巣鷹の尾根?高天ヶ原山(たかまがはらやま)?蟻ヶ峰(ありがみね)? の事故の際には遺体一体あたり医師一人に対して歯科医師二人がついたそうです。今回も一遺体に複数の歯科医師が、身元確認しています。 診療所が津波で甚大な被害を受けたために、診療再開出来ない歯科医師を中心に、日々手を合わせてから口の中を拝見しています。

肉親を亡くすなど耐え難い悲しみを経験したはずの方が、爽やかに笑っている姿を見かけることが多く、逆に励まされることがあります。 「悲しいのを通り越して涙も出ない」とおっしゃいますが、「これからが大変だ」と、自覚もしているようです。 生活再建も大変ですが、このような場合、あとからジワリジワリとストレスに悩まされることになります。
ストレスを消すためには、大泣きしたほうがいいようです。悲しいときは大泣きしましょう。人目がはばかられるならば、誰も見ていないところで。

ウォーキングやガムをかむなどのリズム運動も有効です。 プロ野球選手がガムをかみながらプレーするのは、力み過ぎないように、リラックスするために効果的なのです。 3.11直後にガムをかむことをすすめたのも、ストレス解消が主な理由でしたが、「ガムを床に吐き出す人が多いので禁止にします」。
“どこにガムを吐き出してあったっていうんじゃい!ボケ〜ッ!!”と、怒鳴りつけたくなったところを抑えて、「あっ、そうですか。わかりました」。

悔しい思いをするのを歯ぎしりすると言い換えるように、歯を食いしばることはストレスのはけ口でもあります。 ただ、食いしばり過ぎると顎関節症や歯槽のうろうを惹起します。 この対策としては、プロ野球などのスポーツ選手が使用しているようなやわらかいマウスピースが有効です。

ストレスを消すためには、やわらかいマウスピースを使うかガムをかむことです。毎日毎晩泣いてられませんから。

頑張るのはいいですが、歯を食いしばって頑張るのではなく、苦難を笑い飛ばすように頑張って下さい。

微笑地生活下去(笑顔で生きて下さい)

↑このページのトップに戻る

H23.5.23.

髪も
髪も

そういえば、髪も1ヵ月半前に切っていたのですが……。長めのスポーツ刈りに。
やっぱり、“ポーキースタイル”にしようかな。

↑このページのトップに戻る

H23.5.20.

生業支援

いちご歯科クリニック周辺など3月上旬まではアパートが供給過剰で、新築時満室引き渡しをモットーにしていた某業者も、 それを声高に言わなくなっていました。 ところが、3.11以降は空室を探すのが難しくなっています。 宮城県ではアパート入居者が多かったことなどから、仮設住宅を3万戸予定していましたが、2万3千戸に減らすそうです。

石巻市塩富町など渡波方面は満潮時に冠水します。震災前から海抜0メートル状態だったのが、1メートル近く地盤沈下しているためです。 昨日前谷地―石巻が運転再開した石巻線も、さらに東側、渡波、女川あたりは再開のめどが立っていません。津波の被害が大きいこともありますが。

冠水被害が続き、「避難所から戻ってきたらこの有様で、仮設住宅を申し込むにも遅くてすぐには入居出来ないし、 賃貸アパートもないし……」と、自宅2階で避難生活を強いられている方が多いです。 6月上旬に簡易堤防のようなものが出来るそうですが、「一日2回の浸水を受けて、家の土台が腐ってきている」とか 「塩水だから車の下回りをこまめに洗わなければならないだけではなく、対向車にかけられた水が原因で車が動かなくなったりしている」、 「庭の木が枯れてきている」という声が聞こえてきます。

生活支援はされつつありますが、住宅支援(最大数百万円で、家一軒は建てられない?)が主で、 生業支援については自腹で賄うかあらたに借り入れをしなければなりません。
“生産体制の復旧具合は、萩の月(菓匠三全さん)がほぼ100%、女川町の高政蒲鉾本舗さんは50%、石巻市の白謙かまぼこさんが20%”と、 先日、テレビで報じられていました。ほぼ100%と伝えられた萩の月でさえ、そのものの原料確保に苦労するだけではなく、 仙台港が充分に機能していないため、一つひとつパッキングされるあの箱に印刷するためのインクも入手困難で、 雇用の維持も厳しいのですが、他の地域から虎視眈々と参入を狙う業者に負けまいと懸命です。

被災といえば、同業者も。津波で甚大な被害を受けて、建物や器械を全て流され、 廃業を検討中という歯科医がいるようです。“おめ、おだづなっこの! アメンダヨ!!”と、一喝したいです。
東京で各国の大使館員等を主要な患者層として自費専門で開業していた歯科医院が、原発事故を受けて彼らが国外退去してしまったために、 廃業に追い込まれています。歯科医も器械もスタッフも何の問題もないのに。東電はこのようなことも賠償してくれるのでしょうか。

“がんばろう!”じゃない。

“おだづなよ!”

↑このページのトップに戻る

H23.5.19.

しゅっぱつしんこ〜ぅ!

石巻駅に石巻線の列車が戻ってきました。暫定ダイヤですが、従来よりも数本少ない以外は、時刻表に大きな変化はないようです。
仙石線は再開のめどが立ちませんが、石巻線、出発進行!
小牛田で東北線に乗り換えれば、石巻を朝7時前に出て、8時半前には仙台に着くので、通勤客は利用しやすくなるでしょう
。 バスや車では、時間帯によって渋滞が激しくて……。通常、所用時間は1時間15〜20分程度ですが、3時間ほどかかることがあります。

「しゅっぱつしんこ〜ぅ!」

「この子は親を亡くして……」

大泣きしていたけれども、笑顔を見せるようになりましたね。大丈夫。親はなくても子は育つ。あしながおじさんはいるから。 実は、短足かもしれないし、おばさんかもしれないけれども……。

んっ! 鼻水出てるぞ。 はい、ティッシュ。鼻かみな。

↑このページのトップに戻る

H23.5.18.

遅ればせながら

昨日は3.11当日に居合わせた業者が来て、あの時しようとしていた作業に、2ヵ月以上遅れてようやく取り掛かりました。今日もその続き。
3.11の2日前の3月9日に嫌な地震がありました。それを思い出させるように、15日も朝から晩まで震度1〜3ほどの余震が嫌になるくらい何度もあり、 17日早朝に地鳴りのような振動からP波。‘これは大きいか……’と身構えたのですが、‘なんだ。 これで終わりか……’と大事にいたらずホッとしたところでした。作業中も、「またドンと来たらどうしましょう。 あの時は、先生が一番最後まで残っていらっしゃったから、心配していました」と、業者、スタッフと3.11直後のことを思い出しながら、 一抹の不安を抱えつつ……。

遅ればせながら

いちご歯科クリニックは13年目に入っています。先月、丸12年が経った時に一言のご挨拶もなく失礼いたしました。 ただ、それどころではなかったので……。毎年欠かさず開業記念日(休診なのに)に、花を贈って下さっていた方からも花は届かず。
1ヵ月ほど遅ればせながら、いちご歯科クリニックは、おかげさまで13年目に入りました。今後ともよろしくお願い申し上げます。

↑このページのトップに戻る

H23.5.17.

ハイ

「私、○△と申します。いちご歯科さんですか?」
「ハイ」
「先生ですか?」
「ハイ」
「電話で予約をとりたかったのですが、この時間でも大丈夫ですか?」
「ハイ」
「それにしても、噂には聞いていましたが、本当に『ハイ』しかおっしゃらないですね」
「ハイ」
「私の話しかけ方が悪いですね」
「ハイ」
「ハッハッハ! まいりました。よほど電話がお嫌いなんですね。ところで、予約ですが、今週の□曜日、▽日の▲時頃はあいていますか?」
「ハイ」
「じゃあ、それでお願いします」
「ありがとうございます。では、▽日▲時に保険証をお持ちになって、お気をつけていらして下さい。お待ちしております」

↑このページのトップに戻る

H23.5.16.

ともに

全国各地の原子力発電所は、実は震度5〜6の耐震性しかないそうです。 浜岡原発を停止させるならば、本来は他の原発も停止させなければ理屈にあいません。 “国策”(?)として進められてきた原子力発電は、天然ガスのそれとともに3割弱のシェアを誇ります。 せいぜい10〜20年くらいしか生きられない、原発を推進した議員や研究者ら(都知事や東電幹部も)が、将来あるべき勇敢な若者に代わって “人の盾”になることが原発事故処理として本来あるべきですが、おかしな国は当たり前のことができません。 ただ、国民ひとり一人が使用している電力の4分の1以上が原子力だったことは、みんなが真摯に受け止めなければなりません。

ともに

列車がない石巻駅越しに石巻市役所を見上げると、百貨店だったときにあった最上部の看板が取り払われて、太陽光発電装置が設置されています。 発電量や費用対効果は一笑にふしてしまうほどですが、石巻は実は東北では有数の日照量を誇り、市長きもいりの策なのだそうです。 女川原発の運転再開を容認するような市長発言は、“自然エネルギーへの転換をはかろうとしている市長らしくない”と、 議員団から撤回を求められているようです。
いちご歯科クリニック北側の消防本部傍に小さな風力発電装置があります。 石巻は風が強い印象がありますから、これも有効かもしれませんが、無風状態が続くとどうしようもありません。 太陽光発電も同様に頼りなく、あくまで補助的な発電装置にすぎないと思います。
自然エネルギーでもっともっと活用するべきは“地熱”ですが、日本で単純に考えるほどに地熱が活用されていないのは、 それによって温泉が出なくなったら困るという反対意見に押し切られているためです。 ただ、本当に国をあげてクリーンエネルギーが云々というならば、今後は各地の温泉街と協議して、地熱発電も利用をすすめる必要があります。

さて、石巻地方で有効な自然エネルギーは、太陽光?風力?地熱?

私が考えるに“水力”が最も有効だと思います。旧北上川は見た目以上に流れが急です。河口付近に落ちたらそのまま流されてしまうかもしれません。 このような水の力を利用するべきです。もちろん、甚大な津波や大雨による土砂崩れによる被害を受けることがない立地を選んで。
石巻だけではなく、津波被害に遭ったところは、水の力を思い知らされました。 “防波堤の高さばかりを気にして、津波のもつエネルギーを考えない愚かな人間どもめ…”と、神様が嘲笑っているような気がします。

ベンチャー企業が水力発電装置を提案しています。ダムなどの大掛かりな工事は必要なく、装置1ユニットあたりは150〜200万円と比較的安価ですが、 流れてくるゴミや落ち葉などの除去対策、メンテナンスのために手間やコストがかかることが問題です。 ただ、このデメリットは継続的な雇用の場を生み出すととらえればメリットに変わります。

駅の改札などでは、人が歩くときの振動をエネルギーに代えることが研究から実用段階に移行しつつあります。 無駄に流していたエネルギーを、拾い集めるように活用する時代になっているということでしょう。

エネルギー政策が進展しない一因が縦割り行政にあるならば、その壁を取り払って、官民一体となって、ともに……と願っているのは、 私だけではないはずです。“特区”を活用するならば、水力などの自然エネルギー政策を提案します。

↑このページのトップに戻る

H23.5.13.

ずるいよ〜ぅ!

「それにしてもビールが好きだね。何ビールが一番好き?」
「缶ビール全盛の時代ですが、基本的には瓶に入ったビールが……」
「わかる気がする。知人のお父さんがやはりビール党だったんだけれども、生前、奥の方で缶ビールからコップに注いで出したら“ん? これは瓶ではなく、缶だな!”と、一口含んだだけで言い当てた」
「同じビールでも缶より瓶のほうがおいしいのですが、取り扱いがしやすいので、缶が人気というか良く売れるようですね。 キリンとアサヒのシェアが逆転したのも、主力商品を瓶で展開していたキリンと缶で展開したアサヒの差とさえ言われていますし……」
「あのメキシコのビールも瓶だけではなく、缶もあるからな」
「ハートランドビールは瓶ですよね。むか〜し昔、愛川さんがやっていた番組の企画の中で生まれたビール。 当時とは微妙に味が変わっているかもしれませんが……。当初はもっとふわっとした感じがしたように思います。 気のきいた店ではハートランドビールを置いています。緑色の瓶のデザインは変わっていないと思いますが……。 KIRIN Cityでは、ハートランドビールも味わえますが、ここでは、樽から時間をかけて、グラスに注いでサービスしてくれます」
 

“ずるいよ〜ぅ!”とは、水野さんへの愛川さんの弔辞。水野さんも愛川さんも面識はありませんが、病気で仕方がなかったのに、 元気になって一緒に○△しようという約束が果たせなかったから、“ずるいよ〜ぅ!”。
 

3.11の津波を避けて、一旦高台に避難した人が何故? “孫が、子供が家に!”……それは……。 客観的には「戻っちゃいけない」と言うでしょうけれども、主観的には戻らずにはいられないですね。 手を繋いで一緒に逝くことは幸せでしょうか?安らかに……。
ただ、主観的に考えても、理解できないケースがあります。会社に何を忘れたって言うんだい? 何で黙ってんだよ〜! ずるいよ〜ぅ!

神も黙して語らず、ただ沈黙を保つのみ。ずるいよ〜ぅ!

↑このページのトップに戻る

H23.5.12.

鉄路

「中旬て、いつ? もう中旬だよね!」
3.11後、今月中旬に運転再開が伝えられていた石巻線の前谷地―石巻間(15.1km)が、来週19日になるそうです。暫定ダイヤによる運行ですが。
石巻線の石巻―女川間(17.0km)、仙石線の高城町―石巻間(24.7km)は復旧のめどが立っていません。
代行バスは補助椅子を使用しないで、通路に立ち席で乗車させているとか。
「補助椅子にはシートベルトないでしょ?」
「VIEWのバスにあったぞ。VIEW。補助椅子にシートベルト。VIEW、スッゲーな!」

鉄路

石巻―女川間でも、作業(写真は4月27日、石巻市旭町踏切付近。 線路の上にトラックが乗り上げて放置されたわけではなく、トラックの車輪がレールを走るそれになっている復旧車両)は行われていますが、 駅舎も列車もレールも流された女川付近は、ようやくガレキが片づいたという状態?

東北新幹線の利用が低迷しているため、5月14日〜6月13日の1ヵ月間、 やまびこ自由席片道切符(仙台―盛岡間の8駅から乗車するやまびこ自由席のみ対象で、 東京行き上り列車の料金が半額以下)を14日から発売するそうです。 料金は仙台発5,000円(通常10,080円)、下り東京発の設定はありません。

↑このページのトップに戻る

H23.5.11.

むつけだふり

「まだ小学校にも通っていない幼児が、朝起こそうとすると“あと5分……”とか言うんです。どうしたらいいでしょうか?」
ある“教育評論家”が答えました。
「なるほど、そうきたか? それならば、“私も寝ようかな〜♪”と、一緒に布団にもぐりこんだらどうですか。すぐに起きますよ(^o^)/」
「なるほど、子供に対しても、上から目線でモノを言うのではなく、同じ目線で……ということですね!」

この“教育評論家”が一昨日深夜のテレビ番組で「教育委員会を解体すれば、日本の教育は……」と発言していることが、 その番組のCMで何度も流れていました。残念ながら、その番組は見ませんでしたが……。

まともに関わると精神衛生上よくないと思われる連中とは距離を置き、笑い飛ばしつつ、しばらく、むつけだふり。

知事が「津波被害に遭ったところには仮設住宅は建てない」と明言しているのに、 石巻市大橋地区(いちご歯科クリニック東側)や東松島市の某地区のように、3.11で浸水被害に遭ったにも関わらず仮設住宅が建設されているのは何故?

ご家族に建築関係者がいらっしゃる方がこぼしていました。

「近くに3階建て以上の建物がある場合は、仮設住宅を建ててもいいことになっているそうです。」

苦笑いが止まりません。高床式にすることも、基礎を高めに設定することもなく、津波はともかく、ちょっとした雨で床下浸水、 豪雨で床上浸水……、仮設住宅がそうなったら? また3階建て以上の建物を避難所にするの?

そうならないことを祈りつつ

台風1号接近中!
石巻・仙台周辺は昨日よりも10℃近く、東京周辺は10℃以上最高気温が低くなるとか。
 

さぶ〜っ!
 

むつけだふり。冷静ですよ。実は……。

↑このページのトップに戻る

H23.5.10.

地震・津波め、おだづなよ! 激震地・石巻からのドキュメント
地震・津波め、おだづなよ! 激震地・石巻からのドキュメント

“地震・津波め、おだづなよ! 激震地・石巻からのドキュメント”

発売中です。石巻市内では再開していない書店が多いですが……。

“この本の収益の一部(あるいは全て)は全額被災地へ寄付されます”といったことは、聞こえはいいですが、ここでは言いません。 私個人の印税は、本の中に書いてあることに使いたいと思っています(それを賄える収益が得られればいいのですが……)。

4月7日の最大余震の後、出版社の安部さんと、以下のようなメールをしました。
 

地震・津波め、おだづなよ! 激震地・石巻からのドキュメント

4/7 23:40
23時30分頃また大きな(P波がなくS波だけのような)地震があり、停電しています、

4/8 0:03
私の携帯に速報が入っています。
宮城県沖でM 7.4になってます。
23時49分にまた宮城県沖でM4.7
53分にM5.1となってます。

4/8 0:11
情報ありがとうございます。震災“後”と言ってしまうのがこわいと原稿を送信したばかりでした。案の定でした。

4/8 0:38
テレビはこの地震の報道一色になっています。しきりに原発に異常がないとの報道を繰り返しています。
ドコモの携帯は東京でもつながりにくくなっています。 東京も長く揺れたようです。私は広島にいるので、状況はわからないのですが、送っていただいた原稿は編集長が今チェックしており、 明日にはデザイナーに回す予定です。また使う写真は明日先生にお伝えできると思います。 明日一番の飛行機で東京に戻りますので、あすあらためてご連絡いたします。

4/8 0:44
青森・秋田・岩手にかけての広い範囲で停電しているそうです。宮城は一部だと言っています。
津波の到達予定時刻を過ぎているそうですが、津波が来たとの情報は今現在ないそうです。

4/8 1:06
津波警報など全て解除になりました。依然として停電ですが、開北小学校に一時避難していた方々もお帰りになっています。

4/8 9:23
東京にもどってきました。携帯に電話しても大丈夫ですか?

4/8 9:26
大丈夫です。
 

出張が多い安部さんは、大きな地震があるときはそこから離れた所にいることが多いようです。

全国各地をほっつき歩く私は、“東海地震もどき”のときも、東海道新幹線に乗るところで……。出発が1時間以上遅れ、到着は2時間以上遅れ、 “なんでやねん”と“どないやねん”の違いを教わりました。
“もどき”でさえ、高速道路の路肩が崩れる被害などがありましたから、‘“本物”だったらお手上げ’と、多くの人が思ったことでしょう。 浜岡原発の停止要請は……。

3.11の本震が4月7日のように深夜だったら、今回の被災を上回るゾッとするような世界が広がっていたでしょう。 こうしてひとり言していられなかったかもしれません。 石巻の基幹病院・赤十字病院が移転していなくて、湊地区に留まっていたら、病院壊滅、関連死者は膨大な数になったでしょう。 移転前の地は大潮の満潮時には、いまだに冠水します。

‘最悪なんかじゃないし、犠牲になった方々のためにも生きなければならない。’

被災者は、‘自分はまだ楽なほうだ。もっと大変な人がいる’と我慢する傾向があるようです。 安部さんによると、水戸あたりでは3.11で建物の損壊が目立つけれども、建築資材がみな東北に行ってしまっていて、後回しになっているとか。 水戸の被災者も津波の惨状を知れば我慢するのでしょうけれども……。 仙台でも屋根瓦の修理を依頼したら300件待ちだと言われたそうですから、水戸では3000件待ちくらいになるでしょうか。

地震、津波、原発・放射線、風評被害、政治・行政への不満、廃業、失職……吹き飛ばすために必要な、 国民ひとり一人の心の底にある力を奮い立たせるキーワード。

神戸・大阪の方々にお譲りいただいて、“どないやねん!”よりも、“おだづなよ!”

“地震・津波め、おだづなよ!”

↑このページのトップに戻る

H23.5.9.

ボランティア撤収
ボランティア撤収

いちご歯科クリニック東側にあったボランティアのテントは既に撤収。草地にテントの跡が残っています。
ゴールデンウイーク後半から3.11被災地でボランティアの撤収が相次いでいますが、 これはボランティアが“有り難い”存在から“当たり前の”それに変わってきているからに他なりません。 自治体によっては、今までボランティアがしていたような仕事をするために、雇用の枠を設けて求人しているところもあります。
立ち上がれないならばともかく、自ら立ち上がることが出来るならば、そうするべきで、立ち上がるときにちょっとよろけるならば、 そっと手を差し延べる。当たり前の世の中にしてほしいものです。

↑このページのトップに戻る

H23.5.6.

9.11と3.11

9.11の首謀者とされる人物が殺害されても、幕が下り、次の幕が上がるまで、つかの間の静寂があるに過ぎず、事態はさらに悪化するかもしれません。
3.11から2ヵ月が経過しようとしていますが、復旧段階よりも支援の段階にあるところが少なくないのですが……。 これも、次の幕が控えているように思えてなりません。

経営者なら、経営者だからこそ……

5月3日はワーナーマイカル新石巻で映画を観てきました。 津波を連想させるシーンがあったり、心に染み入るセリフがあったり、忘れられない映画になることでしょう。
さて、仙台市内では、蒲生、荒浜などの沿岸部は津波で壊滅的な被害を受けましたが、泉や岩切などでは、 地震そのもので建物に甚大な被害があるにもかかわらず、避難所が既に閉所して、倉庫などで不便な避難生活を強いられているところもあるそうです。 ワーナーマイカルと同じシネコンだけではなく、ゲーセン、ホテルなどの大規模複合娯楽施設を仙台市内2ヵ所で展開していたC社は、 震災翌日には経営陣が東京へ逃げ帰ってしまったそうで、従業員が未払いの給料支払いなどを求めて組合を作り、訴訟準備中だとか。
某家電量販店泉店では、再開見込みがないのか、床に大穴が開いた売場のある2階から売り物にならなくなったものを1階駐車場に乱暴に投げ捨てる様が。

石巻では、営業再開している店が増えている一方で、天災だけではなく、窓ガラスが割られて略奪される人災にも遭い、 駐車場の汚泥もそのままといった無惨な状態をさらし続けている店もあります。

「バカバカしい! こんなところで商売など出来るか! ボケェ!」

店主が悪態をついても、それを沈める言葉がなかなか見つかりません。

3.11直後に売り物にならなくなったものを無料で配布した店の主は、地域の人々から感謝され、すぐに窓ガラスを閉め切ってしまった店は、 ガラスが割られて「無料配布で〜す!」などと叫びながら略奪した者に踏み荒らされて…。 自主的に無料配布した後でも、略奪の被害に遭い、地震の被害も大きくて、いまだに再開できずにいる店もあります。

それでおわりかい?
経営者なら、経営者だからこそ、見せられる底力はないのかい。 悪態をつくのなら、「おだづなよっコノヤロー!」と津波や地震を恨んで、人を憎まずに再起をかけられないものかい。 かつて“身にふりかかった困難を笑い飛ばすように立ち上がってこそ経営者だ”と説教したのは何処の誰だい!

野営の達人
9.11と3.11

石巻保健所が入っていた石巻合同庁舎も、「地震でヒビが入り、建物が傾いたので」、石巻専修大学体育館に間借り。 正門を入って左側(西側)奥にある体育館。右側(東側)のボランティアセンター本部がある5号館は今年震災前に来たことがありました。 ‘開学20年以上になる石巻専修大学構内に初めて入ったけれども、もうこんなことはないかな’と思っていましたが、3.11後5回行っています。
石巻専修大学の建物や敷地が多く利用されているのは、関わりが深い市長の存在が大きいかもしれません。 ただ、いつまでも体育館を使用しているわけには……。 仮設住宅と同様にプレハブの建物を建設したり、巨大なテントのようなものを設営して、数年しのぐなどの工夫が必要になるでしょう。
3.11後、自衛隊の初動が早かったのは、阪神淡路の反省からと言われていますが、アメリカ軍の協力を取りつけたことも含めて、 防衛省と関わりが深い県知事の功績だとも言われています。
ただ、関わり・しがらみ重視の政治利用はあまりほめられないのでは?
石巻は政争の街です。しがらみがあるボランティア団体は厚遇して、ないと冷遇というのは、排他的というより愚者の所業です。
「津波の被害があったところに仮設住宅は建てない」と県知事が宣言していたにも関わらず、 浸水被害に遭った大橋地区の“合同庁舎予定地”と言われるところに、仮設住宅が間もなく完成する段取りです。 津波の被害に遭わなくても、梅雨時に豪雨があれば、床上・下浸水になるでしょう。
4月2日朝の会議で、“大橋地区に仮設住宅を建ててほしい。 ただし高床式か基礎を高めにするひと工夫をして”と保護課のある方に要望を出したときに、彼は「大橋地区に仮設住宅建設の要望があったと伝えます」 と言っていましたが、彼も同席していた同日昼の“代表者会議”(専修大学5号館)で、市側から3名出席。 彼は真ん中に着席、向かって右側に女性、左側に男性。この左側の男性が「大橋地区には既に仮設住宅建設が決定しています」と発言。 既に建設決定?高床式は無視?
からかっているのか、ふざけているのか。いずれにしても、石巻市の対応のまずさは笑い飛ばすしかありません。

税金の無駄遣い以外何の役割も果たさなかった大橋中央公園にも、ようやく20戸ほどの仮設住宅建設が進んでいます。 植えたばかりの木を歩道上に横倒しにしたまま。

‘木を枯らそうと、人の命がどうなろうとも、税金を垂れ流しても、何とも思わないんだろうな。’

さて、仙台駅構内で寝泊まりしようとすると、サッカーボールのように蹴り出されていましたから、 ホームレスも酔っ払いも深夜の時間帯は構内から締め出されていましたが、3.11後は、黙認されているようです。
雨風しのぐために、官民一体となって野営の達人になることが突破口なのでしょうか。

事故の全てが……

JR渋谷駅に岡本太郎さんの巨大な作品があるのをご存知の方は多いと思いますが、その片隅に悪戯がされたのはどうでしょう。 一部が明らかに3.11の原発事故を描いたものに変えられているのですが、作品のテーマと概ね合致していて、色使いなどにも違和感ないです。 ひょっとしたら、器物損壊に問われることはないのではないかとさえ思ってしまいます。
東電の社長が避難所で生活している人々に土下座 した裏で、役員が「こんなところに来たくて来てるんじゃね〜!」と逆ギレ。 スポンサーの関連からテレビなどのメディアがそれを報じることはありませんが、遠からず、事故の全てが明らかにされなければなりません。 メール、Twitter……インターネットの果たす役割は大きいでしょう。

水への畏怖
9.11と3.11

石巻市水明地区の南西端、サイクリングロードとしても利用される堤防の舗装が途切れる所。私が子供の頃は、堤防はここまででした。 その下流側小さな水門があるところ(現在は水明南にある魚屋・魚忠さんがあったところ)は道幅が狭くなっているだけではなく、曲がっていて、 そこを通る度に、‘誤って川に落ちはしないか’とヒヤヒヤするほどでした。実際に、父親が運転する車がそこから落ちる夢を見ました。 しかも、同じ夢を何度も見ただけではなく、朝方にその夢を見て起こされることもありました。

9.11と3.11

‘朝方に見る夢は正夢?冗談じゃない!’

高校生の頃か定かではないのですが、護岸工事がされて、堤防も数百メートル下流の住吉雨水排水ポンプ場まで延伸されました。

どれほどホッと安心したことでしょう。あの変な夢はそれ以来見ていません。 ただ、今度は辺り一面に浸水するような悪夢に悩まされることになり、これは今回、現実化してしまいました。

今回の震災に伴う浸水で、父親の車は動かなくなりました。ただ、何度も見たあの変な夢が正夢になったわけではありません。 石巻大橋を挟んで東西に堤防が数百メートル延伸されていなかったら、 開北小学校のプールにも津波が車を放り込むような甚大な被害があったかもしれません。

ボランティアの後方支援
9.11と3.11

5月4日は路肩に溜まった汚泥除去作業中のボランティア20代〜5、60代まで(ひょっとしたらもっと高齢の方も?)の男女100人ほどに差し入れ。
「パピコだ〜!」と、諸手を上げて喜ぶ若い女性。
「ありがとうございます」と、帽子をとって深々と礼をするロマンティックグレーの紳士。
どういたしまして。こちらこそ、ありがとうございます。おかげさまで、きれいになって、みんな喜んでいます。
長渕剛さんが石巻市、東松島市を慰問されたときに、東松島市の自衛隊松島基地でもライブを開いたそうです。 被災地で活動している隊員に、どれだけ気を贈ってくれたことか、心を奮い立たせてくれたことか。改めて、ありがとうございます。

↑このページのトップに戻る

H23.4.28.

我唯足知(ワレ タダ タルヲ シル)

我唯足知
欲ばらず、今あることに感謝しろということ 今の自分を大切にしなさいということ
足ることを知る人は不平不満がなく、心豊かな生活を送ることができるということ

解釈の仕方はいろいろですが……。

あそこに行ってらっしゃったんですか?

生き延びたことに罪意識を抱いたり、いたずらにイライラを募らせたり……。

今はただ、心静かに、足ることを知るのみ。

↑このページのトップに戻る

H23.4.27.

一石二鳥

私にとって校長先生というと、小学校に入学したばかりの初めての校長・阿部清八先生だけといっても過言ではないかもしれません。 最初の校長先生が印象深いのは当然かもしれませんが、絵心のある優しい先生でした。 他の校長先生には申し訳ないですが、フルネームを漢字で正確に書けと言われても無理です。 阿部清八先生が、子供の頃に小鳥をめがけて石を投げていたら、その石が当たって小鳥が死んでしまったと、 涙ぐみながら命の大切さについてお話しになったことを覚えています。

“一石二鳥”とは、英語の諺に由来する言葉で、私の行動もそれにならうことが多いのですが、その度に阿部清八先生の逸話を思い出してしまいます。

震災後、ようやく携帯が使えるようになって真っ先にメールをくれたのは某社の社長でした。 返信できずにいるうちに、義理の姉からもメール。 実はメールアドレスも携帯電話番号も知らなかったので、びっくりしましたが、父母、祖母を心配して、もううんざりするくらい何度もメールが来ました。 こっちは私がいるから大丈夫と安心してもらうまで大変でした。
次いで、出版社の安部さん。震災前に電話があって、いろいろな話を長くしたので気になったらしく、彼とも何度もメールのやり取りをしました。 後で聞いた話では、ネットで検索して私の“生存情報あり”にヒットしたとか。
全ての通信手段が途絶えた暗闇の中から、携帯メールでのやり取り……あんな経験は二度とないでしょう。
兄妹ともメール。
震災の1ヵ月ほど前に訪れた方ともメール。 いただきもののお返しは、「あのタレがうまいんだよね。ご飯にかけただけでもおいしい」と、 垂涎の女川・幸楽の肉とタレをお土産用に仕立ててもらって……と思っていた矢先の大震災。それどころではない状況でした。 無事だったことだけは何より。それでも、地震・津波め、おだづなよ!“女川・幸楽の肉とタレ”食べたかったのに!!
女川・幸楽は以前ひとり言でもご紹介した石巻・幸楽の兄弟店です。店の雰囲気やタレなどは異なっていました。 床上浸水となった石巻・幸楽は復旧作業が続いていましたが、昨日から再開。一方、女川は……。
震災時に、いちご歯科クリニックに居合わせた業者ともメール。

正確な情報提供をお願いします。

さて、福島東京間に続いて、一昨日から仙台福島間も運転再開となった東北新幹線。 仙台以北は途切れているところがあり、臨時ダイヤで通常より速度も遅いですが、仙台東京間は震災以来1ヵ月半で復旧となりました。 25日午後は停電で運転見合わせもありましたが、24日まで仙台福島間を結んでいた、鉄道オタク垂涎の新幹線リレー号はもう見られません。
リレー号といえば、震災に前後してリレー号が用済みとなり全線開通した九州新幹線や沿線地域にも、 祝賀ムードや観光客が増えて……といった流れとは逆のことが起こっているとか。 地震・津波の直接の被害に遭っていない地域でも、一割の収入減ではなく、観光業などでは通常の一割の収入しか得られないケースが珍しくないようです。

ゴールデンウイークは観光地に出かけられる人は出かけましょう。幸い駆け込み予約は徐々に増えてきているようですが……。
ただ、地震・津波による甚大な被災地への観光はご勘弁を!
準備をしっかりして、ポランティア登録をして、ボランティア保険にも入って、活動していただくのは大歓迎ですが、くれぐれもお体ご自愛ください。

地震、津波、原発、風評による被害だけではなく、政治による被害も指摘されますが、いたずらに他を批判しても心が曇るばかりです。 足の引っ張り合い縦割り行政、政党政治……、現行制度の限界が露呈していることは事実ですが、自粛不況を吹き飛ばすためには、 国民一人一人が心の奥底にある力を奮い立たせなければなりません。
震災を「最悪だ」となげく前に、最悪の事態を招く序章に過ぎないかもしれないことに気づき、国民みんなでそれを乗り越えるための、 心の準備をしておきたいものです。ひとり言ファンの皆様には、今さら釈迦に説法のようなものかもしれませんが。

「ヒロタ先生は大丈夫だと思っていた。ランボーみたいな奴だからな。ガッハッハ!」

先週末、恩師のもとを訪ねた時に、豪快に笑いとばされました。“ランボーみたい”と言われて、否定しきれないことを恐縮しつつ。

「ランボーは聞いたことはあるけれども、観たことはない」。20代以下の若者は言うかもしれません。

ランボーは社会から孤立したベトナム帰還兵と彼を排除しようとした保安官との戦いを通して、 “ベトナム戦争で受けたアメリカの傷”が描かれている小説の映画化作品です。原作とは、題名だけではなく、結末や内容も大きく異なっています。 映画自体も、もともと原題は別でしたが、日本で公開する際に、配給元がタイトルを“ランボー”に改め、これがアメリカでも受け入れられて、 題名が“RAMBO”に変更されたようです。

さて、石巻市大橋地区の消防本部隣接地にある自衛隊臨時風呂は、先月22日から開湯1ヵ月を経過しました。 当初午前10時から午後10時だったのに、発表時には午後8時になり、夕方5時頃には閉まるようになっていました。 「朝風呂の後に濡れた畳を運んだりして具合が悪くて……」と不満をこぼす人々。 山形の部隊が“花笠の湯”、次いで千葉の部隊が“松戸の湯”として、自衛隊側が風呂を提供するのに終了時間は遅くても問題ないはずなのに (月曜日は“都合により”12時から入場)、‘横槍を入れていたのは……’。 詮索はともかく、4月はじめのある朝、自衛官を「みんなが匍匐(ほふく)前進しながら我慢しているところに 、双発のヘリコプターで地震を思い起こさせる振動と騒音を撒き散らしながら、頭がおかしい輩が上空から命令しているようなものだ。」と一喝。 その日のうちに夜まで入浴できるようになりました。

今までにも行政に対して不満や苦言をぶつけて、お叱りを受けたり、ねたまれたり……。 本音を正直にぶつけるあまりに社会的に孤立して……と評価されるならば、致し方ないですね。 そういえば、ランボーの中で‘そんなもので?’といったものを使って、ヘリコプターをたたき落とすシーンがありました。 ならば、わけのわからない双発のヘリコプターを撃ち落とす“仕事”が舞い込んだら?

とぼけて言うでしょう。

「ランボー?仕事人?はて、どなたのことでしょう。」

秩序が保たれた現場に土足で踏み込みめちゃくちゃにして去っていく、頭がおかしいとしか思えない輩のいる組織は、 盟友の言葉を借りるならば、「暴走族の一人一人と話をするとまともに感じるけれども、集団になるとダメなのと同じ」なようです。 ただ、このようなことは“その組織”に限ったことではなさそうですし、“邪魔なヘリコプター”を撃ち落とすこと自体は難しいことではないですが、 そんなことよりも大切なことは誰もが承知しているはずです。

一つのことで倍の効果を求めるのはいいですが、しくじれば……。「批判されるのはリーダーの定め」と開き直るのは負け惜しみでしかありません。

みんなが笑えるように、まずは冷静に。誰よりも自分自身に言い聞かせつつ……。

↑このページのトップに戻る

H23.4.18.

正確な情報提供をお願いします。

石巻市内の都市ガス復旧率は22.69%(15日17時)だそうです。 いちご歯科クリニック周囲は復旧が早かったわけですが、徒歩5分程度のところでも、まだ復旧していない、 復旧までには1〜2週間はかかりそうな地域が広がっています。
今回の大震災で甚大な被害をもたらしたのは津波ですが、首都圏でも問題になっている液状化が、ライフライン復旧を遅らせている一因だと思います。 45年ほど前に、25年ほど前に、それぞれ田んぼを埋め立てた土地がほとんどの水明、大橋地区。 角スコップ、雪かきなどで取り除いている汚泥は、津波でもたらされたというより、液状化によるものなのかもしれません。 いちご歯科クリニック周囲には汚泥はほとんど見られませんが、数分歩くと…。‘この違いは何?’と、首を傾げてしまいます。

正確な情報提供をお願いします。

さて、先週11日から石巻・仙台間のバスは石巻側は大橋臨時発着場から、石巻駅前か石巻専修大学前に変更になり、1日20往復から24往復に増便されました。 NHK総合テレビのデータ放送では、高速・長距離バスと臨時バスの案内項目があり、後者は最新情報に“近い”ですが、前者は“1日4往復”のままです。
正確な情報提供をお願いします。 メディア各社は、正確でわかりやすい情報提供にご理解ご協力いただき、ありがとうございます。地元紙を含めて、もう少し改善していただけると幸いです。

昨日今日と午前11時から500食無料でラーメンを振る舞っているラーメン屋さん。明日からの“勝負”に、ご幸運をお祈り申し上げます。

その近くのドラッグストア。豊富に揃った商品に感謝。

正確な情報提供をお願いします。
 
少しずつ、一歩ずつ…。

↑このページのトップに戻る

H23.4.15.

地震・津波め、おだづなよ(おだずなよ)!

50年ほど前のチリ地震津波はともかく、記憶に新しいチリ地震津波は2年くらい前のことだと思っていたら、昨年2月末のことでしたね。
昨年3月1日付ひとり言を読み返しても、当時のことが思い出されます。

あるテレビ番組で、ビルの外階段が津波等の際に避難路として使用される場合があることが紹介されていました。
3階建ての石巻消防署屋上には一般の人も上れると聞いていましたから、消防署員の方にお伺いしたら、「事前に申し込みをしてもらうことになっています」。
「例えば、津波があった場合は…?」。
「ご近所の方が揃ってとか、事情によっては。何かありましたらご遠慮なくご相談ください」。

チリ地震津波騒ぎがあったのは、この会話の数日後のことです。

たしか朝6時前のことでしたが、多くの市役所職員が避難誘導にあたっていました。

いちご歯科クリニックのある大橋地区は約千人、東側の水明地区は約三千人の住民がいます。 避難指示が出ましたが、指示された避難場所は住吉中学校(水明地区から徒歩20〜30分!)でした。 最寄の開北小学校は当時、避難場所から外されていました。

津波に対する避難場所は、高台か頑丈な鉄筋コンクリートのビル(今回の大震災では、石巻市隣接の女川町で3〜4階建てのビルが津波で引き倒され、 津波の避難先としての常識も木っ端みじん)。消防署のビルに避難しても、どれほどの人数を受け入れられるか(今回の大震災では最大300人ほどが避難)。

石巻市内で津波の避難所として最適なのは高台にある総合体育館ですから、チリ地震津波騒ぎの直後に、市の職員に問い合わせたことがありました。

「総合体育館は何人くらい避難できますか?」
「相当入りますよ」
「相当ってどれくらい?」
「3,500人くらい」
「3,500人“しか”でしょう」

嫌な予感、吐き気はそれ以前からずっと続いていたので、私なりに大津波のシミュレーションを重ねていました。 大橋・水明地区は頑丈な堤防で囲まれていて、河川敷の幅もあり、よほどの地震で堤防に亀裂が入り決壊したとしても水が比較的穏やかに流れ込む程度。 堤防の切れ目(美観、利害関係などから堤防が云々、スーパー堤防が云々と堤防の完成まで何十年、何百年かかるかと言われながらほぼ放置されていたのは、 石巻だけではなく、東京などにも当てはまるはず。 この堤防の切れ目の上・下流で風景が一変します)、住吉雨水排水ポンプ場付近の下流から流れ込む水のほうが気になる。 水門を閉じても、ポンプ場がうまく機能しないと、徐々に水かさが増してくるかもしれないけれども、津波でさらわれるようなことはまずない。 問題は避難先の建物が倒壊せずにすむか。

「だからあの地震の後、いちご歯科クリニックと開北小学校の間を何度もうろうろと歩いたり、水明地区まで行ったりしていたのか?」

それだけではありませんが…。甚大な津波の被害に遭ったところで、そんなことをしていたら、今、こうしてひとり言を更新することもなかったでしょう。

今回の大震災による被災は、シミュレーションしていたいつか見た悪夢のそれでした。 干潮になってもじわりじわりと増える水かさに、ちょっと首を傾げましたが…。

地震・津波め、おだづなよ(おだずなよ)!

「水門を閉じる役の人が閉じなかったから、こんなに水が増したんだ」とお怒りの方がいたようですが、水門はきっちり閉じられていました。 危険を顧みず水門を閉じて下さった方に感謝することはあっても、その方に八つ当たりするのは、自分自身の不心得と知るべきです。

開北小学校がいつの間にか指定避難所になっていたことは、住吉中学校関係者に知らされました。 開北小学校職員が「ここは指定避難所では…?」と言っていたのは、知らされていなかったのか、おとぼけか…。 それはともかく、校舎の耐震性は問題なかったのですが、体育館は耐震性の不備が指摘されていました。

“東松島市や仙台市では避難所に耐震性の問題が生じると、その避難所に避難している方々を移動させるそうです。 当然ですが、石巻市ではその常識が通じないようです。石巻市の教育委員会は開北小学校体育館に250名を収容するそうです。 耐震性のない体育館は、ライトカバーが落下する可能性が高く、避難所としてだけではなく、学校体育館としても不適格とみなされても不思議ではないのに。
最初から移動有りきで勝手に断熱マットを福祉課で体育館に貼ってる様は異様です。 ライトカバーは三ヶ所外れ掛かってるのもスルーし避難者の人命を守る気は皆無です。”

短気な私のブレーキ役を担ってくださっていた盟友はお怒りです。

総合体育館を遺体安置所として使用して、今さらながらに避難所に変更しようとしたり、耐震性がない危険な開北小学校体育館を避難所としてみたり…。 頭がおかしい輩どもとは関わらないほうが賢明です。関わらなければならない方は、お気の毒。

避難所のひと区切りとして東日本大震災復興祈念会を開催するつもりでしたが、新任の校長から“餅つきも含めていかがなものか”と言われたので、 催さないことにして、‘もうここには私の居場所はないな’と、退散しました。 ボランティアは無償というより、自発性に基づくものであり、それが無用だとおっしゃるならば、おおせの通りにいたします。 ただ、先日、湊であった餅つきは何だというのでしょうか。意味不明。

さて、いちご歯科クリニックの経営が傾くほどの掛け金を積んでいた休業保障は、“天災を含めて、 先生が怪我をして休業せざるを得なくなった場合の保障であって、今回は…”で、トホホ。“高潮は保障されるけれども、 津波は…”という自動車保険のようなオチは、何となく見えていましたが。

人や組織を批判しても仕方がありません。たしかに、天災だけではなく、人災的な要素はありますが…。

フッと息をつき、一歩踏み出す力はどこから出るか?

“がんばろう!がんばれ!”は、「これ以上、どう頑張れというの?」となげく人にとっては重苦しい言葉。
“我慢”、“自粛”も、それ一辺倒では…。
“一丸となって”とか“今、一つに…”は、行政の怠慢などからあやしい雲行き。
それ以前に、どれもみなありふれた言葉で…何か魂を揺さぶるような力がない。

…で、先日、発見したキーワードは…

“地震・津波め、おだづなよ(おだずなよ)!”

“おだづなよ”が今年の流行語大賞をとることを祈りつつ。

↑このページのトップに戻る

H23.4.14.

ライフライン復旧
ライフライン復旧

4月11日、不在の時に通水して、“メーターが回っているので漏水と思われるから止水栓を閉めています。 水道工事業者に見てもらって下さい”という旨の貼り紙があったのは、通水した時にたまたまどこかの蛇口が開いていたためで、 漏水ではなかったことが判明。既に復旧している電気、昨日の都市ガスと合わせて、本震から1ヵ月余でようやくライフライン復旧しました。

↑このページのトップに戻る

H23.4.13.

石巻市のNOW
石巻市のNOW

東松島市や仙台市では避難所に耐震性の問題が生じると、その避難所に避難している方々を移動させるそうです。 当然ですが、石巻市ではその常識が通じないようです。

石巻市の教育委員会は開北小学校体育館に250名を収容するようです。

耐震性のない体育館は、ライトカバーが落下する可能性が高く、避難所としてだけではなく、 学校体育館としても不適格とみなされても不思議ではない!

頭がおかしい連中にはつける薬がありませんが…。

いちご歯科クリニック周囲では、4月7日深夜の地震から再び断水していましたが、11日頃には通水しました。 ただ、いちご歯科クリニックは…。漏水のため、水がつかえません。都市ガスは今日から使えるようになりましたが…。

石巻市のNOW

いちご歯科クリニック近くのスーパーは東日本大震災、津波とそれに伴う略奪騒ぎから、閉店決定。従業員も解雇。

その隣のラーメン屋さんは11日夕方5時から営業していました。


石巻市のNOW

本日のメニュー

ラーメン(300円)、味噌ラーメン(500円)、大盛りもやしラーメン(600円)、ぎょうざ(100円)、ライス(100円)価格はいずれも税込み価格

通常のようにはいきませんが、うれしくなってきますね。

 
いちご歯科クリニックは、水は出なくても、通常と変わらないほどの忙しさ。おかげさまです。

↑このページのトップに戻る

H23.4.12.

キーワード発見!

上京して、昨日は朝から晩まである部屋に5人がほぼ缶詰。息が詰まるような状態を打ち破ったのは、 私が発した一言。居合わせたみんなが笑い転げ、陰鬱な雰囲気が吹き飛びました。

国民の多くが心の奥に抱いているであろう思い。 全国的に“がんばろう!”、“一丸となって!”と呼びかけられている一方で、“自粛”、“我慢”と、 陰鬱な雰囲気でおおわれていることを打ち破るキーワード。見つかりました。これで何とか動き出しそうです。上京したかいがありました。 さらに笑いがとまらなかったある人は、私の帰り際に、「いまどき、こんな格好で東京にいる人はいないし…。」

大きなお世話!

作業が思うようにすすまなかった日中、“石巻市の教育委員会から、開北小学校に避難者250名の受け入れが決定した”と電話がありました。 新学期まであと10日、一時は校舎内外に1,000人を数えた避難者は70人ほどになり、何とか新学期をむかえられるか…というところまで漕ぎつけたのに、 盟友が“曲がって見るくらい馬鹿だ!”と怒るというより呆れるていたらくは、盟友でなくても誰でも一笑に付してしまいます。
都知事をはじめ、受け入れを表明している方々は多く、甘えることは恥ずかしいことではありません。 学校は避難所としては閉所して、いち早く本来の学びの場を取り戻さなければならないのに、それと逆のことばかりをしてくれる教育委員会。 市も、津波の避難所としては最適といわれていた総合体育館を遺体安置所として使い、今さらのように避難所として使おうとしたり…。 相手にするだけ無駄なようです。
学校の先生は、教育委員会の決定事項に異を唱えることはできない、つらい立場にあります。
“暴走機関車”とやゆされたことがある身は、メインエンジンに点火せず、サブエンジンでつないでいる有様で、“ちょうどいいんじゃないの?”
私が暴走しなくても、16万人以上あった石巻市の人口は激減するでしょう。

「東日本大震災などの影響はボディブローのように効いてきて…。 “あの事件”以来、東京ドームシティは閉まったままだし、プロ野球が開幕しても、節電のために昼夜ともに照明が必要な東京ドームは使用見合わせで…。」

新幹線はまだ使えません。以前利用した時に‘二度と乗らない’と思った高速バスは、快適に感じました。

↑このページのトップに戻る

H23.4.11.

黙祷

東日本大震災から1ヵ月

地震があった午後2時46分に黙祷しようと、呼びかけているところがありました。
通常、黙祷は1分くらいですが、少なくとも、あの揺れの長さくらいしてもいいかもしれません。

黙祷

開北小学校震災対策自治本部は昨日解散。あとは2次避難所へ移るまで、 避難者が自治的に運営することのサポートとボランティアの後方支援のために微力をつくします。

本日と明日は休診にします。

4月19日も休診ですが、震災復興祈念会は自粛して、餅つきもしません。

↑このページのトップに戻る

H23.3.25.

あれから2週間

いちご歯科クリニックの電話が23日に通じるようになって、まっ先に岡山で暮らしているご夫婦から電話がありました。
「ヒロタ〜?やっと通じたね。ホームページ更新しとったから大丈夫とは思っていたけどな…。 でも、ホームページ更新する前に逃げたほうがよかったと思うぞ。がんばれ〜!」
いちご歯科クリニック周辺は、地震はともかく、津波に関しては、身の安全を保つために次の二者択一が求められる立地状況です。 鉄筋コンクリート三階建て以上の建物に避難するか、リスクをおかして橋を渡り高台に逃げる(開北橋を渡り、霊園のある山に逃げるなど)。 私の場合は、指摘されるまでもなく、避難を告げる更新を疑問に思いながらも、成り行き上、前者を選択することになりました。 業者は大震災後に山形県を経由して仕事場に復帰が出来ましたが、スタッフの多くが比較的低い位置の車中で身動きがとれなくなり、 冷たい水に長くさらされたために、自動車が使い物にならなくなっただけではなく、外傷は見られませんが足に痛みを感じるなどしています。 家が被災して避難所生活を余儀なくされている者もいます。
いちご歯科クリニックはおかげさまで通電し、電話も復旧しましたが、断水したまま、ガスも止まっていて、仙石線・石巻線も復旧の目処が立っていません。
断水のままでも、トイレの節水にご協力いただきながら、今月末から診療再開の予定です。
安否確認、器具器械の破損有無の確認だけではなく、予約や治療希望の電話をいただきながら応じられず、大変申し訳なく思います。 せっかくご予約いただきながら、天災とは言え、いちご歯科クリニック側の都合で、2週間以上キャンセルが続くことを深くお詫び申し上げます。
蛇田の“さくらんぼ歯科クリニック”は、スタッフ、診療台ともに通常の半分程度ながら、診療しているようです。よろしければ、ご利用ください。

↑このページのトップに戻る

H23.3.11.

15時前に震度7?
地震発生のため、本日は診療打ち切り避難します。

 

三温四寒

一昨日の積雪は日陰を除いてほとんど溶けてしまいましたが、今日も午前中は晴天で、午後から雪が降り出す予報が出されています。 日曜日から火曜日にかけては最高気温が10℃を超えるような日が続き、その後は先日のように、 前日の最低気温がその日の最高気温になるくらいに寒くなり、雪が降るかもしれないのだとか…。
三寒四温というより三温四寒というべき今日この頃。船酔いするような余震は既に50回くらいになるでしょうか。今後一週間くらい続くといわれています。トホホ。

EIZO

さて、いちご歯科クリニックにあるパソコンのモニターはほとんどEIZOに置き換わる予定です。 既に2台が置き換わり、さらに2台は移行中です。耐久性において信頼性が高いのだそうです。 そういえば、置き換える前のモニターはスイッチを入れてもオフになってしまうので、スタッフがスイッチのところに爪楊枝のような物をさしていました。 ‘なるほど、そういうことがないのね’と感心しつつ、スタッフのたくましさに笑みを浮かべつつ。 たしか、石川県にある会社…、パチンコ台の液晶画面でぼろ儲け。おそるべし。

↑このページのトップに戻る

H23.3.10.

今日は
地震が発生

昨日午前11時45分頃、船に乗っているように気持ち悪く感じられる地震が発生しました。 石巻市では震度4で、一部で水道管が破損したり、保育所で小さな地割れのような被害がありました。 地震そのものよりも、津波の被害のほうが大きかったらしく、三陸海岸の複雑な地形が災いして、 ところによって養殖施設に昨年2月のチリ地震津波よりも被害があったようです。
長周期地震動。20階以上の高層ビルでは震源から離れていても、揺れが弱まらずに現れやすく、東京などでも、 高層ビルでは実際に発表された震度よりも大きく揺れ、エレベーターが止まるなどしたようです。
今日は東京大空襲(1945年3月10日)があった日です。 地震が発生 建築中にもかかわらず、既に官僚が利権絡みで天下りすることがささやかれている東京スカイツリー周辺は一面の焼け野原。 聖路加病院が焼け残ったのは、青い目をした宣教師が開設した病院だからという理由で、爆撃しなかったからだとか…。 ‘そんな理由で爆撃するしないが決まるのか?…では、なぜキリスト教徒や教会が多い長崎に原爆を?’…あきれるばかり。 体調がよくない日が続いていて、吐き気が止まりません。
石巻市では昨日の地震があった頃は晴天でしたが、夕方から降り出した雪が積もり、朝には写真のようになっていました。 道路や駐車場のアスファルトの上はすぐにとけてしまいましたが…。

↑このページのトップに戻る

H23.2.24.

しらすといかなご

「千葉(外房勝浦方面)ではめかぶのことを(メメ)といいます」
「春わかめと和布蕪(めかぶ)をいただいた方には、以前、しらすもごちそうになったことがあります。絶品でした。 湘南あたりでは洋食屋さんも“生しらす丼”をメニューに掲げるほど大人気だそうですね」
「春めいてくると神戸の人がソワソワとしてくるそうですよ」
「何年か前にひとり言でも取り上げた“いかなご”ですね。“くぎ煮”という言葉は石巻地方でも使われるようですが、錆びたくぎを頬張るイメージがあって…(笑)」
「すずきの一種の幼魚でしたっけ?しらすは基本的にイワシ(カタクチイワシ)の幼魚ですよね。 いかなごはしらすよりも一回り大きくて、味も濃厚な感じでおいしいですよね。 くぎ煮にするのがもったいないですが、しらすと同じように傷みやすいので、水揚げした後の処理が素早いほどおいしいようです。 それにしても、食べられるものならば、“生いかなご丼”を食べてみたいですね」
「漁師さんやくぎ煮を作る会社の手伝いをして“生いかなご丼”にありつけるなら、喜んでそうするでしょうし、間違いなく食い道楽大百科に載るでしょう。 それより、神戸に行ったまま帰ってこなくなるかもしれません。市後先生といっしょにダブルいちご歯科クリニック…なんて(笑)」

↑このページのトップに戻る

H23.2.23.

春わかめいただきました
自分できりました

新鮮な春わかめ、和布蕪(めかぶ)をいただきました。

春わかめかぶ丼!

ごちそうさまです。

 
天然のひじきも刈り取り収穫が始まり、春めいてきました。

↑このページのトップに戻る

H23.2.22.

19日に自分できりました。
自分できりました

↑このページのトップに戻る

H23.2.21.

ざんぎり頭をたたいても

先週末に“断髪”しましたが、いわゆる“ざんぎり頭”です。 もう少しあたたかくなってから、‘坊主頭にしよう’と思っていますが、そこまで短くしないかもしれません。

“ざんぎり頭をたたいてみれば…”とうたわれるきっかけになった、ちょんまげを落とすことを認められたのが、 140年前、1871年(明治4年)8月。明治天皇が1873年(明治6年)に散髪するまでは“ざんぎり頭”は少なかったとか。

1967年(昭和42年)生まれの私は4月で44歳になります。1909年(明治42年)生まれの方は今年102歳になります。 先日95歳になった祖母は1916年(大正5年)生まれです。

“ざんぎり頭”を見た祖母は「かわいい〜!」と言いましたが、この頭をたたいても鈍い音がするだけのようです。

↑このページのトップに戻る

H23.2.18.

廣田くろ君
廣田くろ君

廣田家に居座っている猫。四匹兄弟(姉妹?)でしたが、交通事故にあったりして、この子だけが残りました。
同じような模様で鼻先が白い猫は“しろ”と呼ばれていましたが、失踪して行方不明のままです。
“くろ”は少しおバカで鈍臭いのですが、四匹の中では一番かわいいと感じる猫でした。 ただ、他の三匹がいた頃は、餌をもらっても“ウ〜!”と唸り声をあげていました。
一匹だけになった今は、唸り声をあげることはなく、消え入りそうなか細い声で“ニャ〜”となきます。 小顔で丸々とした体形や、か細い声から‘メス?’と思われましたが、捕獲して去勢などをした際に、オスだったことがわかりました。 ‘あの唸り声が…’と唯一思い当たるところです。

さて、廣田くろ君は虫歯になりません。くろ君に限らず、猫は虫歯にならないといわれています。 ただ、歯槽のうろうのような形で歯を失うことはあり、二十数年以上家の中で大事に飼われている猫(ヒトならば百歳に相当するとか)の中には、 歯が一本もない例もあります。猫にとってそれが幸せなことかどうかは、私にはわかりません。

子供の頃に学校歯科検診でずっと虫歯なしと言われ続けていた級友の一人は、一週間に一回しか歯磨きしないことが自慢でした。 そのことが脳裏から離れなかったので、「虫歯にならないように歯磨きをしなさい」と、おっしゃる先生に不信感を抱いていました。 虫歯なしを自慢する子の中には、彼のように歯磨きが明らかにおろそかな子が多かったので、 ‘虫歯予防のために一番大切なのは歯磨きではない’と、30年以上前から確信していました。 ただ、彼の息はすごく臭かったです。彼は今生きていれば、間違いなく歯槽のうろうで何本か歯を失っていることでしょう。
虫歯になりにくい要素が歯槽のうろうになりやすい要素だったり、虫歯になりやすい要素が歯槽のうろうになりにくい要素だったりするようです。 虫歯予防については、脱灰(だっかい)・再石灰化のバランスがとれていれば問題ないのですが、そのバランスを何十年もとり続けることは、 言葉に表すほど容易なことではないはずです。

「歯が痛むのは嫌だから、若いうちに歯を全部抜いてしまったの!」と、笑顔で話す高齢者がいます。 百歳で歯が二十本以上残っている人がいたら、その人は健康でしょうか?…幸せでしょうか?

‘健康とか幸福とか何を基準に?’と考え出すと、昔の地下鉄の漫才ではありませんが、眠れなくなります。

30年ほど続いた政権がわずか3週間ほどのデモにより転覆したエジプトでは、暴動によって博物館の収蔵品が損傷することさえあったそうです。
古代エジプト文明の頃から猫は可愛がられていたようで、猫の彫塑像が多く残されています。 不思議なことに、しっぽの向きが全て同じなのだそうです。何か理由があったのでしょうけれども、それは不明のままです。

廣田くろ君は家の中までは入ってきません。抱っこもさせてくれません。微妙な距離感を保ちつつ、くろ君なりに生きています。

↑このページのトップに戻る

H23.2.16.

住民バス継続

いちご歯科クリニック周辺、水明・大橋・水押地区の住民バスは、来年度も継続するそうです。町内会役員が協力金の集金に動いています。
バス停は既に廃止され、現在は、黄色いステッカーを貼ったタクシーが、乗合タクシーの形で住民バスとして運行しています。 電話予約制で平日午前8時〜午後4時までと制約があり、利用者は相変わらず伸び悩んでいます。 タクシー会社3社で始まり、来年度は5社体制になる予定でしたが、‘今年度の1年間で終わるだろう。 ただ、その場合、協力金を使いきっていなければどうするのか’と思っていました。
「先生が前に言っていた韓国のタクシー(行灯が白なら普通のタクシー、黄色なら乗合タクシー)のように日本のタクシーもなるのかな〜 という感じになってきたね〜(^_^)v。乗合タクシー方式になって、利用はほんの少し増えたけれども、リピーターっていうの?同じ人が利用するだけで…。 会議で決まることならば、その会議に出席している役員が、自家用車を持っていて自分で運転するとしても、 住民バスを積極的に利用するべきなのに、その気配はあまりないね」…あるタクシー運転手がこぼしていました。
地元開北小学校の初代教頭先生が旗振り役となり、地域の町内会長さん、タクシー会社、市役所の関係者などが出席する会議で決定して、 定着するまでには時間がかかるとしても、利用者や運転手(結局タクシー会社管理者が担う場合が多い)の言い分にも耳を傾けたり、 役員自ら言葉だけではなく、率先して“住民バス”を利用したり、利用時間、目的地の緩和と、まだまだ工夫が足りないようです。
いちご歯科クリニックのスタッフに“住民バスを利用するように”言っても、首を大きく横に振ります。 私が‘利用しよう’と思っても、曜日や時間帯がネックで住民バスの利用はいまだにゼロです。

↑このページのトップに戻る

H23.2.14.

95
パチンコ屋さん

祖母が95歳になりました。
左足が痛むようなのですが、“もうどうにもならない”と言われていて、「イテテテテテテテ、早くお迎えが来ないかな」とか、 「眠るように逝きたい」とこぼす声が聞こえてきます。

それでも、杖をつきながらも自力で歩きますし、誕生日には自分で足の爪も切っていました。歯もちょうど20本残っています。

 

「あと何日生きられるかな」とこぼした声は、“あと何年”の聞き違いだったのかもしれません。

↑このページのトップに戻る

H23.2.4.

立春に

「外を走ってますか?」と問われて、1月の月間走行距離は20q程でした。1日ではなく、1ヵ月です。 1日平均4〜5q以上は歩いていますから、歩く時間の一部を走る時間にするだけで、1ヵ月で走った距離は100q単位で増えるはずなのですが、 なぜか背中に寒気が続き、走っているのは鼻水だけのようです。

今シーズン、交通事故を除く雪による事故で亡くなった方が全国で100人を超えたそうです。東北6県では宮城県だけがほとんどいません。
しかし、身の回りにひょっとしたらそのような事故になったかもしれないことがあったので、他人事とは思えません。 結局、脳震盪だけで、外傷もなく、本人は何事もなかったかのようにピンピンとしています。
現場に居合わせなかったのでピンときませんが、本人も無理に近道をしようとしたわけではないのに、転倒前後の記憶がなく、 気がついたら救急車の中だったというようなことを言っています。事故とはそのようなものでしょうか。 「事故当初は口から泡を吹いて、吐いたりしたので、どうなることかと心配しましたが、よかったです」と、皆さんにホッとしていただいて何よりです。

パチンコ屋さん

石巻は雪が少なく、積雪だけなら福岡のほうが多いでしょう。昨日今日は1ヵ月先取りしたような陽気ですが、風は冷たく今ひとつ実感がわきません。 日なたで体を動かせば‘暑い’と思うかもしれませんが、日陰の圧雪や氷がなかなか溶けません。 最高気温が8〜9℃の日はしばらく続くようなので、そのうちに溶けるでしょうけれども、一気に溶けるには、 吹く風が気持ち悪いくらいに生ぬるく感じるあたたかさが必要です。なぜか寒気が止まりません。

↑このページのトップに戻る

H23.1.27.

代役に相応しいのは?

わかりやすい解説が評判の池上さんが“取材や執筆活動に専念したい”と、3月でテレビ番組を降板するそうです。 話題によっては、“池上さんの解説よりも、院長のひとり言のほうがわかりやすかったぞ”という声が聞こえてきますが、 ‘ほめすぎではないですか? 何も出ませんよ’と思います。
池上さんの“代役候補”として挙げられているある方の著書を拝読すると、たしかにわかりやすい記述にあふれています。 ただ、“メディアにはアホがいっぱい”、“メディアの持つ負の影響力”といったテレビ局側にとっては耳の痛い言葉が多いように見えます。
年金問題、政治・経済問題を通じて、正論が並びますが、他のジャーナリストなどの言動について“クルクルパー”とか“犯罪”と切り捨てることもあり、 この方が起用されるならば面白いですが、テレビ局側は大きな賭けに出ることになるかもしれません。 もっとも、“ニュースキャスター”ですから、そのような心配は無用でしょう。

さて、昭和54年以来過去30年間も、消費税については論議されたりされなくなったり、現れては消えたりを繰り返していました。 今では多くの国民が理解を示しつつも、消費税率の引き上げが実際に行われたならば、その後の選挙は、おそらく与党の惨敗となってしまうでしょう。
選挙への影響を考慮しなければならない政党政治では、重大な決定事項を先送りせざるをえないのです。 年金・医療などの社会保障問題やその財源、経済構造など30年以上も放置されていたも同然で、それが今の閉塞感を招いた原因でもあります。 私が小学生のときにクラス内で“デタラメ国会”なる出し物をしましたが、基本的には当時と何も変わっていないのですから呆れるばかりです。

国民的な建設的論議が必要なことは、良識ある方ならば承知しているはずです。 しかし、意識がバラバラになった国民が団結して何か共通の目標に向かって…という日は、どん底を蹴って跳び上がろうとするときまで来ないのでしょうか。 そのときには跳び上がりたくても、身動きがとれなくなっていることでしょう。

“ニュースキャスター”辛坊治郎さんはお兄さんの正記さんと『日本経済の真実』、『日本経済の不都合な真実』(幻冬舎)を著しています。 発売中のWiLL/月刊ウイルには対談も掲載されています。 TPPに関連してコンニャクを取り上げ、先日テレビで池上さんがわかりやすく説明していたことに加え、辛坊さんらしい皮肉めいた言葉が並んでいます。 ご一読下さい。

もっとも、“お前がすすめた本や雑誌を読んだせいで、眠れない夜が続くようになった。どうしてくれる(;`皿´)”といった恨み言は禁句です。

辛坊さんは池上さんの代わりよりも、ため息をつくほどにアホを露呈している大臣の代わりのほうが相応しいように思います。

↑このページのトップに戻る

H23.1.25.

寄付の在り方

合衆国などでは、ギラギラした歯科矯正装置を見せびらかし、「ほら、見て! 私、矯正しているのよ」と見せびらかすほどです。 日本で同じようなことをするとイジメの対象になりかねないと思います。

“出る杭は打たれる”というわけではなくても、集団の中に埋もれるように、 目立たないように過ごそうとする国民性がそうさせるのでは?

東洋系に共通する傾向だと思うので、必ずしもそうとは言えないかもしれません。

さて、最近ブームのようになっている匿名寄付について、“名乗って寄付するべきだ”という意見がありましたが、いかがなものかと思います。

慈善団体などから、3月にランドセルが寄付されることは以前からあるようですが、 3月末にランドセルが値下がりすることを考えれば、当然かもしれません。
元々戦災孤児などのために全国各地に設立された施設は、今ではその過半数が親から虐待を受けて入所しているそうです。 入所者は成績優秀で大学進学したくても、金銭的な理由から出来ない場合が多く、 そのための支援や奨学制度のようなものを本人や施設長が求めているようです。 支援という言葉を使ってしまいましたが、ただ単にお金や物をあげるということではなく、 プレゼントすることがした側の生きる力にも互恵的に反映されるならば、匿名かそうでないかは二義的な問題でしょう。

個人による寄付は、日本と合衆国では桁違いです。何千億円と十兆円単位と、実に二桁も違います。 税制の違いなどのためですが、多額の寄付をした“名士”のお目がねにかなった人が、 市長や知事になるような仕組みが自然に出来上がってしまいます。 政治と経済は切り離して考えられないものではありますが、日本と合衆国どちらがいいとは一概に言えないかもしれません。
合衆国では、25歳で個人資産が4000億円に達すると言われている人が、その半分以上を寄付する予定なのだそうです。 このような寄付が集まれば、たしかに十兆円をはるかに超えることでしょう。 寄付金が二桁下回るとは言え、日本でも寄付の輪が広まって、歯科を志す若人や大学進学希望者が、 金銭的理由から夢を諦めようとするときに希望の灯となればいいですね。

↑このページのトップに戻る

H23.1.24.

久しぶりの同窓会

22日に仙台で大学の同窓会がありました。卒業後は毎年参加していましたが、一度欠席してからは不参加が続き、何年ぶりかの参加になりました。

先輩にしても後輩にしても、お名前が思い浮かばないことがあり、○×先生とか×○先生(○は合っていても×が異なる)といった具合に、 ○○先生と正解にたどりつくまでに時間がかかりすぎて、失礼・恐縮することしきり。逆に諸先輩には“ヒロタ君…”と声をかけていただき、反省…。 毎年参加している、同期のS先生は“ヒロタは…有名”と苦笑い。

“景気のいい話はありませんが…。大学は予算が減額されたり、定員が(国立大学歯学部は全て)53人に減ったにもかかわらず、 志願者がそれに満たない傾向があり、私立大学ではさらに深刻で、学生の質の低下が危ぶまれています。 研究実績では東北大学歯学部は全国の歯学部の中でトップではなくても、上位2〜3番手と健闘していますが、 頑張っていても、東北大学の中では他の学部がスゴイので見劣りしています。”

……ちょっと暗い雰囲気が続き…。

アトラクションがあって…。

高校時代は応援団長で、毎年のようにエールの音頭取りをなさっていた先生がご欠席で、なぜか私が代役を担うことになりました。 エールの前にスピーチも求められたので、景気のよくない話はふせて、出席された先生方の笑顔を少しでも引き出すように話をして、 発声練習など何十年もしていませんから、はたして声が出るか心配でしたが、精一杯に声を出しました。 自分の中では冒頭の反省点からダメ出しだったのですが、思いの外、好評で先輩方から笑顔で握手を求められました。
また一年、生きながらえて、反省点を改めて、補佐役としてでも、このような場に立てるのならば望外の喜びです。

↑このページのトップに戻る

H23.1.19.

風花舞う街

「石巻の雪は小さく白い綿ぼこりが舞っているようで…」
「ちょっと…|( ̄3 ̄)|。もっときれいな表現は出来ないの?」
「風花(かざはな/かざばな)とか」
「そうそう」
「風花は晴れている時に雪がちらほらと降るときの表現だと思いますが、石巻では曇っていても風花が舞うような…」
「今日もそんな感じだね。石巻の雪が10p以上積もるのは、大雨が降るときにたまたま気温が低かったからということが多いように思う。 仙台と石巻の間を移動しても、ちょうど中間の松島で雪が積もっていて、どうなることかと思って着いたら全然降っていなかったり…」
「“冬型の気圧配置が”というときは、松島の辺りだけ日本海側から雪を降らす雲が貫けてくるんでしょう。 積雪だけだったら石巻よりも福岡のほうが多いかもしれません。 今シーズンは通常は太平洋をぬけていくような低気圧がかすめていって、雷雨が降ったり台風のような風が吹いたり、 寒気の軸が西にズレていたようでしたが、小寒の頃からようやくこの季節らしくなりました」
「ところで、肩が丸くなって、一日に百回くらいため息をつくような勢いだったけれども、元気になった?」
「おかげさまで多少は…。ため息を風花に変えられたかもしれません。寒くなって風邪鼻(水)になったりして」
「冗談が言えるくらいにはなったんだね。明日は大寒で、これから1ヵ月が一番寒い時期だから、体調には気をつけて!」

↑このページのトップに戻る

H23.1.18.

田代の名物

“お〜つけ、まんま〜、かんつんぽ〜、たっしょ(田代)の名物、何にもネ〜!”。祖父が生前、酔った時などに大声で言っていました。

“トッタド〜!”の掛け声で知られるお笑い芸人が島を一周するバラエティー番組でも取り上げられた、石巻市の離島の一つ・田代島。

過疎が進んでいます。島の住民よりも島に生息する猫のほうが多いと言われていて、猫を模したロッジもあるほどです。

いちご歯科クリニック最寄の水明郵便局が開局したのは、田代島郵便局が閉局した代わりだと聞いています。

下を向いたり内を向くばかりでは何も始まりません。前向きに人を呼び込む術を見いだしましょう。

‘石巻の茶色い焼きそばを“にゃんこそば”として全国に売り出せば…’と提案しているのは、ちょっとした思いつきからではないのです。

B級グルメの成功例から、その食べ物そのものだけではなく、その地域にヒト・カネを呼び込む大きな流れを作ることが必要だと考えます。

食堂・製麺業界だけではなく、電車・バス・タクシー・汽船といった交通機関、ホテル・旅館業界も巻き込む大きな流れは、 小さなエンターテイメントの試みから生まれるのかもしれません。

↑このページのトップに戻る

H23.1.17.

鎮魂の日

亡くなった方だけではなく、心身の傷が未だに癒えない方が多いようです。
地震が多い宮城県でも同様で、匿名の寄付やボランティア活動だけでは間に合いません。 自身の生きる力にもなるからという理由で、寄付やボランティア活動する方が大勢いらっしゃるのはありがたいことですが、社会的支援は必要です。

時が経つにつれてうすれゆく記憶。

「あの子がもう高校生?もうそんなに経つんだね」

合掌

↑このページのトップに戻る

H23.1.14.

何が足りないのか

「東北の医師不足解消のために、仙台の厚生病院と東北福祉大学が連携して、医学部を新設・厚生病院を附属病院にしようとしているんだって?」

 

机上の空論ではないでしょうか。

医学生を増やすならば、教員も増やさなければなりませんが、現状では医学部教員は減少傾向で、 5〜10年後には現在の医学部を維持するのも困難なほどだそうです。
臨床はともかく基礎に関してはさらに深刻です。基礎医学を志しても、臨床に比べて、待遇が悪く、研究ポストが少ない。 予算が削減される一方で、将来に不安を抱えることになる。 今の日本では、多くの医師がレールにのっているかのように、研修を経て学会に参加して認定医、専門医を取得する頃には、ほぼアラフォー。 安定した生活や家族を犠牲にして、それから一念発起して基礎医学の道を歩む医師がどれだけいると思いますか?

ゼロではないですが、非常に少ないです。知人・友人にもいますが、‘さすがにアンタの知人・友人だから、 あまのじゃく・変わり者なんだね’と言われるかもしれません。

 

法律・制度をつくり、これからの日本の進む流れを決める輩の能力が足りないのです。どうにもならなくなってからジタバタしても遅いのです。 広く一般国民に知らしめて、現場の声が反映されるようにしないと、‘本当に日本が滅んでしまうのではないか’と思ってしまいます。

 

かれこれ20年前、学生の頃は大学病院は文部省管轄、歩いて5分くらいの位置にある厚生病院は厚生省管轄で、同じ国立病院ですぐ近くにあるのに、 “勤務医などの待遇が違う”と聞いていました。縦割り行政が連携して何とかしようとしていることは評価します。 ‘20年の間に一歩しか進んでいない’と解釈するのではなく、‘一歩踏み出した’と。

今後、さらに歩みを進める道の方向性を示し切り開けば、その先に将来の日本があるはずです。

↑このページのトップに戻る

H23.1.13.

前向きに

多くの市町村では地元を離れている人が帰省しやすいようにと9日に成人式があり、 仙台市のように成人の日の10日が成人式だったところは少数だったようです。 石巻市も9日でしたが、石巻市桃生地区では、宮城県内のトップをきって5日に90人余が参加して成人式が行われました。
当日夕方のニュースでインタビューに答えた新成人が、口々に「社会貢献できるような大人に…」と言っていました。 桃生地区で数年前に成人式をしたある人は、「うちらの頃は誰もそんなことは言いませんでしたよ」と苦笑していましたから、 あのインタビューはテレビ局側のヤラセか、亀山石巻市長かどなたかがよほど感動的な祝辞を披露されたのかもしれません。 ‘新成人の65%が将来に不安を感じている’と、成人の日のニュースで伝えられていたのと好対照でした。
「こんな時代だから」と嘆く前に、‘下を向くのでも、上を向くのでもなく、前向きに生きなさい’と諭してくれているようです。

 

政局よりも政策と世間から期待される中で、その期待とは裏腹に浮世離れした政界。
中高年の新たなアイドル、斎藤佑樹投手目当てで千葉県鎌ケ谷市の球場に向かう人々。
ヒーローを名乗り、ランドセルや文房具などを寄付する人々。

様々な群像。

 

新一年生がいちご歯科クリニックに患児として来院するときに、必ずする質問があります。

「ランドセルの色は何色?」

質問を何年も繰り返しているうちに、ランドセルは主に祖父母からプレゼントされるもので、夏休み前から冬休み前、6月〜12月が売れ筋、 色は選択肢が増えても、男子は黒系、女子は赤系が人気と窺い知ることができました。
施設などには入学式を前にした3月頃に団体が寄付を申し出ることがあるようでしたが、 最近報道されて47都道府県に広まった個人やグループからの寄付はランドセル売上に別のピークをもたらすかもしれません。

緞帳の裏で人知れず舞台の成功を願う。日本人の美意識の一つですね。 歌舞伎の舞台でスポットライトを浴び続けるはずだった役者や浮世離れした政治屋が少しでも見習ってくれれば、 日本の未来に明るい展望が開けそうに思います。

パチンコ屋さん

明日14日の仏滅に閉店するパチンコ屋さん。別のパチンコ屋さんに買い取られたそうです。

灯は消えてもまた点るのです。

↑このページのトップに戻る

H23.1.12.

耳が痛くならないマスク

遅ればせながら、
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申しあげます
(ё!ё)/

全国各地でランドセルなどの寄付が伝えられる中、昨日から始業式でランドセルを背負った子ども達を見かけるようになりました。 一方で、インフルエンザが流行りだしていて、マスク着用が命じられているところもあるようです。

以前、ある人に‘一日中マスクをしているのが信じられない。息苦しくないの?’と笑われたことがあります。 今では、その人もひょっとしたら一日中マスク着用しているかもしれませんが…。

「鼻で息をしていれば、フィルターのような作用が働いて、細菌やウイルスの7〜8割は除かれる。 マスクをすると、鼻が抑えられて息がしにくくなるから、口で息をすることになり、予防の効果は疑問だ。 くしゃみや咳をしている人がエチケットとしてマスクをするのは納得できる。 海外では人前でマスク着用していると『この病気もちめ! 近寄るな!! あっちへ行け!』といった反応を示されたりすることさえある」

何人かの医師がテレビで力説していました。

日本人が揃ってマスク着用して海外旅行などをしている様は奇異にうつるらしく、新聞に写真入りの記事で紹介されたこともあるようです。

「学童が学級閉鎖に追い込まれたり、中学・高校で部活の顧問が『うがい・手洗いを徹底していたのに、 なぜ、皆インフルエンザにかかってしまったんだ!』と嘆くのも、口呼吸に原因がある。 せめて、ランニングの時は鼻で吸って口ではく。口で吸ってはいけない」

理屈ではそうですが、そうおっしゃる学校の先生から“予防のために”マスク着用しています。

マスクの効果や息苦しさはともかく、一日中マスク着用していて困るのは、耳が痛くなることです。

マスク

以前使っていたマスクの耳かけにカミソリでも仕込まれているように感じたほどで、 ‘耳なし芳一じゃないんだからさ!’と泣き言をいって代替マスクをさがしてみました。

今は写真のマスクを使っています。comfort maskという名の通り快適です。 耳ひもがやや太いだけで、一見、他のプリーツ型マスクと大差ないのですが…。

マスク

立体型のマスクも耳が痛くなりにくいかもしれません。私は覆う部分が小さくて使えません。 他のメーカーの立体型マスクでは覆う部分が大きいものがあるようです。このような立体型マスクは、何より口紅をする女性にうれしいマスクです。 私は後ろ姿が‘でっけ〜女だな’と見えるらしく、若い男性から声をかけられることはありますが…。

耳が痛くなりにくいマスク。 他にはやはり耳かけの幅が広いポリウレタン製のマスクやどうしても耳にかかるのが嫌だという方には、後頭部で紐で結ぶようなタイプもあります。

↑このページのトップに戻る

クリニック案内

Q&Aコーナー

宮城県石巻市大橋3丁目2-4
TEL:0225-92-8215 FAX:0225-92-8216
健康保険適用