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2020年10月16日

東北大学と島津製作所が、息で新型コロナウィルスの感染の有無や重症化リスクを判定できる手法を開発したと発表しました。
息に含まれるウィルス由来の成分を抽出して、分析装置にかけて調べる手法で、息を集めるのに5分ほどかかる欠点がありますが、合併症の予測や複数のウィルスの同時測定など得られる情報が多く、成分抽出行程を自動化して医療関係者の感染リスクを防ぎ、1時間以内の診断も可能なことが特徴だとか。

感染したらゾンビのようになる映画のようなパンデミックならば、感染の有無は分かりやすいのですが、問題になっている新型コロナウィルスだけではなく、感染の有無が分かりにくい感染症について、より短時間で正確な検査法が待望されています。

綿棒で鼻の奧を拭って検体を採取する方法は、くしゃみをして医療関係者が感染するリスクを高めてしまいます(くしゃみをさせないように綿棒を浅く入れると検査精度が下がります)。そのリスクを抑えるために、島津製作所では、唾液から検体を採る方法を既に実用化しています。

新型コロナウィルスについてのPCRの精度はせいぜい70%だそうですから、息の採取の問題で100%の精度は求められないかもしれませんが、8~9割の精度が1時間ほどで得られるならば画期的です。

海外に比べて日本でPCR検査数が少ないことの最大の原因と思われる法制度の整備も求められるのですが、これについては、政治屋や司法関係者の体たらくから望み薄かもしれません。

ランプ法がPCR法の後塵を拝したままになっているように、宝の持ち腐れにならないことを祈ります。

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いちご歯科クリニック 院長 廣田和好 いちご歯科クリニック
http://www.ichigo-dc.jp/
院長 廣田和好

【経歴】
1967年
宮城県石巻市生まれ
開北小、住吉中、石巻高、東北大学歯学部卒

1999年4月
いちご歯科クリニック開院

2002年4月 自由診療に移行

2004年1月 保険診療再開

ポータブルユニット(持ち運びができる歯科治療器械)を導入し、要介護者の歯科訪問診療にも取り組んでいる。