ブラインドとロールカーテン
「遮光は?」と問われて、❝ロールカーテンでお願いします❞と応じたのですが、設計士ともう一人に押しきられる形でブラインドになりました。開業前、いちご歯科クリニックの建物を設計する段階のことです。しかも、ブラインドの開閉のために輪になった紐が二つ組み合わさったものではなく、写真のような装置がついた......。
小さい子どもの手が届く範囲のブラインドがどうなるかは、大学の先輩の歯科医院を見るまでもなく明らかでしたし、❝部品が多くて、ゴムも熱でやられて長持ちしないと思うので、ブラインドにするにしても、単純な輪になった紐が二つ組み合わさったものに❞と主張しても、「大丈夫だから」と押しきられ......。
いちご歯科クリニックの診療室と待合室の南側のブラインドは、開業後数年で全滅状態になりました。
何とかだましだまし使っていましたが、診療室と待合室の南側は既にロールカーテンに交換しています。窓ガラスの下のほうは、ロールカーテンを上げている時でも目隠し的な効果があるフィルムを貼って。特診室の窓は北側ですが、ここもロールカーテンにして窓ガラスは全面に曇りガラスのようなフィルムを貼りました。
当初の私の案のようにしたわけです。
小さい子どもの手が届かず、太陽光の熱の影響を比較的受けにくい東西と他の北側のブラインドは開業当初のままですが......。
今後、歯科医院や類似する建物を建てる予定がある方の参考になれば幸いです。