3月9日の地震
4年前の今日起こった地震、「長周期地震動」という言葉が恐ろしかったです。
通常の地震の周期は、0.5秒。この場合の周期とは1回の揺れにかかる時間です。
阪神・淡路では周期1.5秒。
地震の周期が1秒を超えると、建物の被害が増加するのだそうです。3秒ほどになると、高層ビルでも怪しく倒壊の危険性があるとか。免震構造ならばともかく耐震構造というだけでは......。
地震の規模や震度がそう大きくないのに建物の倒壊が多くみられる場合は、地震の周期が1秒余だったのかもしれません。
さて、4年前の3月11日の地震そのものによる建物の被害が比較的少なかったことに疑問を抱いていましたが、2ヵ月前の阪神・淡路から20年のテレビ番組でハッとさせられました。
阪神・淡路の周期は1.5秒、4年前の3月11日は0.5秒。
船に乗っていたように感じるゆ~らゆらした揺れ。あれは3月9日だけで、11日は長周期ではなく0.5秒周期だった?
メディア各社、専門家と呼ばれる先生方への不信、軽~いショック。しばらくおさまりそうにありません。