«  2020年9月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

« 臨界pH | メイン | 白線 »

2016年11月30日

歯の神経と一般に言われますが、骨髄というように歯髄と言います。

少し平たい上の前歯は、エナメル質の中の象牙質のさらにその中の歯髄は、ゲゲゲの鬼太郎の一反木綿のような形をしていますと説明しますが、イメージできますか?

よりによって、むし歯になりやすい隣接面と呼ばれる隣り合わせの部分からむし歯が進み、むし歯の穴がそんなに大きくなくとも髄角(ずいかく)という角のように出っ張った部分に達していて、削って詰めるだけのC2の治療ではおさまらずに、根管治療と呼ばれる神経(歯髄)の治療が必要になることがあります。

厄介なのは、治療がひと段落した後......。
前歯部隣接面う蝕(前歯の隣り合わせの部分のむし歯)に用いられる光重合コンポジットレジンの耐用年数は5年ほどなので、しっかり治療できていたとしても5年10年20年30年と経つうちにむし歯の治療を繰り返して、挙句の果てには歯を失ってしまいます。

歯を失う最大の理由は歯周病とテレビコマーシャルなどで見聞きしますが、実際にはむし歯の治療を何度も繰り返した挙句が一番多いのです。

早期発見早期治療と言われますが、早期発見の後は長期管理といったヘルスケアの視点、キュアからケアへのパラダイムシフトが求められます。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
https://www.ichigo-dc.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/2417

Powered by
本サイトにて表現されるものすべての著作権は、当クリニックが保有もしくは管理しております。本サイトに接続した方は、著作権法で定める非営利目的で使用する場合に限り、当クリニックの著作権表示を付すことを条件に、これを複製することができます。

いちご歯科クリニック 院長 廣田和好 いちご歯科クリニック
http://www.ichigo-dc.jp/
院長 廣田和好

【経歴】
1967年
宮城県石巻市生まれ
開北小、住吉中、石巻高、東北大学歯学部卒

1999年4月
いちご歯科クリニック開院

2002年4月 自由診療に移行

2004年1月 保険診療再開

ポータブルユニット(持ち運びができる歯科治療器械)を導入し、要介護者の歯科訪問診療にも取り組んでいる。