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ひとり言 −2012 記事−

H24.12.27.

LAST ONE
一番美味しい日本酒

お名前をお伺いしなかったのですが、口髭が似合う方が給仕してくれた酒。 これを飲んでいるのは「HITORIDAKE」、ならば全部飲んでしまえということで、「LAST ONE」。

残念ながら、これを飲み干すことなく、睡魔に敗れました。

5日ほど後に彼に会って、“Long time no see!”と冗談をいうと、わずか2日ばかりなのにというようなことを言いつつ、 指2本出してどこかに行ってしまいました。彼は真面目だ。冗談をいうべきじゃなかった。失礼しました。 でも、おかげさまで楽しい旅になりましたよ。

‘今年は、ホヤを食べなかったな’と思っていたら、この時期にまさかの見事なホヤ。 ありがとうございます。一番美味しい日本酒といっしょにいただきます。

最後の一皿? アワビがいいな。アワビを喰らってくたばりたいな。 ひとり言ファンの多くが、大アワビの一文が好きだとおっしゃる。同感です。

皆様、本年中は大変お世話になりました。来年もよろしくお願いします。良いお年をお迎えください。
Have a happy new year!

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H24.12.26.

真冬日

連休中はあまり眠れず、外気−6℃とか−8℃といった所を夜を徹して移動するような厳しい面がありましたが、 幸せなひとときもありました。
昨日の「クライスラーって?」と言う人は多いかもしれませんが、たとえば「愛の喜び」という曲を聴けば、 「あ〜ぁ、これを作曲した人ね」と納得するでしょう。
昨夜はそのクライスラーを聴いて、22時前に就寝して、気がついたら朝の6時。 震災以後、どうしても0時とか2〜3時に目が覚めて、長い時間熟睡することができませんでしたが、 今朝は寝過ぎ特有の体が重苦しい感じもまだ眠い感覚もなく、スッキリとしています。

今日は朝から晴れていますが、風が強く、石巻地方では今シーズン初の真冬日予報が出ていて、寒〜い{{(>_<;)}}です。

年の瀬の挨拶があちらこちらで交わされています。 石巻のいちご歯科クリニック院長のひとり言も、明日の更新が今年最後になると思います。

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H24.12.25.

愛のクライスラー

今年は某々百周年とか五十周年ということをよく耳にします。
石巻線も百周年記念イベントとして、十月の連休の頃に走っていたSLホエール号が、 今年はSL百周年記念号として22日、23日に走りました。私は汽笛だけ聞きました。

オール・クライスラーのCD

‘世の中はクリスマスでうかれていますが、どうもクリスマスというと物悲しい気分になってしまうのは、私だけでしょうか?’ と思っていたら、先日、千住真理子さんの新聞コラム記事が目に入りました。
フリッツ・クライスラーの没後50年にあたる今年、オール・クライスラーのCDを出したとのこと。
アロハ・オエでさえ、クライスラーの手にかかるとこのような音になるかとの思いで拝聴しています。 クライスラーに憧れ崇拝する千住さんの‘ウ゛ァイオリンにこめた心が被災者の傷を癒すように’ との思いが多くの人に届くように願って、メリークリスマス!

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H24.12.21.

かたみみ

子どもの頃、歯医者に行くと、うんざりするほどに人であふれていて、午前中に行っても、自分より後から来た人が先に呼ばれたり、 軽くため息をつきつつ治療が終わって家に着いたら午後になっていて、深くため息をついたものでした。 一世代30年ほど前はどこもそうだったと思います。今は、治療を受ける側もする側も、衆愚化が進んでいるのかもしれません。

かたみみは、あの頃、歯医者の待合室で手にとった漫画雑誌に登場する犬の名前です。 舞台は北海道で、熊に片方の耳を食いちぎられたので片耳。 漫画は、ヒグマに踏み付けられた小さな女の子のお腹から腸が飛び出したり……といった描写を、恐る恐る見ていたものでした。 タイトルや作者は思い出せませんが。
歯医者が使う道具で、片耳(かたみみ)と言えば、片耳(へんじ)聴診器。 もっとも、歯医者が使う道具と言っても、片耳聴診器を持っている歯医者はほとんどいないと思います。 歯科訪問診療などで、嚥下が正常に行われているか診断するために用います。 通常の聴診器ではなく片耳なのは、両耳が塞がれると不具合があるからです。内視鏡と合わせて、あると(使いこなせると)便利です。
115歳の日本人男性が長寿世界一と認定されました。超高齢社会の日本です。 がん、心疾患に次いで、肺炎が日本人の死因第三位に上がってきました。 特に、乳幼児や高齢者に誤嚥性肺炎が多いのですが、具体的にいつ、何をきっかけにそうなったかは定かではないことがほとんどです。
高齢者の誤嚥性肺炎予防策ですか?
最も効果的と思われるのは、日本中の老健施設やグループホームなどで、声を出しながら食事することです。
声帯は気管支の弁、蓋のような役割を担うのですが、高齢になると顔にシワが増えるように、 声帯にもシワがよるかのようになって閉じなくなってしまいます。 すると口の中の細菌が溶け込んだ唾液や飲み物、食べ物が肺に入り放題になります。 声を出して声帯の周りの筋肉を鍛えることで、声帯が隙間なく閉じるようにできます。
もちろん、声を出すことにドクターストップがかかる方には禁忌です。 問題なく食事できていると思われていた人が実は、嚥下時に危険な状態になっていて……ということを片耳や内視鏡を使って把握して、 周知の事実として、‘臨終の間際まで楽しく食事ができればいいな’と思います。

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H24.12.20.

つるはせんべいかめまへんねん

呉服店さんは、閉店近くに行って、30分程度で帰ってくるつもりが、所長さんに気に入られたか、話し込まれ1時間半ほどの滞在。 で、決まったかと言えば、保留(笑)。

他所からやってきた呉服店さんならば、津波・浸水被害に遭ったら、‘冗談じゃない。やってられない!’と、 撤退しても不思議ではありません。続けているのは、地元で長く営んでいたから?
野暮なことはお伺いしませんでしたが、他から見たら苦労と思われることを、屁とも思わず笑い飛ばすような姿勢に好感がもてました。 好感ではなく、共感だったのかもしれません。復興支援グッズ等が店頭にならび、‘本業の商品は?ここは何屋さん?’といった趣。 なので、ボランティアで来ている某国立大学(東北大学ではないのが残念)工学部某研究室の学生等が、 店の奥で差し入れにいただいた白菜等で鍋をつついていてもおかまいなし。 本来は、「そんなことをしていたら、着物に臭いがつくだろう!出ていけ〜!!」と追い出されても、文句は言えないだろうに。

クリスマスツリー

石巻のいちご歯科クリニックに、ようやくクリスマスツリーが……。

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H24.12.19.

今はこれが精一杯。
商店街活性化に向けた資料

今日は寒〜いです。夕方にはさらに寒く……。
さて、先日行って、今日も診療が終わってから行く予定の呉服店さんでいただいた商店街活性化に向けた資料。 力は弱いかも、今はこれが精一杯かもしれませんが。協力できることがあれば惜しみなく。
歯科診療でも、今はこれが精一杯と負け惜しみ。やはり、地元の総合病院に口腔外科がないと、連携が云々は語れません。

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H24.12.18.

合繊と正絹

15日の土曜日に、ようやく呉服店さんに風神・雷神の長襦袢の生地を見に行きました。 合繊(ごうせん)だったのですが、手持ちの着物も合繊ばかりだからそれでいいのに、 「正絹(しょうけん)の反物が火曜日(今日)に入荷する予定なので、それを見てからお決めになっても……」。 いずれにしても、仕上がりには数ヵ月かかるし、先を急ぐわけではないので、明日、診療が終わってから見に行くのを楽しみにしています。
で、土曜日はその後に期日前投票を済ませて、日曜日の新幹線の切符を手に入れたのですが、 いざ、日曜日の朝に石巻駅の改札を通過しようとした時に改めて新幹線の切符を確認したら、‘何でこんな切符買ったんだろう。 買った時に居眠りしていたかな’。
新幹線への乗り換え時間と神保町の会場への到着時間を考えて、ドンピシャリのタイミングの新幹線よりも、30分も遅い切符を手にしていました。 ‘これでは、ちょっと遅刻してしまうから、仙台駅で新幹線に乗り換える前に切符を交換してもらおう’と思いました。 ところが、仙台に着く前に、途中2ヵ所で列車が「強風のため」と称して、スローダウンしたり立ち往生したり、 30分近く遅れたので、手にしていた切符がちょうどいいものになってしまいました。
急いては事をし損じる。急がば廻れ瀬田の唐橋。風神様のいたずらでしょうか。‘多少の遅刻はまあいいや’と苦笑いしつつ。

例年、11月初めには飾っているいちご歯科クリニックのクリスマスツリーも、今年はまだ。明日、飾る?

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H24.12.17.

気仙沼に学べ!

4回シリーズの神保町での研修会は、昨日修了しました。
いずれ将来、「気仙沼に学べ!」と全国の歯科医がささやくかもしれない分野の話。 未来のことは突然起こるわけではなくて、現在の事象の連続の上に起こるもの。 ならば、感覚を研ぎ澄まし、5年後、10年後、30年後の未来に向けて、今、何をするべきか考え、論じ、動くのは、当然するべきことでしょう。
感覚を研ぎ澄まさなくても、インターネットを通じて誰もが得られる情報に、20年後、30年後のこの国をかいま見ることができます。 思わずゾッとするかもしれませんが、冷静に考えて、20年後、30年後に自分自身がいなくても、 あとからくる人が通りやすいように道をつくることはできるでしょう。

さて、研修会聴講のため、昨日の衆院選は一昨日期日前投票。
入口に待ち構える数人を横目に、投票会場へ。何とかの国民審査はいつも通り全部×。 投票を終えて出てくると、先程から待ち構えていた新聞社やテレビ放送局の記者が歩み寄ってきて、いわゆる出口調査。
小選挙区、比例区は誰にどの政党に投票したかは、あえて記入せず、記者にその理由を問われる前に、“実は、白票を投じたので”。
それを聞いた記者の表情がパッと明るくなったのは、気のせいではないと思います。

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H24.12.14.

柚子
柚子

今年も廣田家の庭に柚子が鈴なり。ろくに間引きも施肥もしないので、小粒ですが。
柚子の産地の北限は宮城県・気仙沼市と聞いていましたが、さらにその北の岩手県・陸前高田市のようです。 ただ、気仙沼市の柚子は大島の南斜面を利用するなどして農家が栽培していますが、陸前高田市のそれは、 起源が江戸時代にさかのぼるにもかかわらず、各家庭に1〜2本植えてあるに過ぎなかったようです。

震災後、昨年6月にオープンした陸前高田の産地直売所「陸前高田ふれあい市場」で、 今年9月から陸前高田のユズを原料に「南部美人」(岩手県二戸市)が開発・製造した「ゆず酒」(1,200円)の取り扱いも始めました。
被災地の復興支援のためにも、被災が“対岸の火事ではない”ことを実地踏査するためにも、ぜひ、陸前高田を訪れ、 産直で柚子酒をお求めになってはいかがかと思います。
お酒が飲めない方の柚子の飲み物と言えば、ゆずジュースの定番・高知名産品 馬路村のゆず使用「ごっくん馬路村」があります。

どちらも余計な添加物に頼らず、柚子の香りが引き立つ飲み物です。

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H24.12.13.

A COMPLETE MAN
A COMPLETE MAN

帰りの飛行機に乗る時に、金髪のチーフ パーサーに、私が着ていたアロハを“Perfect!”と言われました。 写真の、もともと女の子の着物の柄だと聞いているアロハです。
アロハをほめられただけならまだいいのですが、到着1時間ほど前に、トイレのついでに(約9時間のフライトで寝汗をかきますし、 半袖のままでは寒いので)、VネックロンTの上に別のアロハに着替えたり、小細工したり……。一応、オシャレさんを披露。

すると、到着間近の飛行機の中で、彼女に今度は、“You are a complete man.”とお世辞を言われました。

「お世辞じゃないと思うよ。なぜ素直によろこばないんや。廣田さんはおしゃれだと思うし、 個性的ファッションが似合うと思うし、もっと自信を持っていいのに。
もしかして謙遜するのかな?」
と怒られてしまうかもしれません。
ただ、今回の旅行でCOMPLETEじゃないことを痛感したので、素直に喜べなかったのです。

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H24.12.10.

Teamがバラバラ

私は今、ホノルルにいます。こちらの時間で12月9日(日)15時過ぎですから、日本では12月10日(月)10時過ぎですね。 19時間の時差があります。

さて、7日付けのひとり言に、早速、盟友がかみついてきました。
 

住吉小は入札すらしてないのでは?

○△小学校の耐震工事は、1回目は不調で、□◎小学校と抱き合わせにして入札金額をアップして落札の背景も有るようです。

市のホームページの入札情報の入札関連情報を御覧ください

補足

その中の入札結果の今年度分です
 

で、その7日17時20分頃、私が成田空港にいた時に、地震がありました。 家族とはすぐ連絡が出来ましたが、地震直前、電話に出られないうちに、 「風神・雷神の長襦袢の生地が入荷しました」と伝言が入っていた呉服店さんには電話が通じず。 航空会社の係の人と、「昨年の震災の体験が、まるでいきていませんね」と苦笑い。
 

夜22時過ぎに、また盟友からメールが来てました。
 

夜分失礼します。

恐れていた行政の怠慢が露見しました。

今夜の地震で近隣の小学校も即、避難所を開設しましたが、待てど暮らせど市役所からは誰も派遣されずに警報解除に。

約700人の避難者の対応は、全て学校職員の皆様が。

あの日曜早朝の訓練は、なんの意味が有ったのでしょうか?

教職員が役所に報告するより職員が目で確かめて確認が優先課題では?

実際に避難訓練は何の役にもたちません。

避難訓練で交差点に出動した交通指導隊は見当たりませんし…

実体験に基づいた訓練をしないで、訓練のための訓練を繰り返しては進歩がなく、惨劇を繰り返すのでは…
 

石巻のいちご歯科クリニックのスタッフに、「ドラえもんのポケットのような……」と評されたアレを成田空港まで連れて来ていれば、 万が一、7日の地震がさらなる大地震の余震(予震?)にすぎなかったとしても、対処のしようがあったろうに、石巻に置いたまま。

呉服店さんからの電話に出られなかったのは、“行く気がしない”と言って、大切な人に「何や……」と怒られていたからです。 何かいやな予感もあったのです。自分自身にではなく、飛行機がトラブるとか? そういう時に地震があったのです。
飛行機は何の問題もなく飛び、無事に着きました。
さて、12月7日夜に日本を発ち、6時間25分かけてホノルルに着くと、12月7日をもう一度やり直しになります。 日本にとっての昭和16年12月8日は、合衆国にとっては1941年12月7日なのです。ホテルなどでは当然、半旗を掲げています。 いやな予感の原因は、この日程にあると思っていました。‘そんな日にさらなる大地震が起こったら……’。 幸い何事もなく過ぎました。今日も何事もなく皆様過ごされますようお祈り申し上げます。

ホノルルに来た理由は、2年前の忘れ物を取り戻すためです。
大きく3つあって、一つ目は難なく手に入り、おまけまでついてきました。 2つ目は40回記念大会となり、今年は31,000人ほどの参加と久々に賑わったホノルルマラソンですが、返り討ちにあった感覚です。 9日5時(日本時間では10日0時)のスタート。完走は一応しましたが、「お前は3時間切るくらいのタイムで走らなければならないのに。 遅くても3時間半。それを2年前よりも遅いって何だ」と怒られそうです。
右足の指の付け根の痛みはほとんど気にならないくらいだったのですが、無意識のうちに、そこをかばうようにして走るから、 左足とか他の部分をトラブる可能性が……と、案の定、左足がつりました。しかも、早々と18kmくらいで。 痛みが云々で1ヵ月前くらいに30km以上走を済ませておかなければならないのに、それもなく、明らかなトレーニング不足。
何を言っても負け犬の遠吠え。でも、しばらく立ち直れそうにありません。
ホノルルマラソンは“Team!”とか、“Go! Team!!”といった掛け声がかかる一体感があるレースだったのですが……。 完走した人がもらえるTシャツを着ていると、“Congratulations!”とすれ違う誰もが皆、声をかけてくるレースだったのですが……。

Teamがバラバラ。

明日は真珠湾にいってきます。
忘れ物は一勝二敗か一勝一敗一引き分けに終わりそうです。
ホノルルマラソンは12月第二日曜日と決まっているので、決して12月7日にはなりません。来年は12月8日です。

日本時間の12日夜に帰り、13日から診療再開します。
わがまま、お許しくださいm(_ _)m。

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H24.12.7.

理屈じゃなくて。

石巻のいちご歯科クリニックの周り、水明地区から大橋の北側、開北、水押地区にかけて、旧北上川沿いに築かれている堤防の上は、 サイクリングロードになっています。自転車に乗っている人よりは、散歩やジョギングをしている人のほうが多いように思いますが。
震災前は、ここを走るのが大嫌いでした。なぜかやたらにノドがかわくような感覚に悩まされたからです。 「水分を摂ればいいだろう」と言われるかもしれませんが、たくさん水分を摂っても、 化学調味料が入りまくったスープをたらふく飲まされたような(例えがわかりにくい?)、何とも嫌な感じがありました。 不思議なことに、今、ここを走っても、あの嫌な感覚がまったくないのです。 私しかそう感じないでしょうし、自分でも、‘普通、逆だろう?’って思うんですが。理屈じゃないです。
「狐の革裘(かわごろも)」が「昨日の川面の藻」になるのは言葉遊びですが、何かにじむものがあります。
さて、開北橋を渡って曽波神大橋方面に左折。仮設住宅が広がる右手、住宅の手前に遊具が一つ設置されていますが、 日の出前から日の入り後まで、いつも子ども達の歓声が聞こえてきます。
子ども達は遊具を、体を動かせる場所を渇望しています。
堤防が途切れる下流にある住吉小学校の体育館は、津波の被害を受け、いまだに使用不能なだけではなく、 工事の入札をしても落札業者が出ない事態となっています。同様の学校は他にもあります。 未来ある子ども達のために、良識ある建築会社の方々に、再建をふしてお願い申し上げますm(._.)m。

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H24.12.6.

ゆう七と早蕨

バッチリ笑顔良いです。

ただ歯科医と言うより手打ち蕎麦屋の旦那さん?
 

手打ち蕎麦屋と言えば、“石巻のそば屋さんで手打ちそばってないよね”と、 以前、いちご歯科クリニックのスタッフに聞いたことがあります。
「ないと思います。」

実は、あることを知ったのは、最近になってからです。

石巻市湊鹿妻の蕎麦処ゆう七さん

石巻市湊鹿妻の蕎麦処ゆう七さんと石巻市大街道東の手打そば早蕨(さわらび)さん。

石巻市大街道東の手打そば早蕨(さわらび)さん

真冬でも冷たい蕎麦を好み、温かい蕎麦を食べていると「風邪ひいた?」と言われる私。 メニューの冷たい蕎麦を紹介しますと、ゆう七さんが、盛り蕎麦、鴨せいろ、※大盛り200円増し、 早蕨さんが、せいろ、せいろ辛味大根、鴨せいろ、そばとろ、天せいろ、※そば大盛り プラス150円です。 どちらも表通りから細い道を入っていきます。

ゆう七さんは震災で津波の被害には遭っていません。天そばはありませんが、店の趣、そば湯の容器がオシャレ。 BGMがマイルスデイビス? “ジャズ、お好きですか?”とお伺いすると、「主人が」と、給仕役の奥様。
早蕨はメニュー豊富。ここは津波の被害に遭いました。
津波の被害に遭う遭わないの差は、タクシーでワンメーターもない距離感、微妙な高低差。 阪神・淡路の時に、火災の被害に遭った遭わなかったのそれに似て。
早蕨の店内に掲げていたポスターには、「過去に感謝、現在に自信、未来に希望」とありました。

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H24.12.4.

楽しくなければ。

昨日のひとり言、早速、
 

バッチリ笑顔良いです。

ただ歯科医と言うより手打ち蕎麦屋の旦那さん?
 

ジャージのファスナーをちょっと下げた感じが着物姿に似ていますし、被り物もたしかに。 被り物は筒状の布で、帽子、ネックウォーマーなどとして使える山登りの小物なんですが……。自分でも‘それっぽい’と思いました。

さて、年末ジャンボ宝くじが「史上最高6億円!」と発売されていますが、被災した水産会社の被害額たるや、それぞれの会社が15億円とも20億円とも。 ‘6億円でも、15億円でも、20億円でも、手元にあったら、会社を興すなんてことはせずに、 一生仕事もせずにぶらぶらゴロゴロと楽しく生きたほうが……’と考えるのは小人物?
‘60歳前後になって、歯を食いしばって立ち上がらなくても……’と考えるのは負け犬?

ただ、頑張るのはいいですが、歯を食いしばってではなくて、笑い飛ばすように頑張ってください。 力がかかり過ぎて、歯がグラグラしてきて歯槽のうろうが助長されます。 そのままでは、どんなに歯磨きしても、デンタルインプラントをしても、ナイトガードをしてもお手上げです。 いくらなんでも、食いしばり過ぎです。それでは楽しくないでしょう。

借金背負って、ボロボロになって……、はたして、会社って何ですかね。

あっ、そうそう。ようやく今週、木の屋・石巻水産さんの主力商品の一つ、金華さばの缶詰が復活するそうです。 缶詰自体は既に出来ていて、ラベル待ちだとか。
震災前、日テレ系のあの番組で、「缶詰なのに、ケーンッて感じがない!」と評されたアレです。 ‘復活を全国向けのテレビで紹介してくれればいいな’と思います。

楽しい会社

先日、渋谷から新橋まで歩いたのは、‘楽しい会社かな’と思ったところが、つまらない、 何かにビクビクとおびえているだけのような会社にしか見えなくなって、何となく風に吹かれてみたくなったから。 たしかに、私が関わったら、あんな会社すぐ潰れてしまうかもしれません。関わらなくても、時間の問題かもしれませんが。 ワクワクとさせてくれるならともかく、ビクビクとおびえすぎです。

私は、おそらく5年後くらいに現れるであろう怪物?人災?大波??におびえています。昨年の震災はプロローグでしかないのです。
そこで私が重要な役割を担う? 本当にそうなら、この上ない生きている意義となるでしょう。 得体の知れない相手に対処するために、準備運動をしておきます。

さて、今年の春に初めてディズニーランドに行った時に忘れられないのは、そこに向かうバスに乗り込む時の、小さいかわいらしい少女の笑顔。 “お先にどうぞ”と、順番を譲っただけなのに、はじけるような笑顔で、「ありがとうございます!」と深々とお辞儀をして。
やはり、楽しくなければ。

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H24.12.3.

黒足袋と白足袋
アイスバーン

昨晩、石巻駅からタクシーに乗った時は雪が舞っていました。今朝は4時前からジョギング。路面、アイスバーン。 でも、この男、アイスバーンの上を小走り。冷凍庫の中を走っているような、髭も凍る寒さでした。
金属の錆が原因と思われるトンネル事故が報じられています。お亡くなりになった方のご冥福をお祈り申し上げます。 点検を徹底したつもりでも、今後も似たような事故が起こるかと思うと、ゾッとするのは今朝の寒さだけではありませんね。 45年生きてきた人もいろいろとサビてくるらしく、右足の指の付け根が痛くて、少し腫れぼったい。 痛み腫れはひいてきましたが、おそらく原因は足の蹴りだし方、ランニングフォームにあるので、アイスバーンは“待ってました”。 フォームがおかしければ、アイスバーンの上は走れません。 遊びながら走ったり歩いたりしたような20kmほどは物足りないのですが、明日どうするかは右足との相談になります。
ワイルドだろう? 11月30日のひとり言を見た盟友から「もっと笑顔でアップしないと怖いですよ」とメール。そりゃそーだ(笑)。 どうも写真映りが悪すぎて……。それだけじゃなくて、笑いなさいって? う〜ん。走った後の写真のような感じでいかがでしょうか。 それでも怖い? ワイルドだろう?

さて、むか〜し昔、西田敏行さん主演の池中玄太80キロというドラマがありました。 80キロは当時の彼の体重で、連続ドラマが終了して何年か後のスペシャルドラマでは、83キロだったと記憶しています。 今、再びあのドラマが復活するならば、90キロ以上になるのでしょうか。
ホームページに載っている私の写真は、体重が90kg以上あった時です。今は75kgくらいです。戒めとして、しばらくそのままにしておきます(笑)。

高校時代から大学まで体重はずっと70kg弱をキープしていたのですが、大学卒業の頃から太り始め、 ‘池中玄太の80キロなんてありえない’と思っていたことも、軽く一蹴されてしまいました。 体重が70kg 体重が70kgを下回ってくると、動きやすいのですが頬がこけて貧乏臭い顔に感じます。 他に痩せているとちょっと困るのが、浴衣を含めて着物を着る時。男性の着物姿は帯の前が少し下がって、後ろは上がっているように見えるのが粋です。 お腹が少し出ているほうが、粋に見えやすいわけです。では、痩せている男性はどうするかと言えば、お腹のところに手ぬぐいを突っ込みます。 浴衣の場合、財布がわりに使う手ぬぐい、汗取り用、それと予備。この予備は、特に連れがいる場合に重要で、重宝することがあります。 どなたかに着付けをしていただける時はタオル等をグルグル巻きにしたりしますが、一人で着付けする時は、 男〆や長いゴム紐を使うなどして両手があいても、手ぬぐいの世話になります。

先日、思うところがあって、渋谷から新橋まで歩きました。電車ならば20〜30分のところを1時間20分くらいかけて。 80歳を超えたあの方は、平日、新宿から銀座まで歩くそうですし、何も特別なことではありません。 私は、“山手線の内側は歩ける道はほとんど歩いたことがある”と豪語するほどですから、どこへ行っても、いつか来た道です。 そればかりか、‘ここは先週来たな。’とか、‘ここは先月……’といった所が沿道に3ヵ所もあって、‘どれだけ東京に来てるんだろう’と苦笑い。 実は、今月は4週連続の予定(通過するだけもありますが)。 昨日と今月中にもう一度行く神保町近くの研修会の会場は、先月までに2回行っていて、それ以前にも何かの時に来たことがある場所なので、 地下鉄・神保町駅A1出口から左手に30歩進んで……と、目を閉じても行けるかもしれません。せめて、年末年始は石巻・仙台でおとなしくしていたいです。

体重が70kg

話を元に戻して、先日、新橋の安宿に泊まった次の朝は、着物に着替えて、from (東京の)新橋 to (京都の)新橋。
祇園で豪遊とかそういうことではなくて、震災支援のお礼参りとか、私が着物で行くと笑顔を見せてくれる方に、ご機嫌伺いのようなもの。 楽しみにしていた海老芋と下仁田葱もいただきましたが。
で、阪急線を乗り継いで、嵐山の母のもとへ。紅葉見物客で賑わう表が嘘のように、静かな一角。 母は私がいつ来るかと待っていたようで、あるものを用意していました。そういう心遣いがありがたいです。紅葉よりも和みます。 ほっこりとはこういうことを言うのでしょう。母は実は母と呼ばれることを嫌います。実の母より2歳上ですが、「誰も、もろてくれんかったから」。
表の大きな鉢物を動かしている男性がいるじゃないですか。近所の人にしてはちょっと違うような……。
「兄と弟がいて、同居してるんやけど、やっぱり独身。」
誰ももろてくれんかったって、“じゃあ、私が……”と言っても、法律上は問題ないかもしれませんが、はたして東北の山猿のもとに嫁ぐかといえば……。 京都の人は東京に行くことを上京とは言いません。気位が高いです。

ビシッと着ている

元呉服店の娘だけあって、着物に関しては細かいところをついてきます。「男の人は、お腹のところに手ぬぐいを入れる。」は、 母に言われなくても、着物を着慣れている男性なら常套手段。
今回、‘母はここを指摘するだろうな’と思っていたところは案の定。予想外のダメ出しは、足袋の色。
「普段履きの足袋ならともかく、今日みたいにビシッと着ている時の足袋は白!」
“ビシッとって言ったって、何十万円もするようなものじゃなくて、ポリエステル100%の、今風に丸洗い可能な安物ですよ。 前に着てきた綿の浴衣のほうが高いくらい。江戸物ですが。”
「反物だけで数万円はするから、それが当たり前。今の化学繊維の浴衣は涼しくない。 足袋は雨が降ったり止んだりの今日みたいな天気の時は、黒のほうが汚れにくくていいかもしれんけど。 戦争の時に、父親が黒足袋の穴が開いたところを黒く塗って履いていたことを思い出す。」
“当時は呉服店さんでもそうでしたか。私の地元のほうでは、靴下に穴が開くと『おはよう』と言ったりしますから、おはよう足袋ですね。”
「今日はお泊りですか?」
“いいえ、帰ります。最近は京都に宿泊する時は宿坊にしているんですよ。読経など朝のお勤めをしたり……。 今日は日帰りですけど、新幹線は18時過ぎなので、時間はたっぷりあります。”
「それやったら、お話もゆっくりできますな。」
“私が店番をしていて、『またおこしやす』とか言っても、一見さんだったら‘普通に接客された’と思うでしょうね。”
「常連さんだったら、『誰?』やろけど(笑)。」
“その時は『息子です!』って答えますよ(笑)。”
…………
笑い話をしている幸せなひとときはあっという間に過ぎて。
“次はいつ来れるかわかりません。桜の咲く頃に来れるかどうか。”
「それまで生きていられるかどうか……」と、去り際に母が言うのはいつものこと。大丈夫です。

母が「いいでしょう」と言っていた21,000円の値札がついた西陣織の手提げはたしかにいいですが、“この着物が負けてしまいます”。 持っていった手提げ袋は、その隣に置いてあった3,150円の値札がついたものより安い。それでも、母は「これはこれでいいね」。
「立ち居振る舞いを習うなら○○流、長襦袢は、それこそ風神・雷神でも……。」
なるほど、風神・雷神の刺繍が施されたジーパンを普段着にしているくらいだから、風神・雷神の長襦袢はありかもしれません。 着物を脱いで誰かに見せるような遊び事をするわけではないですが、ジーパンの風神・雷神と違って、見えないところにするオシャレこそ、 ホントのオシャレ。ボロは着てても心は錦、着物は安物でも長襦袢は風神・雷神(ちょっと字余り)。
着物や和傘 「私もネットをよく利用している」と母が言うように、着物や和傘はネットで手に入ります。ただ、風神・雷神の長襦袢は……。 検索しても、袖のところに風神・雷神があしらわれた七五三用のレンタル着物が1件ヒットしただけ。
幸い、石巻にも呉服店さんはいくつかあります。長い間、祖母がお世話になっていた呉服店さんも。 被災して再開しましたが、まだ店に入る時には自動ドアでも、故障していて、出る時は手で開けなければならないような店。 問い合わせに行った時には、幸いなことにメーカーの方がいて、「調べてみます」。 祖母は着物などもうどうでもいいようになっていますが、これからは、私がお世話になります。これも一種の復興支援。

母へ

また、あの写真、見せるの忘れた。ネットで見てね。 ○○流はともかく、風神・雷神の長襦袢に、着物を黒足袋で着こなせるようなオシャレさんになるように、男磨きしますね。

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H24.11.30.

約2年ぶりに。
約2年ぶりに

昨日、髪を束ねて診療したんですが、誰も何も言ってくれませんでした(笑)。

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H24.11.29.

初雪でした。

一昨日(27日)昼過ぎに歯科訪問診療に行っていたときに、寒くて風が強くて、‘初雪かな’と思って、“雪ですかね”と言ったら、 訪問先の人も衛生士も、「雪じゃないと思いますよ。たんぽぽの綿毛のような……」。 たしかに、最初はススキの穂が強い風で飛ばされたような感じだったのですが、 帰り道、“車のフロントガラスが濡れてるこれは、やっぱり雪ですよね”って。
一昨日は仙台でも雪が舞って、平年よりは3日遅く、昨年よりは4日早かったそうです。

「雪は好きですか?」
“あんまり。思い出すから。”

今朝はどんよりとした曇り空。でも、‘これなら、降っても雨やね’と肌で感じます。予報では、明後日また雪が降るとか。もう12月ですもんね。
お体ご自愛ください。

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H24.11.28.

『ひつじのうた』より

汚れっちまった灯に

汚れっちまった灯に
今日も小雪が降りやがる
汚れっちまった灯に
今日も北風吹きすぎる
汚れっちまった灯は
たとえば昨日の川面の藻
汚れっちまった灯は
小雪をまとって消えかかる
汚れっちまった灯は
何も望まず願わずに
汚れっちまった灯は
不作為のうちに死に臨む
汚れっちまった灯に
望めど願えど無に気づき
汚れっちまった灯に
消え去る定めを思い知る

生きとし生けるものすべて
この世に授かる宝あり
光り輝くその時に
他の幸せを点すべし
 

石巻 いちご歯科クリニック
      廣田 和好

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H24.11.27.

ガンダムの背中
ガンダムの背中

お台場のガンダムは、今の日本に数少ないワクワクとするような会社が、シャレで作ったようなものなんだ。 社運をかけて全力でっていうんじゃないよ。
でね。このガンダムの背中を見てると、君のお父さんを思い出すんだ。 ガンプラを作るだけじゃなくて、カラーリングに関しても、オタクとかマニアって次元を超えて、神だったなって。 私も小さい頃から小手先が器用とは言われていたけど、幼なじみの君のお父さんには、器用さはかなわなかった。 足元にも及ばないくらい。もっとも、私はガンプラにはあまり興味がなかったけど。
被災地の小中学生・高校生を招くツアー、ありがたいことにいろいろやってるよね。 この間、東京都区内を巡るバスツアーが云々って話を聞いた時に、君を思い出したんだ。このガンダムを見せて、一言言わなきゃって。 そのバスツアー自体はお台場にも来たけど、ガンダムは見られなかったらしい。 ゆりかもめの駅からはダイバシティの向こう側になるし、バスで来るにしても、場所的に見学訪問しにくい位置にあるから、 あちこち回らなきゃいけなくて時間の制約が多いツアーではね。

かく申す私は、実は恥ずかしながら、お台場にはあまり来たくないんだ。 何年か前に、私の優柔不断から、お台場に関わるある件で、ある人を傷つけてしまってね。 もっとも、彼が勤めていた会社を辞めてから、別の社員が「アンタはカネを払いさえすればいいんだよ!」って本音を吐いた。 ‘あぁ、やっぱりな。でも、だから、ずっと決められなかったんだよ’って、思った。 ‘そんな会社だったら、彼もとっとと辞めてしまって、彼女と、たとえ生活は苦しくとも、 幸せな結婚生活を送ったほうがいいだろう’とも思った。でも、本当にそうだろうか。会社を辞めて、結婚できたろうか。 少なくとも、断るなら、期待させずに早めにのほうがよかったよなって。 反省することは将来にプラスの面があるけど、後悔することはマイナスばかりだ。 だから、決めたんだ。他の人を喜ばせる黒子役に徹しようって。緞帳の裏で。私が主役じゃなくて。 よかれと思ってやっていることが、人を傷つけてしまうことが今後もあるかもしれないけど、少なくとも、他を悪く言うのは止めようって。 他の幸せや笑顔のために、微力を尽くそうって。

お台場のこのガンダムの背中を見てると、君のお父さんを思い出すんだ。君もそうだろう。 「哀愁を背負ってる」って言われる私の背中を見たって何にもならないけど、ガンダムの背中を見ていたら、自然に頬を涙が伝うだろう。 その涙は、明日を生き抜く力になるはずだ。今日、泣いた分、明日は笑って生きられるはずだ。
いつまでもグズグズとしていたり、死ぬの生きるのとか、スッペッタのコッペッタのカッペッタの言ってないで、 このガンダムみたいに立ち上がれ。そうして、お父さんを超えて見せろ! これを作った会社さえも超えるような、 ワクワク感や楽しさを振りまく人物になれ!!

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H24.11.2.

ハロウィンの認知症?

一昨日のひとり言、ハロウィンの認知症ってことはないですよね(笑)。ハロウィンの認知度です。

昨夜のひょう

昨夜のひょう。ビックリしました。雷がなって、雨?にしては音が凄すぎ!……で、直径1〜2cmのひょうでした。 遠目にはうっすらと雪が積もったようで、掬うと……。タコじゃないですよ。志津川の真蛸は旬になってきたかもしれませんが……。

ひとり言、3週間ほど休みます。次回は11月27日の予定です。

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H24.11.1.

ハイヒール走法

オススメのスニーカーがあります。
一つはTeva(テバ) FUSE-ION(フュージョン)です。濡れた路面などで滑りにくい画期的なスニーカー。 受験を前にしたお子さんへのプレゼントにもいいかもしれません。個人的にはバンジーコードが好きです。 ジーパンかコットンパンツにジャケットなんて格好に合わせてもオシャレです。
女性向けの テバ レディース フュージョンもあります。 以前は、ネット通販では、サイズ、色によって、ありがたいというか申し訳ないくらいに安く購入できたのですが、 先日、あるバラエティー番組で某タレントがオススメスニーカーランキングで第一位と紹介してくれたので、どこも定価以上の売値になっています。 せめて、送料込みのところから買い求めるかです。
オススメスニーカーのもう一つは、MERRELL(メレル) Trail Glove(トレイル グローブ)です。 裸足で走る感覚のNIKE(ナイキ) FREE(フリー)に似ていますが、「ちょっと高い所から飛び降りる時に、 かかとから着地する人はいないでしょう……」といったコンセプトが興味深いです。
今年の5月に富士山の周囲を48時間以内に一周するトレイルランニングの大会がありました。 上位が24時間かからずにゴールする中で、優勝したのはかかとを着かずに走る選手でした。
マラソンの有名なコーチが言うことは、なるほどと感心するのがほとんどですが、「かかとから着地する」ということはどうしても納得できません。 メレル トレイル グローブのコンセプトにも、何年も前にひとり言した“飛脚のわらじ”の考え方にも反します。 短距離はともかく長距離は……という心配は、彼が一蹴してくれました。

若駒が骨がかたまっていない時期に強い調教を施されて脚元を痛がることをソエと言いますが、かかとを浮かせて走っていると、 ‘ソエってこんな感じ? 若くはないけど……。’と思うほど、着地の度に‘イテッ、イテテッ、痛っ、痛いってば。 アキレス腱が切れてしまう!’と思うほど痛みを感じました。 ‘この痛みを感じないくらいになれば、若駒がソエを気にせず走れるように、ピュ〜ン! 速い!!って、なれるかな。’
いちご歯科クリニックのスタッフに「うるさい! エレクトリカルパレードじゃないんだから!!」と叱られつつ、 暇さえあればステップを踏んで、最近、ようやく痛みをほとんど感じなくなりました。
京都は着倒れ、大阪は食い倒れ。では、神戸は?

クイズ番組の問題にもなりそうな、案外、答えられる人が少ない問。答えは、ひとり言の熱心なファンならわかるはず。
「そうそう、あれだよな。アレ。……っで、何だっけ(笑)?」
答えは“履き倒れ”。
もっとも、‘おっ、これは? さすが!’と思う履物屋さんの本社も工場も兵庫県外で、“なんでやねん。 なんちゃって神戸かい!”だったりします。ハイヒールとかパンプスとか、絆創膏をはりながら履いている女性があふれていて、かわいそうです。 《これは痛くない》とうたう靴屋さんに“神戸”の文字があれば、‘おっ、さすが神戸!’と思うのですが……。 最近では、電車に乗っていると、マルイのハイヒールが云々とかCMしてますね。

あるハイヒールがなぜか目にとまりました。持ち主は靴擦れの経験がないとか。 ‘シンデレラか?’と思うようなその足の形は一目見ただけで、‘これは痛くならないよね!’。
それだけではなく、ハイヒールを履いて平気で走っちゃう。
「つま先歩きはみんなつかれます。私は何時間歩いてもヒールでも疲れません。ヒールで足も痛くなく歩けたり走れるのは基本はかかと歩きです。 不安定なので。後ろの筋肉も自ずと付いてきます。女の人はバランスが悪いからつま先に重心をかけてしまって靴擦れが多いんだと思います。 足の形もあります。私は典型なヒール足です。」
そうか! それだよ!! 何で気づかなかったんだろう。無理に背伸びして走ろうとするから、その無理が痛みになってしまっていたんです。 かかとを浮かせていても、つま先ではなく、かかとで走る感覚が大事なんです。
おかげさまで、体調万全とまではいかない7〜8分というところですが、走った後、咳もくしゃみも悪寒も微熱も、変な痛みもなし。 時速10kmくらいのゆっくりした(ずっと走っているというより、休憩をかねて歩く行程も多い)ペースなら、そのまま10時間、1日100km、 自転車ならば時速20km余で1日200km以上ケロッとした顔で走ってしまう体力・気力が復活か?って感じになってきました。

今朝は霧がかかっていて、視界が200mもなかったり。石巻赤十字病院前まで、昨日よりも快適に走れました。

腕振りは「肘を後ろに引くように」と言われますが、それ以前に、肩甲骨を背骨側に近づけるような感覚がまず大事。

体幹は臍下丹田に力をこめるような、重心がそこにあるような感覚で走る。 脚も実は同じで、かかとに重きをおきつつ、かかとを浮かせたままのハイヒール走法が、何となくカタチになってきました。 自分で言うのは変かもしれませんが、イイカンジのフォームになってきたと思います。あとは、このおデブを絞らねば(笑)。

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H24.10.31.

Trick or Treat?

「トリック・オア・トリート」(お菓子をくれなきゃいたずらするぞ!)って言ったらお菓子をくれなきゃダメなんだよ!

今朝、スタッフが得意げに言っていました。

“Trick”はここでは“いたずら”で、“Treat”は“お菓子”の意味。
“Trick or Treat?”を直訳すれば、「いたずら(されるのがいい)か、お菓子(を私にくれるのがいいか)?」と、超失礼な乱暴な言い方になります。 それを仮装して他の家に行って言うんだから、殺伐とした銃社会では毎年のようにハロウィンで仮装した子が銃で撃たれて…… ということがニュースになっても不思議ではありません。
日本でのハロウィンの認知症は年々高まっていますが、私が仮装したら、つまみ出されるかもしれません。

「ボス、凝りすぎるから〜(笑)!」(スタッフ)

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H24.10.30.

ミニ運動会

一昨日の日曜日は、いちご歯科クリニック近くの某町内会で、ミニ運動会がありました。
昨年は運動会はできませんでした。今年も、毎年会場になっていた大きな公園に仮設住宅が建っているので、 ‘場所がないから、やらないだろう’と思っていたのですが……。 震災後‘公園としては……’という状態だった小さい公園が整備されて、ミニ運動会開催となりました。
町内会の幹部の方々は朝6時集合。会場設営。 私は9時から11時頃までのミニ運動会に、8時20分に行けばよかったのですが、6時から手伝いました。
テントを組むにしても、「やっぱり若い人じゃないと……」と下ネタで笑わせる副会長がいたり、 「震災以来お世話になっています」と声がけしてくる会長(震災当時は副会長でした)がいたり。 他に私が相手を知らなくても、相手は私のことを知っている悩ましげな環境。ですが、私が行くと喜ばれるのは何よりです。
微妙な空模様でしたが、雨が本降りになる前に何とかミニ運動会終了。
いつもはメインの行事が終わるとすぐ帰るのですが、‘たまには親交を深めるのもいいかな’と思いつつ、 ある行事の正確な日程を聞き出したいこともあり、運ばれるように“反省会”にも参加しました。
「いや、ヒロタさんのお孫さんとこうして飲めるとは思ってもいなかった」と感慨深げな方がいたり、 幸せなひとときでした(祖父は20年前に他界)。 震災直後当時も元気だった副会長が、「(私くらいの)若い世代(私からすればもっと若い20歳、30歳代) が出てきてくれなきゃダメだ。私はもともとよそ者だけど……」と言っていました。 たしかにその通りですが、‘そのためには、若い世代が積極的に参加するような流れを作らないと、 次の世代に引き継ぐようにしないと’と思うわけで、 震災直後も「長老支配のような悪い慣習をこの機会に改めればいいんだ」と陰口を叩く人もいたほどですから。
「それをあなたがやればいいでしょ」って?
そこまでは請け負う謂れはありません。そう言わずにと言われても、めんどくさいのは大嫌いです。 風が吹いたらやって来て、また風が吹いたら去って行く、風ライボーですから。 風神様・雷神様、天気をもたせてくれて、ありがとうございます。

ただ、失礼ながら、もう寝たきりになろうかという方々に「たちあがれ」という愚はいかがなものかと言うならば、 若い世代が立ち上がらなければならないのは、中央も地方も同じことですね。 あと数年で65歳以上の人口が全体の三分の一に達する、超高齢社会なのですから。

女性部の方々、豚汁とかごちそうさまでした。ありがとうございます。

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H24.10.29.

雨の日と月曜日は……

先週の月曜日の早朝、サウナに入って、水風呂に両脚を入れたところでピタッと止まり……。
普段ならそのまま沈み込んで、またサウナへと何度も繰り返すのに。
一瞬だけ沈んで、湯で温めて、さっさと上がってしまいました。
‘ヤバいな’と思った通り、悪寒や軽い関節痛、筋肉痛のようなものを感じただけではなく、微熱も自覚。
ただ、風邪薬を飲んでも30分くらいしか効かないように感じ、しょうが湯を飲んでも、うがい、歯磨きをしても似たようなもの。
水曜日には、夕食も摂らずに翌朝まで寝入ってしまいました。 風邪のような症状は、眠っているつもりでそうではない時間が長かったので、体の抵抗力が著しく下がっていたためで、木曜日にはスッキリとしていました。

先週ひとり言したように、高齢の有病者の場合は主治医に紹介状を書いて、診療情報提供書から得られるデータをもとにプロブレムリスト (歯科的な問題点、歯科的ではないものの歯科治療に制約を与えるような条件)を書き出して診断、診療方針を決定して、治療計画をたててから治療に入ります。

比較的若くて病院に通院しているわけでもなく、自分では‘健康だ’と思っている輩が「歯が痛い。今すぐ診てくれ〜。」と大騒ぎした挙げ句に…… なんてのが困ります。何とか治療が終わった後に、「実は風邪気味だったので……」とホッとした笑顔を見せればそれまでですが、 歯科では“ヒヤリ・ハッと”は多いです。特に治療を受ける側の考え方の甘さに起因するケースが多いことは悩ましげです。 不快に思われない程度に説教しつつ……。

雨の日と月曜日は、カーペンターズを聴きたくなります……といって何年聴いていないか。
雨の日はキャンセルが多くなります。月曜日は急患が多くなりますが、せいぜい午前中です。雨の月曜日はちょっと暇になる予感がします。

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H24.10.26.

あれ?
DEAN & DELUCA

いつの間にか、見通しが少し良くなっています。
以前、ひとり言したいちご歯科クリニックすぐ近くの交差点。手前の低い植え込みがさらに低く刈り込まれて、少し見通しが良くなりました。

欅にうらみはありませんが、交差点に近い1本目の欅まで植え込みはいらないと思います。
いったい誰だ? こんな変な歩道の設計・企画をした奴は。出てこい! おしりペンペンしてやるから(笑)。

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H24.10.25.

DEAN & DELUCA
DEAN & DELUCA

昨年の震災後に、いちご歯科クリニック近くのみやぎ生協石巻大橋店の駐車場で自衛隊から給水してもらうと、 「これ、どうぞ!」と、写真のものと同じミネラルウォーターをいただきました。
普通に買ったら、1本210円します。百数十円か210円かという値段はともかく、ただただありがたかったです。
当時、被災者と呼ばれることに嫌悪感がありましたが、‘やっぱり被災者なんだな’と実感することが多々あり、悩ましげな日々でした。
いちご歯科クリニックは、今は、震災前とほぼ変わらない状態ですが、まわりにはまだ“被災者”が多く、道路、仕事などの整備、供給が求められています。

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H24.10.24.

蹴られた病院歯科

石巻市立病院の移転に当初よりも半年ほど遅れてゴーサインがでましたが、要望が出ていた歯科口腔外科や特殊歯科の設置は見送られました。
「石巻の総合病院に歯科がないのは、自分達の食いぶちが減るという理由で、歯科医師会で反対しているからだろう。」
以前、誰かが言っていました。
昨年の石巻歯科医師会の総会で、ある先生が「市立病院か石巻赤十字病院に歯科口腔外科の設置を求めてはどうか?」と発言して、 会長もそれに同意したので、以前はともかく、今は病院歯科の設置を歯科医師会が反対しているわけではありません。

市立病院がダメなら、石巻赤十字病院は?

苦笑いするような結末。

障害をもっているお子さんをお持ちの親御さんは、東北大学病院や宮城県立こども病院 (石巻からは東北大学病院よりも遠く、宮城県立なのに仙台市・山形市こども病院とやゆしたくなるような位置にある)まで行かなければなりません。 署名活動までして要望した思いは届かぬまま?

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H24.10.23.

観血処置と抜歯

糖尿病や腎症など、全身疾患を伴う患者の歯科治療が必要なときに、事前に“紹介状”というかたちで主治医に文書でお伺いをたてます。
この時、医師は歯科に関してはまったく無知も同然なので、それを配慮した上で書かなければなりません。
例えば、麻酔に関しては、歯科医師は浸潤麻酔という言葉を使いますが、局所麻酔として、“アドレナリン含有の局所麻酔下での観血処置、 抜歯、……云々が必要と考えられます。”といった文書にします。 実はこのほうが医師だけではなく、一般の人々にもわかりやすいのではないでしょうか。 ただ、抗生剤、抗生物質に関しては、それでも充分通じますが、抗箘薬という言葉を使うといいようです。

ここで、観血処置とはブラッシング(歯磨き)、スケーリング(歯石取り)などをいいます。 歯科医師は抜歯も観血処置に含めたがるのですが、この国の法律・制度では、厳密には、 実は抜歯は医行為で医師がやるべきところを代わりに歯科医師がやっているに過ぎないのです。
紹介状の文書にはそれなりの時間を要しますが、無報酬です。正直、書くのがバカバカしいし、めんどくさいです。 外国人に文書をしたためているようにさえ感じます。ただ、万一のことがあった場合は、歯科医師側の責任問題になりますから、書かなければなりません。 対する医師がその返答として出す診療情報提供書には報酬がありますから、医師はどんなに忙しくても文書を喜んで書いてくれます。
私のように40歳代で、自分では‘健康だ’と思っていた人が……といったケースには満足に対処できませんし、報酬云々に関しても、 医師と飲み食いしながらでも話す機会があったら、ブツブツ言って笑わせつつ理解を促します。
連携はこのような地道なことを相手に配慮しつつ積み重ねて、信頼関係が得られることによって初めて成り立つものであって、 行政がその背景を無視して“連携”と旗をふるだけでは何年経っても変わりません。

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H24.10.22.

復興とは

サッカーJ1の20日の試合。仙台は浦和に3-2、柏は広島に2-1で競り勝ちました。 仙台は2点差のまま勝てなかったことが気になりますが、終了間際‘やられた!’と思ったシーンでゴールキーパーのファインセーブ。 日本代表のザッケローニ監督が見に来ていたようですが、強い印象を与えたかもしれません。
一方の広島は、前後半ともに45分過ぎてからの失点。後半追いついただけに、もったいなかったです。
首位は広島のままですが、2位・仙台と勝ち点54で並びました。順位は得失点差です。 今後は、優勝争いの重圧を跳ね退ける気持ちが強いほうが、栄冠を手にするでしょう。浦和は同48で3位のままで優勝は苦しくなってきました。 昨年優勝した柏が同45で4位に浮上、昨年の仙台がそうだったように、3位以内を目指して残り試合に挑みます。

さて、石巻‐仙台間の現在の公共交通機関はバスかJRです。バスは、昨年の震災後2週間ほどは、いちご歯科クリニックのすぐ近くから発着していました。 現在は震災前とほぼ同様です。JRは仙石線(電車)か石巻線(汽車)と東北線(電車)を乗り継ぐかですが、仙石線は一部不通、 また、東松島市内の変電所が被災したため(?)、石巻‐矢本間は汽車、矢本‐松島海岸間は代行バス、 松島海岸‐仙台・あおば通間は従来通りの電車と乗り継ぎしなければなりません。
バス代行区間の一部路線を内陸に移して、3年後には仙石線全線復活となる予定です。

バスにしても列車乗り継ぎにしても、時間がかかりますが、通勤・通学客の便宜をはかるように、小牛田経由の直通列車(汽車)が2往復ずつ運行しています。

石巻‐矢本間の運転再開を知った時に、‘4両編成の電車をディーゼル機関車で引っ張るのか?’と一瞬思ったおバカさんは私です。 我ながら‘アッタマ、カッテー!’(笑)。気動車、いわゆる汽車を使うのは当たり前。

震災前、仙石線のスピードアップ、トイレの設置などが要望されていました。
トイレは設置されましたが、スピードアップはいつの間にか忘れ去られていたようになっていました。
以前は、石巻‐仙台間にノンストップ電車を走らせたりしたのですが、本塩釜で降りるはずだった客が乗っていて……ということが相次いだためか、 ノンストップ電車は廃止されました。

松島のあたりで単線の仙石線と複線の東北線が平行して走る部分があって、ここから乗り入れられれば……という要望は以前からあったのですが、 電車は電車でも、仙石線は直流、東北線は交流のため、相互乗り入れには新型車両を開発しなければ無理?と思われていました。
何のことはない。気動車(汽車)を使えばいいだけの話で、長年要望されていたことが実現し、かつてのノンストップ電車よりも時間短縮になりそうです。
仙石線の復活は、ただ単に復旧というものではありません。復興とはそのようなものであるべきですよね。

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H24.10.19.

宿題の回答例

昨日は一日中暖房も冷房もかけなくても何とかなりましたが、今朝は昨夜からの冷たい風をうけて寒いです。 明日はサッカーJ1で現在2位につける仙台が、ホームで同3位の浦和と対戦します。 試合開始が午後1時なので、直接、見に行くことはできませんが、応援しています。先日は天皇杯で、ホームゲームなのに格下J2チームにいいところなく敗れた仙台。 反省を活かして、首位・広島(ホームで夜7時から6位・柏と対戦)を追撃してほしいものです。

先日、泉区にある仙台の練習場周囲をジョギングしていると、15cmほどもあるナメクジのような個体が……。 通りかかった人に、“これはナメクジですか?”と聞くと、「さぁ〜、ナメクジじゃあないんじゃないかな。 あとで調べておきます!」って、もう逢わないでしょうに……。モバイルのおかげですぐ検索でき、ヤマナメクジと知りました。 珍しいものに巡りあえて、‘何かいいことが!’と単純に思ったり、周囲の空き地には‘雑草の中にブタクサもあるかな’と思いつつ、汗を流しました。

さて、ブタクサ花粉の飛散時期は8〜10月。東北では8〜9月で、10月は九州など南のほうと聞いていました。 最近、10月になって、花粉症のような症状でお悩みの方が、相次いで「原因はハウスダストではなく、ブタクサだ!」と言い切っていました。 それで、つい、ある「ブタクサ花粉症」のお子さんに、“この時期問題になるハウスダストは、夏に大量発生したダニが死骸になった奴が主な原因で、 最近は秋口にクリーニング屋さんに布団を持ち込み人が多いらしいけど、本当にブタクサなの? だったら、ブタクサって、どういう草か知ってる? えっ? 知らないの? ブタクサ花粉症なのに。 じゃあ、この次、来るときまでの宿題ね!”と言ってしまいました。今日のひとり言は、その懺悔の意味合いをこめて。

ブタクサ(ぶたくさ・ぶた草・豚草)はキク科の一年草。北アメリカ原産で明治の初めに渡来。英名の“hog weed”を直訳して、ブタクサ。 1メートル前後の高さになります。葉はキク科だけに、菊や同じキク科のヨモギに似ています。
花粉症の原因となり、1961年に日本で最初の花粉症として報告された帰化植物です。 明治の初めから百年以上も、花粉症の症状は現れなかったのか、自覚、他覚がなかっただけなのか、 それならば、どうして昭和になって……といった諸々のことは謎です。
ブタクサは雌雄同株の枝分かれした雑草で、牧場や野原、道端などに生育しています。
ブタクサ花粉症は、スギ花粉症、イネ花粉症に次いで多いようです。
最近は土地開発などでブタクサの生育地が激減して、また、ブタクサハムシという甲虫が北アメリカから帰化してブタクサを食い荒らしていて、 ブタクサ花粉の飛散数は減少傾向にあり、発症率も低くなってきました。

ブタクサ花粉症の人は、メロン、スイカ、ズッキーニ、キュウリ、バナナなどを食べると、 口のまわりやのどがかゆくなるなどの果物過敏症(食物アレルギー症状・口腔アレルギー症候群)を併せ持つ人が多いと言われています。 歯科関連では、ブタクサ花粉症でお悩みの方が鼻がつまり、歯科治療を受けるのが苦しいことが厄介ですが、そのことも問題です。

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H24.10.18.

冷たい風
冷たい風

例年この時期は、空調に頼らなくても治療できるような、快適な日が数日あるはずなのです。 が、今年は朝晩は少し寒く、思わず暖房をかける日もあるほど、日中は、少し暑く、換気扇だけではなく、軽く冷房もかけないと……という日が続いていました。

今日は強い寒気が流れ込んでいるわけではないけれども、気圧配置が西高東低の冬型になり、冷たい風が吹くために、朝よりも夜の気温のほうが低くなるとか。
寒暖の差が激しいほうが、紅葉はきれいになるでしょうけれども、インフルエンザや悩ましげな感染症予防のためにも、 手洗い、うがい、歯磨きをして、お体ご自愛ください。

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H24.10.17.

荒井良二さんの絵本
荒井良二さんの絵本

いちご歯科クリニックの蔵書は、現在20冊。

昔懐かしいLP盤の大きさの絵本から手の平サイズまで、大小様々。

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H24.10.16.

41

急性リンパ性白血病の治療のために入院していた元「めざましテレビ」メーンキャスターの大塚範一さんが、10月1日に退院したそうです。 大塚さんは「今後は、定期的な通院を続けて完治を目指す。ある程度体力回復のめどが立てば、徐々に仕事復帰を進めていきたい」などとコメント。 現場復帰をお祈りしています。

さて、プロ野球セ・パファーストステージはドラゴンズとホークスがともに二勝一敗で突破しました。 中でもドラゴンズの41番は三戦連続で登板して、打たれたヒットは一本だけ、無失点に抑え、昨日の第三戦では勝利投手になりました。

昨年のドラゴンズ対イーグルスの交流戦後、‘彼は必ずこの店にくるだろう’と思って、 仙台駅の中のある店のカウンターの止まり木に……。案の定、彼がチームメイトとやってきました。
マウンド上の彼もいいですが、先輩・後輩への気遣いなど、球場の外でもなおいいですね。
昨年は、中継ぎピッチャーながらMVPをとるなど大活躍でした。 ただ、登板過多と素人目にもキャッチャー出身とわかるあの独特の投球フォームは、 「だから、打ちにくいんだ」と言われるでしょうけれども、肩に負担がかかりすぎますから、 ‘故障しなければいいな’と思っていたのですが……。
今年のイーグルスとの交流戦を前に戦列を離れ、‘今年こそ、この目で彼の投球を間近に見よう!’という思いは叶いませんでした。
えっ? なんですと! 彼を、浅尾投手を知らない? 何とかなしい人やね〜。
シーズン終盤に復帰した彼が、今後も大活躍してくれることを期待しています。
 

ついつい何かと頼ってしまっていたある方が、奥様の病気療養のために、「しばらく来れないので……」と挨拶にきました。 現在、治療法が確立していない難病なのだとか。
頼ってばかりで、これといったお返しもできずに歯がゆいばかり。体調の回復を願っています。

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H24.10.15.

○△の秋

11月2日(金)、3日(土・祝)、4日(日)の3日間、埼玉県東松山市周辺で、日本スリーデーズマーチが行われます。 オランダのフォーデーズマーチに次ぎ、世界2位の規模を誇る国際ウォーキング大会で、世界数十ヵ国から参加者が集まるそうです。
今年のテーマは「歩くを力に!」。 昨年の震災の復興応援の意味合いもこめて開催され、宮城県東松島市で制作した巾着袋(300円)を会場で販売、 売上の一部を同市復興支援のために寄付するそうです。
登録費大人2000円、高校生以下1000円で、当日参加もできるので、興味がある方はどうぞ。

市民自転車ロードレーサーの祭典「中野浩一V10メモリアル ツール・ド・ジャパン2012西湖ステージ兼ブリヂストン・サイクル杯サイクルグランプリ」(長い)が、 11月11日(日)山梨県・西湖周回コースで開催されます。 プロレベルから、幼稚園児のコースもあり、大人から子どもまで楽しめますが、くれぐれも無理をせず落車にはご注意を。 こちらは締め切りが10月26日(金)です。

参加費がかかる大きなイベントではなくても、暑すぎず寒すぎずといった陽気には体を動かしたくなります。 お腹がすいたら、またいろいろな食べ物が美味しくなってくる時期でもありますし、○△の秋とはよくいったものですね。

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H24.10.12.

リーダーとして

東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大投手が、8日の最終戦で快投を見せ4年連続の二桁勝利。
本拠地は観客席の数が依然として影を落としますが、その大改修のためにも、被災者が心から喜べるように、 ともに優勝を目指しましょう!と某選手はなぜ言えないか言わないか。「1ゲーム差で逃したAクラス入りを目指します!」では……。 昨年は底力を見せられず、今年も小さなファンが「うそつき!」とつぶやくほどですから。でも、プロですよね。

それよりも今週湧いたニュースといえば、ノーベル医学生理学賞受賞でしょう。
以前に比べて賞金が減額されていたり、同時受賞でさらに減るなどということはどうでもいい。
研究所の職員の実に9割が3年、5年と短期間で不安定な雇用契約下で、研究に従事せざるをえない中、研究だけではなく、 雇用維持のための金策にも東奔西走南船北馬。京都マラソン完走を条件に一千万円以上の寄付を募り、それを実現しただけではなく、 ノーベル賞受賞を機に国の重い腰さえも動かしました。
日本人のノーベル医学生理学賞受賞は初めてではないですが、医学部出身の医師が受賞したのは初めてなので、 “世界的に見て日本の医療は……?”と自虐的に評価されていたことも軽く一蹴して見せました。 日本の医療界にとっても画期的なことです。

海外で高く評価されてから改める姿勢こそ改めて、 日の当たらないような研究室で研究に勤しんでいる超ド級スーパーウルトラスペシャル優秀な人材が、 海外に流出し続けている事実を食い止める役割は、国のリーダーが担うべきです。 しかし、お尻ペンペンなんてもんじゃない“!”インスピレーションのようなひらめきを、 9回失敗してようやく1回成功するような我慢と喜びを、知らしめるのは他でもないあの先生のような各分野のリーダーですね。

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H24.10.11.

あまちゃん

住吉アナウンサー(すみきちさん)がNHK仙台放送局にいた時は、失礼ながら‘パッとしないアナウンサーだな’と思っていましたが、 東京アナウンス室に移ってから大抜擢。

「今の貴方の髪型に似ているね」と言われるあの方と、プロフェッショナルの司会などを務めました。 すみきちさんは、あの方に対して、「ハエが飛んでいるような髪ですよね」と言ってはばからなかったり、個性的ではありました。 プロフェッショナルにも出ていたイチロー選手とも仲良しのようです。すみきちさんは、今はNHKを退職してフリーで活躍中です。
以前、東京駅で新幹線の乗車待ちをしていると、ハエが目の前を飛んでいきました。 ‘別の新幹線に乗るんだな’と思って、乗車後ノートパソコンを広げて作業をしていて振り返ったら、 右斜め後ろに彼がいてビックリしました。面識はありませんし、お見かけしたのもそれきりですが、 先月末、駅前名物ビルヂングが閉館したあの駅で降りていきました。

すみきちさんと彼が担当していた頃のプロフェッショナルで一番印象的だったのは、残念ながらイチロー選手ではなく、 あるぶっ飛んでる絵本作家でした。サイン会で小さな子どもが近寄ってきて、「ねぇねぇ、下書きの鉛筆の線は消してたほうがいいよ!」 と耳打ち。それを聞いて、もろ手をあげて足をバタバタさせながら嬉しがったとか。それを意図していたからです。
NHKの連続テレビ小説「梅ちゃん先生」は視聴率が高く好評でした。 どん底から希望を求めていく時代背景が現代に通じるところがあるように思いましたが、 “上を向いて歩こう”としめた割には後ろ向きに感じました。オリンピック期間中も高視聴率を維持し続けた「梅ちゃん先生」の後は ‘どのようにつなぐのか?’と興味をもっていましたが、ファンタジーのような「純と愛」が始まり、 最初の視聴率は「梅ちゃん先生」と同じくらいでした。タイトルの文字とかあの絵に、‘ん?’と思っていると、やっぱり。
題字・タイトル画 荒井 良二。
あのぶっ飛んでる絵本作家です。
テレビ小説自体もぶっ飛んでいて、今後の展開が楽しみです。 荒井良二さんの絵本は、最近微妙に作風が変わってきているように感じますが、 いちご歯科クリニック待合室に増えていくと思いますので、こちらもお楽しみに。

さて、「純と愛」に続く来年度上期(2013年4月から9月)の連続テレビ小説は「あまちゃん」。 昨日の写真で、おそらく一番わかりにくかった三陸鉄道のあの沿線が舞台です。

あまちゃんはアマチュアじゃありませんよ。海女ちゃん、professional woman diverです。プロフェッショナルです。 震災に伴い男女共に職を失う方々が増え、ただでさえ暗くなりがちな世の中に希望の光をともすべく、 連続テレビ小説で流れを作っているような、NHKの姿勢に好感がもてます。

あれから19ヵ月。後ろ向きばかりじゃいられませんよね。

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H24.10.10.

“おだづなよツアー”

10月6日土曜日、午前の診療が終わってから早めに出発すればいいのに、出立は午後3時半頃。
1時間くらい走ったところで、黄色いシャツを着た女性が、走っていたとか歩いていたというより、ヨレヨレになっていました。 ‘声をかけようか’と思いつつ、そのまま通過。
石巻市(旧河北町)成田では、震災の影響で道路脇の法面が一部崩れ、片側交互通行になっていましたが、 工事はほぼ完了して、交互通行は解除されていました。
しばらく行くと、眼鏡をかけた男性が「黄色いシャツを着た走っている女性を見ませんでしたか? 携帯も通じなくて……」と声をかけてきました。‘さっきの方の連れだな’とすぐわかりました。
“ああ、見かけましたよ。‘声をかけようか’と思ったんですが、そのまま通り過ぎてしまいました。 かなり疲れているようで、走っているとか歩いているという感じではなかったですが、こっちには向かっています。”
「どれくらい?」
“え〜っと、8kmくらい向こうですね。”
そう言ってから、‘8kmも離れるなよな!’と思いつつ、しばらく行くと‘あの二人、大丈夫かな? 今日はどこに泊まるんだろう……’と心配になってきました。
やがて、とっぷりと日が暮れてきました。

石巻から気仙沼は80km余り、南三陸町志津川はちょうどその中間です。 以前、自動車で通った時に、カーナビにガソリンスタンドが表示されながらほぼ跡形もなかった角にあるエネオスが、 質素なつくりながら営業していました。他人事ながら、うれしくなってきます。

波の音は小さいですが、道路のすぐ近くから、ブキミに聞こえてくる道が続きます。浮桟橋の上を走っているような感覚です。

ホンダの《ちょうどいい!》が(道も何もない)変なところで左ウインカー。トヨタなど後続車がブレーキ。 ちょっとスローダウンの後、また加速して走り去って行きました。

‘知り合いではないが……。’

しばらく行くと、右手にファミリーマートが見えました。‘ここで休憩はなく、通過だな’と思っていると、 その向かいの歩道に男性が立っていました。明らかに私を待っているように。コンビニの駐車場にはさっきの黒い《ちょうどいい!》。

「宮古から石巻に帰る途中だった。どこまで行くの?」
“今日は石巻から気仙沼までです。明日はその宮古まで……”と答えつつ、‘逆方向でしょう。 私を見かけて、どこかでUターンして、声をかけようとして、実際に今、話しかけているって、どんだけ?’と思いました。
止まりそこないズッコケかかって、“いや、‘キモい人がいるから、無視して通過しよう’と思ったんですが……”。
「石巻からですか。私も石巻市成田です。私も自転車旅行をしていたんですが、今はやっていなくて……。同年代ですよね。 ああ、私より若いのか。でも、現役バリバリでやれるのは素晴らしい。握手して下さい!」

……と、握手。

気をつけて!お互いに。

夜道をさらに進んで……。

“あっ、ズルッ!”

別にズルイわけではありませんが、先程の男性が気仙沼線の代行バスの左後ろの席に座っているのが見えました。 向こうも私に気がついたようで振り返っていました。‘気仙沼泊まりかな。よかった。連れの方に合流できたんだね。’

日焼け、それに伴うメラノーマを恐れて、危険ですが、夜間走行は以前から多いです。 通算でも、日中よりも夜間のほうが、距離も時間も多いと思います。

それにしても、今日のいでたちは、サイクルヘルメットからグローブ、シューズ、シャツにパンツ、 バッグに自転車にいたるまで、全部“黒”。

‘ちょっと、やり過ぎでは?’

予約していた気仙沼のホテルに夜8時にチェックイン予定だったのですが、“30分くらい遅れます。”と最初の電話。 それで安心したのか‘安全第一’と考えたか、ペースは大幅にダウン。 8時半前に“気仙沼市内には入っているのですが、チェックインは9時過ぎると思います。”と電話した頃には雨がぱらつき始めました。 2回目に電話した時に、「45号線から電気屋の交差点を右折して下さい。その後、橋を越えて道なりにまっすぐ進むと見えてきます。 商店街になっていますので……」と聞いていましたが、‘この交差点のはずだが……’と思ったところで、3回目の電話。 目印の電気屋が交差点の角にあると思っていたのですが、少し奥にありました。看板の明かりが消えていて、気がつきませんでした。

言われた通りにまっすぐ進むと、ある交差点にたどり着きました。 右側の角にはセブンイレブンがありましたが、看板は消えていました。店舗らしきものは見当たらず、‘仮営業?’。

この交差点もまっすぐのはずなのですが、真っ暗。後からくる車が次々に左折、まっすぐ進む車は一台としてありませんでした。 ちょっとまっすぐ進んでから、引き返し、街灯もついていて商店街的な雰囲気がある方向に曲がりました。 ローソンがあったので、ちょっと買い物をして、道を尋ねると、丁寧に教えてくれました。

「バイクですか? 自転車。自転車なら2〜3分くらいで着きます。」

やっぱり、先程の真っ暗な道をまっすぐでよかったのです。進んで行くとそれらしき建物が見えてきました。 「商店街になってますから……」と言われても、周りは建物があった面影だけがあるところがほとんどでした。
入り口近くに、《コンビニへの買い物や周辺の観光にどうぞ》とレンタサイクルがありました。 2時間ほど無料で貸し出す自転車。‘これ、いいな。’
遅れたことを詫び、チェックイン。自転車はフロント脇の倉庫に保管してもらうことになっていました。
仮営業とは思えないほどにキレイになっていましたが、結婚式場やスナックなどは閉鎖されたままでした。

翌朝8時半頃に出立。隣に同じような大きさのビルがありましたが、1階の窓ガラス部分に、ベニヤ板が張っているままでした。 昨夜看板が消えていたセブンイレブンは、6時から20時までの営業時間。 店舗が見えなかった理由は、壊れた建物の1階部分を補修していたから。

‘セブンイレブンは、もともと基本的に朝7時から夜11時までの営業でセブンイレブンだったんだよな。 だから、セブンイレブン。そういえば、昔、石巻にエイトテンってあったな。’

45号線に戻り、北へ。

宮古までは130km余。国道45号線が始まる仙台から気仙沼までも同じような距離ですが、道は大きく違います。 リアス式海岸に伴う峠の連続が続くのです。ようやく峠を越えて下りに入ったら、 目の前にどよんと次の峠が見える……ということが続きます。 ‘学生の時はここをずっと自転車で走っていって、八戸から大間を経由して北海道に渡ったんだから、我ながらスゴイよな。’

もうすぐ気仙沼を出るところは、トンネルがいくつか続きます。長いのや短いの。 狭くても歩道があって、そこを走ればいいトンネルは問題ないですが、入り口に《大型車トンネル内すれ違い注意》と表示されている、 歩道がないトンネルは苦笑いするくらい(?笑顔が消えるくらい)危険です。

しばらく進んでコンビニで休憩していると、見覚えのある人が見覚えのある自転車に乗って、颯爽とやってきました。
何の縁か同じホテルに宿泊していたんですね。 陸前高田まで行って帰りだとか。あの自転車で陸前高田まで往復2時間はきついでしょうに。奥様も元気そうで何より。
いちご歯科クリニックのスタッフに「イケてない!」と一蹴された水色のTシャツに「カワイイ!(*^o^*)!」。

奥様から握手を求められ、ご主人とも握手。
「今日は気仙沼の岬を見ようと思っている。東北の人は、みな人がいいよね。」
では、お元気で。
 

ようやく岩手県入り。

陸前高田は奇跡の一本松が保存のために分割して取り払われています。 陸前高田出身の千昌夫さんがかつてオーナーだったホテルは、一階がぶち抜かれてひっそりと国道沿いに放置されたまま。

全部“黒”

大船渡への峠筋に入ろうかというところで、道端でイベントをやっていました。 ちょっと覗いてみると、「豚汁をどうぞ!」。大きな丼に山盛りの豚汁、一回り小さい器にド〜ンと浅漬け。 “特設”ステージ上で民謡を歌ったり踊ったりする人々に手拍子、拍手をしつつ、ありがたくいただきました。 着物は内陸部の北上のほうから贈られたものだとか。

コーヒーを売っていました。‘ホットすだっち?’ここですだち? 徳島とかならともかく。
「震災後、いろいろな人と交流して、今まであまり食べなかったものも口にするようになりました。 この辺では柚子にハチミツが定番ですが、すだちで。陸前高田は柚子の北限の産地なんですよ。 震災後ガレキ除去の作業を“マスクなんかしてられるか〜(;`皿´)!”って頑張ったんですが、粉塵でやられちゃって……。 お兄さんからの元気玉は、今後の活動資金になります(笑)。普段は毎週水曜日なんです。今日は日曜日ですけど、収穫祭なんですよ。」

コーヒーとホットすだっちをいただきました。

地震・津波には“おだづなよ!”だけれども、辛さや悲しみを乗り越える日々の暮らしは“おだって、 笑って”それらを吹き飛ばすようなものであるべきであって、歯を食いしばって、頑張り続けたあげくにダメになってはいけないよな。’

昼食には少し早かったですが、お腹も心もみたされた思いでした。何かを求めて“おだづなよツアー!”に出た目的が、達成されたような。

全部“黒”

峠を越えて大船渡に入り、震災後不通になっている三陸鉄道南リアス線の区間は岩手県交通のバスを利用しました。 タイヤを外して輪行バッグに入れて。輪行バッグは収納すると、ご覧の小ささです。実は、輪行バッグを使うのは初めてでした。 半年ほど前に東京方面に行った後どうしたか? 車で回収しました。

釜石市内では、平田(へいた)第六団地にもバス停がありました。以前ひとり言した、背中合わせのようになっている仮設住宅です。 全戸南向きというわけにはいかず、東向き、西向きになりますが、玄関部分が大きな屋根で覆われていて、 コミュニケーションに役立つだけではなく、雪の時にも便利なようです。 このような仮設住宅は、残念ながら、釜石市内でも、平田のごく一部にしか見られません。遠野にもあるようですが。

全部“黒”

耐震工事もしていた釜石大観音は、津波被害には遭わなかったそうです。 まだ早いですが、滑り止めの砂も準備されつつあります。ただ、上り下りの多い国道45号線は、滑り止めの砂があっても……。

釜石から宮古まで、取り留めのないことを考えていました。‘壊れるような防波堤は要らないよな。上の部分が80cmくらいしかない。 でも、その防波堤建設を受け入れないと予算がおりないなんて……。人も道路も通れるようなダムのような防波堤。 ただ、それでは、水が越えてしまうと、なかなか引かない。 ガレキの中の土は、塩分を含んだ小さい木片が多くて、堤防や、まして鉄筋コンクリートになんて使えない。 残留放射線は問題なくても、使いようがない。一方で建築資材は不足していて、復興住宅を建てようにも、 学校の校庭にまで仮設住宅で埋まっている現状では、“どこに?”20年以上前に見上げて、 失笑した三陸道は短い区間がポツリポツリとできていただけだったのが、震災復興道路と位置づけられてからも、 あまり延びているように見えず……。国道は歩道がボロボロのままになっていたり、なかったり、 “ひっでーな!!45号線は国の直轄道路たぞ。岩手県内は土地がいっぱいあるんだから、拡幅するくらいできるだろうに。”’

大船渡市内や宮古市内などでは、補修工事のためにいまだに片側交互通行のところがありました。 国の直轄国道では、石巻で片側交互通行の工事を終えたと報道されていたのは、宮城県内の話だったんですね。

津波浸水想定区域始まり
、津波浸水想定区域終わり、……何度繰り返す?

全部“黒”

宮古大橋とVの字型に並ぶ宮古橋は補修工事が昨年4月に終わろうとしていた矢先の震災で、また補修工事をして、 今年の3月頃に完成したとか。自動車専用の宮古大橋は宮古を通過するには便利ですが、 ゆるいスロープになっていて、路面がアイスバーンになったら大変そう。
宮古での宿泊先はルームナンバー311。ここも仮営業で1階は工事中でした。

宮古から久慈までは、三陸鉄道北リアス線を利用しました。 全部“黒” 以前は自転車はそのまま載せられたはずですが、念のため問い合わせると、「むき出しでは危険なので、バッグに入れてならば……」。 一部不通になっていて、岩手県北バスの代行区間では、陽気な運転士が「この間、14万の自転車を積んだ。すっげーかっり〜の!」。 久慈でバスを降りる時には、「これだって相当するんでしょう?」。
“10万弱です。”
「ハッ、軽〜く言うよ(笑)。(俺なんか)1万のマウンテンバイクに乗ってんだぜ。まさか、本州一周?」
“いえ、45号線です。”
「あっそうか。これからこっちか。坂が大変だよな。」

全部“黒”

高さ35mの橋から見上げるような位置にある国道45号線の橋。
高さ33mの橋から見下ろす国道45号線、わずか数百メートル進むか戻れば、津波に巻き込まれなかったろうに……。
絶景で、一時停車してくれるのはいいですが……。

8日ハッピーマンデー体育の日の晩は、予約はしていませんでしたが、八戸市内に泊まろうと思っていました。 学生の頃によくそうしていたように、クアハウスのようなところにもぐり込むのも一つの案だったのですが、 なぜか、十和田を前にして、八戸駅まで戻り、仙台行き新幹線の最終列車に乗りました。
全部“黒” 仙台駅で乗り換え、東北線松島駅から石巻まで25km以上のほとんどを自転車を押して歩きました。夜中0時過ぎから5時過ぎまで。 自転車が故障したわけではないですが、数km乗っただけです。甘えていたのか、走り足りなかったので、 自分自身に“おだづなよ!”と喝を入れるように。罰ゲームにもならず、簡単にこなしてしまうことは、 自分自身が一番よく知っているはずなのに。

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H24.10.9.

帰ってき……

おかげさまで、無事に“おだづなよツアー”から帰ってきました。今朝5時(ようやく明るくなってきた)頃に(笑)。
「夜7時から会議!」
……ということで、“おはようございます!”ですが、それまで“おやすみなさい(-.-)zzZ!(笑)!”。
詳細は、明日。

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H24.10.5.

歯科医師として

虫歯を削って詰めて、歯槽のうろうも含めて、抜いて入れ歯をいれて量数こなしてナンボ。 歯科医院を開業して、勤務医や歯科衛生士など多くの従業員を雇い、毎日行列ができるほどになれば、 同業者からは成功者とか勝ち組と言われるでしょう。でも、ふと気がつけば、治療すればするほど意に反して歯は減っていくばかり。 「治して……」との主訴に応じて完璧に治療したつもりでも、人々の歯の本数が少なくなる一方なのはなぜか。
「日本の歯科の医療保険制度で虫歯を治せるか?歯槽のうろうを治せるか?」と問われれば、残念ながら答えは“否”。 医科に比べて歯科は、治療の前にあるべき検査項目が少ないというより足りなすぎるし、制度自体に根本的な欠落があるとしか思えません。
では、その根本的な欠落を補って、虫歯を激減させて、歯槽のうろうで悩む人も見かけなくなるような仕事をすれば、 歯科医師として報われるか? 80歳になっても100歳になっても、入れ歯を使わなくても、自分の歯だけで満足に食事ができるような、 20本以上歯がある人が大多数の世の中になれば、みんなが健康を謳歌できると言い切れるか?

実際に、野蛮から洗練された意識へと変化して、虫歯は少なくなり、高齢になっても歯が多く残っている割合は増えています。 しかし、日本のほとんどの歯科医師が、充実感を増しているとは思えません。
「日本人の平均寿命が男女ともに世界一から陥落して……」と言っても、平均寿命が高いのは少子高齢社会の数字のマジックに過ぎず、 それが世界一だったからといって日本の医療も世界一だということでは必ずしもないと、多くの人が気づくべき。 歯科ほどではないにしても、医科も根本的な問題が放置されたままです。

命をながらえているだけで、寝たきりとか認知症が進んでいる人が増えています。 一方で、介助の手は少なく、口の中のケアまで充分に届かないケースが目立ってきています。 ‘歯の本数は多く残っていても、これではかめないな。 経管栄養で口から食べ物を摂取しているわけでもないから、かえって歯がないほうが衛生面でもケアの都合上もいいのかもしれない’ とため息をつくような症例。では、そのケアを充実させれば、歯科医師として胸をはれるか?…… 実際は、悩ましげな表情を浮かべることが多いかもしれません。 こういうふうにやってみたけれどもダメだったか、じゃあ、次はそういうふうにやってみようか……そうこうするうちに……。 必要とされているうちはいいですが……。
「歯が痛いのは嫌だから、若いうちに全部抜いてしまったの。入れ歯も使いたくないから、入れたことはない。 それでも煎餅だってバリバリと食べられるのよ。 さすがにたくあんなんかは苦手だけど……」と、笑い飛ばす方はそれはそれで幸せなわけで、無理矢理に入れ歯をつくるまではせずに、 そっと手をさしのべるように求められるケアをするだけ。

市町村別でもっとも死者数が多かった石巻の大震災後の検死で、三宅先生が一番活躍されました。 普段はQOLを高めようと仕事をしているのに、亡くなった方を検死して、遺族の方から「ありがとうございました!」と感謝されて、 歯科医師として複雑な心境だったと綴っています。 遺族の方が思わず目をそむけるような対面をさせるのではなく、映画「おくりびと」のようなかたちでとか、 荼毘に付してとか……と思っても、そこまで手がまわらず、大きな声で泣き崩れるのを聞いて、黙々と作業を続けるしかなかったのに。 深く傷ついたはずの遺族が、笑顔で「ありがとうございました!」と言うのですから。 はたして、‘歯科医師として……’と考えずにはいられなくなります。
逝ってしまうのは仕方がないけれども、せめてキレイに逝ってほしい。 生きているのもつらいけれども、せめてキレイになりたい。明るく笑っていたい。

歯科医院は笑顔を買うところ。そのためにはまず自分から笑顔になる必要があります。 暗い表情やしかめっつらから、変わらなければなりません。
本当の笑顔を見せる人は、つらい悲しみを乗り越えた人?
理屈ではそうかもしれませんが……。

何かしたことで他が喜んでくれる。それが仕事ならば、業として誇れます。 悲しまれたり、うらまれるようなことになってから、じだんだ踏んで悔しがっても後の祭り。 自分では完璧な仕事をしたつもりでも相手が不満だったり、“申し訳ない。 私はこれくらいしかできませんでしたm(_ _)m”というような仕事に相手は感動したり、なおかつ、前者よりも後者のほうが多いなど、 悩ましげなことがありますが……。一般的な商売ならば、十試みて一成功すれば、万歳三唱。 医院では、“それでイインです”とは言えません。 “経営が成り立ちさえすればいいんだ”と割り切っても、心は荒び、本当に笑えなくなるでしょう。 よかれと思ってしたことが他が悲しむことに通じるならば、事前にやめるべきです。 それが仕事ならば、そうならないように、改めなければ、変えなければならないでしょう。制度が云々、他が云々言う前に。 ただやみくもに改めたり変えるだけでは、そうしなかったほうがマシだったということになります。 冷静に反省、分析して、何をどうすればいいのかを理解して、組織の賛同を得て動く。 希望に満ちた笑顔あふれる未来に向かって。天災にも人災にも
動じない、この世に生きている証・かけがえのない宝物を求めてパラダイム・シフト。

瞑想するように、明日から“おだづなよツアー”行ってきます!

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H24.10.4.

もう一人の田中君
東北楽天ゴールデンイーグルス

東北楽天ゴールデンイーグルスは、昨日の敗戦で、あと一戦落としただけでBクラス確定となりました。
開幕投手だった田中将大投手は、“気持ち”で投げるタイプのはずなのに、開幕戦をはじめとしてそれがこもっていない投球が目立ち、 「今シーズンは10勝いかないんじゃないの?」と言われ、来週の最終登板にその10勝目をかけます。

本拠地での試合は、今日と明後日で終わりの予定。

「一年間ありがとうございました。」
いえ。こちらこそ、ありがとうございました。やっぱり、日本シリーズをやる球場ならば、 観客席が3万人以上ないと成り立たないということは選手もファンもわかっているから、 どうしてもモチベーションというか気持ちの高まりが抑えられるよね。 そのあたりが勝負どころに微妙な陰を落としているように思う。あと7千席足りない。
「1塁側のコカコーラの席を改修して……。」
それはいつやるの?
「工事はこのオフにして、来シーズンには席が少し増えます。今、見積をとっているところで……。」
それで、どれくらい増えるの?
「数百かと。」
3塁側は?
「こっちは何もしません。」
グラウンドは有数の広さでも、観客席が狭い。かといって、横に広げるスペースもない。 ならば、“上がある!”と、観客席を多層にして、西武ドームのように屋根をかけてしまう手があるだろうけど、 “そんなお金があるんだったら……(;`皿´)。周りの被災地を見てみろ!!”と、ひんしゅくをかうだろうし……。
「おっしゃる通りです。」
野球は一人でやるわけじゃないように、周りも一人でやっているわけではないけど、田中君の手腕に期待ですね。

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H24.10.3.

蒼氓

「自転車っていえば、アームストロングの名誉が剥奪されましたね。」
……ですね。大人気商品だったリブストロングも先細り。アームストロングっていえば、 月に最初に一歩を記したアームストロングさんもお亡くなりになりましたね。

「今日のBGMは山下達郎さんですね。」
……ですね。
「テレビでインタビューやってました。『一番印象に残っている曲は何ですか?』って、聞かれて即答でした。 特に、{ Disk.2 }は来たきたキタ〜!って曲の連続で、いろいろな思い出がよみがえってくるような……。」
新幹線のプラットフォームに佇む深津絵里さん、かわいかったなぁ〜とか。
「今でもかわいいじゃないですか。」
……ですね。
「今日は『……ですね。』ばかりですね。」
……ですね(笑)。さすがに、一番印象に残っている曲は、{ Disk.3 }に入ってるドーナツ・ソングとは言わなかったんですね。
「また『ですね』(笑)。」
今日はその一番印象に残っている曲を聴きましょう。
「……ですね(笑)。」

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H24.10.2.

25kmと20km

自転車ならば、学生の頃は時速25km平均で10時間以上などと、よく走りました。平坦な道ばかりでは飽きてしまうというか物足りなくて、上り坂が大好きでした。 もうすぐ峠越え、文字通り心臓が口から飛び出しそうになるところを、さらに加速するのがたまらなかったです。 おそらく他のいかなる欲を満たそうとしても得られない快感。それに酔いしれていたと言ってもいいでしょう。
数時間だけなら、時速30km平均くらいでへとへとになるまで走るのも一興でした。
朝から五合飯を食らうような、他の人が見たら「暴飲暴食!」と一蹴するような食生活で、「何でそんなに痩せてるわけ?肩もこらないし何やってるの?」と問われても、 「あれだけ運動量があればね。むしろ、気持ち悪いくらいに飲み食いしないともたないよね。」と納得されました。

今では、時速20km平均(世界レベルのマラソン選手が走るスピード)がやっとで、上り坂にさしかかっても“心拍数、心拍数……”と、 加速せずに、欲求不満がたまるばかりです(笑)。時速25km平均と20km平均では、8時間走ったら走行距離にフルマラソン1本分くらいの差が生じます。大きいです。 もっとも、24時間走り続けるとなると、よほどのトレーニングを重ねない限り、走破距離はせいぜい400km余(石巻〜東京間に相当)です。 「24時間云々なんて、昔の栄養ドリンクのコマーシャルじゃないんだからさ〜」なんて言われそうですが……。
そんな中、先日、イギリスで百歳の方が自転車で100kmを4時間ほどで走りきりました。最敬礼。素晴らしい。百歳で自転車に乗るだけでも感嘆ものなのに。
オーバルコースをグルグル回ったわけで、信号はありませんし、他の車や自転車、 歩行者を気にしながら走らなければならない一般道で時速25km平均で走るのとは条件が異なります。それでも感服します。
石巻〜仙台間は60km弱ですが、自転車で何度走っても、3時間はかかってしまいます。学生の頃でもそうでした。 大きなアップダウンがあるわけではないですが、危険な道程だからです。“くたばるならば、くたばっちまえばいい”と、我が物顔で走ってかまわないならば、 2時間余で走破できるかもしれませんが、それでは命がいくつあっても足りないでしょう。 コワイモノ知らず、向こう見ずに時速25km平均でぶっ飛ばすよりは、「貴方一人の命ではないのだから」と言われるまでもなく、 “安全運転を心がけているから遅くなるわけで、歳のせいではない”と言い訳しつつ……。
志布志で職質されたときに、「明日はどこに行くんだ?えっ?そうなんだ。野生の馬は見て行かないのか。坂が大変だからな。」との警官の一言で予定変更、 翌日その坂走破……というように、魂に火をつけてくれるのはありがたいです。
“おだづなよツアー本番”を前に、闘志が奮い立つようなことは大歓迎です。

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H24.10.1.

仕事は何のために?

今朝は台風一過の秋晴れとなりました。
昨日は台風が接近する中、ある講演会を拝聴するために東京駅から大手町へ……と、その途中で警察手帳を見せられ、職務質問?
ラフな格好をしていても、スーツを着ていても、怪しげに見えるのは認めますが……。 職務質問は学生の頃に輪行(自転車旅行)中に、鹿児島県志布志駅前のベンチで豪快に眠っていた時以来、二十数年ぶり?。 その間に一回あったかな。身分証明書の提示を求められるのはともかく、他人名義のカードを使用した犯罪が云々と言い出し、 財布の中を見せろとまで言われました。

東京駅のリニューアル

ただでさえ怪しげな雲行きの朝から、不快なことがあってどうなることかと思いつつ、 ‘雄勝のスレートが使われている東京駅のリニューアルが終わったんだな’と冷静さを取り戻すように努め、 ポスターでIMFの総会が48年ぶりにあり、そのために警備を強化している旨を知り、先程の職質もそのためかと納得したつもりになり、 大手町の目的地へ(石巻の大手町じゃないですよ)。雨に濡れるのは嫌だし、傘をさすのもめんどくさいので、できるだけ濡れなくてすむルートを通り。
講演会は参加が無料だったのですが、手続きがちょっと面倒でした。 先着順に席に案内され、早めに着いた私は前から二番目の席でしたが、私の前に座っていた夫婦と思われる男女は開始一時間ほどで退席してしまいました。 見晴らしがよくなってよかったですが……。

講演会の内容をここで詳述することは控えますが、以前から興味をもっていた分野の講演会でしたし、内容も期待した以上でしたから、 仕事は何のためにするのかといった根本的な問題を含めて、光明を見出だした思いがします。
財務省が単年度のやりくりに終始して、三年後、五年後を見越していないと吐き捨てるのはいいですが、 では、‘自分自身は三年後、五年後どのように?’と漠然と考えているだけではなく、具体的に何かに書いているかといえば、そこまでしていないわけですから、 まず、自分自身が変わらなければ、他人もこの国も世界も変わるはずがないのです。 自分自身が変わったからといって、身近な人も変わるかといえば、そう甘くないですが、一歩目の踏み出しを誤っている限り、 意識の流れか調うことがありえないばかりか、ニ歩目も三歩目も望めるはずがないのです。
今後の仕事やひとり言に少なからず反映されるでしょう。

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H24.9.28.

MOSDO

昨日まで3日連続でモスバーガーに立ち寄りました。モスバーガーが大好きで仕方がないというわけではありません。 何年ぶりかで立ち寄ったのが、たまたま3日続いただけで、何となくモス気分だったのです。

昨日は新宿にビックカメラとユニクロのコラボショップ・ビックロがオープンして、四千人が列をつくったとか。

石巻で、一時期、石巻駅の南側と北側にニ店舗あったミスタードーナツは、残っていた北側の店舗も震災後閉めてしまい、 跡地はホテルか何かが建築中です。
‘コラボといえば、MOSDOというのもあったな’と思いつつ、‘ビックロと違ってMOSDOになると、もはやハンバーガー店でもドーナツ店でもなく、 異質な店だったよな……’とか、‘コラボの成否は、それによって相乗効果的に客をつかめるかだよな’と考えてしまいました。
ドーナツ好きとしては、‘ミスタードーナツの再出店でも、クリスピークリームドーナツの新規出店でも、 石巻にドーナツ店がほしい’と思うものです。
ミスタードーナツといえば、山下達郎さんが35年間のベスト盤CDを出すとか。 たしかに、あと5年経つとCDとかそのジャケットとかどうなっているか想像できないから、40年を待たずに今のうちにという思いはもっともですね。

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H24.9.27.

体調?

昨日、1kmあたり5分(時速12kmほど)のゆっくりしたペースで走り始めて、3km過ぎくらいでひどいくしゃみ。 22日、23日の連休は“おだづなよツアー”の予定だったのですが、声がほとんど出ないほどになり、寝込んでいました。 ‘回復したかな’と思っていましたが、まだのようです。結局、2往復の予定が1往復止まり。
 

休んでいると、ある人からメールが届きました。
 

東京マラソンの抽選結果がきました。

「定員を超えるお申込みがあり、厳正なる抽選を行いましたところ、
誠に残念ながら今回はご意向に沿えない結果となりました。」

との事でした。
来年また申し込みます。

昨日は東京マラソン2013抽選通知の日だったんですね。2013年2月24日(日)開催予定のレースなのに。
まだ、チャリティーによるエントリー方法もあるじゃないですか。 ……といっても、今回のチャリティーのエントリー方法はまためんどくさくしましたね。 今年の発走前に「少(すく)ねん(定員三千人に満たないん)だよな。 10万円くらい、ポンッて出しゃ〜いーのに」とほざいていたあの爺がスターターをやっているうちは、 私は東京マラソンにはチャリティーであっても参加したくありません。 仲間内では、「みんなで一緒に走りたいけれども、抽選があって、それが出来ないから東京マラソンへの参加は控えたい」という声もあります。
チャリティーランナーは寄付の他に一般参加者と同額支払わないとレースに参加できません。 一般のエントリーはその多くが抽選もれ、チャリティーは“10万円ポンッと払う人が少なくて”申し込み期間を再三延期しても、 定員の三千人に届かず。‘一般のエントリー費を数倍にして、全参加者からそれぞれの思いがこもった寄付を募るようにするほうが自然だ’ と思うのは、私だけではないでしょう。

自民新総裁は、本州最西端のあの方が、逆転で返り咲き。 “自分が総裁になれば自民党は変わる”と訴え、圧倒的な党員票を獲得した方は、国会議員による決戦投票の末に敗れました。 結局、自民党は変わっていないということですね。
政権を投げ出した無責任なあの方に百歩譲って擁護すると、今ほどではないけれども、 隣国と緊張状態にあった時に電撃訪問して事態の打開をはかったり、一議員時代と総理大臣になってから言っていることが違っていることがあるが、 一議員と総理大臣との発言の違いを理解しているからであって高く評価できるものでした。韓国のバカ大統領に見習ってほしいものです。 当時、史上最年少の自民党総裁として、当選10回以上という不文律も何するものぞというほど、若くして優秀だっただけに、 周囲の嫉妬感などが強く、単騎駆けして自滅したわけです。 ‘やり残したことがあるならば、あそこで投げ出さずに……’と多くの方が思うでしょうし、‘理由はどうあれ体調不良が云々と辞めたのに、 その体調は大丈夫?’と不安視するのももっともです。 彼本人よりも自民党自体の体質が変わらないとどうしようもないと思うのですが、県をあげて党員票をたくした方が敗れ、 県連幹部が総辞職しているところもあり、民主党だけではなく、自民党も空中分解間近かもしれません。

体調管理云々よりも、まず、意識の流れのズレを調える必要がありそうです。他人事ではなく。

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H24.9.26.

8km

いちご歯科クリニックから石巻赤十字病院まで、橋とトンネルを通るルートで往復8km。

「あそこまで走って行って来たの?」

びっくりされるかもしれませんが、ジョギングコースとしては手頃です。 4往復とか5往復したならばびっくりされても不思議に思いませんが、2往復くらいなら普通でしょう。 今日のメニューはその2往復です。せいぜい時速12kmくらいで、ゆっくり走る練習が基本。

「走って何が楽しいの?」

何も。苦しいだけ。達成感があるという人はいるけれども、それも別に。太らないように、適度な運動をというには、負荷がかかりすぎ。 それならば、スロートレーニングで充分。

「何で走るの?」

問われても、相手だけではなく自分自身も納得するような答えが見つからないまま、笑って走り去る。

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H24.9.25.

「にっぽん丸」と「ぱしふぃっくびいなす」

昨日、北上運河と並行して走る国道45号線を通り、運河を渡ってすぐの所に行く機会がありました。いちご歯科クリニックから5〜6kmの道のり。

その家に入ってすぐ感じたのは、お香をたきしめたものではなく、視界に入った遺影も、それと知るべき若い方。

“津波が来たらブレーカーを上げて、懐中電灯、○○、……、を持って逃げる”といった貼紙がしてあったクロスはピカピカ。
南側の窓を見上げれば、船が見えました。
「海がこんなに近いとは思わなかった。建物はもっとあったから、船が見えるようなことはなかったのに。 逃げるときは運河を越えられれば何とか……」。
船はちょうど石巻工業港に寄港していた「にっぽん丸」です。 港までわずか1kmほどとはいえ、1階から船が見えるとは……、ちょっとショックでした。 運河を越えても浸水地域は広がっていますが、津波の直撃を受けた地域と、その力が緩和されてじわりじわりと浸水した地域の境目は、 その辺に関しては、北上運河と国道45号線だったことは、震災後に実際に見ましたから承知していますが……。
さらに西側は、国道45号線と北上運河が離れ、石巻工業港に注ぐ定川が逆流するように大きな被害が広がりましたし、 そのさらに西側、海岸沿いを通る北上運河と国道45号線に挟まれるようにある航空自衛隊松島基地も大きな津波被害に遭いました。
おかげさまで、見かけ上はガレキが片づけられ、震災前と同じように機能している所が多くなってきましたが、 仮に今、同じような津波が来たら、右往左往するばかりかもしれません。
「ここの避難所は津波に向かっていくような所にあるんだよね。しかも低い。」
避難訓練をしても、‘一体何の訓練になるんだ?’
“消防無線で丁寧な言葉ではなく、「避難せよ!」と命令形にしたら犠牲者が出なかった”町のモノマネだけでは、 訓練主催者側の自己満足に過ぎません。

石巻市や東松島市は、津波が届かないような、高台まで何kmもある地域が多く広がっています。 いちご歯科クリニックのある大橋地区や東側の水明地区の住民の8割が避難所になだれ込んだら、大混乱です。 津波災害そのものよりも、そのパニックのほうが甚大になるでしょう。
「避難訓練をしたら、8割の市民が参加すると思ったのに、2割に満たなかった。」
失笑ものです。つける薬がありません。 それぞれの地域の避難所が、万が一の時に本当に避難所として機能できるようにするためには、まだまだ課題が多いのです。

明日は「ぱしふぃっくびいなす」が寄港するとか。 神戸港に「にっぽん丸」や「ぱしふぃっくびいなす」、「日本丸」や「海王丸」が寄港すると言っても、 “いつものことだ”とか“よくあることだ”と素っ気ないのですが、石巻港にそれらが寄港する時は……。

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H24.9.24.

ごきげんよう

9月もあと一週間となりました。
今朝は肌寒いほどで、久々に長袖シャツを着ました。
皆様、体調管理にお気をつけ下さいませ。

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H24.9.21.

なぜ、投げる?

石巻では捨てる意味で、投げるということがあります。

「詰めてあった銀歯、投げた。」

世界的にみても、日本ほど歯科の医療保険で、貴金属がたくさん入った修復物・補綴(ほてつ)物を使っている国はないでしょう。

ゴミと一緒に捨てたというのは、お金を捨てるようなものだ。そんな心構えだから、どんどん歯を失って、かめなくなるんだ。軽く説教。

「うるせーッコノ! おめーは虫歯の治療だけしてればいいんだ!!」などと声を荒げたら、問答無用でつまみ出します。

金などの買い取り店の換金率は、思わず失笑するほど。いい商売してますね(笑)。そういう店が流行るこの国は‘終わってるな’と思いつつ。

おしぼり

東海道・山陽新幹線のグリーン車に乗ると、おしぼりが渡されます。 東北新幹線のグリーン車では、おしぼりの他にサービスの飲み物も提供されていましたが、今は、はやて・はやぶさだけに限られます。

おしぼりにしても飲み物にしても、要らないと断ればそれまでですが、おしぼりは使い捨てにしてはもったいない素材を使用しています。 持ち帰ってスロープの手すりを拭くなど、雑巾がわりに使う私は貧乏臭いですか?

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H24.9.20.

足音

昨晩は久々にまとまった雨が降り、今朝の最低気温は21〜22℃ほどと、寝苦しくはなかったです。 関東・東海の今日は暑さが振り返し、30℃を超える所が多いようですが、石巻地方はそんなに暑くならないようです。 暑さは一段落して、日に日に秋の気配が深まっていくでしょう。
あっちが痛い、こっちも痛いとぐだらぐたらと言い訳ばかりして、なかなかトレーニングが進みませんでしたが、今週に入ってようやく、 “脇腹の出っ張り”がスッキリとしたように思います。
ちょっとでも暇があるとステップを踏んで、その足音が「うるさい(Ω`ε´Ω)!」とスタッフのひんしゅくをかっていますが……。

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H24.9.19.

彼岸まで?

今年の夏は暑いと言われましたが、お盆過ぎくらいまでは石巻地方は猛暑日も熱帯夜もなかったので、正直なところ物足りないくらいでした。 「貴方がそう思うから、こうなっちゃったのよ(;`皿´)!」と言われましたが、8月下旬に一度熱帯夜になってから、9月に入ってからも3〜4回記録しているようです。 熱帯夜はひと夏で一度あるかないかの石巻としては、酷な残暑でした。
「鼻声だね。夏風邪ひいた?」
「扇風機かけて寝ちゃったから……。寝室にエアコンないんだ。」
彼岸の入りだというのに、今朝の最低気温も25.0℃ちょうどくらいでした。 最近は最高気温が28〜29℃止まりなのに、最低気温も下がりきらないことが多いです。
予報では、明日の最低気温は24℃、その後は22℃、21℃、20℃……ようやく少し涼しくなってきそうです。
そんな中、いちご歯科クリニック診療室のエアコンに不具合があり、明後日金曜日に点検してもらえるまでご迷惑をおかけします。
学生の頃に、「オートクレープ(高圧蒸気滅菌器)が故障した時のために、電気圧力釜を用意しておくといい。保健所が云々は置いといて、応急用に。 原理はいっしょだから。」とおっしゃる先生がいらっしゃいました。 また、ある先生は「歯科医院を見学に行って、空調をかけていなかったら、『なぜエアコンをかけていないんですか?』と聞いていい。 『電気代がもったいないからだ!』と答えたら、『こんな歯科医院では勤務できません。 印象材やセメントなど練り物の硬化がはやくなりすぎて仕事になりません!!』と言って帰ってくればいい。」とおっしゃっていました。
居宅や、今では認可されないような古い施設への訪問歯科診療では、立ったら涼しく、しゃがんだら暑い(;´д`)といった、 過酷な診療環境のもとで仕事をしなければならないこともあります。おかげさまで、診療提供側は鍛えられましたね(笑)。

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H24.9.18.

ひまわり

お盆の墓参りをしたある方が、「花の中にひまわりがあって……。 何か笑っているような感じで、お墓には合わないと思うんだけどね。」と言っていました。故人が大好きだったのかもしれません。

さて、15日のサッカーJ1首位攻防戦はアウェーの仙台が広島に1-2で敗れ、2位に後退しました。
16日は仙台で大学の同級会があり、17〜18人が出席しました。女性の出席者がゼロだったことと、 地元仙台市内の開業医の出席が少なかったことがちょっと寂しかったです。
「あれ(地震・津波め、おだづなよ!)、はやかったよね。‘よくこのタイミングで出版できたな’と思ったもん。」
「あれ、どれくらい売れたの?」
“初版一万部が売り切れていなくて、八千くらいかな。”
大手新聞社が出している震災関連の本でも、せいぜい十万部くらいでしょうか。 ロングブレスダイエットはともかく、ギャル曽根さんが出している料理のレシピ本でも二十万部なのに。

一度開いて見たら、また見たいとは思わないような写真が云々とか、トブヨウニ売れたのは震災後二週間くらいまでだったから。 その恩恵に浴したのは週刊誌だけかな。“おだづなよ!”出版は早かったけど、二週間以上経ってたし……。

あまり売れないながらも、全国の本屋の店頭には震災関連の本が並んでいます。全部撤去すると「何でないんだ?」と苦情がくるとか。 最近でも新たに出版される本があります。その中でもオススメは

ひまわりの おか (いのちのえほん) 葉方 丹 (著), 松成真理子 (イラスト) \1,575 岩崎書店

です。

この本は、大人でも子供でも何度でも開いて読めますし、ひまわりの種は全国各地に広まっているそうです。

現場の小学校の‘裏山の急斜面に、つづら折りの坂を造ってあげていたら、津波から逃れられたかもしれない’と思ってしまいます。 現場で手を合わせた多くの人がそう思うでしょう。そのことはともかく、絵本として、まとまったいい本だと思います。

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H24.9.14.

プラズマ滅菌器
プラズマ滅菌器

写真はユヤマの高圧蒸気滅菌器です。ぶっちゃけて言えば、歯科器材は一般的に電気圧力釜のようなもので滅菌します。
ユヤマクレープはグローブなども滅菌できる優れものですが、熱に弱いものは、エチレンオキサイドガス(EOG)滅菌器を使うことになります。 ただ、このガスは有毒で、1年に2回、1回あたり数十万円かけて、保健所の点検を受けるか、 点検ができる資格をもった人を雇い入れるか、自らその資格をとらなければなりません。
今月初めに2年ぶりにあった東北デンタルショーは、賑わいが今ひとつでした。 メーカーなどが16日、17日の東京デンタルショーに備えて、新製品などを出し惜しみしているからと言えます。
実物が展示されるか定かではありませんが、興味深いのはプラズマ滅菌器です。 プラズマ滅菌器はEOG滅菌器に比べて、安全性が高いのですが、ほぼ韓国製の独壇場で高額なことが問題です。 700万円くらいはすると思います。
先日、車のディーラーで“IS-Fが欲しい。……でも(高いから)いいや。”とこぼしましたが、そのIS-Fの新車が買えるほどです。
さらには、薬事の認可がまだ通っていません。軽くため息。
薬事の認可が通って、日本製のプラズマ滅菌器もできて購入しやすくなるといいですね。

明日は、先週天皇杯2回戦で、ソニー仙台相手に前半の先制点を守りきった、 ベガルタ仙台のリーグ首位攻防広島戦がアウェーであります。必勝首位堅守!

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H24.9.13.

昨日は昨日

昨日の詩のうち冒頭の“昨日は昨日”は、Bill Clintonさんの言葉の引用です。
“Yesterday is yesterday. If we try to recapture it, we will only lose tomorrow.”
英語の練習にオバマさんの言葉が引き合いに出されますが、クリントンさんの言葉もなかなかでしょう。
その後は私の完全オリジナル。震災後1年半を経て、何となく“明日は明日”以降の言葉が浮かびました。

オオカミ少年効果というそうですが、何度も何度も津波警報が出ていても、たいしたことないと、 本当に津波が来ても‘たいしたことない’と思って津波被害に遭うかもしれません。 警報を出す側は安易に津波警報を出し過ぎていたと思いますし、警報などの経験がその後の大雨・大洪水に活かされているように思えません。
“賢者は歴史から学ぶ。愚者は経験から学ぶ。”では、歴史からも経験からも何も学ばない輩は、何なんでしょうか。

昨年の震災前に、チリ地震津波など何度か津波騒ぎがありましたから、大地震の後に大津波は、充分に想定できたはずでしたが……。 ましてや、予兆と言える二日前の長周期地震動があったあの状況でしたから。 それなのに、津波の避難所としては石巻市内で最高の石巻総合体育館は、当初、避難所ではなく遺体安置所として使われ……。 命令系統は“?”、ボランティアの組織体系も問題があり、石巻独自の手続きを踏まないボランティアは門外漢のような扱いをする一方で、 「ボランティアが足りない」と嘆いていました。その辺の不具合がなぜ生じたのか、今さら百条委員会で云々と揉めていますが、 委員会を構成する市議会議員も、「役立たず」と吐き捨てられるケースが多かったように思います。

いちご歯科クリニックのある大橋地区は、以前は水押(みずおし)と呼ばれていました。水押の地名は今も大橋、開北地区の西側に残っています。 水押と袋谷地(現・水明南、北)は、昔々、暴れ川の北上川が氾濫したときに一帯に水をあふれさせ、下流の市街地の被害を食い止める役割を担っていました。
水押から水明地区まで住宅街になった現在は、周囲に立派な堤防が築かれています。 ただ、幸いなことにこの地形が、大津波や大洪水の被害を軽減してくれるように感じるのは私だけでしょうか。 万が一、大洪水や大津波が起こってもこの場所なら、被害は浸水程度で済むと思っていましたし、実際にそうでした。 ただ、そうならば、‘“無理に帰ろうとせずに、落ち着くまでここに留まっていたほうがいい!”とスタッフに言えたろうに’とも思っています。 もっとも、スタッフは言うことを聞かなかったでしょうけれども。

足りなかったのは排水設備。水明、大橋、開北、水押地区だけではなく、住吉地区、旭町から中里地区一帯までの排水を、 住吉雨水排水ポンプ場一ヵ所でまかなっていた脆弱さが露呈したのです。事実、いちご歯科クリニック周囲で震災後に最大水位を記録したのは、昨年の3月12日。 川は干潮になって、水がひいていたにも関わらず、ジワリジワリと水位が増していたのです。
雨水マスの蓋 先日、いちご歯科クリニック駐車場の雨水マスの蓋が壊れて、金属製の蓋に交換しました。 50cmから1mも飛び出しているのが多く見られた比較的小さい汚水マスの蓋は市の担当だけれども、 直径30cm以上ある雨水マスは個人個人で……と言われたのにちょっと首を傾げつつ。
上水道はともかく、下水道はいまだにズタズタになっているところがあるらしく、そういう所は毎日のようにバキュームカーがやってきます。
「震災前は水産関係の仕事をしていたけど、腰を痛めて大変だった。 この仕事は穴にホースを突っ込んで見てるだけだから、腰に負担がかからないし、給料も前よりいいんだ。」

津波がビル街に襲ってくると、ビルとビルの間の道路を勢いよく流れる水は、その深さ20cm程度(くるぶしが浸かるくらい)で人が身動きできなくし、 50cmほどで問答無用で流してしまい、1mに達したら生きてはいられないほどでしょう。
低層住宅がほとんどのいちご歯科クリニック周辺は、仮に堤防が決壊するほどの大洪水や大津波がきても、水かさは徐々に増える程度で、 床上、床下浸水はあっても、人的被害は比較的少ないです。 実際に、昨年の震災で水押から水明地域にかけての死者は、残念ながらゼロではありませんでしたが、一帯が浸水したのに少なかったです。 津波で流されたのではなく、冷たい水に浸かって……といったケースは防ぎきれませんでした。
いちご歯科クリニック周囲のように、大勢の人が逃げられる避難ビルのようなものを建てる費用が予算から工面できないならば、 水の勢いをいかに弱めるか工夫する術を地域毎に考えてもいいかもしれません。それも大変かもしれませんが……。

いちご歯科クリニック周囲では、床上浸水した平家の持ち家、アパートの1階に暮らす住民、あるいは1階で寝たきりの生活を送っている方、 高齢の一人暮らしの方を含めて、地震・津波、大洪水などの災害時の対処が課題です。

仮設住宅は大橋地区のように浸水被害に遭った地域にも建てられました。“周囲に鉄筋コンクリート3階建て以上の建物があれば”という条件で。 大橋地区の場合は、震災後に避難所の役割を担った開北小学校がその建物に該当するでしょう。
ただ、先日の避難訓練の時のように、日曜日に大洪水・大津波騒ぎが起こったらどうしますか?小学校の建物は施錠されているのです。 昨年4月7日深夜にあった地震の際に、一部の学校校舎の窓ガラスが割られましたが、 そのような被害を、さらに建物の中に入ることを、災害時は容認するというのでしょうか。

あの時、歩みの遅いはずの□は、トンズラこいてどこ行ってたんでしょうね。
市立病院建設地は、石巻駅前駐車場に使用されている市有地に決まった後に、市議会でひっくり返されて保留状態。
救急車が渋滞に巻き込まれる懸念は、以前ひとり言したように、石巻赤十字病院近くの石巻線曽波神駅、東部の石巻線渡波駅、 仙石病院など病院、医院が集積している地の近く、石巻市西部の仙石線柳ノ目駅(新設)などに、台車に救急車を載せるような拠点設備を特区申請してでも、 JRと消防署、病院を連携させてでも配置して、反対派を黙らせるほどの気概はないのでしょうか。

震災後に石巻市立病院に入院中の患者搬送にドクターヘリが活躍しました。 そのドクターヘリが出動する場合、着陸地点が学校の校庭など、土の時は、消防車も出動することになっています。 離着陸時の土煙を抑えるために、あらかじめ放水しておくのです。石巻の消防士は、頼りないので、消防車の脇でボ〜ッと立っているだけかもしれませんね。
大地震から数日経って生存者が救出報道された裏で、地元の警察官や消防士らが、 誰が発見しただの誰の手柄だのスッペッタノコッペッタノカッペッタノやっていたのは、知らない人がいないような事実のようです。 「ハヤクタスケロー(;`皿´)!」でしょう。
床上浸水が長く続いていた中里地区の住民救出にあたっていた時も、応援に来ていた長岡の消防士が無線連絡しているかげで、 その声を復唱しているだけの石巻の消防士を見かけて、ふきだしてしまいました。

その中里で、いちご歯科クリニックから一番近いガソリンスタンドが、今、工事中です。地震、停電、浸水被害に遭っても対応可能なように。 こうした動きは少ないように感じます。公的なものだけではなく民間も、復興に向けた動きは、まだまだ復旧にも届かない弱さの場合が多いようです。

ヨーロッパの財政危機が言われていますが、金額的にも世界的な影響の上でも、日本の財政難のほうが深刻です。 事実上の破産状態、ハイパーインフレになり、卵1個が10円だったのが10万円になるような日が来るまで、5年かからないと言う人もいます。 財務省は単年度予算の帳尻合わせに終始して、5年後、10年後この国がどうなるか、どのようにしたいかなどは考えもせず。
「20年も前から危ないアブナイと言われていたけど、大丈夫だったじゃないか。」
オオカミは結局来たわけですから、今の様々な事象を感じて、未来を予見して準備しておくと、その時に「想定外」などと素っ頓狂なことは言わずに、 既視感があったかのごとくに人々を導けるはずです。人々を導くべき時にどっかにトンズラするのではなく、導いた後に後継のリーダーに立場を譲り、 自らは人の群れの中に埋もれてしまうような存在。リーダーはそうあってほしいものです。
さて、仮に国の財政難からハイパーインフレになったらなったで、大混乱はしますが、卵1個10円が10万円になるならば、月給30万円は30億円になるので、 サラリーマンは大きな問題を感じないでしょう。巨額の借金に悩んでいた人も負担感がずっと小さくなります。
がっかりするのは、金持ちです。それ以上に生活不安を感じるのは、年金生活者です。卵1個買ったら、1ヵ月の生活費が尽き果ててしまいます。 そうなった時に、迅速に社会保障の制度改定ができるでしょうか。
今審議されている法案が通ったら、月々の保険料はいくら上がるのに、実際に何十年後受け取る保険料はいくら下がる……などという程度では済まない破綻状態なのに、 テレビではそんなことばかりやってます。
万が一のことがあったら、円だけではなくドルも通貨の役割を果たさなくなって、円が1〜2割の影響力を占めるあの仕組みが取って代わるか。 それでは不都合などこかの国が、核のボタンを押すか。 被災地の震災直後あるいはそれを上回るような、大混乱が世界的に起こることは、避けられないかもしれません。
大蔵省が富士の高嶺に称されて、後は並びの山とされた頃とは異なり、金融が分離されたのですが、他はどんぐりの背くらべのようにさらに小さくなり、 いまだに財務省が富士山に例えられる始末。首相も大臣も財務官僚の操り人形のようなバカばかり。 韓国の大統領は、それ以上にバカを露呈する(天皇に訪韓して謝罪しろなどと)発言をしていましたが……。
税金を国に留めておきたい財務官僚の思惑通りに、「社会保障にしか使いません」と答弁を繰り返すばかりの操り人形。 消費税増税前にインボイスを導入して、その欠陥を補わなければならないと言っているのに。

「インボイスって、あの数字が書いてあるレシートのことね。 ‘あれっ?こっち(日本)って、レシート集めないの?’って、思ってた。宝くじは当たらないんだけどね。」

台湾暮らしが長かった貴女のように、少なくとも国会議員は理解力を持って、官僚の言いなりになるだけではなく、“政治”をしなければ、 オオカミが来るのは時間の問題でしょう。プロローグから本番までのカウントダウンは止まらない?

市議会議員にしても、県議会議員にしても、国会議員にしても、震災後、自分の支持者には手厚く、そうでないものにはシャネップリ(知らないふり)の傾向。 クソの役にも立たない輩が、有権者を巻き込んで、政争に突入しようとする見苦しさ。
震災直後に党派を超えた活躍をした市議会議員は、それが評価されたこともあってか、県議会議員への転身に成功しましたが、活躍は続いているでしょうか。

オオカミはいずれ来るのですから。
「日本オオカミは絶滅したから、大丈夫だ!」
本当にそうならばいいのですが。

昨年の震災はプロローグでしかないのです。これからさらに続くであろう、苦しく哀しい出来事を弾き飛ばして邁進するべく、今を見据えて生きましょう。

久々に長々と言いたい放題。ちょっとスッキリしました。盟友は「携帯で見っぺど思ったら、ナゲ〜ッ! パソコン開がねっけ!!」と言いそうです。 また様々な方々から、「いかがなものか……」とお叱りを受けるかもしれませんが(笑)。 困ったことに、「ひとり言はこうでなくっちゃ!」という人も多いようです。

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H24.9.12.

今を見据えて
 

昨日は昨日
昨日を取り戻そうとすれば
明日を失うだろう

明日は明日
今するべきことを明日に延ばせば
明日は来ないだろう

今日は今日
苦しくとも哀しくとも
今この時を精一杯生きていれば
明日への扉が開くだろう

未来は突然やってくるんじゃない
今を見過ごしていたら
未来を見誤るだろう
今を感じて生きていれば
未来を予測できる
その未来が今になった時に
幸せを感じながら
充実して生きられる
だから今を見据えて生きていよう
 

   いちご歯科クリニック 廣田 和好

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H24.9.11.

あれから1年半。
月命日に線香をあげて手を合わせ。

連続テロ事件の日でもあります。
アメリカと仲は悪くなかったテロの首謀者が、「イスラム的でない」と距離を置くまでは理解できますが、あのテロ行為までは……。
男尊女卑のイスラム教。すべての国・地域から女性が参加したオリンピックも、イスラム的ではなかろうに。

黙祷。

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H24.9.10.

歩く食い道楽大百科事典G

〇□△

〇□△を知らざれば食通に非ず。

高く評価される“おでん”の店です。
東京ならば、浅草のどことか、神田のそことか、銀座のあそこ、大阪にも有名な店はありますが……。

夜は一見(いちげん)さんお断り。昼は12時から13時までで、初めてでも入れますが、カウンターのみ10席の店ですから、まず並ぶことになります。 逆に、夜の部の常連客でも、昼は並びます。ただ、7〜8月の昼の部はお休みです。ちなみに、私は一見さんに髭が生えたくらいです(笑)。
店内の写真撮影は許されますが、ブログへのアップは断られますので、今回は写真なし、店名もふせます。
“おでん”ではなく、この店を取り上げたのは、この店の魅力が“おでん”だけではないからです。大将、店の和……。

ロマネコンティなどのワインよりも、KRUGを含めたシャンパーニュよりも、世界に冠たる酒は日本酒だと思っていますが、 中でも、杜氏の名前ではなく、銘柄で選ぶならコレという純米大吟醸のシェア一割を、この店が占めてます。 純米大吟醸というと、香りたつかわりに角もたつように感じますが、コレはバランスが絶妙です。 おそらく、寝かせることによって得られるのでしょう。
晩秋から冬にかけてわずか2ヵ月ほどの期間、その新酒が出回る2〜3ヵ月後くらいには、海老芋や下仁田ネギも旬になるでしょうから、 その頃に訪れるのが、今から楽しみです。

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H24.9.7.

ぶどう海老

9月1日(土)は夢メッセみやぎで東北デンタルショーを見てから、ベガルタ仙台のホームゲームを観戦しようと思っていたのですが、 連れの都合で、サッカー観戦にギリギリ間に合うほどだったので、東北デンタルショーは翌2日に行きました。
J1でずっと首位をキープしていた仙台でしたが、最近は最下位チームに敗れるなどして広島の後塵を拝していました。 “9月1日は仙台が川崎と、広島が磐田とそれぞれ対戦して、仙台が首位返り咲きするだろうから、観たい!”……とある所で話していたら、 チーム関係者席の近くSS席のチケットを並びでいただいたのです。 その日にローソンでチェックしてみましたが、SS席は離れてもかまわなければ2席購入可能でしたが、並びでは無理でした。
有り難く頂戴して。
試合は前半はいいところがなく、0-1で折り返し、後半、失点につながるプレーをした選手の初ゴールで、ミス帳消し。 さらに10番の芸術的フリーキックで逆転。キーパーの神がかり的なセーブもあって快勝。 広島が引き分けたため、予想通り、首位返り咲きとなりました。
明日は、リーグ戦は休みですが、天皇杯2回戦。宮城県代表JFLソニー仙台との同県対決。 天皇杯でのベガルタ仙台とソニー仙台との対戦は3年連続。一昨年は延長戦の末にベガルタが敗れ、ベガルタがPKで勝った昨年も延長にもつれ込んでおり、 接戦が予想されます。格の違いが云々よりも、 気持ちの問題ですね。
リーグ戦次節は15日アウェーで広島との首位攻防戦。ホームでは2-2の引き分けで、当時は2位広島に奪首させずに、なんとか首位キープしましたが……。

まずは、チケットのお礼と戦勝報告。
そして、来週の首位キープを祈っています。

さて、話題変わって……。
「ぶどう海老」の名前の由来は諸説あるが、実はこの呼び方は石巻魚市場以外には聞かれない呼び方である。 標準和名は「ヒゴロモエビ」と呼ばれ、ボタンエビよりも味は濃厚で身もしっかりしていて、プルッとした食感がたまらない。 首都圏では幻の高級エビとして珍重されており、高級な寿司屋で扱っている。

石巻信用金庫の今年のカレンダー

石巻信用金庫の今年のカレンダー、ふるさと自慢 おさかなシリーズ第二弾で、「ぶどう海老」が紹介されています。

石巻魚市場以外には聞かれない呼び方とあります。 もともとはそうかもしれませんが、気仙沼、塩竃、仙台など、少なくとも宮城県内では「ぶどう海老」ですし、 全国的にもそれで通じると思います。むしろ、「ヒゴロモエビ」なんて初耳でした。

さらに、身もしっかりしていて、プルッとした食感とありますが、「ぶどう海老」はボタンエビに比べて、 たしかに味は濃厚ですが、身はやや柔らかみがあり、ネットリとした食感があります。プルッとした食感があるのは、むしろボタンエビのほうです。

お造り

お造りの写真で、右側の鬼殻がついているほうが、ボタンエビ。左側の尾が少し赤いのが「ぶどう海老」です。

握りの写真は、左奥がボタンエビ、右手前が「ぶどう海老」。右奥はさんま(背側)、左手前がさんま(腹側)、中の右側がこはだ、左側がアジです。

鬼殻焼き。左側の少し赤いほうが「ぶどう海老」、右側がボタンエビです。

ボタンエビよりも「ぶどう海老」がおいしいと言い切れるものではなく、好みの問題。 私は「ぶどう海老」のほうが好きですが、それよりも光り物。いわし、アジ、さば、こはだ、さんま……、中でも、旬のさんまが大好きです。 写真のように1匹から4カン分切って握っていただくのが、いかにもさんまを食べた感じがします。 そのさんまの握りは食い道楽大百科にランクインしましたが、「ぶどう海老」は残念ながら次点です。

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H24.9.6.

9月2日

“9月2日は何の日?”と問うと、多くの人は「クジの日!」と答えるかもしれません。

日本では終戦の日は8月15日とされますが、この日は玉音放送があった日で、9月2日を終戦の日としている国もあります。
それはなぜかといえば……。
1945年(昭和20年)8月14日、日本政府はポツダム宣言の受諾を駐スイス及びスウェーデンの日本公使館経由で連合国側に通告しました。 そして8月15日に国民に発表されました(玉音放送)。 9月2日、東京湾内に停泊する合衆国の戦艦ミズーリの甲板上で、日本政府全権の重光葵と大本営(日本軍)全権の梅津美治郎及び連合各国代表が、 降伏文書(休戦協定)に調印しました。こうして、ポツダム宣言は初めて法的な効力を持つこととなったのです。

今、戦艦ミズーリは真珠湾に係留されていて、見学もできます。ハワイに行くことがあったら、是非とも立ち寄って何かを感じてほしい場所です。

“法治国家ではなく放置国家であって、コンナクニハツブレテシマエバイイ!”と公言してはばからない私が、震災の3ヵ月ほど前にそこを訪れた際には、 冷静でいられなくなり、一緒に行った他の人とはぐれてしまい、ちょっとあせりました。 ‘“コンナクニハツブレテシマエバイイ!”というのは本音ではないんだな’とも思いました。 そんなこんなしているうちに、震災があって、価値観とかがメチャクチャになって、自分自身は‘闇市のドンのような存在としてもやっていけるんだな’と実感しつつ、 そこを離れ、ただ、悶々とした日々は続いている現状です。

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H24.9.5.

9月1日

9月1日は関東大震災の日で、防災の日でした。 東京に大震災が起こるようなことがあれば、昨年の震災が大きな教訓となることが数々の事例で、今さらのように振り返られていたり、 昨年の3月11日に羽田空港と成田空港が同時に閉鎖されたために、両空港に着陸しようとしていた約100機が、 どのように対処したかなどを紹介するテレビ番組が放映されていました。

アルコール

さて、1歳半、2歳、3歳の歯科健診のときに、傍らに写真のようなものが置いてあります。石巻市の健康部健康管理課改め健康推進課が用意してくれているのですが……。
病院の病室前にも、同じようなものが置いてありましたが、置くことによって、点数と呼ばれる診療報酬がついたからです。 ただ、洗い流すならともかく、アルコールはすぐに蒸発してしまいますから、実際の効果は苦笑いしながら首を傾げるほどです。
私は健診の際にはグローブを持参して、一人一人、グローブを換えています。 学生時代に野球部員だった彼は「グローブって言うんだ」と言っていましたが、グローブです。

関東大震災で一面焼け野原になった東京の地は、東京大空襲を受けた地と奇妙に一致すると言われます。 その中で空襲を受けなかった聖路加病院は、青い目をした宣教師が開設した病院だったからとか。
“聖路加病院では、病室の前に手洗い場が設けてある。効果が期待できないものに診療報酬がつき、効果的なものに診療報酬がつかないのはおかしいでしょう”と、 ある医療ジャーナリストの著書で紹介されていました。聖路加病院に勤務している医師には、羨望の眼差しが注がれます。
昨年の震災前、実は、その聖路加病院を‘批判をしよう’と思っていました。
TBS系の報道番組で、差額ベッド代を患者の同意もサインもなしに請求していたとして、藤沢市民病院と聖路加病院が名指しで取り上げられていました。
藤沢市民病院は市議会でその問題が取り上げられて、なぜ相部屋ではなく差額ベッド代がかかる部屋にしかも無断で入院させたのか、 問われた病院関係者の答えは、「患者が臭かったから」。
ある人から、それと知らずに支払った差額ベッド代を返金するように要求された聖路加病院は、 「騒ぎ立てないことを条件に返金します」と応じたそうで、その件に関しては取材拒否。
ジョン万次郎記念館の除幕式で、子どもがはしゃいでピョンとジャンプしながら幕をとるように笑顔で除幕していた日野原重明大先生。 飛行機にものるしジャンプもするし、お元気だこと。

ヒトノフリミテワガフリナオセ!

自己採点しても、及第点にはオヨバナイのですから、他をとやかく言っているヒマはないということですね。

震災後、避難所に詰めていた時に、何もかも失った状態で石巻赤十字病院に入院したある人が、退院の時に十数万円請求されたことがありました。 私が足元にも及ばないような優秀な方が解決してくれたはずですが……。

石巻赤十字病院は、ある雑誌の全国都道府県別病院ランキング宮城県で、東北大学病院に次いで2位でした。
ただ、印象を一言にすると、“頼りない”です。

歯科治療中に万が一のことがあって、救急車を呼ぶことになったとして、搬送先が石巻赤十字病院ではどうしようもないとわかっていても、 そうしないと自分自身の責任が問われるからそうするだけだとしたら、むなしいでしょう。

石巻赤十字病院で医療ミスから死亡事故が報じられています。パンク状態で日々診療に当たらなければならなかった病院や医師には同情しますし、 「赤字だから」と公立病院を閉鎖しておいて、震災で市立病院もあの様にしている行政側も責められるべきかと思います。

じだんだ踏んでも何にもならず。
連携とは頼りない者同士が寄り添うことなのでしょうか。

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H24.9.4.

東北デンタルショー
東北デンタルショー

9月1日、2日の両日は、仙台港近くの夢メッセみやぎで、東北デンタルショーがありました。昨年は震災の影響で開催されなかったので、賑わいました。
1日に行きたかったのですが、連れの都合で2日に行きました。
「明日(3日)、(いちご歯科に)行くから!」
“来ねくてい〜よ!”
開業前から15年以上の付き合いで、周囲の人が‘社会人なんだから……’と苦笑いしながら思うであろう会話を交わす人物とは、相変わらず。
昨日、本当に来やがった。彼が言うには……。
「土曜日(1日)は先生方が多かった。特に、宮城県以外からいらっしゃった先生が。 宮城県の先生は、今月16日(日)、17日(祝)の東京デンタルショー目当てが多いかもしれない。日曜日(2日)は学生が多かった。 昨年なかったから、混雑しているようでヒマだった。」

会場は、震災を忘れさせるような、何事もなかったような雰囲気でしたが、ちょっと離れた海寄りでは、ところによって、いまだに通行止めの道路があります。 震度5前後の地震があったばかりで、9月1日の関東大震災の日、防災の日を前に、昨年の震災を首都大震災への教訓にするようなテレビ番組を放映中に、 フィリピン沖地震からの津波騒ぎがあったり……。
‘デンタルショー開催中に、万が一のことがあったらどうする?’
誰もが一抹の不安を感じながらの、二年ぶりの東北デンタルショーでした。

それにしても、会場の駐車場が狭い。狭すぎる。台数は充分確保されているのですが、一台あたりの幅が……。
東北デンタルショーには、仙石線多賀城駅からの、無料送迎バスを利用するほうが、賢明かもしれません。

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H24.9.3.

眠れる……

9月1〜2日は盛りだくさんで、2日間の話だけでも、今週のひとり言はみたされそうですが、その前に……。

南海トラフ巨大地震の被害想定公表。私にコメントしろと?

マグニチュード9.1と世界最大規模で死者最悪32万3000人(最小の場合約3万2000人)。

原発に伴う被害想定はどこにもなく、まさに、絵に描いた地震・津波で、マッタクのナンセンス。想定した輩は、牢屋にぶち込んでもよろしいのでは?

3年前の東海地震もどきは、高速道路の路肩が崩れ、多くの国民にとってはお盆の帰省ラッシュに影響するかと心配したり、 帰省を自粛したことで記憶に残っているかもしれませんが、東海地方の多くの人々にとっては、‘“本物”がきたらお手上げだなぁ’と実感させたものでした。

「東海地震が起こる!」と言い出したと自認していた地球物理学者は、講演会で自分は極刑に処されてもおかしくないといったことを吐露していました。 そう言い出したために、途方もないお金が使われたのに、どれだけの効果があったかを考えれば、苦笑いしながら納得してしまいます。 「地震・津波が云々と騒ぎ立て、不安を掻き立てても、“専門家”らを肥やすだけで、社会的に何の役にも立たない」と吐き捨てる人さえいます。

ただ、“狼が来た!”と叫び続けていた少年の言うことを、誰も聴かなくなってから狼は来たわけですが、対策をたてようにも、個人レベルでは……。 地方自治体レベルでも、「予算に限りがあって、国のほうで何とかしてもらわないと……」。国もいたずらに不安を助長するだけでバラバラ。 実際に、国自体も財政難は、狼が云々に例えられる昨今。

かつて、かの国が眠れる獅子と呼ばれたならば、この国は眠れる何ですかね。人的潜在能力は計り知れないはずなのですが……。

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H24.8.31.

さよならコペン!

電子レンジでも炊飯ジャーでも使える、1500Wの容量があるコンセントを搭載したエスティマハイブリッドは、 10年前はほとんど売れませんでしたが、震災後は需要が高まっているようです。
同様のコンセントは、ヴェルファイアやプリウスに、メーカーオプションで装着可能だそうです。エスティマハイブリッドは標準装備です。 もっと小さい車にもあると便利なのですが、電池の容量やコストの問題があるのでしょうか。
大きい車で「大手町に行って下さい」と言われたら……。“石巻高校ならともかく、南側のあの入り組んだ路地は、勘弁してくださいよ〜。お断りします。”
東京の大手町と石巻の大手町は違います。東京も狭くて入り組んだ道や一方通行が多いですが、石巻はそれ以上です。 新設された道路や何十年もかけて拡幅された道路はともかく、一般的に狭い日本の道路事情は変わらないままに、 衝突安全性や機能性が求められて車は大型化が進めば、そこに問題が生じないはずがないのですが、根本的な解決策もありません。

さて、以前、ホンダS2000に乗っていた時に、料金所のおじさんが「これは日本車ですか?」と尋ねたので、“そうです”と答えると、 「は〜ぁ、日本車もここまできたか!」と感心していました。私としては、‘ペダルの位置はいいけれども、お尻の位置がどうも高い。 レカロシートなどに交換すれば済むような問題ではなく、シートとステアリングの距離感を含めて、しっくりこない。 外観は、エアインテークをつけるなど、もっとはじけたデザインでもよかったのではないか’と思っていたのですが……。 1995年の東京モーターショーに出ていた車のフロントライトの位置が法令をみたさないので、それは変わるがその他はほとんど変わらず販売される見込みと伝えられていました。 当時、自分がその車に乗るとは思いもせず、他人事のように流していたのですが……。

日本車もここまで……と言えば、かつてAT最速だったポルシェ928が‘カッコイイ!乗ってみたい!!’と思っていたのですが、 マツダRX7を初めて見た時の‘ポルシェ?’といった驚きは、子供心によく覚えています。

ロータリーエンジンの流れをくむ後継RX8は、昨年、生産終了しました。後継車の予定はないようです。

ダイハツ軽自動車のオープン2シーター・コペンも今日で生産終了となります。
発売から10年、「クルマ好きのダイハツの技術者が、作りたくて作ったスポーツカー」と言われ、 「外国にはない日本を代表する車を一台だけ挙げるとするならばコペンだ」と胸を張るクルマ好きもいたほどでした。 ダイハツは「タント」や「ミライース」のように、スペース効率や燃費、経済性、実用性に優れた軽を開発し、存在感を高めていますが、コペンは異色の存在でした。
さよなら、コペン!
後継モデルの存在が囁かれているので、期待しています。

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H24.8.28.

ゼンリンの地図
ゼンリンの地図

ゼンリン住宅地図は例年、2月に発行されます。 いちご歯科クリニックの広告を載せているので、毎年、広告料の請求書とともに、石巻市のゼンリン住宅地図が届けられます。 今年は8月に発行されることが伝えられていましたが、仮設住宅なども載っている“2012 08”は、例年のようにゼンリン社員が直接ではなく、宅配便で今日届けられました。

“2011 02”は震災で避難所となっていた某小学校に、“2010 02”は同じく某中学校に昨年3月中旬に持っていきました。 ゼンリン住宅地図は避難所にあると便利でしたが、目を覆いたくなるほど古い地図を使っていたからです。 一応、“いちご歯科クリニック”とペンで書いて持っていったのですが、ページ毎にバラバラにしてファイルしたでしょうから、最初から寄付するつもりだったようなもの。

いちご歯科クリニックのある大橋地区の住民は、主に消防署に避難したのですが、市の避難所の扱いではなかったので、当初、市役所の職員が誰もいませんでした。 広報車も拡声器も浸水して使えなくなっていたのを、“別の避難所”に来ていた市役所職員に伝えて、水や食料の配布などを周知するのに役立ちました。 行政側は避難所間を行き来して情報伝達や物資のやり取りをすることは嫌うのですが、そうしなかったら、ずっと機能不全だったでしょう。
ゼンリン住宅地図を作るときも、まず歩くことから始まります。閉塞感を打破するために、討論型世論調査は大切です。 ただ、机上の空論だけではなく、実際の段階で歯車がかみ合わないときにどのように手をさしのべればいいか、日ごろから歩いていると見えてくることがあります。

もっとも、リーダーはあっち行ったりこっち来たりしていては不都合が生じ、それこそ機能不全になりかねません。 リーダー不在のときは、サブリーダーが留守をあずからなければならないのです。 政権交代してから間もなく、(東京を離れてはいけないことになっている)内閣官房長官が横浜に行ったのには目が飛び出るほどビックリしました。

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H24.8.24.

熱帯夜

石巻の高校のうち数校は、既に夏休みが終わって新学期。ほとんどの小中高校は26日まで。
歯医者さんの夏休み恒例、「学校健診で指摘されたので、夏休み中に……」と、小中学生や高校生の駆け込み予約もあとわずか?
高校野球が終わると、暑くても何となく秋の気配が感じられるものですが、昨晩は寝苦しく、案の定、今朝の石巻の最低気温は25.0℃。 このまま日付が変わるまで気温が25℃を下回らなければ、熱帯夜成立になります。お盆ならともかく、8月中旬ではなく下旬に入ったこの時期に、今シーズン初の熱帯夜?
向こう1週間も、最高気温が30℃以上だったり、最低気温が22〜23℃の予報が出ています。週間予報はあてになりませんが……。
残暑お見舞い申し上げます。熱中症にご用心!

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H24.8.20.

くろ君が隠れた夏

くろ君は4匹兄弟でした。餌を与えられても、他の3匹にとられてしまい、最後までありつけないほどに一番鈍臭かったのですが、 他の3兄弟が交通事故などで落命する中、生き延びました。
消え入りそうな、かわいらしい声で“ニャ〜ン!”。少し太っていたので、皆‘雌だろう。 もしかして、妊娠しているのでは?’と思っていましたが、雄でした。なかなか懐かなかったのを、捕まえて避妊手術。 そんな矢先に昨年の震災があり、‘くろ君はもしかして……’と思っていると、“ニャ〜ン!”と登場。
ひと夏を越し、抱き抱えても抵抗しないほどになり、今年の夏。暑さに弱ったか、なぜか水浴びのようなことをして、 縁の下に入っていったきり、呼べど叫べど出て来ませんでした。
「熱中症じゃないか?」と言っても、石巻地方はこの夏、猛暑日も熱帯夜も“0”です。 お盆休みの期間中、一番寝苦しかった日の最低気温でさえ24.5℃。測候所は風通しの良い高台にありますから、 実際の最低気温は25℃以上だったかもしれませんが、公式記録上は熱帯夜がありません。 第一、くろ君は鈍臭いバカ猫だけど、そんなにやわじゃない。
くろ君はトイレの躾もままならず。猫の糞尿は異様に臭いですから、“糞害に憤慨”したご近所さんに毒餌をもられたか、 原因はよくわかりませんが、隠れてしまいました。
ネズミをくわえてきた猫は、ご主人様に褒めてもらおうとしているのではなく、‘お前には出来ないだろう’と見下しているのだとか。 プライドが高い彼は自分の死期を悟り、その様を見せることなく隠れたのでしょう。

ブラジル対日本の決勝も、どちらの金メダルも、メキシコに粉砕されて、無気力なお盆休み。 くろ君も隠れたまま、瞑想の夏は終わろうとしています。

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H24.8.9.

証拠隠滅

長崎の日。

上空から市街地を確認して落とさなければならないのに、雲の切れ間からチラ見した程度で原爆を落とした輩は、 軍法会議で罰せられることはなく……。爆心地が、広島と異なり、市街地から少しズレているのはそのため。

それにしても、博多ではなく、なぜクリスチャンが多い長崎?
大勢のクリスチャンを犠牲にしてしまったことを知れば、かの国の多くの民は、胸をいためたろうに……。
裏付ける資料はあったはずなのに、証拠隠滅?

広島でも原爆投下直後に降った黒い雨による影響が無視できないようなのに、当局も裁判所も、証拠を隠しておいて「証拠を持ってこい!」。

広島港から北朝鮮に向けて、様々な物資が積み出されているとか。国への信頼が揺らげば、もっともなこと。
過去から何も学ぶことなく、歴史は繰り返すのか。 震災・原発事故を受けて、福島県だけではなく、宮城県でも、この国に対する信頼が揺らいでいるというより、 消え失せていると感じているのは、私だけではあるまい。そう感じるだけでも、幸せなことではないと、充分、承知していながら……。

お盆は心安らかに、掃除をして、祈りを捧げます!

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H24.8.8.

クリュギストの憂鬱

「クリュギストっつったら、おめぇ、小倉ダートの鬼だべ。 4走前は京都ダート1800mを3番人気で惜しい2着、3走前は小倉ダート1700mで圧倒的1番人気を2着、前々走は中山ダート1800mで4番人気5着、 前走、京都ダート1900mも同じように、クラス上位の力がありながら、なかなか勝ちきれない。 クリュギストの憂鬱って、このことかい? あれっ? 前走……、前走……。 今年に入って月1回のペースで競馬していたのに、そういえば、ここ数ヵ月クリュギストを見ていないな。 おい(俺)の見落としか? さては、あの馬に何かあったか? だから、クリュギストの憂鬱?」

違います。しかし、よくしゃべるね。「おい(俺)はおめぇと違って高卒だから……」と愚痴るわりに、 競馬に関しては、瞳をキラキラと輝かせて……。えっ、パチンコもそう? それは、おめでとうございます。

さて、クリュギスト(Krugist)とは、シャンパーニュのクリュグ(KRUG)の愛好家のことです。あの馬の名前も、それに因んでつけられたのです。
クリュグは1843年に設立され、その品質の高さには定評があり、 ドン・ペリニヨンしか知らない方にも是非知っておいてほしいシャンパーニュを代表する銘柄の一つです。

このシャンパーニュには熱狂的なファンがいて、その人たちのことを“クリュギスト”と呼ぶのです。
クリュギストの中には、シャンパーニュはクリュグしか飲まないという人もいるようですが、 「一番好きなシャンパーニュはクリュグだ」という人たちが多いようです。私もその一人です。
クリュグには
@グランド・キュヴェ・ブリュット
Aヴィンテージ
Bロゼ・ブリュット
Cクロ・デュ・メニル
などの種類があり、どれも非常に品質が高いシャンパーニュですが、中でもクロ・デュ・メニルはクリュグ社の最高級品です。
実は、クリュギストというのはクリュグ社が自ら作った言葉だそうです。

グランド・キュヴェ・ブリュットなどNV(ノン・ヴィンテージ)やMV(マルチ・ヴィンテージ)と表示されるものは、 職人の技を、ヴィンテージは1998年などのヴィンテージ・イヤーといわれるその年の作柄を楽しむものと言っていいでしょう。 ノン・ヴィンテージではなく、マルチ・ヴィンテージと称するのも、負け惜しみではありません。
最近、充実してきた駅ナカ。東京駅ではKINOKUNIYAさんで扱っているロマネコンティが100万円以上して最も高価ですが、 同じ冷蔵庫の中にKRUGもあります。グランド・キュヴェ・ブリュットだけですが。 ただ、同じKINOKUNIYAさんでKRUGを買うならば、場末の飲み屋に置いてあるような冷蔵庫(笑)(失m(_ _)m礼)に入っている商品よりは、 広いウォークインタイプのワインセラーに入っている上野駅ナカのKINOKUNIYAさんのほうがオススメです。 KRUG こちらではロマネコンティは扱っていませんが、KRUGはグランド・キュヴェ・ブリュット(写真向かって左)だけではなく、 ヴィンテージ(同右)も在庫しています。
以前、あるテレビ番組で「東京駅のKINOKUNIYAさんではロマネコンティがまだ1本も売れていない
」と紹介されていましたが、東京駅のKINOKUNIYAさんに上野駅のようなワインセラーがあって、その中に在庫していたら、 売れ行きは違っていたと思います。空間的には限界がありますから、上野駅ナカのような広いワインセラーは望めないかもしれませんが、 東京駅のKINOKUNIYAさんがあったところは、何があったかを知れば、‘何でウォークインタイプのワインセラーを作んないの?’と思うでしょう。
以前、神戸の三宮駅近くのデパ地下でグランド・キュヴェ・ブリュットではない希少で高価なKRUGが、天井に近い高い所に、 しかも立てて置いてあったのを見てがっかりしました。フロア全体がワインセラーのようになっているわけではなく、 暑い夏に閉店後には冷房も切るでしょうに。
クリュギストの憂鬱とは、KRUGの売り方が云々ではなく、経済が右肩下がりに感じられる時に、リーマンショックがあり、 昨年の震災があり、美味しくKRUGをいただける機会が少なくなってきていることです。
ルームサービスや売店でKRUGを扱っている旅館やホテルは素敵ですが、いちご歯科クリニック開業当時に比べると、 十数年の間に半減したかもしれません。売れないから売らないのでしょうけれども。
それでも、数年前にKRUGを味わう催しが、盛大に開かれましたが……。
仙台・国分町で、ある店のママさんに聞いたら、「KRUGは置いていないけど、出すとしたら、ドンペリと同じように3万5千円くらいかな」と、 グランド・キュヴェ・ブリュットを普通に買う金額の1.5倍以上を言ってきました。六本木や銀座で飲むよりは、はるかに安いですが……。

私は家飲み派です。……ということは、最近、家でKRUGを開けるようなことがない?

オリンピックサッカー男子は、44年前のリベンジか、準決勝でメキシコに破れ、日本とブラジルとの決勝戦はならず……。 早めに仮眠をとり、試合開始前の0時頃には目を覚まして起きたのですが、なぜかどうもメキシコに惨敗するような悪い予感が強く、 ‘そうか、負けるのか’と、二度寝しました。おかげさまで、久しぶりにぐっすりと眠れました。 起きたままライブ映像を見ていたら、今ごろ、悶々としていたでしょう。

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H24.8.7.

六道参り

石巻では、川開き祭が終わると何となく秋めいてきます。実際には、“暑中”よりも“残暑”のほうが暑いと思いますが……。
仙台では6日から8日まで七夕祭。
京都では7日から10日まで六道参り。
六道珍皇寺。この時期、京都駅からタクシーに乗って“六道さんまで”と言うと、「六波羅なら皆さんよう知ってますけど、六道さんは……。 京都に何年かぶりでお帰りになった方ですか?」などと応じてきます。

送り火で霊を送るならば、何で迎える?
迎え火もあるかもしれんけど、この辺の人は皆、六道さんに迎えに行く。

六道というと仏道の……と感じられますが、埋葬地だったこの辺は“どくろ町”と言われていたとか。

立秋。残暑本番。お盆ですね。
8月7日になると、もうお盆なのです。8月7日からお盆休みにしたら、「アホか(笑)!」と言われてしまいますが……。

六道珍皇寺は、雑誌などで紹介されることが多くなりました。 今年はNHK大河ドラマ平清盛ゆかりの地ということで、テレビでも紹介されていますから、地元の人だけではなく、観光客も増えるかもしれません。

六道珍皇寺ではありませんが、やはり平清盛ゆかりの1200年の伝統を誇るある寺の住職は、 「この3月は連日大型観光バスが乗りつけ、1ヵ月で1万人を超えてしまいました。あまり忙しすぎるのも……」と頭を撫でながら苦笑いしていました。

人混みを避けて、ひっそりと手を合わせていたいものです。紅葉重ね。

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H24.8.6.

金座は?

日本橋のこっちに金座があって、京橋のそっちに銀座。
金座はいつの間にか消え去り、銀座だけが残り、現在に至る。
11個のメダルを獲得した競泳陣も、金は0。
都市鉱山とさえ言われた日本の金の“埋蔵量”は、手放す人が続出して減りつづけ…。

きんでもぎんでもどうでもいいならば、それでいいのですが…。
 

広島の日。

暑い中、式典に参加される方々が熱中症で倒れることがないように祈りつつ、尊い犠牲に合掌。

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H24.8.3.

暑中お見舞い申し上げます
暑中お見舞い申し上げます

大阪では昨日まで8日連続の猛暑日だったそうですが、石巻では、今のところ猛暑日も熱帯夜もないです。 今朝の最低気温もあと1℃ちょっと高ければ熱帯夜か…というところでしたが、その1℃ちょっとが「エアコンがなくても眠れる」差になります。
熱帯夜は例年、立秋を過ぎて残暑になってから一度あるかないかです。
 

紅白うに合戦

紅白うに合戦”

北海道利尻島直送のエゾ「バフンウニ(赤)」(無添加天然海水漬け)と、キタムラサキウニ(白)を一つの丼で味比べ!

暑中お見舞い申し上げます。 暑いと、熱中症だけではなく、脳梗塞などの危険性も高まります。水分を摂取し過ぎても水中毒に…。 水分、塩分の“適切な”摂取に気をつけて、暑い夏を過ごしましょう。

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H24.8.1.

顎関節症

顎関節症に悩む方がいちご歯科クリニックに来院した時に、“ストレスが原因の一つと言われていて…”といった話をしただけで、 次に来院した時に、「もう痛くも何ともないです(o^∀^o)」と笑顔になる方がいるかと思えば、 「前よりはよくなったけれども…(¬з¬)」と微妙な方もいます。なぜでしょう。

顎関節症に満足な対処ができないのはなぜか、私が“顎関節科”という診療科が必要だと言っているのはなぜか。

講談社から「完全図解 顎関節症とかみ合わせの悩みが解決する本」1,400円(税別)が1年半ほど前(第一刷発行が昨年の震災の1ヵ月ほど前) に出版されています。著者は東京医科歯科大学顎関節治療部の木野孔司先生です。
以前、私が著した本の中で、顎関節症については関節円板という言葉を用いずに解説したことがありました。 「そういう専門用語を聞いただけで、顎関節症になりそう(T_T)」と嘆く方が意外に多いからです。
ストレスや妙に緊張することなどから、“上下の歯が接触する時間が長くなってしまうこと”が顎関節症を招く大きな原因の一つですが、 逆にそれが改善できれば(その時間を短くできれば)、特に治療しなくても、多くの方が‘顎関節症が治った(^O^)!’と感じることでしょう。 顎関節症でお悩みの実に8割以上の方が、それに該当すると思われます。
今回ご紹介する本の中には関節円板などの専門用語が沢山出てきます。 一般の方にはちょっと敷居が高いかもしれませんが、ひとり言によく出てくるようなどぎつい言い方はなく、 専門用語は飛ばし読みすればわかりやすくて、顎関節症でお悩みの方にはバイブルのように感じられる本なので、オススメします。 「本を読んで感動したので、東京医科歯科大学顎関節治療部を受診したけれども、 あれはゴーストライターが書いた本かと思うほどに落胆した」ということはありえないことではない(笑)ので、そこまでは求めませんが、 顎関節症でお悩みの方は是非ご一読下さい。
歯科や(耳鼻科など)隣接診療科の開業医、勤務医、鍼灸院の方や整体師、歯科医を志している夏休み中の歯学部学生にとっても良書だと思います。 何より“制度”にかかわっている輩が熟読して、“飛車角抜きで名人と将棋を指せ”と言われているような現状を、一刻も早く改善してほしいものです。

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H24.7.30.

ゴミ掃除

例年この時期になると、いちご歯科クリニック周囲の大橋・水明の町内会とか小中学校のPTAなどが、 川開き祭花火大会の見物会場になる堤防・河川敷を清掃活動するのですが、今年は昨年に引き続き、 花火は下流の少し離れた中瀬で打ち上げられることもあり、清掃活動をするならば声掛けする立場にありながら、いまだに黙っています。
先週の木曜日(26日)に梅雨明けし、暑い日が続く中での清掃活動は早朝とは言え、汗と水分補給を無視してはできません。 猛暑日や熱帯夜が今のところないことは救いですが…。

さて、ゴミ掃除と言えば、いちご歯科クリニックのゴミ掃除。私の担当分は遅々として進まず。スタッフに期限とされたお盆がせまっています。

実際のゴミ掃除以前に、悶々としたまま晴れない、 いつまで経っても梅雨明けしないような心のゴミ掃除が済んでいないからと言い訳しつつ、ただだらしないだけ?

心のゴミ掃除とは、専門が皮膚なのにハゲで水虫持ちの元開業医の子が起こした訴訟問題の件。 精神に問題がある者の嘘談を真に受け、私の主張は心療内科医でも精神科医でもない歯科医だからと却下され……。 10年以上経っても引きずっています。かかわった裁判長など裁判所の存在意義のない連中は、名指し批判して非観血的に息の根を止め、 血痕一滴残さず切り刻んでパックして、コンクリートに詰めて海に沈めても罪にならないというより、ゴミ掃除のような美徳だと思っています。 実際には、誰かが代表して謝罪の言葉を述べればいいのですが、一言もありませんでした。

自分のことを言われていると自覚した輩は消え失せろ!

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H24.7.27.

グラスゴーの狼煙

女子に続いて、男子も初戦白星発進!
優勝候補スペイン相手に1-0で勝利。
マイアミの奇跡に因んで“グラスゴーの奇跡”と称する方が多いかもしれませんが、勝つための戦術がピタリとはまったので、 奇跡というより、勝つべくして勝ったのです。
何度もあった(逆にスペインにはなかった)決定機をことごとく決めて、スペインの選手が戦意喪失するほどに、 あるいは、熱くなりすぎて二人目の退場者も出して、6-0くらいの完勝だったら、“奇跡”でもいいと思います。 予選は中二日であと二試合続くのに、その出場が危ぶまれるほどの怪我人が、二人も出たことも気がかりです。
…とは言っても、8月11日の決勝戦で、“マイアミの奇跡再び”を期待してしまいます。 ロンドンオリンピックのサッカー男子はブラジルの初優勝と予想していますが、そのブラジルの悲願を日本が打ち破るならば、 お盆休み中、興奮しすぎて眠れなくなるかもしれません。

さて、“狼の煙”と書いて“のろし”と読みます。 昔、狼の糞を混ぜて、のろしを焚いていたのだそうです。そうすると、煙に青みがかった色がついたとか…。 今やニホンオオカミは絶滅して、剥製も僅かに数点残っているだけ。
グラスゴーであげた狼煙は、まだ8月11日に向けて一歩踏み出したことを意味するのみ。 彼らは冷静に、次の一歩のための準備をしていることでしょう。青空をさらに青くしてほしいものです。

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H24.7.26.

開幕を前に

ロンドン五輪開幕を前に、サッカーなでしこジャパンは、カナダ相手の初戦を2-1で勝利。
今日は男子の初戦も、相手は優勝候補のスペイン。続いてほしいですね。

さて、夏の高校野球宮城県予選で、石巻工業は東北高校相手に敗れ、 今春甲子園を去るときに「また来いよ!」とかけていただいた声に応えることはできませんでした。 宮城県代表は、その東北高校ではなく、仙台育英になりました。
昨年の震災以来、宮城県代表は甲子園未勝利。甲子園開幕を前に、勝利を期待しています。

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H24.7.25.

おかげさまで

先週16日に富士山を下山した時に5回もコケました。登りと違って踵に重心を意識しますし、下山道は石がゴロゴロしていますから、 つまずいてコケるのではなく、ズルッと滑るように尻餅をつくわけです。 ただ、2回目か3回目にコケた時に、左側に流れて右手をついてしまい、手首付近を強くぶつけてしまいました。
ご存知の方は多いと思いますが、ひとり言はケータイメールから発しています。17日のひとり言は、左手親指で入力しました。 左右2個持ち鼻唄まじりで別のメールをしたり、同じ内容のメールを他の人が右手で、私が左手で入力送信しても私のほうが早いでしょうから、 その点では不自由は感じませんが、診療は右手に力が入らなくて大変でした。何とかなりましたが、湿布臭くて失礼しました。
幸い、骨には異常がなかったようでしたが、‘長掌筋腱は切ったかも……。でも、あってもなくてもいいものならば、それでもいいか。 機能は問題なく回復するし…’と思うほどに腫れました。
18日は人前に立たなければならなかったのですが、それと気づかれないように、‘サッカー選手?’と思われるような格好で、 さりげなく右手にタオルを巻いて(実はその中でアイシング)……。
痛みがまだ少しあって、力も全力は出ませんが、おかげさまで、支障がないほどになり、腫れもほぼひきました。
明日からのひとり言は、悶々としていたことをスッキリさせる記事にしたいと思っています。

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H24.7.17.

ご来光に祈りをこめて!
ご来光”

昨日朝の富士山頂は、晴れていましたが、風が強くて寒かったです。 五合目の売店では、日焼け止めや使い捨てカイロが手に入るかもしれませんが、山頂の山小屋では売ってないので、登山者はしっかり準備しましょう。

さて、昨年の震災から5日後に発見された五合目の割れ目を、今さら連日のようにテレビで騒ぎ立てています。 噴火の兆候ではないかと。そのためか、混雑はしていましたが、大混雑というほどではなかったです。
あの割れ目は大規模な土砂崩れの兆候ではありますが、噴火のそれではないと思います。富士山の成り立ちを知っていれば、そう思うはずです。
登山者は土砂崩れだけではなく、落石の危険にもさらされます。 落石を止めるためにガレキを利用して階段状に土塁が築かれていますが、この土塁も砕かれることがありますから、 登山者が命を落とすこともありえます。それが嫌なら最初から登らなければいいのです。

経験したことのない災害が相次ぎ、多くの死傷者が出ています。
慰霊のつもりの登山で死んだり怪我をしたら、笑われますね。
ご来光に祈りをこめて!

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H24.7.11.

月命日

あのケーキの名前、何て言ったかな?

フレーズ”

東京メトロ銀座線銀座駅A7の階段を上って、地上に出てから回れ右するようにさらに階段を上って2階。
店員さんが案内してくれて、店内を通って反対側に順番待ちで並ばされる。 銀座4丁目交差点を見下ろしながら飲食するか、ケーキやマカロンをテイクアウトするか。
三越銀座店は中に入るとなぜかイラッとするし、田舎者には場違いの空気に押し出されそうになって……。
「久々に聞いたな。そのフレーズ。」
思い出した!
「何を。」
フレーズだ。あのケーキの名前。

甘いものが大好きだったし、お供えしてあげよう。いっぱい食べても、虫歯になる心配はもうしなくていいし。

あの店ならば、天井をぶち抜いて落ち着いた雰囲気を醸し出してもいいのに、銀座の店は2階のワンフロアだけだし、何か落ち着かない。 テーブルで会計を済ませて、上って来た階段を逆に下りて帰れるのは便利だけれども…。向こうだったら、落ち着いてゆっくり食べられるだろう。

派手なファッションの印象があるフランスは、‘通夜か?’と思うような、暗くて地味で保守的なファッションが主流。 カワイイファッションを扱っている店は少ないけれども、受け入れられつつあり、きゃりーぱみゅぱみゅも大人気。 原宿も田舎者には場違いの空気に押し出されそうになるけれども、最近では、山ガールのおかげで、登山用品店が多くなったので、行きやすくなった。
ただ、カワイイ文化はヨーロッパではまだ日本が主導権を握っているけれども、アジアでは主導権が奪われつつある状況。 日本文化の押しつけではなく、その国々に適応融合させる必要がありそう。
 

話を戻して、マカロンはあの店のも美味しいけれども、渋谷ヒカリエにある店のマカロンもいい。

ペコちゃんの帽子”

東京おかしランドの飲むシュークリーム“ペコちゃんの帽子”。 美味しいけれども、食べにくい。ストローで吸うときにジュルジュルと音をたてるのもいただけない。
クリームをストローで吸って、残ったクリームはシュー生地をちぎってすくって食べる。
付属のストローではなく、写真のような細いストローのほうが吸いやすいけれども、やわらかいクリームをすくって食べるなら付属のストローのほうが…。

「先生は男の歯医者さんなのに、ケーキなどの甘いものには詳しいのよ」って言ったら、 「アマイモノダケジャナイヨ。オオキクナッタラ、センセイニトウキョウヲアンナイシテモラウンダ!」って楽しみにしていた。

あの海老のTシャツを売っている店も、上野広小路駅からすぐの松坂屋上野店に出店したので、銀座線沿線だけでも、 飲食からファッションから一日では足りないくらい様々に案内できるだろうから、私も楽しみでした。 この間、めずらしく道に迷いかけた時にあの子の声がして導かれた気がしました。どこかで、見守っていてくれるような気がします。 こうしてお土産を買ってきて語らうことはできるし、今では私のほうが案内されているのかもしれません。

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H24.7.10.

17,639人

昨日のひとり言は‘避難訓練の件についてだ’と思ったのに…。…といった方がどれほどいらっしゃったか定かではありませんが、 市民の8割、12万人ほどが参加するだろうという石巻市の“想定”が外れ、参加者は11%余の17,639人だったそうです。
私は、‘万が一、いちご歯科クリニックの建物が地震・津波等で全壊したとして、 このように対処しよう’と思っていることを自主的に訓練したつもり。17,639人の中には入っていません。 「相変わらずぶっ飛んだ考え方だな(笑)」と笑われるでしょうけれども、「ホントにそれをやったら、 超ド級スーパーウルトラファンタスティックおやじと呼んでやるよ!」……、ほめられているのか、けなされているのか、 そのような日が来ないことを祈りつつ。

さて、・以下、1/17639のコメント。十数万人も同じように感じているから訓練に参加しなかったのでしょうけれども、物心両面で準備は必要です。
 

・実際になったら交差点に指導隊が付いて交差点を渡るように誘導なんて出来るでしょうか?
あの人達の家族は…

・市役所職員は休日なら地元の避難所の設営に当たらせるのが合理的で現実的では?
蛇田の職員が沿岸部まで行く事が出来るでしょうか?

実際に則してないし即対応出来る体制を役所がまず、考えなくないと改めて考えさせられた点に関しては有意義な訓練でした。

某町内会が参加者に配布したカンパンが賞味期限が今年の12月…

支援品の処理的に思った参加者がいたようで残念です。

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H24.7.9.

一つずつ

‘これは明日やれば…’と思っていると、次の日も同じことを考えてしまうので、いつまで経っても“明日”は来ないのです。
かといって、今日のうちに全部やってしまおうとしても、飽和して無理。いつの間にか、身動きできないほどに…。

たまりたまったものを一つずつこなして、心のモヤモヤも少しずつ晴れてくるかもしれません。

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H24.7.6.

何事にも先達は
紫陽花”

紫陽花が咲きはじめました。昨年は‘枯れてしまうか’と思いましたが…。
 
 

震災前に二度、津波騒ぎがありました。朝6時前から石巻市の市役所職員が出て、水明・大橋地区の住民は住吉中学校に避難するように呼びかけたりしました。 その際に、ひとり暮らしの高齢者などには充分な呼びかけができなかった反省点があり、それを改善する取り組みがされたらしいのですが、 そのようなことは全国的には珍しく、各地から石巻市へ視察に訪れるようになったと聞いていました。

ただ、水明・大橋地区に比べて、住吉中学校は微妙に低い位置にあることを、多くの住民は知っていましたから、呼びかけに応じた住民は少なかったです。 実際に、昨年の震災で、住吉中学校は体育館も校舎1階も床上浸水でしたが、一面に浸水した水明・大橋地区では、床下浸水ですんだところが見られました。
‘朝早くから一生懸命に避難誘導しようとした、石巻市役所職員はなかなかじゃないか’と関心する一方で、 ‘なぜ地区内の開北小学校(3.11のときには避難所の扱いでしたが、関係者でもそれを知らされていなかったり…)ではなく、住吉中学校に?’とか、 ‘仮に地区内の住民がすべて住吉中学校に避難したら、入りきらないしパニックになるにちがいない’との思いから、不信感を募らせました。
何度もひとり言していますが、水明・大橋地区の住民は、“津波襲来”に備えるためには、移動中に津波に巻き込まれないように祈りながら、 橋を渡り高台を目指すか、鉄筋コンクリート3階建て以上の建物に逃げ込むかです。 ただ、微妙に低い位置にある平屋建ての家やアパートの1階の住民はそうせざるを得ないでしょうけれども、家の2階で我慢して耐え忍ぶ方のほうが多数派です。
いちご歯科クリニックは、万が一、津波が来ても、床上浸水にはならないと“計算”していましたし、数人家族ならば1ヵ月ほどしのぐことができるほどの、 水や食料を確保していました。実際には、床下0cmというギリギリのところでしたし、震災直後に開北小学校に避難した人々に提供しようとしても、 「奪い合いになるよ」と言われ、少し落ち着いて支援物資が提供されはじめてから、その中に紛れ込ませました。

次に明後日の訓練で想定されているような津波が襲来するとすれば、地盤沈下もしているでしょうし、床上浸水は免れないかもしれません。 歩道から駐車場の段差をなくすためか、敷地は“スキトリ”され、少し低くなっているので、震災後の浸水時には‘設計士め!’と思ったものでした。 水たまり” 道路と歩道の段差をすべて移行的に少なくするためには、数百万円かかると聞いていますし、 応急的にステップを設置することは道路交通法違反になるからと、していません。 歩道近くの道路は雨が降ると水たまりができやすいように、少しへこんでいるところがあります。 西側のいしのまき矢吹クリニック駐車場付近の道路には、もっと大きな水たまりができます。
 
 

さて、‘地震・津波は来る来ると言われていて、“訓練”も重ねていたはずなので、非常用の食料や水の確保は各自……’と思っていたのですが、 愕然としたものでした。非常用の食料も水も何も備えがないような人々が、あまりにも多かったからです。“○△よ、お前もか…”といった具合。

何の縁か、ほんのわずかな期間ですが、リーダー役を担いました。単に避難所のリーダーとしてではなく、 避難所に避難している方々と自宅内で我慢して避難生活している方々のために微力をつくしたつもり。 それより、‘備えも何もかも流されてしまったこの先にいるはずの人々のために’と、ホントに頼りない微力でしたが……。
「先生テレビに出ていたね」って、自分では見ていないですし、見る気もしません。「YouTube」って、YouTubeなんか興味ないです。 第一、目立とうとして動いたわけじゃない。
4月7日の大地震の時には、住吉中学校の避難所は校舎は既に使用されておらず、後であの“福山ライブ”の会場になった体育館だけが使用されていました。 自主的に避難してきた周囲の住民の一部は、津波をおそれて校舎に入ろうとして窓ガラスを割ったそうです。
明後日の避難訓練では、日曜日の朝に3.11を上回るマグニチュード9、震度7の大地震とそれに伴う津波を想定しているようですが、それにしてはお粗末です。 非常用持ち出し品を携えて、住吉中学校、開北小学校などの校庭に避難するまではいいとして、実際に津波襲来となったら、 校舎は施錠されていて入れず、ずぶ濡れになった多くの人々が…といった悪い流れを止められなくなります。 ただ大勢の人々を避難させるだけでは、パニックを引き起こし暴徒化しかねません。自然災害よりもその人災のほうが恐ろしいほどです。 3.11や4.7の反省を踏まえて、避難の在り方に改善を加えた訓練ならば、納得して‘さすが、石巻市!’と思いますが、 何も知らない輩がどこかから引っ張り出してきた地震・津波対策の参考書を引き合いにして、訓練をすすめるだけのようにしか感じられないのでは……。 住民だけではなく、避難所とされている学校側も不信感を募らせるでしょう。
建物の上のほうにいて机上の空論ばかりに勤しむのではなく、現場の空気を吸い、地にひざまづき、先頭に立つように人々を導く。 住民が津波に向かって避難するのではなく、津波をさけるように避難する大きな流れを作る大きな手をさしのべるような存在、リーダーは必要です。
市民、国民だけではなく、市長、首相も、市役所幹部、政府も、その日暮らし、単年度をしのぐことに終始して、 現状から将来を見据えた大局感を持たずに方策をすすめるのみでは、次の世代に胸を張れません。

国会事故調査委員会は、天災ではなく、明らかに日本国政府、規制当局、東京電力による人災だったと結論づけましたが、その場しのぎ、 その日暮らしに終始する輩ばかりで、真のリーダー不在であることを嘆くべきでしょう。何事にも先達は…。

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H24.7.5.

あの橋を渡る時

開北橋を渡って左折、トンネルを抜けて、その先の橋を渡って、石巻赤十字病院前で折り返して戻ってくると9kmほどの道のり。
どんよりとした曇り空だった今朝、開北橋を渡って、左折、石巻商業高校近くのガレキ置場に差し掛かった所で雷鳴。 ‘ずぶ濡れになって走るのも一興か’と思いつつ、のらりくらりと引き返し。

ガレキは津波で流された車などが主なもの。異臭も昨年ほどではなく、震災バエも昨年に比べて小型化、数も少なく……。 ただ、市内のガレキ置場で分別が進んでいるだけで、やはり強烈な異臭を放つガレキのそばで生活や仕事を強いられたり、 臭いは気にならないとしても、視界に入れば心穏やかにというわけには……。 “公園を兼ねた防潮堤にガレキを!”とは震災直後から言われていましたが、放射線問題で大ブレーキ。 線量は国の規制値をはるかに下回っても、遅々として進まず。

雷雨は2時間ほどで止みましたが、またいつ降り出すかといった梅雨空。
あの橋を渡ってどれだけ往復すれば、何かが変わることやら。変わるのは、我が身の内なるところのみ?

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H24.7.4.

モバイル

携帯電話は“mobile phone(モバイル・フォン)”ですが、“phone”だけでも携帯電話を指すようになってきています。 日本語では、あくまで“ケータイ”で、“デンワ”と言っても、携帯電話を指さないかもしれません。 ‘ケータイに電話だけではなく、色々な機能をつけているから単なる電話ではない’と思っている人が大多数なのでしょうけれども、それは、 日本の携帯電話会社が海外進出しようとして惨敗した一因でもあります。 通話機能だけならば安価なのに、‘話すことができればいい’と思っている人が多い“China”で、色々な機能がついて高額な携帯電話が売れるはずがありません。 ゴウニイッテハゴウニシタガエ。
北欧では、“モバイル・デンティストリー”なるものがあります。 サッカーやバスケットボールの試合会場脇にトレーラーハウスが乗りつけ、何かと覗いてみると、歯科医院。
移動歯科診療室は離島に向かうボートにも。
下にキャスターがついたモービルの中に、コンプレッサを含めてユニットと言われる歯科診療台のベッド以外の機能が入っていて、 移動先で電源が確保できれば、どこでも治療可能なのです。定評あるドイツ製KAVO社のその器械は、残念ながら日本では薬事法で認可されていませんが……。
日本で“移動歯科診療室”を提供するためには、かれんなどのポータブルユニットで充分ですし、1000Wあれば一応動きますが、 余裕をみて1500Wの電気容量を確保したいです。停電時でも、1500Wの容量があるハイブリッド車から100Vの電源を確保できます。 コンセントプラグがついたハイブリッド車は、10年以上前から発売されていました。当初は売れませんでしたが、今や人気車です。
ただ、3ナンバーサイズなど、ちょっと大きくて……。半年ほど前に、そのような小型のハイブリッド車が各社から発売されると噂され、期待したのですが、空回り。
ソラウナギでも容量が足りません。ソーラーパネルでそれだけの容量を確保しようとすると……。

震災とその直後を経験して、通信、診療に関して、“モバイル”が取れることが当たり前になる社会が望まれると感じました。
地震、津波に限らず、大雨に伴う被害などにいつ遭うかわかりません。より多くの方々が、いつの間にか意識を変えるようになると思っています。

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H24.7.3.

スタンディングオベーション

「都市の中心には広場があるべきで、実際に、海外では……」と以前、誰かが熱弁をふるっていました。
‘石巻市中心部というけれども、“中心”ってどこ?駅前?市役所前?’

以前は「石巻市役所って、わかりにくい変な所にあるのね」と言われていましたが、駅前に移転したので、‘石巻市の中心は駅前かな’と思えるようになりました。 大橋地区に移転していたら、ますます‘中心??’。
ただ、イベントなどができるように整備された駅前広場は、海外の都市の“中心”にある広場に比べれば、狭すぎるもの。

広場の狭さに関しては仙台市も同じ、仙台駅周囲には駐車場はあっても、‘広場?’。駅に近く、大好評だったZepp Sendaiも閉館。 ヘドバンして、知らない人ともハイタッチ。“お疲れ様でした!”の次の日は“首イテ〜!!”。
中心の広場の役割を担うのは県庁市役所前、勾当台公園あたりか。
仙台駅から仙石線で二駅、仙石線を利用しないでも歩いて行けるプロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地にしても、 仙台市営地下鉄の北のターミナル泉中央駅近くにあるサッカーJ1ベガルタ仙台の本拠地にしても、最大収容人員は約2万人。 プロ野球日本シリーズを開催するためには3万人以上の収容人員が望ましいと言われています。 都市の規模からしても、3〜4万人のスタジアムがあっていいと思いますが……。
イーグルスのスタジアムで、選手の名前を大声で呼ぶ観客がいます。おそらく一番目立っているでしょう。
「あの人は、ヤジはとばさないんだ。そこは‘えらいな’と思う」と言っていた方は、「サヨナラ勝ちって、ないよね」とも言っていました。
中継ぎ投手(「彼も一億円プレイヤーですよね」「そうだね(笑)」「球は速いけれども、コントロールが……」 「どうも、よほどチームから気に入られているらしいんだね(苦笑)」)のふがいなさから、釜田投手の勝ち星を帳消しにされた一昨日の試合。 今シーズン初めてのサヨナラ勝ちをおさめました。スタンディングオベーション。
サヨナラ打を放ったメジャー帰りの選手が、何かを掴みかけるように右手を高くあげるのをチーム内に流行らせているそうで、打線のつながり、 一体感を観客も感じられていいかもしれません。工夫が足りないと言われていた投手も、その工夫を身につけたか、苦しい所を抜けたようです。
バッターの目線から見ると“消える”と言われるマー君のスライダーをしのぐと評価される決め球が微妙な判定でボールとなり、 フォアボールを連発してポコッと打たれる悪い流れを作らずに、ビシッと三者凡退で抑える工夫ができるならば、抑えは彼しかいないはず。 大魔神がフォークならば、彼はスライダーです。

試合開始から3時間30分を越えて新しい回には入らない今シーズンの規定から、最終回となった10回表はそのクローザー登場で三者凡退。 その裏は両チーム“うんまいね〜!”というプレーが連続して迎えた2アウト2塁の場面で、 エンタイトルツーベース。ランナー1塁のままだったらサヨナラにならなかったわけですから、みんなで掴み取った勝利でした。
手のひらを相手に向けると怒り出すかもしれないギリシャでは、野球よりもサッカーが盛ん。
3日前の6月30日土曜日はベガルタとサンフレッチェ広島との勝ち点2差での1位2位対決でした。 1点先制も逆転され、‘本拠地で逆転負けで首位陥落?’と思った瞬間、素晴らしい同点ゴール。
その瞬間、スタンディングオベーション。知らない人ともハイタッチ!

心一つに!!
イチドウに会してでないと味わえない感覚。

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H24.7.2.

継続と再開
イトーヨーカ堂

仙台市営地下鉄泉中央駅に近いイトーヨーカ堂。

サッカーJ1で首位をキープしているベガルタ仙台の本拠地にも近い立地にありながら、震災前には閉店が公表されていました。 ……となると、宮城県内のイトーヨーカ堂は、石巻あけぼの店だけに?

震災後の需要増などから、閉店構想は撤回され、営業継続となりました。

いちご歯科クリニックから石巻大橋を渡り、牧山トンネルを抜けて左折。
ヨーカ堂系列のヨークベニマル湊鹿妻店が今月営業再開します。 昨年末にも営業再開?と工事が進んでいたのですが、中断。震災から1年4ヵ月を経て、ようやく営業再開となります。 1日3〜4時間の労働者募集のハガキが届いていました。
周囲は今では更地になっている所が多いですが、津波で流された家が目立ちました。 この店にも、国道と駐車場を越えて流されてきた家が、建物に突っ込まれて……といった有様でした。
「幽霊が出る」などと噂され、一時工事が中断しましたが、再開できるようです。
幽霊に乗じた建築資材泥棒もいたかもしれません。

家を補修して暮らし続けている人が買い物をするためには、ヨークベニマルで用意したシャトルバスに乗って中里店まで来るか、 車でイオンやイトーヨーカ堂まで行かなければなりませんでした。

ヨークベニマル湊鹿妻店周囲は、いまだに痛々しい津波被害がさらけ出されているところがあります。 ‘ここで寝たきりで暮らしていた方は……’と思いつつ、ほんの少し歩くと、津波が届かなかった所に着きます。
‘何で?’
この辺りをウロウロする時は、何年経っても何十年経っても、複雑な心境になることでしょう。 そこで暮らしている方の、信じられないくらい爽やかな笑顔がありがたいです。

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H24.6.29.

今月は皆勤賞

ひとり言は土日祝は更新しないので、今月は皆勤賞です。
‘更新は2週間に1回くらいでもいいかな’と思っているのですが、それでは「サボっている(;`皿´)!」と言われます。 別にサボっているわけではないのですが…………。
“血痕一つ残さず、切り刻んでコンクリートに詰めて海に沈める”とか、「文字にして残すのはいかがなものか」と言われようと、 そうしておかないと「冗談と本気の境目がわからない」と言われる身にブレーキがかからないからです。 実際に、“殺人は犯罪ですが、ゴミ掃除は美徳でしょう!”とシラッとするかもしれません。
「引き出しが多い」のは、ホームレスからセレブリティーまでという人脈(?)と、あちこちほっつき歩いているからでしょうか。 “空気を読む”前に、その場その場の“空気を吸う”ことで、初めて感じられることがあります。 実際に、空気は吸うものであって、読むものではありません。
今月‘ひとり言しよう’と思っていた話題の中には、来月や3ヵ月後に先送りしたものもありますので、 来月以降は皆勤賞をとれるか否か定かではありませんが、今後とも、よろしくお願い申し上げます。
できれば、ひとり言よりも、いちご歯科クリニックを!
熱心なひとり言読者の多くは、なぜか、いちご歯科クリニックの患者ではない笑い話。

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H24.6.28.

「とにかく にげっぺ!」?
「とにかく にげっぺ!」”

「逃げないで、ここにいたほうがよかったです。」
スタッフの一人がそうつぶやいたのは、震災から一年経ったある日のことでした。
ただ、私があの時に、“そのほうがいいからそうしなさい”と言ったとしても、聞かなかったでしょう。
「今度からそうする。もう、ないと思うけど。」

沿岸部の歯科医院では、今でも嘆いている歯科医がいます。
「津波の被害は全然なかったけれども、数百メートル離れた交差点に船が打ち上げられていたことを、かなり後で知った。 地震のときに治療中だった患者が“家が心配だ”と言うので帰したが、帰さなかったほうが……。」

「とにかく にげっぺ!」

????

いちご歯科クリニック周囲は、「津波は蛇が這ってくるように来た」と言う人がいます。
男手が多くて家具などが少ない場合などでしょうけれども、1階が床上浸水する前に、 畳を濡らさずにすべて2階に上げた家もいくつかあったそうです。
津波に備えるならば、高台か鉄筋コンクリート3階建て以上の建物に逃げ込むか。 後者は女川の例が脳裏に……、となると、高台に逃げることになりますが、開北橋が地震で崩落していないことを祈りつつ、 移動しているうちに津波がこないかヒヤヒヤしながら、霊園のある高台などを目指すことになります。
徒歩で?車で??
大橋地区はもともとの千人ほどに加えて、仮設住宅の住民、東側の水明地区は三千人ほどの住民がいます。 皆が橋を渡って高台に逃げようとすれば大混乱。まず、無理。
鉄筋コンクリート3階建て以上の建物は数えるほどで、収容人数に限界があります。
土地、建物の微妙な高さで、床上・床下浸水の被害にわかれますが、 地震で建物が倒壊しなかったら2階に“篭城”する人が多いのではないかと思います。 昨年の震災では実際にそうでした。“篭城組”のほうがはるかに多かったのです。 平屋やアパートの1階に暮らしているような方は、意を決してどうするか……。

自分自身は津波を逃れても、車が浸水して買い替えた方が多かったです。

昨年の3月11日を受けて、4月7日の大地震の時は、‘また車をダメにするのは嫌だ’と、霊園を目指す車列で大混乱でした。

地震・津波への備えは大事ですが、寝たきりで逃げられない方の対応を含めて、ラジオ、懐中電灯等非常用持出品、食料・飲料水、 できるならば、携帯用トイレ、シェルター……、となると、家というより、ちょっとした要塞のようになりますね。

「とにかく にげっぺ!」
避難場所
@ 第一に、高台や津波の   浸水の恐れがない地域    へ避難しましょう。
A 近くに高台がない場合   や津波の浸水の恐れの     ない区域への避難が間   に合わない場合は、 避      難所や緊急一時避難所   等丈夫な建物に避難し       ましょう。
※今回の訓練では、学校    避難所等の建物では校    庭等の入口までとしま    す。
※内陸部や津波での浸水    の恐れのない仮設住宅    等に避難している方は    、 地震による大規模火      災等を想定し、 指定避    難所や集会施設までの     避難とします。

大橋地区は、開北小学校の校庭に避難することになっていますが、はたして……。

関東大震災では数万人が避難した所まで火災がひろがり、多数の犠牲者が出ました。
昨年の震災でも、避難所が避難所の役に立たなかったケースが見られたのに、「とにかく」では……。

逃げたつもりが、津波に向かっていくようなことにならなければいいのですが……。

以下のようなメールがありました。

7月8日の防災訓練は東日本大震災を上回るM9、震度7で大津波警報を想定とあります。

しかし、開北小学校の校庭に徒歩で避難だそうです。

4月7日の例からも、津波が来たら、霊園に避難者が殺到するのではないでしょうか?

実態を見極めるためとの考えで日曜朝に行うにしては、お粗末過ぎると感じるのは私だけでしょうか?

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H24.6.27.

官尊民卑
危険な“植栽”

先日、ひとり言した危険な“植栽”。雑草が刈り込まれましたが、見通しの悪さは相変わらず。 交通事故防止のために、交差点近くの低木と一番手前の欅の木も撤去してほしいものです。
滑りやすくて危険な歩道のカラータイル、意味不明な車止めの他に、水が流れるような装置なのでしょうけれども、使われることがなかった無用の長物があります。
“市役所大通り”としても、意味不明な税金の無駄遣い。民間ではありえません。 市役所予定地と言われていた頃から、市役所職員は皆、「あんな所に行かねー!」と、税金泥棒の自覚がなく、結局、 無用の長物は市議会議員・市役所職員の給料を減給して相殺されることもなく(減給したでしょうって、あれで?)?
市民は数年前からグンと上がったように感じる市民税の金額を、引き落としされた通帳で、確認するなり、深〜いため息。
 

「上州屋に行って、胴長とカヌーボートを買ってこい。店員がいなければ、そのまま持ってきていい。」
昨年の震災直後、石巻市役所の職員が上司から言われたそうです。

全国の上州屋社員は、結束して石巻市役所に夜襲をかけても誰も文句を言わないでしょうし、罪にも問われないかもしれません(笑)。

市役所幹部だけではなく、市役所職員のほとんどが、1階のエスタから食料品などを持ち去った罪に問われず、 犯罪者の自覚もなく、官尊民卑よろしく、今後も踏ん反り返ることでしょう。

さて、3年前に政権交代した当時、世界的視点から見ると同様の例は2回あって、いずれも8年間政権を維持したそうです。
‘民主党は8年もつとは思えないな……’
漠然と考えていたことが現実化しそうです。
潜在的に分裂状態だった民主党は消費税増税法案の採決をめぐり、分裂が決定的になり、歴史的な役割を終えるにいたりました。 お疲れ様でした。さようなら。

野田首相は財務大臣就任時に「駅前留学はノバ、駅前演説はノダ!」と官僚を前に笑いを誘いましたが、 笑いの意味は‘終わった会社を引き合いに出すコイツは、操りやすいな’という失笑だったかもしれません。

官尊民卑を正そうと政治家になり、頑張っても所詮一野党議員から与党の代議士となり、大臣となった方も……。

石巻市にしても日本国にしても、市民、国民をそっちのけにして政争に明け暮れ、高級役人が高笑い。

机上に提示された数字だけを追い求め、机上の空論からマリオネットを操り、欠陥税の欠陥を修正しないまま増税したら、どうなるかは自明の理。 欠陥を修正して増税するならば、素晴らしい世の中になることも承知しているはずなのですが、亡国の罪に問われるべき輩の餌食になるだけの日本国民。

「痛いので薬だけでも……」
薬のつけようがない奴がよく吐く言葉。

つける薬がない輩に何をしても無駄!! 石巻市を出て、日本国も出て、さて、どこに行こうか’と考えるほうがまともに感じられます。 カラッと暑いのに、どこか寒く感じさせる水無月の日。

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H24.6.26.

日々の努力

新潟の地震では、新幹線が脱線しただけで大騒ぎになりましたが、昨年の地震では、一両も脱線しませんでした。 橋脚があんなにボロボロになって、仙台駅も大変な被害だったのに、一人の犠牲者も出なかったとか。
新幹線は、それを支える人々の日々の努力を含めて、ありがたい素晴らしい乗り物だと思います。 ただ、犯罪者ではないのに“電気イス”に座らされるのではなく、東北新幹線には最初からなかった、 食堂車の昔懐かしいあの椅子のほうが好みです。

昨年、宮城・福島県内の東北新幹線が不通だった時期に、よく高速バスを利用しました。 震災前に一度利用して、‘もう二度と乗らない。寝れないし……’と思ったものでしたが……。
震災を経てたくましくなったというより、凸凹した道路を速度を抑え気味に丁寧に走行するなど、 運転している方の心くばりが身近に感じられたからです。本当にありがとうございました。
バス事故を受けて、各社、安全管理体制強化につとめているようですが、日々の努力は新幹線のそれよりも親近感があります。
客観的には日々の努力でも、当の本人にとっては、あたりまえの日常なのかもしれません。プロとして当然のことだと。 プロフェッショナル意識のない(最近、人件費などの理由で、いろいろな分野で多くなってきた)コシカケアルバイトのような輩が問題を起こし、 本当のプロフェッショナルがモチベーションをさらに高めて精進できるならば、仕事のやりがいがありますね。

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H24.6.25.

平和な世の中
券売機

23日の診療が終わって、石巻駅に行き、“石巻⇒仙台往復割引切符”を買おうと、券売機にお金を入れたところで前のめりにズッコケました。
モニター表示が“そのまま、おまちください”のまま、切符もお釣りも出てきません。 バス乗り継ぎで仙台に行ける仙石線は出発し、小牛田で東北線に乗り換えて仙台に行ける石巻線も出発してしまいました。 「乗ろうとした列車が行ってしまったので、キャンセルしたいのですが……」と駅員に申し出てから、20分以上待たされて……。
「申し訳ございません。明日(24日)の午後1時過ぎにならないと入出金の確認精算ができないので、 明日午後1時以降にご連絡を差し上げますから、住所、お名前と、ご連絡先電話番号をご記入ください。」

石巻⇒仙台往復割引切符は石巻・仙台間を連続する2日間利用する場合に1,400円で購入できますが、通常のWきっぷ(1,640円)と異なり、 発売は6月30日まで(7月1日まで使用)、4台ある券売機のうち、左端の(新幹線指定席なども購入できる)券売機のみの取り扱いなど、 めんどくさい上にこの様。
‘戻って車で出かけようか’と思いつつ、“行くな!事故るぞ!!”という暗示だと心の中で言い聞かせ、‘そんなことはなく、 無事行って帰ってこれる’という思いを押さえつけました。
‘仙台を経由して日曜日はさらにその先へ’と当初の予定も止めて、週末は出かけないことにしようと一瞬思ったのですが、 ある人の何気ない一言(本人は本当に何気なく言ったつもりだったでしょう。‘簡単に言うけどさ〜!’)をキッカケに、 日曜日早朝から出かけることになりました。じゃあ、ついでに……。
その日曜日も、仙台駅の券売機にも問題があるのか、新幹線に乗ってから車掌と苦笑いするようなことがあったのですが、 JR東日本の(コンピュータシステムの)名誉のために、ここではふせておきます。

京都・切通しのおでん屋さんは、7月、8月は昼の部は休み。
「暑くてネタが……。」

じゃあ、次の日曜日はお休みですね。

「えっ……。」
次の日曜日は7月1日ですから。

「ああ、そうなりますね。」

他人事みたいに……。
平和な世の中ですね。

切通しのおでん屋さん

切通しで、飲食店ではない別の店に立ち寄り、三条経由で用足し。

‘阪急線沿線で暮らしていると思っている人もいるかもしれないな。簡単に言うけどさ〜、便利屋じゃねんだぞ。 ’そう思いつつ、河原町から梅田を経由して三宮。久々の北野坂。今年初。
牛タン、レバー、センマイ(牛の第三胃の俗称)の刺身が並びます(この店は写真撮影禁止)。
真ん中のレバーは、来週から食べられないんですね。
威勢のいい若い衆に尋ねると、「…………」。
平和な世の中ですね。
ちょっと、Tちゃん!
「そうなりますね。法律上、今月いっぱいまでなので。」
レバー色したこんにゃくを出すような店もあるらしいけれども……。味はこんにゃくでも、食感がレバーに似ているとかで……。
「いや、まだ決まってないですけども、別の何かにする予定です。」

厨房から「だいぶ、落ち着かれましたか?」と声が聞こえました。
おかげさまで。でも、こっち(神戸)のときは地震だけだったけれども、放射線もあるので、農業・漁業の風評被害が大変で……。 この先、どうなることか……。

E5系

23日に開業30周年となった東北新幹線は、E5系が投入されていますが、鳴り物入りで登場したグランクラスは……。
東京8:12発、新青森行きのはやぶさ1号は、グランクラスに20人以上の乗客。
3×6で18人なのに、なぜ20人以上?
仙台などで乗客が降りて空いた席に、新青森に向かう客が乗ってくるから、上々の稼働率をキープ。

一方、仙台駅発着のはやぶさ2号(6:25発、東京8:00着)、はやぶさ5号(東京21:36発、23:12着)は、グランクラスが閑古鳥。 乗客は、せいぜい1〜2名、0のときもしばしば。

「えっ、1席はいつも売れているよ。」
A1でしょう。あそこは、調整席のようなもの。どこかのお金持ちが買い占めて、あまり利用しないわけではありません。 席が汚れてしまったなど万一の場合に、客にその席に移動してもらうためのもの。 ホテルの宿泊予約をして「満室で……」と断られても、実は空き室があることと同じ理由。 もっとも、券売機で残席表示を見た人が、‘一席は売れているんだ!’と感じるでしょうから、 まるっきり売れていないよりも安心して購入できるような、サクラの効果も期待されます。
実際にそのことは、みどりの窓口の職員も車掌も知らず、「乗客が一人いらっしゃるはずなのですが……」。

JR社員も知らないことを、なぜ、私が知っているかはともかく、幸せな世の中ですね〜。

「粗品です!」

ようやく、今朝、石巻駅で返金してもらいました。「粗品です!」って、それは要らないのに。

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H24.6.22.

コバンザメの定め

ネズミの遊園地で意外に重宝するのがエアキャップ。いわゆる、ぷちぷち。
ガラスや陶器のお土産を買って帰るときに、割れないように包むことができます。パレードを見物するときに、敷いて座ることもできます。
ぷちぷちと言えば、アイスプラント。その名は表皮に塩を隔離するための細胞があるので、葉の表面が凍ったように見えることに由来します。
アフリカの砂漠が原産で、海水の中でも育つと言われる野菜。食べるとぷちっとして、シャキシャキ感があって、ほんのり塩味がします。 ミネラルなどの栄養がバランス良く含まれていて、この野菜自体に塩味がしますから、 サラダにしてもドレッシングをあまりかけなくていいので、お腹の出具合が気になる方にオススメ。
日本でも、九州など南のほうだけではなく、宮城県内でも栽培されています。

塩トマトと言って、ギリギリ枯れるか枯れないかくらいの塩分を含んだ土地で育ったトマトは、通常のトマトに比べると、 同じ品種でも少し小ぶりで、はるかに甘くておいしい(o^〜^o)のです。
アイスプラントや塩トマトならば、塩害を受けて米が作れなくなった田んぼでも育つはずです。
では、特例を設けて転作を可能にすればいいかと言えば、問題はそんなに単純ではありません。 栽培のノウハウ、転作のためのコスト、放射線風評被害……。
米でさえ、放射線の検査をして、規制値を大幅に下回っていても、風評被害で買い手がつきません。
東京電力は賠償に応じません。福島県内はともかく、宮城県内は福島県に隣接する丸森町でわずかに……といったところです。 石巻市周辺は、米にしても魚にしても、放射線規制値を大幅に下回って、関西以西の測定値と変わらなくても、 風評被害で売れなくなってきています。
国、県、市も、シラッとしています。
「財政難で……(T_T)」

一昨日、北九州市議会で市長が石巻市のガレキ受け入れを表明した際に、傍聴席から怒号の嵐。退場者が多数出たほど。
彼らは視野が狭い?
本当にそうならば、陸上海上問わず多額の費用をかけて、輸送までしてガレキの処理をするのではなく、石巻湾に埋め立てても、 何の問題もないでしょう。量がそんな問題ではないほど多すぎて、放射線も測定されないのでガレキ処理に協力するように、 反対者に理解が得られないと螺旋階段を……。 ガレキに隣接する地で仕事をしたり生活しても、衛生面での多額の出費を迫られ、経営が困窮したり、健康被害に遭ったり、 ガレキを他県で受け入れてもらっても、水産加工物や農産物が、放射線規制値以下でも、風評被害で売れなかったり……。
破綻状態の東京電力幹部が逆ギレしたり、当時の首相と内閣官房長官が議員バッジを外され、 福島県のできるだけ原発に近い所に終身刑のように軟禁されることもなくニヤニヤしていたり。
「あいつらはガレキの中に突っ込んでしまえばいい!」
普段は間違ってもそのようなことを言わない穏やかな方でも、声を張り上げます。
「東京電力も日本国も同罪! 潰れっちまえばいい。」

インボイス導入せずに、消費税増税してカウントダウン!

福島県だけではなく、宮城県も、農業は壊滅的な打撃を受けているようなもの。しかも、深刻な打撃被害のそのほとんどが賠償の対象外。
水産業も同様。
地震・津波だけならば、悲しみを乗り越えて立ち上がるでしょう。
もっとも、その場合でも、復興以前に復旧のレベルに達するまで、一世代30年くらいはかかると思います。 阪神・淡路大震災でも、20年近く経って、一見復旧しているようで、まだまだ道半ば。

今回の震災では、放射線が余計。復旧レベルに至るのに百年単位の年月を要するでしょう。

さらに、財源は二の次にして、迅速に復興に向けた予算を手当てするべきだったのに、1次申請の半額回答。 2次申請では5割増しも、数字のトリックと迅速性の重要度を少しも理解していない愚かさを露呈。末路は哀れ。

“医者だ!歯医者だ!!”と威張ってみせても、基幹産業に張り付くコバンザメのような弱い立場。

水商売、風俗嬢に仲間意識を感じるのは私だけ?

真面目な先生は、“我々は水商売と変わらない!”と言うと、怒って否定したものですが、コバンザメの定めたるや、 張り付き先の衰退以前に末路は哀れ。

海老に張り付くコバンザメ

笑顔を求めても、うつむき加減に。
背中に哀愁を背負っている?
いいえ、海老を背負ってます。
溺れる者は藁をも掴む。海老に張り付くコバンザメ。笑っていられるうちが華。
東京電力がどうなろうと、国がどうなろうと、清貧を楽しむのも一興かな。

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H24.6.21.

キャンプシェフのガスバーナー

ある友人の家が以前、洪水で床上浸水したことがあって、親子3人が2階の4畳半に寄り添うように寝起きしていました。 貸家だったのですが、狭い一部屋ながら2階があったことは幸いでした。
とくに何の役にも立たなかったと思いますが、私が笑顔でかけつけたことを、彼は今でもありがたがっているようです。
当時、近所で「ガス臭い(;~∧~;)」と騒ぎがあり、あるプロパンガスボンベからガスがもれているようだとのことで、 業者を呼んで調べてもらったそうですが、「異常なし(・_・;)」。
‘そんなはずはないのに’と近所の人々が不安そうにしていると、ある人が台所用の洗剤を薄めて、ボンベのまわりに塗ったのだそうです。 すると、ボンベの溶接部分1ヵ所から、シャボン玉のような泡ができました。 水に流されて、何かにぶつかった衝撃でそうなったのかもしれません。
専門の業者は面目まるつぶれ。管の継ぎ目はチェックしても、 ボンベの“継ぎ目”は‘そこからガスがもれるはずがない’と思い込んでいて、見逃したのでしょう。
余談ですが、浸水被害に懲りたか、友人家族はその後、高台に持ち家を求めました。

震災後、ボランティアの方々が炊き出しで使用していたのが、写真の“キャンプシェフのガスバーナー”。

震災前に、大きい寸胴鍋をある所に寄付した時に、‘バーナーは?’と思い、 寸胴鍋の調達元に問い合わせると、「普通のコンロで充分。何でも大丈夫です(^O^)」。
‘そんなはずはないのに……。’
案の定、普通のガスコンロでは火力が足りない。寸胴を載せて火にかけた時の、安定感もいかがなものかと。

キャンプシェフのガスバーナー

震災後、キャンプシェフのガスバーナーを一目見て、‘これならば……’と思いましたが、手に入れるには、個人輸入の形式になり、 先方はまとめて百セットならばともかく、一つ二つでは売ってくれないとのことでした。

震災後、避難所などで臨時にプロパンガスを使用している所には、ガスもれがないか、担当者が巡回してきちんとチェックしていました。

ガス爆発とか食料を扱うので食中毒とか、2次災害は未然に防ぐように努めなければならないことは当然ですが、 あの非常時でも、そのようなことが機能していたことは、多くの方が知っていていいと思います。

アルファ米は昨年の今頃はスーパーなどでもよく見かけましたが、最近はあまり見かけなくなりました。 アルファ米などの比較的早く炊けるように工夫された米は、おいしくないのですが、少しでもおいしく炊けるように工夫するべく、 兵庫県から炊き出しボランティアに参加していた方は、普段からアルファ米を炊いて食べているそうです。ありがとうございました。

数十人分ならばともかく、数百人分の炊き出しとなると、普段から準備していても大変です。 無理と言ってもいいほど困難かもしれませんが、機会があるならば、(相手は別の誰かになるでしょうけれども)ご恩返しをしたいものです。 機会は必ず訪れるでしょうから、少しずつ準備しておきます。

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H24.6.20.

台風一過

6月としては8年ぶりに上陸した台風は、今日午前7時には宮城県沖に抜け、台風一過の青空になりました。
最大瞬間風速32.9mを記録した石巻市は、震災で地盤沈下した沿岸部が冠水すると言われて、避難勧告により避難した人もいました。 沿岸部だけではなく、比較的内陸部も、用水路から水があふれるなどして、冠水したところもあります。 大潮で満潮の時間帯の午前3時頃が、よりによって台風の最接近と重なるようになってしまいましたが、比較的被害は少なかったようです。

地形がこのままで、北が北東か東になるように方角が45度あるいは90度回転してズレていたら、 台風がくるたびにゾッとするような被害が出るかもしれませんが、最接近した台風の中心が、石巻市のすぐ西側に位置することは、 まずありえないので、東海地方のような台風被害に遭うことはないです。 沖縄、九州、四国、近畿、東海よりもはるかに北に位置しているために、台風が弱まってから接近することも被害を軽減させてくれます。
4号の次は、上陸する頃には温帯低気圧になりそうな雨台風5号が接近中。水の被害にご用心。
今日の東京周辺の最高気温は、30℃前後と予報されていますが、仙台市や石巻市は25℃前後。
夏は暑すぎず、冬はちょっと寒いですが、雪は少なく(福岡のほうが多いかもしれないほど)、快適に暮らせる環境だったのですが……。
ちょっと雲が多い台風一過 ちょっと雲が多い台風一過です。

今年の夏、関東以西は○暑の○に何が入るかというほど暑くなりそうですね。電力需給が心配されるほど。
‘石巻市は例年並みに熱帯夜が一晩あるかといった夏になるのかなぁ’と思っています。

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H24.6.19.

入れ歯が割れる人

アメリカ合衆国では日本のように健康保険が一般的ではないので、「お金がないから」という理由で、 歯を抜きっぱなしにしている人が多いです。かの国で、昨年の震災のようなことが起こったとしても、 検死で歯科は日本のように活躍できないかもしれません。 日本ならば、治療してなんとか残そうとする歯でも、「虫歯の治療をするよりも抜いてしまったほうが安上がりだから」と抜歯して、 「入れ歯も高くて入れられない。歯がなくても生きていられるから」と、やせ我慢するように笑い飛ばして生きるしかない人が大勢います。 抜歯の費用が出せる人は、まだましかもしれません。発展途上国などの歯科治療支援をしている団体が、それどころではないと、 自国内の貧困層の抜歯を主にした治療をするほどです。「歯を5本抜いてもらった!」とか、「6本!o(^-^)o!」とか、 止血用のガーゼを噛みながら笑顔で幸せそうにしている人が大勢いる光景。 日本で同じことをやったら、「ナンデ、コンナニハヲヌイタ(`o´)!」と叱られそうです。
阪神・淡路大震災の時は、「命からがら逃げ出したけれども、入れ歯はガレキの中、 支給された食料はガチガチにかたいおにぎりやカンパンなどで、飲料水は少ない。これでどのように食べればいいの?」 と嘆く方を支援するために、近隣の大学病院などに勤務する歯科医有志が、その日のうちに即興で入れ歯をつくるなどの支援をしました。 昨年の震災では、三沢のほうでそのようなことがあったと報じられました。 ただ、周囲の歯科医院も被災しているので、被災者支援のつもりでやっていることが逆の結果を招くことになることは阪神・ 淡路で経験しましたから、そのようなことは控え目だったと思います。
震災後、自転車が飛ぶように売れたのに、ピタッと売れなくなったのも同じ。支援物資として大量に自転車が供給されたからです。
志の高い方は‘支援のつもりが逆の結果を招くならば控えるべき’と心に留めておいてほしいものです。 ただばらまくのではなく、自立支援。それをしたことで、お互いが生きていることを享受できるように、手をさしのべて下さい。

さて、「入れ歯が割れた」としょっちゅう来院する人がいます。 つけはずしする部分入れ歯や総入れ歯のピンク色のプラスチックはレジン床(しょう)と言います。 以前はレジン床の中に補強線という金属線を埋め込んで、その分を請求することが認められていましたが、それが認められなくなったので、 補強線が入っていないレジン床が割れるケースが多くなったかもしれません。 ただ、補強線が入っていても、鋳造バー(薄い金属の板)が内包されていても、補強線やバーごと折れるケースがあります。
“何をどのように噛んだらこうなるわけ? 恐竜なみ(の咬合力)だな!”
鋳造でつくられた金属は巣(す)が入っていて、見かけ倒しの頑丈さで、そこから折れる可能性はあります。 巣とは、本来は均質であるべきものの中にできた空間のことで、均質に見える金属の中に気泡などが入っている状態です。 金属疲労ではなくても、そこから簡単に折れることがあります。

虫歯予防のためには、歯が酸にさらされ続けないように、“食生活習慣を整えること”が何より大切です。
歯槽のうろう予防のためには、適切な歯磨きもそうですが、噛む力がかかりすぎないようにすることが大切です。
小・中学生ならば、「歯磨きは1週間に1回くらいしかしないけれども、虫歯はない」と自慢する子がいます。 もちろん、歯垢付着や歯肉炎と指摘されるでしょうし、口臭がひどく、そのままならば、30代、40代には、 歯槽のうろうで歯を失う運命をたどるでしょう。
炎症は細菌感染による場合もありますが、筋肉痛も炎症の一種です。
1日6万歩、50kmをはるかに超える距離を歩いても、自転車で200〜400km走っても、“筋肉痛はないよ!”と自慢しても、 消耗していないはずがありません。ブレーキ系統に問題があるかのように、休息なしにそれを何日も続けていたら、 歩けなく走れなくなるでしょう。

歯に噛む力がかかりすぎて、歯の根のまわりにある歯根膜(しこんまく)に炎症が起こることも、歯槽のうろう(歯周病)の要素です。
そうして歯を失った人は、歯を失っても、無意識のうちに信じられないような力でかんでしまうので、 入れ歯が割れてしまうことを繰り返すのでしょう。
苦笑いしながら言うのです。
「そんなに強くかんだつもりはないんですがね〜(;`皿´)!」

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H24.6.18.

連携を進める力

朝、5時32分に宮城県気仙沼沖を震源とする震度4の地震があり、これで起こされた人が多かったと思います。 マグニチュード6.1も、津波の心配はありませんと発表されました。

さて、食べる 生きる力を支えると題した本が3巻、今年の2月(第1巻)、4月(第3巻)、6月(第2巻)に、中央公論新社から出版されました。
第3巻は - 3.11の記録 震災が問いかけるコミュニティの医療 - 歯科医師会からの提言 (歯科医師会からの提言 食べる―生きる力を支える) というサブタイトルがついていて、震災の記録になっています。
冒頭、京都・長楽館での対談が収録されていますが、長楽館はすぐ近くにある長楽寺とは特に関係はないそうです。
いつものように話が横道にそれました。“2番目に出版されたのに第3巻”は歯科医師は読むべきですが、 一般の方が読むにはちょっと重いかもしれません。震災でお亡くなりになった方の9割は、衣服や所持品などから、 残りの1割のうち70%(全体の7%に相当)が、歯科の検死によって、身元が判明したそうです。
搭乗記録から、あらかじめ犠牲者がわかっていた日航機の事故と異なり、不特定多数の犠牲者で、 カルテ等の記録がある歯科医院も津波で被災して、データが得られない場合があり、困難な作業になりました。
3巻の著者、日本歯科医師会の大久保会長には‘何か変えてくれそう’と期待してしまいます。 以前にひとり言したように、介護保険の立ち上げの時に、歯科は蚊帳の外のような状態で決められたので、 訪問診療での医科・歯科連携と言われても、‘ふん! 何を今さら……’と思ってしまうのが本音ですが、 大久保会長には現状を打破する力強さを感じます。

連携と簡単に言いますが、法律・制度で連携を呼びかけて、すぐそうなるものではないようです。 行政から“縦割り”とやゆされ、連携ができていません。 幼稚園と保育所を合わせたような施設が云々も、幼稚園は文部科学省、保育所は厚生労働省、管轄が違うので、話が進まないのです。 同様に、大学病院は文部科学省、厚生病院は厚生労働省。仙台厚生病院を東北福祉大学附属病院にして、医学部新設を?
本気で連携を進めるつもりならば、それを妨げている壁を取り払う必要があります。

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H24.6.15.

薔薇の鎖

仙台市東部の農業園芸センターで、この17日までバラ祭が開催中です。
震災で1mほど浸水したところもあったそうです。田んぼの真ん中にポツンとあるような建物。 4月末にその建物を横目に自転車で通った時は、周囲の田んぼで除塩作業中だったので、‘今年はバラ園は解放しないで養生かな’ と思っていました。浸水で枯れたバラもあったようですが、バラは稲よりも強いのか、比較的少数で、 植え替えたりして見事なバラ園が復活したことになります。

ジュリアは?

松島の別名バラ寺と言われる円通院でも、そろそろバラが見ごろになっているでしょうか。

なぜ、バラの話をしたかというと、母の日はカーネーションを贈るのが定番ですが、明後日の父の日の花といえばバラだからです。 日本ではあまり知られていませんが……。

さて、西城秀樹さんの歌といえば、ヤングマン?

私にとっては、薔薇の鎖。小さいときに長いほうきをマイク代わりにして、舌足らずに歌っていたとか。
 

薬局の店先に口内炎と手書きの貼紙がありました。大手ドラッグストアでは、「口内炎にビタミン剤を……」と何度も何度も流れていました。 震災後に避難所に入った医療チームの薬剤師も、「口内炎にビタミン剤を!」。
“おめ、おだづなよ! ビタミン剤よりうがい薬だ!!”
ビタミン剤が効くタイプの口内炎は、ビタミン不足の場合で、全体の1〜2割ほどでしかなく、 うがい薬のほうが口内炎全般にわたって効果的です。当時、インフルエンザの流行を恐れていましたが、その予防にもうがい薬が有効です。 まさに、一石二鳥。
イソジンなどでは、細菌をやっつけてくれますが、粘膜も傷めてしまうので、口内炎予防としては、うがい薬でうがいした後、 水でうがいするとか薄めて使うといいでしょう。では、水だけでうがいは? インフルエンザ予防にはともかく、口内炎にはあまり効きません。

AP水

うがい薬代わりに殺菌水も有効です。
いちご歯科クリニックで使用しているAP水。
口内炎にしょっちゅう悩まされているスタッフが、AP水を口に含んでモグモグとやっています。
「温水プールのような臭いがするけれども、気にならなくなるし、口内炎にめっちゃ効く!!」
生成器械は好評でしたが、今は製造販売されていません。 アサヒプリテック社の担当に伺ったところでは、「あまり売れると、維持管理のために人員が必要になるから、 人件費を抑えるために製造販売中止にした」ということでした。

週末は温水プールの臭いより、薔薇の香りにつつまれていたいので、また来週!

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H24.6.14.

ハナシニナラナイムシバナシ

「梅雨に入ったの?」
「先週の土曜日(9日)に入ったらしいよ。」
「じゃあ、梅雨寒だね。もっとも、最近は、暑くなったり寒くなったり、梅雨に入ったか入ってないかなど、どうでもいいような、 訳のわからない天気が多いね。気象予報士でさえ、朝の天気予報で“軽い七分袖のジャケットを羽織ってきましたが、失敗しました。 寒い彡(-_-;)彡です。”と嘆くほどだから、一般の人はなおさらだね。」
「ホント、そうだね。」

「“年俸のうち1億円を石巻市役所に寄付しろ!”とヤジられたアキが打った球が、もうヒトノビして、 フェンスをバウンドしないで超えていればとか(ランナー1、3塁の場面だから1点だけ)、 その後の7番バッターが打っていれば先発全員安打でつながったとか、5回、6回くらいで雨が強くなって降雨コールドになっていればとか、 タラレバ言っても仕方がない。腰に不安があるのか“気持ち”がこもっていないようなマー君も、初回から21球と、 20球以上も要した回が3回以上あって、7球で処理した回も1回あったけれども、あれでは球数が多過ぎて完投は無理。 そうすると、信頼を失っているような中継ぎ抑えが出ざるを得なくなり、案の定、打ち込まれ、8回13安打されながらも失点3(自責点2)、 2点差で、9回を帰ってきた抑え(?)にたくしたマー君の勝ち星がスルリ。 ピンチになっても内野陣が誰一人としてマウンドに声がけをするでもなく、バラバラ。 投手コーチも毎晩、国分町で飲み歩いている場合ではないでしょうに。ハナシニナラ
ナイ。寒い{{(>_<;)}}。」

「寒いって、そっちね。雨で濡れたからよりも。たしかに……。それにしても、よくしゃべるね。」

「内情をよく知る人が“工夫する能力が足りない”と酷評した投手が5月の月間MVPをとったのに、6月に入ったら打ち込まれ、打ち込まれ……。 5月は最初こそアップアップだったけれども、なんとか抑えて、だんだん頼もしさを増してきて、 戦列を離れている抑え投手の代役に過ぎないと控え目だったのが、周囲からも抑え投手として認められるようになり、MVPをとり……と、 エースも抑えもいないチームが、かえって結束を強めて、特に、中継ぎ抑え投手は安定していたのに、彼らが戻ってきて、 ちょっと気がゆるんだだけならばいいけれども……。」
「工夫する能力が問われるところだね。」
「去年イチ押しだった美馬投手と今年のイチ押し釜田投手は安定しているけれども、中継ぎ抑え投手は月毎の良し悪しがハッキリし過ぎ。 ‘彼らが完投しないと勝てないんじゃないか’と思うくらい。寒い。ブルッとくるほど寒い。梅干し。どうだい。」

「うわっ、すっぱ〜いp(>*<)q! 懐かしい。震災後の避難生活でごちそうになった味。 その節はお世話になりましたm(_ _)m。それにしても寒いね。」
 

人が美味しいと感じるものの多くが酸性で、口の中は普段はほぼ中性ですが、飲んだり食べたりする度に、 酸性雨にさらされているようなものです。
歯は人の体の中で一番硬いのですが、ずっと酸にさらされていると、鼻くそと変わらないくらいに、軟らかくなってしまいます。
虫歯にしないためには、ダラダラと飲み食いしないことが大切です。
歯が酸にさらされ続けて軟らかくなって虫歯になってしまうことは、酸蝕症と言います。 本来の虫歯(う蝕症)は、細菌が糖をもとにして酸を出して、その酸で歯が軟らかくなってしまうことですが、 糖は炭水化物と一緒なので、‘甘い物を飲んだり食べたりしなければ、虫歯にならない’と考えるのは間違いです。
炭水化物を摂らない食事は、無謀なダイエットと言っていいでしょう。ご飯とかパン、うどん、パスタ、いも、ポテトチップス……。 食事中から食後にかけて、どうしても虫歯になりかけの状態になります。
震災後の避難生活で、支援物資として供給されたありがたい食料は、炭水化物に偏り、飲み水は少なく満足に歯磨きできる環境ではなく、 虫歯になりやすい状態が続いたことは、歯科医師として深く反省しなければなりません。
口の中が酸性に偏ったのを元に戻すのは、唾液の役割です。梅干しの酸っぱさも、唾液が和らげてくれます。 唾液は寝ている間に出る量が少なくなり、作用も弱まるので、“虫歯は夜できる”と言っていいのです。
ダラダラと飲み食いしているつもりではなくても、 歯と歯の間や歯の凸凹して入り組んだところに物がはさまったままだったり滞っているようなことが幾晩も続いたら、虫歯になってしまいます。 万が一の時のために、非常食として保存している(笑)のなら別ですが、虫歯予防はそのようなことを防ぐことです。
何ヵ月に1回フッ素を塗っていればいいとか、毎月歯医者さんで予防処置をしているから万全だということはありません。 せっかくそのようなことをしていても、歯に“非常食”をまとわり付かせたままでいたら、次に歯医者さんに行った時に、 「何でこんなに虫歯になっちゃったの(;`皿´)!」と笑えないことになってしまうでしょう。
甘い物を飲み食いしなければいいということでも、食べたら磨けばいいということでもありません。
日本人にはいないようですが、ヨーロッパでは砂糖を口にすると死んでしまう生まれつきの病気の人がいます。 そのような人も、虫歯に悩まされることになります。
かつて、「食べたらすぐに磨く。食後3分以内に!」と伝えられたことが根強く残っていますが、これは誤りです。 第一、それでは洗面所で食事しなければならないじゃないですか。 歯が酸にさらされた状態でゴシゴシ歯磨きしたら、歯がさらに傷んでしまうかもしれません。 唾液が元の状態に戻してくれるには、1時間くらいの時間がかかります。 特に歯茎がやせて歯の根の部分が見えているような人は、“食べたらすぐに磨くは厳禁”です。 もともと少し色が濃い根の部分は、上の部分に比べて弱く、虫歯になりやすいのです。 知覚過敏を助長して、しみたり痛くなったりしたいためにそうしたいならばかまいませんが……(笑)。
唾液腺という唾液をつくるところは、網目状の筋肉で包まれているようになっています。 よくかんで、この筋肉が収縮すると、唾液もよく出るようになります。
よくかんで食事をして、食後は余韻を楽しんでから、おもむろに歯磨きしましょう。

虫歯になる原因をほったらかしにしておいて、穴が開いたから、 痛くなったからと虫歯の治療を繰り返したあげくに抜いて入れ歯をいれて……と、そのようなことを繰り返したくて、 歯医者通いしたい人はいないはずです。
背筋が曲がってくるのをピッと伸ばすように、食生活習慣がダラダラとしがちなのを整えるために、 必要に応じて、磨き残しを自覚するように染め出し剤を使って、歯磨きのコツを覚えるために、定期的に歯科とかかわるようにしましょう。

ハナシニナラナイムシバナシ。

虫歯になる原因はわかりきっているのに、それをそっちのけで、削って詰めてを“毎度あり!!”と繰り返すのは、 犯罪行為と言っていい蛮行ですが、残念ながら、法律・制度上、何の問題もなく、歯医者として、量・数こなせばこなすほど勝ち組へ!
幼少期からそのようなことを繰り返すのは、健康を蝕むことに他ならないと気づくべきです。
食事という楽しいひとときを、より充実させるために歯科とかかわる。
ちょっと聞き慣れないかもしれませんが、パラダイム・シフトは始まっています。

運用に失敗したりして年金が払えなくなっても、犯罪行為を放置したままのような状態でもガラガラポンはなし?
年金、医療など社会保障は大臣や役人が皆、土下座して「ごめんなさい」して、 根本的に改めないことにはどうにもならないことを国民一人一人が理解するべきです。
低所得者に現金給付と言っても、“所得”を把握して、それを実現するには無理があります。 消費税増税前にインボイスがない欠陥を改善しない限り、 3%から5%に上げたのに税収は減ったことを繰り返す以上の悲惨な事態を招くでしょう。
工夫する能力がないままでは、ハナシニナラナイ。

岩手・宮城内陸地震から4年。

無力さがむなしく……。

黙祷。

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H24.6.13.

“うんめいのさんれんせん”は2勝1分けの勝ち点7。 昨夜のオーストラリア戦は、審判の判定に‘?’、‘??’、‘???’と、苦笑いの連続でしたね。

先制点を奪った選手の“奇跡の左足”が相手のシュートを防いだのに、イエローカード2枚で退場になったり、 試合終了間際にもらったフリーキックを蹴らせてもらえずに試合終了(基本的に試合終了の判断は審判の時計がすべてなので、 文句は言えませんが、初めて見ました)。
それにしても、相手得意、日本にとっては苦手のロングボールを多用され、アウェーの試合。 1-3くらいで負けていても不思議ではない試合を引き分けたのですから、良しとしましょう。
チームとしてワールドカップに出場できても、選手一人一人はどうかわからないので、相変わらずのロングボールへの対応を含めて、 課題は多いかもしれませんが、克服できる時間もありますから、次戦(9月11日)、今まで出番がなかった選手の活躍に期待です。

さて、歯科業界国内最大手、歯科単独の企業としては世界最大と威張りくさるモリタが頼りなければ、2バンテのヨシダはどうかといえば、 「器械に不具合があって修理を依頼してもなかなか来てくれない」と不評でした。 たしかに、勤務医の頃にヨシダの担当者に「なかなか来てくれないから、中、開いてなおしたぞ。 おかげさまで、ヨシダのユニットだったら、なおせるようになったな」と笑ったものでした。最近は改善してきているようですが……。

モリタは、3DX歯科用X線CTを修理点検出来るのは東北6県で一人だけという頼りなさがどれほど改善したことか。 利益の半分をCTの研究開発に注いでいるという某社でさえ、4人いるのに……。

カレンチャン

国産でモーター系のトルクがあって、「よく切れる」と定評があったテイコクの流れをくむキング工業のポータブルユニット“かれん”。 私が“かれんちゃん”と呼ぶので、スタッフも“カレンチャン”と呼びます。競走馬ではありませんが……。
2台あるうちの1台に初期不良と言える不具合がありましたが、小さい部品を一つ交換しただけで落ち着きました。
担当者は「これで大丈夫だと思います。保証期間のうちにじゃんじゃん使ってください。 不具合があったら無料でなおせますから」と、信頼に足る一言。

さて、その“かれん”でも、モーターをよく見ると……。

Bien Air
SWISS MADE

モリタのモーターに比べて、少し太いですがコンパクト。持った瞬間違いに気づき、回して感動。‘Bien Airなら……’。

Bien Air

3DXの担当者が来ていた頃に、Bien Airとモリタのモーターの違いを愚痴ったら、「何も違いはない」と素っ気なかったですが、 キング工業が自社のモーターではなく、スイス製のモーターを使っているのにはそれなりの理由があるはずです。 キング工業社員でさえも、わかっていないかもしれませんが……。
トルクに関しては、車のチューンナップと同様に、上げることは可能ですが、製造物責任(PL)法が云々と言われたり、 また、車好きが、カーマニアが云々と呆れられてしまうでしょうし、実用に足りますから、いじる必要はありません。

車や時計の分野で、日本のメーカーがドイツやスイスのメーカーに敵わない面があるのかもしれませんが、歯科に関しても、 モーター系をはじめとして、同様です。ただ、日進月歩と言われますが、モーター系に関しては、CTやCADCAMはともかく、 20年くらい前の製品のほうが“? ナニコレ! ベツモノ!! スゴ〜イ!!! 一度使ったら手放せなくなる!!!!”と感動する製品があります。 ところが、そのような新製品は手に入りません。日本製だけではなく、スイス製でも、ドイツ製でもです。 どうも、変な方向に進歩してしまっているようです。

飲食業界など他の業界からも似たような声が聞かれる昨今。リーマンショック以降、顕著になったと言われます。

スペイン国債も危険な線を超え、世界経済はますますおかしなことに?

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H24.6.12.

口腔外科医の憂鬱
歯科医の担当領域

歯科医と耳鼻咽喉科医の激しい論争があって、“歯科医の担当領域”は写真の(見えにくいですが)網目の部分とされています。
「幼稚園児でも、もっとまともな絵を描くぞ(笑)!」と苦笑いされるのは大目に見ていただいて、鼻、ほうれい線(鼻唇溝線)の下、 口角を挟んで、くちびると下あごのラインの真ん中辺までです。
ただ、これには異論が多々あります。
顎関節症や顎が外れた時の徒手整復はどうするんだ?
顎関節は耳の前、こめかみの辺りにあります。“歯科医の担当領域”から大きく外れますが、実際に、「某整形外科医が治したと言うけれども、 顎が外れたまま治っていないので……」と患者の家族に泣きつかれて、顎関節徒手整復をしたことがありますし、 某々病院整形外科で徒手整復出来なかった患者を電話で緊急に紹介され、徒手整復対応したこともあります。
顎関節徒手整復は、指のかかる力が痛いと感じないように、タオルなどを介して両手で下顎を押し下げて、 どじょうすくいのような動作をするのですが、下顎に大きな力がかかるので、特に(歯が1本もない)無歯顎の場合などに、 ポキッと骨折してしまう可能性があります。幸い、顎関節徒手整復時に骨折させた経験はまだないですが、必ず、 事前にその可能性について説明します。万が一、下顎骨が骨折してしまったら、その治療のためには、 病院で全身麻酔下での手術が必要になります。口腔外科の担当になります。 口腔外科がない場合は、整形外科、形成外科が担当することになり、石巻市の場合は、現状ではこちらが当てはまります。
顎が外れた患者の徒手整復が出来なかったからと歯科診療所に転送されて、今度は顎関節徒手整復は出来たけれども、 下顎骨が骨折したからとまた病院整形外科に逆戻りさせられる可能性を想像しただけでも、ちょっと笑っちゃいますね。
何気なく言葉を並べましたが、顎骨骨折の手術は“歯科医の担当領域”を超えます。顎関節症で手術が必要になった場合も同様です。
口腔がんの手術で、頸部郭清(けいぶかくせい)をする時もそうです。
“歯科医の担当領域”を超えるその他のケースは、機会がありましたら改めて紹介します。
さて、宙ぶらりんな立場にさせられたままで、口腔外科ではなく歯科口腔外科と標榜させられる一方で、 病院歯科口腔外科医として活躍し続けるためには、がんについての試験に合格しなければなりません。 ‘正答率7割以上で合格ならば、簡単な試験じゃないか’と思うかもしれませんが、出題範囲は卵巣がんについてなど全身のがんに及ぶので、 容易ではない猛勉強が必要な試験になります。
口腔外科医の憂鬱。 一般の方々も、ちょっと知っていてもいいひとり言。

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H24.6.11.

信頼を失う意味
歯科用X線CT

この4月から、歯科用X線CTの保険請求が正式に認められるようになりました(昨年は医科の請求を準用して……という条件で認められていました)。 3割負担で、撮影料、診断料を合わせた負担金は3千円くらい。高いように感じるかもしれませんが、高額な器械の維持管理費からすれば、とんとんです。
いちご歯科クリニックで歯科用X線CTを導入したのは10年ほど前。 当時は保険請求出来ず、かといって、撮影料診断料を無料にすればいいというわけではないのですが、そうしていた所がありました。 経営能力に長けた所は、混合診療よろしく撮影料診断料をシラッと請求していた所もありました。 その中には、社会保険支払の審査員を務めていた輩もいましたから、‘もうかりまっか? ぼちぼちでんな〜。アホくさっ!’。
いちご歯科クリニック開業直後、ユニットと言われる診療台に不具合があり、モリタ系列の修理点検を担当する会社のボスに修理点検してもらいましたが、 相変わらずだったので、電話して呼び戻すと、「三陸道で覆面パトカーにスピード違反で捕まった」と苦笑いしていました。 以前指摘した水が通るチューブが細すぎるなど、不具合が生じる根本的な問題がそのままなので、何をどのように修理しようと不具合が生じ続けるのです。 本当に不具合の原因を解明して改善して見せたら、信頼を得られるでしょうに。
“アシデント”なる消毒などに使用する電位水生成器は、中学・高校・大学と先輩にあたり、 仙台市内で開業されているO先生のところで導入していらっしゃったので、開業前に菓子折りを持って見学させていただき、 ‘O先生のところにある器械だから’と、不安を掻き消すように導入しましたが、やはり不具合の連続。 モリタ側からその担当として現れたMは、‘パソコンは少し詳しいはずだが……’。案の定、無駄話でお茶を濁され、仕方がないので、 第三者機関に点検してもらうなどしました。“第三者機関に……”というのは、文句を言われかねないのですが、 “まともに修理点検してからモノを言え!”というものです。
3DX歯科用X線CTがトドメの一撃。‘この器械に殺されるんだろうな’と、何度、自殺を覚悟したことか。
モリタ、傘下のJMエンジニアリングとウチヤマの3社は、いちご歯科クリニック出入り禁止に至りました。 ウチヤマの担当だった輩は、「入社するまでは、そんな会社だと思わなかった」と嘆きますが、本当にそう思うならば、 妻子を生活苦にさらすかもしれませんが、転職すればいいのに。
3社の出入り禁止を解くためには、モリタの森田社長や東日本を統括する立場にある高須氏が、まず、いちご歯科クリニックに土下座しに来て、 話はそれからです。それとも、こちらから出向いて、大勢の社員の前で、そうさせますか。

悲惨な震災から立ち上がろうとする人々を新聞、テレビなどでは美談で固めようとしていました。 ‘これはいかがなものか’と思うようなことは、思うだけにして報じず、遺体安置所での撮影も控えました。
石巻市の場合、最初からボランティア組織に明らかな“構造的問題”がありました。 被災地の地理的広がりの問題、交通アクセスの問題などから、阪神・淡路の時に比べてボランティアが少ないと言われますが、 石巻の場合は、閉鎖的排他的独善的な輩がそれに拍車をかけていました。“おだづなよ!!”を著した時には、 その点にはあまり触れないように努めましたが、週刊文春などで全国に恥をさらすに至っています。

人間は、お互い様で、ギブ・アンド・テイク。
他人を助けるつもりが、実は自分が助けられている。
ボランティアの基本はその辺にあります。
阪神・淡路以来、ボランティアが日本国民の間に広く浸透するようになりましたが、ひねくれて解釈しているのか、 平然と犯罪行為に染まっているケースが多いです。

「支援物資のタオルが入ったダンボール箱を、いくつも重ねていたら、ごそっと盗まれた。」

盗んだ人は、別の所に「タオルを寄付します!」と胸を張ったのでしょうか。 個人で使うには多すぎるので、会社や何かの施設でちゃっかり使ったのでしょうか。

仮設住宅に暮らす人は、そこで快適に長く暮らそうとしているわけではないのですから、“自立支援”を求めて、 一刻も早く自立するように努めましょう(“生活保護”も本来“自立支援”が主目的なのに、そうしないままに放置していたあげくが今なのであり、 タレントを吊るし上げても問題をこじれさせるだけです)。
石巻市の幹部らや市議会も、私腹を肥やしたり、政争に突き進んでいる場合ではないことは承知しているはずですし、 それを自覚させて信頼を繋ぐために、被災者はもっともっと声を出すべきです。

15ヵ月経っても、遅々として進まずでは、犠牲者に申し訳がたちません。

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H24.6.8.

Samuel Adams Boston Lager

はぁ?
「だから、ある人へのお中元にビールを贈りたいんだけど、何がいいかなと思って!」
何で私に?
「‘おっ!これは!!’と思うようなビールを知っていると思って……。今年の夏は暑くなりそうだし……。」
普通に、いかにもお中元のビールで、いいじゃないですか。それに、私がお中元とかお歳暮とかいう習慣を、嫌っていることを知っているでしょう。
「そこをなんとか。」
感謝ビール ……。感謝ビールはどうですか? 一升瓶ビール。値段は3,000円でお釣りがきます。
「冷蔵庫を占領しちゃうのがちょっと……。」
そこを突かれると……。

「それにもっと高いものが……。」
お相手はどなたですか?震災への支援に対する感謝をこめて、感謝ビールでいいじゃないですか。

「飲んでみて、‘これは今まで飲んだことがないビールだ’と感動するようなビールがいいな。」

サミュエル・アダムス・ボストン・ラガー

コロナビールは?
「贈ったことがある。ライムを櫛切りにして、瓶の中に押し込んで、ライムの香りづけをしてラッパ飲みするビール。 貴方に教えてもらった。ライムだと思って切ったら種が出てきたら、それはライムではなく、黄色くなる前のレモンだということも。」

最近は、缶のコロナビールが出回っているのが残念ですね。 じゃあ、サミュエル・アダムスなんてどうですか? サミュエル・アダムス・ボストン・ラガー。 アメリカ合衆国建国時に実在して活躍した人の名前に因んだビール。ボストンっぽいですが、ピッツバーグなどで造っているようです。 独特のフルーティーな香りは、熟成の時に何かすることによって出るのだと思います。香りは好みが分かれるかもしれませんが……。 そうそう、ネズミの遊園地のお酒が飲めるほうでも、これを出している店があります。 でも、店で飲んだら1杯700円くらいで、普通に買っても1ml1円くらいと高いですよ。1瓶355mlが24本一箱で8,000円以上します。 お中元としては、味はともかく、感謝ビールで充分だと思いますが。

サミュエル・アダムス・ボストン・ラガー

「サミュエル・アダムスだね。ありがとう。ところで、今週は歯の衛生週間だったはずだけれども、 お得意のハナシニナラナイムシバナシが一つもなかったね。」
只今編集中(笑)!
「来週、期待しているよ。」

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H24.6.7.

ボルボかポルシェかランクルか

数ヵ月前に、高校時代の友人から電話がかかってきました。 この1月に、実に約27年ぶりに会ったばかりでしたが、最初に苗字を名乗ったので、一瞬、‘誰?’。名前を名乗ってくれれば、すぐわかったのに。

子供の頃から、“将来乗りたい車は、ボルボかポルシェかランクルか”と言っていました。 高校時代も同じで、“何の共通点もないけど……”と苦笑いした私に、「あっぺや。全部、ゴツイべ。」と応じたのが彼でした。

‘えっ、ゴツイ車が好きってこと? そうか、私はゴツイ車が好きだったんだ! 気がつかなかった!!’

いちご歯科クリニック開業当初に乗っていた車は、7万円で購入した中古のマツダファミリアセダンでした。 発進時には必ず軽くホイルスピンして、運転席側の窓を閉めると、“バチバチバチン!!”と豪快な異音を発する代物でした。
開業前に乗っていた(“歯医者になる前に廃車になるだろう”と冗談を言っていた、泥だらけのスキーキャリアに“明日洗車予定”と指で落書きしつつも、 ボンネットを開ければ、中はピカピカと、メンテナンスは怠りなくしていた)車を廃車にせざるを得なくなり、 「別に、車にこだわりはないでしょ!」と、“車屋の娘”に勝手に決められた車でした。

ボルボは現行のボルボ S60 T6 AWD SE 4WDに興味津々。今までのボルボの中でも最高評価。‘でも、買わないだろうな。 そんなお金があったら、被災者のために、何か有効に使う術を考えるだろう。’

ポルシェもしかり。ボルボの場合は、何かあった時に信頼できるメカニックがいるのは東北で1ヵ所しかなく、心もとないですが、 ポルシェはそれ以上に、今の日本車では考えられないようなメンテナンスを要するなど、元々高いだけではなく、維持費もかかりすぎ、 自己満足だけのための贅沢品。“永遠の憧れ”に終わりそう。

ランクル40ハードトップ

ランクルは、お金持ちが乗るランクル100ではなく、ランクル40ハードトップ。
「その車でどこを走るって言うの? アホなんじゃないの?」
‘たしかに……。’
震災で床上浸水、大規模半壊となった実家にあって、かれこれ30年以上なぜか未完成のままのプラモデルは無事でした。 購入した店は、実家以上の被害に遭い、プラモデルを完成させることも、ランクル40を所有することもないかもしれません。

ボルボかポルシェかランクルか。
自分では‘そうではない’と思うのですが、なぜか車好きと言われる“原点”は夢のまま。

いちご歯科クリニック周囲の危険な交差点で交通事故を起こさないように、 地震で波打つようになった道路に嵌まった車を廃車にせざるを得なくなる“悪夢”が現実にならないように……などの理由から、 かれこれ10年ほど、車を所有していませんでした。
震災後、水明町民会館前に、ようやく給水車が来て給水を終えた時に、 さらに別の給水車が2台も連なっていました(その後、しばらく給水車が来なかった後日談もあります)。 しかも、前の1台は片方の前後輪が陥没したアスファルトに嵌まって動けなくなっていました。 ‘大地震が起こったら、このような事態があちこちで発生するだろうし、自分の車がそうなって、 多くの人々に迷惑をかけてはいけない’と思っていたのですが、目の当たりにしたのはそれだけでした。
最大震度7と言われますが、石巻は6強ですし、地震そのものによる家屋の倒壊、 道路の損傷は思っていたほどではなかったのです(逆に津波は予想以上でしたが)。 他人事ではない津波と原発・放射線の被害が、全国的に波紋を広げることになり、国が打ち出した策が、さらに“人災”を招いています。 福島の原発で何かあったら、距離的に東京もただではすまないだろうと言われていたことが現実になり、世界初、大都市圏が原発事故被災地となりました。 宮城県の農産物や水産物が放射線の規制値以下でも、風評被害を受けて売れ行きが思わしくないように、今後2年ほどで放射線濃度がピークとなり、 10年ほどはそのままの状態が続くと言われる東京湾の魚介類も、好んで食する人は減るでしょう。

いちご歯科クリニック周囲、大橋地区や水明地区は、見かけ上、道路が多少凸凹している以外は仮設住宅が見られる程度で、 「天国のようだ!」と言う人さえいます。甚大な津波被害や多くのガレキは、もう見えませんから。

今、乗っている車ですか?

スタッフに言わせれば、“ドラえもんのポケットのような車”。そんなに万能ではないですが、自分が乗る車じゃないような……。 “かれん”を使うに充分な1500Wの容量を確保して、今後、全国各地で歯科的に支援が必要な時に、活躍してくれることでしょう。ご恩返しに。

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H24.6.6.

地味ですが

先日の金環食に比べると、一見地味ですが、その頻度から金環食以上の天体ショーと言われる“金星の太陽面通過”は、 あいにくの曇り空で見られそうになく……。

“幻の市役所大通り”との交差点

さて、いちご歯科クリニックを左側に出て、すぐ“幻の市役所大通り”との交差点。
右を見て、欅並木はともかく、意図的に事故を誘発するように植えられたとしか思えない、視界を遮るような低木とそれに絡みつくように繁った雑草。 運転席から写真を撮るのは問題なので、運転席からの視点に近い位置から写真を撮ってみました。
右から来る自動車が見えますか?
最近では、学校の送り迎えのバスはともかく、大型のトラックやタンクローリなどが何台も止まっていることがあるこの通り。
くれぐれも安全運転でお願いします。ただ、この見通しの悪さは、早急に改善してほしいものです。

滑りやすいタイル張りの歩道

先程の交差点の左角。滑りやすいタイル張りの歩道に意味不明な車止め。雪が降った時にここを歩くと、転ばなくても滑ってヒヤッとします。 車止めは“ここに頭を打ちつけて死ね!”と意図して設置された物に感じてしまいます。
この角を左折して、消防署前の交差点も信号がないのですが、左右の道がともにゆるくカーブしていて、見通しが良さそうで悪いので危険です。 震災でマンホールの蓋が何ヵ所も数十cm飛び出たところの回りをアスファルトで移行的に補修してあるので、 40km制限の道路をそれ以上で走ろうとするとジャンプしてしまいます。 小学校が近いですし、制限速度以内で、通学の時間帯は特にすぐ止まれるほどのスピードで、自動車が通ることになる点では良いかもしれません。 安全のために、そのままにしていたほうが良さそうなところはそのままに、改善するべきところは改善してほしいものです。

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H24.6.5.

消費増税よりもインボイス導入

“2003年、日本国破産”という本を著した輩は、性懲りもなく“2014年、日本国破産”といった本も著しています。 財務省は単年度の帳尻合わせに終始。危ないアブナイと言われている財政状況からすれば、誰でも不安になるでしょう。 けれども、実際に2003年に日本国破産はありませんでしたし、2014年も、 今年か来年に関東大震災を彷彿とさせる大地震が起こるなどの大災害がなければ、日本国破産はないでしょう。
冷静にいろいろな資料を分析すると、あと5〜6年くらいは、この国の財政はなんとかなりそうです。ただ、その先はどうしようもないでしょう。

東日本大震災で被災した企業に、返済期間10年以上で低利融資しているところは大丈夫なんですかね?

「あそこは、天下り先なんでしょう。」

消費税か別名の同様な税がなければ、将来的に財政が成り立たないのは事実です。 ただ、現状で必要なのは、消費税増税よりも、インボイスの導入です。 インボイスがない消費税は欠陥税で、日本の消費税はまさにそれですから、税率を上げれば砂上の楼閣のように崩れます。 生活必需品などの消費税非課税を実現するためにも、インボイス導入が必要です。 それをしないまま消費税大増税すれば、中小企業は軒並み破綻して、経済はさらに落ち込み、日本国破産状態を招くでしょう。 天災ではなく、人災です。

“情熱の経営者”でさえ「インボイスって何?」

軽くため息をついてガックリ。不作為は、総理大臣、財務大臣をはじめとした政治家だけではないようです。
インボイスは消費税分の請求書のことです。それを集めて後でまとめて処理する仕組みを作る必要があるのです。 農産物を作って売るためには、農機具や肥料や沢山の物が必要ですが、それらには消費税が課税されていて、 さらに農機具や肥料を作るための物資にも消費税が課税されていて……、農産物を消費税非課税にするためには、 今のままでは何か足りないことに気がつくでしょう。 農産物を水産物、生活必需品と置き換えて、それが商品として並ぶまでに必要なものにも……と、ちょっと考えていただければ幸いです。

机上の論議では優秀な財務官僚の操り人形は退けて、次代を開く幅の広い議論をお願いします。

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H24.6.4.

15

昨季後半、3位以内と掲げた目標に惜しくも届かなかったベガルタ仙台。A代表もオリンピック代表も一人もいませんが、 昨季の課題を克服した今季は絶好調で、現在J1単独首位です。 ただ、激しい運動量が求められる戦い方なので、“故障者”が多くなってしまいます。 サッカーワールドカップ最終予選の“うんめいのさんれんせん”のために、J1は6月16日まで試合がありませんが、 ベガルタ仙台の選手たちにとっては良い休養になるでしょう。
好調の要因は、“前めの連携”がうまく機能しているからで、どの選手が良いからというわけではありませんが、 ここまでの最優秀選手をあげれば“15番の選手”でしょう。 彼がスタメンを外れて勝った試合はありますし、スタメン入りして負けた試合もありますが、観ていておもしろいですね。 もちろん、彼だけではありませんが。

プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスは、昨季、“野球の底力”を掲げました。 嶋捕手を一躍全国的に有名にして、今年の選抜でも石巻工業の阿部主将が引用した言葉です。 昨季の序盤はそこそこでしたが、勝負どころの夏場にズルズルと後退。 中何日という先発ピッチャーのローテーションを1日ずつ縮めてでも勝ちにいったのならば、“野球の底力”を感じたかもしれませんが、 一本調子で……。そのことは指摘されたでしょうし、監督、コーチ、スタッフ、選手、みんなが感じていたはずです。
今季、イーグルスは、相変わらず、重たい曇り空のような試合をすることはありますが、1点差ゲームは現在12勝7敗。 1点差ゲームで10勝以上は12球団中イーグルスだけです(7敗も多いですが……)。交流戦は現在5位タイ。 リーグでは、序盤こそ最下位でしたが、現在3位。さらに、上を目指すには、ベガルタの15番の選手のような……。 あれ、15番っていませんでしたっけ? 今季、開幕時はいませんでしたね。昨季まではいたはずですが……。
6月1日、帰ってきました。藤原紘通投手(27)です。イーグルスは、育成選手の藤原紘通投手と支配下選手契約をしました。 藤原投手は08年ドラフト1位で入団。1年目の09年に5勝を挙げましたが、その後、左肘の故障に悩まされ、2度も手術を行いました。 今季から育成選手になっていましたが、2軍で実戦復帰するまで復調して、支配下選手登録となりました。 球団を通じて「苦しい時期もありましたが、関係者、そしてファンの皆様に支えられて、ここまで来ることができました。 皆様の期待に応えられるよう、これからも一生懸命に努力していきたいと思っております。 そしてチームの勝利に貢献できるようにがんばります」とコメントしたそうです。 背番号は“121”から、昨季までつけていた“15”に変更されました。お帰りなさい。

ベガルタ仙台の15番の選手のような活躍まではなくても、これからも底力を見せてほしいものです。被災者を勇気づけるためにも。
被災者も泣いてばかりじゃなくて、前を向きましょう。ただ、イーグルスが掲げる“ともに、前へ。 ”では、向いているほうが微妙に異なると、組織が分裂する可能性があります。 実際に、復興を目指すべく手を組んだ人々が微妙な思惑の違いから……といったことがあります。 ベガルタが掲げる“ともに笑顔で”のほうが、みんなに受け入れられやすいですね。 みんなが笑顔になるように、悔しい思いをいくつも乗り越える底力を見せましょう。

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H24.6.1.

エレベーターの怪

ある日、エレベーターに乗っていると、他に誰もいなかったはずなのに……(怖)。

“Dowm?”
“Down.”
ドアが開き、‘日本人か?’と思った瞬間に、一言“Down?”。日本語に直せば「下ですか?」と言うより「下?」。 私の返事も「下。」、降りる時にお先にどうぞと促すと、“Thank you!”(「ありがとう。」)と言って、颯爽と歩いていきました。

以前は、海外ならばともかく、‘上か下かなんて、見りゃわかんだろうが(怒)。 ここは日本だぞ!日本語しゃべれ〜!!’と思いつつ、イラッとした表情を浮かべていたかもしれませんが、笑顔で自然に対応。

イタリア人と日本人の血をひく“にゃんこ先生”に、「エレベーターに乗っている時に、日本人は押し黙って、 行き先階の表示と開閉ボタンばかり気にしているけれども、これはおかしい」と教わって以来。

外国人、あるいは海外で長く暮らしている日系人は、エレベーターに乗り降りする時に、‘あん、もうっ、うっるさいな〜!’ と思うくらいに話しかけてきます。お互いに知らない人なので、どんな人か探りを入れる意味合いもあるかもしれません。 “密室”の中で突如襲い掛かってくるかもしれませんし……。

日本人はエレベーターに乗ろうとする時に、先に待っている人がいると、 回れ右してやり過ごしてから乗った経験がある人がほとんどでしょう。

二度と会うことはないかもしれませんが、何かの縁で、ほんのひとときですが、“箱”の中にいっしょにいたわけですから、 にこやかに言葉を交わすほうが楽しいはずです。一期一会。イラッとしたり、めんどくさいと思うことは、もうないです。

乗合タクシー

いちご歯科クリニック周囲で、今日から乗合タクシーが運行を再開します。 ちなみに、月曜から金曜平日8〜16時まで運行する乗合タクシーで、 いちご歯科クリニックから石巻駅まで(徒歩20分くらいの道のり)行くと、運賃は一人200円です。

‘タクシーの乗客が一人だけということが多くて、もったいない。’
‘韓国のタクシーのように、行灯の色が白か黄色かで一般のタクシーか乗合タクシーか区別できるようになれば……。’

そんなふうに思う人は、少ないかもしれません。実際に、乗合タクシー運行再開前の事前アンケートでは、利用したことがない人、 乗合タクシーは必要ないと思う人が過半数だったようです。仮設住宅等の巡回バスもある現状では、なおさら必要性を感じないことでしょう。 タクシー会社の経営にとっても、プラスになる要素はほとんどないかもしれません。

震災で多くの命が奪われ、職を失い、家を流され、コミュニティーも崩壊しました。

簡単に“復興”と言いますが、本当に“復興”を論じるつもりならば、犠牲者の冥福を祈り、職と家を取り戻し、 コミュニティーを再建する必要があるはずです。相手に向き合うことなく、背中ばかりを見ているような構造の仮設住宅では、 談話室や集会所を設けても機能するはずがなく、釜石で東京大学工学部のチームが後押ししてつくった向き合うような仮設住宅ならば、 自然にコミュニティーも再構築されるかもしれません。

石巻市のガレキ受け入れを巡って、北九州市の反対派に逮捕者が出るほどの抗議活動があったそうです。 「彼らは視野が狭い」と一蹴する人は、ひょっとしたら、もっと視野が狭いのかもしれません。 “復興”に向けて、言葉がコミュニティーに成長するように、小さな流れから大きな流れができるように……。

先日、詩仙堂からの帰り道、停めてあった自転車のカゴに、“がんばれ! 東北!! とどけ! 心”と書いてありました。 写真は撮りませんでしたが……。ありがとうございます。

“心を一つに!”
‘えっ? 何をどのように?’
だから、“心を一つに!!”
ですから、具体的に、何を、どのようにすることで、“心を一つに”なるんですか。

韓国の大統領はソウル市長時代に、道路に埋もれていたあの河を復活させたり、市役所前のゴチャゴチャした道路を整備して、 狭いながら市役所前広場をつくり、いずれ大統領になるだろうと言われた通りになりました。

日本では?

箱の中で押し黙る怪。

心を一つに、コミュニティーを再構築する具体的な術の一つは、一人一人が、あいさつ、 声がけとかそういったものを積み重ねていくことでしょう。 高齢者をはじめとした孤独死をなくすためにも、スマホや電子機器に頼るよりも、素朴で原始的なやり方のほうが確実なようです。

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H24.5.29.

脚下照己

未明3時38分頃にピカッときて、‘嘘でしょう!’と思っていると、遠くで雷鳴がしました。 雷雨は数十分降り続き、日の出の頃には晴れていました。昨日、今日と不安定な天気は予報通りですが……。

「菅氏や枝野氏は、国会事故調後速やかに議員を辞め、福島県に移住するなりして、現場の痛みを分かち合いながら残りの人生を過ごせばいい。」 という人がいますが、その通りだと思います。あの笑顔は訳がわかりません。

先日、京都に行った時にたまたまちょっと話した人が「詩仙堂が好きだ!!」と言っていました。 詩仙堂と言えば(‘今年は27日がちょうど日曜日だな……’)、年中趣があるかもしれませんが、オススメは5月下旬さつきの頃と11月下旬紅葉の頃。 中でも、毎年、五月二十三日の丈山忌後の五月二十五日から三日間は「遺宝展」としての特別展示が、通常展示以外に行われています。

夜行バス等を乗り継いで、27日早朝、(京阪電車を使えばいいのにと思われるでしょうけれども)祇園四条からぶらぶらと寄り道しながら歩き、 出町柳から一乗寺まで電車に乗って、それでも時間に余裕があるのでぶらぶらと。この男、地図要らず。

詩仙堂の通常展示は午前9時からですが、遺宝展は10時からでした。1時間ほどぼ〜っとして……。

遺宝展の入口に脚下照己の貼紙があるにもかかわらず、サンダル(履物を脱いで入館して、 サンダルに履きかえ庭を通りぬけて遺宝展入口にたどり着きます)が多少乱雑に脱いであったので、揃えて入り、 出る時はさらにサンダルが散らかっていたので、揃えて目礼して去りました。
庭のつつじは、例年ならば見ごろのはずですが、今年は1週間から10日ほど遅れているようです。 遺宝展は来年の5月25日から数日間にならないと見られませんが、今週末はつつじが満開になっていると思います。

“悶々として……”と言うと、「女、抱けばいい」と言われますが、‘そういう問題じゃなくて……。それだと、さらに悶々としてしまうかも……’。

隠遁生活云々を語るには、まだ若いというか勉強不足。悶々は竹如意で解けるかもしれませんが、それを手にする能わず。

未明の雷は雷神様の喝か。他人の批判をするより、己を……ということですね。

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H24.5.22.

おだづなよツアー@

5月19日(土)午後8時半過ぎに出発。 ‘4時くらいには出発するつもりだったのに、何を……’と思いつつ、出発前にグダグダとするのはいつものことで、 10kmほど走って体が温まってくると別人のように……。
4号線バイパス 国道45号線から4号線バイパスに入り、ひたすら南下。 仙台市を過ぎ、先日(4月29〜30日の晩に)自転車を降りて歩いた夜道を、4号線と6号線の分岐点まで逆方向に、自転車に乗って進みました。 “国道6号線は南相馬市で通行止め”という電光掲示を横目に、国見峠を越えて福島県入り。
空が明るくなってきました。朝食をとり、紫外線対策をして、さらに南下。
福島市から郡山市は、自動車で通ると走りやすくて感動するほどの、片側2車線の道路が続きます。 自転車では、路肩が広く、自転車通行可な幅の広い歩道が設置されているので、自動車同様に走りやすい面もあります。 しかし、所詮、自動車中心に作られた道路で、走りにくい面もあり、ペースは思ったほどに上がらず。
法面工事中 さらに、266.5km地点手前から500mほど法面工事中、進行方向左側の歩道は通行出来ないので、反対側の歩道に迂回するように案内がありました。 その辺りは車道も段差が目立ち、トラックなどが大きな音をたてて、ジャンプして通っていました。

‘路面の段差や微妙な凸凹、浪江町などの仮設住宅を示す案内以外は、目に見えて“震災”を感じることはないだろう’と思っていましたが、 そうではありませんでした。
目に見えない放射線の影響も深刻です。

“かわいい子には旅をさせよ”という諺は、危険を伴う旅の安全性が高まっているので、意味合いが変わってきています。 しかし、安全が当たり前であるはずがありません。輪行に出る前は、いつも仏壇に手を合わせます。 こうしていられるのは最後になるかもしれないと。また、旅先で全てが思った通りになるはずもありません。 最善策がとれないので、次善策でつなぐ(次善策と思っていたことが、実は最善策だったりすることもあります)ことが自然に育まれます。 ‘“マニュアル”、“想定”偏重の現状は、イカガナモノカ?’と思います。

かわいい子には旅をさせよ!

帰宅してニュースを見ると、“宮城県内のガレキが、当初見込んだより少なかった”と伝えていました。 それでも、処理の見込みはたっていないのに。
全壊ならばともかく、今年中に申請すれば無料で解体してくれる“大規模半壊”と判定された家屋に暮らす人々で、 家を建て直すために必要な金額と支給される金額の差に溜め息をついたり、‘高齢で今さらローンを組むのは……’と、 我慢して暮らしている方が多いということです。

テレビを消しました。

おだづなよ!!

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H24.5.11.

「地震に負けず」

地震に負けず
津波にも負けず
原発事故にも風評被害にも負けず
火災にも雷を伴う豪雨にも竜巻などの突風にも負けず
暑さ寒さにも負けぬ
丈夫な体で
欲張らず
いつも周りの笑顔の源となり
毎朝六時に起き一日に六合のご飯を食べ六万歩歩き
いろいろな視点からよく物事を見て理解し
そして和を求め
舞台を緞帳の裏から見守るように居て
東に被災した子どもがいれば
行ってそっと手をさしのべて
西に呉服店の老いた母がいれば
行って店番をかわり
南に顎が外れた人がいれば
行って徒手整復して
北に訴訟騒ぎがあれば
金盗り弁護士を肥やすだけだからやめろと言い
悲しいときには涙を流し
うれしいときには腹から笑い
信頼できぬものは立てず
みんなに昼行灯と呼ばれ
ほめられずそしられず
頼りにもされぬ
そういう者に
私は
なりたい

いちご歯科クリニック 廣田 和好

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H24.5.7.

キャンセル率と良い歯医者

震災復興を祈って、この5月の土日に自転車協会がやる催しがあります。 参加資格は、自転車に乗って時速20kmほどで、1日に100km以上走破する技量がある方で、青森のほうから南下するルートと、 関東から北上するルートがあって、仙台市がゴールになっています。
‘ぜひ参加したい’と思わなかったのは、南下ルートが主に国道4号線を通るから。
‘沿岸ルートじゃなきゃ。’
45号線が合流する地点 5月の連休に、青森県十和田市で国道4号線に45号線が合流する地点からひたすら沿岸部を南下する予定でしたが、風雨が強く延期しました。 ‘ずぶ濡れになりながら、やってやれないことはない’と思いつつ、まず無理をせず無事に帰ってくるのが第一。
学生の時に自転車で北上した国道45号線を、かれこれ20年ぶりに、今度は南下するつもり。 岩手県内はリアス式海岸の地形の影響を受け、峠を越えたと思ったら次の峠が見えて、さらにその先にも……といったことが延々と続く、 自転車には過酷なルートです。連続して休みがとれる時に、今年中に走破します。

さて、せっかく歯科医院に予約しても、キャンセルしてしまう割合は全体の1割から2割ほどになります。
「休みだったけれども仕事が入って……」とか「インフルエンザにかかって……」などと事前に連絡をいただければ幸いですが、 無断キャンセルなどもあり、全体で15%前後のキャンセル率になるようです。
この数字はどこの歯科医院でも同様で、ある県で3番目の売上を誇る某歯科医院でも、キャンセル率は15%だそうです。
いちご歯科クリニックでも、キャンセル率は同様です。
1日50人の予約を取り、その日に治療希望があっても、「いっぱいで……」と断り続けると、その日の来院患者数は42〜43人になって、 妙な空き時間が生じてしまいます。かといって、キャンセル率を見込んで予約を取りすぎると、バタバタとしてしまい、質が損なわれます。
無用な待ち時間は、なくさなければなりませんが……。 たまたまキャンセルが続いた時間帯に、予約なしの患者が入れば、何事もなかったように過ぎますが、根本的な解決策はないようです。
ホテルや旅館のように当日のキャンセルや無断キャンセルの場合にキャンセル料を請求できる仕組みを……というわけにはいきません。 総合病院で、待ち時間を減らすために、“予約料”のようなものを請求できるようにしても、 請求しない場合の2倍くらいの請求金額になるのを避けるために、実際に“予約料”を請求した病院はほとんどなかったそうです。
予約の時間よりも1時間以上早く来て、あるいは遅く来てという人が重なることもあります。

「誰か良い歯医者を知らないか?」と言う人がいます。良い歯医者には、実は、良い患者の意味合いを含みます。 7:3か6:4かはともかくとして、半分以上が患者側の要素です。‘良い歯医者に診てもらおう’と思うならば、良い患者でなければなりません。
おたがいさま、おかげさまということですね。

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H24.5.2.

ストロベリーライン

4月29日、日の出前に出発しようと思っていたのに、モタモタしているうちに、もうすぐ11時。ようやくスタート。 目的地は相馬方面、行けるところまで。24時間走り続けるウルトラマラソンの日本の第一人者は、270kmほどを走破するそうです。
私にとっては、自転車でウルトラサイクリングならば、400km以上も守備範囲。 “石巻から東京まで24時間以内に自転車で行け!”と言われるならば、“ヨロコンデ!!”
今回は、せいぜい250kmくらいの走行距離。まずは、“無理をせず無事に”が第一。 実際に、道中何度も(10回以上)他の自転車に追い越されましたが、私が他の自転車を追い越したのはゼロ(長く休憩していたのを横目には除く)。 いわゆるママチャリにも追い越されました。

クレーン船

さて、旧北上川に沈んだ船を引き上げる作業をしているクレーン船を横目に、内海橋を通って、河口にかかる日和大橋を、 自転車でほぼ1年ぶりに渡りました。橋上から見える石巻市立病院の威容に、現地で再開を望む声があったことは納得しつつも、 隣の調剤薬局は地盤からめちゃくちゃ、周囲のコミュニティーも失われた現状で“この場所でまた”ということは、ありえないでしょう。
大学の宮城県支部新年会に顔を出すたびに、「石巻は日和大橋を通って牡鹿半島のほうによく釣りに行くんだけれども、 いつ行っても風景が変わらないな。」と、先輩にからかわれていましたが、今年はそのように言われることはありませんでした。当然ですが……。
国道45号線 国道45号線に入り、東松島市矢本で最初の休憩。鳴瀬に入り、鳴瀬大橋を渡り、三差路を右折して45号線のままではなく、左折して県道へ、 JR仙石線矢本駅前から松島海岸駅前は、ちょうど仙石線代行バスが通るルートを走りました。 500mほど内陸に移設される予定の野蒜駅前を通ってから高城町までは、8つほどアップダウンがあります。一つ目は東名(とうな)駅の跨線橋。 東名駅も野蒜駅同様に移設される予定なので、この跨線橋も用済みになる?
二つ目から四つ目は、上りきって下る勢いで次を上りきるようなもの。五つ目は少し長くて、六つ目七つ目はふたこぶラクダのような坂で、 これを二つではなく一つと見るほうが自然ですが、毎年、体育の日の頃に開催される松島の長距離走大会のコースになっていて、 ランナーにとっては二つに感じる坂です。最後の一つを越えて、その大会のスタート地点を通って、代行バスのルート通りに国道45号線に合流。 休日で駐車場が満車の松島海岸駅周囲を通って、利府町、塩竈市、多賀城市を通過。 仙台東部道路沿線を通ってから遠回りして県道塩竈・亘理線に入り閖上大橋を渡り、名取市、仙台空港滑走路の下をくぐるトンネルを抜けて岩沼市、 亘理町に入って、まっすぐ行けば亘理駅方面のところを山元町・福島県相馬市方面の県道へ左折。 この県道はストロベリーラインという異名があるほどで、沿線には数え切れないほどのいちご農家があったはずですが……。 営業時間は午後4時くらいまででもう過ぎていましたが、営業していそうな観光いちご園はわずかに数ヵ所。 再開に向けてビニールハウスの骨組みを組んでいる光景がわずかに見えただけでした。所々に民家の明かりが見えるのが奇跡のように感じます。 地図上ではいくつもコンビニがあるはずですが、さっきの角にあったセブンイレブンを最後に営業再開しているコンビニはありません。 建物の枠だけでも残っているのはマシなほうで、跡形もないところもあります。 この先通行止めの看板 “テラセン”と称してお寺にボランティアセンターを設置しているのを横目に、この先通行止めの看板。 さらに数キロ先に、大津波警報が出ていたにもかかわらず教習を続行させたとして、教習生・職員の遺族から訴えられている自動車学校かあります。 バリケードがあるわけではなく、行こうと思えば行けたかもしれませんが、もういいでしょう。日没サスペンデッド。
ストロベリーラインは片側一車線の両脇に車線と同じ幅の歩道が設置されている、国道6号線よりも立派に見える道路。
いちご農家のうち再開しているのは地区によって五分の一ほど、汲み上げる地下水の塩分濃度が適切な範囲をはるかに超えているのがほとんどで、 トラックに大きなタンクを積んで給水所まで何度も往復しなければならない地区もあるのだとか。 再開したくてもできない人からすれば、ぜいたくかもしれませんが……。 石巻市蛇田地区もいちご農家が多いですが、こちらは震災直後の停電などによる被害だけで済んでいるようです。
ほっきめし 角のセブンイレブンのところまで戻ってくると、向かいの店の“ほっきめし”のノボリが目に留まり、 ほっきめしをいただきました(0.00%ノンアルコールビールで)。
ここからは県道を抜けて国道6号線に入り国道4号線バイパス、岩沼市、名取市を通って仙台市に入るまで、自転車を押してひたすら歩きました。 トータルで50km以上歩いたと思います。
途中、何度も休憩をはさみ、4号線バイパスから45号線に入り、 自転車のメンテナンス 松島町から東松島市はやはり代行バスのルートを通り、午前7時過ぎに無事到着しました。
“本番”に向けての足慣らし。長い距離を歩いたのは、疲労に伴う事故を防ぐためと、私なりに筋肉痛を防ぐ準備運動の意味合いもあります。 おかげさまで、今日も筋肉痛は感じません。
自転車のメンテナンスを済ませ、また、いってきます!

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H24.5.1.

野営の達人
あの自転車

4月29日から30日に、宮城県山元町まで自転車で行ってきました。4ヵ月ほどディスプレイ状態だったあの自転車で。
無事に帰ってきて、幸い筋肉痛もまだありません。
詳しくは明日のひとり言で。

自転車で行ってきました

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H24.4.19.

14年目、よろしくお願い申し上げます。
マスク

いちご歯科クリニックは、おかげさまで開業14年目に入りました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
今日はオフをいただいております。
45歳にして初……。

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H24.4.11.

幻のフェニックス

ライブドアよりは楽天のほうがいいと思いますが、フェニックスのほうがゴールデンイーグルスよりもよかったですね。 県営宮城球場時代に比べてスタジアムはキレイになったと言われますが、色に統率感がない点でキタナイと思います。 外野フェンスの広告も及第点は河北新報のそれだけ。 ここ数年、オールスターゲームをやった球場では仙台のスタジアムよりも新潟の球場のほうがよく見えました。 フィールドは広いけれども、観客席が満員でも2万人ほどで、日本シリーズ開催のためには……と言われている3万人の2/3でしかない小ささ。 この点は選手のモチベーションを大いに下げていると言っていいでしょう。 ただ、スタジアムの周りを歩いてみても、‘観客席の増やしようがないし、今さら観客席を増やすと言っても、 言葉が行動に変わるほどに熱を帯びることはないか。’

ブルペンでは、田中将大投手よりもキレがあるスライダーを投げると、絶賛されるあのピッチャーが勝てないのは、 「頭が悪いから(工夫する能力がないから)」だそうです。
闘将と言われる星野監督が大声をはりあげたり、手や足がとんだりといったことが見られなくなったのは、オトシヲメシタカラ? それにしても、おとなしすぎでは?
おとなしすぎるのはファンもそうで、もっと大声が出ていいはず。

甲子園の決勝に東北勢が9度挑んで一度も大願成就しないのも、気がいいと言うより、 「頭が悪いから(工夫する能力が足りないから)」と吐き捨てたいですね。 チームの中では、監督批判ということになるのでタブーですが……。

先月、東京で行われた式典で、“国・地域別で最も手厚い支援をして下さった台湾の出席者を冷遇したのはいかがなものかと” メディアで批判されていました。中華人民共和国に配慮して、なのでしょうけれども……。
ただ、被災地でも、被災者に配られた台湾からの義援金が入った封筒が、パチンコ屋のゴミ箱に消えていたという話を聞きました。 経済的に日本より裕福とは言えない生活を強いられている方々も含めた善意が……と思うと、義援金を受け取っていなくても申し訳ないです。

他への批評、批判は、逆もまた真で、自らにも向き、自虐的になり、暗〜く落ち込むだけ。 効果的な提言をするべく、アイデアを求められても……。

やはり、フェニックスは幻か。

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H24.4.4.

九度目の嘘つき

選抜高校野球大会決勝戦が延期になったのは九度目だそうです。東北勢の決勝戦進出も、昨夏の光星学院を含めて春夏通じて九度目。
三度目の正直、七転び八起きを超えて、九度目の正直……とはならず。

残念。夢は、夏に持ち越しです。

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H24.4.3.

東北の願い

第84回選抜高校野球大会の大会本部は昨日、今日予定されている決勝の試合開始時間を午後0時30分から午後4時に変更すると発表しました。 発達した低気圧による台風並の暴風雨、天候不良が予想されるためです。 決勝開始時間を試合前日に繰り下げるのは、2004年の第76回大会の愛工大名電(愛知)−済美(愛媛)以来で8年ぶり。
「決勝なのでいいコンディションでやらせたいが、 2日順延しているので決勝が15回引き分けで翌日もやる可能性を考慮して3日にできるだけやりたい」とのこと。

午前中は穏やかな青空が見られた石巻でも、今日午後から明日にかけて荒れ模様と報じられています。 甲子園の決勝は今日のうちにナイターでできるでしょうか。

野球は子どもの頃からからっきし下手っぴで、“応援”一辺倒です。 ‘地元・宮城県や東北のチームが優勝すれば……’と願いつつ、敗れる姿を見せつけられるたびに泣いて悔しがっていたのですが、 いつの間にか、そんなことはしなくなりました。シラけてしまったわけではないですが、最近はサバサバしています。

三沢高校は決勝戦で引き分け再試合の末に優勝を逃しました。
今大会、別の高校の監督として甲子園にやってきた大越さんが投手として活躍した仙台育英も準優勝まででした。
明治神宮の大会優勝経験がある、ダルビッシュ投手を擁した東北高校でさえも、甲子園では済美高校や常総学院に阻まれました。 いまだに東北地方の高校は甲子園の高校野球大会準優勝止まりでいるうちに、北海道の駒大苫小牧高校が優勝経験しました。

準決勝、決勝の壁は厚く、‘東北の2校で決勝戦でなければ、東北の高校の甲子園大会優勝はないかも’とまで思うほどでした。 ただ、駒大苫小牧が優勝するきっかけになったのは、甲子園での初戦、リードしていた試合が降雨ノーゲームになり、 仕切りなおしの一戦に敗れたこと。この悔しさを晴らすためには、次の大会で優勝するしかないと実現したものです。

ダルビッシュ投手がいた頃の東北高校(宮城県仙台市)と同様に、青森県八戸市の光星学院は明治神宮大会の優勝を経て、甲子園に来ました。 しかも、昨夏の甲子園で準優勝後、メンバーの多くが残り、公式戦無敗のまま甲子園決勝に進んでいます。 今度こそ、他人事ながら私の夢が叶うならば、明日のひとり言は史上最短になるでしょう。 テレビでは長編特別番組がいくつも放送されるはずです。

東北高校の悲願が済美高校に阻まれた時は真壁投手のボールが打ち返され、 レフトの守備についていたダルビッシュ選手の頭上を超えてスタンドに入りました。 決勝のために温存させられた彼は、腰を捻りながら、長い腕を左右にブラブラとしていました。自分に投げさせてくれとアピールするように。
常総学院に決勝で敗れた時は、「ダルビッシュに勝ったら、一生自慢できるぞ!」とハッパをかけた監督の気迫が東北高校に勝りました。

今の光星学院のチーム力は、当時の東北高校よりも迫力があります。気迫で優勝を掴んでください。

祈・優勝。

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H24.4.2.

ともに、前へ?

昨晩は10時から1時間半近く、BSプレミアム“音楽熱帯夜”で福山雅治ライブの録画中継をやっていました。 先日の“SONGS”のときは、編集の都合上、ライブの模様はごく一部だけでしたが、昨晩のは、 ラジオ放送終了後の3曲も含めたほぼ全てのものでした。
ただ、“蜜柑色の夏休み”の時に、福島県浜通りで震度5弱を観測した地震の、 緊急地震速報や各地の震度が伝えられ、現実に引き戻されましたね。

その後の30分は、TBS系“情熱大陸”で、石巻工業の甲子園出場を取材した番組をやっていました。

番組はそれぞれ10分程度ずつ見ただけですが……。

野球といえば、昨年、震災のために幻に終わった東北楽天ゴールデンイーグルスの仙台初開幕が30日から昨日までありました。 初戦、第二戦は相手よりも、ヒット多くて得点少なし。 安打も残塁も10以上でしたが、昨日はエースナンバーを背負ったゴールデンルーキー相手に見せ場なく、ヒットも残塁も一桁。 9回裏の攻撃も、「サヨナラしないとサヨナラしちゃうよ!」といった笑いを誘うヤジも聞こえないうちに、あえなく開幕3連敗決定。
グラウンド内の選手も、ダッグアウトの中も、イーグルスを応援する観客席もうつむきかげんで静か過ぎるように感じました。 今シーズンは“ともに、前へ。”をキャッチフレーズに掲げているようですが、選手や監督の敗戦の弁も、前向きなコメントが少ないような。 “次は……”と言う前に、トーナメントの甲子園のように、“負けたら終わり。 次はない!”といった、背水の陣で気合いをいれている感じがしないことが気になります。

引き分けても負けても、勝ったらなおさら、楽しませてくれる中畑さんのような存在もいません。

先日の石巻工業へのコメントも釈迦に説法のようで、自分自身も高校生を大いに見習わなければと思います。
新年度の始まりに、ともに、前へ。

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H24.3.30.

陰徳陽報

肌を刺すように冷たかった風が嘘のように、気持ち悪いほど生ぬるく感じられる日。 一年で一番好きな日。今年は今日ですね。去年はそれどころじゃなかったですが……。

今日の訪問歯科診療先は日和ヶ丘。
高校時代の通学路を抜けて、石巻高校の東側を南進するコースを通っての訪問歯科診療は、昨年の3月10日以来。
紅白で長渕剛さんが歌っていた小学校や南浜町を見下ろす立地。

ガレキは海岸沿いに堤防のように積み上げられ……。
「ここの人は毎日この光景を眺めているんですね。」

陰徳陽報

陰かに徳を修め人の為に善をなせば自ら陽はなる 報いありて慶福を得る

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H24.3.29.

追悼 大山 基久兵衛 先生

え? 亡くなったの?

「去年だよ。」

弘前大学医学部卒業後、東北大学医学部神経・精神科勤務を経て、平成7年から16年間ほど、きくべえクリニック開業。 “にんげんいりょう”といったことを掲げ、以下のような診療方針を示していました。

「患者さん中心の医療」「心の通った医療」が当院の基本理念です。 どんな治療も患者さんご自身にご理解・ご納得いただき、ご協力をいただくことなしには十分な効果を期待することができません。 そのため当クリニックでは、患者さんに治療内容やそれに伴うリスクをご説明することはもちろん、そのご意思を最大限尊重し、 治療方針を決定いたします。

拍手喝采雨霰。期待ハズレ。

専門が皮膚のくせに、水虫持ちで、ハゲの元小児科開業医の子は、頭がおかしいのに、私がおかしいと裁判を起こしたかと思えば、 勝手にそれを取り下げ、あげくの果てに「父親に追い出された!」と私のもとに転がり込んできました。 きくべえクリニックに連れて行ったのですが、(来る前からパープリンだったのに)私のせいで精神を患ったのだろうなどとほざき、 30分ほどの診療時間は、まったくの無駄。
‘きくべえじゃなくて、きかないべえだべ。“ど〜れ、お仕置きだべ〜!”のあの声優さんも昨年、亡くなったんだよね。’
大山きくべえ先生は本当に亡くなったの? いつ? 震災後、再開していたはずなのに。まだ50歳くらいだったよね。
もっとも、精神科医がどんなにまじめでも、人格者でも、現行の医療制度では、まともな精神医療は期待薄です。
精神科医と患者の間に、橋渡しをしてくれるような役割をする人が必要なのです。 家族や恋人がそれを担ってくれれば、何とかなるかもしれませんが、無報酬で大変なその役割を喜んで引き受ける人は、そういないでしょう。 言葉は通じなくても、身近な動物と心が通じるような関係を保ち、心の傷が癒されるといったことはあるかもしれませんが、稀。 そういったことを踏まえて、きくべえクリニックの一見まともそうな診療方針を読み返してみると、‘ダメじゃん!’。

精神科は、体温計や血圧計のような、客観的診断装置が乏しいことも問題です。 実はそうではないのに、私は“精神病患者です”との自己申告から、薬をもらい、生活保護を受け、支給された金は、 酒やギャンブルにすぐ消える輩が増えても、歯止めが効きません。
「精神科は景気が悪ければ悪いほど儲かるから……」と、(ある人が「ヨット仲間だ」と言っていた、 某病院の長のように)明るく笑い飛ばしながら診療している医師は大丈夫かもしれませんが、まじめに取り組むあまり、 自らも精神を病んでしまう医師がいても不思議ではないでしょう。
精神を病んでいる方の多くが、不眠に悩んでいます。震災後、その不眠で悩まされている方が増えていますから……。

専門が皮膚のくせに、水虫持ちで、ハゲの元小児科開業医は、ゾンビのごとき生命力を発揮して末期がんを克服後、 仙台市内のMクリニック勤務医として復帰。
「聴診器なんて当てているだけ。触診もやっているだけ。カルテなんて適当に書いていれば、あとは事務がやってくれる。」
仙台市営バスなどの無料パスは喜び、敬老の日のプレゼントは嫌がる。写真を撮れば、「頭が光って見える」と受け取り拒否。 ツルピカドンドンを強調した、明るい表情のいい写真を。

彼がいた時から、Mクリニックは日曜日になると、休診でブラインドも閉まっているのに、駐車場は満杯。 この日曜日、その前を久々に通りましたが、光景は当時と大差ありませんでした。 実はどうあれ、カルテやレセプトなど書類の“作文”が上手ならばいい? 事務員は“自首”しなさい。 厚生労働省東北厚生局は、知っているのに知らんぷり? 宮城県警の警察官も、電信柱のように突っ立ってるだけ。不作為の罪は大きいですよ。

Mクリニックはバックに□○△がついています。□○△は震災後、様々な“復興支援活動”をしています。 キモッ!! 金はどこから? もうかりまっか? ぼちぼちでんな〜! バカバカしい!!

10年以上前に私が背負わされたトラウマと同等、あるいはそれ以上の心の傷に苦しみもがき、眠れない日々を過ごして、 さらに精神を病んでいく人々が、数え切れないほど次から次に。

残念ながら、私は歯科医であって、精神科医でも心療内科医でもないので、何の役にも立ちません。
原因はストレスと言われていて……と、顎関節症の治療に入る際の説明をしている最中にも、“古傷”が疼くんですよね。 ‘顎関節科をつくれよな。’

専門が皮膚のくせに、水虫持ちで、ハゲの元小児科開業医に土下座させて、息絶えるまでその頭を踏みにじり、 地獄から連れ戻してまた土下座させ……と20回繰り返しても気が済まないと言っていました。 幼少の頃から虐めて、その子の精神を蝕む一翼を担ったか(?)、異母兄姉は札幌で臨床心理士、学校の先生(笑)。 実体験に基づいた、優秀なる仕事ぶりでしょう。

“歯科医であって、精神科医でも、心療内科医でもない私の言い分は通らない”と断言したアンポンタンな裁判長(「私の判断は誤りでした。 申し訳ないことをしました。」と謝罪に来い!)をはじめ司法関係者がふんぞり返るならば、非観血的に息の根を止め、 周囲に血痕一つ残さず、切り刻んでコンクリートに詰めて海に沈めても、おさまるものではありません。 海に沈めてしまい、書類上何の問題もなければ、完全犯罪と言うより(犯罪とは失敬な)、ゴミ掃除のようなものですよね。 おバカは、裁判長なんて早く辞めちまえ! ……ヤクザよりひどいですね。
カリカリし続けることは、周囲も無用に傷つけ、自分自身の精神も蝕み続けることになり、幸せなことではないとわかっているのですが……。
そんなだから、きくべえ先生が、私のせいで……と勘違いしたのも無理はないのかもしれません。

遅ればせながら、安らかにお休み下さい。

“ヒトにやさしい、安心できる、わかりやすい歯科医療”と掲げて、いちご歯科クリニックを開業したのに。 開業後1〜2年は「順風満帆だね!」と笑顔を見せる人が多かったですが、‘何も知らないくせに!!’と憮然としていました。 ‘ハゲめ、泥を塗りやがって……’と激怒したくなるのを抑えて、笑顔を保たなければならないと承知しているのですが、 トラウマのせいか、心と体はバラバラで、お叱りを受けるばかりの毎日。
モリタ・JMエンジニアリング・ウチヤマの件しかり、(株)モリタの森田社長と東日本を統括している立場の高須氏が、 石巻のいちご歯科クリニックに謝罪に訪れた上で、誠意ある対応をして賠償に応じるようでなければ、コトは収まりません。 モリタの器械の不具合を、モリタ・JMエンジニアリング社員がみても、首を傾げるばかりでどうにもならないので、 “第三者”にみてもらい、ようやく……といったことは何事か? 嫌がらせ? “踊る大捜査線”のあの三人のような輩が来ても、話にならないのです。

改めて、森田社長と高須氏が詫びに来なさい。 3DX歯科用X線CT(販売差し止め訴訟を起こして、愚かな司法関係者を儲けさせるようなことはしませんが、 自主的に製造・販売を中止するべきです。)の件だけではなく、ユニット(診療台)の件もしかり。 構造上の問題を一つ一つ明らかにしても、しかるべき対処をせずに、しらっとしたままならば、ウチヤマから倒産に追い込んでも、 文句を言われる筋合いはない。私がやっているしっぺ返しに、10人ほどの同調者が現れれば(同調者を積極的に募るようなことはしませんが)、 そうなる可能性が高いでしょう。
宮城県、岩手県などで、ご自分が通院している歯医者の良し悪しを見分ける簡単な方法があります。
「俗に材料屋と言われる歯科器械・材料のディーラーでウチヤマという会社と取引していますか?」と聞くのです。
「はい」なら、“悪し”です。「いいえ」は“良し”、“最良”は、「以前は取引していたけれども、今は出入り禁止にしている」です(笑)。
ちなみに、“しっぺ返し”はウチヤマだけではなく、モリタもJMエンジニアリングも、 いちご歯科クリニックに出入り禁止にしていることではありません。 「おとなげない(^O^)」と苦笑いされますが、それ以上は何も言われないようなことです。

‘“心”に片を付けるように、貴重な物とゴミとがゴチャゴチャのまま山積みになっている状態を片付けなければ……’と思っていますし、 スタッフからも“お盆までに”と、片付けの期限を言い渡されています。 コンマリさんの顧客で、ゴミが一番多かったのは200袋余だそうですが、全部で400〜500袋くらいあるかもしれません。 彼女の理論のように、手にとったものにときめきを感じなければそうなるでしょう。 記帳が済んだ通帳は、確定申告の手続き上、捨ててはいけないし、それが済んだ資料は7年保管が義務付けられていますが、 “浸水被害に遭って汚れたので……”と捨てればいい? それはやり過ぎですが。

かれこれ10年くらいふて腐れてる?
違うね。‘何で、歯医者やねん!’って、30年くらいふて腐れ続けてる。
‘グダグダと言っていないで、ピッとしなければいけない’ともわかっているのですが……。

「いまだに、免除証明の手続きをせずに、あるいは、手続きの仕方を知らずに、 予約の時に『免除証明の手続きをしてくれ』と言う人がいて……」と、受付嬢がなげいていました。
‘家も職も失っても、五体満足で、暇なのに、自分自身で申請手続きをしようとしないとは何事だ’と思う気持ちもわかりますし、 周囲からは、ぼーっとしているだけと見られかねないほど、ただ時間だけが流れていくように無為に過ごしてしまうことも、 実感していますからよくわかります。

そんな私が大きな役に立つ? そのために、その日まで生き恥をさらしつつ、生きなければならない? 本当ならば、身にあまる光栄ですが、本当にそんな日は来るのでしょうか?

震災の関連死とはみなされないのかもしれませんが、この一年、被災地で大山 基久兵衛先生のように、 45〜50歳ほどの若い医師が相次いでお亡くなりになっています。忙殺されているように。他人事ではありません。

お疲れ様でした。心からご冥福をお祈り申し上げます。

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H24.3.28.

生きてる生きてく

「この曲は?」
追憶の雨の中、福山雅治のデビュー曲、1990年3月21日リリース。
「初めて、聴きました。デビュー23年目に入った彼が、今日28枚目のシングル『生きてる生きてく』をリリースすることは、 ラジオで彼が話していたから知っていましたが……。」
肩肘はらずに、生きてる生きてく。
「おばあちゃんは?」
心臓のあたりが少し痛いようなことを言っているし、ぜぇぜぇ言いながら食事していますが、自力で歩くし、 今すぐどうこうと言うことはないと思います。おかげさまで、何とか……。
「昨日のタイトルが、蜜柑色の夏休み(おばあちゃん子、雅治ちゃんの真骨頂)をパロっていて、ファンとして許せないと思いましたが、 おばあちゃんに免じて許してあげます。風邪をこじらせただけならば、早く治るといいですね。」
ありがとうございます。でも、ファンならば、デビュー曲くらい覚えましょう。
「もう、一言余計なんです(¬з¬)。気にしているのに……。」

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H24.3.27.

蜜柑色の春休み(おばあちゃん子、和好ちゃんの真骨頂)

先月、96歳になった祖母。歯は何とか20本保っています。付け外しの部分入れ歯は使っていません。
体調がよろしくないようで、今朝、枕元に顔を出すと、「長い間、お世話になりました。 とっても生きられないと思う。……」と、力なく話していました。
祖母がそんなことを言うのは初めてですし、あのような表情も、初めて見ました。

せっかく予約をとっていただきながら、ほぼ1年ぶりに何日もこちらからキャンセルするかもしれませんが、 その際は、ご無礼、お許しくださいますようお願い申しあげます。

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H24.3.23.

5-9

64年前の夏の甲子園で、初出場の石巻高校は5-9で初戦敗退したそうです。

石巻から64年ぶりに甲子園に出場した石巻工業も、‘5-9は勘弁してね’と思ったのですが、それをあざ笑うように、 奇しくも5-9で初戦敗退。昨日朝の予感は、スタッフにポジティブに考えるように促されたものの……。
4回裏に一挙に5点を奪って逆転した時は、イケるかと思わせましたが、短い夢でした。5回表に再逆転、5点を取り返され、そのまま5-9。
両チームともに頑張りましたが、勝とうとする意識が強すぎるあまりか、ミスも目立ったようです。 しかし、それだけに、負けた石巻工業の悔しさも大きいでしょう。それにしても、5-9のスコアは、号泣に通じるのでしょうか。

宮城県仙台市出身の斎藤隆投手が、被災地を訪れ、野球少年と触れ合った時に、「練習で苦しかったことは?」と質問され、 “苦しいことや悔しさ、つらい体験は、プロとして生きるための糧になる”といったことを答えました。

甲子園球場を去る石巻工業ナインに、スタンドから「帰って来いよ!」と声がかけられたとか。 思いっきり泣いて、夏にまた甲子園へ帰って来れるように、今日から頑張りましょう。

昨秋の県大会準決勝で対戦した石巻商業は、既に打倒・石巻工業に燃えているはずです。 また甲子園へ帰るためには、その県大会で優勝した利府高校を破らなければなりませんし、3位になった古川学園も立ちはだかります。 東北高校、仙台育英などの強豪も、既に夏の甲子園を目指して、猛練習に励んでいるでしょう。

甲子園で、悔しい実戦経験が出来たことは大きいはずです。相手の神村学園もそうだったのですから。

プロではなくても、斎藤隆投手が言うように、“苦しいことや悔しさ、つらい体験は、生きるための糧になる”はずです。 ずっと楽をして、笑って暮らせるならば、それはそれで幸せかもしれません。 野球も純粋に遊びとしてだけならば、勝っても負けても楽しいでしょう。 けれども、また甲子園に帰って、今度こそ勝とうとするならば、勝とう勝とうと動きがかたくなってしまったこと、 負けて悔しかったことをバネにして、一つ上を目指す必要があります。

それが、被災地で苦しい思いをしている人々を、勇気づけることになるはずです。そのために、スローガンを掲げたのでしょう。

“あきらめない街・石巻!! その力に俺たちはなる”

まだ、終わりじゃない!

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H24.3.22.

予感
マスク

今朝、マスクをかけて間もなく、左上のところで“プツッ!”。
新品のマスクなのに、紐が左上の付け根の部分で切れてしまいました。

悪い予感?

「‘数あるマスクの中で、あなただけが朝一番から紐が切れてくれたんですよ’って。これはいい予感です。」

‘めちゃくちゃな……。最近は悪い予感しか当たらないのに。’

「選手宣誓が石巻工業って当たったじゃないですか。 今日の第三試合、力は対戦相手の方が圧倒的に上ですけれども、球場内は石巻工業のホームゲームのような雰囲気になるでしょうし、 ‘勝つかもしれない’予感も当たっちゃうかもしれませんよ。 一つ勝てば、子ども達が春休みに入るから、応援はさらに増えるでしょうし……。」

相手は、たしかに強いけれども、やりにくいでしょうね。
愛媛のいよかん、い〜いよかん!
……んっ、何で愛媛? 鹿児島のチームですよね。両チーム、頑張れ!

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H24.3.21.

キャッチャーのショート主将

昨日、高校野球開会式のリハーサルがありましたが、選手宣誓をする石巻工業のキャッチャー・阿部翔人主将は、 発熱とか急性胃腸炎とか伝えられる中、大事をとって欠席、ピッチャーの三浦副主将が代役をつとめました。

キャッチャーのショート主将

「宣誓を覚えるのに緊張して、具合を悪くした」と、周囲だけではなく、 阿部主将本人も和ませてくれる監督のコメントがあり、今日の本番は大丈夫とのこと。
石巻市では“阿部”姓が最も多く、実に1割ほど、1万5〜6千人が阿部さんです。 その中でも、今日は全国から注目される一人、緊張しないはずがありません。 過熱気味になりがちな報道もやんわりと……、清々しさだけではなく、甲子園常連校のような落ち着きも感じます。
‘64年前(戦後の当時は、バットもグローブも満足なものではなかったとか)の石巻高校に続き、 今回も石巻工業が選手宣誓をして開会式を象徴するシーンになれば……、石巻工業の選手宣誓が最も相応しい’と願っていたのが実現。 震災後で、64年前当時に通じるような要素がありますが、多くの人を感動させて下さい。

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H24.3.19.

福、来たる
日の出

昨日の朝は、十数年ぶりかで志津川のホテル観洋で迎えました。あいにくの曇り空でしたが、何とか日の出を望めました。
前の晩、夕食の給仕をしてくれた方は、売店の担当が“本職”でした。
「震災後の苦しい中、従業員を一旦解雇して再雇用するような企業が多かったですが、女将さんがスタッフにきちんと説明して、 雇用し続けたことは有り難かったです。残念ながら、若い世代ほど辞めてしまうことが多くて、私は3年目で同期が25人いたんですが、 今は5人だけ残っています。それでも、先輩方が多く残って下さっているので、いろいろ教えていただいたり、助かっています。 全体的には震災前よりもスタッフは少なくなっていますが、サービスは大丈夫ですよ(笑)。ご安心下さい。」
料理長も勤続20年の表彰を受けているわけだし、たしかに、多くのベテランがしっかり支えているようです。

国道45号線から入って来るロビー階は5階の扱いで、海岸沿いですが、高台です。 それでも津波は、大浴場と海が見える露天風呂、海が見えるサウナがある2階を越えて、3階に達したそうです。

震災前から、津波に備えて高台に避難する訓練を重ねていました。 仮に大津波の襲来が深夜だと、酒を飲んでぐっすりと寝入っている客を、手薄なスタッフでひと部屋ずつ起こして回らなければならない、 不可能と言っていい困難な作業をしなければならないなどの問題点が挙げられたといったことを、テレビで報じていたことを覚えています。

当時、‘もともと高台なんだから、避難する必要はないのでは?’と思っていたのですが……。

地震発生時刻が午後3時のチェックインよりも前だったことは、ホテルにとっては救いでした。

石巻に戻った後、午後1時から2時20分まで、4月からの診療報酬改定集団指導のために、仙台国際センターへ。 前回(平成22年3月21日)は、“説明会”だったはずですが、‘集団指導?’……。
日曜日の三陸自動車道。志津川から石巻に帰ってくる道は順調でしたが、石巻‐仙台間は2ヵ所も事故による渋滞。
もともと無料区間の鳴瀬奥松島インターまでは順調でしたが、渋滞回避のために、一般道に二度おりました。 無料化の弊害?サンデードライバーが、いっせいに東北の高速道路へ。
‘ずっと一般道でよかったな。’
遅参せず間に合い、2時20分過ぎまで、渡された資料を見ながら説明を拝聴。

日曜日の昼過ぎ、車中のBGMは、学生の頃からFM放送。午後2時から山下達郎さんのサンデー・ソングブック、 午後4時から福山雅治さんのSUZUKI Talking F.M.。
定番のFM放送を聴きながら、仙台から石巻へ。
福山雅治さんが、「今年初ライブは今日、夜7時から宮城県で……」と話しているのを聴きつつ、‘『石巻で』って言うわけないか’。
19年ぶりに一緒にステージに立つことになる、小林克也さんの真似をしたり、「右の翼に女性を3人、左の翼に女性を3人……。 キャバクラ行きたいな。」とため息まじりで話したり。

何の縁か、石巻のいちご歯科クリニックに近い某中学校体育館を会場にした、そのライブを体感することができました。
“復興支援イベント”として開催された、ミート ザ ミュージック'12。全国FM52局で午後7時から1時間の生放送。
全容は掴んでいたのですが、会場の混乱を避けるために事前の他言、メール、ブログにアップといったことは禁止され、 会場内でも撮影、録画録音は禁止。禁止行為が破られた場合は、主催者側の判断でイベント自体中止とされていましたので、事後報告です。
5時半までに集合することになっていました。
5時過ぎに会場につき、中学校の先生に、“ライブは7時からですよね。”と尋ねると、笑顔で「ハイ!」。

“復興支援”として、あちこちの中学校高校でゲリラライブをすることがあります。 ドリカムがとか、藤井フミヤがとか、シンディローパーがとか、活動休止中のレミオロメンのボーカルがとか、 直前に知らされるようですが、ほとんどきっちり30分で終わるそうです。

日の出

今回は、1時間の生放送。約千人入った会場は中学校の体育館じゃないような、本格的なライブでした。 全国のFM52局どこをかけても、このライブ。ヒット曲の数々、映画ドラえもん主題歌で、28日にCDが発売される“生きてる生きてく”は、 東北では初、生演奏。アツイ!アツイ!!ステージでした。 大きな風船がいくつも出てきて、それが割れたらハート型の小さい風船が沢山出てくるなど、趣向も凝らされていました。

放送が終わった後、まだまだアツイゼ!イシノマキ!!
“蜜柑色の夏休み”
“少年”
2曲披露して、バンドメンバー紹介の後、メンバーがステージ上から去って、福山雅治さん独壇場。

“道標”

でFin!

……と思いきや、最後にサプライズ。桜の苗木のプレゼント。いつものごとくに冗談を交えながら、「坂に植えて、“桜坂”にでも……」。

ありがとうございます。みんな、元気になれると思います。

会場の中学校でも、かなり離れた仮設住宅から通学している生徒がいたり、つらい環境なので、有り難いです。

手を差しのべなければどうしようもない人が大勢いて、その点に関しては、1年経っても何も変わっていないことは、歯がゆい限りです。
何かしようにも、微力過ぎて……。

それでも、福山さんが言うように、「100年後、2112年のドラえもんの時代に生きてる人は、この中で誰もいないでしょう。 ひょっとしたら、中学生の中には誰か生き延びているかもしれないけれども……。 その100年後につなぐように、先祖がつないできたように、生きましょう。この場に一緒にこうしていられるのも、何かの縁です。」

会場から出ると、歩道から学校のフェンス沿いに、当然のことながら黒山の人だかり。 ライブ中に福山さんが中学校名を言ったので、当然ですが。

日の出

数ヵ月前の年末ジャンボで、一等と前後賞の片方(計2億5千万円)を出した宝くじ売り場の“幸運の女神”も、その中にいました。 彼女は誰かから、ハート型でピンク色の“福”風船(写真の風船と色違い)を受け取って喜んでいました。
私は‘年末ジャンボはあの売り場から絶対に一等が出る’と思って、たくさん買いましたが、購入金額が1/5になって返ってきただけでした。 その売り場から一等が出る予想だけは当たったのですが……。
石巻の魚町だけでも、津波被害に遭った100社ほどの企業の損害額は1社あたり15〜20億円です。 魚町だけで2000億円に迫る損害額で、石巻の水産業界全体では、当初約3000億円の被害と言われました。
仮に、宝くじで何億円当たろうと、一人が一生遊んで暮らすには充分かもしれませんが、地震・津波の被害を補填するには“焼け石に水”。 折れた心を癒すためには……。金額の問題ではありません。気持ちの問題です。 “幸運の女神”に来た福は、また、誰かの“福、来たる”に変わるでしょう。
来場したみんなが、また、FMを聴いていた全国のリスナーが‘ありがとう’とつぶやく“震災復興イベント”でした。“福”をつなぎましょう。

福山雅治さん、ありがとうございます。
スタッフの皆様、先生方、ご苦労様でした。おかげさまです。

福、来たる!

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H24.3.16.

さて、これから

昨日から石巻市大街道に、津波などの浸水に強い震災時対応ガソリンスタンドが営業を始めました。 今後、同様のガソリンスタンドが増えていくようです。

第84回選抜高校野球大会

昨日は第84回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会がありました。
全国的な注目カードは21日第1日第3試合の花巻東×大阪桐蔭かもしれませんが、石巻工業は第2日第3試合、 鹿児島の神村学園と対戦することになりました。応援に行ける人は現地で、行けない人は石巻から応援しましょう。

明日からJR東日本ダイヤ改正です。1年余り列車が通っていなかった石巻‐渡波駅間(石巻線)、陸前小野‐鹿妻駅間(仙石線)が運転再開します。 後者はあまりにも本数が少ないですが……。

明日から、大橋2丁目などにも久しぶりに線路を通る列車の音が響くことになります。
1年間、閉じなかった踏切が列車通過時は閉じることになりますから、交通安全につとめましょう。

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H24.3.15.

気になること二つ

去年の今頃、ある人に質問しました。今回の大地震は何と言うのかと。
「東日本大震災らしいよ。」
東北地方太平洋沖地震だと、茨城県や千葉県にも犠牲者が出ているから、的を得ていないようですし、 東日本大震災と聞くと‘なるほど’とは思います。たしかに、テレビ朝日系のテレビ局で、仙台市にあるのは東日本放送です。 ただ、天気予報で、西日本、東日本、北日本という言い方をしますが、宮城県は北日本に入っているようです。 3.11と言われますが、新潟県、長野県の方にとっては3.12ですし、石巻市内では、3.11を受けても力強く再開に向けて動き出したものの、 4月7日の縦揺れを受けて断念した事業所があります。岩手県・宮城県や福島県でも“温度差”があります。 甚大な被害があった地域は、津波でごっそり流された岩手県・宮城県、家が残っていても暮らせず、 避難生活を強いられている地域が広がる福島県。“おだづなよ!”も岩手県・宮城県では受け入れられても、福島県では“?”。
ちょっとピンと来ないので、あえて“今回の大震災”といったぼかした言い方をすることがあります。
その“今回の大震災”の震源から北、東、南は歪みが残っているために、今後大地震や大津波の被害に遭う可能性が指摘されていて、 岩手県、宮城県、福島県でも、地震は3.11より小さくても、大津波が襲来するかもしれません。

それを裏付けるように昨晩は“北”で地震があり、50cmの津波注意報が出て10〜20cmの津波を観測。 “南”で最大震度5強をもたらす地震がありました。 1年ほど前の大地震の余震と言われるマグニチュード6台の昨晩の地震が、さらなる大地震の予震になる場合の準備をしつつ、 この週末にかけて、大地震、大津波が起きないことを祈ります。

さて、2011年の出来事は70年前の1941年に重なってしまうように思います。自衛隊・松島基地に襲来した津波が真珠湾に、原発事故が原爆に。 歴史に“70年周期説”をとなえる人がいても、否定する要素はありません。次元が違いますし、原発事故と原爆は4年ズレていますが。
今後短くても4〜5年は戦時中に似た状況が続き、その先に戦後に似たさらなる苦しみが待っているように想像してしまいます。

この1年で気になることが二つ。
一つは、都内に暮らすある人が言っていた、「東京に地震があったら終わりだね」。その“終わり”が来ること。
2〜3年後に起こるかもしれない首都直下型地震は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県の1都4県に震源が想定されています。 ちなみに、関東大地震の震源は相模湾です。いまだに、横浜港付近で綺麗な床板を剥がすと、 その下に大震災後の状態がそのまま残っている所さえあります。 海に近い横浜駅周囲の地下街に津波が襲来することは想像したくありませんが、訓練を重ねて問題点を挙げておくことは、 実際の地震・津波にいかされるはずです。
阪神・淡路の時には鉄道の高架線に大きな被害がありました。JR東日本はアメ横など高架下で営業している店を一時的に休業させて、 500億円以上、5年間かけて耐震補強工事することを決定しましたが、間に合うでしょうか。経営者は休業時の生活保障を求めています。

気になることの二つめは、お世話になったある人が言っていた、「会社に忠誠を尽くして……」。

その会社はなくなってしまうかもしれないのです。そう考えているのは私だけじゃなく、結構多くの方が、 会社の衰亡と資本主義の終焉を予想しているようです。

暗い要素ばかりですが、“日本のミラクル再び”と願わずにはいられません。

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H24.3.14.

ユーグレナ

火山、地震、津波には基本的に自動車保険が適用されません。
高潮はともかく、津波に関して自動車保険が適用されるのは、東京海上系とあいおい損保の2社だけのようです。 では、この2社がこの1年間で契約数を飛躍的に伸ばしたかといえば、そうでもないような。 “津波特約”をつけた自動車保険は、誰でも契約できるような代物ではないようです。

ユーグレナ

さて、健康補助食品“ミドリムシの力”、効果は?
メタボに云々というならば、プーさんがどうのこうのとスタッフに言われることもないだろうに。
効果には個人差がある?
承知しました。

あまり美味しくないので、なかなか売れませんが、6個仕入れたのが、いつの間にか残り2個になっています。
カプセルの“ミドリムシの力”に加えて、焼菓子“ユーグレナ・バー”も販売されています。

ユーグレナ

ベンチャー企業 ユーグレナの特筆するべきは、ミドリムシから食品を作っていること以上に、灯油に似た燃料を抽出したこと。 焦げ茶色のそれが‘灯油に似た?’と疑問に思うかもしれませんが、ジェットエンジンの燃料も、ガソリンではなく灯油に近い成分なので、 コスト等の問題がクリア出来れば、幅広い分野に応用され、 耕作放棄地になっていた田んぼがミドリムシのために再利用されるかもしれません。
 

風力、水力、地熱、バイオマス、バイオエタノール、メタンハイドレート……いろいろなエネルギー利用を求めて、 法律・制度が改められたり、研究が進んでいます。
ただ、すぐに原子力の“穴”を埋めるようなものではなく……。

大規模な発電方法で、コストやエネルギー効率の点から原子力はもっともすぐれているのは否定のしようがありませんが、 原子力発電所建設を促進した研究者が国民に涙を流しながら詫びていることは、‘彼にも血が通っている’と思わせてくれます。
“欠陥建築物”が、津波襲来前に、地震だけでコントロール不能に陥っていたことが疑われますが、残念ながら、それを立証するものには……。

家がそこにあるのに暮らせない。やっといくばくかのお金が支払われても、それに課税され……。 「つらい思いをして生きるより津波に殺されたほうがましだった。」
悲鳴は、動きが鈍い政治家や、「コンナトコロニ、キタクテキテンジャネー!」と逆ギレした東電幹部には届かず?
「この震災を象徴するような写真がとれなくて、写真家として初めて無力さを感じた」となげいていたカメラマンは、 なぜ、福島で薬殺された牛などの家畜を撮らないのか。その形相は、つける薬がない馬鹿ばかりの世に、問うものが大きいと思うのですが。

浸水被害にあい、多くの車が流されたのが嘘のように一台残らず片付けられたものの、当面、米は作れそうにない田んぼの縁にたたずむ夕暮れ。
“水田が油田になる日”、その日をちょっと複雑な思いで待ちわびます。

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H24.3.13.

Sonar Pocket

若い女性に人気のSonar Pocket。

“365日のラブストーリー。”では、
365日 全ての日々を君と居たい
どんな景色も二人で見たい
春も夏も秋も冬も二人の思い出作ろう
いつも喜怒哀楽と愛を全て二人分け合って
いつまでも側に居たい
……と。

“ラブレター。〜いつだって逢いたくて〜”では、
君に逢いたくて もっと逢いたくて ずっと逢いたくて 想うよ
苦しいほど君の事がホントに好きだよ。
……と。

ずっと聴いていると、‘ごちそうさま。もう、お腹一杯!’と思ってしまいます。
「プーさんみたい!!」とスタッフに馬鹿にされるお腹の対処は、久々に、1週間、水を飲むだけの断食かと思っていますが、 BGMがSonar Pocketなら、断食も乗り越えられそうです(笑)。

訪問歯科診療をしていると、施設職員の方が、“長生きしたくなくなる”と、深いため息をついて、本音をこぼすことがあります。 いつもはニコニコ笑顔で、明るく楽しそうに仕事しているんですが……。
心を掴むのが大事といいますが、ただでさえ掴めるものではない心なのに、相手は認知症。 ライフワークとはならず、有能な方が次々に現場を離れても不思議ではありません。

Sonar Pocketのメンバーが、ライブで、以前、介護の仕事をしていた時に、80歳くらいの老夫婦が公園で手をつないでいるのを見て、 ‘いいな’と思ったことがきっかけで、今があるというようなことを話します。

つながるヒントはこの辺にありそうです。

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H24.3.9.

3月9日

震災対策のマニュアル?

まず、高台へ逃げること。自分自身の安全が第一。

家族は?

それぞれ逃げること。それぞれ自己責任で逃げていると信じて、家族の安否についての心配をおさえこむこと。

いちご歯科クリニック周囲では、地震で橋が落ちていなければ、石巻大橋を渡って牧山(まぎやま)方面よりは、 開北橋を渡って籠峰山(かごぼうさん)方面に逃げること。 それが出来ない場合は、3階建て以上の鉄筋コンクリートの建物に逃げ込むか、地震で家が倒壊しなかったならば、2階ででも“篭城”する覚悟。
津波が直撃することは、まずないけれども、多少の浸水は免れない。ただ、排水設備が脆弱なので、一旦浸水した水は容易には引かない。 そういう日が来ないことを祈りたいが、悪い予感は……。
 

一年前の今日、午前11時45分頃、船に乗っているように気持ち悪く感じられる地震が発生しました。 石巻市では震度4で、一部で水道管が破損したり、保育所で小さな地割れのような被害がありました。 地震そのものよりも、津波の被害のほうが大きかったらしく、三陸海岸の複雑な地形が災いして、 ところによって養殖施設に一昨年2月のチリ地震津波よりも被害があったようです。
長周期地震動。20階以上の高層ビルでは震源から離れていても、揺れが弱まらずに現れやすく、東京などでも、 高層ビルでは実際に発表された震度よりも大きく揺れ、エレベーターが止まるなどしたようです。
3月10日は東京大空襲(1945年)があった日です。 既に官僚が利権絡みで天下りすることがささやかれている東京スカイツリー周辺は一面の焼け野原。 聖路加病院が焼け残ったのは、青い目をした宣教師が開設した病院だからという理由で、爆撃しなかったからだとか…。 ‘そんな理由で爆撃するしないが決まるのか?…では、なぜキリスト教徒や教会が多い長崎に原爆を?’…あきれるばかり。 体調がよくない日が続いていて、吐き気が止まりません。

昨年3月10日付けのひとり言(一部改)より抜粋。

大震災を予感させる地震があった日から丸一年。

‘来るなら次の日か?’と眠れない夜が明けて、昨年3月10日には南浜町方面にも訪問歯科診療に行っていましたから、 万一、訪問先で被災していたらどうなっていたことか。訪問先の皆様は無事でしたが……。
11日の訪問先は開北橋を渡った浸水被害がなかったところでしたが、やはり、そこで被災していたらどうなっていたか。 スタッフとも連絡がとれないまま……。
訪問先からいちご歯科クリニックに無事戻って、‘嫌な予感は気のせいか? 二晩ろくに眠れなかったから、今晩はぐっすり眠れるな。’と思いつつ、ホッとしたというか、張り詰めていた気が緩んだ瞬間でした。 新たに導入するコンピュータのインストラクションが始まる矢先の強い揺れ……。

‘眠いのにしばらく眠れない!’

頭の中で誰かが悲鳴を上げたような……。

もう何年も経っているように感じます。
今日から12日までは、雪が降るかもしれないとか。思い出すような空気感が嫌ですね。
明日は休診にします。
 

今日はレミオロメンの日。粉雪じゃなくて。

結婚式の歌が、いつの間にか卒業の定番ソング。

心の傷から卒業できることは、ないのかもしれませんが、それなりに生きることは可能です。

“何で、逃げずに、お父さん、お母さんと、家にじっとしていたの? まわりは避難して無事だった人が、たくさんいるのに……。”

呼びかけに応える声は、永遠に聞こえることはないのです。

その人たちのぶんも生きる定め。

震災を言い訳にしない。
 

風評被害?

「最近、魚、食べていますか?」

毎日のように。先日、志津川に行ったときには真蛸を……。水蛸より美味しいですね。

「以前は取引していたスーパーなどで、魚を買ってくれない。売っているのは西日本のものばかり。わかめはいいけれども……。」

スーパーなどの魚売り場は、意図的に見ないようにしています。 放射線の汚染程度が少ないのに風評被害が深刻な石巻と同様の福島県会津地方は、 石巻市内のほとんどの小学校で修学旅行先にしていましたが、他の地域に振替。 その一方で、“地元でとれた魚介類を買ってくれない”となげくのはおかしいでしょう。

震災を言い訳にしない。

復興のために。犠牲になった方々への供養のためにも。
七転び八起き?
いつまでもずっこけているのは、カッコ悪すぎる。
力強く立ち上がるために、震災を言い訳にしない。

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H24.3.5.

エコエコハタラク

昨日の陽気が嘘のように、深夜から雪が降り、10cmほど積もりました。気温が上がって雨になり、グチャグチャにとけるでしょう。 明日は待望の最高気温10℃以上が予報されていますが、雨風も強いとか。

地元・河北新報は“復興を阻む”と、全国区の某週刊誌は“復興を殺す”と掲載。‘……殺す?’

病院・診療所にしても、鉄道にしても、大金を投じて再開したところで、収支が以前よりも悪化するようでは……。
まわりに誰も暮らしていない所に再開することはないでしょう。 駅自体が跡形もないほどに流されていて、駅のまわりも人が暮らしていない区間の復旧が容易ではないことは、誰にも明らかです。

義援金と支援金があります。前者は被災者に、後者はボランティアなどに。 ただ、制度上、支援金を受け取ることなく、まったくの自腹で、文字通り自由意志でボランティア活動を続けてくださった、 ありがたい方々がいます。

このような活動をするためには、少なく見積もっても、1ヵ月あたり50万円くらいはかかります。 プロが仕事をこなすように、簡単に当たり前のように見えていたなら罰当たり。 震災直後から従事したのが2週間でも、1ヵ月でも、ありがたいものです。いまだに1年近くボランティア活動を続けていらっしゃる方も。
ただ、自分の夢や生活、家族を犠牲にし続ける活動は、もはやボランティアではありません。 一人一人ができることを少しずつ……が基本。大事なのは、その基本の積み重ね。 大震災から一年で、活動にひと区切りを明言するボランティアのリーダーが多いです。被災者はその心を受け継いで生きる定め。
ボランティアが頑張り過ぎて、雇用の妨げになるようではいけないし、その辺のバランスをとるコンダクター役が不作為でもいけません。 石巻の場合は、“市役所4階の問題”が深刻なようです。もっとも、当事者がどれほど自覚しているか、定かではありませんが。

さて、いちご歯科クリニックの近く、大震災前にサトー商会だったところはヤマト運輸の集配所になっています。
大橋地区は集配所から近いので、電動アシスト自転車にリアカーを引いて集配しています。
「まだ『サトー商会さんですか?』って言う人が多いんです。大きい看板が出来れば……。この自転車はアシストがあるんで楽です。 いい運動になります。」
笑顔でエコエコハタラク姿は、晴れわたる空のように爽やかに見えます。

エコエコハタラクと言えば、今さらながらに、‘ハイブリッドカーってのはすごい!’と実感しました。
最新のカーナビも素晴らしいのですが、被災地では……。いちご歯科クリニック周囲でも、 ‘これは違うでしょう’と苦笑いする所がいくつかありますが、海岸沿いは、 ‘?’、目印になる建物の基礎もろとも流されていたり、笑えません。

冬の終わり

昨日、女川町を経由して240kmほど走行。
10日に撤去されることになった雄勝公民館の上のバス。
大川小に喪服の方が多かったのは、一周忌法要のため。私服で失礼しつつ、用意していた線香をあげて合掌。
コンクリートの枠だけになってしまった、志津川消防署隣接の南三陸さんさん商店街。 志津川は兵庫県明石と並んで、真蛸の国内二大産地。人気漫画“美味しんぼ”で紹介されていた山内鮮魚店も商店街の中。 昼時の飲食店は大混雑。弁当も売り切れ。パンなどを買って戻ると、車の中で待っていた96歳の祖母が、 駐車場の車を数えていたら、100台くらいあったというようなことを言って、驚いていました。
石巻の立町商店街の一角に同様のプレハブ商店街を作りましたが、確保した駐車場は3台分だけ。 近くの銀行や医院の駐車場をちゃっかり利用しろというのか、路駐しろというのか。家族のお目当ての店は日曜休み。 それで「商店街の客足が鈍い」となげいているのですから、鼻で笑っちゃいます。
石巻駅前駐車場に建設が決まった市立病院の救急搬送の問題を解決するためには、 近く再開する渡波駅や石巻赤十字病院最寄りの曽波神駅などに鉄道上を走れる救急車を配置するような、 全国的に見ても異例の策を講じなければ解決できるはずがありません。 冬の終わり 仙石線沿線で、病院、医院が集積している所に近い仮称・柳ノ目駅も、新設すると同時に同様の車両を設置して、 駅近くの渋滞とは無縁の一分一秒を争う救急搬送だけではなく、病院・診療所の連携にも役立てるべきです。 法律・制度の壁があるならば、政治で何とかしてほしいものです。元に戻すわけではない“復興”とは、そういうものでしょう。
車中でそのような話をしつつ、気仙沼を抜けて、陸前高田の松。もう枯れていますが……。
松原だったところを、ガレキ置き場にするのはいかがなものかと……。

“一本松の願い”
「少し休みます。枯れても切らないでね。変わったかたちで甦りますから。」

人は去っても心が残る。

松は枯れても甦れ!!

ニコニコ笑顔で節約しながらエコエコハタラク。泣くのは誰も見てないところで。

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H24.3.1.

構造上の問題

東京スカイツリーが完成した昨日は、東京周辺でシャーベット状の雪が降り積もり大混乱。 石巻では9時から15時くらいまで雪が降る予報でしたが、10時になっても、11時、12時……、15時になっても雪は降り積もらず、 雪雲は三陸沖に抜けてしまいました。
今日は最高気温が10℃には達しないかもしれませんが、春のような陽気が予報されています。

冬の終わり

‘ん? な〜んだ。シャンプーの宣伝か。’
テレビCMで、髪の長い麗しい女性が仰向けになっていたオシャレな寝台が、一瞬、歯科治療用の寝台に見えてしまう職業病。
‘あのカーブはいいかも……。’

「横になるタイプですか。オシャレな診療台ですね。」
いちご歯科クリニックのユニット(診療台)を初めて見た人が、つぶやくことがあります。

歯科口腔外科の臨床実習の時に、患者をユニットに招き入れて、手洗いをして、「椅子を倒しますね。」と、 スイッチを押した瞬間に「ツッ!!」と先生が舌打ちして、「ハイ! もう一回手洗い!!」。
ピンセットなどの器具を置くトレーの上は“清潔域”ですが、ユニットのスイッチは“不潔域”。 手洗いをした後、不潔域に触れてそのまま清潔域や患者の口の中に……ということはあってはならない。
‘……ならば、フットスイッチで操作。ただ、フットスイッチでの細かい操作は面倒なので、最初から椅子のような状態ではなく、 寝台のように横にした状態で、フットスイッチでは上下の操作だけ……’と考えるのは、ごく自然なことでしょう。 基本的に“患者水平位”で治療するわけですから、患者が最初から横になっているほうが合理的なのです。
患者導入の際に、ハンドピース(ドリルなどの忌み嫌われる器械)も、視界に入りにくいほうが安心できるはずです。

ユニットの大まかな形はこれでいいと思います。
患者にとっては、枕の具合が微妙、術者側にとっては、ハンドピースの使い勝手、スリーウェイシリンジやバキュームなどの位置は、 患者の髪が長い場合のその処理と相まって、いかがなものかと。

さらに、構造上の問題が一つ。
回転切削器具で歯を削る時に、摩擦熱で歯を傷めないように、注水冷却しますが、この水の出具合がよろしくないことが多々あり……。
空回しをして、水が出ることを確かめてから使用すると、患者に無用な恐怖感を与えるでしょうし、アシスタントにも叱られます。
ただ、何度治してもらっても、水が出なくなることを繰り返し、メーカーのモリタや修理担当のJMエンジニアリングへの信頼は低下する一方、 他の器械でも同様で、さらに3DX歯科用CTの件が駄目押し。 モリタ、JMエンジニアリング、モリタ傘下のディーラー・ウチヤマの3社はいちご歯科クリニックに出入り禁止にしてから何年経ったでしょうか。
「器械に不具合があったら、どうするんですか?」
すぐにでも、他社の器械に買い換えたいのですが、安い買い物ではありません。 買い換えた器械にまた解決し難い問題や不具合が生じたら……。トラウマは深いですね。
不具合の修理調整は、無能なJMエンジニアリング社員に任せることは愚か過ぎます。
信頼を失うきっかけになった“水が出にくくなること”は、設計ミスと言ってもいい“構造上の問題”に起因しています。
冬の終わり 器械内部の“水が通るチューブが細すぎる”のです。写真の鉛筆右脇の青いチューブがそれです。 最低でもこの2倍以上の太いものでなければ、水道水中の不純物などで次第に中が詰まり、清掃や交換をしても、 また詰まることを繰り返すだけです。もっとも、JMエンジニアリングの社員は、まともに修理できた試しがないほどでしたが。
結局、最初にお手本にした他メーカーの器械を、そっくりそのまま真似て使っているわけです。 他から持ってきたものをそのまま売っているから、自分のところで治せないのです。
石巻の水は美味しくありません。東京の水のほうが美味しいと思います。たまに、鉄サビのようなものが入っていることさえあるほどです。 不純物が徐々に蓄積して、細いチューブを詰まらせるのです。
メーカー側がこのチューブを2倍以上太いものに交換するような根本的な解決策を講じない限り、頻繁にチューブ内部をクリーニングしたり、 水道水を工業用のフィルターを通してから使用するなどの対処をするか、寝台だけを使用して、 ハンドピース等は他メーカーの物を使用、またはユニット全体を他メーカーのものに換えるしかないのです。 ただ、他のメーカーに変えたら変えたで、また新たな問題が起こるでしょう。 オールマイティなメーカーはないと言っていいのに、オール・モリタを強要し、 問題や不具合を改めようとしないことが会社の存亡にかかわることに気づくべきです。

「このドライバーは……。」
「PBのドライバーはカムアウトを起こし難いので、ネジ山をつぶすことが少ないんです。」
「でも、工具箱を開けた時に、独特のにおいがしませんか。」
「これは臭くない、においが気にならないタイプです。」
「この六角は……。」
「ドイツ製です。」
「スイス製とかドイツ製とか、お使いになっている道具は、その辺のホームセンターなどでは売っていないものが多くて、こだわっていますね。」
「‘これでダメなら……’というくらいで仕事しないと……。高価なので、一辺にというわけにはいきませんが、少しずつ買い足しました。」
金払いの話しかしない無能な前出3社の社員に、このような会話が楽しめる人物がいればいいのですが……。業界最大手を鼻で笑ってしまいます。

東日本大震災で、津波の被害に遭い、もう懲り懲りと石垣島に移住したある人が、衝撃の事実を聞かされました。 日本で歴史上確認されている最大の津波は、石垣島に襲来したと。
日本列島の抱える構造上の問題は……。

原発事故を受けて、事実上、東電を国の管理下に置こうとしているようですが、原発事故の責任は東電だけではなく、 その半分以上は国にあると言っていいほどの調査結果が出ているにもかかわらず、構造上の問題を解決せずに、茶番で済ますつもりのようです。

国会の党首討論は滑稽なだけ。消費税や議員数云々よりも、大問題を解決するためには、 変えなければどうしようもない構造上の問題があるようですが、はたしてそのための術やいかに。

58年前、1954年の今日、マーシャル諸島のビキニ環礁での水爆実験による死の灰を、第五福龍丸が浴びました。 犠牲者が出ただけではなく、それ以外の船でとれたマグロにも高い放射線測定値を記録するなどして大量廃棄処分。 他の魚介類にも風評被害が及んだとか。
賢者は歴史に学ぶ。
世界一の築地市場の賑わいが続くように、打つべき手はあるはずなのに……。

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H24.2.29.

冬の終わり
冬の終わり

先日、2日間にわたって軽くサラサラとした粉雪が15cmほど積もったのがほとんどとけたと思ったら、 25日に重くベタベタしたボタ雪が積もりました。 南側は雪かきせずにそのままにしていたほうが、とけやすいので、山のように集めた雪以外はほとんどとけました。
今日、西日本は春のような陽気。東京周辺では新幹線にも遅れが出るほどの積雪。石巻では午前9時でまだ曇り空ですが、雪は降っていません。
東北地方の太平洋側は日本海側と違って積雪が少ないですが、2月には必ずと言っていいほど雪が積もります。 ただ、この時期の雪は春の訪れを告げる雪。明日以降は春のような天気。 これから雪が多少降っても、気温が10℃以上になれば、日かげでも雪は一気にとけるでしょう。 明日の最高気温はその10℃に達するかどうか微妙ですが……。

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H24.2.22.

歯槽のうろうも夜できる

あれから1年。ニュージーランドの地震から。
犠牲者遺族の悲しみが癒えることはないのに、多くの人にとっては、節目にしか振り返ることがない、温度差が生じています。
“悲しみを乗り越えて、歯を食いしばってガンバレ!!”
励ましているつもりなのでしょうけれども、いかがなものかと思う言葉。

さて、メールがありました。
「14日付けのひとり言は、バレンタインか宝くじだと予想しておりました。予想がはずれました。 ダラダラ飲み食いはしないように気をつけます。」

虫歯は夜できる。
歯を失う原因は、虫歯よりも歯槽のうろうのほうが多いのですが、実は、歯槽のうろうも夜できるといっても過言ではありません。

再石灰化は歯の表面だけではなく、そこに着いた垢のようにやわらかい細菌の塊、歯垢にも起こるので、 少なくとも1週間以上歯ブラシが当たっていない、磨けていない状態が続くと、 歯垢が硬くなって歯磨きでは取りきれない歯石になってしまいます(逆に言えば、1週間に1回磨ければ歯石にはならないことになるので、 歯磨きは1日何回磨くといった回数よりも質を重要視してほしいですね)。

歯石が着くと、歯と歯茎の境目付近から裾野を伸ばすように歯茎の中のほうに沈着して、歯槽のうろうを助長することになります。

ところで、炎症は細菌感染による場合もありますが、筋肉痛も炎症なので、力がかかり過ぎることもよくありません。 歯磨きがおろそかなことだけではなく、歯ぎしり・食いしばりなど、歯にかむ力がかかり過ぎることも、歯槽のうろうの原因になるのです。
歯の本数が少なくなってくると、残った歯に抜けた歯の分もかむ力がかかるようになりますから、将棋倒しのように歯を失っても不思議ではないでしょう。
天然の歯のかむ力を10とすると、部分入れ歯や総入れ歯、付け外しする入れ歯では2〜3くらいでしかないので、 残りの8〜7は他の歯にしわ寄せが及ぶことになります。“2でも3でも0よりはマシ”と割り切れれば、ありがたく使えますが……。

鉄アレイを使って一日5〜10分運動するのはいいでしょう。 1時間、2時間も許容範囲かもしれませんが、肘を曲げたまま6時間も8時間も持っているのは、拷問であって、運動とは言わないでしょう。 「はい、終わりました。鉄アレイを置いて、肘を伸ばして下さい」と言っても、「……できません。肘が伸びません。筋肉も痛みがひどくて……」(笑)。 通常、上の歯と下の歯がかみ合う時間は、24時間のうち5〜10分くらいでしかないといわれています。それでは短すぎるかもしれません。 ただ、1時間、2時間は許容範囲かもしれませんが、夜寝ている間、ずっとかみ締めているとしたら、朝起きた時に口が開かなくなったり、 歯のまわりや顎が痛くなったり……。眠っている間は誰でも大なり小なり歯ぎしり・食いしばりはしているものなので、恥ずかしいことではないのですが、 度が過ぎると歯槽のうろうの原因になります。この点から、歯槽のうろうも夜できると言っていいと思います。

就寝中の歯ぎしり・食いしばりはストレスが助長すると言われます。ストレスを消すためには、笑うことよりも、感動の涙を流すことが有効だそうです。 ただ、毎晩毎晩大泣きしていられませんから……。リズム運動も有効なようです。ウォーキングとかガムをかむとか。 リカルデントのようなガムをかむことは、虫歯予防のためだけではなく、歯槽のうろう予防のためにも有効かもしれません。

就寝時の歯ぎしり・食いしばりで歯に過剰な力がかからないようにするためには、ナイトガードといって2〜3mm程度の厚さのマウスピースを使うことが一案です。 健康保険適用もされます(3割の負担金で5000円ほど)。
安静時空隙といって、通常、口を閉じているときは、上の歯と下の歯がかみ合っているわけではなく、2〜3mmの隙間があいています。 ナイトガードは違和感を感じない程度の厚さにします。

プロ野球選手がガムをかみながらプレイしていると、‘みっともない’と思う人が多いかもしれませんが、 あれはストレス軽減とかリラックスして本来の力を発揮するために理にかなっています。

ピッチャーも力み過ぎたら伸びのあるいいボールが投げられなくなるかもしれません。ある程度、力んだほうがいいらしいですが……。 力むというか、集中力を引き出して、いい緊張感の中でプレイできることが、彼らにとって何よりも幸せなことでしょうし、 それを歯科的にバックアップできるのは、我々にとっても幸せなことです。最近では、マウスピースを付けてプレイしている選手も多いですよね。

ガムはガチガチにかみしめるのではなく、口の中で軽くもてあそぶような感覚でかまないと、かえってストレスを助長することになり、 歯にかむ力がかかり過ぎて、歯槽のうろうを重症化させるかもしれません。

「ナイトガードを作ってほしい」と、仲良し二人組がやってきました。 20代と若いのに、咬耗といって歯に擦り減りが見られることを自覚しているほどでした。 「是非に」と言うので、ナイトガードを作りましたが、「朝、起きたら枕元のところに……」とか、「イズイ(違和感がある)!」と、不評でした。 実際、臨床でナイトガードが有効なケースは半数を超えないかもしれません。

ストレス云々というと、「あなたは歯科医であって、心療内科医や精神科医ではないから」と、一蹴されかねません。

眠っている間にどれだけ力がかかるかと、筋電計を使ってモニターするために顔や側頭部に測定器具をつけて、 寝返りをうっても外れないように、銀行強盗の犯人のように頭からネットをかぶせたら、 「こんな状態で眠ること自体がストレスだろう(;`皿´)」と、怒り出さないほうがおかしいでしょう。

歯周病学会では、細菌に起因する炎症を何とかしようと一生懸命ですが、歯にかむ力がかかり過ぎて歯周病を惹起することに関してはほぼスルー。 そうして歯を失い、部分入れ歯や総入れ歯を使うことになった人は頻繁に「入れ歯が割れた」とやって来ても不思議ではありません。 しかも、「何をどのように噛んだらこんなに割れるの? 折れないように(レジン)床の中に金属のバーを内包するようにしたのに、 バー毎折れているよ」と、あきれてしまうのをよそに、「そんなに強くかんだつもりはないんだけどね(⌒〜⌒)」。

歯にかむ力が過剰にかからないように、歯の根の周りにある歯根膜と言われる膜状の靭帯がセンサーの役割を担うのですが、 このセンサーに不具合があるのか、ブレーキが壊れたようにグイグイやっていたら、天然の歯であろうと、付け外しをする入れ歯であろうと、 歯根膜がないデンタル・インプラント(人工歯根)であろうと、もつわけがないじゃないですか。
デンタル・インプラントは虫歯になることはありませんが、歯槽のうろうのように失う可能性は天然歯よりも高いのです。

ただでさえ、港町で短気な人が多いためか、悲鳴をあげたくなるような毎日に、“(震災復興のために)歯を食いしばってガンバレ!!” というのは勘弁していただきたい。
頑張るならば、苦難を笑い飛ばすようにがんばってほしいものです。

100%治るとか現実離れした夢物語のような過剰な期待を医療行為に抱き、 裏切られたとか勝手にイライラを募らせて自分自身の健康を蝕み続け……、楽しいですか?

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H24.2.14.

虫歯は夜できる

歯は人の体の中では一番硬いけれども、酸に弱くて、(pH5.5以下の)酸にさらされ続けると、溶けて軟らかくなって穴が開いてしまいます。
虫歯にならないためには、歯をそのような酸にさらし続けなければいいのです。

人の口の中には380種類もの細菌がいて、数は数え切れません。そのうちの約8割が虫歯の原因となる酸を出すらしいのです。 “虫歯菌はミュータンス菌で、これを抑えれば……”と言われていましたが、それでも虫歯を撲滅できないのは、 虫歯の原因となる細菌(あえて虫歯菌と言わず、まわりくどい表現にします)が、他にもウジャウジャといるからです。 ‘ならばそれらの細菌を全部抹殺すれば……’と考えるのは愚かです。そのような環境では、ヒトも生きてはいられません。

さて、虫歯の原因となる細菌が、何を元にして酸を出すかといえば、ご存知のように“糖”ですが、“糖=炭水化物”なので、 甘いと感じないものでも、ご飯とか、うどん、パン、パスタ、ポテトチップス…そういったものを取り込んで酸を出すので、 食事中から食後はどうしても歯が溶けてしまうのです。
検診でずっと虫歯ナシだった人でも、食後という条件ならば、日本に数台しかない診断器械を使うと、 「ここは歯が溶けて、虫歯になりかかっていますよ」という画像をモニターで見せることができます。
早期発見早期治療と称して、長年“虫歯ナシ”を自慢している人をつかまえて精密な検査をして、虫歯治療をすすめることはナンセンス。 歯がなくなることを助長するだけで、治療に名を借りた犯罪と言ってもいい破壊行為です。 脱灰(だっかい)といって、歯が溶けたところを再石灰化といって、唾液が元に戻す役割を担っています。 唾液は液体ですが、歯と同じ成分が含まれているので、歯の表面の硬くて白いエナメル質にちなんで、“液状エナメル質”という異名があるほど。
虫歯はがんと同じように不可逆性疾患(一度罹患したら進行する一方で、自然に治ることはない病気)とされていたので、 早期発見早期治療が必要と言われていました。今でもそれを信じて疑わない歯医者が少なくないと思われますから、一般の人はなおさらでしょう。
虫歯にならないためには、歯を酸にさらし続けなければいいのです。そのためには、食生活習慣を整えることです。
脱灰と再石灰化のバランスがとれていれば問題ないのです。再石灰化には食後1時間くらいかかります。 食べた後は誰だって、“おいしかったな”と満足感に浸りたいでしょう。歯磨きは、食後少なくとも1時間以上経ってからするべきなのです。 食事は楽しい幸せなものであるべきだし、味気ないものであってほしくない。 他の生き物などの犠牲の上に成り立っているありがたいことでもあり、感謝して“再石灰化を促してからおもむろに歯磨きする”で充分だと思います。

夜寝ている間は、唾液の分泌が減って作用も弱まるので、“虫歯は夜できる”と言ってもいいほどなんです。 寝る前にリカルデントなどのように、それをかんでいて歯が溶けるほど酸性(pH5.5以下)にならないように工夫されたガムをかむことは、 唾液分泌を促して再石灰化を後押しするので、虫歯予防のために有効です。

虫歯は甘い物を控えれば、食べたら磨けば予防出来るわけではなくて、歯が溶ける酸にさらされ続けないように、食生活習慣を整えることが大切です。
ただ、食後、歯に青海苔がついていたら、「あら、焼きそばでも食べたの?」とか言われるかもしれないので、 エチケットのために歯磨きするといったことは人の身だしなみとして必要でしょう。 ダラダラ飲み食いしているつもりではなくても、歯と歯の間や凹んでいて歯ブラシが当たりにくい部分に物が詰まったまま、 滞ったままになっていたら、そこが部分的にダラダラ飲み食いしているのと同じことになるので、それを防ぐための歯磨きも必要でしょう。 もっとも、大人の歯は親知らずを除いて28本ありますが、完璧と言えるような歯磨きをするためには40分くらいはかかります。

私は子供のころ、朝起きてから歯磨きするようにしつけられました。眠っている間は天然のうがい薬のような唾液の分泌が減って作用も弱まるので、 朝起きたばかりは口の中がネバネバしますし、口臭もするような気がします。朝起きてから歯磨きをすることは、自然な考え方です。 ただ、朝の歯磨きに40分もかけられないでしょう。
再石灰化は歯の表面だけではなく、歯の表面についた歯垢(垢のようにやわらかい細菌のかたまり)にも起こります。 下の前歯の内側や歯と歯の間のように、歯ブラシが当たりにくくて唾液の流れがいいところは、歯垢が再石灰化により硬くなって歯石となり、 歯磨きでは取りきれなくなります。歯垢が歯石になるには、一週間くらいかかると言われます。 歯石にならないうちに歯磨きで取りきるためには、“少なくとも一週間に一回磨けていればいい”のです。
右上の奥歯、上の前歯、左上の奥歯、左下の奥歯、下の前歯、右下の奥歯と6区分して、それぞれ日毎に順番に磨いても、 完璧に磨こうとすると1区分あたりそれでも7分かかりますが、マンネリになりがちな歯磨きを改める一つの方法として提案します。

仮に完璧な歯磨きができたとしても、その歯にレモンを押し当てると、透明感がある白色だった歯が濁った白色になります。 これはレモンのクエン酸で歯が溶けたのです。このような“酸蝕”は厳密には“う蝕(虫歯)”と区別されますが、 実際には酸蝕症とう蝕症を総じて虫歯とされています。レモンのクエン酸ほどではなくても、 日常、我々が口にする飲食物で‘おいしい’と感じるものの多くがpH5.5以下の酸性なのです。
虫歯予防のためには、まず、食生活習慣を整えることです。酸で溶けかかった歯を治してくれる唾液は、眠っている間に分泌量が減り、 作用も弱まるので、虫歯は夜できると言ってもいいでしょう。
夜寝る前にダラダラ飲み食いするような生活習慣がある人は、削って詰める虫歯治療の前に、それを正すことが必要です。 残念ながら、日本の歯科健康保険制度では、治療の前にそのような“しっかりした基礎”が築き難い現状です。 その状態のまま医療費を無料にしても、ダラダラ飲み食いしているだらしない奴が、さらに手のつけようがないことになるだけです。

“抜本的に”と声だけで、診療報酬の細かい上げ下げだけではなく、根本的なところから制度改定しなければならないのですが……。
「予防処置は保険が効かないから……」と、公然と混合診療よろしくうさん臭い仕事をして、“名医だ”とたたえられる歯医者が増えるばかり?
取り締まる側の役人も黙認していたり、トボケていたり、グルだったり、袖の下を……。
バカバカしい!
“国民一人一人の意識の流れを改善するために大きな役割を担う。”と期待するマスコミのていたらくもため息をつくばかりです。

リーダー不在以前に、衆愚が助長されているのでしょうか。 一人一人が自分で考えること、周りに流されない意見を持つことが国民の主体性のために大切です。 “リーダー役がだらしない”となげく前に一人一人が役割を担いましょう。

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H24.2.8.

正しい情報の共有

2日間合わせて15cmほどの積雪を記録する前は数cmしか積雪がなかった石巻(いちご歯科クリニック近く)。
一回くらい雪合戦したり、雪だるまやかまくらを作ったりできるくらいに、雪が降ってほしいよね?
10cm以上雪が積もる前の私の問いかけに、ある小学生がベストアンサーをくれました。

「いや、あんまり雪が降ると、車とかスリップして困るから。」

恐れ入りましたm(_ _)m。おっしゃる通りです。
残念ながら、少年の願いはむなしく、雪合戦したり雪だるまやかまくらを作れるほどの雪が降り、毎朝毎晩、車がスリップする日が続きました。 一昨日昨日と雨が降り、雪はだいぶ溶けましたが、今日からまた寒くなるようです。

昨日、あるテレビ番組で、“佐伯と宮城県石巻市の女川地区は地形がよく似ており、 想定される津波の高さをより大きくしないと……。”と報じていました。 女川町はいずれ石巻市に吸収合併するかもしれませんが、まだ“牡鹿郡女川町”です。

「(石巻市の女川地区と連呼していた)貴方様はアホでいらっしゃいますか?」

佐伯はかれこれ20年以上前に自転車で通ったっきりご無沙汰で、懐かしいですが……。

女川町の南側・牡鹿半島の牡鹿町も、女川町の北にある雄勝町も、津波の被害がひどかった(雄勝町は女川町よりもひどかったと言われます)ですが、 どちらも既に石巻市に合併していて、女川町だけが取り残されたようになっています。 東北電力の原発が女川町にあることなどから、財政的なメリット・デメリットから合併していないわけですが、 そのメリットがなくなるのも時間の問題なので、いずれ合併するだろうといわれていた最中の大震災でした。
女川原発は海岸沿いにありますが、比較的高い位置にあるために、津波の被害はありませんでした。 ただ、あと1メートルというギリギリのところだったそうです。
大震災前、女川原発が見えるところで大物のカレイを釣り上げても、微妙な笑顔を浮かべたものですが、 放射線の影響云々というものではなく、温水が流されるためということでした。今はシャレになりません。
水産業界は地震・津波でこてんぱんに痛めつけられただけではなく、放射線(風評)被害が追い撃ちのように……。 しかも、女川ではなく、福島の。せっかく、とれた魚が売れません。売れないならば、とらないということにまでなっています。
ただ、水産業界の放射線被害は福島、宮城に限ったことではなく、かなり深刻なようです。今後はより深刻さを増すのは明らかです。
昨年の漢字は前向きな“絆”が選ばれ、私が推した“水”は選外でしたが、放射線被害は、その水のほうが問題です。
子ども達の笑顔が大人になっても見られるように、喧喧諤諤(けんけんがくがく)口角泡……といきたいところですが、肩を丸めて軽くため息。
明るい話題は石巻工業高校の選抜高校野球出場くらいしかありません。

「それがあるだけでもいいじゃないか!」

石巻地方からは、戦後間もなく1948(昭和23)年夏、石巻高校が出場したのにつぎ64年ぶりの甲子園。 当時、選手宣誓をしたら訛りを笑われたそうです。 一回戦負け(5-9)だったので、石巻地方甲子園初勝利を目指して、思いっきりプレーしてほしいものです。

話題が変わって、石巻警察署の駐車場には、まだ警視庁のパトカーが何台も停まっています。 ただ停まっているわけではなく、2人ずつ乗車していて、すぐに出られるように準備しています。 練馬ナンバーだけではなく、品川ナンバーもあります。神戸ナンバーの警察車両も見られます。

さて、問題。
回転灯がついた白いセダンのようなパトカーの絵を想像して下さい。その白い部分を塗りわけて、本物のパトカーに見えるようにして下さい。

大震災前に、石巻警察署の警察官の方が講演していました。「最近、パトカーを見ますか? 見かけることは以前にくらべてあまりないでしょう。 40時間労働制が影響しているんです。週48時間労働が40時間になり、市役所は土日閉庁とすればいいかもしれませんが、警察はそうはいきません。 24時間365日対処が求められる一方で、署員をすぐに増やすわけにもいかず、それで広く浅く……ということで、 パトカーを見かけることが少なくなっているんです。」

大震災後、宮城県警署員増員が報じられていますが、単純に数が増えた分が即戦力になるはずはなく、応援はしばらく必要でしょう。 出張元の地域は警らが以前にもまして手薄になるにも関わらず、11ヵ月が経とうとしている今でも、応援していただいているのは有り難いことです。
海外の方が「仮設住宅の“団地”に交番も仮設されていないのが信じられない。 日本は治安がいいんだね〜!」と、大きい目をさらに丸くして驚いていますが、 いちご歯科クリニックの受付窓口で、患者相手ではなく、道案内を求められたり、 仮設住宅団地周囲で喧嘩や何らかのトラブルが多発してパトカー出動が要請されることもしばしば見られるようなので、 “仮設交番”はやはり必要です。

先程の問題、正解は上のほうが白、下が黒、ボンネットはほとんど白で、先のほうが黒ですが、真ん中が富士額のように出っ張っています。

“目にすることが少ないため”か、パトカーのぬりえを完成できた方は意外に少ないのではないでしょうか。 常日頃見かけているはずの情報が抜け落ちていることは、案外多いです。 パトカーの白黒塗りわけができたかできなかったかなど、生きるためには何の役にも立たない雑学ですし、 ‘女川町が石巻市であろうとなかろうとどうでもいいじゃないか’とも思うかもしれませんが……。

神戸の多くの人がソワソワとしてくる季節。
そろそろ、いかなごが水揚げされます。新鮮なうちにすぐに、くぎ煮に。
いかなごのくぎ煮が食べられない人生は、楽しみを半分失うようなものだとか……。
石巻でいかなごに相当する春告げ魚・めろうどの漁獲を断念。放射線の影響で。

福島第一原発との距離は、石巻と東京で大差ないのです。 当初、放射線の汚染は福島だけのことで、東京は無関係だと思っていた人が多かったと思います。
しかし、各地でホットスポットが報告されるようになり、ひょっとしたら石巻よりも、関心が高まっているようです。 福島第一原発に起因する放射線のホットスポットは、雨水などがたまる所などに特異的に多いですが、その考え方に基づくと……。

「東京湾に流れ込む河川の河口付近がやばいじゃん!」

今のところ、首都圏で最悪のホットスポットはその河口付近、東京湾の奥深くに留まっていますが、 ジワリジワリとその範囲を東京湾全体に広げ、2年ほどでピークに達した後、10年以上ほとんど変わらないままだろうと予測されています。
現状では高濃度の放射線に汚染されている地域が狭く、東京湾の魚にまだ基準値を超えるような影響が出ていないことは幸いです。 しかし、実験的に試みられている除染方法を広く実施して効果を期待するギャンブルにでも打って出ない限り、 基準値に達しないとしても、東京湾でとれた魚介類が食卓から消えるかもしれません。
「東京湾でとれた穴子だって? そんな放射線に汚染されたもの、食えるか!」といった具合。 もちろん、江戸前寿司の定番、光り物の“こはだ”もです。
江戸前寿司の江戸前とは東京湾のことです。今後十数年以上にわたって、 “風評被害”を避けるために全国の寿司屋さんが看板から“江戸前”を外すかもしれませんね。

大震災直後は“天罰だ!”とほざき、最近では“原発に関するセンチメントの愚”と新聞にコラムを寄せた都知事。 東京湾が放射線に汚染されつつある現状を、知らないはずがないのに。

「貴方様はアホでいらっしゃいますか?」

2ヵ月ほど前、TBS系の深夜の報道番組を見ていて、唖然とさせられました。
“東京都区内では小中学生に虫歯が少なく、大阪では多い。全国平均よりも多いくらい。 これは、東京都区内では小中学生の健康保険診療の窓口負担が無料で、大阪では自治体の財政状況によって差があり、 無料なのは4歳までの市もあるからだ。”

「貴女(貴方)様はアホでいらっしゃいますか?」

ひとり言ファンならば、そうつぶやいたでしょう。

歯は人の体の中では一番硬いけれども、酸に弱くて、(pH5.5以下の)酸にさらされ続けると、溶けて軟らかくなって穴が開いてしまいます。
虫歯にならないためには、歯をそのような酸にさらし続けなければいいのです(この続きは次回、来週のひとり言で……繰り返しになりますが)。

言い方がお叱りを受けるのは承知で、洗練されていて文化的な東京都区内の人に比べて、大阪の人は低俗で野蛮だから虫歯が多いのでしょう。 さらに、小中学生の虫歯の多さでは全国最低レベルの石巻地方は、文化不毛の地と罵られても、かえす言葉がありません。 大震災で全壊・大規模半壊に遭った人は保険証と免除証明を提示すれば、負担金がゼロになります。 当初この2月末までと言われていましたが、9月末まで延長されることになりました。 負担金が無料になると虫歯が減少するならば、石巻地方の小中学生のう蝕罹患が改善することになります。 暴論です。かえって逆効果かもしれません。ため息をつく毎日です。

“知りたい”という低俗な欲求を満たそうとする週刊誌はともかく、新聞・テレビ報道は正しい情報の共有を旨とするべきです。

昨年、全国に放映されたテレビ番組で、石巻日日新聞社の水産関係担当記者が、石巻市役所の水産関係担当部所を訪れてその被害額を聞き、 愕然として記事が書けなかったと薄っぺらな番組内容に拍車をかけて笑わせてくれました。 はたして無能な記者は、それまでボケッと何をしていたのでしょうか。
医療機関再開情報しかり。いちご歯科クリニックは3月末には診療再開していましたが、 石巻日日新聞に診療再開情報が掲載されたのは1ヵ月半後のゴールデンウイーク明けです。 これとて、‘あそこに行けばタダで情報が買えるだろう’と“某々”に行き、めちゃくちゃな情報を掴まされて、 その真偽を確かめもせずに、新聞掲載したわけです。

いちご歯科クリニック診療再開情報が掲載されたのは、私が石巻日日新聞社にFAXを送信してからです。 同様のFAXは河北新報社にも(掲載された記事の私の年齢の誤りを指摘して)送りました。 その要求に河北新報社はすぐに対処しましたが、記事は遅れに遅れ、しかも、またもや苦笑いするような誤りがあるものでした。 一方で、石巻日日新聞社は要求をスルー。

厳しい言葉を投げかけますが、いずれ倒産するかもしれない石巻日日新聞社を見捨てるつもりならば、相手にせずに無視します。 報道は正しい情報の共有を旨とするべきです。
情報を得る術を失い、新聞印刷のための輪転機も使い物にならなくなり、ジャーナリズムの原点に立ち戻るべく書き記した6枚の壁新聞は、 間違いなく大絶賛に値します。売上が大震災前の数割程度となり経営危機かもしれませんが、 もう一度原点に立ち返り、私が“読むに値しない”と一蹴したことを後悔するような、“ナルホド!”と思わず膝を打つような記事を見せてみろ!!
生ぬるい全国のマスコミ関係者の模範となるべし。

福島第一原発だって、カメラマンならば、自身が被爆してくたばろうとも立入禁止区域に入って、文字通り、 命懸けで‘スクープ写真を撮ろう’とするのだと思いますが、そのような気概が感じられるカメラマンは、ついに一人も現れませんでした。
有名な“不肖○△”と言われるカメラマンが、被災地に入った感想を、NHKのテレビ番組に出て述べていました。
「東日本大震災は、ニュージーランドの地震と違って、“この建物の写真を撮れば……”というのがなくて、写真家として初めて無力感に悩まされた。 おまけに被災地で骨折してしまって……。」
インタビュー形式の番組は再放送というわけではなく別番組で、2回見ました。○△さん、NHKさん、無駄にお疲れ様です。

石巻日日新聞社内で、社員が経営立て直しのために、深刻な顔をして会議しています。 打開策のヒントは、もうすぐドラマが放映されるあの壁新聞の“原点”にあり、それは石巻日日新聞社員、日本国内だけではなく、 世界中のジャーナリストが見習うべきものだと思います。

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H24.2.3.

節分

2月のイベントは何ですか? 歳の数だけ豆食ったらグエ悪ぐナッチャネ(具合が悪くなるよね)。3粒くらいでいいね。ん? 今日その日?
ところで、昨日の雪は何cm積もったんですか?

「9cmとか。」

じゃあ、一昨日のと合わせてもせいぜい15cm。一気に降った名古屋よりも少ないくらいですね。

「スキー場の数だって、広島のほうが宮城よりも多いんだそうですよ。あっ、知ってました?」

アイスバーン

はい。雪は石巻よりも福岡とかのほうが積もることが多いので、向こうの人と話すとビックリされます。 寒いのはこっちで、アイスバーンになって溶けにくくなると困りますが……。
それにしても、雪などの天気予報はよく当たるようになりましたが、地震は70%だの28%だの、津波の高さ予報を出さないだの……。

「研究している人は真面目なんだろうけどね(笑)。」

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H24.2.2.

甘えるべきところは……
今シーズン一番の積雪

昨日の5〜6cmの積雪に加えて昨晩雪が降り、合わせて十数cmの積雪になりました。
最低気温は昨日よりも高いですが、最高気温は低い予報で、雪はすぐには溶けそうにないです。
仮設住宅で水道凍結が相次いでいますが、その対策は来月中旬までかかるとのことで、“その頃までには溶けちゃう……”。
2Kの間取りに一人暮らしでも布団が4組、6人暮らしでも4組。

足りない分はどうしたんですか?

「買ったんだ。」

言えば支給されたんじゃないですか?

今シーズン一番の積雪

「クレクレと贅沢すぎることばかりを言うのはおかしい。避難所に比べたら有り難いと思わないと……。」

“被災者”と言われるのは抵抗がありますし、自ら立ち上がらなきゃいけないですが、甘えるべきところは甘えてもいいですよね。

さて、昨年12月27日付のひとり言で、“水を使わないあの洗濯機も、SANYOからPanasonicに?”と……。 たしかに、GOPANはPanasonicに引き継がれましたが、“AQUA”はハイアールに買収されたのでした。訂正します。

そごう八王子店の後は、ショッピングセンターになるそうですね。

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H24.2.1.

迅速性、先進性、広域性
今シーズン一番の積雪

寒いですね。5cmほどですが、今シーズン一番の積雪となり、南側に緩く傾斜しているいちご歯科クリニックの駐車場は、 昼過ぎには雪が溶けていたのですが、今日はほとんど溶けません。 雪かきをすると圧雪状態になり、かえって溶けにくくなるので放っておくのですが、今日は……。

さて、大震災からの復興のために大切なものとして、迅速性、先進性、広域性が挙げられます。

@迅速性

鉄は熱いうちに打て。
復興のために情熱はあっても、それを生かす資金がないというところに迅速に資金が提供されないと、熱は冷めてしまい、 復興どころではなく、しらけてしまいます。
残念ながら、そのようなことは現実に起こっていて、“被災地”の大幅な転出超過となって現れています。 2011年の宮城県内では仙台市は全体では転入超過ですが、沿岸部の宮城野区、若林区に限っては転出超過、 岩手・宮城・福島の3県で沿岸部の市町村で転入超過は仙台市を例外にすれば、 松島湾に守られるように陸地の津波被害が少なかった宮城県の松島町と利府町だけです。
石巻市は震災前に16万人余だった人口が地震・津波の犠牲者とその後の転出者を合わせて1万人ほど減少しました。 今なお、どの業界も2割ほどが営業再開していなかったり、休止、廃業・断念といった状態で、 営業再開した企業も以前よりも従業員数を大幅に減らしているところが少なくないですから、 今年以降さらに2万人以上の人口減少となっても不思議ではありません。

「あれから同じような話が次から次に7件もあったんですよ。」

そんなにあったんですか?

津波で甚大な被害があった石巻市内の某業界に、国の裏金のようにプールしてある資金を無償提供しようという申し出があり、 その最初の現場に、何の縁か私も立ち会ったのでした。 上場している大企業といえども、一企業や一個人を救済するような趣旨の金ではなく、広く地域のためになる場合にのみ提供される金で、 某業界の組合総意が得られれば、というよりも組合の長が話を受け入れれば、資金提供の条件はクリアされるとのことでした。 一般的には、無償資金提供をちらつかせる詐欺を想像してしまいますが、“窓口”を変えて同じ申し出が7回もあったというのですから、 嘘や詐欺ではなかったのかもしれません。
コワイモノ見たさというか無責任な客観的興味本位に過ぎませんが、受け入れていたらどうなっていたか……、 想像するとなぜか笑ってしまいます。大笑いです(笑)。パンクブーブーの漫才よりも面白かったです。 “おだづなよ!”の原稿としては憚れましたが、今は‘原稿にしていたら面白かったかもしれない’と思っています。 この国の暗部というか恥部をまざまざと見せつけられた思いです(笑)。
ただ、自力再建を選択したために時間を要して、それが相当数の雇用を失うことになったことは確かです。 “遅い”のは国や地方の行政だけではなく、企業にも大中小零細を問わず、閉塞感を打破する“風”が吹く気配が乏しいように思います。 迅速性を優先して、マスコミも税務署も金融機関も、この国の法治機能も全てスルーせざるをえないような、 うさん臭い闇のような金にすがる手を選ぶ術は、本当になかったのでしょうか(笑)? やはり、なぜか笑ってしまいます。
困難を乗り越えるために、歯を食いしばって頑張るのではなく、笑い飛ばしましょう。 底を蹴って飛び上がるために、ちょっと小さくなっただけですよね。

チェーン店的な某歯科クリニックの雇われ院長は3.11でクビ。正確には、系列の歯科医院の勤務医に降格。地震後にとっとと逃げたから。
仮にも院長たるもの、患者やスタッフを先に逃がし(たつもりが津波の犠牲になったかもしれませんが)、 自分は最後に逃げてくたばろうとも、患者やスタッフが無事ならば本望と知るべし。
とっとと逃げたと言えば、石巻歯科医師会館の鍵を持ったまま仙台に逃げてしまった人物がいらっしゃったそうです。 おかげさまで、石巻歯科医師会としての組織的な被災者支援は、大幅に立ち遅れることになりました。

当初、「大崎歯科医師会から来ました(‘私の家はすぐそこなのに’)。」と地元・石巻の歯科衛生士が首を傾げながら、支援に回ったり、 石巻に残った歯科医師や歯科衛生士が、文字通り、それぞれ自由意志でボランティアしていたのです。 とっとと逃げてしまった方を批判するよりも、サブの役割を担う人物がスペアキーを持っていて、 迅速に対処するように組織体系づけられていなかったことが問題で、 “ノッツォこいだのはお前のせいでもあるべ!”と批判されれば恐縮するばかりです。
 

A先進性

八王子が云々の昨日のひとり言を受けて、メールがありました。

会社の近所の歩道橋に東京マラソンの横断幕が掲げられていました。
もうそんな季節なんですね。
今年も走る予定でしたが、怪我のため断念!の予定?です。

毎日寒いですね。
八王子も走っている中央線の吉祥寺と西荻窪の間で毎日富士山がとてもきれいに見えますよ。

東京マラソンは、今月26日(日)にあります。
一般エントリーは大人気のために、抽選もれになる可能性が高く、グループで参加しようとしても必ずしも全員が参加できないことが不評ですが、 寄付金のような10万円(以上)を支払うと抽選なしでチャリティランナーとして参加できます。 ただ、昨年は周知が不十分だったためか定員(たしか千人)に満たず、今年は三千人にして、募集期間も大幅に長くしましたが、 最終的に締め切りを延長したにも関わらず、またしても定員割れだったかもしれません。
一般ランナーのエントリー費は一万円で、チャリティランナーは十万円……。帯に短し襷に長し。
海外ではマラソンのエントリー費用そのものがチャリティの意味合いを持つレースがあるようです。 東京マラソンもエントリー費用を数万円にして、全てのランナーがレースに参加すると同時にチャリティ活動と寄付にも参加する形式にするべきだと思います。 そう思うのは私だけでしょうか?世の中を支える税金も、自然にそのようなものであるべきです。

チャリティランナーのナンバーカードは一般の参加者とは異なる特別色で、 記念品として配られるチャリティランナー用の特別なデザイン・色のTシャツの着用を求められます。 Tシャツの背面には、チャリティに参加した目的や“想い”を自筆で表現できるスペースを設けてあるそうです。
ちなみに、今年度の寄付金のうち50%を東日本大震災関連の復興支援金に充て、残りの50%を“つなぐ”を共通テーマに、 寄付金申込者が希望する「家族」「未来」「命」「夢」「暮らし」という5つの分野のチャリティ活動に充てるそうです。

さて、松島で年金受給者でもあるタクシー運転手が、首を傾げながら言っていました。
「今日乗せた客の4割が福島の人だった。22回のうち8回。まだ一部でしかないだろうけれども、支払われた金が松島観光に使われているのかな。」

石巻で他の業種からタクシー運転手に転職した人がつぶやいていました。

「手取りが云々よりも道を覚えなければいけないから、なかなかタクシーの運転手になろうとする人がいない。 年金受給者を雇用すると補助金が出たり、震災で失った車の補充のために150万円の新車を買うと90万円の補助金が出るから、 年金受給者があらたにタクシードライバーになったり、この機会に新車を買うタクシー会社は多いけど……。」
塩竃で嘆いている人がいました。
「役所に行って、台湾からの義援金を封筒に入れて手渡されたんだけど、その封筒がパチンコ店のごみ箱に捨ててあって、 寄付した台湾の人がそれを見たらどう思うかと考えたら情けなくて……。寄付してくれたのは必ずしも裕福な人ばかりではないのに、罰当たりな。」
“台湾に残した日本の遺産のようなものが、今日の繁栄の礎だろう”ですって? たしかにそうかもしれませんが、そんなことを言ったら、 今日の日本の繁栄は朝鮮のおかげじゃないですか? そのために、北朝鮮人が経営していることが多いパチンコ店にせっせと貢いでいるんですか?
先日ひとり言した日本の消費税に相当する税のインボイス方式で、インボイスは連番になっていて、 その番号は一等が日本円で約700万円の宝くじの役割も果たしていて、税金と宝くじの飴とムチのような政策をとっているある国を紹介しましたが、 “台湾”のことです。既に、その先進性で日本は足元にも及ばないほどになっている分野が少なくないのです。金策さえも。

労せずして得られた金の行方は必ずしも……と思いたいです。

先進性を求めて、井の中の蛙のように、閉鎖的になりすぎている発想転換が求められるのは、国や地方行政だけではなく、 大中小零細企業から個人、老若男女広く日本国民一人一人にいたることでしょう。
 

B広域性

西の柚子胡椒、東のかんずり。いずれも唐辛子、柚子、塩を主な原料にする調味料です。 個性的で自己主張が強い食材がまとまるためには時間が必要で、かんずりは3年とか6年といった熟成期間を要します。
喧喧諤諤とあちこちで収拾がつかないような騒々しいばかりの音が合わさり、いつの間にか調和を奏でるような……。 世界的なある音楽家が、その“調和”を求めて生前よく築地を訪れたそうです。
甚大な津波被害に遭った地域が広大過ぎて、その後どうするか議論すらされずに手つかずのまま、荒れ地のように……。 俯いてアルコールに溺れたり、自殺を考える前に喧喧諤諤と声を出しましょう。
資産数兆円の大金持ちが自分の資産を投げうって被災地支援をするかと言えば、そんなはずはないのです。 その一部を使って会社を立ち上げ、雇用の場を提供するほうが賢明です。自ら立ち上がるように、そっと手を差し延べるべきでしょう。 数十兆円が投入されれば、被災地が復興するわけでもないと思います。
仮設住宅の防寒設備が増設されたりしましたが、その仮設住宅入居者から「クレクレと贅沢すぎることばかりを言うのはおかしい」と声があがっています。 病院や高齢者の施設も外見こそプレハブですが、中はしっかりした作りで、二重サッシなど防寒対策もバッチリ。 「前よりいいくらい」「新築と大差ないくらいお金がかかっています」という建物がなぜ2年で明け渡さなければならないのか、 ガレキ処理は2年では到底終わらないのに、それに追いうちをかけるようなことをするのでしょうか。
阪神・淡路の時は火災のために、東日本大震災では津波のために、タクシーでワンメーター行くと別世界、 さらにワンメーター行くと何もなくて、またさらにワンメーター行くと何事もなかったかのような日常がひろがるデタラメ不条理さ。
阪神・淡路に比べて広範囲で放射線の影響も大きいです。
現場を目の当たりにして、軽くため息をつき、‘それでも一歩ずつ踏み出して行かなければならないか’と思うと悲しくなります。 ‘できることなら西日本に移り住んだほうが賢明だ’とも思います。 ただ、阪神・淡路を経験して、福島県に移り住んで東日本大震災に遭遇した方もいらっしゃるわけで、明日何が起こるかわかりません。

一期一会

今朝、家族と挨拶して別れたのがコンジョウの別れになるかもしれないのです。シャレになりませんが……。 未来に希望を見出だしつつ、今日一日一日、今を大切に生きましょう。 そのためにも喧喧諤諤とにぎやかに思うところを述べあい、局所的ではなく広域的な復興の一助となるように努めましょう。

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H24.1.31.

SOGO八王子

SOGO八王子が今日、28年の歴史に幕。

「こちらにはよく来られるんですか?」

都区内はよく来ますが……。

「それにしては、そごう八王子店が閉店なんて、よく知ってますね〜!」

駅のところに派手に出ていたから……。嫌でも目に入ります。ところで、そごうが撤退した後、駅ビルはどうなるんですか?

「わかりません。」

京都は阪急百貨店が閉店してもマルイになり、近鉄百貨店が閉店してもヨドバシカメラになり、 さすが京都と感じさせますが、八王子は……。 ヨドバシカメラが移転するわけでもなく……?立川は栄えているように見えるけれども。

「私は八王子を出たことがないんです。」

寒いこの季節でも、一目見ただけで、‘高尾山に登るんだな!’とわかる人が何人も電車に乗っていました。

「地元の人はあまり登りませんが……。」

ストックをザックにくくりつけている人が多かったですが……。

「遠足で登るような山ですがね。」

たしかに、富士山ならばストックはあるとありがたいですが、高尾山は……。 空気が澄んで、その富士山がきれいに見えますね。早朝はともかく、日がのぼるとかすむことが多いように思いますが……。

「そうですね。」

八十二銀行はなんて読むんですか?ヤソジギンコウですか?ハチジュウニギンコウですか?

「あれっ、何て読むんだっけかな〜?」

地元で生まれ育ったんじゃなかったでしたっけ。ハチジュウニギンコウですよね。

「今週、会津に出張なんです。石巻にも、そのうち行くことになりますので、よろしくお願いします!」
 

石巻工業が21世紀枠で選抜初出場。大震災後の暗い影を払拭してくれそうな話題です。 力の差は明らかにあるように感じますが、失うものはないので、思いっきり爽やかにプレーしてほしいですね。 勝っちゃたりしたら、石巻市民は皆、泣いて喜ぶでしょう。

「今日で、今年も12分の1が終わっちゃうな!」

誰かがため息まじりにひとり言。

幕が閉じようと、またあらたな幕が開きます。

諸行無常。

1都3県で初めて千葉県が人口減少に転じたことも、50年後には日本の人口が今の3分の2ほどの超高齢社会になると報じられようと、 なるべくしてなっているわけで、それに対して何か準備できることがあるならば、一つ一つこなすのみ。

ところで、最近、また吐き気がするような、気分が悪い日が続いてるんです。

「また大地震がくる予感ですか?」

(それは)ないです。ナイデス。余震を含めて、各地で地震が頻発していますが……。

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H24.1.27.

まずは片付けから

石巻市立病院の移転先が、石巻駅前駐車場に決まりました。 候補地から現実的な選択をすれば、そうなるのは明らかだったように感じますが、 救急搬送など問題の改善をして動き出してほしいものです。

今日付けの産経新聞一面に掲載されている、作家 曽野 綾子さんの、“被災した当事者でもない者が、……”で始まるコラムは、 ‘ブログならば炎上してしまうかも’と思いつつ、おっしゃることはもっともです。
チリ地震津波騒ぎのように、大きな被害はありませんでしたが、今の小学生でさえ記憶しているであろう、 津波をシミュレーションできる機会は2回もあったのに、他人事や“オオカミが来たぞ〜!!” と叫ぶ子どもの話のように感じたかスルーしていた結果が……と言われれば、返答に困ります。

行政が云々と大声で批判する前に、まず自分自身がもっとできることはなかったか、地にひざまづき自問自答することが必要でしょう。
残された命は、生き恥をさらしつつ、何ができるか……。

「先生は片付けから!」

ハイ!!

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H24.1.23.

一年の計は

歯科の領域で(特に骨に関して)再生医療のきっかけになるのは、歯根膜だとかなり以前にひとり言しましたが、 昨年1月から、その臨床研究がようやくスタートしています。2年かけて、問題点などをチェックすることになっているそうです。
親知らずなどの抜去した歯の歯根膜細胞を無菌的に培養して歯根膜シートをつくり、 骨補填材と併用して歯周病(歯槽のうろう)で溶けてしまった歯の周りの骨の再生をはかるために移植します。 骨補填材だけの場合よりも良好な結果が得られれば、わざわざ歯を抜くなどしなくても、 残っている歯の歯根膜をほんのちょっと採取して歯根膜シートを培養する…… といった浸襲が少なくより実用的な臨床応用に通じることになります。

昨年の1月には東北大学歯学部同窓会宮城県支部の新年会があり、「4月完成に向けて建物の工事が進んでいます。 大学からしばらく離れたままになっている先生方も、これを機会に……」と、ある先生がおっしゃっていた矢先の大震災でした。
津波の影響はありませんでしたが、地震による建物の被害はありました。 基礎棟は事務の方が1階から被害状況の写真を撮って、4階に来た時には撮影1000ヵ所になっていて、 ‘倒壊しなかっただけでも……’というほどだったそうです。
今年も新年会は開催されましたが、同窓の先生の中にも大震災でお亡くなりになった方がいらっしゃるので黙祷から始まり、 「“明けましておめでとう”という挨拶ははばかられますが……」。
‘末席でじっとしていよう’と思っていたのですが、昨年代役をつとめさせていただいた先生が出席されていたにもかかわらず、 「廣田、ちょっと手伝って!」。
(・_・)エッ..?
歯医者は大道芸人のようなものなので、パフォーマンスで皆様が笑顔になっていただければ、望外の喜びです。
「声量がいいね(≧∇≦)」
星陵だけに。

そうそう石巻高校は58回生なのですが、58は卒業年度ではなく昭和の入学年度ですね。 東北大学歯学部は26回生なので、「……アレ?」と計算が合わなくなりますが、悲しいことに事実です。 共通1次試験からセンター試験への移行期を経験しました。 大学入学前年のセンター試験が終わって、会場だった東北大学教養部から帰ろうとした時に「来年は大丈夫だよ!」と天の声。 実際に、その通りになりました。
中学か高校の時かは忘れてしまいましたが、東北大学歯学部に入るような天のお告げがあり、 大学に行かずに専門学校に行くとか文系の大学に行くとかいろいろやらかしても無駄な抵抗だったのです。 試験開始と同時に問題用紙を開き‘楽勝!’と思ったのに、金縛りにでもあったか、 気がついたら試験終了5分前で答案用紙はまだ何も記入されていない……といった、べそをかきたくなるような悪夢を繰り返し……。

運命に従うしかないならば、その先に何があるのか。
重要な書類と捨てるべき書類が区別なく堆く積み重ねられ、収拾がつかないような有様。 かれこれ30年近く、ふて腐れているような、ぐれているようなものです。 心の乱れのあらわれと自覚して、今年こそ片付け整理をして、自分は何者か、今後いかに生きるべきか問い直して、 新たな一歩を踏み出したいです。

さて、話題が大きく変わって、日本の消費税は多段階売上税なので、食料品など生活必需品の税負担軽減のために、 最終段階の税率を下げただけでは問題の根本的な解決にはなりません。 給付付き税額控除で対処しようとしているようですが、低所得者の所得を把握できていないことなどから、無理があると言っていいでしょう。
消費税増税云々の前に、税率を引き上げなくても、インボイス(仕入れにかかった消費税額を記録した票)方式の導入が必要なはずです。 これがないと、零細企業が増税分を取引先に請求できず、負担増から経営が成り立たなくなる可能性があります。 インボイスの発行を義務付ければ、仕入れにかかった消費税が明確になり、税額分を請求できるようになります。 インボイスを欠く多段階売上税は欠陥税であり、日本の消費税はまさにそれなのです。
歳出の伸び率のほうが税収の伸び率より高く、財政収支の安定のためには、 消費税率を30%程度にまで引き上げる必要があることは確かなようです。 並大抵の覚悟ではできませんが、国民にそれを強いる前に、まずするべきは、 増税でも国会議員定数の削減でもなく、インボイス方式導入です。

かつて中曽根内閣時に検討された売上税では、インボイス方式が導入される予定でした。
インボイス方式はその正確性に優れますが、事務処理が煩雑な点で劣っており、それを導入するには議論の余地も多いことは確かです。
ある国で、日本の消費税に相当する税に、インボイス方式が導入されているそうです。
その国で企業は、税務署から3枚つづりのインボイス用紙を購入します。一枚は発行した企業控え、二枚を販売した企業に渡し、 そのうち一枚を税務署に申告の際に添付します。
つまり、税務署に全ての取引のインボイスが蓄積され、税務署内でチェックが出来るため、 このインボイスを発行したものを売上にあげないと、すぐに税務署にバレバレになってしまいます。
また、法人はこのインボイスがないと、税務上経費として認められません。
‘やっぱりインボイス方式は正確性に優れるけれども、事務処理が煩雑な点で劣っていて、めんどくさいだけじゃないか!’ と思われるかもしれませんが、このインボイスは連番で、その番号が宝くじの役割も果たしていて、個人も喜んでもらうようです。 ちなみに、一等は日本円で約700万円だそうです。 本来必要なのは、“日本の財政にどのような問題があり、それ(ら)を放置すればどんな事態を招くのか?”、 “どこまで税収が増えれば問題が解決できるのか?”、創造的な議論です。 閉塞感を打破するために、世界的な不況・大恐慌が迫っていると言われている今こそ、それをするべきでしょう。

日本国民から“選挙の時と約束が違う!”と一蹴されずに、海外の人々が“世界的不況下で、なぜ日本だけは好況なのか?” と不思議がる世の中がその先にあります。
地元石巻選出の財務大臣をはじめ、国会議員の皆様、マスコミ関係者、国民一人一人が一歩踏み出す年になってほしいものです。

かつて、中曽根内閣は売上税を打ち出して退陣に追い込まれました。 当時、インボイス方式を知る人は少なかったかもしれませんが、今も大差ないようでは、国会議員だけではなく、 マスコミも、国民一人一人も不作為と反省しなければなりません。

一年の計は元旦にあり

一年の計画は年の初めである元旦に立てるべきであり、物事を始めるにあたっては、 最初にきちんとした計画を立てるのが大切だということですね。
旧暦で元日ですが、まだ間に合いますか?

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H24.1.17.

山はあるのに

阪神・淡路から17年。
黙祷1日2回。本来は、毎日。忘れないことが何より。

石巻では……。
ミスタードーナツは“必ず再開しますから……”という貼り紙がはがされ、県議選の候補者事務所
となり、選挙が終わって工事……と思いきや、どうもこれは再開のための工事ではなさそう。
鹿妻のヨークベニマルも1月中の再開を目標に掲げながら工事中断。どうも再開しない雰囲気。
鉄道も……。
なかなか思うようには。

さて、歯科の話。
歯は人の体の中では一番硬いのですが、酸に弱く、とけてしまいます。 虫歯にならないためには、歯がpH5.5以下の酸にさらされ続けなければいいのです。
そのような酸に直接さらされ続けて歯が溶けた状態は、酸触症といいます。 身の回りの‘美味しい!’と思う飲み物や食べ物の多くは、歯が溶けるほどの酸性であることが多いので、 ダラダラ飲み食いしていると、それだけで、ばい菌がいなくても虫歯になってしまいます。
ばい菌が原因の虫歯は、う触症と言って、糖をもとにして酸を出すのですが、糖=炭水化物なので、 甘い物を食べなければ虫歯にならないというのはウソです。 炭水化物を摂らない食事はないでしょうから、食事中から食後にかけて、どうしても虫歯になりかけの状態になりますが、 唾液が元に戻してくれます。ただ、それには1時間くらいかかりますし、眠っている間は、唾液の量が減って、作用も弱まるので、 寝る前1時間くらいは炭水化物系の摂取は控えましょう。“虫歯は夜出来る”と言っていいのです。食べたらすぐ磨くもおすすめしません。 食後は歯が弱まっているのにゴシゴシしたら、さらに傷んでしまうでしょう。 食後は‘美味しかったな’と、余韻を楽しんで、1時間くらいたってから歯磨きするで充分です。
虫歯にならないために大切なのは、歯磨きよりも甘いものを控えることよりも、“食生活習慣をととのえること”です。
「1ヵ月に1回とか3ヵ月に1回、この予防処置をしていれば大丈夫ですよ」などと言ってしまうと、お互いに笑えないことになりかねません。
お互い笑えるようにするためにはどうすればいいか。健康保険制度とか学校歯科医制度とか、 押し付けの法律・制度が云々という前に、自己管理をきちんとするべきでしょう。 それが出来ない小児に手を差しのべるのは保護者の役割、自己管理や保護者の役割がうまくいかなかったところに、 そっと手を差し出すのが、歯医者の役割。削って詰めて抜いて量・数こなしてナンボと喜ぶ輩もいるかもしれませんが、 それでは健康を損なうだけだと気づくべきです。
健康があたかもコンビニのようなところで金を払えば売っているような感覚にとらわれていませんか?

歯周病(歯槽のうろう)は歯のまわりについたばい菌が毒を出し、それが原因で起こる炎症です。
実は、原因はそれだけではなくて、かむ力がかかり過ぎることも歯周病(歯槽のうろう)のもとになります。 残念ながら、歯周病学会ではこの点はほとんどスルーしているような状態です。 対策のしようがほとんどなくて、お手上げに近いと言っていいでしょう。

特にやっかいなのは、寝ている間の歯ぎしり・食いしばりですが、 目に見える有効な対策はナイトガードと呼ばれるマウスピースを使うくらいしかありません。

インプラント(人工歯根)は虫歯にはなりませんが、歯周病(歯槽のうろう)のようになることがあります。 かむ力がかかり過ぎないためのセンサーの役割は歯の根のまわりにある歯根膜が担いますが、 インプラントには歯根膜がないために、かむ力にブレーキがかからなくても不思議ではありません。
‘歯を白くしたい’という要望をかなえても、上物が割れてしまい、金属に変えざるを得ないケースがあります。 ハンマーで叩いても割れないジルコニアという白いかぶせ物にすればいいかと言うと、それではさらに笑えないことになってしまいます。

目の前にきれいな山があるのに、見据えるだけでのぼろうとしない。つまらない面白くない毎日を過ごすだけ? のぼればいいのに!

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H24.1.11.

面白くない変人

@京の栗納豆

面白い恋人

「ナガレコっていうんです。」

…………

さっきのあの貝、何て言いましたっけ?

「ナガレコですか? もう一つ呼び名があるはずなんですが……。」

とこぶし。

「そう! それです!!」

京都、和歌山、高知あたりでは、とこぶしをナガレコと呼ぶようですね。 漢字をあてると流れ子になって、縁起が悪いので、三重の一部ではフクダメと呼びます。 漢字をあてると、福駄目じゃなくて、福多目ですね。
ナガレコは流れるように動く様から名付けられたもので、けっして悪い意味はないのですが、良くないことを連想してしまいます。 「ナガレコです!」と給仕されるのは、本音を言えば、“勘弁して〜!!”と悲鳴をあげたいくらい。
とこぶしはアワビを小さくしたような形をしていますが、似て非なるものです。

ところで、調べてもらいたいものが一つあるんですが……。

「はい、何でしょう。」

京都駅のところに売店があって、多角形の容器に入っている栗の甘納豆があるはずなんですが……。 たしかポルタのところと、私は行ったことがないのですが、もう一つ、伊勢丹か近鉄百貨店に売店があったはずなんです。
近鉄百貨店はヨドバシカメラになっちゃいましたし(一番大きいんですって? 確かにアキバよりも広々として……)、 梅田まで出なくて済むようになりましたから便利になりましたが、(関西資本の家電チェーン店)Joshinもだまっちゃいないでしょう。 クリスピークリームドーナツも京都に出店して、新宿サザンテラス口に本邦初出店した頃が懐かしい。 列に並んで待っている間にサービスで配られる熱々のオリジナルグレイズドが何よりも美味しかったのですが、 あちこちに出店して、列に並ばなくてもすぐ買えるようになると、魅力半減。ショーケースに並んだものを、 「レンジでチンしますか?」と言われても、そういう問題じゃない。でんぷんにはβでんぷんとαでんぷんがあって……と、 早口でまくし立てるように講釈しても、「いつ息吸ってんの?」とか「酸素たりてねんじゃね〜の?」と、からかわれるだけ。 でんぷんは、基本的に冷たいよりもあったかいほうがおいしい。どっちがβかαかは、興味がある人だけが調べればいいのです。
さて、阪急百貨店も閉店後すぐマルイになって、‘さすが京都’と思いますが、京都らしさがどんどん薄れていくような気がします。
話を戻して、若菜屋さんほどあちこちに売店があるわけではなく、第一、若菜屋さんの栗納豆は四角形の容器だし、 どっちがおいしいかと言われれば若菜屋さんのほうかもしれないですが、 以前、2〜3回お土産に買って大満足していた人に‘また食べさせたいな’と思っていたのですが、店の名前を忘れてしまって、 場所も変わってしまったようで……。ナガレコも何度も聞き直したくらいで、 スタッフにアラフォーだのアールツーだのとからかわれていますから(笑)。まあ、女の子を雇うのは大変ですがね。

「そうですね。大変です。女の子は。承知しました。調べてみます。」

ミタさん?笑顔!

…………

「ネットで調べてみたんですが、これでしょうか?」

わざわざプリントアウトしてくれたんですか?
梅花堂……。
これ……かも……しれないです。うん、これだと思います。

…………

嘘をついたわけではないのですが、その時は本当にそうだと思ったのです。何となく違う気がしながら。 結局、別の店でした。後で七条を歩いていて、ようやく記憶がよみがえりました。松屋製菓です。 梅花堂は六角形ですが、松屋製菓は八角形です。どちらも、同じThe CUBE 1F北館に売店がありますから、 惜しいというか、ほぼ正解というか、梅花堂にヒットしていただかなかったら、松屋製菓にたどりつけなかったでしょう。 おかげさまで、昨夏の宿題が済んだ思いです。
阿闍梨餅(あじゃりもち)ごちそうさまでした!
これもオリジナルグレイズド同様あったかいほうが美味しいのは明らかなので、レンジやオーブンであたためてというより、 工場で出来立てのものを食べてみたいものです。仙台銘菓・萩の月もそうですが……。
 

A笹もってこい!

十日戎

大和大路を車の一方通行と逆方向に南に下り、建仁寺そば。恵美須神社。

正月とお盆を過ぎた頃の年二回は観光客が少なめの京都。ただ、この一角だけは、正月過ぎの今頃のほうが賑わいます。 もっとも、その多くは観光客よりも地元の人。
昨夏、「祇園の南側、北側が云々……って?」という人がいました。
和柄の風神・雷神の服を着ていた時に、「和柄の服を扱っている店が祇園の通りから入っていったところにあるんだけど、 ちょっとわかりにくいのよね。」と話しかけてきた方がいたのです。 風神・雷神は建仁寺のあの風神・雷神のコピーですから、祇園の南側、建仁寺の近くをまず想像するわけです。 競馬好きの方には、‘場違いのような所にあるWINSの近くだ!’と思ったと言えばわかりやすいかもしれません。 が、そんな店はあるはずがなく……。ちょっと検索すれば、“巽橋の近く”とヒットするので、 ‘な〜んだ、祇園の通りから入っていくんだけど……’は、南側ではなく北側だったんですね。 「巽橋・辰巳大明神ってご存知?そのすぐ近くなんだけれども、わかりにくいのよね。」とでも言ってもらえば……。 さすがに、路地はわからないところが多いですが、主な道はほとんど地図要らずなので。 それでも、店の前を通過してしまい、何度もウロウロしてようやく‘ここだったんだ!’と思うかもしれません。 京都はそういう店が多いですね。 巽橋のところから、ブラブラと歩き、錦が見えてきたあたりでなぜか北に。‘ヤバイ。 ここは10年くらい前に来たことがある、モリタ京都支店の前を通る道……’と思った時にはモリタの看板。 おそれていた心のざわつきはなく、不思議なくらいに何とも思わず通過。
前に教えてもらったルートとは全然違うところを通って、迷わずに三条の店へ。
「以前、着物でいらした方ですね。」
着物?浴衣??よく覚えていらっしゃる。今日は来るつもりはなかったんですが、何となく来てしまいました。
岡崎の岡北、麺の太さがちょっと違うけれども、錦の冨美家。ある人に教えてもらった京うどんのオススメ2店。 寒い時期の冨美家鍋。いいですね。

「あったまるな〜(⌒〜⌒)!」
お取り寄せも出来ます。

今年は年賀状を欠礼してしまいました。友人からの暑中見舞いも返事を出そうと思いつつ、 明日、明日と、ついには年明けになり、年賀状も出さず……。
過去最高の人出になったという光のページェントも見に行きませんでした。 彼の年賀状に、私が学生時代にバイトしていた喫茶店に久々に行ってみたけれども、変わってなくてホッとしたとありました。 閉店してしまいましたが、山形にあった紅茶の美味しい喫茶店を教えてくれたのも彼でした。
東日本大震災後、保険の外交員が「東北でよかった」とこぼしているそうです。 「他の地域ならば、そんなにおとなしくなく、生きた心地がしないほどに詰め寄られることも多いだろう」と。
関東と関西の人が話している時に、どちらの話し方が乱暴に感じるかと尋ねるとお互いを指差すものですが、 そこに私が入ると、指2本は私に向くのです。実際に、「もういい!お前とは話をしない(`o´)!!」と呆れ果てた人がいたほどです。 ‘これではいけない。何とかして改めなければ……’という思いが、喫茶店で客相手にバイトしていた理由の一つです。 案の定、最初は同僚にしぼられました。
「3×20+10って、何ですか?」と聞いてきた人がいました。
以前からのひとり言ファンならばご存知のはずですが、聖書にある人間の理想の寿命です。 平均寿命がその70歳を超えていることは、はたして幸せ
なことか……。
強いストレスは寿命を縮めます。歯医者が一般的に短命なのもこのためです。 子どもの頃から‘60歳くらいまで生きればいいや’と思っていたのが、ストレスでマイナス10、 50歳くらいまでしか生きられないかもしれません。いつ死んでもおかしくないかも。
それ以前に、このままでは、身も心もゴミの山に埋もれてしまいそうな……。 心の問題を解決する突破口は、断捨離とか“こんまりさんの本”に紹介されている方法に通じるところがあるようです。 今日一日一日を生きるための一歩。神社のような神聖な空間、ホテルの一室のような空間をめざして。笹もってこい!
 

B面白くない変人

「変しい変しい○△様、アハハハハ……(≧∇≦)」
ラブレターを広げて、麗しい乙女が笑う白黒映画の一部。
変しい? なるほど、恋しいの書き間違え。
今は漢字は読めるけれども、書けない。あんなに難しい漢字が読めるのに、いざ書くとなると……。 こんなに簡単な漢字さえも書けないと背を丸めたり。面白くない。

さて、大阪市長は、利権を東京から大阪にもっていこうとしているだけ?

府知事時代に財政赤字を減らしたと言っているけれども、数字のマジックで、実際には増えている?
定かではありませんが。

彼の印象は、大阪府知事時代に、私用で公用車を使っていたことが明らかになったときに、「残業手当をもらっているわけでもなく、 休みなく働いているからいいんだ」と開き直ったことにつきます。 島田紳助に見いだされた金盗り弁護士とは言え、「確かにそれは問題なので、タクシー代換算分を返金します」とでも潔く言えば、 大ファンになったでしょうけれども……。彼を称賛する都知事も、オリンピック誘致に失敗しようと、そのおかげで身内はぼろ儲け。 多くの良識ある都民が、その事実を知っていながらなぜ彼に投票? 他にいなかったから? あの彼には知事になってほしくなかったから?

首長のリーダーシップのなさをなげく以前の問題は、日本国内あちらこちらにというよりも、実は国民一人一人にあるのかもしれません。

石巻市にしても、どんなに優秀な人が石巻市長になっても、“組織の問題”が改善されなければ、骨抜きにされるようなもの。 震災前から市役所職員でさえもわかっていることです。学校の先生も、「石巻市役所の組織の問題は教育現場より……」と苦笑い。
‘改善策は石巻市役所4階を吹き飛ばすことではなく、 市役所4階の壁を全て透明にすることから始まるかもしれない’と思っていますが、いかがでしょうか?

京都大学北門前の進々堂。‘人間国宝となった黒田辰秋作のテーブルが云々って、DAKARA何だっつーんだ! コーヒーはまずいし、パン屋なのに、そのパンもまずいし……’と思っても、声には出さず。 雰囲気が羨ましい限りだから。大学の近くには、大学の先生や学生、 一般の人が喧々諤々と口角泡を飛ばし合うサロンのような役割を担う喫茶店があるべきです。
石巻専修大学近くには、残念ながらそのようなものはなく、 近くに仮設住宅に暮らす方の便宜をはかる意味合いもあってコンビニがオープンした時も、 学内に「あんなチャラチャラとしたものが建っては……」と、コンビニ関係者が知ったら不快に思うだろう意見があったことは遺憾です。
大学の同期で現在さいたまで開業しているある先生が、この連休に石巻にボランティアで来ました。 仮設住宅で暮らす方々の話を聞くことなどに、多くの時間を費やしたようです。ありがとう。
遅ればせながら、首相も昨日、いちご歯科クリニック近くの大橋の仮設住宅などを視察して、 現場からの“生きた声”を聞いて帰ったようです。
NHK仙台放送局のアナウンサーが「被災者というと一つの集団のように感じるが、長い列のようで、既に震災前、 あるいはそれ以上の状態の人がいれば、いまだに泣き崩れるほかに何もできないような人もいる。 これからも被災者一人一人に会って、じっくりと話を聞いていく。」と言っていました。
そのような場が求められます。仮設住宅団地ごとに談話室や集会所が設けられていますが、普段は施錠されていて……。
震災直後からあちこちで会合が開かれていますが、いまだに出席者が「こんな会合ならば、 プリント数枚を配るだけでよかったのでは?」となげくものばかり。それにしても、まったく出席しないのはいかがなものか。 特に市議会議員などその場にいるべき輩は。

貴い犠牲に、黙祷。

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H24.1.5.

ミスター ドーナツ

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申しあげます。

8月に高校の同窓会があるのですが、幹事にあたる今年は、それに先立った同級会が1月2日にありました。 ‘会場まで30分ほど歩いて行こう’と思っていたのですが、もたもたしているうちに開始時間がせまり、遅参したくなかったのでタクシーで行きました。

今年の元旦は日和山の神社に初詣。ここでは、今まで何十回とおみくじをひいて“大吉”しか出たことがなかったのですが、今年は“吉”。 大吉や吉だけがあるのではなく、高校3年生の時に私の後にひいた同級生は“大凶”でした。 あの時は実際には、私のほうが“大凶”だったかもしれません。日和山には昨年の4月以来。 横断幕 花が手向けられていたあの場所には、花はなく、横断幕がありました。
紅白歌合戦で長渕剛さんが歌っていたあの場所の近くに花が……。照明に定評があるNHK。 30日夜に本番を想定したリハーサルをやっていましたが、‘やり過ぎでは……?’との思いがあったためか、実際に歌っている場面は見逃しました。
石巻市総合体育館前 日和山から石巻高校に面する通りを抜けて、石巻市総合体育館前。今は修理中? 通りを隔てた北側には広大な敷地が広がっているようで、よく見ると墓が点在。 この辺はもともと墓地。そういえば、池袋で生まれ育ったある人が言っていました。 「巣鴨プリズンは池袋のあのビルの所で、ビル自体が巨大な墓のようにも見える。絞首刑台だった所は、公園になっているけれども、 それを暗示するようなしないようなわけのわからない石碑があるだけ。 知らない人は子供をその公園で遊ばせたりするけれども、知っている地元の人は決してそんなことはさせなかった。」
オウムの教祖が捕まったあの場所も今は公園。
総合体育館も取り壊して公園に? ならば、修理しないか……。
“水道坂”を下り、あの銀だこが入っているホット横丁(元旦は休み)のそばを通り、陸前山下駅で仙石線の時刻表を確認。 今は日中の時間帯は2両で運行していますが、4両ではなく2両の時刻表の部分が赤枠で囲われていて、わかりやすく表記されています。
それからさらに歩き、イオン石巻。
「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」
買い物をして、蛇田駅から仙石線で石巻まで初乗り140円。
帰ってきて、まだ浸水被害から営業再開していないミスター ドーナツの前を通り、またイオン石巻まで歩き、映画鑑賞。1日で1000円の日。 見終えて、‘さすがにまた歩き続けるのは……’と思っていると、蛇田経由石巻駅行きのバスが停まっていました。ピッカピカのバス。 これも救援物資かあらたに購入したものか。乗ってしばらくして走り出しましたが、乗客は私だけでした。恐縮しきり、終点まで運賃270円。 心から「ありがとうございます!」と下車。
今年の元旦は3万歩余。例年より少ないかも。

さて、移動のタクシー車中で、ありがたいやら恐縮するやらと、運転手と笑い話。「従業員を連れて乗らなきゃならないですね(笑)!」

同級生は懐かしい顔、しょっちゅう会っている人、知らない人……様々。
卒業アルバムの写真のコピーが添えられていました。 撮影当日ミスター ドーナツの景品だった帽子を持っていったら、同じクラスのノリのいい二人がそれを被っていました。一人は彼で、もう一人は……。
野蒜から通っていて今は名取市の丘の上に居を構える彼はカッコよかったのに、今は「メタボで……」。 ひょうひょうとしたところは相変わらず。「実家に置いていたアルバムが津波で流されたので、コピーはありがたいけれども、家族には見せられません(笑)!」

「8月は座って飲み食いできないからね。」……と言いつつ、飲みはすれども、大量の食べ残し。 店の人から「持って帰って下さい!」と容器と箸を渡されても、手に取ったのは一人二人。
今は共学ですが、男子校でしたからね。女の人なら皆さん喜んで持って帰ったでしょうけれども……。また震災直後が悪い意味で思い出された一場面。
日本では、一人あたりの食品廃棄量が年間約160kgで世界一。一方、食中毒が多いのも高温多湿の時期より、むしろ1月。貝などから。 「食べ残したものを持ち帰って下さい!」というのは、ちょっと勇気がいるように思います。

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