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2016年11月 8日

むし歯の治療について、永久修復とか永久補綴という言葉で教育を受けました。

補綴は一般的には「ほてい」と読みますが、歯科的には「ほてつ」と読みます。

さて、鉄筋コンクリートの建物にも「永久」という言葉が冠されていましたが、昔話になっていますね。

セメントと呼ばれる接着剤でつける歯科の詰め物も、セメントの耐久性に限界があるので、永久とは言えません。

1歯あたり7万円~十数万円する自費の被せ物を、「セメントの耐用年数は7年なので、7年毎に交換しましょう」と言われてその通りにしている、経済的に余裕があり、健康意識・美意識の高い人ならともかく、「私は一般庶民だから」という多くの人々にとっては、10年でも20年でももってほしいでしょう。
ただ、なんとなくくっついているだけで、中はセメントがとけ出しているかもしれません。いよいよダメになった時に交換か、あるいは、むし歯がさらに進んでいて......。

予防しきれるものなのに、基礎が成り立っていないからむし歯の治療を繰り返した挙句に歯を失うのは残念な治療ですが、何かの間違いでむし歯の治療をせざるを得なくなったケースはどうでしょう。

6歳臼歯と言われる第一大臼歯を、小学生の頃に、むし歯でインレーと呼ばれる詰め物をしたとします。
20歳を過ぎた頃には、再治療をしていてもおかしくありません。
30歳、40歳と齢を重ね、むし歯の治療を繰り返した挙句に、高齢者と呼ばれる頃にはその歯を失っていることでしょう。

早期発見早期治療と言われますが、治療と予防について、根本的な考え方が間違っていると、治療のつもりが健康を蝕むことになります。

小中高大の教育から正すべき問題です。

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いちご歯科クリニック 院長 廣田和好 いちご歯科クリニック
http://www.ichigo-dc.jp/
院長 廣田和好

【経歴】
1967年
宮城県石巻市生まれ
開北小、住吉中、石巻高、東北大学歯学部卒

1999年4月
いちご歯科クリニック開院

2002年4月 自由診療に移行

2004年1月 保険診療再開

ポータブルユニット(持ち運びができる歯科治療器械)を導入し、要介護者の歯科訪問診療にも取り組んでいる。