いちごくらぶ

15歳でむし歯ゼロを目指すプログラム「いちごくらぶ」

※閉院済み

「いちごくらぶ」とは、15歳の時点でむし歯ゼロを目指すために取り組んでおられた予防プログラムです。

むし歯は、治療するものでなく予防するものです。早期発見・早期治療よりも「早期発見・長期管理」のほうが歯を長く健康に保てます。
歯科への意識を変えて、お子さまの歯の健康維持を目指しましょう。

いちごくらぶの取り組み

お子さまに定期的に来院していただいて、歯面清掃(料金1回1,000円)を行っていました。ご家庭では夜寝る前に歯磨きをしてフッ素のうがい薬をご使用いただき、歯科医院とご自宅の両面から歯の健康を保つように取り組んでいたそうです。フッ素は、オラブリスといううがい薬を使うことをお勧めしています。

フッ素とは
フッ素は、化学元素の一つで、元素記号は「F」、原子番号は9です。自然界に広く存在し、特に鉱石や岩石、水中に含まれています。フッ素は非金属元素で、最も反応性が高く、強い酸化力を持つハロゲン元素の一つです。

フッ素には歯の再石灰化を促して歯を丈夫にする働きがあるため、歯科分野でのフッ素の利用が特によく知られています。フッ素は歯のエナメル質を強化し、むし歯を予防する効果があるため、多くの歯磨き粉にフッ素が添加されています。フッ素は歯の再石灰化を促進し、酸による歯の質の溶解を防ぐことで、むし歯の予防に寄与します。

また、一部の地域では水道水に微量のフッ素が添加されていることがあります。これはフッ化物添加(フッ素化)と呼ばれ、公衆衛生上のむし歯予防策として実施されることがあります。

ただし、過剰に摂取するとフッ素症という健康問題を引き起こす可能性があるため、適切な量の摂取が重要です。フッ素症は、歯の変色や骨の問題を引き起こすことが知られています。